KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC.登山部 2018.12.26 飯野山

2018年12月27日 | 香川の里山
いよいよ年も押し迫り今年も残り数日となりました。

今年は例年になく山に出かける回数が多く、しかも今までの独り歩きから

賑やかな集団登山ができました。これも昨年から参加した『WOC登山部』のお陰です。


振り返るとWOC登山部で46回の登山としまなみ海道の自転車ツーリングそして

小豆島の山岳霊場巡りと、週一回しかない休みをほとんどこの会で遊んでいます。

個人的には同級生と『八ケ岳』にも遠征ができ、とても充実した一年でした。


WOC(Wednesday Outdoor Challenge)は丸亀在住のメンバーが、健康のために

みなさんが定休日の水曜日に飯野山に登り始めたのがきっかけで、

その内に他の県内の山や県外の山にも登るようになり、

今では年に一度は県外の百名山にも登っています。

ただ単に山登りだけに留まらず、月に一度植物部で遠くまで出かけたり、自転車部で自転車に乗ったり

ハンググライダーにチャレンジしたり、単に観光だけしてみたりと、気の置けないメンバーが

集まって休日を楽しんでいます。昨年ひょんな事がきっかけで参加して、

今はどっぷりと浸かっています。


今年の年始はそのホームマウンテンの飯野山でスタートしたので、登り納めもと言う事で

飯野山に登ってきました。今日はお嬢様 がガイド役を買って出ました。

どうやら以前に練習でIRIBITOさんと登った時に、

直登コースでもなく周回コースでもない、新しい獣道?を見つけたと言う事で、

地元で何十回・何百回と登っているメンバーも、皆さん初めて聞く道だというので楽しみです。


いつもの高速の下に集合してスタートします。車を停めた場所から最初は側道沿いに、

そして団地の中を歩いて行きます。今日は久しぶりに参加したコアラさん

自慢の電動自転車で自宅から来て、余裕をここいてメンバーを追い抜いて行きます。(笑)







団地を抜けて野外活動センターへと進みます。センターでは先ほどの駐車場に

車を停められなかった杉さんがここで合流しました。







センターからは直登と周回コースの分岐に向かって登って行きます。センターの上を少し歩くと直ぐに

道の脇にトラロープが張っている場所があります。どうやらここが獣道?の入り口の様です。







お嬢様は獣道と言っていましたが、踏み跡もあり歩いている人もいる様子です。

最初はさほどでもなかった傾斜が、次第に急になってきます。







最初は好調だった麺法師さんも、まだ足の具合が良くないのか

だんだんとペースが落ちてきました。前回IRIBITOさんと登った時に

『私の方が早かった!』と自慢げに話したお嬢様は、セニョさん

なかなかいいペースで登って行きます。(見直しましたわ、お嬢様!)




後ろからはこれも久しぶりの参加のたまちゃんとここのところフル参加の

ルリちゃんも離れず付いてきています。




しばらくすると周回コースに飛び出しました。道の脇からセニョさんが飛び出た時に

周回コースを歩いていた他の人が猪かと思って慌てたそうです。

ここからも直ぐに道の脇へと入って行きます。




相変わらず足元は濡れた落ち葉と拳大の石がゴロゴロしていて、とても滑りやすく

歩きづらい道です。






その内に香川の里山の特徴の露岩が現れます。ここのところの里山歩きで

こんな岩場もこなれたもんです。やっさんも苦も無く登っています。







この岩は『古銅輝石安山岩』と呼ばれるもので、

香川の里山の山頂近くでは至るところの山で見ることのできる岩です。

そういえば名前の通り、銅が酸化し時になる『緑青(ろくしょう)』のような

色をしているようにも見えます。この岩がさらに風化すると赤褐色になるそうで、

屋島の南西の岩肌ではそんな赤褐色をしているのが見えます。




時々手を使いながら岩肌を登って行くと、周回路のような道に出ました。

どうやら周回コースの一段下にある天狗道に出たようです。

道の脇には巨石を支えるようにしてコンクリートの擁壁が造られています。




先を行くセニョさんとお嬢様はこの道を歩いて行ったようですが、ふとその岩の横を見ると

ロープが垂れています。ここからまだ上に登って行けそうです。

先ほど暑くて脱いだ上着をザックに入れずにそのまま横着をして脇に抱え、

片手でロープを掴んで登ろうとしたら

ズルっ と手を滑らせ、そのまま下に着地した瞬間にグキッ と

またまた 腰が!・・・・・(T_T)  年末年始を控えているというのに・・・・。




小柄なタマちゃんがピッチに少し苦戦をしています。上では会長が心配そうに見ています。




岩場を登りきるとさらに上には同じように巨石を支える擁壁が何ヵ所かありました。

山頂近くにある『おじょもの足跡』 や 『大天狗』などの

巨石群と同じように、この西側にも巨石が点在しています。







少し藪気味な場所を登ると右に少し広くなった場所がありました。

巨石には朽ちた石祠が祀られ、その先には石灯篭の台座のようなものが残っていました。

ここでも以前は何か祀られ祀事が行われていたのかも知れまん。










左に踏み跡を辿って登って行くと周回コースに出ました。回り込むようにして歩いて行くと

下の駐車場から約1時間で山頂に到着しました。







山頂はいつもは人で賑わっていますが、今日は天気のせいか青年が一人。

先に着いたセニョさんとお嬢様が薬師堂の軒先で雨宿りしています。




しばらくすると次々とメンバーが登ってきました。







野外センターで土嚢袋に花崗土と詰めて背負ってきたコアラさんも着き、

恒例のIRIBITOさんのお店の珈琲で休憩します。




今日は久しぶりにセニョさんがドリップしてくれています。

メンバーが多くて一度にお湯を沸かせないので、木の下や軒先でおのおのがおしゃべりしながら

珈琲ができるのを待ちます。気温7度の肌寒い山頂で、この温かい珈琲が染みます。










最後に集合時間に遅れた山ピーが到着して記念撮影です。

総勢12名での飯野山はWOC登山部では初めてではないでしょうか?




