KAZASHI TREKKING CLUB

山登りというよりはトレッキングいやハイキング。最近はそんな
感じで、楽して景色の楽しめる山ばかり登っている軟弱者です。

WOC.登山部 2018.09.19 『土佐矢筈山』

2018年09月20日 | 四国の山
暑い暑い夏も過ぎ少しづつ朝夕が過ごしやすくなってきました。

これからしばらくの間が山歩きにはもっとも気持ちのいい季節です。

今日のWOC登山部は未踏の山、『土佐矢筈山』に登りました。

地形図では『矢筈山』となっていますが、徳島の『矢筈山』と区別するため『土佐矢筈山』と

言われています。また別名『笹矢筈』とも呼ばれている山です。

私は05・07・16年に歩いていますが、笹原を歩きたいと思い立った時に

一番に選択肢に入り歩いている山です。


丸亀の集合場所へ向かう前に恒例のお嬢様のお迎えです。

いつもの場所で待っていると、普段は待ち合わせ時間の少し前に姿が見えるのですが、

お嬢様が来られません。

国道の反対側にある自宅前から国道の下をくぐるトンネルを覗いてみても姿が見えません。

『あやつ!自宅まで迎えに来いと言う事か (; ・`д・´) 』と少し憤慨して

国道に飛び出しUターンして自宅の前まで走ると、ここでも姿が見えません!

視線を国道の方へ移すと、トンネルの中にお嬢様の姿が。

執事  : 『何しょん!』

お嬢様 : 『え~だって時間が来ても家の前に来んから、
  
       駐車場へ行ったらおらんけん戻って来ようとしてた』

執事  : 『誰も家の前まで迎えに行くなんて言うとらんやんか!集合時間に遅れるやんか!』

お嬢様 : 『だって家の前で待ってたのに来んのが悪いやんか!』

執事  : 『何んやと~ (; ・`д・´) 』

毎度の朝一番のひと悶着の後、少し遅れて集合場所に到着しました。



丸亀で集合した後、『たからだの里さいた』で最後のOさんをピックアップ。猪鼻峠を越えて

32号線を走り、『豊永』からさらに439号線を通って、登山口の『京柱峠』

に着いたのが9時30分を大きく過ぎていました。




2年前に来た時には山から下りて来て一息入れた峠の茶屋は閉まっていました。

少し前に杉さんが来た時も閉まっていたようで、

茶屋のおじいさんの姿が見られなかったのが残念です。

茶屋の建屋の横からは南に『梶ケ森』へと続く山並みが見渡せます。

峠の北側には三角の『天狗塚』と笹原の『牛の背』が!










少し遅めの10時前に峠をスタート。林道を少し歩いた後登山道へと入って行きます。

しばらく杉林の中を歩くと茅原にでました。いつも少し道を見失う場所ですが、

茅原を迂回するテープがあり今日は難なくクリアー。REIKOさんのレポートにあった

『くの字岩』を過ぎると薄暗い杉林の中の急登が始まります。




今日もIRIBITOさんが最後尾でお嬢様と一緒に歩いてきてくれています。

お嬢様から授かった名誉ある『執事』のお役目を、IRIBITOさんに

お譲りしようかと考えているのですが、果たして引き受けてくれるか?疑問です。







『くの字岩』からは急登と緩坂を何度か繰り返して行きます。

その都度先頭が代わりながら、それぞれのペースで登って行きます。




途中の緩坂で間の開いたお嬢様を待っていると、後ろから来たお嬢様が

メンバーの間をすり抜け一言もしゃべらず、黙々と先頭を歩き始めました。

皆さんから『お~!やる気満々やんか!』の声が上がります。




最後の急登の途中で『尾根に出るまであとどれくらいかな?』とメンバーから聞かれた山さんが、

YAMAPのコースタイムを見ながら『1時間くらいかな?』と答えると、

それを聞いた途端にお嬢様の足がピタリと止まりました。

『やる気満々』から一気にテンションダウンして『え~まだ1時間もかかるん! (;´Д`) 』と

先頭を歩き始めて100歩も歩かないうちに、先頭から後ろに下がって行きました。




急登を登りきると杉林が終わり、『原生林経由』と書かれた案内板のある分岐です。

ここから右に折れて行くと、先ほどまでと打って変わった自然林の雰囲気のいい森が始まります。

ブナの木や倒木に貼りついた苔。この森を紅葉の彩の中を是非また歩いてみたいと思いました。

















原生林をを過ぎると分岐の合流地点の『小檜曽山モミ千本』と書かれた案内板に着きました。




ここから先は案内板の通りモミの木の林が始まります。その密集したモミの木の中を歩きながら、

『千本も誰が数えたのかな~』などと思っていると、後ろではお嬢様が『モミ千本』の案内板の前で、

お嬢様  :  『IRIBITOさん、モミ十本やって!』

そう言いながら大岩の周りにあるモミの木を『1・2・3・・・・10』と数え、『ほんまや10本あるわ!』と。

いえいえお嬢様10本位のモミの木では、わざわざ案内板には書きません。『千本でございますよ!』








モミの木の林を過ぎると、尾根の手前の笹原に飛び出しました。先ほどまでの薄暗い林の中から、

雲は多いものの明るい空が広がっています。







小さい箱庭のような笹原を抜けると『小檜曽山』への分岐の稜線です。

ここでしばらく後続を待つことにしたのですが、笹原越しに吹き上げてくる風は

最初は涼しく感じていたのに、次第に肌寒く感じるようになりました。

全員が揃った後、今日は少し時間が遅くなってきたので『小檜曽山』には寄らずに、

このまま『矢筈山』へ歩いて行くことにしました。







さあここからが今日のメインの笹原稜線歩きの始まりです!




