KAZASHI TREKKING CLUB

山登りというよりはトレッキングいやハイキング。最近はそんな
感じで、楽して景色の楽しめる山ばかり登っている軟弱者です。

WOC.登山部 2019.03.06 与治山・城山

2019年03月09日 | 香川の里山
先週からずっと天気予報とにらめっこ!ただ待てど暮らせど降水確率は

高いままで天気は回復しそうにありません。こうなると遠出をしても仕方がないので

近場で傘を差しながらでも歩ける里山をピックアップしました。

最初は三野町の『河津桜』を見て、西讃方面の山でもと考えていたのですが、

白鳥町の湊川沿いの河津桜も見ごたえがあるようなので、西から東へと予定を変更。

桜を見物した後、東かがわ市の近場の山を散策することにしました。

丸亀組と大内ICの近くで待ち合わせ、そこから数分で河津桜の咲く湊川沿いに着きました。

河原の駐車場に車を停めて歩いて行きます。







丁度並木の中間地点にある駐車場からまずは北に向かって歩いて行くと、

並木の北の端に石碑があり、その石碑には15年ほど前に地元のライオンズクラブの方達で

76本の桜が植樹されたと書れていました。




この北の端から南に川の土手に沿っておおよそ1kmほど並木が続いています。

ソメイヨシノに比べると桃色に近い濃い花の色と1本の枝に着く花の数も

多くとても密度が濃い感じのする桜です。何枚撮っても同じような写真になりますが

それでもついつい撮ってしまいます。並木の南の端までのんびりと歩きます。













河津桜の並木を見物した後は、白鳥町の北端の鹿浦越岬にある国の天然記念物の

『ランプロファイア岩脈』を見学します。漁港の横にある駐車場に車を停めて

遊歩道を進んでいくと、白と黒のストライプの岩壁が目に飛び込んできます。




花崗岩に割れ目ができた時に煌斑岩(こうはんがん)が入り込んでできた

国内では非常に珍しい地質で、引き潮の時には近くまで行けるようですが、

今日は遊歩道の先から遠目に見学です。




鹿浦越岬には遊歩道が整備されていて、駐車場から階段を登って行きます。

階段を登ると岬への木々に囲まれた気持ちのいい道が続いています。








途中には江戸時代に造られた『蕪越狼煙(のろし)場跡』があります。







狼煙場から先も遊歩道が続いています。しばらく歩くと異国船を監視していたという番所跡の

江見展望台に着きました。たしかに岬の東側の眺望が広がっています。










江見展望台からさらに東に歩くともう一ヵ所東屋のある展望台があります。

眼下にはアーチ状に続く白い潮越海岸を見下ろすことができます。

今日は霞んでいますが、晴れていれば淡路島まで眺めることができそうです。





展望台からその潮越海岸への急な階段を下り、下道を歩いて駐車場まで戻って行きます。




駐車場から一旦車に乗り込み、海岸沿いを引田町へと続く県道122号線を走り、

途中で車を停めて『与治山』の北側の登山道を歩きます。

以前、西側からは登ったことがあるのですが、こちら側から登るのはは初めてです。







最初は羊歯の茂る道を進み次第にウバメカシの茂る道になると、道の傾斜も急になってきます。







山頂には地元で『清少納言さん』と呼ばれている神社があり、社殿の横には三角点がありました。











神社の南側からの引田の安戸池方面の眺望を眺めた後記念撮影です。







与治山から下りてくると丁度お昼時。今日はお弁当ではなくうどん屋さんでお昼にします。

以前から店の横を通ると行列の出来ているのを見て気になっていた『まるちゃん』に初訪問です。




名物はとり天といか天のようですが、どちらもかなりボリュームがあります。

個人的にはてんぷらは平凡な感じがしましたが、麺と出汁はとても美味しくいただきました。





腹ごしらえを終えた後はもうひと山歩きます。先ほどの与治山からも見えた『城山』です。

城山は名前の通り引田城跡の遺跡の残る里山です。こちらも以前に一度歩いていますが、

今日の登山口からのコースは初めてです。







登山道というよりは遊歩道といった整備された快適な道が続いています。

最初は綴ら折れの道を登って行きます。







樹林帯の中から尾根へと飛び出すと、周りが開けた花崗岩が露出した道になり

振り返ると引田漁港の眺望が広がっています。








自然にできた小さい穴の中に可愛らしい置物?が。




岩肌の上を登り詰めると『引田城本丸跡』と書かれた看板があり、大きめの

石積みが残っていました。




本丸跡を過ぎるとほぼ平らな道が続いています。道標に従って歩いて行きます。




城山山頂には『東かがわ里山チャレンジ30』の際に掛けられた山名札があります。







山頂の先からも引田の街並みが見下ろせます。







山頂の南端から一旦下って『引田灯台』へと道が続いています。

山頂をぐるっとのんびりと歩きます。灯台に着くころにちょうどパラパラと雨が降り始めました。







城山は100mにも満たない低い山ですが、至るところで眺望が開けて足元も歩きやすく

とてもいい山でした。

登山部というよりは散歩クラブと言った感じで、ほとんど汗も掻くこともなく、

息も切らせることもなく予定通り雨の降るまでに帰路に着けたのんびりとした半日でした。
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WOC.登山部 2019.02.13 屋島

2019年02月14日 | 香川の里山
先週末時点での今日の天気予報は降水確率10~50%とバラつきがあり、

どこに出かけるか頭を悩ませました。

この時期にカッパを着て歩くのも寒いだけで楽しくありません。

ならば雨が降った場合は傘を差してのんびり歩け、雨が降らなかった場合はメンバーが

歩いた事のない道を登るコースで『屋島』に出かけてきました。


少し早めに集合場所の屋島神社の参道横の駐車場に着くと、すでに2~3台の車が停まっていて、

しばらくすると次から次と車がやってきて、リュックを背負った登山者らしい恰好をした

おおよそ30人近くの人が集まってきました。

その内の世話人らしき人に話を聞くと、『かがわ長寿大学』の中の同好会で

『山をゆっくり歩こう会』とい会のメンバーだそうで、調べてみると

毎週水曜日の午前中に県内の里山を歩いている会の様でした。




その内にWOC登山部のメンバーも集合し、まずは屋島神社を参拝してスタートします。

境内はきれいに清掃され、石段の最上部にある社殿は立派な構えしています。

ここで賽銭を取り出そうとポケットに手を入れると、車のキーがないのに気づきました。

集合場所でバタバタして車のキーを付けたままにしていました。

慌てて石段を駆け下り鍵を閉めて戻ると、麺法師さん に『セニョさんウィルス』 に

感染していると茶化されました。(いつもはよく忘れ物をするセニョさんが茶化されます。)




社殿の横を通り猪避けの柵の扉を開けて中に入ると、いよいよ今日唯一の急登が始まります。

途中までは木の枝に巻かれた赤テープを目印に登って行きます。




先頭で快調に登って行く私に麺法師さんとルリちゃん が

『昨日の夜はあまりお酒を飲んでないやろ!』 と。

たしかに先週の二日酔いでの『五夜嶽』 の藪漕ぎ急登に比べれば、気持ちよく登って行けます。










その内にテープは西に向かって付いていますが、ここはテープを無視して

そのまま真直ぐ『冠ケ嶽』の大岩壁に向かって登っていくと

笹が生えた踏み跡のある道になります。その笹道をやり過ごすと足元はザレた道になり

見上げると木々の間から冠ケ嶽の岩肌が見え始めました。










屋島の地質についてはとても興味深いレポートがあったので参考に!

↓↓

『屋島のメサはどうのようにしてできたのか? 香川大学 長谷川教授』


このレポートによるとこの安山岩の岩壁の下部のザレた斜面は、

花崗岩の基盤の上を『讃岐岩質安山岩』『崩積土』 が

薄く被膜しているとの事。勉強になります。

この岩壁の下部からはその巨大な安山岩の岩肌が、大迫力で迫ってきます。

その安山岩も場所によってさまざまな表面をしています。










高松市内にあってしかもこんな岩壁のなかなかない風景に、メンバーもひとしきり感心しています。

この岩壁の正面からは岩の間を直登で登って行けるのですが、今日は安全をとって

岩壁の下部をトラバースして行きます。







しばらく歩いて行くと次第に岩壁の高さが低くなり、最後に傾斜の緩くなった露岩を

登ると冠ケ嶽に続く道に飛び出します。







ほぼ水平な地道を南に歩いて行くと、屋島の東南端の『冠ケ嶽』です。

ここからは東に『五剣山』、そして志度湾の眺望が開けています。

展望台の柵を越え更に先の岩壁の上部から景色を見下ろします。

『あんまり先まで行ったらいかんな!』と言いながら、端まで進んで見下ろしている

やっさんとルリちゃん を後ろから見ているだけで股間がザワザワとします。







ひとしきり景色を楽しんだ後は、屋島ケーブルの山上駅跡まで

とても雰囲気のいい道を歩いて行きます。

約15年ほど前に廃止されたケーブルカーですが、昭和4年に開設されたと言う事は

この山上駅は90年も前に建てられた建物になります。

幾重にも重ねられた庇やその庇を受ける持ち送りも手をかけた芸術的な造形をしています。

昭和というより大正ロマンを感じるとても立派な建物です。今は色褪せた外観ですが、

出来たばかり白亜の駅舎はさぞかし見ごたえがあったと思います。







山上駅からは遊歩道をのんびりと歩いて行きます。

屋島寺への分岐から右に折れ『北嶺』へと向かいます。

途中では何ヵ所か展望台があり、その都度目の前に広がる景色を眺めながらの散策です。







今は廃墟となった『ホテル甚五郎』の前を通り、更に北に進むと北嶺を望む展望台。

この先から北嶺への道が続いているのですが、何やら警備員が立って通行止めの看板が!

その警備員に話を聞くと、現在北嶺への遊歩道の整備のために通行止めになっているとの事。

『遊歩道を通らずに尾根道を歩いて行くので!』と言って通らせてもらおうとするのですが、

『迂回して万が一事故でも起こったら、工事の責任になりますから!』と頑として通らせてくれません。

仕方がないので予定していた北嶺は諦め、『獅子の霊巌』へ廻って一旦駐車場まで下って

車で『長崎の鼻』まで行き、お昼ご飯を食べた後、北側から『遊鶴亭』まで登ることにしました。




『獅子の霊巌』までの遊歩道の途中にある『屋島水族館』では館外から

イルカがジャンプしている姿が見えました。

そういえばこの水族館の海水はどうしているんだろうと思っていると、

やっさんが『この水族館は水道水を特殊な処理で海水に変えている、

全国的にも珍しい技術を使っている』と教えてくれました。なるほど・・・・。




『獅子の霊巌』からはいつものように高松市と瀬戸内海を見下ろす大展望が広がっています。







ここから『県木園』の中を通り、最後の西南端へと歩きます。

西南端には以前になかった案内板が設置され、東を見ると

長年かけて整備された『屋嶋城』が望めます。







眺望のいい場所に来ると必ずメンバーは登山部らしく『あれが〇〇山でその横が〇〇山』などと

まずは山の特定をして楽しんでいます。




西南端から『屋嶋城』を見学して直接新しくできた遍路道へと下って行く階段を下ります。











遍路道を下って行く内足も疲れ始め、長崎の鼻からまた北嶺へ登り返すのはしんどいな~! と

後ろ向きな気持ちになってきました。麺法師さん と『ご飯を食べたらどこか観光でもしようか!』と密談。




『加持水』の石仏の下から脇道に入り、屋島の麓を屋島神社まで戻って行きます。

屋島の麓はほぼ猪避けの柵で囲まれています。




『大宮八幡』の境内を抜け、屋島ケーブルの駅まで戻ると駐車場です。










駐車場から一台の車に乗り込み、長崎の鼻に向かいます。ただここでも駐車場までの道が

土砂崩れの復旧の工事中で通行止め!仕方がないので県道わきに車を停めて歩いて行きます。




丁度お昼休みで休憩中の工事現場の横を通り着いた長崎の鼻は、

春の日差しのような温かい陽の光が降り注ぎ、お腹を空かせてのお昼ご飯には絶好の場所です。

穏やかな瀬戸内の海と島々を眺めながら、ゆっくりとお弁当を頂きます。








沖を行くフェリーを手玉に取る?ルリちゃん!










先月ニューヨークタイムズが『2019年に行くべき52カ所』の中で、世界の中での

第七位に輝いた美しい景色の広がる瀬戸内海ですが、足元を見るとたくさんのごみが

波打ち際に打ち寄せられています。特に目を引くのはペットボトル。これ以上の膨大な数の

ペットボトルが海の上を漂っているのを考えるとぞっとします。










のんびりとした時間を過ごした後は車を停めた県道まで戻って行きます。

帰りは工事現場を通らずに尾根道の中を進んでい行きます。途中にはこんもりした丘のような

『長崎鼻古墳群』の中を通って行きます。










この道も樹林帯の木漏れ日の中、とてもいい雰囲気の道です。








車に戻ってメンバーに北嶺には登らないと告げると、杉さんとコアラさん が

『あれ?いつ決まったん?』と。お二人は登る気満々だったようですが、

最初の冠ケ嶽への直登が堪えたのかいつになく足が疲れています。

長崎の鼻を後に残りは観光で!と言う事で、庵治町にある

『竜王公園』へ行くことにしました。

庵治町は四国の北端の町。竜王山の山頂が整備されて三年ほど前にオープンした公園です。

四国の北端らしくここからも瀬戸内の穏やかな景色が広がっていました。



園内は石材の町の庵治町らしい石野彫刻が並べられた彫刻広場となっています。

園内の道を歩いて行く逆光のコアラさんの後ろ姿が、かえって雰囲気が出てうまく撮れています。




スターウォーズに出てきそうな彫刻もありました。





『ウォッチタワー』と名づけられた山頂にある鉄製の橋は、

腕時計の形をしています。ここからは普段見ることのない

いつもと違う形をした『裏五剣山』が見えます。




手摺に取り付けられた小鳥のオブジェが日時計になっていて、その影が現在時刻を示しています。







ウオッチタワーの奥に『竜権さん』が祀られ、すぐ横にはキティーちゃんのプレートがありました。




地形図ではこのウォッチタワーの真下が三角点になっているのですが、どう探しても見当たりません。

するとヨウちゃん が『さっき登ってくる途中にあったわよ!』と。

彫刻広場の芝生を下りながら、GPSを見ても三角点マップを見てもどんどん遠ざかって行きます。

その内に『石のオブジェと間違ったんと違うん?』などと、ヨウちゃんに疑いの目を・・・・!

しかし芝生の中に移設されたのか本当に真新しい三角点がありました!

家に帰って国土地理院の基準点成果閲覧サービスを覗いてみると

確かに成果情報が『移転』になっていました。ヨウちゃん、疑ってごめんなさい!







頬に当たる風はまだ少し肌寒いなか、それでも小春日和のような陽気の中を

通行止めに二度ほど出くわしたものの、屋島のまた違った一面を眺めてながらのんびりとした

里山歩きのできたいい一日でした。
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WOC・登山部 2019.01.07 五夜嶽

2019年02月08日 | 香川の里山
昨日はWOC・登山部はメンバーの行事が重なって

お休みとなりました。私も岡山での所用で仕事となり、

今日は久しぶりに木曜日にお休みを取りました。

そこで以前からずっと気になっていた山を登ることに・・・・。


金山トンネルから高松方面に向かうと林田町辺りで国道は三叉路になります。

その正面、五色台の手前に屋島とよく似た山頂が平らで屋根のような形をした

『五夜嶽』が見えます。山頂から急角度で下がった尾根が、

裾野に向かうほど緩く傾斜したとてもきれいな形をした山です。

しかもその三叉路の交差点から見ると、山の中腹に白く露出した山肌が見えます。

『ひょっとして、あれはカッパドキア?』と違うやろかと、そこを通る度に

気になっていた山です。地形図を見たりネットで調べてもこの西側から登った情報が

ほとんどなく、おそらく藪コキになるだろうと予想しましたが幸い今日は独りで歩くので、

とにかく登って行けば何とかなるだろうと思って出かけてきました。


出かける前にGoogleMapの航空写真で見ると、やはり白っぽく露出した山肌が

確認できます。その下にミカン畑があり、さらにその下には林道が見えます。

ミカン畑のすぐ下の林道は一ヵ所道幅が広がった場所があり、

そこに車を停めることにしました。(そのGoogleMapには林道の入り口に坂出のカッパドキアと

かかれたピンが打たれていました。)




