KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC.登山部 2019.07.24 剣山~次郎笈

2019年07月25日 | 四国の山
係りつけの医者から『一度大きい病院で検査を受けた方がいい』と言われた母親を

高松市内の病院に送って行くため今日のお山はお休み。と思っていたら検査の予定が延期になり

一日予定が空いてしまった。そう言えば昼間に山さんから今日は5人で

剣山と次郎笈へ出かけると連絡があったのを思い出し、『明日は見ノ越は何時くらいですか?』と

夜になってメッセージを入れてみた。


8時30分の予定が車の前をバスが3台も走っていて狭い国道438号線では、なかなか追い抜く場所がなく

結局10分ほど遅れて見ノ越に到着しました。先週に続いて二週連続で同じ山なんて・・・・と思ったけれど

先週があまりにもグダグダで体力の低下を痛感したので、同じ山を歩いたらどれくらい体力が戻っているのか

判りやすいのでは・・・・そう思って急遽参加して5人のメンバーと一緒に駐車場をスタートしました。

先週に見た劔神社の石段の提灯は片づけられいつもの静まり返った神社を通り抜けて登山道へと向かいます。




ますは西島駅までの1.4km。まだ陽の当たらない森の中でヒグラシの寂しげな声が響き渡ります。

山さんと山奥さんが快調に歩いて行きます。先週はスタート直後から重かった脚も

今日はまだ大丈夫なようです。




梅雨が明けたらしいのですが、山頂はまだ姿を現しません。




西島神社の大岩ですでに降りてくる男性とすれ違います。話を聞くと山口県から来て車中泊して

剣山と明日は石鎚山を登るとの事。話を聞いて羨ましい~と思っていたら後ろから来たあっちゃん

『KAZASHIさんはまだまだ先やね!』と声を掛けてきました。それでもやはり体力のあるうちに車中泊しながら

旅をしてあちこちの山を歩いてみたいと夢見ます。




西島駅までペースも良く40分ほどで到着しました。徐々に晴れては来ていますがまだ三嶺には雲がかかっています。














リフト乗り場の花畑の横を通り山頂に向かいます。しだいに雲が流れて青空が広がり始めました。

雲の影に覆われた赤帽子山の山頂と陽の当った稜線。その影が動いてコントラストがきれいです。







刀掛けの松で後続を待つ間にあっちゃんとセニョさんが案内板を見ながら、なにやら話をしています。







するとあっちゃんが『この鎖場って?』と聞いてくるので

『以前に雨上がりの後降りようしたら足が滑って死にそうになりました!』

と答えると『乾いてたら大丈夫?』とか『どれぐらいの高さ?』とか矢継ぎ早やに聞いてきます。

は・は~んこの二人行くつもりやな・・・・!。すると山さんが『あっちゃんの前で、怖かったとか死にそうやったとかは禁句!』

と言って笑っています。あっちゃんが最後に『そう、死にそうやったん。』と言いながらニヤリとしたのを私は見逃しませんでした。


案の定メンバーと別れてニコニコしながら二人は行場へと歩いて行きました。




行場への道はこれからキレンゲショウマのシーズンに向けて草刈りの作業をしています。

シーズンになれば登山者だけでなく一般の人も訪れる道です。行場は結構昇り降りがあって気を遣う場所もあります、

苦労して整備してくれている人の為にも、今年も事故のないように願います。







刀掛けの松からひと登りで山頂です。木屋平方面はまだ雲が厚くのしかかっています。







山頂ヒュッテの温度計は22度。神社前の展望台で吹き上げてくる涼しい風に吹かれながら後続を待ちます。

山奥さんと波平さんが登ってきました。







しばらくしてセニョさんから電話がかかってきました。

『道を間違えたわ!』と。どうやら鎖場の手前で間違って上に上がってしまったようです。

その内にあっちゃんとセニョさんが登ってきました。




全員が揃ったところで山頂へと向かいます。何度歩いても、例え二週続けて歩いてもこの山頂の木道歩きは

これぞ山・山・山!といった雰囲気がして飽きることがありません。











三角点の前で恒例のばんざい!