途中の小ピークの紛らわしい『小檜曽山』の案内板の前を通ります。




ここを過ぎるとまた一段と雄大な笹原が広がってきます。

幸い日差しも強くなく笹原を渡ってくる風に吹かれながら、ここからの道は何度歩いても最高です!













この笹原は背も低く、この夏何度も苦労した深い笹原歩きとは全く違った

ルンルン、ピクニックのような感じで、足元の笹の中にあちらこちらに咲くリンドウを

コアラさんが度々立ち止まっては写真に収めています。










『小檜曽山』から続く稜線を一旦下ります。

ここからは目の前に『矢筈山』の山頂が待ち構えています。










最後尾のIRIBITOさんとお嬢様もまだまだ元気そうです。






山頂手前の鞍部からは笹原から一旦背の低い樹林帯の中へと入って行きます。

足元には先ほどまでのリンドウに代わってアザミが目につき、

樹林帯を抜けると北斜面には白骨林が笹の斜面に広がっています。










先ほどの稜線の肩越しから見た山頂手前の斜面は急登に見えたのですが、

意外と楽に登って行けます。白骨林を横目に見ながら進むと山頂まではあとわずかです。










今日の一番乗りの山さんの待つ山頂に着きました。先週の伊予富士の山頂手前の急登に比べると

今日はほとんど息も切れることなく到着。

北東には天狗塚から三嶺そして剣山へと続く山々。

そして目の前には『綱付森』の巨体が横たわっています。














目の前に広がる峰々をおかずにゆっくりと昼食をとります。IRIBITOさんは缶詰のカレー。

私とお嬢様は温かいラーメンを頂きました。




暑くもなく寒くもなく丁度いい気温で、いつも以上に山頂でのんびりとします。












先ほどまでの空腹を満たした後は折り返して『京柱峠』へ戻ります。

空はだんだんと薄曇りになってきました。南側の斜面からはガスも登ってき始めました。







復路の笹原歩きも皆さんいいペースで歩いています。

雲が広がり日差しを遮ってくれているので暑くもなく快適です。







『小檜曾山』分岐の手前では右にピンクのテープが付けられています。少し踏み込んでみると

踏み跡が薄いので直ぐに元の正規の道に戻り、分岐手前の小庭の笹原へ。

すると後ろから来るお嬢様とIRIBITOさんがやはり同じように右に踏み込んだのか

お嬢様    :  『え~!こんな道通った?』

返事するのを少し面倒くさがり

IRIBITOさん :  『通ったわ~!』

お嬢様    :  『え~ほんと~!』

と言いながら、やはり踏み跡が怪しくなり元の分岐の道へと戻って来ました。

これだけはっきりとした登山道があるのに、自分が歩いたからとテープを付けるなんて

本当に迷惑な話です。




楽しい楽しい笹原歩きを終えると樹林帯の中へと下って行きます。

直ぐにモミの木が目につき始め、後ろから来るお嬢様に

執事  :  『ほら!モミ十本!』

お嬢様 :  『あの案内板の字が汚いから、下の十しか見えんかったん! (; ・`д・´) 』

決して自分の間違いを認めようとはしないお嬢様。もっと素直にならないと・・・・と執事。


案内板の分岐からは今度は右に往路とは違う道を歩きます。

以前はもっと踏み跡がはっきりしていたように

思ったのですが、意外とわかりずらい道でテープを頼りに下って行きます。




こちらも道もブナの林の中に、苔で覆いつくされた倒木が点在しています。

少し色づき始めた葉も見られます。







気味が悪いほどの大きなキノコもあちらこちらに・・・・!







分岐の合流点からは最後の急坂が待ち構えています。

滑らないように歩く速度もゆっくりになってきました。




あっ!これはたまたま前足が上がっただけで、けっしてお嬢様を

蹴落とそうとしているわけではありません!