前日?当日?の朝帰りで頭がズキズキと痛む中、車を降りミカン畑の中へと入って行きます。

収穫が終わり農家の人の姿もなく、次第に傾斜が急になる畑を登ります。




振り返ると正面に少し霞んで『雄山と雌山』が曇り空の下に見え、

雨が降らないことを願いながらさらに登って行きます。航空写真は平面なので

判らなかったのですが、この畑は谷あいに造られているようで、このまま登り詰めても

行き詰まって難しくなってくると思い、左に見える支尾根から取りつくことにしました。

ミカン畑の周囲には猪避けの鉄の柵が張り巡らされています。細いワイヤーメッシュの柵は

鉄筋を支柱にしていてグラグラします。どこか乗り越えられる場所はないかと探し、

柵の上に木の枝が下がってきている場所で、一段づつ升目に足をかけ枝を掴んで不安定な柵を

何とか乗り越えることが出来ました。




柵を乗り越えると偶然にも目の前に大きな岩屋が!奥で修験者が瞑想でもしているかのような

雰囲気のある岩屋です。




その岩屋の前を通りまずは支尾根に取りつきます。細い木や枝を掴みながら

滑り落ちないようにして少しづつ登って行くと支尾根に出ました。

落ち葉がたっぷりと積もった尾根は所々で露岩が現れます。







次第に木々がまばらになってくると一つ目の目的地の『カッパドキア?』に着きました。

目の前に可愛らしいキノコのような形をした奇岩を見つけました。








小さな岩を散りばめそのまま固まった、五剣山や小豆島の里山でよく見かける凝灰角礫岩です。

『国分寺のカッパドキア』ほどは山肌は白くはないのですが、それでも

小さな奇岩があちらこちらに点在しています。エントツ山さんが名付けた『国分寺のカッパドキア』も

カッパドキア擬きですが、ここは更に『国分寺のカッパドキア擬きです。』







地表は岩が細かく砕けてサラサラのとても滑りやすい斜面です。

その地面に埋まって頭を出している岩を足がかりに登って行くのですが、

たまにポロっと岩が抜けてヒヤッとします。

斜面の奥にちょこっと五夜嶽が頭を覗かせています。谷を挟んで対岸の尾根にも風化した

今にも崩れて落ちそうな大岩が見えます。







カッパドギアを登り詰めると樹林帯の中へ突入です。最初は藪の中をイバラに上着を

引き掻けられては立ち止まり、真直ぐには進めず思ったより時間がかかります。その内に足元は

先ほどまでの乾いた滑りやすい土の斜面から、濡れた落ち葉の斜面に変わり、

先週雪山を歩いた後きれいになった登山靴が、どんどん汚れてきます。




気温が上がり始め暑くなってきたので、水分補給でスポーツ飲料を一気に口に入れると

朝から空っぽの胃袋が悲鳴を上げて、何度も嘔吐しそうになります。それでも

木々に掴まり足を滑らせないように這い上がって行くと、ほぼ水平の幅の広い道?に飛び出しました。

この後も直登をしては、こんな水平道を何度も越えていきます。




最後に大岩が現れると頭上の木々が途切れて、山頂付近の砕石場の端に着きました。







場内では大型の重機が音を立てて動いています。休日で作業をしていなければもう少し場内の

探索ができるのですが、今日は作業員に見つからないように木の陰から覗くだけにしておきます。

右手に見える一番高い場所が地形図では等高線の300m付近です。

地形図に載っている最高地点の351mの標高点はこの砕石場の中央部分の

一番低い場所に位置しているので、かなりの山が削り取られていることになります。




砕石場に背を向け木の陰に隠れて腰を降ろして一服した後、今しがた登ってきた斜面を

また下って行きます。濡れた斜面は木に掴まらないと下れない急な斜面です。







先ほどと同じように斜面を転がり落ちては水平道に飛び出すのを五回程繰り返すと

登ってきた場所から少し外れて、スズタケと藪の中に入ってしまいますが

GPSでトラックを確認しながらルートの修正をします。







何とか修正してカッオパドキアの最上部に出ることができましたが、

乾いた岩屑の斜面に時折足を滑らせ尻もちをつきます。










滑らないようにと足元の頭を出した岩を足がかりに慎重に下りますが、

登りの時と同じようにポロっと崩れて慌ててしまいます。




国分寺のカッパドキアの最上部の大天狗のようなテラスはここにはないのですが、

それでも露出した岩の上に登ると、林田の田園風景が広がる景色を堪能できます。

晴れていればもっと素晴らしい眺望が望めると思います。











いつもならこの景色を眺めながら腰を降ろしてのんびりするところですが、

今日はまだ体調がすぐれず、このまま奇岩を眺めながら下って行きます。










カッパドキアが終わると尾根道からミカン畑へと降りて行きます。










登り1時間強、下りも1時間弱の距離も時間も短い里山でしたが、久しぶりの藪こき直登に

体調不良も相まって、いつになく疲れた里山歩きでした。



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WOC・登山部 2019.01.23 天霧山~黒戸山

2019年01月24日 | 香川の里山
今週のWOC・登山部は昨年の同じ時期に歩いた、

天霧山から黒戸山を縦走しました。昨年から新しいメンバーも

加わったことなので、同じルートを歩いてもいいかな?と思って企画しました。

今日のメンバーはセニョさん・コアラさん・麺法師さん・杉さん・こうちゃん・そして女性陣が

ルリちゃん。お嬢様・ようちゃんと私を含めて計9名の山行です。


先ずは『道の駅 ふれあいパークみの』に8時に集合。

そこから4台の車で下山予定の『黒戸山』の麓の『皿池』の脇に

2台をデポ。残る2台に乗り込み『海岸寺駅』に向かいました。

海岸寺駅を8時50分にスタートです。




海岸寺駅から一旦線路を渡り南に白方小学校の横を通って、天霧山の北尾根の麓まで

下道を歩いて行きます。麓までは1.5kmほど、これから始まる北尾根の急登を前に

丁度いい準備運動です。




小高い丘の上に立つ小学校を越えると、目の前に天霧山から黒戸山への峰々が続いています。




登山口からは今、はやりの『いきなりステーキ』ではなく『いきなり急登』が始まります。

最初は少し藪いている箇所がありますが、踏み跡はしっかりしています。




直ぐに鉄塔広場に出た後は、乾いた路面と乾いた落ち葉に時々足を滑らせながら登って行きます。














この冬は雨が少なく乾燥しているので、どこの里山あるいてもこの花崗土の道と落ち葉に苦戦します。

先に歩いていた麺法師さんが立ち止まって『キツイな~』と言っています。




冬枯れの殺風景な登山道では先週と同じコウヤボウキの可愛らしい綿毛が目につきます。





しばらく歩くと電力の杭の前で皆さん立ち止まっています。ここから左に尾根道を辿るのですが、

どうやらコアラさんがそのまま電力の保線路を真直ぐに歩いて行ってしまったようです。

呼び戻しに行くと声が聞こえたのかコアラさんがのそのそと戻って来ました。




保線路から尾根道を登って行くと道の左脇に『馬連祠』と書かれた石祠があります。

昨年この祠の脇で木の根に足を引っかけ転んだ私を、薄情にもメンバーは心配もせずに

ニヤニヤしながら転んだ私の写真を撮っていたのを思い出しました。








石祠を過ぎると正面に天霧山がちょこんと頭を覗かせた岩場の『第一展望台』に出ました。

ここからは東の多度津~丸亀の平野部の景色が見下ろせます。














第一展望台からは割と平たんな道になりますが、直ぐに山頂直下の急登が始まります。

ウバメカシの小さな硬い落ち葉と、手を使わないと登れないような傾斜に苦戦します。













足元を選びながらひょうひょうと登ってくる杉さんと、なりふりかまわず四つん這いで直登する

コアラさんが対照的です。








この急登を登りきると、ご褒美の『第二展望台』に着きます。

ここからは先ほどと同じように東側の景色と、反対側の西側の奥白方と

その奥に立つ黒戸山の眺望も広がっています。














第二展望台からさらに進むと道の左側に少し盛り上がった尾根。

この尾根端に『四等三角点 天霧山』があります。

恒例のセニョさんの三角点バンザイ!この辺りが『天霧城』の遺構の北東端となります。










この4・5mほどの土積の方形郭から一旦下がり南に進むと、

道の左側は『善通寺採石場』の上部となっていて

道の際にはトラロープが張られていました。足元は数百メートルの断崖です。

木々が途切れた場所からは『善通寺五岳』の峰々が見渡せます。







採石場から右に帯郭跡を登って行くと平らな場所に出て、城跡の三の丸・二の丸・本丸へと続きます。

大岩が点在する道を進んでいくと、城跡の南端の382mの最高点が本丸、

地形図で『天霧山』となっています。







天霧山で先ほどまでたっぷりと掻いた汗に冷たい風が当たって体が冷えてきます。

記念撮影の後、早々に次の『弥谷山』に向かいます。

山頂からは犬もあまりの急坂に引き返したという『犬返しの剣』の急坂を下ります。

お嬢様が『これくらいの坂なら小梅ちゃん(愛犬)でも登れるわ!』と言いながら、それでも時折

足を滑らせ『キャー』と小さな悲鳴を上げています。

ここで『転べ!滑れ!』と念を送るのですが、お嬢様もなかなか達者になってきました。







天城山までの急登で喘いでいたこうちゃんとヨウちゃんは下りは意外と平気なようです。

やはりここでもウバメカシの小さな落ち葉が曲者です。







時々麺法師さんはお尻をつきながら下っていましたが、犬返しの剣を何とか無事に?下りきり、

尾根道を進んでいくと石仏が並んだ三差路に着きます。

ここから右に下って行くと白方からの遍路道です。

もう十年以上も前に歩いた時は沢筋に石仏が点在する、たしかに

遍路道らしい雰囲気の道だった記憶があります。










分岐からは『弥谷山』への登りが始まり、途中では名もない石祠がひっそりと佇んでいました。







昨年歩いた時に間違えて進んでいった、右にきれいな道が続く

保線路から左に折れてさらに尾根道を辿ります。

ゆるやかな尾根道にけっこういいペースで歩いています。

お嬢様が『お腹が空いた、お腹が空いた』と愚痴りながら歩いています。





最後に急登を登り詰めると『二等三角点・弥谷山』です。

ここも木々に囲まれ展望のない山頂です。








弥谷山から尾根道が快適な尾根道が続きます。時折鉄塔広場を通過しながら歩いて行くと

道の左側に展望台の案内標識があります。道から脇にそれて覗いてみると木々の向こうに

『善通寺五岳の火上山』とその山裾が見えました。













高速の正面には『鬼ケ臼山』そしてその左側には『傾山』が霞んで見えます。





続いて二ヵ所目の展望台からは、さらに西側の眺望が広がっています。

すぐ目の前には『貴峰山』『毘沙古山』が肩を並べています。










326mのピークを過ぎると次第に道は北へと振って行きます。

三ヵ所目の展望台からは詫間町から庄内半島の眺望へと移りました。








三ヵ所目の展望台を過ぎると『のたのせ池』と書かれた木札のある、広い広いヌタ場があります。

去年歩いた時は姐さんが厚く凍った氷の上に立ちポーズをとったのですが、

暖冬のせいなのか今日は濁った水のままです。










最後の鉄塔広場を過ぎると『黒戸山』山頂直下の登りが始まります。







途中の久保谷への分岐を過ぎると左側にまた展望台があります。

このコースはとにかく見晴らしのいい場所が何ヵ所もあり、

なかなか楽しみの多いいい道です。




見晴らし台から急登を登りきると黒戸山です。

昨年セニョさんが修理道具を持参して直したキティーちゃんのプレートは健在でした。




ここで丁度お昼前。

予定していた時間よりも早く着き、今日はいいペースで歩けています。

お腹が空いたとうるさいお嬢様がいるのでお昼ご飯にすることにします。




お昼ご飯を食べ終えた後、メンバーはさらに北にある展望台へと歩いていきましたが、

少々ばて気味のお嬢様とこうちゃんはここまでいいというので三人は残ることに。

その内『寒くなってきた』『もう先に降りる!』お嬢様が申すので、仕方なく付き合って

三人で先に久保谷へと下って行きました。




分岐から久保谷への下りも綴れ折れの急坂が続きます。

ここでも『滑れ!』と念を送るのですが、

慎重に下ってくるお嬢様、面白くありません!











綴れ折れの道から途中で左にテープが巻いてあるわき道へと入って行きます。

少し藪になった道ですが車をデポした皿池の突堤に出られる道です。




皿池の突堤には猪避けの柵があり、その横には捕獲用の檻が。

その檻にメスの猪がかかっていましたが、

あまり美味しそうではないので今回ジビエ料理にするのは止めときます。(笑) (*´▽`*)




後から下りてくるメンバー待ちで、青空の下暖かい陽の光を受け、

今下って来たばかりの黒戸山を眺めながらのんびりとします。

三年の年貢明け?で復帰して今回で二回目のこうちゃんの疲れ切った様子を背中が物語っています。








メンバー全員が揃ったところでスタート地点の海岸寺駅まで戻り、今日はメンバーの知り合いの

古民家をリノベーションをした近くにあるお宅を訪問。

海際に立つ建物のリビングからは瀬戸内海が見下ろせる絶好のロケーションです。

事前に連絡をしていたので奥様がお茶をたててくれました。







ここで今日一人で丸亀から五色台を走っていたWOC自転車部の山さんが、さらに西へと走って来て

合流しました。美味しいお茶に茶菓子そして珈琲まで頂いて、白波の建つ瀬戸内の海を眺めながら、

暖かい部屋の中でおしゃべりしながら優雅な時間を過ごしました。



下のトラック図は昨年のものですが、今回もほとんど同じルートを歩きました。

前回は何度も道を間違えてのロスがあり5時間ほどかかったルートですが、

今回はロスもなく4時間30分程で歩けました。

ロスがなかったとはいえ私が思っていた以上にいいペースで歩けた里山歩きとなりました。

冬の間、里山歩きで足を慣らして新しいメンバーも春からの県外の山にもチャレンジです!



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WOC.登山部 2019.01.16 綾歌竜王・横山・大原・大原三角点

2019年01月17日 | 香川の里山
今日もWOC登山部は里山歩きです。

先週の『猪尻山』に登った時にセニョさん

今回の『綾歌竜王~大原三角点』を縦走してみたい、

今まで2回チャレンジしたけれでも藪歩きで縦走ができなかったというので企画しました。

ところが肝心のセニョさんが直前で欠席になり、代わって今日は初めての参加の人が増えました。

ひなちゃん・ようちゃん・まゆゆの三名です。

お久しぶりの山ピーも入れて女性四名とコアラさん・麺法師さん・杉さん

男性4名・女性4名のフィーリングカップル4対4です!(笑)

(堂山~狭箱山を歩いた時に、少し世代の若いあみちゃんにこのギャグを言ったら、

全く通用しませんでした。)


マルナカ栗熊店に9時に集合。そこから今日縦走する山の麓にあるパイロット道を走り、

墓地の脇にある駐車場に車を停めてスタートです。

最初はパイロット道から山手に入るコンクリート道を歩いて行きます。




道の脇にある鳥居を過ぎると『竜王山遊歩道』の案内板があるので、矢印に従って

遊歩道に入って行きます。途中には竜王山の説明文。やはり昔から水不足の香川では至るところで

雨乞いが行われていたようです。







電力の鉄塔を過ぎると綴れ折れの道にあり次第に傾斜もあがってきます。







途中で一ヵ所展望台があり西側から南にかけての里山が見渡せます。

富士見坂の広い住宅地の向こうに『飯野山』が見えます。










遊歩道が終わるころ山頂の少し下に、道の右側に竜神をお祀りした石祠があります。




山頂は雑木に囲まれて見晴らしはなく、『奥川内・三等三角点』

〇米さんの山名札がひっそりと佇んでいます。







綾歌竜王からはすっかり葉の落ちた雑木林の中、乾いた落ち葉を踏みしめながら歩いて行きます。

一歩一歩足を踏み出すたびにカサカサと音のする、冬の里山らしい山道です。







途中で麓からも見える高い電波塔があり二つ目の電波塔からは左に尾根を進んでいきます。







それにしても、これでもか!というくらい赤や黄色のテープが巻かれていて、

まずは道を迷う事はありません。




緩やかな傾斜の道を進んでいくと、足元に大きな石が落ち葉に隠れてごろついています。




『横山』にも小さな可愛らしい山名札が掛けられていました。

ここも木々に囲まれ山頂と言うよりは小さなピークといった感じです。




横山からは道の両側にコウヤボウキの群生!花は枯れて実になっていますが

白い実は花のようにも見え、この季節、花の少ない山歩きでこの草花を見ると冬らしさを感じます。




広い尾根道を少し下って行くとまた鉄塔広場に出ました。

地形図ではこの辺りが『大原』となっているのですが、ここでは

山名札を見つけられませんでした。







鉄塔を過ぎると道の東側は一段下がってその先が崖になっているようです。

以前にセニョさんと麺法師さんが歩いた時は、

この一段下の藪の中を歩いたようです。麺法師さんが指を指して説明してくれています。




崖地を回り込むと少し急な下り坂になっています。乾いた落ち葉が足を滑らせます。










坂を下ると落ち葉に隠れたコンクリートの広い林道に飛び出しました。

ここからはいつものように?おしゃべりをしながら北に歩いて行きます。




すると突然、麺法師さんが走り始めました。麺法師さんは時々こうやって突然走ります!(笑)




林道を進んでいくと道の西側の尾根に鉄塔があります。脇からは鉄塔に向かって道があるのですが、

どうやら麺法師さんはそのまま林道を走っていったようで、電話で杉さんが呼び戻します。

その間メンバーは一息入れます。




林道から鉄塔に向かっていくと、広場からは東に眺望が広がっていました。

正面には『北条池』の水面が光り、その左奥には十瓶山が見えます。

少し目線を移すと、先週歩いた『猪尻山』『六ツ目山~堂山』まで見渡せます。







鉄塔広場からは少し西に振って、広い尾根の歩きやすい道が続いています。







しばらく歩くと目の前に高い岩壁とその上に鉄塔が見えます。どうやら今日最後の目的地の

大原三角点のようです。その岩壁の足元まで歩き左に回り込むように進んでいきます。







岩壁の左からは今日初めての急登が待っていました。

所々に張られたロープに掴まりながら登って行きます。













急な坂を登りきると背の低い笹の広がるピークに着きました。

少し右に笹をかき分け崖の際に立つとここでも東から北にかけての眺望が広がっていました。

最近歩いた山々、そして昨年藪歩きと急坂の下りで苦労した『連光寺山』が見えます。




山頂には石積みや井戸の跡があり、どうやら古い山城の跡のようです。








三角点もそんな遺跡の中にあり、その先からは北に『城山』が見えました。







三角点からは電力の保線路を下って行きますが、今日一番の急な下り坂です。








保線路下ると谷あいの農道。そこからは車を停めた場所まで下道歩きとなります。

この辺りの集落には佐藤姓が多いと以前にこの近くで勤務していた、ひなちゃんが教えてくれました。

里ののどかな風景の中をのんびりと歩いて行きます。








里道からパイロット道まで戻ると、駐車場までは登りが続きます。




道の途中から『陣の丸古墳』へと登って行きます。

予定通りちょうどお昼前なので、ここでお昼にします。

古墳の後ろには先ほど登った綾歌竜王。そして西側には飯野山が見渡せます。









そして南には『讃岐七富士の堤山』とその奥には『大高見山』から『城山』の峰々が続いています。




お昼を食べ終わるとおやつが次々と運ばれてきました。

珍しく山の上ではなく、山を下りての初めての記念撮影です。







陣の丸古墳を後に駐車場まで戻ると、

まだ時間も早いので先ほど古墳から見えた堤山に登ることにしました。

ひなちゃんとまゆゆとはここで別れて、2台の車で山の麓にある羽床公民館まで走ります。

公民館の人に断りをいれて車を停めさせてもらい、麓の登山口に向かいます。

途中羽床小学校の横を通ると、ちょうどお昼休みで子供たちが元気に校庭で遊んでいます。

風が少し出てきて寒く感じますが、さすが子供達は『風の子』

かわいい声を上げながら走り回っています。




登山口には道標と里山特有の杖が置かれています。




登山道は整備されていますが、一旦山を下りてからのこの堤山の急坂は堪えます。

直ぐに汗が噴き出てきました。













それでも20分弱で登った山頂には神社がありました。

10年以上も前に登ったきりで、この神社の記憶が全くありません。

石鎚・剣・天神の三社と地元の天満宮まで祀られた、賑やかな神社です。




ただこの山頂も木々に囲まれていて眺望もないのですが、冬のこの時期は木々に葉がなく

少しは西側の景色が見える程度です。今日初めての山頂での記念撮影!