温かい珈琲を飲み終えて下山開始です。

下りは周回コースを下って行きます。濡れた岩仇が滑りやすくゆっくりと歩きます。








途中からの景色も今日の空の下では霞んでいて、遠くまでは見渡せません。







野外センターまで降りると雨も止み、駐車場までの道をおしゃべりしながら歩いて行きます。

お嬢様が横に来て

お嬢様  :  『今年一年お世話になりました!』 (ハイ!お世話しました)

        『来年もよろしくお願いします!』

執事   :  『はい、来年はお世話しなくていいようにお願いします! (^O^)/ 』


駐車場で今日は早い時間の散会です。今年一年大きな事故もなく、皆さんと一緒に歩けて

楽しい一年でした。来年もまた楽しく山を歩きたいと思います!






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WOC・登山部 2018.12.19 堂山・六ツ目山・伽藍山・狭箱山

2018年12月21日 | 香川の里山
先週歩いた城山から東に見えた『おむすび山三兄弟』

綺麗に並んだ讃岐の里山らしいおむすび山に登りたくなり、

今週はその南側の『堂山』から『六ツ目山・伽藍山・狭箱山』

縦走することにしました。今日のメンバーは男性陣4名と女性陣4名の計8名。

『麺法師さん・杉さん・IRIBITOさん・ルリちゃん・先輩・お嬢様・あみちゃん』の参加です。


西インター東側のローソンで待ち合わせをして、取りあえずそれぞれの車で

堂山の登山口のひとつの『綱敷天満宮』に車を停まます。

そこから2台で『六ツ目山』の『西インター登山口』に向かい、一台をデポ。

折り返して神社前から全員揃ってのスタートになりました。(8時40分)


前日に先輩(丸亀)とあみちゃん(三木町)が打ち合わせをして、あみちゃんが先輩を

迎えに行くことになったらしいのですが、それではあみちゃんが朝早く家を出なければ

ならなくなるので、あみちゃんが先輩の家に前泊して、二人で集合場所に来る

段取りをしたのに、なんと!あみちゃんが登山靴を忘れて結局、丸亀から三木町まで靴を

取りに戻るのに、今朝はめちゃくちゃ早く丸亀を出た!と先輩が文句を言っています。


それを聞いたあみちゃんが、

『なによんな!せっかく赤飯作ってもって行ったら』

先輩が『まぁ~おいしそうな巻きずし』や言うたんやか!

と言っていますが、私にとってはどっこいどっこい!




デポしたところから戻ると、綱敷神社の前には何台かの車が停まっていて

その内登山服姿の女性陣と我が女性陣が何やらおしゃべりをしています。

登山では準備体操と整理体操が大切だと言われたらしくて、今日はスタート前に

全員で準備体操をして、神社前から少し南の登山口へと歩いて行きました。

『菩薩院高松西霊苑』の入り口が登山口です。




霊苑を横目に見ながら登って行くと道の左側に規制線が張られ、

黒焦げになった火事の焼け跡らしい現場の横を通ります。

『わ~火事やな?』と言うと後ろから来たお嬢様が、山の方を見上げながら

『え?どこが火事?』 と。  お嬢様、あなたのすぐ横が火事現場です。 (*´▽`*)




今日はかしまし娘が揃い、やはり前途多難な一日となりそうです。

霊苑横の道もなかなかの傾斜です。ペースを上げずにゆっくりと登って行きます。




舗装路が突き当たる頃に、左に山道の本来の登山道が始まります。







足元が整備された道は、さすがに普段からマラソンをしている先輩とあみちゃんは

結構速いペースで登って行きます。見上げるとまだ綺麗な紅葉が残っています。







登って行く途中ではこの堂山を普段から整備している人たちの手で

道標が設置されています。案内板の横には人生訓?




綴れ折れの道を登り詰めると尾根に出ました。そこには立派な掲示板があります。

名札の中には以前に一緒に山歩きをしていた人の名札がチラホラ見えます。

物故者の名札の中にも山の大先輩の名前もありました。




掲示板を左に折れて登って行くと堂山では一番展望のいい『龍王宮』です。

そこからは東に高松市内の景色が一望できます。里山には山頂に神様が祀られている山が

多く、その中でも香川ではこの『龍王』がもっとも多く祀られています。

もともと『龍王』は水の神様ですから、昔からやはり香川は水不足に悩まされていたのが

伺い知れます。今日は天気も良くかなり遠くの里山まで見ることができます。










今日、スマホデビューした麺法師さんが恒例のバンザイ!

