KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC・登山部 2018.01.31 蓮光寺山

2018年01月31日 | 香川の里山
今日のWOC登山部は先週に続いて国分寺町の北部を歩きました。

以前にこの会で登ろうとして途中で諦めて帰ってきたという曰くつきの『蓮光寺山』です。

標高は370mほどですが、この山はほとんど道はなく、ほぼ藪歩きとなる

なかなか歩きがいのある山です。

国分寺のコンビニに一旦集まり、先週の最後に立ち寄った如意輪寺公園に

車を停めて、そこから一台に乗り込んで『西奥』のさらに奥にある神社まで

車を走らせました。神社の鳥居の前には車数台置ける場所があり、そこからスタートしました。





参道入り口の鳥居を潜り、少し荒れた石段を登って行くと奥まった所に神社がありました。








神社の社殿の右側から山の中へ入って行きます。しばらくは落ち葉が降り積もった

落葉樹の木々の中を進んで行くと、間もなくスズタケが現れました。











当然赤テープもなく、とにかく上へ上へと登って行きます。

その内次第に勾配も急になり始め、スズタケに交じって茨が行く手を阻みます。

さらには滑りそうになって掴まろうとした木の幹が『キケン』な木にも出くわします。











昨日のお酒が残って、まだ寝ぼけた顔をしています。





所々に脆い岩肌があり踏みつけて登ると何度か崩れて落ちていきました。『ラック!』








徐々に前の組と後ろの組の間があいてきて、後ろの組の姿が見えなくなり

所々で声をあげながら進んで行きます。神社からの標高差は150mほどですが

後ろの組はスタートして約1時間ほどかかって、ようやく防火帯に到着しました。





先週に遭遇した自〇隊の影響を受けたのか、姐さんが樒?を何本も手に持ちカモフラージュして

隠れて後続隊を待っているのですが、いつまでたっても上がってきません。

じっと待つ姿が、お茶目で可愛い姐さんてす。














防火帯を東に登れば『国分台』の三角点があるのですが、また演習場の中に入らなければならないので

今日は諦め西に向かって進みます。


もし自〇隊にまたあったら時はどうしようと言うと、姐さんが

『あんたが先週行かせてくれんかったけん、あれから一週間ずっと

山の中彷徨いよったんで!』と言うわ、と。


西に防火帯を下って行くと防火帯自体は右に折れていて、蓮光寺山への方角からは外れてしまうので

そのままプチ藪の中へと入って行きます。





しばらく歩くと大きなヌタ場が。さらに進んで行くと露天風呂かと見紛うような

さらに大きなヌタ場がありました。





315mのピークの裾を進んでいくと右手は地図にある砕石場のような雰囲気がしてきました。

しばらくはそのまま藪の中を歩いていたのですが、右に振って砕石場の崖の際まで来ると

幅の広いきれいな道がありました。











崖の際はロープが張られ、しばらくは地図に載っている高松と坂出の境界線の上を歩いて行きます。

けっこうな登坂を登り詰めると今度は道が左に折れています。曲がり角からは砕石場越しに

瀬戸内海や瀬戸大橋が見渡せました。








その景色を写真にとる麺法師さんの左手が『カッコイイ!』

と思ったら、少し前に転んで左手を痛めていたそうです。






道を左に折れてしばらく進むと突然神社が現れました。地図にも載っていない神社です。

社殿の横には少し枯れた生花が捨てられているところを見ると、最近に参拝している人がいたようです。








南側にある石の鳥居の中央の額束には『水』という字が彫られていました。





石の鳥居を潜り南に進んで行くと木々もまばらになり日当たりが良い場所に出ました。

今日のルートの中では一番雰囲気の良い場所でした。(と言うか他が悪すぎました。)








その『陽だまりロード』もすぐに終わり、少し東に振って急な藪坂を下って行きます。

藪坂が終わって少し広い場所に出ると東に国分台の防火帯が見えます。

ただこの辺りは茨が酷くて歩くたびに引っかかります。





坂を下りきると砕石場の際に降り立ちました。

そのまま砕石場の外周を黒く細かい砕石の上を進んで行きます。








少し砕石場の中を通り、また少し東に振って藪の中へと入って行きます。

途中で西に烏帽子山らしき削り取られた山が見えます。

でも地形図に載っている263mもの標高があるようには、どう見ても見えません。






一旦下って鞍部から『蓮光山』の尾根が始まります。尾根と言っても今までと同様に道はなく

灌木の中やスズタケの中を進んで行きます。途中木の幹に赤いテープが巻かれていますが

いつものテープよりかなり太く、ルートの目印ではなさそうです。





段々と勾配が急になってきます。相変わらず茨も至る所に生えていて、

セニョ隊長が剪定ばさみで剪定しながら歩いていますが、それでも追いつきません。

まさに『茨の道』です。











山の中腹辺りから大きな岩が現れ始めました。

その内の一番大きな『重ね岩』の下で、瞑想に入る姉さん!