写真を撮った後は急坂を下って行きます。










この堤山は讃岐七富士の中でも江甫草山に次いで標高(201.5m)の低い富士ですが、

その山容は七富士の中でも、どこから見ても富士山に見える形のいい山だと思います。







今日は案内に『初級コース』と書いたので、初めての人が3名も参加があり、

時間的にも余裕があってのんびりとした里山歩きができました。

新しメンバーが増えるまたそんな気軽な里山歩きを企画してみたいと思います。

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WOC.登山部 2019.01.09猪尻山・大平山・大禿山

2019年01月10日 | 香川の里山
新年あけましておめでとうございます!

今年も健康(主に腰痛)に留意しながら、WOC登山部で色々な山登りを楽しみたいと思います。


2019年年明け最初の登山部は、エントツ山さんが掲示板にアップしていた、

今年の干支の山『猪尻山』に登ってきました。

昨年も一月に登った山ですが、今回はエントツ山さんが載せていたルート図に従って

登り口が駐車場から少し南側に下がった場所からのスタートになります。復路は

『猪尻山大天狗』から『国分寺カッパドキア』を下るルートです。

今日のメンバーは総勢9名。3年ぶりにコウちゃんが復帰しました。

といってもメンバーの半分は初対面。新しく参加する人復帰する人などで

参加者が次第に増えて賑やかになってきた登山部です。


いつものように遍路道の入り口脇に車を停めて、新年の挨拶を済ませて8時50分にスタートです。




麺法師さんが防寒対策万全で望んでいますが、その格好で前回と同じように

自衛隊の演習場に迷い込んでしまったら、今ならレーダー照射されると思いますよ!




駐車場から南に下がり東に農道を進むと、道がカーブする手前の山側に白い凝灰角礫岩が露出した

場所が登山口です。道の脇の木の枝に小さく『猪尻山登山口』と書かれた木札が掛けられています。







最初は開けた比較的なだらかな白い岩肌を登って行くと、岩肌は隠れ

背の低い松とネズミサシの生える道になります。










踏み跡はしっかりとしていて所々にテープもあり迷わずにどんどんと登って行け、

次第に高度があがってくると、後ろには国分寺の市街地の景観が広がり始めます。

厚着をしているメンバーが途中で一枚脱いで調整をしています。







お嬢様も順調に登ってきます。




傾斜が急になり初めると乾いた岩肌は滑りやすく、

登山靴のグリップが効かずに所々でメンバーが足を滑らせています。




左手に大岩が見えると『猪尻山5合目』の木札が掛けられていて、

さらに傾斜が急になってきます。復路に歩く予定の『カッパドキア』への分岐を探しながら登って

いたのですが、おしゃべりに夢中でどうやら見逃したようです。

岩場になるとトラロープが張られていて、これを頼りに滑らないように登って行きます。














木々が生えていない岩場からはすぐ後ろに『大禿山』そしてその奥に

国分寺の南部の里山が見渡せます。




右から『峰が原・鷲ノ山』正面に『火ノ山』そして左に『堂山・六ツ目山』が続いています。




岩場を過ぎると樹林帯に入り笹が現れますが、エントツ山さんが掲示板に書いていたように、

地元の人の手によって刈られています。その内に足元はザレ場になり歩き慣れていないルリちゃん

他のメンバーも足を滑らせ歩きにくそうにしています。







ザレ場を過ぎる最後の急登をロープを握ったり木々に掴まりながら登ります。

















急登が終わり傾斜が緩くなると直ぐに電波塔のある『猪尻山・四等三角点』に着きました。

恒例のセニョさんの三角点バンザイ!




ここからは以前の『五色台カントリー』の跡地にできた太陽光発電所の

フェンスに沿って歩いて行きます。先ほどまでの急登を登ってきた後のアイドリングタイムです。







太陽光発電のパネル越しには『峰山』と高松の市街地に点在する里山が見えます。




フェンスに沿った道が終わると当時のゴルフ場の面影を残す唯一の門柱があり、

そこを過ぎると道の左脇に大桜の足元に『猪尻山・最高点』があります。

ここでセニョさんのバンザイと記念撮影!笹の生える足元で背の低い三脚では上手く撮影できずに

コウちゃんが笹に隠れてしまい杉さんは後ろの木と上着が同色で同化しています。










最高点からは西に樹林帯を下って県道へと出ました。先ほどの太陽光発電所は一応立ち入り禁止に

なっているので、こちらからが正式な登山口になります。








県道から舗装路を北へと歩いて行くと大きな電波塔の脇に『大平山』の三角点があります。

但しこの三角点の正式名称は『新居・二等三角点』になっています。

ここも木々に囲まれていて眺望はなく、登頂感とか達成感とはほど遠い場所です。







大平山で記念撮影をした後は往路を戻ります。途中から高松空港のレーダー跡地に向かって進み、

『立ち入り禁止』と書かれたフェンスのゲートの横からひょいっと中へ入り、

また太陽光発電所へと戻って行きます。













『猪尻山・三角点』からは先ほどまで難儀をして登ってきた急坂を下ります。

やはり今年に入って雨が降らず乾いた道は滑りやすく、時折『キャー』と声が上がっています。













格好なポイントでスマホを構えていたのですが、お嬢様も上達したのか

苦手な急な下りもハプニングもなくネタ切れです。つまらん (;´Д`) 





登りの時は振り返る余裕もなく見落としていた眺望が目の前に広がってきました。







登りの時に見逃した分岐をエントツ山さんの載せていたルート図とスマホのGPSを確認しながら、

片手でにスマホ片手でロープに掴まりながら降りるとズルっと尻もち。

上からは既にお尻をつきながら降りてくる姿も見えます。








分岐点には黄色い二枚のテープと小さな木札が掛けられていましたが、

登りの時はその枝が倒れていたので見逃してしまったようです。

(横にある枝に括り付けておきました)




分岐からしばらく少し登り気味にトラバースして進んでいくと、

前を行くメンバーの話し声が聞こえてきました。

追いつくとご夫婦が下から登ってきていて、そのお二人に道を尋ねていたようです。

すると奥さんの方から『KAZASHIさん!』と声をかけてもらいました。

『???どこかでお会いしました?』と尋ねると『雪山の笹ヶ峰の南尾根を登った時に!』

と答えてくれました。

お二人はナッチーさんとジェントルパパ(膝痛回復男?)さんでした。

笹ヶ峰の時は雪山だったので皆さんほぼサングラスをかけていたので、ほとんど顔を覚えていなくて

失礼なことを言ってしまいました。




その時は久しぶりの雪山に随分はしゃいだように思います。(その時の写真です)










ジェントルパパさんが足を滑らせ何度もナッチーさんの前に転がり落ちて怒られていたのも・・・!(笑い)






ナッチーさんと少しお話をした後、今度はテープを目印に下っていくと

『猪尻山大天狗』と呼ばれている、凝灰角礫岩の大岩テラスの展望台に出ました。







テラスの向こうには『国分台』の平らな山容、そして南側には

国分寺の市街地がほとんど見渡せる最高の眺望です。














ここでこの眺望を眺めながらのお昼にします。

幸いにして今日は北からの風で丁度テラスの上の木々が風を遮ってくれて、

さほど寒くもなくゆっくりとできました。










お昼ご飯を食べた後はこのテラスの下に広がる、カッパドキアへと下って行きます。

以前はほとんど藪こきで道が判りにくかったテラスの直下も、テープと踏み跡があり

迷わずに下りて行けます。










国分寺カッパドキアの谷は県内でも珍しい白い岩肌の谷です。長い年月で風化した岩が

所々でキノコやカエルにも見える不思議な雰囲気のする場所です。

谷の西側からも登れますが、谷の全景や奇岩を眺めるには東側のルートが適しています。








谷の際を時折現れる奇岩を眺めながら下って行くのですが、風化した露岩は滑りやすく

谷の際や岩肌を下るときは注意が必要です。谷から少し離れた道は羊歯道になっていますが

ここも羊歯が刈られていて問題なく歩けます。










谷の反対側にはガマガエル岩?




キノコ岩というよりはコブラ岩?




こんな大岩もその内に根元が風化し崩れてしまうのでしょう。

やっさんも奇岩を喜んでくれています。








カッパドキアの白い岩肌が終わり、背の低い松の生える岩肌そして昨年登りで歩いた羊歯の海も

きれいに刈られて苦も無く歩けます。

この時すでに3年ぶりに山歩きを再開したコウちゃんは膝がガクガクだったようです。







思ったより早く下山ができたので途中で目の前に見えた『大禿山』に登ります。

『大禿山』は『おおはげやま』ではなく『おおかむろやま』と読むそうで、『禿』とは

昔の子供の前髪の末を切り揃えて後ろも結ばない髪型だと言う事ですが、

この山容からきているのでしょうか?

『如意輪寺公園』まで車で移動して、トイレ休憩をした後

ここも立ち入り禁止の公園の土手を歩いて、『国分八幡宮』の東側の階段から取り付きます。




階段が終わると左に尾根への道を進んでいくと道はたっぷり落ち葉の積もった道。




八幡さんからの道と合流した後は山頂に続く一本道です。

標高は176mほどですがここも途中からなかなかの急登です。










山頂には以前にあった石祠が変えられて真新しい綺麗な祠になっていました。










先ほど上り下りした猪尻山が正面に見えます。

今回使った登りのルートに白い露岩が続いているのがよく判ります。





記念撮影をした後は途中でギブアップした(笑)コウちゃんの待つ公園へ戻ります。








そして最後に恒例のIRIBITOさんのお店の美味しい珈琲を頂きます。




今日はコウちゃんがドリップを担当です。








年明け最初はのんびりと里山歩きと思っていたのですが、意外な急登の上り下りに

短い時間でしたがけっこう楽しめたコースとなりました。

しばらく冬の間はこうした里山と時々雪山にもチャレンジしていく予定です。
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WOC.登山部 2018.12.26 飯野山

2018年12月27日 | 香川の里山
いよいよ年も押し迫り今年も残り数日となりました。

今年は例年になく山に出かける回数が多く、しかも今までの独り歩きから

賑やかな集団登山ができました。これも昨年から参加した『WOC登山部』のお陰です。


振り返るとWOC登山部で46回の登山としまなみ海道の自転車ツーリングそして

小豆島の山岳霊場巡りと、週一回しかない休みをほとんどこの会で遊んでいます。

個人的には同級生と『八ケ岳』にも遠征ができ、とても充実した一年でした。


WOC(Wednesday Outdoor Challenge)は丸亀在住のメンバーが、健康のために

みなさんが定休日の水曜日に飯野山に登り始めたのがきっかけで、

その内に他の県内の山や県外の山にも登るようになり、

今では年に一度は県外の百名山にも登っています。

ただ単に山登りだけに留まらず、月に一度植物部で遠くまで出かけたり、自転車部で自転車に乗ったり

ハンググライダーにチャレンジしたり、単に観光だけしてみたりと、気の置けないメンバーが

集まって休日を楽しんでいます。昨年ひょんな事がきっかけで参加して、

今はどっぷりと浸かっています。


今年の年始はそのホームマウンテンの飯野山でスタートしたので、登り納めもと言う事で

飯野山に登ってきました。今日はお嬢様 がガイド役を買って出ました。

どうやら以前に練習でIRIBITOさんと登った時に、

直登コースでもなく周回コースでもない、新しい獣道?を見つけたと言う事で、

地元で何十回・何百回と登っているメンバーも、皆さん初めて聞く道だというので楽しみです。


いつもの高速の下に集合してスタートします。車を停めた場所から最初は側道沿いに、

そして団地の中を歩いて行きます。今日は久しぶりに参加したコアラさん

自慢の電動自転車で自宅から来て、余裕をここいてメンバーを追い抜いて行きます。(笑)







団地を抜けて野外活動センターへと進みます。センターでは先ほどの駐車場に

車を停められなかった杉さんがここで合流しました。







センターからは直登と周回コースの分岐に向かって登って行きます。センターの上を少し歩くと直ぐに

道の脇にトラロープが張っている場所があります。どうやらここが獣道?の入り口の様です。







お嬢様は獣道と言っていましたが、踏み跡もあり歩いている人もいる様子です。

最初はさほどでもなかった傾斜が、次第に急になってきます。







最初は好調だった麺法師さんも、まだ足の具合が良くないのか

だんだんとペースが落ちてきました。前回IRIBITOさんと登った時に

『私の方が早かった!』と自慢げに話したお嬢様は、セニョさん

なかなかいいペースで登って行きます。(見直しましたわ、お嬢様!)




後ろからはこれも久しぶりの参加のたまちゃんとここのところフル参加の

ルリちゃんも離れず付いてきています。




しばらくすると周回コースに飛び出しました。道の脇からセニョさんが飛び出た時に

周回コースを歩いていた他の人が猪かと思って慌てたそうです。

ここからも直ぐに道の脇へと入って行きます。




相変わらず足元は濡れた落ち葉と拳大の石がゴロゴロしていて、とても滑りやすく

歩きづらい道です。






その内に香川の里山の特徴の露岩が現れます。ここのところの里山歩きで

こんな岩場もこなれたもんです。やっさんも苦も無く登っています。







この岩は『古銅輝石安山岩』と呼ばれるもので、

香川の里山の山頂近くでは至るところの山で見ることのできる岩です。

そういえば名前の通り、銅が酸化し時になる『緑青(ろくしょう)』のような

色をしているようにも見えます。この岩がさらに風化すると赤褐色になるそうで、

屋島の南西の岩肌ではそんな赤褐色をしているのが見えます。




時々手を使いながら岩肌を登って行くと、周回路のような道に出ました。

どうやら周回コースの一段下にある天狗道に出たようです。

道の脇には巨石を支えるようにしてコンクリートの擁壁が造られています。




先を行くセニョさんとお嬢様はこの道を歩いて行ったようですが、ふとその岩の横を見ると

ロープが垂れています。ここからまだ上に登って行けそうです。

先ほど暑くて脱いだ上着をザックに入れずにそのまま横着をして脇に抱え、

片手でロープを掴んで登ろうとしたら

ズルっ と手を滑らせ、そのまま下に着地した瞬間にグキッ と

またまた 腰が!・・・・・(T_T)  年末年始を控えているというのに・・・・。




小柄なタマちゃんがピッチに少し苦戦をしています。上では会長が心配そうに見ています。




岩場を登りきるとさらに上には同じように巨石を支える擁壁が何ヵ所かありました。

山頂近くにある『おじょもの足跡』 や 『大天狗』などの

巨石群と同じように、この西側にも巨石が点在しています。







少し藪気味な場所を登ると右に少し広くなった場所がありました。

巨石には朽ちた石祠が祀られ、その先には石灯篭の台座のようなものが残っていました。

ここでも以前は何か祀られ祀事が行われていたのかも知れまん。










左に踏み跡を辿って登って行くと周回コースに出ました。回り込むようにして歩いて行くと

下の駐車場から約1時間で山頂に到着しました。







山頂はいつもは人で賑わっていますが、今日は天気のせいか青年が一人。

先に着いたセニョさんとお嬢様が薬師堂の軒先で雨宿りしています。




しばらくすると次々とメンバーが登ってきました。







野外センターで土嚢袋に花崗土と詰めて背負ってきたコアラさんも着き、

恒例のIRIBITOさんのお店の珈琲で休憩します。




今日は久しぶりにセニョさんがドリップしてくれています。

メンバーが多くて一度にお湯を沸かせないので、木の下や軒先でおのおのがおしゃべりしながら

珈琲ができるのを待ちます。気温7度の肌寒い山頂で、この温かい珈琲が染みます。










最後に集合時間に遅れた山ピーが到着して記念撮影です。

総勢12名での飯野山はWOC登山部では初めてではないでしょうか?