ヤマガラの姿が見えませんが、メンバー揃って取りあえず記念撮影です。

登山口でもこの山頂でも、また途中のすれ違いでも常連の登山者の女性の方が色々と

話しかけてくれます。堂山にはおしゃべり好きの方が多いようです。








龍王宮からの景色を堪能した後、堂山の尾根歩きの縦走です。掲示板のあった分岐まで

戻ってさらに北へと歩いて行きます。軽いアップダウンを繰り返しながら

歩いて行くと、道の脇にこの季節には珍しいひまわり?




途中からも正面に屋島が見える高松市街の景色を見渡すことができます。







302mのピークの手前では道の脇にはロープが張られていて

けっこう急な斜面を登って行きます。







302mのピークで今日2回目の麺法師さんのバンザイ!

デコボココンビのツーショット!

道標の前にはきれいなベンチが座っています。標高としては次の304mのピークが高いのですが、

地形図ではこの302mのピークが堂山となっています。











以前にも見た薄紫の綺麗な花。なんて言う名前でしょうか?




302mからも一旦下がって次の304mのピークへと歩いて行きます。

これもロープを使っての急登です。

途中で今日、二つ目の山の『六ツ目山』が初めて顔を覗かせました。







304mのピークが堂山の最高点になります。以前に比べると周りの木々も

刈られているのか、木々の間からも北の六ツ目山が見えます。







304mのピークから六ツ目山との鞍部まで一旦下ります。今日は縦走と言いながらも

ひとつ一つの山を登っては降りるの繰り返しです。




途中で尾根コースと谷コースに分かれますが、今日は谷コースを歩きます。

ピークからは170mほどの下りですが、ここもなかなかの急坂です。













谷コースを降りて行くと高松市の市街地にあるとは思えないような、大きな木々に囲まれた

森が広がっています。背が高く枝を四方八方に広げた木々ばかりで、

あちこちから鳥の鳴く声が聞こえてきます。







鞍部の森から今日のメインとなる六ツ目山への登りが始まります。初めてこの道を登った時と

比べると、随分と道が整備され登りやすくなっているとはいえ、やはりかなりの急登です。

道には道標が所々で掛けられていますが、一合目辺りではまだ余裕です。







三合目の道標から次第に傾斜が厳しくなってきます。

道の脇にはロープが張られ続いています。最初はこのロープに頼らず登って行けましたが、

山頂が近づくにつれロープを握りながらでないと登れなくなってきます。














『これでもか!』 という位の急登に、冷たい強い風が吹く中でも

汗が噴き出てハァハァと息切れが続きます。周りにはまだきれいな紅葉が残っていますが、

そんな風情を楽しむ余裕もなくただひたすら山頂を目指して登って行きます。











道に露岩が現れると、もう一息で山頂です。

残る気力を振り縛り岩肌を登り詰めると六ツ目山山頂に着きました。

ここも以前に比べると木々の枝が刈られているせいか展望が良くなっています。

その分吹き上げてくる風が強く、頬を差します。
















ここでも仲良しコンビのツーショット!




ここのところ同じ喫煙者のコアラさんの参加がないので、

肩身を狭くして?タバコを吸う私にあみちゃんが、

『あのな~認知症の一番の原因は喫煙とアルコールやって!』といじってきます。





風も強いので写真を撮って直ぐに下山開始です。皆さんには

『ハイ!ここからは落ちてもらいますよ!』 と。

最初はさほどでもない傾斜が、どんどん急になっていきます。

時々後ろから足を滑らせたのか『キャー!』と悲鳴が上がっています。







体力には自信のあるあみちゃんも、この急な坂は苦手なようです。




坂道を転がるようしてやっとのことで降りると、道は落ち葉が積もって先ほどとは打って変わって

優しい道になりました。







『西インター登山口』の手前で一ヵ所、高松市内を見下ろせる

見晴らしのいい場所がありました。

私  :  『ほら先輩!正面に見えるのが屋島やで!』

先輩 :  『ほんま綺麗やね、あれが屋島?』

と話をしていると後ろから来たあみちゃんが、

あみちゃん : 『正面が怪しい?どういうこと?』

私     : 『怪しいじゃなくて、あれが屋島や!て言ううたんや!』

と言いながら先輩と二人で笑いました。




笑われたあみちゃんが

『そんな笑うけどな、先輩やってこの前スーパーに並んでいるパイナップルを見て、

わぁ~美味しそうなメロン!』って大きな声で言うから恥ずかしかったんで~!と

言い返していますが、これもまた どっこいどっこい です。

自分の方がマシやと互いにけなしながら二人がしゃべっています。

そのうちに高速道路の側道にある登山口に飛び出しました。




側道に沿って西に向かい歩いて行くと、中腹に岩肌を覗かせた『伽藍山』が

木々が途切れた場所で雲の下に綺麗に見えます。

それを見たお嬢様が

『え~あんな岩は登れん!あんなとこ無理~』と言ってますが 無視・無視 です。







高速道路の下を潜り抜けて反対側に出た後、『伽藍山』の『薬師堂』の入り口まで

少し里道を歩きます。振り返ると谷あいの田畑の向こうに『鷲ノ山』、そして

右には先ほど登った六ツ目山が見えます。







県道12号線の脇から薬師堂への道を歩いて行きます。途中の竹林では今日の強い風に煽られて

枝が揺れてざわついています。前を歩く先輩お腹が減ったようでうつむき加減で元気なく歩いています。











県道入り口から麓を西に回り込むようにして歩いて行くと、伽藍山の尾根に出ます。

ここからは薬師堂の参道になっていて、道の脇には点々と石仏が並んでいます。










伽藍山の岩壁の下に薬師堂がひっそりと佇んでいました。

お堂の脇には岩に彫られた摩崖仏。




お堂の下の小さな鳥居が伽藍山の登山口です。踏み跡を辿りながら登って行くと

途中には『波切不動明王』や何体かの石仏が祀られています。

そこから直ぐに岩壁の横にたどり着きます。少し登ると道の右下に小さな岩のテラスがあり、

ここからは西側の国分寺の街並みが見下ろせます。(前回はここで景色を見ながらお昼にしました)




