KAZASHI TREKKING CLUB

山登りというよりはトレッキングいやハイキング。最近はそんな
感じで、楽して景色の楽しめる山ばかり登っている軟弱者です。

W・O・C(水曜・アウトドア・チャレンジ)

2017年11月30日 | 香川の里山
先週の秋の小豆島を満喫して味をしめた水曜登山会は

今週もまた小豆島に出かけることになりました。

先週は山岳霊場巡りが目的だったので「登山会としてはそんなん邪道じゃ~(笑)」と

言って?不参加だった硬派なHさんが、今週は隊長として参加しました。

タイトルは「山と三角点と島と山岳霊場in小豆島!!」です。

コースは 土庄町~「兜山」「四等三角点・兜山」~3番霊場観音寺奥の院「隼山」~

希望の道城ヶ島「四等三角点・城ヶ島」~小島「四等三角点・小島」~81番霊場「恵門ノ瀧」

~瀬戸の花嫁の舞台「沖ノ島」「四等三角点・沖ノ島」です。


まずは土庄までのフェリーの中でミーティング。H隊長が準備した地図を広げて、今日一日の

コースを説明してくれました。地図には三角点名と標高が書き込まれていて準備万端の隊長に、

隊員一同「隊長に一任します!」となりました。





土庄のフェリーを降りた後、最初の目的地の「兜山」を目指します。

「兜山」は洞雲山の南側にあるピークで地理院の地図には山名の記載はありませんが、

三角点名が「兜山」となっています。洞雲山から奥の院・隼山へのへんろ道の鞍部から、

少し西側に下がった場所から尾根に取りつきます。以前に洞雲山~碁石山を歩いた時には

鞍部の南側には牧場があったのですが、今は営農していないみたいで荒れた状態になっていました。





ウバメガシの林の中の尾根筋を歩いて行くと、露岩が点在し始めました。

密生した木々に囲まれて日が当たらないせいか、どの岩にも岩肌には薄く苔がついています。








そろそろ山頂か?と思っていると目の前に大きな岩が現れました。最初はこの岩のピークが

三角点だと思い、まずは隊長が登って行きます。ここも岩肌には苔が付いていて、

登山靴のグリップがほとんど効きません。滑らないように慎重に登って行きます。








大岩を登りきり振り返ると洞雲山とその裾野に広がる紅葉が目に飛び込んできました。

先週と同様、生憎の天気ですが一面に広がるオレンジ色の山裾がとてもきれいです。











大岩のピークはウバメガシが密生していて枝を掻き分け進んで行きます。

一か所だけ岩と木の間が狭く、前を行く3人が難儀しています。

スリムな隊長とヤングマンM君は何とか・・・。つづくY姉さんが「胸が支えて!」と騒いでいますが

どう見てもお腹が支えています。

それでも何とか3人はすり抜けられたのですが、私はどうあがいてもお腹が支えて通れません!








あきらめて下に回り込み進んで行くと、どうやらここは三角点ではなく、

さらに南側に三角点があるみたいです。

さぁ、どうやって降りるかと考えていると、岩には登らず下を回り込んだH隊員とS隊員の呼ぶ声が!

進んで行くと最後に切り立った岩の下にH隊員がいました。

高さはそれほどではないのですが、少しオーバ-ハングしていて足元が見えません。

H隊員は下から「大丈夫!」と言ってくれているのですが、今回はH隊長が二の足を踏んでいます。

仕方がないのでまずは私がチャレンジ。後ろ向きに右手で岩を掴み、ゆっくりと体を降ろしていくと

下からH隊員が足がかりの岩をアドバイスしてくれて、何とか降りることが出来ました。

続いてH隊長が降りた後、次はY姉さん。

姉さんは背が低いので足がかりの岩まで足が届きません。そこで隊長がすくっと立ち上がり

自らの体を呈して足がかりに・・・・。

足元が全く見えない状態なので、最初は姉さんは隊長の頭を踏んずけたりしていたのですが

下から「右や!左や!」と大騒ぎしながら、何とかクリアーすることができました。














「兜山」の三角点は、この大岩からさらに南の尾根筋にありました。

測量用のピンポールが倒れた横に三角点が・・・・。今日、初の「三角点、ゲットだぜ!」











この三角点と先程の大岩の昇り降りで、ひとまず硬派H隊長は満足したようです。

折り返しは大岩には登らずに、足元を巻いて下って行きます。








車を停めた場所まで戻り、すぐ近くの奥の院「隼山」の駐車場まで車を走らせました。

奥の院「隼山」はりっぱな宿坊もある寺院ですが、住職もいなく無人で

断崖の下に建屋だけがひっそりと佇んでいました。

小さな湾の向こうに小豆島の離島の「風ノ子島」が浮かんでいて、ここからも手前の紅葉が見事でした。














次に向かうのは第二の「エンジェルロード」の「城ヶ島」に続く「希望の道」です。

隊長の事前の調査によれば、今日の干潮は11時30分から13時の間で、中潮だけれど

うまくいけば城ヶ島に渡れるかもしれないと言う事です。

ところが島の景勝地のひとつ「南風台」に着くと、こんな案内が掲げられていました。

「ガ~ん!」渡れない!