温かい珈琲を飲み終えて下山開始です。

下りは周回コースを下って行きます。濡れた岩仇が滑りやすくゆっくりと歩きます。








途中からの景色も今日の空の下では霞んでいて、遠くまでは見渡せません。







野外センターまで降りると雨も止み、駐車場までの道をおしゃべりしながら歩いて行きます。

お嬢様が横に来て

お嬢様  :  『今年一年お世話になりました!』 (ハイ!お世話しました)

        『来年もよろしくお願いします!』

執事   :  『はい、来年はお世話しなくていいようにお願いします! (^O^)/ 』


駐車場で今日は早い時間の散会です。今年一年大きな事故もなく、皆さんと一緒に歩けて

楽しい一年でした。来年もまた楽しく山を歩きたいと思います!






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WOC・登山部 2018.12.19 堂山・六ツ目山・伽藍山・狭箱山

2018年12月21日 | 香川の里山
先週歩いた城山から東に見えた『おむすび山三兄弟』

綺麗に並んだ讃岐の里山らしいおむすび山に登りたくなり、

今週はその南側の『堂山』から『六ツ目山・伽藍山・狭箱山』

縦走することにしました。今日のメンバーは男性陣4名と女性陣4名の計8名。

『麺法師さん・杉さん・IRIBITOさん・ルリちゃん・先輩・お嬢様・あみちゃん』の参加です。


西インター東側のローソンで待ち合わせをして、取りあえずそれぞれの車で

堂山の登山口のひとつの『綱敷天満宮』に車を停まます。

そこから2台で『六ツ目山』の『西インター登山口』に向かい、一台をデポ。

折り返して神社前から全員揃ってのスタートになりました。(8時40分)


前日に先輩(丸亀)とあみちゃん(三木町)が打ち合わせをして、あみちゃんが先輩を

迎えに行くことになったらしいのですが、それではあみちゃんが朝早く家を出なければ

ならなくなるので、あみちゃんが先輩の家に前泊して、二人で集合場所に来る

段取りをしたのに、なんと!あみちゃんが登山靴を忘れて結局、丸亀から三木町まで靴を

取りに戻るのに、今朝はめちゃくちゃ早く丸亀を出た!と先輩が文句を言っています。


それを聞いたあみちゃんが、

『なによんな!せっかく赤飯作ってもって行ったら』

先輩が『まぁ~おいしそうな巻きずし』や言うたんやか!

と言っていますが、私にとってはどっこいどっこい!




デポしたところから戻ると、綱敷神社の前には何台かの車が停まっていて

その内登山服姿の女性陣と我が女性陣が何やらおしゃべりをしています。

登山では準備体操と整理体操が大切だと言われたらしくて、今日はスタート前に

全員で準備体操をして、神社前から少し南の登山口へと歩いて行きました。

『菩薩院高松西霊苑』の入り口が登山口です。




霊苑を横目に見ながら登って行くと道の左側に規制線が張られ、

黒焦げになった火事の焼け跡らしい現場の横を通ります。

『わ~火事やな?』と言うと後ろから来たお嬢様が、山の方を見上げながら

『え?どこが火事?』 と。  お嬢様、あなたのすぐ横が火事現場です。 (*´▽`*)




今日はかしまし娘が揃い、やはり前途多難な一日となりそうです。

霊苑横の道もなかなかの傾斜です。ペースを上げずにゆっくりと登って行きます。




舗装路が突き当たる頃に、左に山道の本来の登山道が始まります。







足元が整備された道は、さすがに普段からマラソンをしている先輩とあみちゃんは

結構速いペースで登って行きます。見上げるとまだ綺麗な紅葉が残っています。







登って行く途中ではこの堂山を普段から整備している人たちの手で

道標が設置されています。案内板の横には人生訓?




綴れ折れの道を登り詰めると尾根に出ました。そこには立派な掲示板があります。

名札の中には以前に一緒に山歩きをしていた人の名札がチラホラ見えます。

物故者の名札の中にも山の大先輩の名前もありました。




掲示板を左に折れて登って行くと堂山では一番展望のいい『龍王宮』です。

そこからは東に高松市内の景色が一望できます。里山には山頂に神様が祀られている山が

多く、その中でも香川ではこの『龍王』がもっとも多く祀られています。

もともと『龍王』は水の神様ですから、昔からやはり香川は水不足に悩まされていたのが

伺い知れます。今日は天気も良くかなり遠くの里山まで見ることができます。










今日、スマホデビューした麺法師さんが恒例のバンザイ!

ヤマガラの姿が見えませんが、メンバー揃って取りあえず記念撮影です。

登山口でもこの山頂でも、また途中のすれ違いでも常連の登山者の女性の方が色々と

話しかけてくれます。堂山にはおしゃべり好きの方が多いようです。








龍王宮からの景色を堪能した後、堂山の尾根歩きの縦走です。掲示板のあった分岐まで

戻ってさらに北へと歩いて行きます。軽いアップダウンを繰り返しながら

歩いて行くと、道の脇にこの季節には珍しいひまわり?




途中からも正面に屋島が見える高松市街の景色を見渡すことができます。







302mのピークの手前では道の脇にはロープが張られていて

けっこう急な斜面を登って行きます。







302mのピークで今日2回目の麺法師さんのバンザイ!

デコボココンビのツーショット!

道標の前にはきれいなベンチが座っています。標高としては次の304mのピークが高いのですが、

地形図ではこの302mのピークが堂山となっています。











以前にも見た薄紫の綺麗な花。なんて言う名前でしょうか?




302mからも一旦下がって次の304mのピークへと歩いて行きます。

これもロープを使っての急登です。

途中で今日、二つ目の山の『六ツ目山』が初めて顔を覗かせました。







304mのピークが堂山の最高点になります。以前に比べると周りの木々も

刈られているのか、木々の間からも北の六ツ目山が見えます。







304mのピークから六ツ目山との鞍部まで一旦下ります。今日は縦走と言いながらも

ひとつ一つの山を登っては降りるの繰り返しです。




途中で尾根コースと谷コースに分かれますが、今日は谷コースを歩きます。

ピークからは170mほどの下りですが、ここもなかなかの急坂です。













谷コースを降りて行くと高松市の市街地にあるとは思えないような、大きな木々に囲まれた

森が広がっています。背が高く枝を四方八方に広げた木々ばかりで、

あちこちから鳥の鳴く声が聞こえてきます。







鞍部の森から今日のメインとなる六ツ目山への登りが始まります。初めてこの道を登った時と

比べると、随分と道が整備され登りやすくなっているとはいえ、やはりかなりの急登です。

道には道標が所々で掛けられていますが、一合目辺りではまだ余裕です。







三合目の道標から次第に傾斜が厳しくなってきます。

道の脇にはロープが張られ続いています。最初はこのロープに頼らず登って行けましたが、

山頂が近づくにつれロープを握りながらでないと登れなくなってきます。














『これでもか!』 という位の急登に、冷たい強い風が吹く中でも

汗が噴き出てハァハァと息切れが続きます。周りにはまだきれいな紅葉が残っていますが、

そんな風情を楽しむ余裕もなくただひたすら山頂を目指して登って行きます。











道に露岩が現れると、もう一息で山頂です。

残る気力を振り縛り岩肌を登り詰めると六ツ目山山頂に着きました。

ここも以前に比べると木々の枝が刈られているせいか展望が良くなっています。

その分吹き上げてくる風が強く、頬を差します。
















ここでも仲良しコンビのツーショット!




ここのところ同じ喫煙者のコアラさんの参加がないので、

肩身を狭くして?タバコを吸う私にあみちゃんが、

『あのな~認知症の一番の原因は喫煙とアルコールやって!』といじってきます。





風も強いので写真を撮って直ぐに下山開始です。皆さんには

『ハイ!ここからは落ちてもらいますよ!』 と。

最初はさほどでもない傾斜が、どんどん急になっていきます。

時々後ろから足を滑らせたのか『キャー!』と悲鳴が上がっています。







体力には自信のあるあみちゃんも、この急な坂は苦手なようです。




坂道を転がるようしてやっとのことで降りると、道は落ち葉が積もって先ほどとは打って変わって

優しい道になりました。







『西インター登山口』の手前で一ヵ所、高松市内を見下ろせる

見晴らしのいい場所がありました。

私  :  『ほら先輩!正面に見えるのが屋島やで!』

先輩 :  『ほんま綺麗やね、あれが屋島?』

と話をしていると後ろから来たあみちゃんが、

あみちゃん : 『正面が怪しい?どういうこと?』

私     : 『怪しいじゃなくて、あれが屋島や!て言ううたんや!』

と言いながら先輩と二人で笑いました。




笑われたあみちゃんが

『そんな笑うけどな、先輩やってこの前スーパーに並んでいるパイナップルを見て、

わぁ~美味しそうなメロン!』って大きな声で言うから恥ずかしかったんで~!と

言い返していますが、これもまた どっこいどっこい です。

自分の方がマシやと互いにけなしながら二人がしゃべっています。

そのうちに高速道路の側道にある登山口に飛び出しました。




側道に沿って西に向かい歩いて行くと、中腹に岩肌を覗かせた『伽藍山』が

木々が途切れた場所で雲の下に綺麗に見えます。

それを見たお嬢様が

『え~あんな岩は登れん!あんなとこ無理~』と言ってますが 無視・無視 です。







高速道路の下を潜り抜けて反対側に出た後、『伽藍山』の『薬師堂』の入り口まで

少し里道を歩きます。振り返ると谷あいの田畑の向こうに『鷲ノ山』、そして

右には先ほど登った六ツ目山が見えます。







県道12号線の脇から薬師堂への道を歩いて行きます。途中の竹林では今日の強い風に煽られて

枝が揺れてざわついています。前を歩く先輩お腹が減ったようでうつむき加減で元気なく歩いています。











県道入り口から麓を西に回り込むようにして歩いて行くと、伽藍山の尾根に出ます。

ここからは薬師堂の参道になっていて、道の脇には点々と石仏が並んでいます。










伽藍山の岩壁の下に薬師堂がひっそりと佇んでいました。

お堂の脇には岩に彫られた摩崖仏。




お堂の下の小さな鳥居が伽藍山の登山口です。踏み跡を辿りながら登って行くと

途中には『波切不動明王』や何体かの石仏が祀られています。

そこから直ぐに岩壁の横にたどり着きます。少し登ると道の右下に小さな岩のテラスがあり、

ここからは西側の国分寺の街並みが見下ろせます。(前回はここで景色を見ながらお昼にしました)




先週登った『城山』の横に『飯野山』そして『峰ケ原と鷲ノ山』その左には『十瓶山』




『猪尻山』から続く『国分台』と藪こき歩きした『連光山』




吹き上げてくる風に負けないように岩肌を登ります。身軽な先輩はヒョイヒョイと登ってきます。

その後をちょっと身重なあみちゃんがひょっこりひょっこりと登ってきます。

(こんなこと書いたら、あみちゃんにヤキいれられるかもしれません。(;´Д`) )







お嬢様もストックの使い方がなかなか様になってきました。








山頂には『八大竜王天神』の祠が祀られています。

お腹が減った!といってお嬢様がお菓子をみんなに配りながら口に入れています。

吹く風は相変わらず強く、写真を撮って早々に北側へ降りて行きます。










この伽藍山からの下りも相当な傾斜です。急な箇所には太いロープが張られていますが、

途中からはロープを掴みながら出ないと危なくて降りられないほどの傾斜です。

先輩とあみちゃんの後ろから来るメンバーからも、『キャー!』と悲鳴があがっています。










ここはという場所でスマホを構えていると、先輩が『やってくれました!』

M-1グランプリの予選に姐さんと出場した先輩。さすが心得ています。(^O^)/





伽藍山をキャーキャーと悲鳴を上げながら降りると、残るは『狭箱山』です。

おむすび三兄弟の三男の狭箱山は153mの標高のおチビちゃんです。

笹道から山頂近くになると落ち葉を敷き詰めた広い斜面になります。







ここまで来ると、さすがに疲れて足が上がらず、お腹も空き過ぎて力も入りません。

よっこらしょ、よっこらしょとゆっくりと登って行きます。







こんもり盛り上がったような山頂の北の岩場からは鬼無町から国分寺町の眺望が

広がっています。先ほどまでの三座からの眺望と比べると、やはり高さはないものの

それでも眼下に街並みを見下ろす里山らしい、そして今日の最後にふさわしい眺望でした。



















お腹が空き過ぎて今までの写真とは全く別人のように生気のない先輩!




それでは風の当たらない所まで降りてお昼にしましょう。

山頂からは登りの道から少し東側の道を下って行きます。

ここにもロープが張られていて、最後の最後に滑らないように注意しながら下ります。











今日は縦走とはいえ一つの山を登っては降りるの繰り返し、農免道路降り立った時は

さすがに疲れがどっと押し寄せました。

風の当たらない道の脇でお弁当を広げます。




IRIBITOさんがいつものようにバーナーでお湯を沸かしてくれて、

それぞれが味噌汁などにお湯を入れていますが、その横でお嬢様が何やら騒いでいます。

『麺がない! (T_T) 』

どうやらお嬢様が持ってきたのは麺と出汁が別々になったインスタント麺だったようで、

何を慌てて家を出たのか肝心の麺をどこかに置いてきたようです。


空腹を満たした後は農免道路を南に少し歩き、

そして県道から今度は『唐渡山遍照院・ミニ四国八十八カ所』へと

登って行きます。その登り坂を見てお嬢様が、

『え~!まだ登るん!』と言っていますが 無視・無視です。

石仏の並んだミニ霊場から高速の上に掛かった橋を渡り反対側に出ると

デポした場所まで少しだけ登り坂になります。後ろから来るお嬢様を見てあみちゃんが

『絶対にまた登るん?って文句言うで!』と。するとお嬢様が

『コンビニ寄らんの!ビール買いたい!』と喚いています。これも 無視・無視 です。










朝車をデポした登山口まで戻って全員で車に乗り込み、綱敷八幡宮迄戻ります。

その途中でもお嬢様が、

『コンビニ寄って!・・・・・トイレ行きたいからコンビニ寄って!』と後部座席で騒いでます。

『三人寄れば文殊の知恵』とは言いますが、『三人寄ればトホホ』 な賑やかな一日でした。

それでもこの時期ならではの里山歩きを存分に楽しめた良い山行でした。

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WOC登山部2018.12.12 城山・郷師山

2018年12月13日 | 香川の里山
師走に入り暖冬と云われながらもこの時期らしい冷え込みになってきました。

今年こそは!と思っていたのに、師走の忘年会に毎年恒例のようにコルセットを巻いて

お酒を呑んでいるような気がします。やっぱり冷えてくると

身体が固くなりバランスが悪くなるのでしょうか?


そんな腰に爆弾を抱えたまま今日もWOC登山部に参加してきました。

この時期になるとやはり里山歩きが中心になってきますが、

麺法師さんが坂出の『城山』の中腹にある

滝を見ながら登りましょう!という提案がありました。

WOC登山部で3年前に登ったコースですが、私自身は城山に滝があるのを

初めて知って、本当はエントツ山さんが教えてくれた『金山・常山・郷師山・城山』

歩いてみたかったのですが、今回は是非とも滝見をしたいと思って参加しました。

と・こ・ろ・が、その提案者の麺法師さんが足の調子が悪く登山靴も履けない状態になり

欠席となってしまいました。集合場所の『金山休憩所』で前回、麺法師さんと一緒に歩いた

セニョさん、IRIBITOさんに登山口はどこ?と聞くと

『まったく記憶にない!』と返事が返ってきました。 (;゚Д゚) マジ!

それでも車一台に全員が乗り込み、登山口をスマホで調べながらなんとか辿り着きました。


今日は6人のメンバーで登山部里山歩きのスタートです。(8時30分)

(セニョさん・やっさん・IRIBITOさん・ルリちゃん・お嬢様、そして私)

道標には『不動の滝』まで40分と書かれています。







登山道は幅もあり歩きやすい道ですが、朝まで降った雨で落ち葉が濡れて

何となく肌寒く感じる道です。しばらく歩くと砂防ダム。前回歩いた二人が

全く記憶にないと言っています。 こんな大きな砂防ダムを覚えていないなんて、

まさかの (;゚Д゚) です。







砂防ダムを過ぎると道はけっこう急になってきます。落ち葉に隠れた濡れた岩に

時々足を滑らせながら登って行くと道の右側には小さな沢が続いています。

城山にこんな沢があるのは意外です。







相変わらず急な傾斜で綴れ折れした道が続いています。途中でメンバーは

『暑い!』と言いながら上着を1枚脱いでさらに登って行きます。

見上げるとまだ綺麗な紅葉が残っていますが、もう今年の見納めになりそうです。










前を歩くセニョさんも度々立ち止まり、息を整えながら登っています。

その内に前方に石垣が見えました。どうやら不動の滝の横にある『魔尼珠院』のようです。

魔尼珠院は麓にある『79番札所 天皇寺(高照寺)』の奥の院だということですが、

随分と荒れていてどう見ても普通の民家にしか見えません。







院からは石段とそれに沿って立派な石垣が続いています。濡れた石にはまだ色褪せずに、

落ち葉が積もっています。







石段を登って行くと段々と水の落ちる音が近づいてきました。

そして現れた『不動の滝』は想像していた以上の落差のある

見ごたえのある滝でした。

お嬢様が『今年の滝見はハズレがないね!』と言っています。

たしかに今年はたくさんの滝を見ましたが、どの滝も見ごたえのある滝ばかりでした。







その手前には役行者?と弘法大使の立派な石像が安置されています。




不動の滝の前の石碑には何故かゴルフボールが置いてありました。この山の上にある

ゴルフ場からここまで飛んできたと言う事でしょうか?それとも滝から流れ落ちてきたのでしょうか?