すぐ前を歩くお嬢様のザックを後ろから押して脅かすと

『キャー!』とかわいい悲鳴。

その前を歩くコアラさんに

執事    :  『コアラさん、お嬢様が転がって行ったら受け止めますか?』

コアラさん :  『20代以下なら受け止めるけど、避けます!』

それを聞いたお嬢様が振り返って私を睨んできます。続けて、

執事    :  『コアラさん、奥さんが転がってきたら受け止めます?』と聞くと

コアラさん :  『当然、しっかり受け止めます』

と、このブログを奥さんも読んでいるのか、優等生の答えが返ってきました。


しばらくすると先週のOさんとコアラさんの会話が話題になり、

Oさんがコアラさんの奥様を凄く褒めるのですが、逆にそれがコアラさんをくさすことになり、

そのあとのフォローの一言一言がどんどんと墓穴を掘っていきます。

今日もOさんとコアラさんのやり取りが笑わせてくれ、

薄暗い杉林の中にメンバーの笑い声が響いています。







林の中には大小さまざまなキノコが顔を出しています。











急坂も何とか全員足を滑らせることもなく、無事に京柱峠に着きました。

キツイ靴紐を解き窮屈だった足を開放し、茶屋の横のベンチに腰かけ

今日もIRIBITOさんの美味しいコーヒーを頂くと、ホッとして先ほどまでの体の緊張も

ゆっくりとほぐれていきました。







丸亀を出た時には怪しげな曇り空だったのが、時間が経つにつれ青空が広がり

また久しぶりに快適な笹原歩きができた、秋の日の楽しい一日となりました。

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WOC・登山部2018.09.12西行法師の道・王越山

2018年09月13日 | 香川の里山
先週の台風一過の晴天から一転、今週は秋雨前線が停滞して

雨の日が続いています。週末に予定していた『唐松岳』への遠征も

天候不順取りやめになり意気消沈。昨日の送別会はやけ酒となりました。

週末に連休をとるため当初予定していなかった今日のWOC・登山部に

参加する事にしたものの当然体調不良?です。


『西行法師の道』は崇徳上皇が没した3年後に親交の深かった

西行法師が『青梅神社』から『白峰御陵』まで歩いた1.3kmの道です。

西行法師はこの道を歩き御陵の前で、まだ成仏せず怨霊となっている崇徳上皇に、

夜を徹して供養の経文を唱えて鎮魂の歌を詠むのですが一向に収まりません。そして最後に

『よしや君 昔の玉の床とても かからんのちは 何にかはせん』

(たとえあなたが昔、玉座に着いておられたとしても、今ではこのようなお姿になったのであれば、

いったいなんの意味があるのでしょうか。どうか現世の執着を捨て去り、成仏なさってください。)

と詠むと静まり姿を消したとされています。


集合場所の青梅神社前に少し遅れて到着しました。すでにメンバーは準備万端。

今日は八甲田山の遠征に参加したCさんが地元で初参加です。いつものMさんとOさんもいました。

三人揃うとWOCならぬMOCです。

あ!忘れていましたがお嬢様も、今日はランニングタイツにパンツを履いて

後ろから見ると山ガール風のいでたちで参加していました。 ( `ー´)ノ




まずは青梅神社に参拝します。




今日の登山?の安全を祈願した後、西行法師の道を辿って行きます。

奥には幻の滝とされている『稚児ケ滝』が見えます。

最大で100mの落差があり県内の滝としては県一の滝なのですが、長雨や豪雨の後でないと

大瀑布とはならない幻の滝です。




コンクリート道を歩いて行くと石段が始まります。

約800段と言われる石段の両脇には崇徳上皇や西行法師の歌を刻んだ88基の石碑や

93基もの石灯篭が並んでいます。










天気予報では最高気温が26度となっていましたが湿度が高いせいか

石段を一段一段登るたびに汗が噴き出てきます。




この道の途中から稚児ケ滝が見られるのは一ケ所しかありません。

しかも望遠を使わないとカメラには収まらない距離です。




振り返ると稲が色ずき始めた青梅町の田園が見えます。




お酒が抜けきらず、脂汗を掻きながらしんどそうにして登っている私の顔を見て

お嬢様がニコニコしています。(こいつ他人の不幸を喜びやがって) (; ・`д・´)







長い長い石段を登りきると御陵の前の広場に出ます。石灯篭の並ぶ広場から左に曲がると

御陵の前の最後の石段です。足元の砂利石も普通の砂利ではなく黒光石?が

きれいに敷き詰められていて何となく厳かな雰囲気が漂ってきました。




長い石段を登ると杉の高木の中に御陵は静かに佇んでいました。

今にも崇徳上皇の怨霊が・・・・・!










御陵を後にし白峰寺へ歩いて行きます。見上げると首の根元が痛くなるほどの

背の高い杉が何本も並んでいます。先に『頓証寺殿』をお参りした後

本堂への石段を登って行きます。










石段の途中に『寅年⇒』と書かれた案内板を見て、寅年生まれの三人が『行者堂』へと

自然と足が向いて行きます。そういえばお嬢様とセニョさんは一回りも歳が離れていたんだ!




行者堂から石段を上り詰めると『白峰寺本堂』です。

本堂横の『大師堂』では、気の早いモミジが色づき始めていました。







大師堂の前のベンチで腰を降ろして一息入れた後、山門へと降りて行き、駐車場の横から

今度は『四国の道』を歩いて行きます。










露岩の多いこの道は、去年同じように歩いた時は長雨のせいで、川のようになっていたそうです。




途中で『下乗石』と大きな石柱があります。ここから白峰寺へは『聖地』となるので

身分の高い低いにかかわらず馬や乗り物から降りて歩いて行きなさいという場所です。




『下乗石』からさらに進んでいくと自衛隊の施設の横をフェンスに沿って歩いて行きます。




自衛隊の施設を過ぎると県道に飛び出しました。ここからはアスファルト歩きです。

地形図に白峰山と書かれている切通しの間を通り、『ニューサンピア坂出』の方へ

下って行きます。










ここからセニョさんの目が一段と輝いてきました。去年歩いた時にどうしても見つけることができなかった

三角点を捜索する旅の始まりです。サンピアの手前から山手の方へ入って行きます。

踏み跡は薄く、所々テープが巻かれているのですが、やはり途中からGPSを頼りながら

藪の中を進んで行きます。




GPSの三角点のマークを目指して藪の中を格闘すること数分、やっとのことで『国土地理院』と

書かれた白い杭を見つけることができました。後ろから来る姿の見えないセニョさんに

『ありました!』と大声で呼ぶと、その内に枝をかき分けセニョさんが現れました。




でも肝心の三角点が見当たりません。

しかしそこはセニョさん。長年の?経験を生かして

倒木の下に隠れていた三角点を見つけ出しました。流石です!