2番目の目的であった「四等三角点・城ヶ島」を目前に、隊長のテンションが少しダウンです。(笑)

それでも次回のために調査に海岸まで下りて行きました。

長靴があれば渡ることができそうな感じですが、今日は仕方がないのでここまでとします。











「南風台」を後に「W・O・C部隊」はさらに北進を続けます。次の目的地は福田の手前にある

「小島」です。ここは島までは地図を見るとテトラポットか何かで

陸続きになっています。「さぬき百景 福田」の駐車場に車を停め

目の前の小島を見下ろすのですが、ここでも「ガ~ン!」

どうにも降りる道が見当たりません。展望台の柵を乗り越えて行くと、

歩いて行けそうな踏み跡はあるのですが、時間もそろそろお昼なので、ここも残念ですが断念です。






お昼はH隊員が以前訪れたことがあるという福田港のフェリー乗り場の食堂に入りました。

壁に貼られた品書きを見て、「あなご丼」を注文。

甘めの醤油で味付けされたあなごを美味しく頂きました。








フェリー乗り場からは福田の町の奥にそびえる露岩の山が見えます。

隊長が見たら涎を垂らしそうな山です。





空腹感を満たした後は先週も訪れた、山岳霊場の「恵門ノ瀧」に向かいます。

小部の集落から山に入り細い山道を車を走らせている途中で、先週は急坂でタイヤがスリップして

苦労した話が話題になり「今日は大丈夫みたいやね」と言っている途端に、

同じ場所でスリップし始めました。





先週はタイヤが白煙をあげながら進んで行ったのですが、今日は後部座席のメンバーが降りて

後ろから車を押しました。難所をクリアーした後に駐車場からまだ紅葉の残る道を登って行きます。

二週続けての同じ霊場ですが、ここの参道と境内の紅葉は風情があり飽きることがありません。








前回は私だけが登った鎖を、今日はM君とY姉さんがチャレンジ。

二人とも身軽でスイスと登って行きます。







今日この恵門ノ瀧を再訪したのは、この紅葉もあったのですが、本堂で護摩法要をしてもらえると

いうのを先週聞いたからです。しかも護摩木一枚がなんと「300円!」

御祈祷してもらえるのです。

本堂の受付の横には「商売繁盛」「家内安全」など願い事が書かれた護摩木が並べられています。

隊員達は思い思いの護摩木を手に取り、氏名と年齢を書き込みます。

受付の奥の洞窟の中に祈祷場と本尊がありました。

暗がりの中に焚かれた火と鎮座する仏像を前に、みんな神妙な面持ちです。








護摩木の金額が申し訳ないくらい丁寧に住職が祈祷してくれました。護摩木に書かれた

それぞれの願い事と名前と年齢を読み上げ、最後に祭壇の横に置いてある鉾?を振り下ろし

なかなか迫力のある法要でした。(何を祈願したかは内緒です)

次に本堂を後にした隊員は、本堂から南側の道を回り込み、頭上の岩場にチャレンジです。

この岩場も火山圧礫でできていて、小さな露岩は固く足がかりもしっかりしているのですが、

兜山の岩と同じように苔むしていて、とにかくグリップが効かなくて滑ります。

すると直ぐ上を行く隊長が頭の上で足を滑らせました!咄嗟に登山靴を掴んだのですが

本当に落ちてきたら支えられるはずもなく、あわや滑落となりそうだったのですが、

ロープを掴んで事なきをえ、態勢を持ち直してなんとか登り切りました。「あぶねえ~」











岩に登ると尾根の向こうにはさらに上へ行く鎖がかけられています。

この岩は行場になっているようです。




岩尾根から見る景色は、「ミニ寒霞渓」といった感じです。











今日は雨で岩が濡れているので、登るのはここまでにしてポーズだけ!

年甲斐もなくふざける隊員と隊長も満面の笑みです!















岩場の雰囲気を満喫した後は駐車場へと石段を下りて行きます。

先週はこの濡れた石段で足を滑らせあわや転倒するところだったので、(ほぼ転倒)

今日は手すりを握りながら恐る恐る慎重に下りて行ったのに、なぜか先週滑った

全く同じ踏板でズルッと滑りヒヤッとしました。(そこだけ踏板が傾いていました)

後ろではM君とY姉さんが遊んでいます。








恵門の瀧を後に、時間的に今日最後となる土庄町の小江の集落の沖に浮かぶ

「沖之島」に向かいます。

「沖之島は」と小江の集落の間は渡船で渡ります。この渡船を使って嫁入りしたのが

あの小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」の題材になったようです。










渡船乗り場に着くと丁度「沖之島」から郵便屋さんを乗せた船が向かってきました。

料金は100円なのですが、支払おうとすると「いいわ!」といって無料で乗せてくれました。

小雨の中を傘を差しながら小さな島の中を歩いて行きます。

途中でヤングM君に「瀬戸の花嫁」の話をすると「???」といった感じで、

まったくピンときていません。それを聞いたこちらが「???」といった感じですが、

「瀬戸の花嫁」も「小柳ルミ子」も全く知らない世代です!








この沖ノ島に来たのは「瀬戸の花嫁」の舞台だというのもあるのですが、

隊長の最後の目的地、三角点が待っているのです。

ところがGPSやアプリの「三角点マップ」を使って探すのですが、ほぼその位置に来ているのに

三角点が見当たりません。道から下りたり登ったり、藪の中を探し回ってそろそろあきらめムードが

漂い始めた時に、藪の中に埋もれた三角点ポールを隊長が発見しました。さらに三角点は草の中に

埋もれていたのを、無理やり草を除けてやっと三角点の石柱を見つけることができました。











今までの水曜登山会の中でも、難易度の高い三角点だったようです。

苦労した甲斐があっていつも以上に喜ぶ隊長。





三角点を後にして集落の中を通り、一応この島の最高地点の西側の小山を目指す途中で

入り江の前に建つ一軒の家からおばあちゃんが出てきました。

姉さんと話を聞いている内に「瀬戸の花嫁」の話題になりました。

するとおばあちゃんが「私がこの島に初めて来た花嫁や」と・・・・・。

実際の歌のイメージは、おばあちゃんの息子さんに嫁いできたお嫁さんらしいのですが、

な・なんと「瀬戸の花嫁第一号」と対面!です。

しばらくおばあちゃんと話をすると、普段あまり島以外の人と話をしないためか

「当時島ではなくなったおじいちゃんが唯一の高卒だった」とか

「おばあちゃんのお父さんはルソン島で戦死して、嫁ぐ時にはおじいさんに猛反対された」とか

色々と昔話をしてくれました。








おばあちゃんのお家は蔵もあり、母屋と蔵の棟の鬼瓦は船の帆の形をした屋根でりっぱな造りです。

(この形をした鬼瓦のお家は船大工が建てているといわれています)