山頂が近づくにつれ勾配は緩くなりはじめ、ほとんど水平になってきたものの

ますますスズタケの密集度が増してきました。








一度にせピークに騙されながらしばらく歩いて行くと藪の中に三角点がありました。

三等三角点『鴨』です。





セニョさんが石柱の周りの笹を剪定し始めました。





恒例の三角点でバンザイ!











帰りのルートを地図で確認して話し合いです。『エントツ山さん』の地図にはいくつかの

ルートが載っているのですが、どうやら南に降るのが一番無難なようなので、

ここで昼食にすることにしました。

なぜか『立ち食い蕎麦』ならぬ『立ち食い弁当』を採るコアラさん!









昼食をとった後は南に真っすぐ降りて行くだけです。ところがこれが、なかなかの曲者でした。

想像していたよりも藪はそれほどでもなかったのですが、なんせ急勾配の上に

落ち葉がたっぷり積もって滑りやすく。けっこう皆さん尻餅をついたりしながら、

余りにも急な場所では『シリセード』でお尻を着いて滑って降りて行きます。











木に掴まりながらでないと降りて行けない急坂です。

滑りそうになり慌てて掴んだ木が『トゲトゲ』の木だったりして目も当てられません!





杉さんが足を滑らせ、丁度股の間に『トゲトゲ』の木が!大事なところは大丈夫だったのでしょうか?











もうほどんどスキーのボーゲン状態で降りて行きます。

時には手を着きながら四つ足でも降りて行きます。








しばらくするとコアラさんの姿が見えません。皆さん声をあげて呼ぶのですが返答がありません。

ずいぶん待っても一向に来ないので、心配になって杉さんが電話をすると東の方から

電話で話をする声が聞こえてきました。少し広い場所に出ると少し離れた場所からコアラさんが現れました。





少し道らしい場所に出たので辿ってみるのですが途中でこれも途切れていて

仕方がないので、また真っすぐ下に下って行きます。

とにかく今日は『藪・藪・藪 茨・茨・茨 急坂・急坂・急坂』の連続です!








そうこうしているうちにやっと農業試験場の柵に突き当り、先週の演習場の事もあるので

恐る恐る乗り越え、場内に入って行きました。








試験場の畑の向こう側には『おむすび山三兄弟と堂山』が綺麗に並んでいます。

場内の道を下って門の外に出たときは、なぜかほっとしました。








振り返ると先ほど歩いてきた『蓮光寺山』がくっきりと見えました。

『たぶんもう来ることはないな~』とそれぞれが口にしながら、長い下道を車を停めた

場所へと戻って行きます。

今日の二人の成果?、ズボンのお尻が真っ白です!











神社の手前まで戻って、残りの車を停めた『如意輪寺公園』まで移動して

先週と同じように東屋の下で、今日はセニョさんがコーヒーを淹れてくれました。

風が吹くと冷たいのですが、先週の極寒と比べると随分とマシです。

足つぼ歩きの石の上を歩いたり、コーヒーを飲みながら話をしたりゆっくりと出来ました。















先週の7.7kmの歩行距離に比べ今日は6.6kmと距離は短いのですが

なんせ道なき道を歩き、登り、滑り落ち、藪や茨に行く手を阻まれたせいで、

随分と疲れたような気がします。今日も物好きなおっさん、おばさん6名が良く遊んだ一日でした。






WOC・登山部 2018.01.24 猪尻山・大平山・国分台(敗退)

2018年01月24日 | 香川の里山
今日の天気予報は最高気温3度、風10m/s の予報。

先週に『国分寺のカッパドキアから猪尻山~国分台を歩きませんか!』と

提案したものの、この寒さでどうなるかな~?と思っていたら『決行しますよ!』と

案内がはいった。提案者が尻込みはできないので集合場所の国分寺のマルヨシセンターまで

車を走らせました。マルヨシセンターに全員の車が集まった後、

五色台へのへんろ道の駐車場に車を停めてスタートしました。





駐車場からへんろ道を歩き、まずは道の脇にある『白い壁』を見学。

何人かが途中まで登ってみます。








この『白い壁』から上に道はあるのですが、このまま進むとあまり景色の良くない

谷の西側を歩くことになるので、一旦下がって谷の東側の道を歩いて行くことにしました。

谷の東側は予想通り登り始めてすぐに羊歯の海になります。








この道は何度か歩いているのですが、いつも西側から登りこの東側に降りてきていたので

あまり記憶もなく、それでも今日のリーダーですから一応先頭を薄い踏み跡をたよりに登って行きます。








雪山の先頭のラッセルではないですが、踏み跡を見つけながら

羊歯を掻きわけ進むのはけっこう疲れます。

男性陣に比べてR姉さんはほとんど羊歯の中に埋もれてしまっています。





所々で山レコに載っていたGPSのトラックで確認しながら登って行くと

なんとか『国分寺のカッパドキア』の谷の東側に飛び出せました。

見上げると谷の最上部の『猪尻山の大天狗』(GoogleMapに載っている)の

テラスまで見渡せます。





事前に案内をした時にR姐さんが『国分寺のカッパドキア』と書いていたのに、

なぜか『讃岐のカッパドキア』で検索して、本家トルコの『カッパドキア』の画像が出てきたのを見て

『これはすごい~!行かないかん』と書き込みをしていたので、一気にハードルが上がってしまったのですが

白い谷を見てメンバーは一応納得してくれたようで一安心です。





谷の東岸は今までの羊歯の海に比べると歩きやすく、所々にある奇岩を楽しみながら

登って行きます。谷の向こう側には『蛙岩』や『松茸岩』が見えます。















『猪尻山大天狗』のテラスは『凝灰角礫岩』でできた塊です。

五剣山や屋島でも見られる火山岩の破片と火山灰の層でできた岩石です。





テラスの下ではR姐さんとコアラさんがばんざい!