一年越しの三角点に喜びのバンザイです。




三角点捜索の旅を終え県道に戻って、藪こきNGのお嬢様と合流。お昼前で少し時間が早かった

のですが、サンピアで食事をすることにしました。







WOC登山部では珍しくお弁当でもなくうどんでもなくレストランでの食事です。

このレストランは全面ガラス張りで坂出方面の景色が一望できます。










食事をしながら秋の登山部の予定を少し話し合います。

天気にもよりますが取りあえず10月3日を『石鎚山』・11月7日を『三嶺』を計画。

その間に前回歩いた『稲叢山とアメガエリの滝』。あとは紅葉スポットを計画してみることになりました。


食事を終えて県道を白峰寺へと下って行きます。途中にある『白峰パークセンター』

展望台で曇り空の割には意外と遠くまで見渡せる景色を楽しみます。

景色を見ながら流石?登山部です、山の特定ばかりしています。

ここでお嬢様が『キャー』と悲鳴をあげました。

風にあおられお嬢様のお帽子が『Mama Do you remenber』 になりました。(判る人には判るかな?)

幸い下の軒に引っ掛かりセニョさんが傘の柄を使って手繰り寄せてくれました。

そのまま飛んでいき『母さんお嬢様のあの帽子はどうしたんでしょうね』になったらよかったのに!!(^^)!










白峰寺からは往路の『西行法師の道』の石段を下って行きます。

往路で白峰寺でお坊さんに青梅神社までの石段は1000段あると教えてくれたと

Oさんが言うので、歩きながら石段の数を数えてみることにしました。







それを見たお嬢様が

お嬢様 : 『もう二日酔い治った?』『今度どんな車買うん?』とか話しかけてきます。

執事  : 『あ~わからんようなるやろ、話しかけるな!』


何とかお嬢様の意地悪をクリアしながら下っていると、後ろにいたOさんがコアラさんに

Oさん  :  『・・・・・・・・・!(この内容は秘密です!)』

コアラさん : 『私がどんだけ酷い人間やと思っとんですが!』

Oさん  :  『いや、そう言うわけでなく』

という会話を聞き、思わず大きく噴き出して笑ってしまい、結局頭の中が真っ白になり

石段の数を数えるのを途中で断念しました。





青梅神社まで降りた後、時間が早いのでもう一つ里山を登ることにしました。

ここで杉さんとお嬢様とはお別れです。

坂出の『王越山』に北側にある『梅宮八幡神社』から

登ってみます。一度登ったことがあるという杉さんのアドバイスに従って

神社の手前の広場に車を停め、神社の参道の横から山際へと進みます。

杉さんが『藪いているかもしれん?』と言った通り、踏み跡はあるものの道は草木に覆われています。

少しテンションが下がっているメンバーを横目に、コアラさんが特攻隊長で藪の中へ突入していきます。







藪はそれほどでもないのですがとにかく蜘蛛の巣が酷く、特攻隊長も難儀をしています。

途中で先行交代をして進んでいくのですが、見逃した蜘蛛の巣が顔にまとわりついてきます。







藪を抜けると次第に踏み跡もしっかりしてきて、急な所にはロープが張られていました。

その内に山頂近くになると里山の特徴の大きな岩が現れます。







ここで皆さんが口を揃えて、『お嬢様は来なくてよかったね~!』と言っています。

執事の私もめんどくさいことにならなくてよかったです。



大岩をクリアすると山頂まではあと少しです。







山頂は以前に反対側から登った時に比べて荒れていました。記憶では石仏も祠もあったのですが

草木に隠れているのか見当たりません。それでも山頂から北東の景色は変わっていませんでした。

遠くには屋島や五剣山、そして小豆島。瀬戸内に浮かぶ小島の向こうには

対岸の岡山がすぐ近くに見えます。





この山頂には三角点はないのですが、取りあえず麺法師さんが山頂バンザイ!




下りはロープを使って滑らないように注意をして進みます。










途中の岩でコアラさんが後ろから来る人のために、

土に埋もれたロープを引っ張り上げようとしていますが

どう見ても後ろから来る女性陣の方が、下りの苦手なコアラさんより達者なはずです。(笑)




以前に登った時のレポートを見てみると、

山の反対からはほとんど道はなくイバラで難儀した様子を書いていました。

ただ山頂の反対側には大岩の展望台があったと・・・・。予定外の山だったので仕方がないのですが、

せっかくなら大岩展望台まで歩いたら良かったと反省です。


『王越山』から降りた後は『梅宮八幡神社』にお参りすることに。

この『梅宮八幡神社』は途中の狭い急坂のせいか、それとも地元の住民の高齢化のせいか

訪れる人が今はほとんどいないような雰囲気ですが、

社殿は意外と立派で境内も綺麗に掃除が行き届いていました。




社殿の棟瓦が初めて見る、波と魚の模様になっていているのは『海・漁業』の神様なのでしょうか?