三角点の西側では当たり前ですが先週と同じようにたおやかな姿の次郎笈が横たわっていました。

そんな次郎笈の山容もさることながら、この剣山からのクマザサの緑の稜線とそこに縫うように続く登山道が見渡せる景色は

やはり四国でも有数の眺望だと思います。








一旦鞍部まで下って行きます。後続も意外と急な剣山からの下りを慎重に歩いてきています。













大岩の横を過ぎると鞍部です。







振り返って見る剣山の姿も次郎笈に負けず劣らず秀麗です。




すると後ろにいたあっちゃんが『お腹が空いた~』と言っています。このフレーズはいつもは山さんの専売特許なのですが、

今日は珍しくあっちゃんんが『あとどれくらいかな~?』とか山頂手前の小ピークを見て『あれが山頂かな~?』と聞いてきます。

いつもは登りでもほとんど立ち止まることがないのに度々立ち止まっては一息入れています。

今日は完全にシャリバテのあっちゃんです。

さらに後ろから来る山さんも『お腹空いた~!』といつものように声をあげています。








山頂は雲が日差しを遮ってくれていてさほど暑くもなく丸石・高ノ瀬そして三嶺へと続く稜線が見渡せます。

丁度昼時、まとわりつく虫を手で払いながらお昼ご飯にします。







去年波平さんとわかめちゃんと一緒に一の森から剣山を歩い時は来れなかった次郎笈。

次は次郎笈まで歩こうねと約束したのに、先週わかめちゃんと抜け駆けをして一緒に次郎笈まで歩いてしまったので

波平さんには申し訳なく思っていた気持ちが、これで何とか晴れました。








西側に広がる眺望に名残惜しみながら山頂を後にします。








この剣山と次郎笈はどちらの山頂から眺めても、そして途中の稜線からどちらの山を見ても美しく

本当に楽しく歩ける道です。







鞍部を過ぎて少し登り返すと西島駅への分岐です。ここから左に降りてトラバース道を歩いて行きます。











西島駅では朝に会ったバスに乗ってきたのか高校生の団体がリフトに乗って降りて行っています。

若い高校生と一緒に山登りの引率する先生も大変でしょうね。




ベンチに腰掛け一息入れていると、ふと後ろを見るとセニョさんがベンチに座って船を漕いて(居眠り)います。

今朝は夜中に目が覚めて睡眠不足で随分とお疲れの様です。








山さんの『船が出るぞ~!(笑)』の掛け声で出発です。








見ノ越までの下りで膝がカックンとなって痛みが出てきました。それでも何とか駐車場に着くと

今日は去年の同じコースと比べても随分と速い時間で歩けたと山さんが教えてくれました。

やはり休まず続けて歩くのが体力維持に大切だなと感じた二週続けての剣山でした。

見ノ越を出て夫婦池までの間にあるみどりの一里塚で恒例のコーヒータイムです。

今日はセニョさんが美味しいコーヒーを淹れてくれました。

これだけの人数のコーヒーを淹れるときは、少し濃いめに淹れて後でお湯で足した方がいいそうです。

時間をかけて淹れるといぐみがでてしまうそうで、なるほどさすがプロです。








美味しいコーヒーを飲みながら雑談をした後、

ベンチの側から見える太郎と次郎に別れを告げて、体力測定の一日を終えて帰路につきました。




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WOC・登山部 2019.07.17 次郎笈~剣山

2019年07月17日 | 四国の山


まだ梅雨も明けていないというのに周りではずいぶんと賑やかになってきた。

北海道へツアーで遠征や三連休を利用して長野に遠征など

夏山がスタートしたかと思うほど、皆さん積極的に四国外の山を歩いている。

そんな中で私と言えば、この一ケ月はこれといった山にも登らず旅行や

観光で休日を過ごしてきた。そうこうしていると、

体も鈍って体調も思わしくなく体重も徐々に増えてきた。

このままではいかん!と思っていても外は雨。カッパを着てまで歩く気にもならず

プチ観光でお茶を濁す、そんな水曜日が続いていた。

今週も早くから雨の予報の水曜日。やはり出かける気分にもなれずWOCでは

『自主トレ』と案内をして、夕方の腰の治療までのんびりとしようと