先に登った私もテラスの上で恐る恐るバンザイ!

(R姐さんがもっと前に出て!と下から叫ぶのですが、一歩前が怖くて踏み出せません)





『猪尻山大天狗』のテラスは、最端部に向けて前に傾斜していて、幅も狭いので

けっこう危なげな場所です。今日はメスコアラが欠席でしたが

もしいたら『きゃ~こ・わ・い!♡』と甘えたげな声をあげてると思います。(笑)

冷たい風の吹きさらしのテラスですが、国分寺の里山が一望でき、申し分のない展望です。








本当ならここで小休止ですが、今日はあまりにも風が冷たく、

そのまま『猪尻山』の三角点を目指します。

途中までは踏み跡もなくチョイ藪の中を登って行きますが、なかなかの急登で息が切れてきます。





その内の登山道らしき道に出て少しは歩きやすくなり、所々に赤テープも見え始めました。








登り詰めると『猪尻山』の三角点に飛び出しました。

WOC・登山部ではここまで来たことはあるのですが、その当時には三角点に興味がなく

初めて見る三角点だそうです。





恒例の三角点でバンザイ!





三角点からは舗装された道を歩いて行きます。道の右側にはメガソーラーのパネルが並んでいます。

メンバーの杉さんが昔はここに9ホールのゴルフ場があったと教えてくれました。








その当時の名残か、おそらくOBのロストボールを発見!





ゴルフ場跡地越しに西側に峰山が。空には雪雲が見えます。





三角点から取りあえず『猪尻山』山頂へと歩いて行きます。

以前は巨大なパラボラがあったように思うのですが、撤去されたのか白いキノコのアンテナ

だけが残っていました。





『猪尻山』山頂には三角点はなく、山名札だけがありました。









山頂からセニョさんが『大平山』に行ってみようというので

そのまま県道180号線を進み、県道から脇へと入って『大平山』三角点に。

脇道に入ると四国電力の無線中継地があり、今日は電力の人達がメンテナンスで大勢の人で

作業をしていました。中継地へ進んで行くとなにやら不振に思った

作業員の人からセニョさんに『どちらに?』と質問をされ、『三角点に!』と答えたそうですが

こんな極寒の日にどうみても怪しい団体です。

『大平山』三角点は樹木に囲われた中に静かにたたずんでいました。





ここではキティーちゃんのプレートはなく、代わりに『〇米』さんの

文字がほとんど消えたプレートが残っていました。





ここでも恒例の三角点バンザイ!

アンデスからの移民かと思うようなセニョさんの帽子が可愛い!





大平山からは先程の県道を戻って行きます。

今日は空気が澄んでいるのか途中の道の脇からは、瀬戸大橋の斜張橋まで綺麗に見えます!





県道とへんろ道の合流地点からさらに先の左にある道を登っていきます。

途中でなにやら怪しげな建物が。








建物から奥はみちが途切れ、プチ藪を進んでいきます。





そのまま藪を進んで行くと防火帯に飛び出しました。

ここでGPSを確認すると、もう一つ向こうにも防火帯らしきものがあるので

踏み跡を辿り歩いて行くと広い砂利道に飛び出しました。

この道を南に進むと『国分台』に行けるはず!

と・こ・ろ・が!ふと右手を見ると、

『な・な・なんと!〇車が!』





どうやら自〇〇隊の演習場に入ってしまったようです。

ここですかさずH隊員がいままで首にしていたネックウォーマーをあわてて降ろしました。

『テロリストに間違えられたらいかんけんな!』と‥‥‥!





メンバーに緊張感が走り、ど・どうしょうと思いながら

国分台への予定のコースの左に進んで行くと。こちらにももう一台!『げ・げ・げ~!』

車上の展望塔(キューポラ)に人影が!恐る恐る近づいて行き、

何食わぬ顔で横を通過したら車上の自〇〇隊員からは何も言ってきません。





このまま進んでもいいんやと思い先に歩いて行くと後ろからR姐さんの呼ぶ声が!