滝の横には名前の由来の不動明王のお姿もあります。







滝からさらに奥にある『大師修行洞』に寄り道してみます。

道の途中では坂出の市街地の展望が広がっていました。

空も雲も冬らしい冷たい色をしています。

朝まで降った雨のせいか空気が澄んで、遠くの瀬戸大橋もくっきりと見えます。










修業洞は、こんな狭い所で修行をしていたのかと思う位小さな洞でした。




一旦戻って滝と岩壁を廻り込むようにして登って行きます。

香川の山は『讃岐七富士』に代表される『ビュート(孤立丘)』

屋島や五色台そして今日の城山のように山頂部分が平らな『メサ(浸食大地)』が代表的な地形です。

どちらも長い年月で浸食された地形ですが『メサ』は花崗岩の基盤の上に凝灰岩が堆積し、最上部には

『讃岐岩質安山岩』が載っています。山頂が近づくと屋島でも、五色台でも

同じような岩壁を見ることができます。




岩壁の上部に回り込むと先ほどまでの急な坂から、緩やかな上り坂になりました。

途中で左下に赤テープが巻いた木があり踏み跡も見えます。

セニョさんが、『ここから下りて沢を渡ったような気がする?』と言うので

半信半疑ですが左に折れて沢へと下ってみます。




急な下りを降りるお嬢様。そのお姿もなかなか板についてきました。

執事も嬉しゅうございます! (^O^)/





坂を下りると、趣がある小さな沢に少し濁った水が流れていました。

やはりこの上にあるゴルフ場の排水も流れているのかもしれません。










沢の上部に登って行き渡渉できる場所を探します。赤テープを一瞬見失いますが

メンバーが対岸のテープを見つけ、そこを渡って行きます。

城山でまさか渡渉をするなんて、思ってもみませんでした。







沢を渡り踏み跡を辿って登って行くと、山頂の県道に近づいてきました。

案内板に従ってまずは『綾北展望台』に行ってみることに。

先ほどまでの踏み跡を辿る道と比べると、傾斜もなく広い道です。







案内板には5分と書かれていましたが、直ぐに左手に展望の広がる場所に着きました。

オレンジ色の頭の『金山』と、その隣に飯野山に見間違うような

よく似た山容をした『常山』が並んでいます。

金山の右手には坂出の市街も見渡せます。







展望台からは折り返し県道へと歩いて行き、ここからはゴルフ場を回り込むようにして続く県道の

アスファルト道を歩いて行きます。




途中には何ヵ所か道の脇に『ホロソ石』の案内板があり、少し道から外れた場所に

城門の礎石ではないかと云われる、大きなダブルのベットのようなホロソ石が横たわっていました。








県道は工事中のせいか一台も車が通りません。道の真ん中を悠然と歩いて行くセニョさん。




県道の途中にある電波塔の脇へと歩いてみると、東の国分寺から高松の展望が広がっていました。

仲良く並んだおむすび三兄弟の『六ツ目山・伽藍山・狭箱山』が直ぐに目につきます。

曇り空ですが、その雲の間から差す光に当たって『鷲ノ山』の山肌も、

なんだか幻想的な感じに見えます。














電波塔から県道に戻ると直ぐ先に『明神原遺跡』の案内板。

案内板に従って左手に折れて進んでいくと少し小高い丘に、その遺跡はありました。











地形図では413mのピークとなっている場所が明神原です。広場になったピークには

巨石が点在しています。古代の祭祀場だったと云われるこの広場、そう思って見ると

厳かな雰囲気が漂ってきました。その岩の上で今日初めてのセニョさんのばんざい!










案内板には『烏帽子岩』と書かれている中心の岩が、私には『トド岩』に見えて仕方ありません。





『タコ岩』はこれかな?





明神原からゴルフ場の横を通り左に折れて登って行くと『462m・城山』の広々とした山頂です。








南側に大きく開けた山頂には、何の木だろう?大きなシンボルツリーの大木。その足元には

これも立派な石柱の一等三角点。メンバーが景色を見ながら

『あの山は?』と香川の里山の特定をしています。




時間は11時。少し早いですが景色もいいので、ここにお昼にしました。







中央にある展望台に上ると360度のパノラマ。香川の里山の全てが見渡せるような気がします。

少し意味合いは違いますが『山高きが故に貴からず』里山の良さが存分に感じられる景色です。

城山より少し低い『飯野山』を見下ろしながら

IRIBITOさんが、『飯野山が小さげに見えるな~』と言っています。たしかに飯野山を

この距離で見下ろせるのはこの場所だけです。

















お昼ご飯を食べ終えた後メンバーで記念撮影。

お嬢様にリクエストをしてこのところ凝っているインスタ映えの写真を撮りました。

(小豆島ではほうきを借りて魔女の宅急便の真似をしたのですが、今日はストックで!)

先週のさおりんの渾身のジャンプの向こうを張って飛んでます

その前でおっさん3人が並んでカメラを構えているのを見ると、笑えます!











帰りは往路を戻る予定でいたのですが、同じ車道歩きをするなら途中まで登山道を歩き、

『郷師山』の方へ降りて、そこから車道を歩くことになりました。

県道を山頂分岐まで戻った後、左に折れてしばらくアスファルトの道を歩き、

途中から道の脇に入って行くと車道から離れて登山道が続いています。







道もしっかりとしていて赤テープもあり、踏み跡から見ると普段から大勢の人が

登っているような気がします。どんどん下ると竹林が現れ

先ほどと比べると背が伸びた?飯野山が左手に見えると、郷師山との鞍部に着きます。




目の前に郷師山の頭が見えると『せっかくだから郷師山にも登ってみよう!』と言う事になりました。











城山からの下りで足が『下りの足?』になっていたので、郷師山への直登が堪えます。

濡れた登山道は、これは下りは危ないなと思わせるほどの傾斜です。










10分ほど息を切らせると、ここでも巨石が横たわった山頂です。

少し奥にあまり見かけない珍しいお墓のような形をした郷師山の三角点。

木々に囲まれて先ほどの城山の山頂とは正反対の、見晴らしのない山頂です。








恒例のセニョさんの三角点バンザイ!




下りを注意しながらまた鞍部まで降りると、最後の車道歩きとなります。

ガードレールの横でまだ色づいた木々を眺めながら、おしゃべりしながら歩いて行きます。










今年最後の紅葉ともお別れです。




こんな所に『オトメシャジン』 かな?







川津への分岐を右に折れ国道へと戻って行きます。

そろそろ車道歩きが飽きたな、と思う頃に車を停めた登山口に到着しました。

今日は10.6km、約5時間の里山歩きでした。車道歩きも多い道でしたがほぼ城山を

周回した形になり、今まで知らなかった滝や沢もあり変化にとんだコースで、随所に展望の広がる

場所もあり、とても良い里山歩きができ『侮るなかれの里山』の楽しい一日でした。


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WOC.登山部 2018.12.05 志保山~真平山

2018年12月06日 | 香川の里山
昨年秋に小豆島で数回に渡り遊んでいた時に、登山部に初参加したナカちゃんから、

四万十川でテント泊をしながらカヌーで下るツアーが、とても楽しいと聞いていました。

その後なかなかメンバーの都合がつかず、今回初めてWOCカヌー部

設立する運びとなりました。しかしナカちゃん以外はなんせカヌーに乗るのは初めての事。

事前のミーティングで入念に打ち合わせをして、準備物や服装の確認をしました。

ひとしきり話が進んだところでメンバーからナカちゃん隊長に質問が!

メンバー  :  『ところで冬やけん、寒いわな~??』

         『川に落ちたら、冷たいわな~??』

隊長    :  『う~ん、たぶん?僕も冬は行ったことがないから判りません!』

メンバー  :  『なぬ~ ( ゚Д゚) 』

メンバー一同、開いた口が塞がりませんでした。


そう言いながらも家に帰り、テントや寝袋の準備をするため押し入れから引っ張り出すと、

一人用のテントは経年劣化のため、ナイロンの表面がベトついていて使い物になりません。

残りの寝袋やシートはちょこちょこと使っていたので、なんとかモノになりそうです。

そこで『讃岐里山の会』の忘年会の時に、エントツ山さん

テントを貸してもらえないかとお願いしたところ、テントだけでなく冬用の寝袋やシートさらには

ダウンの上下まで用意していただきました。よ~し!これで準備万端。

残るは先週に悪化したギックリ腰を治すのみ!

でも山歩きなら普段から腰痛を抱えながら歩いているので、大体の様子は分かるのですが、

なんせカヌーは初めての事。少し不安を抱えながら数日を過ごしていると三日前になんと!

ナカちゃん隊長もギックリ腰を発症したとの連絡が入り、あえなく今回は中止となりました。

残念ですが来年の暖かくなってカヌー部設立は順延となりました。

(エントツ山さん、せっかくのご厚意ありがとうございました!)

その後、せっかく休みを取ったのだからメンバーで温泉でも!と話も持ち上がったのですが

結局都合がつかなくなり、急遽、定例の登山部に参加する事になりました。



今回は先週歩いた『七宝山』の433mから『志保山』そしてさらに北の『真平山』

線で繋ぐ縦走コースです。2年前に一人で縦走した道ですが、

WOCのメンバーはそれぞれの山は登っているものの、

恐らく線で繋がっていないと思われるコースです。


先週と同じくピカソ詫間店の横に集合した後、『加嶺峠』に車をデポ。

その後2台の車で『七宝トンネル』の西側の駐車場に車を停め、ここから438mを

目指して登って行きます。(8時45分)

今日のメンバーはセニョさん・やっさん・麺法師さん・杉さん・ルリちゃん・しおりんと私の

総勢7名での山行です。




駐車場から離合はできない幅の狭い車道を途中まで道なりに登って行きます。

次第に周りにはみかん畑が広がってきます。







途中で急な斜面に寄り添うように建つ集落があり、それぞれの家の横の作業場では

みかんの選別の作業が朝早くから行われていました。

集落を過ぎると道はさらに狭くなり、どんどん急な坂になって行きます。










七宝山の山肌も、もう晩秋の気配です。







所々で車道から離れ、ミカン畑の中のコンクリートの道をショートカット。

ところがこれがなかなかの急坂で、朝までの雨で濡れたコンクリート道に

何度も足を滑らせそうになります。あまりの急坂に

師走に入ったというのにこれでもか!という位に汗が噴き出てきます!

こんな急な斜面でよく作業ができるもんだと、ミカン農家さんの苦労が偲ばれます。







ミカン畑が終わるころに293mのピーク着きました。ハンググライダー基地のあるこのピークが

最初の目的地です。足元には仁尾町の景色広がり、少し視線を移すとこれから歩く真平山の

肩越しに、小さく瀬戸の島々まで見渡せます。(9時20分)










香川の里山で時々見かけるハンググライダー基地の鉄製のスタート台からも絶景が広がっています。

スタート台の先端で恐る恐る下を覗き込みますが、股間がざわッとしてきます。







ここでさおりんにリクエストしたのが下の写真です。

いや~やっぱり若い!。おっさん・おばさんにはとてもできません!




おっさん・おばさんは安全に静止画です。







ハンググライダー基地から少し上が293mのピークです。ここでセニョさん恒例のバンザイ!







293mのピークから尾根に沿ってしばらくは車道が続いています。

車道が終わるころに山道を尾根へと入って行きます。







尾根の等高線を直登するかたちで登って行くと、どんどん傾斜が急になって行きます。

前を歩くセニョさんからも思わず『キツイな~』と声が出ています。





やっと登りきると438mのピーク。先週、高屋神社から歩いて折り返した場所です。

ただ先週は曇り空で真っ白で何も見えなかった景色が、今日は遠くに『伊吹島』まで見渡せます。

(9時50分)





腰を降ろして一息入れた後、次の『志保山』へと歩いて行きます。

落ち葉の積もった縦走路を楽しくおしゃべりしながら歩きます。













438mからゆっくりと一旦下り、登り返すと『志保山・426m』です。(10時10分)




西側のまばらなきぎの間からは仁尾の街並みが見下ろせます。

三角点で麺法師さんのバンザイ!










志保山からは道に沿って延々とトラロープが伸びています。最初は広い尾根を。

途中からは尾根から左に外れて急な斜面をこのロープに伝って降りて行きます。

落ち葉とたっぷり水を含んだ土に何度も足を滑らせます。







次第に展望が開けてきました。最終目的地の真平山も正面に見えます。

景色に見とれて足元から視線を移すと滑りそうになるので油断ができません。







しばらく歩くと麓にある『風穴』の石を切り出したという

石切り場に着きました。凝灰岩の石をここから切り出し下の風穴まで運んだそうで、

調査によるとこの石切り場は1400万年前の『三豊湖』の湖底だったということです。

こんな景色が広がる山の中腹が湖底だったなんて想像できません。

『爺神山』『三条山』奥には『我拝師山・火上山』

その左奥には薄く『飯野山』まで見渡せます。香川独特のビュート(孤立丘)の広がる里山の風景です。













石切り場からは一旦下がって218mのピークに登り返します。

鞍部から左が風穴への道ですが、そのまま直進します。







218mのピークには『真山竜神』の案内板が立てられていました。

その少し下にはその竜神の祠はなく、代わりに比較的新しい小さな石碑があります。










竜神からは支尾根に沿って『吉津峠』を目指して下ります。

里山の小さな尾根らしからぬ籔いてもなく歩きやすい尾根道が続いています。









その内に竹林が現れました。竹林になったと言う事は里が近づいてきた証拠です。

竹林を過ぎると峠の南側の農道に飛び出しました。(10時55分)




道にはちゃんとした登山口の標識があり、ここから吉津峠へと周ります。










農道の途中には風穴への案内板が。峠にもガードレールに案内板が取り付けられていました。







峠からは東に県道220号線を『八柱神社』まで下って行きます。

以前一人で縦走した時は、途中から無理やり真平山へと直登したのですが、けっこうな藪だったので

今日は無難に神社からの登山道を歩きます。(11時35分)







八柱神社の入り口には立派な木製の『真平山登山道』のモニュメントが設置されています。

真平山登山道整備のボランティアの人たちが6ケ月もかけて制作したそうです。




『真平山』は地形図では『七宝山』となっていますが

地元の人たちが『まひらやま』と呼んでいる山です。

八柱神社の横を通り登山道へと入って行きます。







途中には『本ルートと赤ルート』の案内板があり分岐になっています。

今日は本ルートを登って行きます。




ところがこの本コースは予想以上の急登です。先ほど八柱神社の休憩で引いた汗が、

また一気に噴き出してきました。








少しぬかるんだ土道には猪の足跡があります。さらによく見るとその猪も足を滑らせています。

四本足でも急な坂。二本足がしんどいはずです。




樹林帯のトンネルを抜けると桜の木を植樹された明るい場所に出ます。

依然として急な坂は続いています。








植樹広場のさらに上には『見返り坂』と書かれた案内板。

セニョさんが案内板通りに振り返ってくれました。










『看板に偽りなし!』この中腹からは振り返ってみるだけの価値のある、

三豊市の展望が広がっています。











見返り坂からもまだまだ急登は続きます。普段滅多に口にしないセニョさんの

『キツイな~』の声を、今日は何度聞いたことでしょう。

最後まで楽をされてくれないコースです。




所々にある案内板を横目に見ながら登って行くと、『次第に羊歯が』

(麺法師さんが言いそうな親父ギャグ)現れると、

傾斜は少し緩くなり先ほどまで切れていた息を整えます。







羊歯の道が途切れると北側の景色の広がるベンチの置かれた展望台がありました。

正面に大半を削られた『汐木山』。その奥には『竜王山・毘沙古山・貴峰山』

そして『黒戸山・天霧山』峰々が続いています。




やっとのことで『真平山』に着きました。高い樹木に囲まれた山頂は薄暗く、

今日最後のフィナーレの山頂としては少し残念ですが、取りあえずここで昼食にします。

もうすでに腰の張りがかなり出てきました。(12時10分)

メンバーがお弁当を広げてる横で、用意し忘れたセニョさんはみんなの行動食の支給品でお昼です。










お昼を食べ終えた後は加嶺峠へ下るだけです。(12時40分)