考えていたら、天気が回復してどうやら一日は持ちそうだと昨日わかり、

そうなれば久しぶりに、どこかお山に出かけたいとうずうずし始めた。

以前一人で山歩きをしていた頃はこうやって、

よく前日に行先を良く決めていたもんだ。

ネットで色々調べてみても若干体力に不安が残るので、

結局今まで何十回も登っている『剣山』に安パイで出かけることにした。


見ノ越の駐車場は思っていたよりも車が少なく取りあえず日陰になる奥の駐車場に

車を停めて歩き始めた。




劔神社への石段は色とりどりの提灯が飾られ、鳥居の手前にはきれいに編まれた

大きく太いしめ縄があり、脚立を持った人たちが準備に忙しそうにしている。




劔神社から登山道に入ると風景は深い森の景色へと変わります。







雨降りの後の木々の葉がみずみずしく、

時折聞こえてくるカッコーの鳴く声が森の中に響き渡ります。







木々の間を抜けて霧が流れていきます。薄暗い登山道に白い花びらが

落ちています。その上を見上げると高い枝にヒメシャラの花が咲いています。







祖谷川から沸き立つ霧に北側の『丸笹山』も見え隠れしています。




西島神社の大岩まで来ました。それにしても今日は一段と体が重い。

梅雨のこの時期一カ月以上まともに歩いていないせいか、

早くも脚が上がらない。体力の無さが見に染みます。







晴れていれば西島駅から正面に見える『三嶺』も、今日は雲の中。

やはり山頂からの眺望は期待出来そうにありません。




このまま剣山に登るとお昼には少し早いので、先に次郎笈に向かいます。

普段は下山時によく使う道は、反対から歩くとまたいつもと違う景色、

いつもと違う道に見えます。










山の北側の西島駅からトラバースして西側に回り込むと、

次郎笈の稜線が見え始めます。でもやはり山頂は濃い霧に覆われています。







剣山と次郎笈の分岐に出ました。ここから右に折れ鞍部まで一旦下って

山頂への急坂を登って行きます。




相変わらず正面の次郎笈山頂は姿を現せてくれません。

ふと振り返ると霧が流れて一瞬だけ剣山が見え始めました。








山頂への急坂も、いつもなら周りの景色が励ましてくれるのに、

真っ白な世界の中ではまるでひたすら鍛錬している修行僧のようです。







山頂で待ってくれていたのは、やはり白い霧と羽音をたてて

飛び回るたくさんの虫たちでした。








山頂で一息入れた後は霧も晴れそうにないので、剣山に向かう事に。

今日の稜線は雲というよりはやはり霧。空は明るいのに稜線の両側から

霧が駆け上ってきます。




次第に風が流れ霧も動き始めて薄い影のようだった山容が

どんどんと濃くなり始め、最後ははっきりと剣山が姿を見せてくれました。











空も所々で青空も見えてきました。

先程まで白かった次郎笈の山頂も見ています。








西島駅への分岐まで戻ってくると、いつもの大好きな景色に変わっていました。

クマザサの稜線に続く道とゆったりとした次郎笈の山容。

何度訪れても何度歩いても飽きる事のない景色です。




日差しを遮っていた霧が晴れると途端に暑くなってきました。

霧で景色が見えない、霧が流れて暑いとわがままなものです。








剣山への登り返しで脚は限界にきていました。踏み出す一歩に足の筋肉が

震えています。こんなにキツイのは久しぶりです。

一週間に一度でもいいから歩くのが、体力維持になっていたんだと痛感しました。







いつも写真を撮る山頂直下でもあまりのシンドさに

やっとの事で笑顔を作るので精一杯です。





山頂の三角点にも大きなしめ縄が巻かれています。







北のテラスでザックを肩から降ろすと直ぐに倒れ込むほど、

どっと疲れが押し寄せてきました。

仰向けになると吹き上げてくる風に疲れも心地よく感じます。








しばらくすると何やら太鼓の音が聞こえてきました。

その音に誘われて剣山本宮宝蔵神社へ歩いて行くと、白装束に身を固めた人達が

神社の前で神事を行なっていました。







剣山は剣にまつわる伝説の残る山。神事も剣の舞が奉納されるようです。

巫女さんと子供が捲くお札を拾って御利益がありますように!