『ちょっと戻って来て!』





ここからはイケメン自〇〇隊員(ホンマもんの隊員です)と姐さんのやり取り。

隊員:「すみません!ここは立ち入り禁止です!」

姐さん:「え〜!私たち道に迷って〜!」(おばさんの強みでトボけてます)

隊員:「でもここは演習場の中ですから、戻ってください!」

姐さん:「え〜!、私、(先に行く)あの人達に付いていかんと道が分からんのに〜」

あくまでトボけて先に進もうとする姐さんですが、やはりダメだしされたようで先を行く

私達も呼び返されました。





戻ってイケメン自〇〇隊員に『ここに(国分台)行きたいんですと

説明してもやはりダメでした。

仕方ないがないので元の防火帯まで戻って南へと進みます。





防火帯は途中で少し崩れた場所があり、その手前の平らな場所が陽当たりもいいので

腰を下ろして昼食にしました。




昼食途中でドカ〜んと大きな空胞の音が!

食事を終えて地図を見ながら、作戦会議です。

このまま防火帯を進んで行くと国分台の防火帯へと続いているはずなので、

少し崩れた場所をトラバースしてこのまま進むことにしました。





トラバースを終えて右手に折れて見ると防火帯は一旦下ってまた登っています。

















けっこう急な坂を登り切ると、さらに急な下り坂。その先に見える登り返しは

いままで見たことのないとんでもなく急な坂の防火帯。

まるでジェットコースターのファースドロップかスキーのジャンプ台のようです!





とりあえず行けるところまでということで下っていきます!

あっ!H隊員今日三度目の尻餅!








途中で足元に黒い石が点在しています。その石を見て姐さんが、


姐さん:『あっ、これカヌカイトちがうん?』

私:『エっ??』

姐さん:『ほら、カヌカイトやわ!』

たしかに二個を拾い上げて打ち鳴らすと綺麗な音がします。

私:『でも姐さん、カヌカイトじゃなくてサヌカイトなんで!』

とうとう姐さんにもメスコアラの天然ウィルスが移ったようです!





坂を下りきり歩いてで行くと先に歩いていたメンバーが戻って来ました。

この先で防火帯が崩壊して進めないとのことです。





仕方ないので鞍部から東に沢を下りへんろ道に降りて行こうとしたのですが、

ここでも沢が急に落ち込み進めません。仕方がないので左に尾根向かって登り返します。














今日は登山口から羊歯の海を泳ぎ、上部テラスからの急登。

そして防火帯のジェットコースターと距離の割にはハードでワイルドです!





谷から尾根を北に向かって戻って行くと先程の防火帯に戻ってきました。















防火帯からそのまま北に少し進むと自〇〇隊の演習場に入らずに

県道沿いの元の道にでました。ここから国分台はあきらめ、へんろ道を下ることに。








帰りの道は『へんろ転がし』と呼ばれている道。急な階段が続きます。

途中の東屋のある展望台からは、駐車場に停めた車が見えます。








へんろ道の途中にある『石鎚神社』に寄り道します。








鎖場を姐さんが挑戦!身軽な姐さんはヒョイヒョイと登っていきますが、

身重の?私は・・・・・?


















『石鎚神社』の参拝を終えたあと駐車場に戻りました。


車に乗り込み恒例の?コーヒータイム!を如意輪寺公園でとることにしました。


雲に隠れて日差しのない公園の東屋は冷たい風が吹きさらしてとにかく寒く、

雪山にいるような手の冷たさで、暖かいコーヒーを飲んだ後は速攻で車に戻りました。











歩行距離7.7kmの割には藪漕ぎと舗装路と防火帯歩きというバリエーションがあり、

国分台まで行くことはできなかったものの、山の中での〇車との遭遇というハプニングもあり

極寒の中での里山歩きを楽しいんだ?一日でした。






WOC・登山部 2018.01.17 火ノ山・挿頭山

2018年01月17日 | 香川の里山
先週に続いて降水確率の高い今日は、香川の里山を軽く?歩きました。

これが3週続くようなら、WOC(Wednesday Outdoor CHallenge)から

(Wetday Outdoor challenge)に改名しなければなりません。(笑)

セニョ隊長の計画で以前から歩きたかったという『火ノ山』『挿頭山』

歩くことになりました。昨年の同じ時期に歩いたコースなので、取りあえずは道案内をすることに。


国分寺総合運動公園に西組・東組が合流、集合してスタートしました。





前回歩いた時には登山口から尾根に出るまでの間が羊歯の道だった記憶があるので

雨の降った後は難儀するな~と思いつつ、それはそれで登山部ですから楽しむことに・・・・。

公園の最上部の遊歩道を回り込むと、階段の登山口になります。





階段を登りきるとさっそく羊歯の道。赤テープが頼りですが途中で見失い、

そのまま羊歯と藪の中に突入です。










所々で茨に引っかかり『うわ~』とか『う~』とか声が上がっています。








ええ年したおっさんやおばさんが、こんな日になんしょんかな~と他人が見たら思う光景ですが、

メンバーからは不満の声はあがらず、みんな楽しんでる?様子です。

そのうちなんとか藪を掻き分け進んで行くと尾根道に飛び出せました。





尾根に出ると今までが何だったんだろうと思うような快適な道です。

雑木林の中をそれぞれがおしゃべりしながら歩いて行きます。








尾根道は踏み跡もしっかりしていて所々に赤テープもあり、迷うことなくどんどんと歩いて行けます。

駐車場をスタートして45分ほどで『火ノ山』山頂に到着しました。

ここで恒例の三角点バンザイ!