先週登った『城山』の横に『飯野山』そして『峰ケ原と鷲ノ山』その左には『十瓶山』




『猪尻山』から続く『国分台』と藪こき歩きした『連光山』




吹き上げてくる風に負けないように岩肌を登ります。身軽な先輩はヒョイヒョイと登ってきます。

その後をちょっと身重なあみちゃんがひょっこりひょっこりと登ってきます。

(こんなこと書いたら、あみちゃんにヤキいれられるかもしれません。(;´Д`) )







お嬢様もストックの使い方がなかなか様になってきました。








山頂には『八大竜王天神』の祠が祀られています。

お腹が減った!といってお嬢様がお菓子をみんなに配りながら口に入れています。

吹く風は相変わらず強く、写真を撮って早々に北側へ降りて行きます。










この伽藍山からの下りも相当な傾斜です。急な箇所には太いロープが張られていますが、

途中からはロープを掴みながら出ないと危なくて降りられないほどの傾斜です。

先輩とあみちゃんの後ろから来るメンバーからも、『キャー!』と悲鳴があがっています。










ここはという場所でスマホを構えていると、先輩が『やってくれました!』

M-1グランプリの予選に姐さんと出場した先輩。さすが心得ています。(^O^)/





伽藍山をキャーキャーと悲鳴を上げながら降りると、残るは『狭箱山』です。

おむすび三兄弟の三男の狭箱山は153mの標高のおチビちゃんです。

笹道から山頂近くになると落ち葉を敷き詰めた広い斜面になります。







ここまで来ると、さすがに疲れて足が上がらず、お腹も空き過ぎて力も入りません。

よっこらしょ、よっこらしょとゆっくりと登って行きます。







こんもり盛り上がったような山頂の北の岩場からは鬼無町から国分寺町の眺望が

広がっています。先ほどまでの三座からの眺望と比べると、やはり高さはないものの

それでも眼下に街並みを見下ろす里山らしい、そして今日の最後にふさわしい眺望でした。



















お腹が空き過ぎて今までの写真とは全く別人のように生気のない先輩!




それでは風の当たらない所まで降りてお昼にしましょう。

山頂からは登りの道から少し東側の道を下って行きます。

ここにもロープが張られていて、最後の最後に滑らないように注意しながら下ります。











今日は縦走とはいえ一つの山を登っては降りるの繰り返し、農免道路降り立った時は

さすがに疲れがどっと押し寄せました。

風の当たらない道の脇でお弁当を広げます。




IRIBITOさんがいつものようにバーナーでお湯を沸かしてくれて、

それぞれが味噌汁などにお湯を入れていますが、その横でお嬢様が何やら騒いでいます。

『麺がない! (T_T) 』

どうやらお嬢様が持ってきたのは麺と出汁が別々になったインスタント麺だったようで、

何を慌てて家を出たのか肝心の麺をどこかに置いてきたようです。


空腹を満たした後は農免道路を南に少し歩き、

そして県道から今度は『唐渡山遍照院・ミニ四国八十八カ所』へと

登って行きます。その登り坂を見てお嬢様が、

『え~!まだ登るん!』と言っていますが 無視・無視です。

石仏の並んだミニ霊場から高速の上に掛かった橋を渡り反対側に出ると

デポした場所まで少しだけ登り坂になります。後ろから来るお嬢様を見てあみちゃんが

『絶対にまた登るん?って文句言うで!』と。するとお嬢様が

『コンビニ寄らんの!ビール買いたい!』と喚いています。これも 無視・無視 です。










朝車をデポした登山口まで戻って全員で車に乗り込み、綱敷八幡宮迄戻ります。

その途中でもお嬢様が、

『コンビニ寄って!・・・・・トイレ行きたいからコンビニ寄って!』と後部座席で騒いでます。

『三人寄れば文殊の知恵』とは言いますが、『三人寄ればトホホ』 な賑やかな一日でした。

それでもこの時期ならではの里山歩きを存分に楽しめた良い山行でした。

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WOC登山部2018.12.12 城山・郷師山

2018年12月13日 | 香川の里山
師走に入り暖冬と云われながらもこの時期らしい冷え込みになってきました。

今年こそは!と思っていたのに、師走の忘年会に毎年恒例のようにコルセットを巻いて

お酒を呑んでいるような気がします。やっぱり冷えてくると

身体が固くなりバランスが悪くなるのでしょうか?