おばあちゃんに西側の山のことを聞くと、以前は畑があったけれど今は・・・・・という返事。

案の定山の斜面は石積だけが畑の痕跡として残っているだけで、雑木や竹が生い茂り

山へと続く道も藪の中です。









先に歩いたH隊員と私は藪とやぶ蚊が酷く、途中で引き返してきたのですが

残りの隊員は隊長に無理やり(笑)引っ張られたのか、山頂まで?登ったようです。

その結果のS隊員とH隊長の背中が「これ!」











最後の目的地を後にフェリー乗り場でまた事件が・・・・・起こりました。


忘れ物をよくする隊長の話題で盛り上がっていると、隊長がフェリーの乗船券を写真にとりました。

「これでもし乗船券を無くしても証明になるんや!」と・・・。

ところがいざ乗船となると途端に慌てだす隊長。「チケットがない!」

探し回った結果、何とか皺くちゃになった乗船券が見つかり、一同大笑いです。





しかし今度は一番隊長を笑っていたY姉さんが

乗船手前で乗船券を渡すと「これ違うで~」と、

なんと行きのフェリーの乗船券の半券の領収書を渡していたのです。

「隊長のこと笑えんで姉さん!」






とにかく先週の小豆島以上にテンヤワンヤの一日となった「W・O・Cin小豆島」

次回はどうなることやら・・・・・。でも毎週水曜日が楽しみの今日この頃です。


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雨の日の水曜日

2017年11月23日 | 香川の里山
今週の水曜登山会は雨のため中止・・・・とはならず。

登山が出来なくても、必ずどこかに出かけるのがこの会のいいとこです。

案内にはW・O・C(水曜・アウトドアー・チャレンジ)と題してあったのですが

今日はどちらかというとW・T(水曜の観光)となりました。

目的地は秋の小豆島。もうそろそろ紅葉も終盤のようですが、雨の日の紅葉もオツなもの、

ということでメンバー8人で出かけてきました。


土庄行き8時2分発のフェリーに乗り込み、いざ小豆島へ!

この時点ではまだ雲の間から薄い日差しが差しています。





土庄港に着いた後、まずは登山口ではなく今日はレンタカー屋さんを目指します。

一日遊んで最後に思ったのですが、今日はザックは車の中に置いたままだったので

荷物は傘だけでもよかったのなと。でもそれはそれ登山会ですから恰好だけでも・・・・。





今日の脚は10人乗りのキャラバンです。大きい車でゆったりと回ります。





まず向かったのは、小豆島霊場1番霊場、夏至観音で有名な「洞雲山」

土庄から国道436号線を東に車を走らせ草壁を過ぎ、醤油蔵の並ぶ坂手の町から

山への細い道を走って行くと駐車場に着きました。ここから洞雲山へは150mほど歩きます。

途中参道の路肩が崩れて工事中になっていて、迂回路の仮設の足場を登って行きます。





迂回路の途中に上手に梯子がかかっていて、その上に鎖と洞窟が見えます。

鎖を見ると登山会の血が騒ぎます?。洞窟の中には不動明王が祭られていました。











まずはお参りを済ませて振り返ると、ポッカリ空いた洞窟の暗がりの口の向こうに

色づいた山の尾根と瀬戸内の景色が広がっていました。絶景です!








今日は高所恐怖症で黒笠山の山頂に登らなかったYさんも登ってきました。

これで全員登頂!・・・・・と思いきや、鎖の下でいつまでたっても

ずっと見上げたままで登ってこないNさんがいました。

どうやら彼も高いところが苦手のようです。

これから会にどんどん参加してもらって鍛えなければなりません。(笑)





洞窟を降りて本堂へ。ここも巨大な洞窟の中にお堂があり高床の階段を登って行きます。

前回は山楽会(別の山の会)で、洞雲山と碁石山に登った時(本当の登山)に訪れた時は

丁度夏至観音が見られたので、夏に来たことになります。








洞雲山を後に次は駐車場から2番霊場の「碁石山」へと歩いて行きます。





本堂の手前には広場があり、ここからも眼下に景色が広がっていました。

奥の石段を登ると左に本堂へ下る石段が続いていましたが、途中に上に登る急な石段が・・・。





石段を登りきると、断崖の突端に愛嬌のある顔をした不動明王が祭られていました。

断崖の先にはここでも絶景が広がっています。色づいた木々の向こうに「大嶽」の岩肌も見えます。








不動明王のある断崖のさらに上へと登って行きます。

鎖が掛かっていますが、この辺り特有の安山岩の火山角礫岩は手掛かりや足掛かりになる

小さな岩が露出しているので、鎖を使わなくても登って行けます。

岩の突端で登頂?記念のこの会恒例のバンザイ!








バンザイではなくウルトラマンに変身しようとするNさんの姿も!