山頂のベンチに置いてあるBOXの中の地図(火ノ山マップと綾歌の里山マップ)は売り切れのようで

一枚も残っていませんでした。(前回、綾歌の里山マップを持ち帰れなかったので

楽しみにしていたのに残念です。)









--- しばらくするとY隊員と宿敵メスコアラのやり取りが聞こえてきました。
   
   Y隊員が持ってきた袋飴をみんなに配っている途中で、メスコアラにも差し出して
  
   メスコアラが袋の中に手を入れて飴を取ろうとした瞬間、Y隊員がふざけて

   パコッと袋を閉じると。

   『痛~い~!』・・・・・(そんなんで痛いわけがないだろう??)

   『エスティシャンなのに』『手が大事なのに』といつものように甘えた声で話しています。

   Y隊員もどうリアクションをしていいのか判らず、『ハ・ハ・ハ~』と笑うしかありません。 ---





その横で『でた、でた、甘えた声!』とR姉さんと二人でほくそえみながら聞き入っていました。


『火ノ山』山頂は樹木に囲われ展望も全くないので、一服した後縦走路を進んで行きます。

ここから東の縦走路もいままで通り踏み跡もしっかりしていて、里山歩きとしては申し分のない道です。





山頂から少し下って登り返すと『東峰』。途中の分岐点には案内板があり、迷うこともありません。








東峰から北に少しふって進んで行くと『北峰』です。北峰の展望台からは

正面に『堂山』が見えるはずですが、今日はパス!

山頂の山名札が見当たらず、しばらく探すと足元に落ちていてセニョ隊長が踏んずけていました。





『北峰』から一旦戻り、分岐から東に下って行くと『火ノ山ルートマップ』に載っている

『鬼の腰掛』に着きました。斜面に露出した岩が、たしかに腰掛に見えます。








岩に登って眺めてみると、霧に霞んだ『堂山』の頭だけが墨絵のように見えます。





怖いもの見たさか、『黒笠山』で山頂の岩に登らなかったS隊員が今日はヒョイと!





晴れた日ならここから東に『挿頭山』が見えるのですが、今日はガスって全く見えません。

『鬼の腰掛』からあとは下るだけです。











ほぼ下まで下りきると木々の幹も太くなり、いい感じの道になります。





途中からは前回下った道とは違う北側へ降りる道を進んで行きます。

こちらも赤テープもあり踏み跡もしっかりしています。

下りきると32号線沿いのトヨタの下に降りました。

羽間流通団地の中を通り32号線へ。交差点の反対にある『かざしうどん』で昼食にしました。












このうどんやさんは誰も入ったことがなく、疑心暗鬼で注文。

先ほどまで『お腹へって死にそう!』と言っていたH隊員はなんと3玉にチャレンジ。

結果は食べ終えて直ぐに登った次の『挿頭山』の登りで答えが出ました。


『挿頭山』は北側の『かざしケ丘団地』の横から登って行きます。

以前は南側の『畑田団地』からの道しかなかったのですが、

今は北側が綺麗に整備されていい道があります。

わたしのハンドルネームの『KAZASHI』は、中断していた山登りを、この『かざしケ丘団地』の人達と

登り再開したのが由来で、いわばこの『挿頭山』は私にとっては聖地なのです。


団地の西端の最上部から登山道が始まります。

途中の広場から上は注意しながら歩かないと滑りそうな急登です。











お腹が満腹の状態で、みなさんいつもより息を切らせながら登って行きます。

途中ロープの張られた箇所もあるのですが、急登といっても距離が短いので、ほどなく山頂です。





ここでは『火ノ山』にはなかったキティーちゃんのプレートが!








山頂の石祠の前は、地元の人の手によるものなのか、きれいに落ち葉が掃かれていました。

ここでも恒例のバンザイ!











ここで『KAZASHI』のハンドルネームの由来をセニョ隊長に話していると横からメスコアラが

--- 『へえ~私ずっと下の名前が かずし さんやからKAZASHIって

    いうハンドルネームやと思っとった』と。

   『いやいやどう読んでもローマ字で かざし やろ!』と言うと

   横で聞いていたR姉さんが『この子、ローマ字読めんのや!』と。な・る・ほ・ど! 

   日本語の聞き取りも怪しいので、ローマ字読めんのは仕方がないか!(笑)   ---

ここ最近は、メスコアラの参加で、いままで目立っていたR姉さんが、

随分とまともな女性に見えてきました。(笑)


山頂からは帰りは東側の道を下って行きます。先ほどの登りの道に比べると

ジグザグになっていて思ったより滑る心配もなく下って行けます。








下り切り『かざしケ丘団地』に出ると、団地の家並みの向こうに『堂山』が浮かんで見えました。





振り返ると『挿頭山』!