昨年も雨の日に歩いた『西行法師の道』そしておまけで登った『王越山』

降水確率の高い中で歩いた一日でしたが、予想に反して雨に降られることもなく

初めて参加したCさんもおそらく初めて藪こきを体験して(付き合わされて)、藪こきに強いコアラさんの

意外な一面も見られて、なかなか有意義な一日でした。

コメント

WOC・登山部 2018.09.05 伊予富士

2018年09月06日 | 四国の山
今年のWOC・登山部はほとほと台風に頭を悩まさせられます。

本来なら『台風一過』になるところを今年は

台風が通過した後も天気が良くなく、山行にはイマイチの天気が

続いていましたが、今日は本来のこれぞまさしく『台風一過』

青空の広がる絶好の山日和となりました。さて今日は『伊予富士』を目指すことに。

参加者は9名。2台の車で登山口の寒風茶屋へと向かいます。

当初危惧していた寒風茶屋までの道も台風の影響もなく、予定通りの時間に到着。

皆さん準備を済ませて9時25分にスタートしました。







いつものように『桑瀬峠』までの急登からスタートです。

本来なら私はお嬢様の執事なのですが、今日はIRIBITOさんが

執事ならぬ山羊(ヤギ?)役をかってくれたので、後ろ髪をひかれる思いで?歩いて行きます。







スタート時点で先頭を歩いていた麺法師さんが、今日は体調不良で下がってきました。

変わって4か月以上ブランクのあったセニョさんが先頭交代をして登って行きます。




その後をコアラさんが続いていきます。




綴れ折れの道を過ぎ樹林帯を抜けると、道の両側には笹が目につき始めます。

そして東に『冠山』から『平家平』の稜線が!




桑瀬峠にはセニョさんのペースが意外と早く45分ほどで到着しました。







後続もコースタイムで到着。取りあえずひと息入れます。

いつもなら北側から吹き上げる風が心地よいのですが、今日は微風でした。

メンバーが休憩しているところで『寒風山』から一人の男性が降りてきました。

色々と話をする中で、橋本さんが体力的に厳しくなり、この桑瀬峠くらいまでしか笹刈りが

できなくなったとの事。

その話を聞いて前回の寒風山に登った時に、いつもなら綺麗に笹が刈られているのに

今年はまだ刈られていなかった疑問点に合点がいきました。


前回はここから右に寒風山を目指したのですが、今日は左に伊予富士を目指します。




峠からこちらもいつになく笹が生い茂っています。

尾根に出て振り返ると正面に寒風山がで~んと構えていました。

寒風山から冠山への稜線も見渡せます。







寒風山の西斜面の奥には西条の丹原辺りから今治への海岸線が続いています。







崩壊地を過ぎると尾根から右にトラバース道の樹林帯の中を歩きます。

先ほどまでの日向から日陰へ入ると暑さも随分と和らぎます。

この辺りから小さな草花があちらこちらに目立ち始めます。
















高度が上がってくると手前の岩稜に隠れていた寒風山の山頂も姿を現しました。




樹林帯を抜けるとこのコースのメインディッシュの稜線歩きが始まります。

どう見ても富士には見えない伊予富士が稜線の奥に待ち構えてくれています。




来週の遠征を控えて今日は執事役を辞退してトップを歩くセニョさんのペースで歩いてみます。





後ろには『乙女強者隊』のMさんとOさんが続きます。







最後尾とは随分と離れてきましたが、いつもIRIBITOさんがメンバーの様子を見ながら

最後を歩いてきてくれるので、安心して歩けます。




先週歩いた剣山から次郎笈の稜線は、次郎笈の山容が秀麗で整っているのに対して

この稜線から見る伊予富士は全く違った雰囲気の山容で何となくワイルド感があります。




静かな稜線では前を歩くセニョさんの息遣いと、

いつになく茂った笹をかき分ける音だけが大きく聞こえてきます。




稜線から一旦鞍部まで降りると一段と伊予富士が迫ってきます。

山頂の上には秋らしい券積雲が広がっています。







衝立岩を左手に見ながら進んでいくと、いよいよ最後の登りになります。

先ほどまでの快適な稜線歩きから一転。セニョさんのペースも少し落ちてきました。







それでもグイグイと高度を上げていくと、見晴らしもドンドンよくなっていきます。

振り返ると後続の乙女隊が衝立岩の辺りを歩いています。














息切れがピークに差し掛かるころ前を行くセニョさんから『着いたよ~!』の声が。

山頂には先着の男性が一人だけ。(宇和島から来てすでに東黒森まで歩いたとの事)




さほど広くはない山頂からは、まずは西側に続く『瓶ケ森』への稜線が目に飛び込んできます。

以前に友人と二人で歩いた稜線です。




そして振り返ると寒風山から笹ヶ峰そして平家平へと続く稜線。

360度遮るもののない絶景が広がっています。

今まで何度も来たことのある山頂ですが点数をつけるとしたら

今日の伊予富士は100点満点!です







瓶ケ森もその奥の『石鎚山』もとてもきれいに見えて文句なし!