この岩を降りた後、碁石山の本堂をお参りして広場から駐車場へと戻って行きます。









次は今日メインの目的地18番霊場の「石門洞」へ向かいます。

坂手を後に寒霞渓への道へ車を走らせロープウェイへの

分岐の丁度真ん中から石門へと急坂を登ります。駐車場に車を停めいつもは寒霞渓からの下りで歩く

裏八景の道を登って行きます。道の途中には八景と名付けられた奇岩が点在しています。

空からは少し雨粒が落ちてきて、曇った空の下ですが見ごたえのある紅葉が道のあちらこちらで

目を楽しませてくれます。












沢沿いの道の奥には目的地の石門洞がひっそりと佇んでいました。

晴れた日にはいつも逆光になってきれいな写真が撮れたことがないのですが、

今日の曇りの空のほうがかえってきれいな写真が撮れそうです。





























石門洞を後に寒霞渓道路を走り山頂で昼食を摂ることにしました。

山頂の駐車場には大型の観光バスが思ったより沢山停まっていて、ロープウェイ乗り場の横の

お土産屋さんは観光客で賑わっていました。

展望台からの景色は少しガスがかかり始めていて残念でしたが、レストランで食事しながら

ゆっくりと時間を過ごしました。















寒霞渓から次はHさんお奨めの81番霊場「恵門ノ瀧」に向かいます。

大部の集落への急な坂を下って東に進み、小部の集落から山への道を走って行くと

曲がりくねった狭い道の急坂のカーブで濡れた路面と落ち葉のせいで

FRのキャラバンの後輪がスリップして前に進めません。無理やりアクセルを踏み込むと

タイヤが白い煙を上げて悲鳴を上げています。

車の最後尾に4人が座り、重心を後ろにかけてみますがそれでもスリップします。

バックして勢いをつけたり何度も切り返しをしたりして、ようやく駐車場に到着しました。

小豆島霊場は、四国八十八か所と違って、〇〇寺ではなくて〇〇山とか〇〇滝とかの名前が多くのは

どうしてなのかな~と思いながら本堂へ続く石段を登って行きました。








紅葉は青空の下がやはり一番きれいですが、霞みのかかった中での紅葉も

なかなか幽玄の雰囲気を味わせてくれます。














本堂手前に手すりと鎖場があり、「写真を撮るから登ってみてよ!」と言われ

調子に乗って登って行くと、後に続く人が誰もいません!

鎖を登り詰めると数十メートルはありそうな断崖の真下に朱塗りの本堂が現れました。











本堂の横にはどこかで見たことのある岩肌が!

たしか五剣山の下でもこんな断層の違う全く同じような場所があったような!











参拝を終えて石段を下りて行くと上からOさんの声が!