あとは下道をのんびりと世間話をしながら歩いて行きます。





一人歩きの時の下道歩きはつまらないだけなのですが、仲間とおしゃべりしながら歩くと

苦になりません。今日歩いた『火ノ山』が神々しく見えます。





途中『蝋梅』が咲く住宅地の中を通り、高速道路の側道を歩いて、国分寺総合運動公園へと

戻って行きます。








途中の住宅地の中でR先輩が南の窓に日よけのある家を見て

--- 『あの日除けのある家・・・・』と言うと

   ここでもメスコアラが

   『え!病気の家!』と・・・・。
  
   (ひどすぎます。家を除くと一字一句被ってないんですけど!) ---

とにかく人の話をちゃんと聞いていない最強メスコアラです。


高速の側道からしばらく歩くと国分寺総合運動公園に着きました。

山歩きの後はWOC・登山部恒例?のコーヒータイムです。








今日も炒人マスターが厳選した豆を自家焙煎してパッケージで、美味しいコーヒーを淹れてくれます。

(前回、屋島を歩いた時に、このきれいなパッケージを見てマスターもマルナカで買ってくるんや

と言って、『ありえんやろ!』と憤慨されたコーヒーパックです。





東屋の下ではドリップしたコーヒーの香りが漂ってきます。(大袈裟かな?)














山を下りた後、温かい美味しいコーヒーを囲みながら、山談議に花を咲かせ

ゆったりとした時間を過ごし今日の里山歩きは解散しました。

次週は是非とも青空の下を歩きたいな・・・・と思ったWOC・登山部でした。


WOC・登山部 2018.01.10 傾山・鬼ケ臼山

2018年01月10日 | 香川の里山
新春の第二回WOC登山部は西讃の里山歩きとなりました。

天気予報の降水確率が高いので遠出はせずに手軽な山でということです。

いままでの一人歩きだと、まずこの降水確率では出不精になり

出かけることはないのですが、よっぽどの事がない限りこの登山部は毎週どこかに出かけるので

山行の回数が増えて良い傾向です。

昨年、『鳥越山』を歩いた時に、もう一つ登ろうと思って『鬼ケ臼山』と

今日の『傾山』のどちらにしようかと考え、

あまり展望がないという『傾山』を蹴って、『鬼ケ臼山』にその時は登り

今回初めて登る山なので期待が膨らみます。


ただ今日はR姉さんと宿敵メスコアラ(笑)にもう一人、さらに上を行くという噂のN先輩が

参加するという事。『かしまし娘?』が揃うとどうなるのことかと一抹の不安が募ります。






集合場所で全員がH隊員の運転する車に乗り込むと、さっそく3列目のシートに座った『かしまし娘』の

おしゃべりが始まり、運転席から2列目シートの男性陣の会話が聞き取りにくくなります。

善通寺から県道24号線を走り高瀬町の麻で最年少のM君と合流。

そのまま2台で傾山の麓まで走りました。

事前に調べていた登山口近くの路肩に車を停めてスタートしました。






『四国山岳紀行』さんのレポートに載せていた通り、道の際の梅の木に登山口のプレートがありました。

ここから山へ向かって農道を登って行きます。





段々畑の向こうに『傾山』の山容が確認できます。





コンクリート道から小さなため池の横を通り、しばらくは歩きやすい道が続きます。





しばらくすると鬱蒼とした竹林となり、台風で倒れて枯れた竹を避けながら進んで行きます。





竹林の管理道から赤テープを目印に山道へと入って行くと、落ち葉のたっぷりと積もった道になり

その内にどんどんと勾配が急になり始めました。














先頭を行くメンバーと慣れないS子さん(メスコアラ)との距離が、どんどんと開いて行きます。

買ったばかりのストックを使っても足元が滑って登りにくそうです。


---- S子さんは今日の案内に『ステッキを買いました。参加させてください!』と書き込みを

    していて、その時は何のことか判らずにいたのですが、

    登りながら『ステッキがあってよかったは!』と言うのでガテンがいきました。
    
    でもねS子さん、『ステッキ』は老人の杖。正確には『ストック』やのにと思いつつ(笑)

    黙っていました。(また今度会ったときに根性腐っとると言われそうですが・・・) ----


急登を登りきると思っていたより早く山頂の尾根に着きました。山頂には龍王宮か?石の祠が。





その奥にも少し朽ちた小さな祠が並んでいます。





山頂には三等三角点の『傾山』と山名標識とキティーちゃんの標識があり

山名標識の前で記念撮影。














『かしまし娘』も何やら楽しそうにおしゃべりしています。





山頂でしばらく時間を過ごした後、登ってきた道を折り返し下って行きます。


途中で最年少M君が、ザックに刺した笠の柄が奇跡的に枝に引っかかり、みんなの笑いを誘っています。








しばらくすると膝の悪いNさん(オスコアラ)とオトッチャマのSこさん(メスコアラ)のペースが落ちて

前を行くメンバーの姿が見えなくなりました。









心配なので二人にペースを合わせ(本当は後ろからいやらしく

シャッターチャンスを伺いながら)ついて行くと


--- 『今日は私、キャーと絶対声をあげないんで』とS子さん。
 
   (前回の小豆島の大嶽で、R姉さんにキャーキャーと声をあげてる動画を撮られたので)

   ところがしばらくすると『キャー』と悲鳴を上げて、ずと~んと音がして
  
   きれいに尻餅をついてくれました。 ---

すかさず薄情なNさんがパシャリ!