山頂まで神輿が担ぎ上げられる例大祭はこの週末のようです。





神事が終わると、神主さんが週末もお越しくださいと

声をかけてくださいました。

最近は担ぎ手だけではなかなか難しいので、ロープを使って

引っ張り上げていると笑って教えてくれました。



ヒュッテに入って久しぶりにお蕎麦をいただく事にします。

カウンターでは宿泊予定の外国人がチェックインしながら

明日天気が良ければ三嶺まで行く予定だと言っています。








いつもお昼に食べるうどんは出来るだけ出汁は残すようしていますが、

汗をかいた今日は飲み干しても大丈夫でしょう。

柔らかい蕎麦と優しい味のする出汁でした。


お腹を満たした後は降りるだけです。

下りは得意なはずなのに今日はやはり疲れた足が堪えます。










西島で朝は見えなかった三嶺も遠くに見えています。







天気予報通り雨に降られる事もなく、期待以上の眺望にも恵まれた一日でした。

久しぶりの剣山と次郎笈は思い切り気分転換になりました。

梅雨が明ければ本格的な夏山シーズン。徐々に体も準備していきます。

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WOC・登山部 2019.07.10 翠波峰

2019年07月11日 | 四国の山


梅雨ですね雨ですね、ジメジメと嫌な季節です。この時期は毎週の登山部の行き先にも頭を悩まされます。

そこで今日はWOC登山部改めWOC観光部で梅雨の雨降りの中を活動してきました。

まずは四国中央市にある『翠波峰』を目指して歩きます。

というと普通は北側の伊予三島から松尾城跡を通り2時間くらいかけて登るのですが

そこはそれ!臨機応変に梅雨時ですし雨も降っているし・・・・今日は観光部だと言い訳をして

車で翠波高原を走りさらに上にある西峰駐車場まで走ります。

法皇トンネルを抜け翠波高原への道を走っていると麺法師さんが『あ!シカ!』と。

麺法師さんが指さす方を見ると、ヘヤピンカーブの奥の斜面に

可愛らしいバンビが一頭、じっと立ってこちらを見ています。




シカは好奇心が旺盛なのか時々山で出会うと、いつも逃げる前に一度は立ち止まって

ちらっとこちらを見てから逃げるのですが、

今日のバンビはじっと動かずこちらを凝視して逃げようともしません。

その内に斜面を降りてこちらに近寄ってこようとするではないですか?? (@_@)










まさか!と思っていると立ち止まり戻ったり、またこちらに来ようとしたりしています。

まだ小さいから怖いもの知らずで好奇心で近寄って来るのかと思っていると、

なんと我々の車の後ろにお母さんシカがいるのに気付きました。

どうやらお母さんの方に行きたいのに、間に我々の車があるので近づいたり戻ったり

どうしようか迷って動いていたようです。


けっこう長い時間バンビの可愛い姿を見た後、軟弱登山部は西峰駐車場に到着しました。

皆さんザックを背負い足元はスパッツを履いて準備万端歩き始めて

ものの2~3分『翠波峰西峰』に到着です。










周りはガスが立ち込めて眺望もないので直ぐに下の展望台まで降りて行きます。

展望台では晴れていれば北側の四国中央市から瀬戸内海の景色が広がっているのですが

今日は時々雲が流れて街並みが見える程度です。四国中央市の向こうに燧灘。

そして七宝山の左には庄内半島が続いています。

白い雲が流れていく景色も幻想的でなかなかいいもんです!