石段を滑った声のようで、気を付けないと思いながらも頭上の紅葉に目をやった途端に

私もズルっと滑り、すぐ横に手すりがあって助かったものの、危うく怪我をするところでした。





最後は寒霞渓道路の途中にある14番霊場「清滝山」です。

小豆島霊場の中では最も高い場所にある山岳霊場です。

駐車場から坂と石段を登り山門を潜って境内に入ります。














岸壁の中腹に立つ朱塗りの本堂は、霊場といった感じより

さながら秘密基地といった雰囲気です。




本堂の奥の展望台では今日最後の見晴らしです。








本堂の下には樹高のとても高い木々が何本も並んでいます。見上げると霞んだ周りの木々の

さらに上に伸びています。木肌を触ると厚くとても柔らかい木です。

以前に「木の根の森」で触ったことのある感触です。

杉や檜の木ではなく「コウヤマキ」の大木かもしれません。





最後の清滝山の参拝を終え一路、土庄港へ向かい

5時30分のフェリーに乗船して帰路に着きました。





今日も一日、途中の車中では賑やかに。そして山岳霊場では厳かに?。

気のおけないメンバーとまた楽しく遊んだ一日でした。






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水曜登山会(12)-黒笠山

2017年11月16日 | 四国の山
今週の水曜登山会は阿波のマッターホルン?と呼ばれる「黒笠山」です。

歩行距離の(3.3㎞)の割には高度差(950m)のある、けっこう登り堪えのある山で

前回は4年ほど前に一人で歩いて途中で大猿にずっと睨まれながらつけられたり、大きな鹿に

バッタリあったりして、疲れよりもそちらの印象の強かった山です。

今日のメンバーは6人で、久しぶりにピチピチヤングのM君が参加して車を運転してくれました。

国道438号線を一字を過ぎて小島峠を通り菅生へと続く県道261号線を走ると、

途中で看板の出ているコンクリート道へと右折して登り詰めると白井の集落の駐車場に着きました。

前回は4~5台ほど停められた駐車場は奥に伐採作業用の林道が造られていて、

そのおかげで2~3台ほどのスペースに狭くなっていました。





8時5分に駐車場をスタート。以前はすぐ上の民家を通ると登山道が始まっていたのですが、

今日はそのまま林道を歩いて、最終民家の下の橋を渡り登山道へと入って行きます。





前回間違った二本目の橋は渡らず民家の横を通り杉林の中を登って行きます。

道の両端には黒笠神社への参道の名残りなのか石積みが並んでいます。








途中に民家の跡の石積みが何か所もあり、途中にある建物が唯一残っている民家の横を通り、

さらに杉林の中を登って行きます。








杉林が終わるころに黒笠神社の鳥居が現れました。ここまで駐車場から約25分。

まだまだ先は長く、ここからがこのコースの本番となります。





トラバース気味に続く道を何か所か水涸れした小さな沢を渡渉し

少しづつ高度を上げて行きます。









黒笠山へ2㎞の標識を過ぎると、足元が落ち葉に隠れた少しザレた道に変わります。








踏み跡は薄く時折木々に巻かれたテープだけが頼りになる箇所があり、

ますます勾配が急になっていきます。

落ち葉の下の浮石を踏んで足が滑ったりしてとても歩きづらい道です。

途中で足の幅しかないトラバースの箇所も落ち葉で滑りやすくヒヤッとする場面も・・・・。









紅葉はほとんど終わっていましたが、木々によっては黄葉が少し残っています。









明谷川の最上流部になると苔むした岩の日本庭園。ここを過ぎると黒笠神社からの支尾根の道。

大岩を回り込み痩せ尾根を登りきるとやっとこさ黒笠神社に着きました。











ここまで2時間20分。コースタイムは2時間10分だそうで、少し遅れ気味ですが

いつものんびり歩く水曜登山会にしてはまずまずのタイムです。

この神社までで結構疲れましたが、ニコニコお地蔵さんの顔が疲れを癒してくれます。









後続が着くのを待っている内に体が冷えてきたので上着を一枚重ね着して、

神社裏から続く尾根への最後の急登を登り詰めて行くのですが、

ここも結構きつくなかなか楽をさせてくれません。

最後に頭上に尾根の向こうの青空が見えた時はホッとしました。















尾根に出た途端に冷たい風が吹き上げてきました。ここからは踏み跡もしっかりしていて、

背の低い笹の間の歩きやすい尾根道となります。






黒笠山山頂の手前の小ピークに取りつくと露岩が現れます。小ピークの肩越しには山頂が見えます。











小ピークを過ぎるといよいよ山頂直下の岩場が始まります。

前日の雨で少し濡れた岩を、ロープを使って2か所ほど登りきると3畳ほどの岩のテラス。

少しガスっていますが西側の景色がパッと広がりました。








テラスの上に最後の鎖とロープの2mほどの岩があり、ここを鎖とロープを使って登り切り、

痩せ尾根を少し歩くと山頂に到着しました。





猫の額ほどの山頂は遮るものもなく360度の絶景が広がります。

雲がかかり少し残念ですが、それでもその雲が流れて次郎笈や矢筈山が時々顔を覗かせてくれます。

最後の岩場で残念ながら高所恐怖症の2人がリタイヤしましたが、11時30分に最後の1名が到着。

水曜登山会初めてのマッターホルン?を制覇しました。















山頂で写真撮影を済ませた後は二人の待つ岩場の下でお昼にすることに。

3畳岩でお弁当を広げていると、時折突風が吹き、汗をかいた体だんだんとが冷えていきます。

Hさんがお湯を沸かしてくれて作ったインスタントの味噌汁が温かく、冷えた体にはたまりません。









昼食をとった後は寒い尾根はそうそうに撤退します。

年配組は下りの岩場で時間がかかりますが、さすがヤングのM君は身軽にヒョイと降りてきます。









尾根から外れて風が止むと寒さが幾分か和らいできますが、逆に足元が悪い急坂下りとなり

浮石を下に落としたりしながらも注意がしながら降りて行きます。








とにかくたっぷり落ち葉の積もったザレた道は本当に歩きにくく、「ここから誰が何回尻もちをつくか!」

などといいながら滑らないように降りて行くと、

途中からはHさんと私が先行し、徐々に後続隊との距離が開いてきました。












登りでは余裕がなくてあまり目に入らなかった周りの木々の彩が、下りではきれいな黄葉が

次々目に飛び込んできました。











登りで見つけた何かの骨。「猪の頭かな?」





自然林を過ぎ、人工林の杉林まで戻るとあと少しです。

枝打ちされて積もった枝の上はふわふわして気持ちがいいのですが、疲れた足が上がらずに

何度も枝をひっかけて転びそうになります。





作業用に上の方まで付けられた林道の横を過ぎると、やっと最終民家が見えました。









民家を過ぎて橋の方へ降りて行こうとすると下からおばあちゃんが登ってきました。

前回スタート直後にここで道に迷って民家で道を尋ねたおばあちゃんです。

「お元気そうですね?」(覚えてはいないでしょうが)と声をかけると

「足が痛くてな~」と返事が返ってきました。しばらくお話をして体を交わした後

上の畑への石段を本当にゆっくり登る姿を見て、高齢なのに大変だなと思いながらも

その優しい笑顔に元気をもらいました。






橋を渡り林道を下りきると駐車場に到着。山頂からは2時間強で降りたことになります。

ほどなくHさんも到着。









周りの景色の写真を撮ったり、腰を降ろして二人で話をしていたのですが

いっこうに後続隊が降りてくる気配がありません。





Hさんと「途中の渡渉箇所で待っていた時は5分ほど遅れていたので、15分ほどは遅れるな~」

などと話していたのですが30分を過ぎてもまだ降りてきません。

その内二人の頭に浮かんできたのが「道迷い」と「事故」。

私は事故なら誰か一人は連絡するために先に一人は降りてくるだろうから、

「道迷い」かなと考えていたら

Hさんが「後続のYさんがGPSを持っているので道に迷うことはないわ~」と。





携帯で連絡するのですが電波が悪くて繋がらず、時間は1時間を過ぎようとしています。

これはいよいよか!などと思いながら上に続く林道を眺めていると、

横を流れる川の上流に架かる橋にYさんの姿が・・・・。

「お~い!」と上から呼ぶ声がした後に赤いランプが光りました。

「119番」の文字が頭に浮かび、ここまで貞光からだと救急車は40分位はかかるななどと思い、

Hさんと顔を見合わせて手袋をはき直し林道を登って行くと、ニコニコ顔でYさんが降りてきました。


「?どうしたん?」と話すと何もなかったように「途中の休憩で色々話し込んで」と・・・・。

「いやいや1時間も遅いから」と言うと「そんなに?」と軽く返事が返ってきました。

運転手のM君が後続だったので車にも乗れずに、どんどん体が冷えて陽も落ちてくる中で

散々心配したのに!  ブウブウ(*'ω'*)