なんとか急坂を下り切り、農道まで出るとホット一息です。

目の前には高瀬の特産の茶畑が広がっています。





下り切った所で万歳をするS子さんですが、50肩の左の肩が上がっていません。





車を停めた場所まで戻るとN先輩とS子さんが変な自慢をしあっています。

『傾山』から降りてきて『かしまし娘』の会話・・・・。

--- 『さっきの山、なんて言う山やったっけ?』
   『かたむきやま?』
   『いや、かやぶき屋根?』 ???? ---












傾山を片付けた後、次に向かうは『鬼ケ臼山』です。

『傾山』に登る前にH隊長が雨雲レーダーで確認すると2時間後には雨が降り始めると

いう事だったのですが、予報がズバリ的中。『鬼ゲ臼山』の登山口に着くころに雨が降り始めました。





先ほどの『傾山』と比べると『鬼ケ臼山』は登山道が整備されていて、

笠をさしても歩けるいい道です。





ため池の横を通り、しばらく行くと『りゅうおうさん』との鞍部への階段となります。

その階段を登りきると、右に『りゅうおうさん』、左に『鬼ケ臼山』となります。

まずは左に鳥居をくぐって『鬼ケ臼山』へと歩いて行きます。








けっこう急な階段を登り切り、山頂直下の巻道を進んで行くと

三角点と巨石のある199m広場に出ました。

生憎の空ですが、それでもそこそこ見晴らしは良く北から西南の景色を眺めます。














いつもならここでお弁当を広げてといった感じですが、この空の下。しばらく景色を楽しんで

南側の山頂を目指します。先ほどまでの道と違って少し藪ぽくなっている道を一旦鞍部まで下がり

登り返すと『鬼ケ臼山』山頂です。





ここでもキティーちゃんのプレート。

登山部恒例のバンザイ!です。








この山頂は樹木に囲まれ展望もないので、直ぐに折り返し戻って行きます。

途中の分岐まで戻り、そのまま真っすぐ『りゅうおうさん』へと最後の急坂を登ります。





山頂には小さな石祠の龍王宮?と最近上書きされたキティーちゃんのプレートがありました。








ここでも恒例のバンザイ!








帰りは短いけれど急坂を滑らないように降りて行きます。

途中、ここでも・・・・。S子さん。


--- N先輩が『顔が真っ黒やね』と言うと、S子さん『マグロ?』 とチンプンカンプンな返答! ---

   それを聞いて笑いながら降りて行き、しばらくすると今度はN先輩が

--- S子さんが『帰ってお風呂に入って、ビール飲みたいね!』と言うとN先輩が

   『おくどさん?』と聞き返してきました。しかも何度も『おくどさんって?』と ----

それを聞いたS子さんが、『ほらN先輩の方がすごいでしょ!』と同意を求めてくるのですが、

『どっちもどっち!』ボケとボケのツートップです。






『傾山』と『鬼ケ臼山』の二つの山を無事?登り終えた後、今日はお弁当ではなく

近場の高瀬町の比地にある『三好うどん』で少し遅めの昼食です。

元は『大工うどん』という屋号で年配のご夫婦が営業していたのですが

閉めた後に今は若いご夫婦が名前を変えて営業しています。

私はいりこの出汁がきいた釜揚げうどんを注文。









揚げたてのうどんが冷えた体を温めてくれました。

お腹を満たした後は『かしまし娘の』リクエストでコーヒーブレイクにすることに。

H隊長の知り合いの善通寺にある『陶花』へ向かいました。

普通の住宅を改造したカフェで、土足ではなく靴を脱いで店内に上がって行きます。





ポットに入れられたコーヒーは3~4杯はたっぷりと飲める量で、これで400円は安い!





アットホームな店内でくつろぎながら、ここでも何度も『かしまし娘』が色々と笑わせてくれました。





生憎の雨模様の一日でしたが、今日も女性陣のお陰て楽しい楽しい里山歩きの一日となり

またこのメンバーと愉快に歩きたい。そう思えたWOC登山部でした。





WOC・登山部 2018.01.03 飯野山

2018年01月07日 | 香川の里山
昨日の白山に続いて今日はWOC・登山部の初登り。

しかしその前にまたまた同窓会で夜更かしをしてしまいました。

山登りの前には飲酒は控えるべきなのですが、なんせ35年以上ぶりに会う同級生もいて

話が弾んででお酒も進んで楽しい時間を過ごしました。





ただ後悔しても後の祭り。体調は最悪の状態(二日酔いよりも風邪がぶり返した様子)です。

集合場所の高速の高架下に9時前ぎりぎりに到着。最後に到着したH隊員が

「今日はこの6人で登ります!」というので、すぐにスタートしてまずは麓の「伊勢神社」にお参りです。









ここでO隊員が「M君が来てない!」と。そういえばFaceBookに書き込みがあったような・・・・。

ほどなく遅れてM君が到着して、7人で再スタートです。

この飯野山も県内の里山からはすぐに特定できて、高速を走っていてもいつも眺めている山なのに

数えるほどしか登っていなく最後に登ったのが娘が小学六年生の時  ⇒ その時の様子

(後で調べてみるとその間に2度ほど一人で登っていましたが)