展望台で記念撮影です。







さあここから『翠波峰東峰』に向けて縦走開始です。頑張るぞ! オ!(^O^)/

駐車場の東側からそれらしい道と案内板がありました。







石棺のような造りの大岩の横を通り歩いて行くとなんとものの数分で東峰に到着しました。

今日の登山?はここで終~了~!です。今年に入って登山部最短の歩行時間でした。




東峰からは金砂湖と金砂湖の東端にある『柳瀬ダム』が見下ろせます。

そのうちに南側から雲が流れてきて、湖も見え隠れし始めました。








さぁ~ここからは登山部 ⇒ 観光部に切り替えです。

この東峰の東側にある『水波神社(権現)』へ参拝します。

駐車場まで一旦戻り車に乗り込み『法皇スカイライン』を走り、神社の下で車を停めます。

参道は工事中でコンクリートできれいに整備されている途中でした。

そのコンクリート道を歩いて行くと、今日最大の難所?の神社の石段が待ち構えていました。

階段はかなりの急登で、中央部に手摺が設けられていますが、この手摺がなければ今日のように雨で濡れている時は

滑落事故が起こりそうなとても危険な箇所です。(笑)











と言いながらもそこは登山部健脚揃い!軽~く!石段を登って行きます。







神社の社殿の裏側からもさきほどの東峰と同じように金砂湖が見下ろせます。




高所先端大好きのあっちゃんは大岩の先端で真下を覗き込んでいます。

『今日は岩が濡れているから、滑るから気を付けてね!』と言っても、平気な顔をして岩の先端まで行っています。











さて観光部が次に向かうは『下長瀬あじさい公園』です。

銅山川に沿って続く県道6号線は『あじさいロード』と呼ばれ、沿線には

約3万株ものあじさいが植えられているそうです。なかでもあじさい公園はその河川敷にある公園です。

翠波高原から金砂湖まで下り、湖に掛かる橋を渡りさらに西に進むとあじさい公園です。

公衆トイレのある駐車場に車を停めて歩きます。







公園は川に沿った道ともう一本中に入った遊歩道になっています。道に沿って大きなあじさいが植えられています。

ここでは青や紫よりも少しピンクかかった色が多いようです。














あじさいの色は土壌によって変わると言われています。青がかかった色は酸性。赤がかかった色は

アルカリ性だそうです。この辺りはどうやらアルカリ性の土壌の様です。







ぐるっと一周して駐車場まで戻ると、随分と後ろの方から来る女子?3人。

かしまし娘はおしゃべりしながらですからとにかく時間がかかります!







次に向かうは『冨郷渓谷』です。あじさい公園から県道をさらに西に進んで、

初めてのトンネルの手前で『冨郷キャンプ場』の案内板に従って左に進んでいくと

道の脇のガードレールに『戻ケ嶽』の案内板がかかっています。

『戻ケ岳』は川の横に切り立った高さ60mもある岩壁です。

少し雨が降り始めましたが、河原まで降りて対岸のキャンプ場から岩壁の近くまで行ってみることにします。







川は冨郷ダムの放流によって流れができていますが、昨日の雨で支流から流れ込んだ水の流れが速く、

川面に近いコンクリートの橋を渡るときは、その流れの大きな音が怖いくらいでした。

(この写真はネットに上がっていたiphoneの裏技で撮ってみました。)







ほぼ垂直に近い岩壁に所々に赤松が生えています。岩の割れ目に根を張ってよくあんな所にと思うような

場所に逞しく生育しています。








戻ケ嶽を見物した後は山を下りての昼食です。土居町にある『PIZZAMORE』は愛想のいいイタリア人の

ダビデさんがオーナーシェフのお店です。それぞれがランチのピザセットを注文してシェアします。








釜焼きのピザは本格的で、もちもちとしたところと端っこはカリッとしていて

とても美味しいピザでした。











腹ごしらえが終わった後は、海岸沿いを新居浜市方面へ向かいます。

最後に立ち寄ったのは先ほどまでいた山の中とは正反対の雰囲気の『新居浜マリンパーク』

道沿いに植えられたヤシの木はリゾート地のようです。




すぐ横にある東港には新居浜東フェリーの大きなフェリーが停泊していました。

高松のジャンボフェリーと比べてもかなりの大きさのフェリーです。







四国最大級といわれるマリーナには、これも初めて見る巨大なクルーザーがクレーンで吊り上げられ、

陸に運ばれていました。果たしてこのクルーザーの持ち主はどんなおお金持ちなんでしょうか?