最初はトラロープに沿って下りますが、途中でどうやら峠ではなく仁尾に降りて行く

道だと気づき、少し戻って尾根へと登り返します。




ここからは登山道もなく踏み跡も見当たりません。とにかく尾根を外さないように下り、

最後の243mとの鞍部まで下ります。

鞍部からは少し藪ぽくなった道を進み最後のピークを踏みます。





243mのピークからは広い尾根を所々付けられたピンクのビニールを見つけながら進みます。

広い尾根が終わり終端から左に曲がると今日最高の急な下り坂です。

右に左に体を移動し木々に掴まりながら下って行きます。下って行くというよりは

落ちて行くといった感じです。
















木の根元に足を置かないと止まれないほどの傾斜の坂の途中でやっさんが、

『カメラ落とした!』と慌てています。





これは一大事。一旦降りた坂を足元を注意しながらカメラを探しに登り返します。

しかし一向に見当たりません。下りが始まる尾根まで登ってみてもダメです。

やっさんは『仕方ない、もういいですよ!』と言っていますが、折り返して下りながらも

何とかないかと目を皿のようにして降りて行くと、ほぼ最初の場所の少し上で光るものが。

思わず『あった!あったよ!』と大きな声を上げてしまいました。

99%諦めかけていたので見つけた時は本人と同じくらいに喜びが沸いてきました。





何とか事なきを得たあとは色褪せた杭に沿って歩くと鉄塔広場に出ました。










鉄塔広場の先には電波塔。そこからさらに左に直角に降りると加嶺峠へ飛び出しました。

(13時55分)







余力があれば『高尾木山』までと思っていましたが、山から下りた途端に

どっと腰と背中の張りがピークに達して、メンバーも今日の急登と急滑降に疲れた様子で、

デポした場所での解散となりました。




里山の特有の登山道のない道を歩いて藪いたり、予想もしない急な登りや下りにだあったりした

なかなか楽しい一日でした。
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WOC・登山部 2018.11.28 七宝山

2018年11月30日 | 香川の里山
今日のWOC・登山部は当初、今『天空の鳥居』で話題の『高屋神社本宮』から

『七宝山』を縦走して、『真平山』の北側の『加嶺峠』へと降りる予定でいましたが、

日を追うごとに天気予報の降水確率はどんどん上がってきて

どこの予報も雨マークとなってしまいました。午後から予定のある人や、

夕方からの松山での講演会に出かけるメンバーもいたので、縦走は取りやめ、

お昼くらいには下山できるピストンで七宝山を歩くことにしました。


集合場所は詫間町の旧マルナカの『ピカソ詫間店』

時間前ですが続々とメンバーが集まる中、先輩・お嬢様・あみちゃんがまだ着きません。

気になってお嬢様にLINEをすると『コンビニにトイレ行く』と返ってきました。

それでも時間を過ぎたので気を揉んでいると、『あみちゃん、ウンコ長い!』と、

またLINEがきました。

コンビニを先に出た先輩とお嬢様があみちゃんを待っていたらしいのですが、

それはウンコではなく、レジの対応が遅くて時間がかかったようです。


今日はいつものかしまし娘とお久しぶりのトッシー(最年少28歳)、そして登山部初参加の

やっさんが参加の総勢10名での登山部となりました。

ピカソ詫間店から高屋神社の下宮でメンバーの車を停め、ここからまずは高屋神社本宮へと

登って行きます。ここであっちゃんが合流となります。


身支度を整えていると車の中に置きぱなしにしていたあるものが目に付きました。

『そうや!これを返さんといかんのや!』と思って中腰で手に取った瞬間、

ピキッ!・・・・。またやってしまいました。

せっかく治りかけていた腰が!

それはあみちゃんが私の車の中に置き忘れて帰った靴下でした。



その靴下を袋に入れてあみちゃんに『これ!忘れ物』と手渡し、

本当はあみちゃんのせいでまた腰が壊れた!と言いたかったのですが、

先輩の情報によると、あみちゃんは元暴走族だというので、下手なことを言うと

ヤキを入れられたらいかんので、本人にはにこやかに手渡しました。(笑)

(面と向かっては言えないので皆さんがいる前で後で恐る恐る報告しました)


高屋神社下宮を8時10分のスタート。道の両側に綺麗な紅葉の中、本宮へと続く参道を

いつものようにおしゃべりをしながら歩いて行きます。







車が走れるコンクリート道を登って行くと、急に道幅が狭まり登山道らしい道になってきました。

道には落ち葉がたっぷりと降り積もっています。










綴れ折れの地道を登ると途中に高屋神社中宮の鳥居があります。山頂にあった社を

一時期中腹に祭り、その後また山頂へと社を戻したので、今は鳥居だけが残る

『中宮』となっているようです。




『中宮』からも急登は続きます。途中、丁石や案内看板を見ながら登って行くと

次第に標高も上がってきて、南に観音寺の街並みが見渡せるようになりますが、

如何せん今日は曇り空でせっかくの景色もぼやけて見えます。













綴れ折れの道が終わると傾斜も緩くなり、道の両側には羊歯が広がっています。




羊歯の道が終わると道には露岩が現れ、山頂が近づいてきたのが判ります。

東に向いた道からまた北に振ると、高屋神社の石段となります。










綺麗な石材で出来た石段と違って、ごつごつとした自然石のままの歴史を感じる石段です。

その為あちこちで石がぐらつき踏み外しそうになります。全部で270段あると言われる石段を

この季節には珍しく汗を掻きながら登りきると、高屋神社本宮です。







先ずはマラソンランナーの先輩とあみちゃんが先頭で着き、後続が続きます。

あっちゃんとルリちゃんもゴール!

最後部は麺法師さんとお嬢様です。







神社の境内の東屋で今日は別行動のIRIBITOさんと待ち合わせです。

IRIBITOさんの到着を待つ間、珍しくスタートから1時間ほどで『おやつタイム』です。




東屋からは讃岐七富士の内の一つの『江甫山(つくもやま)』が霞んで見えます。




しばらくするとIRIBITOさんがギタリストのペータさんとカワチンさんと一緒に

駐車場から歩いて到着しました。早速コーヒータイムが始まりました。




今日はあっちゃんがコーヒーを淹れてくれています。

その横でお嬢様が『あ~や、こうや!』とまるで姑のように口を挟んでいます。







おやつを食べながらおおよそ1時間近くの休憩でした。

最後に全員で鳥居の前で記念撮影です。ペータさんとカワチンさんともここでお別れです。










IRIBITOさんとお別れして神社の横を通り七宝山へと向かいます。

最初はこんな坂道車が登って来れるんやろか?と思うくらいの急な坂を下って行きます。




途中で展望台の標識に従って道から脇にそれると、岩場から仁尾の海が見下ろせますが、

今日のこの曇り空では薄っすらとしか見渡せません。いつものように高いところ大好きの

あっちゃんが先端に立って下を見下ろしています。(でも、あっちゃんは高いところは大丈夫なのに、

不思議とジェットコースターは怖くて乗れないそうです。逆に高い所が苦手なお嬢様は

ジェットコースターが大好きだと言います。判らんもんです?)










コンクリート道から舗装路を尾根伝いに歩いて行きます。

道の両側はそれはそれは見事な錦秋です!

遠くに出かけなくても里山でも秋を存分に堪能できます。














途中であみちゃんに恐る恐るギックリ腰なったんはアミちゃんの靴下を取ろうとしてと伝えると、

あみちゃん  :  『物を取るときは真直ぐに膝を曲げながら腰を降ろして』とゼスチャーをしながら

          普段の仕事柄、アドバイスをしてくれています。

私      :  『ん~、こんな腰ではあみちゃんの仕事は絶対に無理や!』

          『それとこれくらいの筋肉がないと!』とふっくらとしたアミちゃんに言うとその横で

先輩     :  『筋肉と脂肪やろ!』と。せっかく遠慮して筋肉やって言ったのに先輩!


途中で不動の滝方面と七宝山方面との三差路から左に曲がって山道に入って行きます。

小さなピークで少し道が判りにくくなっていたので、しばらく後続を待つことのしたのですが

いくら待っても登ってきません。仕方がないので一人元の分岐まで戻ってみても

姿が見えません。ここでお嬢様に電話を入れると『どんどん下っている!』と

返事が返ってきました。『道を間違っているので戻って来て!』と伝えた後、

心配したやっさんも降りてきて様子を見に行ってくれると、しばらくして

四人の姿が見えました。




メンバーが揃ったところで縦走の開始です。小ピークからすこし歩くと『一等三角点 高野山』です。

道標には『上之山』と書かれていますが、ここで麺法師さんが恒例のバンザイ!

その横でなぜか、先生に叱られ廊下に立たされて、しょんぼりしているみたいに見えるあみちゃん。







ここからは小さなアップダウンを繰り返しながら歩いて行きます。

ひとまず七宝トンネルの上の445mのピークまで。

この縦走路は適度なアップダウンで自然林の中を快適に歩いて行けます。

それぞれがおしゃべりしながら歩いて行きます。










445mのピークも少し広場になっています。







そこからさらに北に進むとトラロープの張られた急な下り坂。

『え~ここを帰りには登るん?』と後ろから声が聞こえてきます。




道は木々の間を縫うように続いています。

落ち葉の上を歩くとサクサクと小気味のいい音が聞こえてきます。













今日は『志保山』の手前の433mのパラグライダー場を

最終の折り返し地点としました。予想通りいつもは眼下に見える景色が霞んでいます。

記念にトッシーがジャンプした写真を撮ったのですが、アングルが悪く空を飛んでいるようには

撮れずに、ただのジャンプした写真になりました。










さぁ~一息入れた後は、また高屋神社まで戻りましょう。




途中からは尾根道を外して車道を歩いて行きます。

ここからの道も度々立ち止まるくらいの紅葉ロード。










高屋神社の歩きにくい石段を降りると後は下るだけ。










最後の綴れ折れの急坂もラストスパートです。





スピードアップのお陰で、何とかお昼過ぎに雨に降られることもなく駐車場まで戻ることができました。











駐車場で取りあえず解散です。かしまし娘と松山組はこの後、詫間町の山岡でお昼。

先輩とお嬢様が美味しそうに生ビールを飲む横で、運転手のあみちゃんが恨めしそうにしています。

(よくよく見ると生大じゃないですか!)

私はと言えば、歩いていた時はなんでもなかったのに、山から下りた途端にギックリ腰が・・・・悪化!

そのままメンバーと分かれて接骨院に直行となりました。




来週はWOCで初めての四万十川カヌーツアーが開催されます。

それまでこのガラスの腰を何とかしないとと・・・・気ばかり焦ります。

弘法大師が七つの宝を埋めたと云われる『七宝山』の秋を満喫できた一日でした。
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WOC.登山部 2018.11.21 小豆島山岳霊場

2018年11月22日 | 香川の里山
今日のWOCは登山部・植物部・自転車部・自主トレにそれぞれ分かれての活動になりました。

植物部は高知の別府峡、自転車部はしまなみ海道、自主トレは飯野山、

そして登山部?はここの所恒例の秋の小豆島を歩きました。昨年の秋も小豆島の里山や

霊場巡りを数回に分けて出かけたので、今年も小豆島の秋を楽しもうと

麺法師さんが企画してくれました。

参加者はルリちゃんお嬢様と私。一応登山部ですから

霊場の中でも山岳霊場と呼ばれる山間部にある札所を廻ります。

案内では島での車の運転はじゃんけんで決めるとのことです。


朝起きて支度をしている途中で、中腰でくしゃみをすると、

ピキッ!と・・・・・やばいやばい

もう少しでギックリ」腰になりかけました。それでも一歩手前のプチギックリになりました。

腰に爆弾を抱えながら高松駅に着き、メンバーと待ち合わせてコンビニで買い物を。

運転手はじゃんけんで決めることになっていたのですが、運転してハンドルを握っていた方が

楽なので、私が今日は運転をすることを伝えると、さっそくお嬢様が

ビールを買って店を出てきました。

(こやつ朝から・・・・ビール?・・・・人の気も知らんと! (; ・`д・´) )



8時過ぎのフェリーに乗り込み、船内で今日のスケジュールの打ち合わせをしました。

お嬢様は嬉しそうな顔をしてぐびぐびと飲んでます。

麺法師さんはまず山岳霊場でまだ行っていない霊場へ行きたいと。

お嬢様は島の素麺と醤油でほぼ観光です。

私と言えば更にミーハーな、今小豆島で旬のオリーブ公園で、魔女の宅急便の

写真を撮りたいと、言う事でそれぞれの希望の場所をピックアップして廻ることになりました。

空は薄曇り。甲板では冷たい風が吹いていました。







港に着き土庄でレンタカーを借りてスタートです。

まずは麺法師さんの希望した、まだ未訪問の山岳霊場へ向かいます。最初は『44番 湯船山蓮華寺』

この霊場は『中山の千枚田』の最上部にあり、境内にあるさぬきの名水のひとつの『湯船の名水』から

湧き出る水で棚田を潤していると言われている霊場です。

中山地区の集落の中を車を走らせ、少し路肩の広くなった

場所に路上駐車をして、里道を歩いて行きます。










本堂の脇には樹高22mのクスノキの大木と、今は枯死した大杉が並んでいました。

太く逞しい枝を大きく広げた生命力のみなぎるクスノキの横で、樹齢400年ともいわれる大杉が

枝葉を付けることもなく立ち枯れている姿は、何とも言えずもの悲しさを感じずにはいられません。







本堂でお参りを済ませて車を停めた集落までのんびりと歩きます。麓には稲刈りの終わった

棚田が広がっています。集落の横に珍しい色をした彼岸花。赤や白の花は普段見かけますが

初めて目にする色の彼岸花です。










集落からさらに上に車を走らせ次は『47番 栂尾山(とがのおさん)』へ。案内板に従って

行くと集落の道から左に急な坂を下って霊場前の広場に車を停めました。

栂尾山は山岳霊場らしい洞窟の中がお堂になった霊場でした。










本堂の前には見晴らし台が作られていて、『肥土山集落』が見下ろせ、山と山の間からは

遠く瀬戸内の海まで見渡せます。




栂尾山から広場までのウバメカシのトンネルの下を戻っていると、後ろから

『次の毘沙門堂はまだ向こうじゃない?』とルリちゃんとお嬢様が騒いでいます。




どうやら先ほどの栂尾山に案内の標識があったようです。

また道を戻って本堂から先に進むと手摺の設けられた

急な下り坂が続いています。急坂を下り切った場所に『47番 毘沙門堂』の立派な本堂が

静かな谷あいの中に佇んでいました。




ここでは簡単にお参りを済ませて、先ほどの急な坂を登って行きます。なかなかの傾斜の登りに

少し汗を掻き始め上着を一枚脱いで登って行きます。




これで『湯船山・栂尾山・毘沙門堂』の参拝が終わり、

麺法師さんが山岳霊場14霊場を全て廻ったことになります。

栂尾山の駐車場から一旦中山の集落まで降り、

直ぐ近くにあった『43番 湯船山浄土寺』にも参拝してみます。




本堂の横には寺院では珍しい茅葺の屋根の書院があります。

土塀越しには里の秋の風景が広がっていました。










ひとまず霊場巡りを終えて、次は麺法師さんお勧めの『小豆島大観音』へ行ってみます。

土庄から県道26号を北に走ると否が応でも目に飛び込んでくる、巨大な観音像です。




一階のホールから最上階の展望台までの間はエレベーターと螺旋階段であがれるようになっていて

その螺旋階段にも隙間なく『胎内仏』が設置されていました。

その胎内仏には寄贈した人の名前が刻まれています。

ここでメンバー全員で

『この胎内仏を寄贈するのにいったいいくらするんやろね~』

『全部で何体あるんやろね~』

と下世話な話をしながら神聖な観音像の中を廻って行きます。




最上階の展望台からは丸窓の先に、麓の風景や瀬戸内の風景が広がっていました。




参拝を終えて麺法師さんが受付の女性に、先ほどの疑問点を聞いてくれました。

『胎内仏は12,000体あるんやって!』

『寄贈するのに1体110,000円かかるんやって!』と質問を終えた麺法師さんが教えてくれました。

観音像から駐車場に戻る途中で、12,000体×110,000円の暗算が誰もできません。



大観音を後にして次はお嬢様ご所望の『生素麺のなかぶ庵』へと車を走らせます。

以前に食べてとても美味しかったと絶賛するお嬢様のお言葉に従って、

草壁から福田へ向かう途中の安田で

狭い路地の中を入って行きます。『なかぶ庵』では硝子越しに作業場の様子を見ながら

麺法師さんと私はをルリちゃんとお嬢様はを注文。

『KAZASHIさんは、私より小食やのに大注文して大丈夫?』とお嬢様が言っていますが、

喉越しのいい素麺はいくらでもお腹の中に納まって行きます。










柔らかい乾麺の素麺と比べると、少しコシ?のある独特の食感の生素麺でした。

家族の機嫌取りの為にお土産も購入。さすがに大でお腹は満腹して次は直ぐ近くにある

『ヤマロク醤油』へと向かいます。



ヤマロク醤油では背丈の倍以上はありそうな大きな三十二石(6000リットル)大杉のもろみ樽を

今でも使って製造している数少ない醤油屋です。蔵に入る前には衣服の埃を綺麗に落としてから

中に案内してくれました。国の『登録有形文化財』のもろみ蔵に入ると

薄暗い蔵の中から独特のもろみの匂いが鼻をつきます。







樽を使い始めて150年以上経つ言われ、蔵の中の土壁や柱や梁そして大樽にも

びっしりと様々な菌が漂着し、この蔵の歴史の長さを感じます。








ヤマロク醤油の後は私のリクエストで昨年も参拝した『18番 石門洞』へ!。

寒霞渓道路の途中から急なコンクリート道を登って行くと

渓谷の中に駐車場があり、そこからは『裏八景』

続く道を車から降りて歩いて行きます。




最初に目に飛び込んでくるのは『法螺貝岩』そしてその右奥には『二見岩』

奇岩が続いています。色鮮やかなモミジの背景として最高のビューポイントです。




石門洞へと続く道は今年最高のモミジのオンパレードです。お陰で急な上り坂も苦になりません。







石門洞の手前では高い位置に『幟岳』が見えてきました。




谷あいにひっそり佇む石門洞の周辺は、谷一面が 秋・秋・秋!