後続が来る迄にセニョさんと二人で昼食用のお湯を沸かして待つことにします。

しばらくして登ってきたMさんOさんも展望の素晴らしさに感嘆の声を上げています。

その内に意外と早くお嬢様も到着しました。




全員が付くまでに時間差がありましたが、メンバー全員が揃い皆さんが喜んでいます。

体調不良で難儀をしていた麺法師さんも、いつもの三角点バンザイをしています。







今日はさすがに皆さんラーメンが多いようです。やはり山頂では秋の気配が漂って

温かい食べものが欲しくなります。




食後に片づけをしていると横にいたお嬢様が騒いでいます。

お嬢様 『あ~ん、手袋が見当たらん!』

    『食べる前にはしていたんやけど?』

と言いながらザックの中身を全て取り出しています。

すると横にいたMさんが

『お尻の下にあるやんか!』 (;´Д`)







腹ごしらえが済んだ後は山頂での優雅な時間を惜しみながら下山を開始します。

遠くを見ると法皇山系の岩稜も見渡せます。







笹に覆われた道を下って行くのは細心の注意が必要です。

下りの苦手なコアラさんとお嬢様ですが、今日は比較的順調に下っています。







山頂直下の急坂を下りきると、また楽しい稜線歩きが待っています。

日差しはあるもののそれほど暑くもなく皆さん気持ちよく歩いています。










その内に前を行くお嬢様が立ち止まったかと思えば、


お嬢様  『あ~ん!アームカバーが下がってる!』

     『日焼けするやんか~!』

執事   『ハイ。先ほどからずっとずり落ちていましたけど!』

お嬢様  『え・・・・!なんで早よ教えてくれんの! (; ・`д・´) 』

執事   『ハイでも二の腕が弛んでずり落ちているんだと思って、それを言うと失礼かなと・・・。』

お嬢様  『何やと・・・・・!』







稜線歩きが終わると、いよいよ伊予富士とはお別れです。

最後にその山容を目に焼き付けて歩いて行きます







『鷹の巣山』への分岐を過ぎると樹林帯の中へと入って行きます。

樹林帯を過ぎ稜線に出ると今度は伊予富士の代わりに寒風山がお目見えします。













最後に桑瀬峠で一息入れます。ここまで戻ると寒風茶屋まではもうすぐです。




体調不良だった麺法師さんも回復して、最後はトップを勢いよく下って行きます。

途中で宮尾登美子の小説の話を熱心にしてくれ、後ろのMさんが『あの小説は本当に良かった!』

と答えると。『そうでしょう!他のプロの方も絶賛していましたから!』と。

でも最後にその小説を実は麺法師さんは読んでいないというオチが・・・・。 ( ゚Д゚)




寒風茶屋の駐車場にほぼ予定通りの時間に全員無事に下山しました。




茶屋の前の展望所でIRIBITOさんが恒例の美味しいコーヒーを淹れてくれました。

陽が落ち始めて随分涼しくなってきたので、温かいコーヒーがいつも以上に美味しく感じました。







伊予富士はWOC登山部では既踏の山でしたが、それでも半分の方が初めて登るルートで

文句なしの天気の中を、登る途中も山頂も見ごたえのある景色が見られて

文句なしに皆さん喜んで帰路に着きました。(よかったよかった!)

さぁ来週末は久しぶりに北アルプスへの遠征です。どうか晴れの天気で・・・と祈るばかりです。
コメント

WOC.登山部 2018.08.29 剣山~次郎笈

2018年08月30日 | 四国の山
今年の夏は本当に天候に頭を悩まされます。

今週も当初は雨マークだった予報も、先週末には晴れマークに変わりました。

雨だったら傘をさして里山でも歩こうと思っていた予定を変更して

最終、少しでも高い山に『涼を求めて!』  『剣山~次郎笈』を歩くことにしました。

丸亀で集合した7名のメンバーと、貞光の道の駅で合流です。

見ノ越には9時30分過ぎに到着し、9時50分のゆっくり目のスタートになりました。

今日は復帰したセニョさんも参加で、久しぶりに一緒に歩けます。








駐車場の手前にある石段を登り『劔神社』でお参りをして、登山開始です。




西島駅までの道は樹林帯の木陰の中を歩いて行きます。

復帰したばかりのセニョさんのペースが速く、なかなか追いつけません。







途中のリフト下のトンネルで一息入れているメンバーに一旦追いついたものの

どうも今日はお嬢様のペースが遅く、先頭とはどんどん離れていきます。








(ハガクレツリフネ)


いつになくお嬢様がお疲れの様子。執事としては最後まで付き添わなければならないのですが、

麺法師さんが途中で後ろに下がってきたので、

お嬢様はお任せすることにして少しペースをあげてみます。







西島神社の手前でセニョさんに追いついたので、西島駅まで付いて行きます。

相変わらず修業僧のように黙々と歩くセニョさんの後ろを付いて歩くのは本当に久しぶりで、

なんだか懐かしささえ感じます。





(タカネオトギリ)


西島駅まではほぼコースタイムで到着しました。ベンチに腰掛け後続を待つ間に

少し小腹が空いたので、菓子パンを口に入れます。気圧のせいで袋がすでにパンパンです。

リフトを使って次々と乗降客が降りてきます。










かなり遅れてお嬢様が登ってきました。

『今日は次郎笈まで行けん!』とおっしゃっています。取りあえずここから山頂まではお供をして

様子を見ることにします。




西島駅から上は木々もまだらになり日差しが厳しくなってきます。

足元には可愛らしい花が道の脇に沢山咲いていますが、

おそらくお嬢さんには目に入っていない感じです。





(トゲアザミ)


この時期の剣山で一番目立つのがテンニンソウ。あちらこちらで群生しています。





(シコクフウロウ)