ここのところ山歩きもせずに遊んでばかりでまた1kgほど体重が増えてきました。

もちろん筋肉ではなく脂肪が・・・・・お腹の周りに。

そろそろちゃんと山歩きをしないとと思っている今日この頃です。
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WOC・登山部 2019.07.03 伊尾木洞~東山森林公園

2019年07月03日 | 四国の山


以前に山とものREIKOさんのレポートを見てずっと行きたいと思っていた場所。

高知県安芸市の『伊尾木洞』はそのレポートの写真を見た瞬間に

目が釘付けになりました。洞窟とその奥に続く渓谷。しかもその岩肌にはびっしりと羊歯が密生しています。

まるで数万年前の時代にタイムスリップしたような、今まで見たこともない不思議な景色です。


先週から四国も梅雨入りして今日も雨降りの予報で、さてさてどこを歩こうかなと思案していたところ、

思いついたのがこの『伊尾木洞』でした。さっそくWOC登山部のFBで案内したところ、

雨の予報にもかかわらず、おじさん・おばさんの総勢11名が参加となりました。

REIKOさんのレポートにあった通り、伊尾木公民館に車を停めトイレを借りようと中に入ると

管理人の人が出てきて、今はこの公民館の直ぐ東にある『Kマート』の奥にある

『観光案内所』が伊尾木洞の駐車場になっていると教えてくれました。




公民館から伊尾木洞は直ぐの場所にあります。国道から川沿いを北に進むと桜並木と

なぜか女性の裸体像が並んでいます。100mほどで洞窟の入り口です。

ただここのところの降雨の影響か、洞窟内に続く遊歩道は増水のせいで川の中。







洞窟の中を覗き込んで登山靴では無理!と判断して、一度観光案内所まで戻って長靴を借りることにしました。

しかも入り口の案内板には、増水時とマムシ対策に長靴を!と書いています。濡れてもいいけどさすがにマムシは・・・!


観光案内所にはサイズごとに長靴が並べられています。ありがたいことに無料で借りられます。




白や黒の長靴を履いて再出発です。










遊歩道は増水で5~10cmほど水に浸かっていますが、そこは長靴、気にせずにどんどん歩いて行けます。




外は雨が降っていないのに洞窟の中は天井から大きな雫が降って来るので傘をさします。

先を行く山さん・セニョさん・麺法師さんの向こうに何やら不思議な空間が見えます。

この伊尾木洞は、まだこの辺りが海岸だったころに波の浸食でできた海蝕洞だそうです。




40mほどの洞窟を抜けると沢の両側は切り立った崖。その崖は岩肌ではなく羊歯の緑で一面覆われています。







その密集した羊歯の緑に圧倒され、どこか異空間に飛び込んだような錯覚に陥ります。

口をポカ~ンと開けたまましばし見とれていると、前の方でおじさんの悲鳴があがっています。

どうやらニョロニョロがいたようでおじさん三人が覗き込んでいます!