ほどなく全員が到着した後は久しぶりのコーヒータイムで、Hさんがおいしいコーヒーを淹れてくれました。

Yさんから頂いたクッキーを片手のおいしいコーヒーが、先程までの緊張感を溶かしてくれました。









今日はこれで一件落着と思いきや、帰り道で林道から県道にでる窪みで

少し低床気味のM君のハイエースのフロントスポイラーが路面に当たって道に出られません。

何度も切り返して試してみるのですがガリガリと音をたてて無理!

仕方がないので林道を戻ってバックで試してみることになりました。

それでも少し擦って何とか県道に出ることができたのですが、その間川の向こうの民家の飼い犬に

Hさんと二人で吠えられ続けました。前回のパンクに続いて災難続きのM君のハイエース。

たぶん次は車を出すのに彼は躊躇するでしょう。





私は先週の土曜日の摩耶山で割と長距離を歩いたお陰で、

前回に比べて今日は比較的楽に歩けたのですが、M君を除いて皆さんけっこう疲れたようです。

でも何かと話題の多い水曜登山会の楽しい一日となりました。

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摩耶山の秋

2017年11月12日 | 四国外の山
今週は水曜登山会に仕事で参加できず、珍しく週末の山歩きになりました。

神戸に住んでいる同級生から、「摩耶山」を歩かないかと誘われ、

いつも阪神高速を走りながら眺めているだけの山を初めて歩きました。

2.3日前には天気予報はあまり良くなかってのですが、

午前中には天気が回復する予報に変わったので

少し遅めにスタート時間を変更して出かけることにしました。

高速を走れば神戸までは約2時間弱。

四国の山に出かけるときの時間とあまり変わらず麓まで行けます。

摩耶山の麓で友人をピックアップして、王子公園の東側の

コインパーキングに駐車してスタートしました。





今日のコースの説明を聞きながら登山口まで歩いていると

リュックを背負って同じように歩いている人たちをちらほら見かけました。

まずは「青谷道」から摩耶山へと登って行きます。








青谷川に沿った谷あいの道を川の右や左に渡りながら歩いていくと、

途中には結構上の方まで建物があり、

神戸で唯一の茶畑や茶屋や神社があって雑多な雰囲気が続きます。








滝修行のできる不動明王を過ぎると、やっと山道といった雰囲気になります。

綴れ折れの石段が続く道を、足元に散ったモミジやきれいに色づいたモミジを

見上げながら登って行くのですが、二人のペースが速くて全く追いつけません。














「旧天上寺」の仁王門の手前で一息入れていると、次々と登って来る人たちが。

四国の山だとほとんどが年配の人達ですが、若い人たちの姿も多くみられ、

しかも一つのグループに年配の人と若者が一緒になっているのは、四国ではなかなか見られません。


仁王門を潜り、190段の石段を登ると旧天上寺の史跡に着きました。









天上寺は最盛時には比叡山・高野山と並べられ伽藍が三百、僧侶が三千人もいたと伝えられる

一大山岳宗教の場だったようです。











旧天上寺の奥の院跡を過ぎ摩耶山までは直ぐでした。木々に囲まれて見晴らしはないものの

りっぱな山頂標識があり、三等三角点の石柱にタッチして三人で記念撮影です。





三角点から「掬星台」のケーブル駅に向かうと観光客の姿が一気に増えてきました。





展望台からは薄曇りですが神戸市内から大阪への景色が広がっています。











広場や展望台ではお弁当を広げる人たちや景色を眺める人たちで賑わっていますが、

普段ならもっと混雑しているとのこと、やはり今日の天気予報のせいなのかな?