そんな腰に爆弾を抱えたまま今日もWOC登山部に参加してきました。

この時期になるとやはり里山歩きが中心になってきますが、

麺法師さんが坂出の『城山』の中腹にある

滝を見ながら登りましょう!という提案がありました。

WOC登山部で3年前に登ったコースですが、私自身は城山に滝があるのを

初めて知って、本当はエントツ山さんが教えてくれた『金山・常山・郷師山・城山』

歩いてみたかったのですが、今回は是非とも滝見をしたいと思って参加しました。

と・こ・ろ・が、その提案者の麺法師さんが足の調子が悪く登山靴も履けない状態になり

欠席となってしまいました。集合場所の『金山休憩所』で前回、麺法師さんと一緒に歩いた

セニョさん、IRIBITOさんに登山口はどこ?と聞くと

『まったく記憶にない!』と返事が返ってきました。 (;゚Д゚) マジ!

それでも車一台に全員が乗り込み、登山口をスマホで調べながらなんとか辿り着きました。


今日は6人のメンバーで登山部里山歩きのスタートです。(8時30分)

(セニョさん・やっさん・IRIBITOさん・ルリちゃん・お嬢様、そして私)

道標には『不動の滝』まで40分と書かれています。







登山道は幅もあり歩きやすい道ですが、朝まで降った雨で落ち葉が濡れて

何となく肌寒く感じる道です。しばらく歩くと砂防ダム。前回歩いた二人が

全く記憶にないと言っています。 こんな大きな砂防ダムを覚えていないなんて、

まさかの (;゚Д゚) です。







砂防ダムを過ぎると道はけっこう急になってきます。落ち葉に隠れた濡れた岩に

時々足を滑らせながら登って行くと道の右側には小さな沢が続いています。

城山にこんな沢があるのは意外です。







相変わらず急な傾斜で綴れ折れした道が続いています。途中でメンバーは

『暑い!』と言いながら上着を1枚脱いでさらに登って行きます。

見上げるとまだ綺麗な紅葉が残っていますが、もう今年の見納めになりそうです。










前を歩くセニョさんも度々立ち止まり、息を整えながら登っています。

その内に前方に石垣が見えました。どうやら不動の滝の横にある『魔尼珠院』のようです。

魔尼珠院は麓にある『79番札所 天皇寺(高照寺)』の奥の院だということですが、

随分と荒れていてどう見ても普通の民家にしか見えません。







院からは石段とそれに沿って立派な石垣が続いています。濡れた石にはまだ色褪せずに、

落ち葉が積もっています。







石段を登って行くと段々と水の落ちる音が近づいてきました。

そして現れた『不動の滝』は想像していた以上の落差のある

見ごたえのある滝でした。

お嬢様が『今年の滝見はハズレがないね!』と言っています。

たしかに今年はたくさんの滝を見ましたが、どの滝も見ごたえのある滝ばかりでした。







その手前には役行者?と弘法大使の立派な石像が安置されています。




不動の滝の前の石碑には何故かゴルフボールが置いてありました。この山の上にある

ゴルフ場からここまで飛んできたと言う事でしょうか?それとも滝から流れ落ちてきたのでしょうか?