今日は周遊道を使わずに「崖コース?」を登るそうなので初めての道です。


伊勢神社から住宅地の中を通り、広場から野外センターの少し上に出て

登山道の標識の矢印とは反対の南へ向かって歩いて行きます。

少しづつ下がっているような気もしますが、今日は何度か歩いたことのある

H隊員が先頭で案内をしてくれます。巻道から今度は少し判りづらい直登の道になります。








雑木林の中を汗を掻きながら登って行くと、今日のメインの露岩が現れました。








この飯野山も他の七富士同様の「メサ」が侵食した「ビュート」だと思っていたのですが、

帰って調べてみると、どうやら違う説もあるようです。

 ⇒  資料1   資料2   資料1を見ると周遊道から下が花崗岩となっているのですが、

この露岩は固く固まっていて安山岩のようです。資料1の図形よりもまだかなり下で露出しているので

資料2の「火山岩頸説」が正しいのかもしれませんね。



露岩からは西側の丸亀平野の景色が広がっていて、各々が見える山や島の特定をしています。

昨日に続いて申し分のない景色です。数百メートルの低い里山でも俯瞰をすると気分が高揚します。





全員が揃ったところで岩に腰掛け水分補給の休憩です。








一息入れた後は露岩を滑らないように気を付けながら登って行きます。





最年少のM君は相変わらず身軽です。牛若丸のようにヒョイヒョイと軽々と登って行きます。





露岩をやり過ごすとまた雑木林の中を登り、一旦周遊道に飛び出た後、

途中からさらに入り口にロープの貼られた脇道へと入って行きます。








山頂が近づくとまた所々岩場を乗り越えて行きます。

今日唯一の女性のTさんが、「みんなと足の長さが違うから・・・・!」と言いながら

苦労していましたが、それでも全員難なく天狗周遊路に到着。ここからは山頂直下の巻道となります。








(周遊路から直登してこの天狗周遊路は娘と歩いていたはずなのに、全く覚えていませんでした)





天狗周遊路を山頂の東側に回り込むと、巨石が次々と現れます。











巨石群の間を抜けて登り詰めると山頂です。伊勢神社からは1時間10分。

けっこう時間がかかっていました。












山頂の薬師堂もお参りをして記念撮影。





下りはゆっくりと周遊道をぐるっと回って下りて行きます。途中の展望個所では

坂出の番の州の奥に瀬戸大橋がとても綺麗に見えました。








(途中の案内板のベンチに讃岐富士クラブのTさんがいたのに気づかずにスルーしてしまいました。)





山を下りた後はWOCのR姉さんのお店で年明け初うどんと決めていました。

ところがお店は大行列。普段うどん屋さんでは行列に出来るだけならばないようなお店を選ぶのですが

今日は仲間が大勢いるので並ぶのも気になりません。いつものようにおいしいうどんを頂き、

WOC登山部2018初歩きが無事終わりました。











今年もこの会でどこに出かけるのか。どんな遊びをするのか楽しみな一年になりそうです。






白山

2018年01月07日 | 香川の里山
この年末年始は今までになく散々な休みになってしまいました。

家族四人が年末から風邪をひいてしまい、正月に予定していた家族旅行も中止。

間際まで回復の様子を見ていたのですが、どうにもならないと言う事で

ホテルも前日の大みそかにキャンセルする始末。

年越しも元旦の初詣もなく布団の中で過ごすという寂しい正月でした。

それでも一番軽かった私は二日の日に一人で初詣に。ついでに初登りをしてきました。

「里山に遊ぶ さぬきの里山88話」を初めて読んで、意識して初めて登ったのが

三木町の「白山」でした。 ⇒ その時の様子(まだ子供たちが幼い!)

まずはトレスタ白山の駐車場の端に車を停めさせてもらい、最初の目的の

初詣に「白山神社」にお参りしました。





お参りを済ませた後、境内の西側から遊歩道の階段を登って行きます。





「讃岐七富士」の一つに数えられるこの山は、典型的な「ビュート」地形。

他の七富士もほぼこの地形で、昨年末に歩いた屋島は「メサ」地形になります。





山も学術的な見方をするとまた違った形で勉強になります。

その説明板を過ぎると南側の景色が広がってきました。正面には「嶽山」が見えます。





途中で何人かの人とすれ違い、山頂直下に出るとここでも珍しい「畳岩」と呼ばれる

柱状節理を見ることができます。








山頂には数組の老若男女がベンチに腰かけ休んでいました。龍王社にお参りして

西側の展望台に上ると、西側から南側の景色が一気に広がります。











天気は申し分のない青空。初日の出を見られなかったのでゆっくりとこの景色を味わいました。





「一年の計は元旦にあり」といわれますが、ダラダラとしてしまった元旦は無視して

取り合えず三が日の内だからいいかな・・・なんて妥協。

さてさて今年一年どうなる事でしょう。