今日はお弁当ではなく、ケーブル駅のカフェで食事を摂りました。

窓越しのカウンターの外には眼下に神戸市内の景色が広がっています。



暖房の効いたカフェでまったりとした時間を過ごした後は、掬星台の北側の「桜谷」を下ります。

朝方の雨で濡れた足元に注意しながらも、それでも周りの木々の色づきに目が行き

時々滑ってひやっとしたりします。









この桜谷も谷あいの道で、小さな沢を何度が渡渉しながら少しづつ高度を下げて行きます。











桜谷を下り切り桜谷出合いで生田川の対岸に渡ると、東からの「徳川道」に合流します。

この徳川道は幕末に神戸港が横浜港に続いて開港された際に、

参勤交代の大名と外国人とのトラブルを避ける為に造られたバイパスのような道だそうですが、

この道が完成した年に王政復古となり幕府は崩壊して、幻の道となったといういわくつきの道です。








桜谷出合いからの徳川道は、さっきまでの景色とは少し変わって

しばらく杉林の中を歩いていきます。











生田川に沿って続く道は勾配もほとんどなく、ゆっくりと下る道で登りで歩いても

無理なく歩けるいい道です。

今日はこの道から少し外れて、紅葉が綺麗な友人のお奨めの「森林植物園」に寄り道をします。 









生田川の右岸に渡渉して森林植物園に続く道に入った途端に、

見事な紅葉が目に飛び込んできました。途中の池も水面に映るモミジの色が鮮やかです。


















小さな谷あいから入り口で入場料を払い園内に入ると大勢の人で賑わっていました。

広場の真ん中にある長谷池の周りでは、大きな一眼レフで思い思いの構図をとりながら

写真を写す人達や子供連れの家族や観光客の姿が見られます。











広場の横のベンチに腰掛け、友人が持ってきてくれたコーヒーとカステラで一息入れた後、

ゆっくりと秋の彩を楽しみながら園内を歩きます。


















さすが友人が是非と薦めるだけあって、この秋を満喫できた大満足の森林植物園でした。

長谷池を周回して東門まで登山道へと戻って行きます。











この辺りは「トゥエンティクロス」と呼ばれる道になります。

漢字で書くと「二十渡渉」となるのでしょうか?生田川沿いの道を何度も渡渉を繰り返していきます。












さらに進んで行くと友人が「河童橋」と「大正池」があると笑いながら教えてくれました。

たしかに池の中に立ち枯れた木々があり、橋も形からするとそれとなく見えます。








しかも名前の入った看板まで付けられています。





市ケ原という場所でトイレ休憩と水分補給をしていると、まだまだ登って来る人たちがいます。

すぐ下の河原では高校の山岳部ほ子たちが楽しそうにテントを張っています。





河原から一旦登山道に戻り歩いていると、装備をしていない一般の人達の姿も見かけ始めました。

ほどなく布引貯水池に着きました。この辺りは新神戸からのハイキングコースになっているようで

家族連れの姿も見かけます。















頭上にはハーブ園への短い間隔でゴンドラが往復しています。ダムの下には「五本松かくれ滝」があり、

さらに進むと目の前に神戸の街並みが広がってきました。












さらに歩いて行くと今日最後のビューポイントの「布引滝」





布引滝から新神戸が眼下の展望台を過ぎると新神戸駅へと着きました。

ここからパーキングまで神戸の街並の中を歩きスタートから7時間、17kmほどの山歩きでした。






スタート時に地元の友人に訪ねた時は「今日は8kmくらいかな?」と言っていたのに

おおよそ倍以上歩いたことになりました。

普段、単身赴任の長崎から自宅に帰る度に摩耶山に登っていた友人を、

「ほんと好きやね~!」と茶化していたのですが、今日初めて歩いてみて

単純に見晴らしのいい山というイメージだったのが、いろんなコースがあって

、色々な人達がそれぞれ楽しんで歩いている、

次はまた違った道を是非歩いてみたいと思う奥の深いとてもいい山でした。





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W・O・C(水曜・アウトドアー・チャレンジ)-水曜登山会

2017年11月02日 | 雑記
水曜登山会には登山部と植物部そして今回のような

アウトドアでアクティビティを楽しむ行事があるようで、

過去にはパラグライダーやキャニオニング体験という行事があったようです。

今回は日頃自転車に乗っているYさんの計画で、来年の3月末まで無料で通行できる

しまなみ海道をサイクリングすることになりました。

実は高校時代に自転車部だったのをYさんに剣山を登った時にお話ししたら

皆さんに話が広まり、自らハードルを上げてしまったのを後になって悔やまれました。

普段自転車に乗っているYさんの奥さんから、お尻にパッドの入っているパンツが

あるという情報を入手していたので、さっそく自転車屋で購入して準備万端。

久しぶりに自転車に乗れるので(35年ぶり)、遠足を前にした子供のように

前日はなかなか寝付けず、朝も2時位から目が覚めてセットした目覚ましも用無しでした。


丸亀を6時に出発。今日は男性8名、女性2名の参加で内7名は今治で自転車をレンタルしました。

来島海峡大橋の袂にある「サンライズ糸山」に8時前に到着。さっそく手続きを済ませて

8時30分にペダルをこぎ始めました。















まずは来島海峡大橋に登るループ橋を登って行くのですが、すぐに息が切れはじめました。

山の上り坂の息切れが大きな波のような息切れだとすると、自転車は小さな細かい息切れです。

すると前を走るNさんの自転車から変な音が聞こえてきました。後ろについてよく見てみると

変速機が内側に寄りすぎてスポークに当たってカタカタと音がしています。

先が長いので戻って調整をしてもらい再スタートです。


しまなみ海道は自動車専用レーンと、原付・自転車・人のレーンが分かれていて、

車の心配をすることなく安全に走れます。空は申し分のない青空で、初めてこんな大橋を

自転車で走れるのでテンションが上がってきます。









全長4kmほどの大橋を渡り切りまずは大島の下田水港から島の中央部へと走ります。





大島の中央を通る国道317号線の一つ目の峠を越え、二つ目のこのコースの一番の峠の

宮窪峠で息切れが最高潮に!ハアハア・ゼイゼイ息を切らせて登っている途中で

電話が鳴っているのに気づきましたが、「こんな時に出れるか!」と完全無視。

峠を登り切った所で皆にメンバーのHさんから電話がかかっているのに気づきました。

折り返してかけてみると、Hさんのタイヤがパンクしたとの事。

そばにいるNさんが修理の道具を持っているけれど修理方法が判らないというので、

仕方がないのでYさんが戻って行き、着いていた3人が先に行くことになりました。


峠を下って行き大島の北側の宮窪港の湾岸を進んでいくと、港の対岸に村上水軍の居城が

あったという能島が見え、海からの風で向かい風になった中をさらに進んで行くと、今日二つ目の

大島大橋が見え始めました。









大島へ上がる途中の展望台で3人で一息入れていると、後続の2人が追いついてきました。

取り合えず伯方島に渡ってコンビニで休憩することにしました。








そろそろサドルに乗った重いお尻が痛くなりなり始めてきました。

橋の上ではテンション高くて両手離しをするRねえさん、まだまだゴールは先ですよ!