滝の横には名前の由来の不動明王のお姿もあります。







滝からさらに奥にある『大師修行洞』に寄り道してみます。

道の途中では坂出の市街地の展望が広がっていました。

空も雲も冬らしい冷たい色をしています。

朝まで降った雨のせいか空気が澄んで、遠くの瀬戸大橋もくっきりと見えます。










修業洞は、こんな狭い所で修行をしていたのかと思う位小さな洞でした。




一旦戻って滝と岩壁を廻り込むようにして登って行きます。

香川の山は『讃岐七富士』に代表される『ビュート(孤立丘)』

屋島や五色台そして今日の城山のように山頂部分が平らな『メサ(浸食大地)』が代表的な地形です。

どちらも長い年月で浸食された地形ですが『メサ』は花崗岩の基盤の上に凝灰岩が堆積し、最上部には

『讃岐岩質安山岩』が載っています。山頂が近づくと屋島でも、五色台でも

同じような岩壁を見ることができます。




岩壁の上部に回り込むと先ほどまでの急な坂から、緩やかな上り坂になりました。

途中で左下に赤テープが巻いた木があり踏み跡も見えます。

セニョさんが、『ここから下りて沢を渡ったような気がする?』と言うので

半信半疑ですが左に折れて沢へと下ってみます。




急な下りを降りるお嬢様。そのお姿もなかなか板についてきました。

執事も嬉しゅうございます! (^O^)/





坂を下りると、趣がある小さな沢に少し濁った水が流れていました。

やはりこの上にあるゴルフ場の排水も流れているのかもしれません。










沢の上部に登って行き渡渉できる場所を探します。赤テープを一瞬見失いますが

メンバーが対岸のテープを見つけ、そこを渡って行きます。

城山でまさか渡渉をするなんて、思ってもみませんでした。







沢を渡り踏み跡を辿って登って行くと、山頂の県道に近づいてきました。

案内板に従ってまずは『綾北展望台』に行ってみることに。

先ほどまでの踏み跡を辿る道と比べると、傾斜もなく広い道です。







案内板には5分と書かれていましたが、直ぐに左手に展望の広がる場所に着きました。

オレンジ色の頭の『金山』と、その隣に飯野山に見間違うような

よく似た山容をした『常山』が並んでいます。

金山の右手には坂出の市街も見渡せます。







展望台からは折り返し県道へと歩いて行き、ここからはゴルフ場を回り込むようにして続く県道の

アスファルト道を歩いて行きます。




途中には何ヵ所か道の脇に『ホロソ石』の案内板があり、少し道から外れた場所に

城門の礎石ではないかと云われる、大きなダブルのベットのようなホロソ石が横たわっていました。








県道は工事中のせいか一台も車が通りません。道の真ん中を悠然と歩いて行くセニョさん。




県道の途中にある電波塔の脇へと歩いてみると、東の国分寺から高松の展望が広がっていました。

仲良く並んだおむすび三兄弟の『六ツ目山・伽藍山・狭箱山』が直ぐに目につきます。

曇り空ですが、その雲の間から差す光に当たって『鷲ノ山』の山肌も、

なんだか幻想的な感じに見えます。














電波塔から県道に戻ると直ぐ先に『明神原遺跡』の案内板。

案内板に従って左手に折れて進んでいくと少し小高い丘に、その遺跡はありました。











地形図では413mのピークとなっている場所が明神原です。広場になったピークには

巨石が点在しています。古代の祭祀場だったと云われるこの広場、そう思って見ると

厳かな雰囲気が漂ってきました。その岩の上で今日初めてのセニョさんのばんざい!










案内板には『烏帽子岩』と書かれている中心の岩が、私には『トド岩』に見えて仕方ありません。





『タコ岩』はこれかな?





明神原からゴルフ場の横を通り左に折れて登って行くと『462m・城山』の広々とした山頂です。








南側に大きく開けた山頂には、何の木だろう?大きなシンボルツリーの大木。その足元には

これも立派な石柱の一等三角点。メンバーが景色を見ながら

『あの山は?』と香川の里山の特定をしています。




時間は11時。少し早いですが景色もいいので、ここにお昼にしました。







中央にある展望台に上ると360度のパノラマ。香川の里山の全てが見渡せるような気がします。

少し意味合いは違いますが『山高きが故に貴からず』里山の良さが存分に感じられる景色です。

城山より少し低い『飯野山』を見下ろしながら

IRIBITOさんが、『飯野山が小さげに見えるな~』と言っています。たしかに飯野山を

この距離で見下ろせるのはこの場所だけです。

















お昼ご飯を食べ終えた後メンバーで記念撮影。

お嬢様にリクエストをしてこのところ凝っているインスタ映えの写真を撮りました。

(小豆島ではほうきを借りて魔女の宅急便の真似をしたのですが、今日はストックで!)

先週のさおりんの渾身のジャンプの向こうを張って飛んでます

その前でおっさん3人が並んでカメラを構えているのを見ると、笑えます!











帰りは往路を戻る予定でいたのですが、同じ車道歩きをするなら途中まで登山道を歩き、

『郷師山』の方へ降りて、そこから車道を歩くことになりました。

県道を山頂分岐まで戻った後、左に折れてしばらくアスファルトの道を歩き、

途中から道の脇に入って行くと車道から離れて登山道が続いています。







道もしっかりとしていて赤テープもあり、踏み跡から見ると普段から大勢の人が

登っているような気がします。どんどん下ると竹林が現れ

先ほどと比べると背が伸びた?飯野山が左手に見えると、郷師山との鞍部に着きます。




目の前に郷師山の頭が見えると『せっかくだから郷師山にも登ってみよう!』と言う事になりました。











城山からの下りで足が『下りの足?』になっていたので、郷師山への直登が堪えます。

濡れた登山道は、これは下りは危ないなと思わせるほどの傾斜です。










10分ほど息を切らせると、ここでも巨石が横たわった山頂です。

少し奥にあまり見かけない珍しいお墓のような形をした郷師山の三角点。

木々に囲まれて先ほどの城山の山頂とは正反対の、見晴らしのない山頂です。








恒例のセニョさんの三角点バンザイ!




下りを注意しながらまた鞍部まで降りると、最後の車道歩きとなります。

ガードレールの横でまだ色づいた木々を眺めながら、おしゃべりしながら歩いて行きます。










今年最後の紅葉ともお別れです。




こんな所に『オトメシャジン』 かな?







川津への分岐を右に折れ国道へと戻って行きます。

そろそろ車道歩きが飽きたな、と思う頃に車を停めた登山口に到着しました。

今日は10.6km、約5時間の里山歩きでした。車道歩きも多い道でしたがほぼ城山を

周回した形になり、今まで知らなかった滝や沢もあり変化にとんだコースで、随所に展望の広がる

場所もあり、とても良い里山歩きができ『侮るなかれの里山』の楽しい一日でした。


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WOC.登山部 2018.12.05 志保山~真平山

2018年12月06日 | 香川の里山
昨年秋に小豆島で数回に渡り遊んでいた時に、登山部に初参加したナカちゃんから、

四万十川でテント泊をしながらカヌーで下るツアーが、とても楽しいと聞いていました。

その後なかなかメンバーの都合がつかず、今回初めてWOCカヌー部

設立する運びとなりました。しかしナカちゃん以外はなんせカヌーに乗るのは初めての事。

事前のミーティングで入念に打ち合わせをして、準備物や服装の確認をしました。

ひとしきり話が進んだところでメンバーからナカちゃん隊長に質問が!