お嬢様は今回ザックを新調して容量も大きくなり、そこに防寒着や雨具を詰め込んで

今までに比べて荷物が重くなっているのが影響しているのかもしれません。

前を歩くメンバーはやはりいいペースで登って行きます。




『刀掛けの松』の上で、『剣山山頂ヒュッテ』のスタッフが

歩荷の途中で休憩していました。その荷物を見て好奇心旺盛なMさんが、担がせてもらおうと

挑戦しましたが、持ち上がるどころか30kg以上はありそうな荷物はビクともしません。







樹林帯を抜けると山頂まではあと少し。今日は牛歩のお嬢様が重い荷物を背負った歩荷の若者に

追いつかれそうになっています。




行場への分岐で『あと少しやで~!』と声をかけても、もう死にそうな感じです。





(クガイソウ)


『劔山本宮宝蔵石神社』をお参りした後、植生保護で作られた木道を

山頂へと歩いて行きます。青い空に白い雲、ミヤマクマザサの緑。コアラさんも絵になっています。




先に着いたセニョさんがこれも久しぶりに見る恒例のバンザイ!をしています。







山頂西側のベンチで何やら作戦会議をしています。

どうやらお嬢様はギブアップ!宣言をしています。

ここでお嬢様一人にしてしまうと、お昼に用意したラーメンのお湯を沸かす人がいなくなると思い

心配していると、『ヒュッテでビールを飲む!』との事。

そういえば、ヒュッテがあるので食事も心配することもなかったのです。

何かと執事は気を使います・・・・・。





(疲れ切った顔を見られたくないお嬢様)


お嬢様一人を残しメンバーは次郎笈を目指しまずは鞍部まで下って行きます。

今月初めにサザエさんと来たばかりなのに、それでもここから見る次郎笈までの稜線は、

何度見ても飽きることがありません。










初めて歩くOさんもMさんもこの気持ちのいい稜線歩きを気に入ってくれています。




この山はどの道を歩いても整備されていて、途中ですれ違った家族連れのように

気軽に楽しく山の雰囲気を味わえる、本当にいい山です。










鞍部からも稜線沿いの快適な道が続いています。

大岩を過ぎると次郎笈への最後の登りになります。先ほどまでのルンルン歩きから

一転してゼイゼイ歩きになります。それにしても今日のセニョさんは、今まで4ヶ月も休んでいた

うっぷんを晴らすかのように、すごいペースで登って行きます。










次郎笈山頂でも恒例のバンザイをするセニョさん!




メンバーが揃ったところで昼食にします。

今日はそろそろ暖かいラーメンかなと思いお湯を沸かしましたが、

この気温だとまだざるそばくらいがいい感じです。

ただこの夏の高温の影響か、いつもこの山頂で苦労する虫がほとんどいません。










次郎笈は先ほどの剣山の山頂と比べるとさほど広くはないので、

360度周りの山々が見渡せます。







昼食を済ませた後は麺法師さんの提案で、北西尾根を下ってトラバース道から戻ることにします。




この道は私も初めて歩く道。思ったより勾配も緩く歩きやすい道でした。










一カ所だけロープがかかった場所もさほどでもなく、何故かコアラさんは綱引きしているように見えます。




丸石を通って三嶺へと続く稜線。丸石の避難小屋まではピストンで歩いたことはあるのですが、

いつかは三嶺まで続くこのゴールデンコースを一気に歩いてみたいものです。





尾根を降るとトラバース道を先ほどの往路の分岐まで戻って行きます。

次郎笈の北斜面は笹原の緑一色。そこに一本の道が続いています。




このトラバース道も歩きやすく、山歩き!といった感じを満喫できるいい道です。

帰りにこの道を選んで大正解です!













分岐から一旦鞍部まで下り、今度は剣山への登り返しです。







少し登って途中の分岐から『二度見の展望所』を通って、西島駅への

トラバース道を歩いて行きます。

途中から見える『大劔神社』の巨大な岩が空に向かってそびえ立っています。







この道も以前は通行止めになっていましたが、きれいに整備され

トリカブトとテンニンソウの群生を横目に見ながら気持ちよく歩いて行きます。










西島駅に着くまでの間、帰りのリフトに乗るかどうか物議を醸し出していましたが、

結局コアラさん以外は歩いて降りることに。(これが普通と言えば普通なのですが)











見ノ越から夫婦池の途中にあるベンチでコーヒータイム。

程よい疲れにコーヒーがとてもおいしくいただくことができました。







今日は腰痛治療?に参加したセニョさんも満足気です。




当初は里山歩きで簡単に済ませようとしたのに、思わぬ天候の回復で

思っていた以上に快適な山歩きが今日はできました。

そろそろ山も暑さを気にせず歩けるベストシーズンに入ってきました。

あとは気まぐれな台風が来ないことだけを祈って、次回はどこを歩こうかな?