昨年同じくらいの時期に見た時より、より一層モミジの色づきが派手なような気がします。

石門の奥まで登ると、岩に掛かったアーチの手前も奥もモミジで染まっています。











大きな岩をくり抜いたように建てられた石門洞。お堂の橋桁の朱色と紅葉の彩もマッチしています。

本堂の窓から手を振る麺法師さん・ルリちゃん・お嬢様!








石門洞で今年最後の紅葉を満喫した後は、さらに寒霞渓道路をすすんで『20番 仏ケ滝』そして

『14番 清滝山』に参拝します。

仏ケ滝の本堂の洞窟は低く横に広がった空間にほんのりと明かりが灯っています。




次の清滝山では本堂をお参りした後、横の行場の鎖を登ってみました。










鎖を登り切り振り返ると先ほどの石門と同じように、少し小さめですが空洞が!

その奥にも一本のモミジの木。




南側には曇り空の下少し陽が落ち始めた島と瀬戸内の風景が広がっています。








次は寒霞渓道路を寒霞渓目指して道の両側に続く紅葉の中を車を走らせます。

寒霞渓は駐車場も満車に近く、レストハウスやお土産屋では観光客で賑わっています。




展望台で4人で自撮り!写った写真を見てお嬢様が

お嬢様  :  『ほらな、KAZASHIさんは皺だらけやから老けて見えるわ』

お嬢様  :  『ほんま同い年には見えんわ!』

と皺のない自分の顔と比べて自慢しています。

執事   :  『ほっとけ!男は背中と皺で人生を語るんや!』とうそぶきます。





賑わう寒霞渓を後に紅葉の海の中を銚子渓へと走り『72番奥の院 笠ケ滝』に。








この霊場は山の会で『皇踏山』に登った時に立ち寄ったのを、駐車場に着く手前で思い出しました。

本堂へ続く岩に掛けられた鎖場の手前には進入禁止のロープが掛けられ、

暗くなると危険なので拝観時間は午後2時までと記せられていました。

好奇心旺盛なメンバーはその注意書きを無視して取りあえず登ってみることに。

登りながら『自分たちは登山部やから大丈夫』などと言っていたのですが、

一つ目の鎖を登り二つ目の鎖の手前で今度は『監視カメラ有』の

立て札が掛けられているではないですか!さすがにこれにはビビッて一目散に退散です。







麺法師さんと二人で急いで降りたのに、後ろから来る二人はのんびりと降りてきます。

さすがおばちゃんは肝が据わっています。と思ったのですが足元が不安定な場所が

まだまだお嬢様は苦手の様です。





笠ケ滝を後に今度は麺法師さんが『宝生院のシンパク』を見に行こうと言います。

麺法師さんによると宝生院の真柏(しんぱく)はそれはそれは

立派な木だそうで見ごたえがあると教えてくれました。

駐車場で車から降りるとお嬢様が目の前に見えたこの松の木を見て

『これがシンパク?しょぼい!』と

お嬢様、なんぼ何でもこんな盆栽みたいな松の木をすごいだなんて麺法師さんは言いません!







『お嬢様。その右側にある大きなきがシンパクですよ!』

案内板には樹齢1600年と掛かれていて一同『すごいね~』と感心。

石垣の上に鎮座するシンパクの大木は、まるで空に広がる入道雲の様です。




根元にはぐるっと回れる木道が設けられ、複雑な形をした根元も見て回れます。

日本一ともいわれるこのシンパクの16m近くもある根元をゆっくりと歩いているとお嬢様が、

『この木の樹齢は何年くらいなんかな?』と聞いてきます。

さっきからみんなで『1600年も生きてるなんて、すごいね!』と

言っていたばかりなのに、まったく人の話を聞いていません!







木の下にいるお嬢様と比べるとその大きさが分かります。




宝生院を後にしたメンバーは『井上誠耕園』の新しいお店で休憩です。

ベーカリーコーナーでお嬢様がメニューを見ながらソフトクリームを注文しています。

お嬢様 : 『以前に食べたのと別のこれにします!』

執事  : 『そしたら僕はお嬢様とは別のにしようかな?』

と迷っていると、お店の女の子がお嬢様が注文したメニューのソフトクリームを指さし

『わたしもこれが一番好きです!』と。それを聞いて直ぐに

執事  : 『じゃ僕も同じもんでいいです!』と即決。

それを聞いたお嬢様が女の子に

お嬢様 :  『この人のソフトに毒入れといて! (; ・`д・´) 』と隣で毒づいています。




井上誠耕園を後に最後は私のリクエストの『オリーブ公園』で例の写真を撮りに出かけます。

朝に発症したプチギックリ腰が気になるところですが、『魔女の宅急便』に挑戦した写真がこれです。







ルリちゃんもお嬢様も意外と高く飛んでいるように見えます。








照れてか写真を撮らなかった麺法師さんも最後はオブジェの前で記念撮影です。





レンタカーを8時間の約束で借り、ちょうどその時間に土庄に到着しました。

朝から山岳霊場や観光地そして島の食べ物も満喫して、十分に楽しめた小豆島の一日でした。

帰りのフェリーの中ではコンビニで買ったビールで宴会が始まり、少しほろ酔い気分で

話が弾みました。




そしてさらに高松に着いた後は生のギネスビールが飲める『The Craic』さんで三次会です。

美味しいビールと料理を飲み食いしながら、今日の話に花が咲きます。







今日は登山部と言っても山には登らなかった割には、車で移動しながらも結構な距離を歩きました。

山だけに拘らず何にでも興味がある場所に出かけて楽しむWOCの真骨頂の秋の小豆島でした。
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WOC.登山部 2018.10.31 拇平~千羽ケ嶽~拇岳

2018年11月01日 | 香川の里山
今週のWOC(Wednesday Outdoor Challenge)は三つに分かれての活動になりました。

登山部・植物部・自転車部がそれぞれに分かれて今までにない総勢19名の一日となりました。

当初、登山部は稲叢山とアメガエリの滝を歩き、あわよくば植物部とアメガエリの滝で

合流できたらと思っていたのですが、参加希望者が少なく稲叢山は中止としました。

それならどこを歩こうかと考え、自転車部が予定している小豆島に的を絞りました。


小豆島は昨年の秋に連続して数回通い、島霊場や里山を登りました。

その度に目についたのが福田に行く途中に見える、何とも異様な形をした『拇岳』でした。

空に向かって親指を立てたような形の岩峰は、関西からも訪れる人の多い、ロッククライミングの

スポットになっています。勿論150mもの岩壁を登れるわけがないのですが、

その岩壁の東側には岩肌に沿うようにして上から下まで樹林帯が続いています。

『ひょっとしたら、あの樹林帯を登って行けるかも?』と、ずっと思っていた拇岳です。




そして同じような思いをずっと抱いていたメンバーにセニョさんがいました。

セニョさんは私より前にWOCで小豆島を訪れるたびに、この拇岳の事を口にしていたらしく、

さらに『拇平~千羽ケ岳』をWOC登山部で以前に歩いて、目の前で拇岳の姿を

目にしているだけに、その思いは私以上のものがあるはずです。

そう思ってセニョさんをお誘いすると、案の定即返事が返ってきました。


そうなれば如何にして登るかが問題になってきます。事前に拇岳をネットで色々調べてみると、

『赤いクラック・ダイレクトルート』そして『5.9とか5.10b』とかの

一般登山者には縁遠い言葉しか出てきません。

たまに出てくるのは拇平から千羽ケ嶽のレポートだけです。

そして登ろうと思った岩峰の裏側の写真は、たった三枚しか見つけることができず

拇岳をロッククライミング以外で登った情報は皆無でした。

ただ岩峰の裏側にはどうやらFIXロープが掛けられていると言う事だけは判り、

そこまでとにかく登って、無理だと思ったら引き返すと言う事にして

セニョさんとは事前に連絡し合いました。








高松港から土庄行きのフェリーで7時20分に出発。船内では自転車部のリーダーの山さんが、

地図を広げて今日のコースを説明をしていました。自転車部はコアラさんと麺法師さん

そして八甲田山遠征に初参加して、今回WOCに二回目の参加となるまゆちゃんの計四名です。






リーダーの山さんは、自転車で12時から13時くらいに拇岳の麓の『橘』を通るから

『下から手を振るから頂上で手を振って!』と言っていますが、

恐らく今回はそんな余裕はないはずです。


土庄で自転車部とは夕方にまた落ち合う約束をして別れ、『南廻り』のバスでまずは『草壁港』まで。

ただ、ここから福田行のバスは便数が減って、かなりの時間待ちになるので

バス停から直ぐ近くの『かんかけいタクシー』で橘まで向かいました。




橘で降ろしてもらい拇岳への登山口は水路を渡って町営住宅に向かって歩いて行きます。

入り口のすぐ脇にある『逸見商店』で道を尋ねると、

店のご主人が外に出て山を指さしながら、紙に地図を書いて詳しく教えてくれました。

ただ教えてくれたルートは拇岳の東側の樹林帯を登るルートではなく、

拇平から千羽ケ嶽に登って拇岳との鞍部に降りるルートでした。

『千羽ケ嶽からは鞍部まで降りられるんですね?』と確認すると

『道はないけど降りられる!』と教えてくれたので、その言葉を信じて

取りあえず周回して最後に拇岳を目指すことにしました。










白い鉄筋コンクリートの町営住宅を右に見ながら登って行くと、二股に分かれた道になり、

正面の岩には小さな拇岳と書かれたペイントがありました。

ここから右に折れさらに登って行きます。




しばらく歩くと石垣の間に登山口の案内板があり、ここからが登山道となります。




登山口から少し笹の間を歩き、その内足元は岩交じりの直登の道になります。







道は木にテープや岩に赤いスプレイで誘導してくれています。

直登から左にしばらくトラバースの道になり、それが終わるとまた直登の道になります。







この辺りから足元にはウバメガシの小さな落ち葉とどんぐりが敷き積り、

とても滑りやすく歩きにくくなってきました。







直登を登り詰めると正面に岩壁が現れます。枝にが掛けられた白いプレートが目に入ります。

字が消えて見えませんが、どうやらここが『滝場』と呼ばれている場所の様です。




ここから右が拇平、左に進むと拇岳の岩峰の足元に行けるようです。

まずは逸見商店のおじさんが教えてくれた通りに右に進んでみます。

見上げると薄曇りの空からの陽の光に当たって、冷たく岩肌が光っています。

滝場からは岩壁の足元に沿って登ります。この辺りは『屋島』『屋島神社』から

登って『冠ケ嶽』の岩壁の足元を登った時の雰囲気に似ています。




直ぐに何ヵ所か岩に掛けられたロープを使って登る場所があります。岩に書かれた赤いスプレーを

目印にグイグイと登り、最後は岩壁の足元を左に進んで登り詰めると尾根に出ました。
















広い尾根に出て左に少し歩くと、左手に名前の通りの拇平の平らな岩があります。

ここからは西に拇岳の雄姿を目の前に見ることができます。

遠くには池田の街並み、足元には橘の漁港を見下ろせます。










間近に見える拇岳の頂上から裏側の鞍部までは、思っていた以上に高さがあるのが目につき、

『果たして登れるんだろうか?』と不安になってきました。

セニョさんと『あの鞍部までは行ってみましょう。足元から見て怖かったら無理せずに!』と確認します。







拇平からも木の枝に着けられた赤テープを目印に千羽ケ嶽に向かって歩いて行きます。

広い尾根は時折道を見失いそうになります。その内に緩く傾斜の付いた広い岩塊が現れます。

その岩塊の根元を右に回り込んでいくと、ロープがかかった場所があり、

そこからロープを使って岩肌を登って行きます。










岩塊を登り更に尾根を進んでいくと、山頂らしき岩塊が正面に現れました。

この岩が千羽ケ嶽の山頂の様です。ここからも南側の展望が広がっていました。







この突端でセニョさんと、『もし拇岳が怖くて登れんかったら、

ここの写真で登ったことにしようか!』
と冗談を。




この山頂から更に進むと『三等三角点 橘』です。

廻りは木々に囲まれ展望は全くありませんが、木々の上に西に『星ケ城』らしい

山が少しだけ見えました。







三角点から先ほどの千羽ケ嶽の岩に戻り、左下に見えた拇岳の岩峰を目指して下って行きます。

千羽ケ嶽も岩の塊のような感じで、その端に沿って下ります。さぁここからが今日の本番となります。











拇岳への鞍部に降りられる取り付きを探しながら、急な斜面を下ります。

ウバメガシの落ち葉に度々足を滑らせ、そして尻もちをつき、

悪戦苦闘しながらの取りつき探しです。




すると少し開けた岩肌から正面直下に拇岳が見えました。

その鞍部に向かって斜めに樹林帯が続いています。

恐らくこの辺りかなと目処をつけ、岩肌の上から覗き込むとどうやら岩の割れ目を使って

下に降りられそうです。







岩の割れ目とその間に伸びる木の間を慎重に降りて行きます。

後ろから来るセニョさんの幅の広いザックが引っ掛かって少し難儀をしています。

『セニョさんのそのキスリングのようなザック大きすぎです!』




一旦岩を降り岩壁の足元に沿ってウバメガシの中を進んでいきます。




その先に岩壁に段差の付いた場所にロープが横に掛かっていました。

端に向かって傾斜の付いた岩は勿論足を滑せたら一貫の終わりです。

ここは慎重にカニの横這いで、まずはセニョさんが渡ります。







セニョさんが渡り切った後、続けとばかりロープを手繰り寄せ強く引っ張ってみると

プチ~ん!とロープが切れてしまいました。

ロープに頼って渡る途中で切れていたらと思うとゾットします。

足を滑らせないように摺り足でゆっくりと何とか渡り切ることができ、ホット一息。

目の前には拇岳が迫ってきました。







ほどなく鞍部に到着。岩峰と千羽ケ嶽から続く岩との間が切通のようになっていて

下からは冷たい風が吹き上げてきます。その冷たい風に足元には可愛らしい

見たこともない植物が小さな体を震わせて、凍えているように見えました。




さぁここからいよいよ頂上に向かって登って行きます。

ネットで見かけた写真に写っていたFIXのザイルがかかっています。

先ほどの事があるのでザイルを強く引っ張ってみると、このザイルはしっかりしているようですが

足がかりが少なそうです。ここからはザックを降ろしヘルメットを被ります。

まずはTOP?を私が登ります。何段かは足がかりがあるのですが、最後は足がかりもなく

岩の間が狭く真直ぐに登れず、右手でハーケンの輪に指を掛け

左の岩の下から岩の上まで足を延ばして、岩にしがみつきながら何とか

身体を持ち上げます。重い身体と硬い身体を悔やみながらも最初の岩をクリアーしました。




続いてセニョさんが登ってきます。セニョさんもやはり最後の岩の突起の乗越に苦労しています。




何とかここを登りきると、今度は右斜め上にザイルが掛かっています。最初のザイルを登ると

少し傾斜が緩くなっていますが、とにかく足元は深く高く切れ落ちています。

緊張しながらも何とか頂上に!