メンバー  :  『ところで冬やけん、寒いわな~??』

         『川に落ちたら、冷たいわな~??』

隊長    :  『う~ん、たぶん?僕も冬は行ったことがないから判りません!』

メンバー  :  『なぬ~ ( ゚Д゚) 』

メンバー一同、開いた口が塞がりませんでした。


そう言いながらも家に帰り、テントや寝袋の準備をするため押し入れから引っ張り出すと、

一人用のテントは経年劣化のため、ナイロンの表面がベトついていて使い物になりません。

残りの寝袋やシートはちょこちょこと使っていたので、なんとかモノになりそうです。

そこで『讃岐里山の会』の忘年会の時に、エントツ山さん

テントを貸してもらえないかとお願いしたところ、テントだけでなく冬用の寝袋やシートさらには

ダウンの上下まで用意していただきました。よ~し!これで準備万端。

残るは先週に悪化したギックリ腰を治すのみ!

でも山歩きなら普段から腰痛を抱えながら歩いているので、大体の様子は分かるのですが、

なんせカヌーは初めての事。少し不安を抱えながら数日を過ごしていると三日前になんと!

ナカちゃん隊長もギックリ腰を発症したとの連絡が入り、あえなく今回は中止となりました。

残念ですが来年の暖かくなってカヌー部設立は順延となりました。

(エントツ山さん、せっかくのご厚意ありがとうございました!)

その後、せっかく休みを取ったのだからメンバーで温泉でも!と話も持ち上がったのですが

結局都合がつかなくなり、急遽、定例の登山部に参加する事になりました。



今回は先週歩いた『七宝山』の433mから『志保山』そしてさらに北の『真平山』

線で繋ぐ縦走コースです。2年前に一人で縦走した道ですが、

WOCのメンバーはそれぞれの山は登っているものの、

恐らく線で繋がっていないと思われるコースです。


先週と同じくピカソ詫間店の横に集合した後、『加嶺峠』に車をデポ。

その後2台の車で『七宝トンネル』の西側の駐車場に車を停め、ここから438mを

目指して登って行きます。(8時45分)

今日のメンバーはセニョさん・やっさん・麺法師さん・杉さん・ルリちゃん・しおりんと私の

総勢7名での山行です。




駐車場から離合はできない幅の狭い車道を途中まで道なりに登って行きます。

次第に周りにはみかん畑が広がってきます。







途中で急な斜面に寄り添うように建つ集落があり、それぞれの家の横の作業場では

みかんの選別の作業が朝早くから行われていました。

集落を過ぎると道はさらに狭くなり、どんどん急な坂になって行きます。










七宝山の山肌も、もう晩秋の気配です。







所々で車道から離れ、ミカン畑の中のコンクリートの道をショートカット。

ところがこれがなかなかの急坂で、朝までの雨で濡れたコンクリート道に

何度も足を滑らせそうになります。あまりの急坂に

師走に入ったというのにこれでもか!という位に汗が噴き出てきます!

こんな急な斜面でよく作業ができるもんだと、ミカン農家さんの苦労が偲ばれます。







ミカン畑が終わるころに293mのピーク着きました。ハンググライダー基地のあるこのピークが

最初の目的地です。足元には仁尾町の景色広がり、少し視線を移すとこれから歩く真平山の

肩越しに、小さく瀬戸の島々まで見渡せます。(9時20分)










香川の里山で時々見かけるハンググライダー基地の鉄製のスタート台からも絶景が広がっています。

スタート台の先端で恐る恐る下を覗き込みますが、股間がざわッとしてきます。







ここでさおりんにリクエストしたのが下の写真です。

いや~やっぱり若い!。おっさん・おばさんにはとてもできません!




おっさん・おばさんは安全に静止画です。







ハンググライダー基地から少し上が293mのピークです。ここでセニョさん恒例のバンザイ!







293mのピークから尾根に沿ってしばらくは車道が続いています。

車道が終わるころに山道を尾根へと入って行きます。







尾根の等高線を直登するかたちで登って行くと、どんどん傾斜が急になって行きます。

前を歩くセニョさんからも思わず『キツイな~』と声が出ています。





やっと登りきると438mのピーク。先週、高屋神社から歩いて折り返した場所です。

ただ先週は曇り空で真っ白で何も見えなかった景色が、今日は遠くに『伊吹島』まで見渡せます。

(9時50分)





腰を降ろして一息入れた後、次の『志保山』へと歩いて行きます。

落ち葉の積もった縦走路を楽しくおしゃべりしながら歩きます。













438mからゆっくりと一旦下り、登り返すと『志保山・426m』です。(10時10分)




西側のまばらなきぎの間からは仁尾の街並みが見下ろせます。

三角点で麺法師さんのバンザイ!