苦手な麺法師さんが慌てて戻って来ました。もっと苦手な杉さんの足が止まりました。













後ろから来る山ガールたちも写真をバシャバシャ撮っています。

自生するシダは確認されているだけでも40種類にも及び、その内7種類のシダが国の

天然記念物に指定されていると言います。しかも1ヶ所に異なる種類のシダが共生しているのは

非常に珍しいとの事です。
















渓谷の中の小さな川ですが雨降りの後、水の流れにも勢いがあります。





あっちゃんとやっさんは何を写しているのか?これぞ『水洗便所!』






所々で渡渉する箇所もあります。足元は長靴ですが転倒してしまうと元も子もありません。

注意深く渡って行きます。










橋を渡り左岸から右岸に移動すると、川から少し高い位置の道になります。

そして直ぐまた川の中へと降りて行きます。







ここからも渡渉の繰り返しです。少し深い場所もあり、山奥さんも慎重に渡って行きます。

少し短めの長靴だったのに油断した私は右足を沈! 膝から下がずぶ濡れです。











最後は小さな小滝が正面に現れます。ここも降雨の後、勢いよく水が流れ落ちています。

その滝の上部にも二つほど滝がありました。











滝からは川を離れて山道が続いています。




そして最後に橋を渡ると、左に歩くと周回路となり、右に進むと『東山森林公園』への道となります。




ここで長靴の中でチャポチャポといっていた水を抜いて、濡れた靴下を絞ります。





右に曲がって川沿いの道を登って行くと大きな工事中の場所に出ました。『龍王池』を改修しているようです。

工事路を通って公園の管理棟まで歩きます。







管理棟からさらに先まで歩き、山頂まで1.3kmと書かれた案内板から、また山道に入って行きます。

この辺りから雨がパラパラしてきました。道の両脇には相変わらずシダが生き生きと生い茂っています。










少しづつ高度があがってくると、木々の間から南に太平洋の海岸が続いているのが見えます。

しかしこの時点で麺法師さんと私はどこで引き返そうかと二人で密かに思案していました。







すると少し先で山頂とモクレンの道への分岐標識があり、これを幸いに

山頂へ登る組とこのままモクレンの道を下る組に分かれることにしました。

セニョさんはもちろんの事コアラさん・やっさんも山頂まで登ると言って歩き始めました。

そして女性陣はあっちゃんとキョウちゃんが登って行きました。

残りの軟弱メンバーは下って行きながら『登って行ったんは、メンバーの中でも年長組。みんな元気やな~』と負け惜しみ。








後からセニョさんの話を聞くと、山頂となっている場所は山頂でもなく登坂の途中だったそうで、

本当はさらに奥が山頂だったと残念がっていました。ピークハンターのセニョさんにとっては今日は不完全燃焼です。








モクレンの道を下り管理棟まで戻り、山道には戻らず少し遠回りにはなりますがアスファルト道を歩いて行きます。

最初はよかった下道歩きも次第に硬いアスファルトに柔らかい長靴の底が足に堪えてきました。


駐車場に戻る途中には巨大な『津波避難タワー』があちらこちらに建っているのが目につきます。

気候温暖で災害の少ない瀬戸内に住んでいる私たちには、災害に対しての意識が薄く

考えられない光景です。





観光案内所まで戻り長靴を洗って戻し、麺法師さんと二人で後から下りてくるメンバーを

車で途中まで迎えに行きました。今日の歩きはここまでで後は観光です。それでも6km強を長靴でよく歩きました。

ちょうど時間はお昼過ぎです。

案内所の横の大きな観光案内看板の中の『釜あげちりめん丼』の大きな写真に食欲がそそります。


濡れた体をふいたり着替えをしたりして準備万端。看板にあった『道の駅大山』へいざ!

道の駅のレストランでさっそくちりめん丼を注文。








取りあえずお腹を満たした後は安芸市内を周遊。有名な『野良時計』の横を通り、

『岩崎弥太郎』の生家を尋ね、最終は山さんがチェックしていた『Sea House』へ!










このレストランは海岸沿いの崖の上に突き出すように建っている特徴的な建物です。

その一番先に座り太平洋を眺めながら各々が飲み物を頂きます。













温かい飲み物を飲み和んでいると突然周りのスマホから一斉にけたたましい音が鳴りビックリ!