伯方島のコンビニで各々飲み物買って腰を下ろしてメンバー全員が揃うのを待ちます。





30分ほどでパンクしたメンバーの最後尾が到着したのですが、

予定の時間よりかなりオーバーしているので

取り合えず今日の目的地の耕三寺までは、途中の時間を見ながら考えることにして

ここからしばらくはメンバー全員一緒に走ることになりました。

次の大三島大橋までの途中で、Yさんの案内で少しコースから外れて、

しまなみ造船所の横を通りました。

造船所の構内でもないのに、こんなに間近で建造中の船を見られるなんて、その大きさにびっくりです。








今日3つ目の大島橋を渡ると島の東側の海沿いの道になります。ここでも向かい風がきつく

道の駅多々羅しまなみ公園で一息入れます。









伯方島を一緒にスタートしたのですが、山歩きと違って自転車はペースが違うと

それぞれの間の距離がすぐに離れていきます。









この道の駅からは多々羅大橋が目の前に見える絶好のビューポイント。

皆さんで記念撮影をするのですがメンバーが一人足りません。

実は今日は強者が一人いて、この大三島の安神山と鷲ケ頭山を登っているメンバーがいます。

しかも最年長のHさんです。









一息入れて今日の往路の最後の橋の斜張橋の多々羅大橋を渡ります。

橋の上から見る周りの瀬戸内の景色も申し分なく、進んで行くとどんどんと

頭の上の大きな塔部が迫ってきて、迫力満点です。


















この橋の途中で愛媛県から広島県へと入ります。








今日の往路の最後の多々羅大橋を渡ると生口島の西の海沿いの道になります。

道沿いにはヤシの木が植えられていて、今までの瀬戸内の海の雰囲気とは少し違った

南国の海といった感じになってきました。








しばらく走って瀬戸田サンセットビーチでお昼に!

目の前に砂浜の広がる、ここも絶好のロケーションです。

平日なのに他にも結構自転車が留まっています。





レストランのメニューも豊富で、各々好きな注文をして燃料補給。

ここから耕三寺まではあと少しなので、予定通り進んで行くことにします。











耕三寺は今までと違った門前の観光地といった感じです。

まずはお目当てのジェラート屋さんで熱をもった体をクールダウン?です。





先に食べ終えたメンバーは次の名物のコロッケ屋さんに行くというので

満腹状態の私は門前で待つことにしたのですが、いっこうに戻って来る気配がありません。









その内、Rねえさんから「先に行ってます!」とメッセージが入り、

「ゲ・ゲ!耕三寺は・・・・・?」と思いながら走り出すと、心配をしたNさんが戻ってきてくれました。

先に行ったメンバーは薄情な人達だ(笑)と思ったのですが気を取り直して走ります。





風は相変わらずの向かい風。

お尻の痛みはピークに差し掛かり、ペダルをこぐ足も疲れが出始めました。

多々羅大橋のそれほど急でもない登りがきつく感じ始めました。





大橋を降りて道の駅多々羅しまなみ公園で先行していたメンバーに追いつきました。

お尻の痛みはパッド入りのパンツをはいている私より、他のメンバーの方が相当なようで

サドルにお尻をつけずに立ち漕ぎをする人もいます。

バラバラになる間隔を詰めるため能島が目の前に見える路肩で一旦足を休め、次の伯方島へ。












伯方島では別部隊(1名)のHさんが合流。聞くところによると安神山の手前の

鎖場で、「足がかりもなく死ぬかと思った!」と腰を下ろしたままで立ち上がりません。








伯方島から大島へと渡り、最後の峠の宮窪峠ではギヤを一番軽くして

ほとんど牛歩(牛走)状態です。後から来るメンバーもかなり疲れているのが

遠くから見ても伺えます。








そしていよいよ最後の来島海峡大橋です。ループ橋を登り橋の上へ!





橋の中央部に続く上り坂が地獄坂のように感じて、

そろそろ日が落ち始めた瀬戸内のきれいな景色を眺める余裕が全くありません。





多々羅大橋は2本の塔部の間を通って行くのですが、この来島海峡大橋では

塔部の外を回り込むようにして道が付いています。

出来るだけ先を見ずに目線を落として少しづつ進んで行き、これが最後の最高地点だと

思っていた塔部を回り込むと、まだ先に上り坂が続いているではありませんか!

「も~お、イヤ!」「ちきしょう!」と愚痴りながらも、足はもう限界を超えていました。



先を行くRねえさんと強者Sさんも同じ思いをしながら走っていたようです。





最後の上りを過ぎて下り坂に差し掛かった時、なんと安堵したことでしょう。

サンライズ糸山で自転車を返却してロビーのソファで腰を下ろした時は疲れ切っていました。








朝の8時半にスタートして17時に到着ですから、8時間半ほど行動していたことになります。

さすが日頃自転車に乗りなりている余裕のYさんに「昔取った杵柄」と言われましたが、

「杵柄も30年以上も経てば腐っているわな」とつくづく感じ、しばらくは自転車はいいかな!と

思う半分、練習すればもっと早く楽に走れるかなと思ったりもしました。

55歳オーバー(1名だけ40代)のおじさん、おばさんが、「お尻が痛い・痛い」と言いながら

走る光景は面白おかしく、久しぶりに気持ちも若返りとても楽しい一日を過ごせました。

山歩きはもちろんですが、こうして違ったオウトドアを

仲のいいメンバーで一緒に行動するとまた違った楽しさがあります。



次のW・O・Cの企画が楽しみになりました。計画してくれたYさん、

車の運転して頂いた皆さん、ありがとうございました!



























































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