志保山からは道に沿って延々とトラロープが伸びています。最初は広い尾根を。

途中からは尾根から左に外れて急な斜面をこのロープに伝って降りて行きます。

落ち葉とたっぷり水を含んだ土に何度も足を滑らせます。







次第に展望が開けてきました。最終目的地の真平山も正面に見えます。

景色に見とれて足元から視線を移すと滑りそうになるので油断ができません。







しばらく歩くと麓にある『風穴』の石を切り出したという

石切り場に着きました。凝灰岩の石をここから切り出し下の風穴まで運んだそうで、

調査によるとこの石切り場は1400万年前の『三豊湖』の湖底だったということです。

こんな景色が広がる山の中腹が湖底だったなんて想像できません。

『爺神山』『三条山』奥には『我拝師山・火上山』

その左奥には薄く『飯野山』まで見渡せます。香川独特のビュート(孤立丘)の広がる里山の風景です。













石切り場からは一旦下がって218mのピークに登り返します。

鞍部から左が風穴への道ですが、そのまま直進します。







218mのピークには『真山竜神』の案内板が立てられていました。

その少し下にはその竜神の祠はなく、代わりに比較的新しい小さな石碑があります。










竜神からは支尾根に沿って『吉津峠』を目指して下ります。

里山の小さな尾根らしからぬ籔いてもなく歩きやすい尾根道が続いています。









その内に竹林が現れました。竹林になったと言う事は里が近づいてきた証拠です。

竹林を過ぎると峠の南側の農道に飛び出しました。(10時55分)




道にはちゃんとした登山口の標識があり、ここから吉津峠へと周ります。










農道の途中には風穴への案内板が。峠にもガードレールに案内板が取り付けられていました。







峠からは東に県道220号線を『八柱神社』まで下って行きます。

以前一人で縦走した時は、途中から無理やり真平山へと直登したのですが、けっこうな藪だったので

今日は無難に神社からの登山道を歩きます。(11時35分)







八柱神社の入り口には立派な木製の『真平山登山道』のモニュメントが設置されています。

真平山登山道整備のボランティアの人たちが6ケ月もかけて制作したそうです。




『真平山』は地形図では『七宝山』となっていますが

地元の人たちが『まひらやま』と呼んでいる山です。

八柱神社の横を通り登山道へと入って行きます。







途中には『本ルートと赤ルート』の案内板があり分岐になっています。

今日は本ルートを登って行きます。




ところがこの本コースは予想以上の急登です。先ほど八柱神社の休憩で引いた汗が、

また一気に噴き出してきました。








少しぬかるんだ土道には猪の足跡があります。さらによく見るとその猪も足を滑らせています。

四本足でも急な坂。二本足がしんどいはずです。




樹林帯のトンネルを抜けると桜の木を植樹された明るい場所に出ます。

依然として急な坂は続いています。








植樹広場のさらに上には『見返り坂』と書かれた案内板。

セニョさんが案内板通りに振り返ってくれました。










『看板に偽りなし!』この中腹からは振り返ってみるだけの価値のある、

三豊市の展望が広がっています。











見返り坂からもまだまだ急登は続きます。普段滅多に口にしないセニョさんの

『キツイな~』の声を、今日は何度聞いたことでしょう。

最後まで楽をされてくれないコースです。




所々にある案内板を横目に見ながら登って行くと、『次第に羊歯が』

(麺法師さんが言いそうな親父ギャグ)現れると、

傾斜は少し緩くなり先ほどまで切れていた息を整えます。







羊歯の道が途切れると北側の景色の広がるベンチの置かれた展望台がありました。

正面に大半を削られた『汐木山』。その奥には『竜王山・毘沙古山・貴峰山』

そして『黒戸山・天霧山』峰々が続いています。




やっとのことで『真平山』に着きました。高い樹木に囲まれた山頂は薄暗く、

今日最後のフィナーレの山頂としては少し残念ですが、取りあえずここで昼食にします。

もうすでに腰の張りがかなり出てきました。(12時10分)

メンバーがお弁当を広げてる横で、用意し忘れたセニョさんはみんなの行動食の支給品でお昼です。










お昼を食べ終えた後は加嶺峠へ下るだけです。(12時40分)

最初はトラロープに沿って下りますが、途中でどうやら峠ではなく仁尾に降りて行く

道だと気づき、少し戻って尾根へと登り返します。




ここからは登山道もなく踏み跡も見当たりません。とにかく尾根を外さないように下り、

最後の243mとの鞍部まで下ります。

鞍部からは少し藪ぽくなった道を進み最後のピークを踏みます。





243mのピークからは広い尾根を所々付けられたピンクのビニールを見つけながら進みます。

広い尾根が終わり終端から左に曲がると今日最高の急な下り坂です。

右に左に体を移動し木々に掴まりながら下って行きます。下って行くというよりは

落ちて行くといった感じです。
















木の根元に足を置かないと止まれないほどの傾斜の坂の途中でやっさんが、

『カメラ落とした!』と慌てています。





これは一大事。一旦降りた坂を足元を注意しながらカメラを探しに登り返します。

しかし一向に見当たりません。下りが始まる尾根まで登ってみてもダメです。

やっさんは『仕方ない、もういいですよ!』と言っていますが、折り返して下りながらも

何とかないかと目を皿のようにして降りて行くと、ほぼ最初の場所の少し上で光るものが。

思わず『あった!あったよ!』と大きな声を上げてしまいました。

99%諦めかけていたので見つけた時は本人と同じくらいに喜びが沸いてきました。





何とか事なきを得たあとは色褪せた杭に沿って歩くと鉄塔広場に出ました。










鉄塔広場の先には電波塔。そこからさらに左に直角に降りると加嶺峠へ飛び出しました。

(13時55分)







余力があれば『高尾木山』までと思っていましたが、山から下りた途端に

どっと腰と背中の張りがピークに達して、メンバーも今日の急登と急滑降に疲れた様子で、

デポした場所での解散となりました。




里山の特有の登山道のない道を歩いて藪いたり、予想もしない急な登りや下りにだあったりした

なかなか楽しい一日でした。
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