『高齢者等避難開始』と緊急速報が流れました。『セニョさん、避難せんと!』などと冗談を言いながら

雨脚が強くならないうちに帰路につきました。



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北海道社員旅行

2019年07月01日 | 雑記


会社の社員旅行の第三陣で北海道に二泊三日で出かけてきました。

初日はほぼ移動日でしたが札幌のホテルに15時過ぎに着いたので、夕食までの間

市内をのんびりと歩いてみました。札幌には何度も訪れていますが、一人で歩いて

見物するのは初めてかもしれません。

まずはホテルのすぐ近くにあった『北海道テレビ』の本社を訪問しました。

『水曜どうでしょう』という20年以上も前に、深夜に放送された番組を、

YouTubeで見るのが最近の楽しみで、出演者の大泉洋と鈴井貴之が

旅をメインとした企画の番組ですが、そのくだらない内容にはまっています。

その放送局のエントランスホールで未だに販売しているその番組のグッズを

物色した後、通りを挟んで西側にある市内で一番有名な『札幌時計台』を訪問。










その後は少し歩いて『北海道庁旧本庁舎』の赤レンガの建物を見学。

そして大通公園まで歩いて一息入れました。







その後はススキノの夕食会場まで街の雰囲気を味わいながら歩いて行きました。













二日目は自由行動。観光バスツアーで観光する者もいれば、ゴルフをする者、レンタカーで好きな場所を訪れる

など様々ででした。私はというとレンタカーで道央を観光しました。

まずは高速を走り三笠市から県道を一路富良野へ。

『ファーム冨田』はラベンダーで一躍有名になった観光農園。

メインのラベンダーはまだ早いのか花も小さくまばらな感じです。







次に訪れたのは同じように花畑で有名な『四季彩の丘』










この後訪れたどの観光地もそうですが、とにかく周りは韓国語と中国語が飛び交っています。

日本人を探すのに苦労するくらい、海外からの観光客ばかりです。

四季彩の丘からは『丘の町 美瑛』らしい景色の中を車を走らせます。







そしてこの美瑛を有名にした貢献者の一人の写真家の『前田真三』さんのギャラリーの『拓真館』を訪問。

森の中にひっそりと佇む、小学校の跡地を利用した雰囲気のあるギャラリーです。








そしてこの拓真館からひとつ丘を越えたところにある場所が、今回どうしても訪れたかった場所です。

現在はファームズ千代田となっていますが当時は高橋牧場という名前でした。

私が若かりし頃2年間過ごした場所です。その時の社長はなくなっていますが、息子さんはやりてのようで

手広くされて規模は何倍にもなっていました。










【千代田の丘見晴らし台】






【水沢ダム】



30年以上も前に寝泊まりしていた寮や倉庫も当時のまま残っていました。

その懐かしい場所から東に車を走らせると、ここ最近話題になっている『青い池』です。

この池は十勝岳の火山泥流災害を防ぐために造られた堰堤のひとつに水が溜まり偶然にできた産物です。

その偶然の産物に平日にもかかわらず凄い数の人が訪れています。








その青い池から白金温泉に向かうと同じような色をした川に細く数多く流れ落ちる『しらひげの滝』があります。





しらひげの滝からは原生林の中をどんどんと高度を上げていくと『十勝岳望岳台』です。

標高940mの展望台からは正面に十勝岳のあげる噴煙をまじかに見ることができます。




【十勝岳】




写真を撮ってのんびりとしていると一人の女性が『写真を撮ってくれませんか?』と声をかけてきました。

写真を撮ったあとに少し話をすると、女性は福岡から来て『富良野岳~十勝岳』まで縦走する予定だったが

富良野岳の稜線で風が強くて諦めて降りてきたと言います。それでもあきらめきれずにここまで車を走らせ

十勝岳を眺めに来たそうです。

【富良野岳】



『だいぶん距離があるみたいやから時間がかかるでしょう?』と聞くと

『10時間くらいで歩けるみたいです。』と答えてくれました。

帰ってヤマケイを見てみると16.4Km、約10時間のコースタイムになっていました。

なかなかハードなコースの様ですが一度は歩いてみたい稜線です。


【美瑛岳・美瑛藤】



北側遠くには大雪山も見えます。




反対側には広大な原生林が広がっています。




登山口にはこの大雪山系のルートマップが貼っていました。

ルート図には難易度で色分けされています。果たして自分の力量はどれくらいかな?などと考えさせられました。

10年前に遭難事故のあったトムラウシ山はやはり最高難度の赤線になっています。




望岳台を後にして美瑛市内の西側の丘陵地を走ります。














この日の夜は札幌市内の夕食の定番の『さっぽろビール園』でジンギスカンとビールを堪能。














最終日は朝から小樽へ。明治時代から残る重厚な建物が点在しここでも観光客でにぎわっています。



















二泊三日と短い時間でしたが、思いで多い場所を尋ねることができて

改めて北海道の良さを感じた旅となりました。
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