最後はセニョさんに前を譲って登頂成功です。

『WOC・登山部 拇岳初登頂』の瞬間です。







勿論尖った岩峰の頂上は360度の見渡す限りの展望です。

これだけ頂上が狭く、岩壁の下から上まで三角形の形をした場所は初めてです。

本当の頂上は背中の後ろですが、さすがにその上には立てないので、岩を背に記念撮影です。

フェリーの中で山さんが自身は高所恐怖症なのに、人にはこの上で

アルペン踊りを踊ってみてとも言っていましたが、とてもそんな気分にはなれません。




岩の右側に回り込むとロッククライミングのボルトが打ち込まれています。

覗き込んでみてもオーバーハングになっているのか全く足元が見えません。

『しかしこんな所をよく登ってこれるもんだ!』と感心するばかりです。







その横で念願かなってセニョさんも嬉しそうです。








岩にへばりつきながら笑顔を作りますが、やはり顔がこわばっています。




写真を撮った後は早々に岩の北側の安全?な場所へ移動して、少しの間頂上からの景色を眺めます。

麓の橘の漁港と麓から見えた千羽ケ嶽の岩肌です。







『さぁゆっくりと慎重に降りましょう』とセニョさん声を掛けてまた岩場を降りて行きます。

高度感はありますが足が竦むほどではありません。ただ油断禁物お茶ら気も厳禁です。













登りに比べると取り付きの最初のザイルも意外とスムーズに降りることができました。

ただ今回思ったのは、普段山でよく見かける結び目のあるロープと比べて

慣れていない結び目のないザイルは滑りやすく、登りの途中で手袋を脱ぎ捨てました。

それでも手が滑るのでくるっと手にザイルを巻きつけながら登って行きました。

何とか無事に鞍部に到着。ここからは事前に予定していた岩峰の東側の樹林帯を下って行きます。

足元には『五剣山』の岩峰で見かけた同じ植物が密生しています。




下り始めて最初はほとんどロープが掛かっています。

ここは普段目にする結び目の付けられたロープです。

やはり素人にはこの方が掴みやすく、それでも急な坂を時折足を滑らせながら降りて行きます。




横を見るとほぼ垂直というか垂直以上の岩壁が見えます。




下りの最後も岩をロープを使って降りて行きます。最後まで気が抜けません。







最後の岩場とロープが終わり、千羽ケ嶽側の麓に降り立った時には

二人でお互いにホッと肩を撫で下ろしました。








ここからは滝場の分岐を通り、登山口を降りるだけです。それでも最後までウバメガシの落ち葉に

足を取られる場面もありました。





橘の港に戻って朝、道を尋ねた逸見商店さんでお礼の代わりにアイスクリームを買いました。

おじさんに港までの道を又聞いて、小さな漁港の肩を寄せ合うようにして建つ家々の間を

途中でもろ虎キチと判る車を目にしながら、港の岸壁でやっと腰を降ろしました。







ここでお弁当を広げながら、自転車部のリーダーにセニョさんが電話を入れます。

静かな港を眺めながらお弁当を食べ終え、バス停に向かったところで

山さんが自転車を飛ばして到着しました。

残りのメンバーはまだ随分と後ろのようなので、取りあえず登山部は予定より早く下山したので、

土庄迄一旦戻り、近くの山を一つ登ると伝えました。

13時22分のバスに乗り込むと、途中から韓国や中国の観光客が多く乗り込み賑わうバスは

45分ほどでフェリー乗り場に到着しました。

フェリーの時間は17時20分。まだ三時間ほどあるので切符売り場の横のコンビニでコーヒーを

飲みながら一息入れることに。

外のベンチに腰掛けてコーヒーを飲んでいると、横に座った男性が話しかけてきました。

色々と話をしていると男性は、池田町にある八幡さんの神主さんだといいます。

これから『高見山』に登ろうと思うというと、

途中まで車で送ってくれると言ってくれました。

神主さんは親切にも山の中腹の遊歩道入り口まで乗せてくれました。

(ただ本当は山の麓から登りたかったのですが)それはそれで親切を無下にすることもできず

駐車場でお礼を言って別れました。




高見山は山頂まで何本かの遊歩道で登れるようになっていました。

ただ最近はあまり登る人もいないのか、木の階段の踏み場は至るところで猪が掘り返しています。







遊歩道を登りきると芝生の広場の上に、中世の山城を模したという展望台がありました。







木々の間からは瀬戸内海の穏やかな海の向こうに屋島が見えます。




フェリーの時間まではまだ十分にあるので、展望台の回廊に腰を降ろして、

のんびりとセニョさんのお話を色々と聞かせてもらいました。

山頂からは北側にも遊歩道が続いていました。ただこちらは南からの遊歩道よりさらに荒れていて

足元は猪の掘り返しで歩きづらく、顔の目の前には蜘蛛の巣だらけで難儀をしました。

枯れた枝を振り振り蜘蛛の巣を払いながら麓の家にたどり着くと、

ここでも家の駐車場から出てきたおじいさんに

『どこまで行くん?』と声を掛けられ、『フェリー乗り場までです』と応えると、

『そっちへいくつもりやから!』と車でフェリー乗り場まで送ってくれました。




フェリー乗り場で自転車部と合流した後、今日一日のお互いの土産話を話し合い、

帰りの船中でも楽しく雑談をしながら帰路に着きました。

朝焼けのサンポートから出かけ、日が暮れて明かりの灯るシンボルタワーを眺めて帰り

丸一日よく遊びました。

恋焦がれていた?拇岳登頂も成就でき、島に暮らす人々の温かさにも触れることができた

達成感と温かさに包まれた楽しい一日でした。







植物部の面々とアメガエリの滝







そして自転車部面々と雄姿です。







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WOC・登山部2018.09.12西行法師の道・王越山

2018年09月13日 | 香川の里山
先週の台風一過の晴天から一転、今週は秋雨前線が停滞して

雨の日が続いています。週末に予定していた『唐松岳』への遠征も

天候不順取りやめになり意気消沈。昨日の送別会はやけ酒となりました。

週末に連休をとるため当初予定していなかった今日のWOC・登山部に

参加する事にしたものの当然体調不良?です。


『西行法師の道』は崇徳上皇が没した3年後に親交の深かった

西行法師が『青梅神社』から『白峰御陵』まで歩いた1.3kmの道です。

西行法師はこの道を歩き御陵の前で、まだ成仏せず怨霊となっている崇徳上皇に、

夜を徹して供養の経文を唱えて鎮魂の歌を詠むのですが一向に収まりません。そして最後に

『よしや君 昔の玉の床とても かからんのちは 何にかはせん』

(たとえあなたが昔、玉座に着いておられたとしても、今ではこのようなお姿になったのであれば、

いったいなんの意味があるのでしょうか。どうか現世の執着を捨て去り、成仏なさってください。)

と詠むと静まり姿を消したとされています。


集合場所の青梅神社前に少し遅れて到着しました。すでにメンバーは準備万端。

今日は八甲田山の遠征に参加したCさんが地元で初参加です。いつものMさんとOさんもいました。

三人揃うとWOCならぬMOCです。

あ!忘れていましたがお嬢様も、今日はランニングタイツにパンツを履いて

後ろから見ると山ガール風のいでたちで参加していました。 ( `ー´)ノ




まずは青梅神社に参拝します。




今日の登山?の安全を祈願した後、西行法師の道を辿って行きます。

奥には幻の滝とされている『稚児ケ滝』が見えます。

最大で100mの落差があり県内の滝としては県一の滝なのですが、長雨や豪雨の後でないと

大瀑布とはならない幻の滝です。




コンクリート道を歩いて行くと石段が始まります。

約800段と言われる石段の両脇には崇徳上皇や西行法師の歌を刻んだ88基の石碑や

93基もの石灯篭が並んでいます。










天気予報では最高気温が26度となっていましたが湿度が高いせいか

石段を一段一段登るたびに汗が噴き出てきます。




この道の途中から稚児ケ滝が見られるのは一ケ所しかありません。

しかも望遠を使わないとカメラには収まらない距離です。




振り返ると稲が色ずき始めた青梅町の田園が見えます。




お酒が抜けきらず、脂汗を掻きながらしんどそうにして登っている私の顔を見て

お嬢様がニコニコしています。(こいつ他人の不幸を喜びやがって) (; ・`д・´)







長い長い石段を登りきると御陵の前の広場に出ます。石灯篭の並ぶ広場から左に曲がると

御陵の前の最後の石段です。足元の砂利石も普通の砂利ではなく黒光石?が

きれいに敷き詰められていて何となく厳かな雰囲気が漂ってきました。




長い石段を登ると杉の高木の中に御陵は静かに佇んでいました。

今にも崇徳上皇の怨霊が・・・・・!










御陵を後にし白峰寺へ歩いて行きます。見上げると首の根元が痛くなるほどの

背の高い杉が何本も並んでいます。先に『頓証寺殿』をお参りした後

本堂への石段を登って行きます。










石段の途中に『寅年⇒』と書かれた案内板を見て、寅年生まれの三人が『行者堂』へと

自然と足が向いて行きます。そういえばお嬢様とセニョさんは一回りも歳が離れていたんだ!




行者堂から石段を上り詰めると『白峰寺本堂』です。

本堂横の『大師堂』では、気の早いモミジが色づき始めていました。







大師堂の前のベンチで腰を降ろして一息入れた後、山門へと降りて行き、駐車場の横から

今度は『四国の道』を歩いて行きます。










露岩の多いこの道は、去年同じように歩いた時は長雨のせいで、川のようになっていたそうです。




途中で『下乗石』と大きな石柱があります。ここから白峰寺へは『聖地』となるので

身分の高い低いにかかわらず馬や乗り物から降りて歩いて行きなさいという場所です。




『下乗石』からさらに進んでいくと自衛隊の施設の横をフェンスに沿って歩いて行きます。




自衛隊の施設を過ぎると県道に飛び出しました。ここからはアスファルト歩きです。

地形図に白峰山と書かれている切通しの間を通り、『ニューサンピア坂出』の方へ

下って行きます。










ここからセニョさんの目が一段と輝いてきました。去年歩いた時にどうしても見つけることができなかった

三角点を捜索する旅の始まりです。サンピアの手前から山手の方へ入って行きます。

踏み跡は薄く、所々テープが巻かれているのですが、やはり途中からGPSを頼りながら

藪の中を進んで行きます。




GPSの三角点のマークを目指して藪の中を格闘すること数分、やっとのことで『国土地理院』と

書かれた白い杭を見つけることができました。後ろから来る姿の見えないセニョさんに

『ありました!』と大声で呼ぶと、その内に枝をかき分けセニョさんが現れました。




でも肝心の三角点が見当たりません。

しかしそこはセニョさん。長年の?経験を生かして

倒木の下に隠れていた三角点を見つけ出しました。流石です!




一年越しの三角点に喜びのバンザイです。




三角点捜索の旅を終え県道に戻って、藪こきNGのお嬢様と合流。お昼前で少し時間が早かった

のですが、サンピアで食事をすることにしました。







WOC登山部では珍しくお弁当でもなくうどんでもなくレストランでの食事です。

このレストランは全面ガラス張りで坂出方面の景色が一望できます。










食事をしながら秋の登山部の予定を少し話し合います。

天気にもよりますが取りあえず10月3日を『石鎚山』・11月7日を『三嶺』を計画。

その間に前回歩いた『稲叢山とアメガエリの滝』。あとは紅葉スポットを計画してみることになりました。


食事を終えて県道を白峰寺へと下って行きます。途中にある『白峰パークセンター』

展望台で曇り空の割には意外と遠くまで見渡せる景色を楽しみます。

景色を見ながら流石?登山部です、山の特定ばかりしています。

ここでお嬢様が『キャー』と悲鳴をあげました。

風にあおられお嬢様のお帽子が『Mama Do you remenber』 になりました。(判る人には判るかな?)

幸い下の軒に引っ掛かりセニョさんが傘の柄を使って手繰り寄せてくれました。

そのまま飛んでいき『母さんお嬢様のあの帽子はどうしたんでしょうね』になったらよかったのに!!(^^)!










白峰寺からは往路の『西行法師の道』の石段を下って行きます。

往路で白峰寺でお坊さんに青梅神社までの石段は1000段あると教えてくれたと

Oさんが言うので、歩きながら石段の数を数えてみることにしました。







それを見たお嬢様が

お嬢様 : 『もう二日酔い治った?』『今度どんな車買うん?』とか話しかけてきます。

執事  : 『あ~わからんようなるやろ、話しかけるな!』


何とかお嬢様の意地悪をクリアしながら下っていると、後ろにいたOさんがコアラさんに

Oさん  :  『・・・・・・・・・!(この内容は秘密です!)』

コアラさん : 『私がどんだけ酷い人間やと思っとんですが!』

Oさん  :  『いや、そう言うわけでなく』

という会話を聞き、思わず大きく噴き出して笑ってしまい、結局頭の中が真っ白になり

石段の数を数えるのを途中で断念しました。





青梅神社まで降りた後、時間が早いのでもう一つ里山を登ることにしました。

ここで杉さんとお嬢様とはお別れです。

坂出の『王越山』に北側にある『梅宮八幡神社』から

登ってみます。一度登ったことがあるという杉さんのアドバイスに従って

神社の手前の広場に車を停め、神社の参道の横から山際へと進みます。

杉さんが『藪いているかもしれん?』と言った通り、踏み跡はあるものの道は草木に覆われています。

少しテンションが下がっているメンバーを横目に、コアラさんが特攻隊長で藪の中へ突入していきます。







藪はそれほどでもないのですがとにかく蜘蛛の巣が酷く、特攻隊長も難儀をしています。

途中で先行交代をして進んでいくのですが、見逃した蜘蛛の巣が顔にまとわりついてきます。







藪を抜けると次第に踏み跡もしっかりしてきて、急な所にはロープが張られていました。

その内に山頂近くになると里山の特徴の大きな岩が現れます。







ここで皆さんが口を揃えて、『お嬢様は来なくてよかったね~!』と言っています。

執事の私もめんどくさいことにならなくてよかったです。



大岩をクリアすると山頂まではあと少しです。







山頂は以前に反対側から登った時に比べて荒れていました。記憶では石仏も祠もあったのですが

草木に隠れているのか見当たりません。それでも山頂から北東の景色は変わっていませんでした。

遠くには屋島や五剣山、そして小豆島。瀬戸内に浮かぶ小島の向こうには

対岸の岡山がすぐ近くに見えます。





この山頂には三角点はないのですが、取りあえず麺法師さんが山頂バンザイ!




下りはロープを使って滑らないように注意をして進みます。










途中の岩でコアラさんが後ろから来る人のために、

土に埋もれたロープを引っ張り上げようとしていますが

どう見ても後ろから来る女性陣の方が、下りの苦手なコアラさんより達者なはずです。(笑)




以前に登った時のレポートを見てみると、

山の反対からはほとんど道はなくイバラで難儀した様子を書いていました。

ただ山頂の反対側には大岩の展望台があったと・・・・。予定外の山だったので仕方がないのですが、

せっかくなら大岩展望台まで歩いたら良かったと反省です。


『王越山』から降りた後は『梅宮八幡神社』にお参りすることに。

この『梅宮八幡神社』は途中の狭い急坂のせいか、それとも地元の住民の高齢化のせいか

訪れる人が今はほとんどいないような雰囲気ですが、

社殿は意外と立派で境内も綺麗に掃除が行き届いていました。




社殿の棟瓦が初めて見る、波と魚の模様になっていているのは『海・漁業』の神様なのでしょうか?





昨年も雨の日に歩いた『西行法師の道』そしておまけで登った『王越山』

降水確率の高い中で歩いた一日でしたが、予想に反して雨に降られることもなく

初めて参加したCさんもおそらく初めて藪こきを体験して(付き合わされて)、藪こきに強いコアラさんの

意外な一面も見られて、なかなか有意義な一日でした。

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WOC.登山部 2018.08.15 飯野山

2018年08月16日 | 香川の里山
ここ数日は朝の通勤時も車が少なく、いつもより短い時間で会社に到着します。

世間ではお盆ですが会社は営業しているので、毎年のことですがお盆休みはありません。

WOC登山部もさすがにお盆は・・・・と思っていたら、今日も歩くと言う事です。

最初は麺法師さんと杉さんと三人でと思っていたのですが、FBに案内をすると

更に三人が参加したいと連絡がありました。

今日は『伊予富士』を予定していたのですが、

台風15号の影響か、山の天気は良くありません。

前回の『伊予富士』も迷走台風のお陰で、結局山には登らずドライブになって

しまいました。今年はどうも台風の影響ばかり受けています。

天気予報は県外はどこも思わしくなく、唯一香川だけが曇りの予報。

仕方がないのでWOC登山部のホームグランドの『飯野山』に変更しました。


この夏の猛暑の中、里山は山歩きと違った危険度が高くなりますが、今日は幸い曇り空、

朝の気温も昨日と比べると随分低くなっていました。

登山口の駐車場にはすでに20台近くの車が停まっていました。




飯野山に変更したので参加が減るかな?と思っていたのですが、

予定通り6人が集まって山頂を目指して登って行きます。

野外活動センターの横でコアラさんが、登山道補修用の土を袋に詰めています。


しばらく麺法師さんと先日の『八甲田山遠征』の土産話を聞きながら

歩いて行きます。気温は低いものの湿度が高く、直ぐに汗が噴き出てきました。







そう言えばこのコースをコアラさんが32分で登ったのが話題になり、

なんとコアラお嬢様も34分で登ったと・・・・。

山さんが二人とも早い!と疑心暗鬼になっていたので、果たして二人の話が本当なのか

現場検証をしてみることにしました。




ただ途中の六合目ですでに20分経過してしまい(ここまでが1・0㎞、ここから1.2㎞と案内板)

麺法師さんに『これは無理やな~!』と言いながら、少しペースを上げて行きました。




山頂直下で直登(200m)、周回道(400m)と案内板に書いてあったので

時間を気にしてそのまま直登コースへと左に登って行きました。当然勾配も急になってきたので

途端にペースが落ちてきました。天狗周回路と合流し大岩の横を過ぎると山頂に到着です。




ここまでで34分かかりました。しかもショートカットしてです。

コアラさんはその内30分を切りたいと言っていましたが、登りに弱い私には無理なような気がします。

コアラお嬢様のタイムも大したもんです!




山頂のベンチに腰を降ろしていると、麺法師さんそしてコアラさんと順番に登ってきました。

全員が揃ったところでベンチで談笑。

同じ山歩きをしている人との話題は尽きません。その内にちらついてきた雨も気にせず

おしゃべりをしています。




山頂の温度計は25度ですがやはり蒸し暑く、ベンチに腰かけている間に

スポーツ飲料を1本飲み干してしまいました。




雨も降ったりやんだりの中を帰りも周回コースを下って行きました。







そんな天気の中でも登ってくる人と度々すれ違います。

さすが県内の里山の中でも人気の『飯野山』です。








山から下りた後は今日は素直に散会です。

丁度お昼過ぎに家に着きシャワーをした後は、なかなかできない奥様サービスに

ランチを・・・・・。そして買い物にも付き合い。

『なにもこんな日に』とか『皆勤賞やね』とか言われながらも、何とかご機嫌取りもでき、

有意義な?一日でした。


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