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WOC.登山部 2018.08.15 飯野山

2018年08月16日 | 香川の里山
ここ数日は朝の通勤時も車が少なく、いつもより短い時間で会社に到着します。

世間ではお盆ですが会社は営業しているので、毎年のことですがお盆休みはありません。

WOC登山部もさすがにお盆は・・・・と思っていたら、今日も歩くと言う事です。

最初は麺法師さんと杉さんと三人でと思っていたのですが、FBに案内をすると

更に三人が参加したいと連絡がありました。

今日は『伊予富士』を予定していたのですが、

台風15号の影響か、山の天気は良くありません。

前回の『伊予富士』も迷走台風のお陰で、結局山には登らずドライブになって

しまいました。今年はどうも台風の影響ばかり受けています。

天気予報は県外はどこも思わしくなく、唯一香川だけが曇りの予報。

仕方がないのでWOC登山部のホームグランドの『飯野山』に変更しました。


この夏の猛暑の中、里山は山歩きと違った危険度が高くなりますが、今日は幸い曇り空、

朝の気温も昨日と比べると随分低くなっていました。

登山口の駐車場にはすでに20台近くの車が停まっていました。




飯野山に変更したので参加が減るかな?と思っていたのですが、

予定通り6人が集まって山頂を目指して登って行きます。

野外活動センターの横でコアラさんが、登山道補修用の土を袋に詰めています。


しばらく麺法師さんと先日の『八甲田山遠征』の土産話を聞きながら

歩いて行きます。気温は低いものの湿度が高く、直ぐに汗が噴き出てきました。







そう言えばこのコースをコアラさんが32分で登ったのが話題になり、

なんとコアラお嬢様も34分で登ったと・・・・。

山さんが二人とも早い!と疑心暗鬼になっていたので、果たして二人の話が本当なのか

現場検証をしてみることにしました。




ただ途中の六合目ですでに20分経過してしまい(ここまでが1・0㎞、ここから1.2㎞と案内板)

麺法師さんに『これは無理やな~!』と言いながら、少しペースを上げて行きました。




山頂直下で直登(200m)、周回道(400m)と案内板に書いてあったので

時間を気にしてそのまま直登コースへと左に登って行きました。当然勾配も急になってきたので

途端にペースが落ちてきました。天狗周回路と合流し大岩の横を過ぎると山頂に到着です。




ここまでで34分かかりました。しかもショートカットしてです。

コアラさんはその内30分を切りたいと言っていましたが、登りに弱い私には無理なような気がします。

コアラお嬢様のタイムも大したもんです!




山頂のベンチに腰を降ろしていると、麺法師さんそしてコアラさんと順番に登ってきました。

全員が揃ったところでベンチで談笑。

同じ山歩きをしている人との話題は尽きません。その内にちらついてきた雨も気にせず

おしゃべりをしています。




山頂の温度計は25度ですがやはり蒸し暑く、ベンチに腰かけている間に

スポーツ飲料を1本飲み干してしまいました。




雨も降ったりやんだりの中を帰りも周回コースを下って行きました。







そんな天気の中でも登ってくる人と度々すれ違います。

さすが県内の里山の中でも人気の『飯野山』です。








山から下りた後は今日は素直に散会です。

丁度お昼過ぎに家に着きシャワーをした後は、なかなかできない奥様サービスに

ランチを・・・・・。そして買い物にも付き合い。

『なにもこんな日に』とか『皆勤賞やね』とか言われながらも、何とかご機嫌取りもでき、

有意義な?一日でした。


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WOC登山部第二班2018.08.08 一の森~剣山

2018年08月09日 | 四国外の山
今週のWOC登山部本隊は、二泊三日で青森の八甲田山に遠征しています。

なので居残り隊は取りあえずお休みにしようとしたのですが、

サザエさんとお嬢様2号が、上手くお休みが取れたのにと

残念がっていたので、急遽居残り隊で出かけることにしました。


さてさてどこを歩こうか?と考えていたのですが、前日には宴会を予定していたので

二日酔いでも歩ける(笑)『剣山』を計画しました。

一応テーマとしてはシーズン真っ盛りの『キレンゲショウマと一ノ森・剣山』

テーマがあればこれで何とか体裁がつきます。


今朝は予想通りの朝帰りで二日酔いよりも睡眠不足でした。

最悪の体調で家を出て、集合場所の貞光に向かう途中でスマホを忘れたのに気づき

どうしようかと考えながら、しばらく走った後、結局取りに引き返しました。

そのせいで集合時間に10分ほど遅れてしまいましたが、これがそのあと結果オーライとなりました。


貞光からはサザエさんの車に乗り込み、一路『見ノ越』

予想通りキレンゲショウマ目当ての人で、平日でも駐車場は満車状態でした。


スタート前に駐車場の写真をデジカメで撮っていると、『バッテリー切』のサインが!

今日一日はスマホでの撮影となりました。(遅刻しても取りに帰って正解でした)



『劔神社』の石段をまずは登って行きます。石段の途中でお嬢様2号が

『あ~もうしんどい!』と言っていますが、それ以上に私は胃からこみ上げてくるものが・・・・。




サザエさんは4年ぶりの登山部復帰から今日で3回目。久しぶりの1回目の時は

けっこうバテていましたが、2回目からは現役復帰で今日もいいペースで登って行きます。

今日の私の体調では少し早いのですが、後ろから付いて行くお嬢様2号のペースが

丁度いい感じです。先頭を行くサザエさんは間があくたびに立ち止まってくれています。




樹林帯の中は木々が日差しを遮ってくれ、湿度も気温も低くてとても歩きやすい・・・・はずですが、

嫌な汗が出てくるだけで相変わらず空嘔吐をしながら歩いて行きます。

この辺りが一番しんどかった時間帯です。




リフト下のトンネルを抜けしばらくすると

お嬢様2号  :  『もう半分は来たかな?』

私      :  『いえいえ未だでございます!』

お嬢様2号  :  『え~~!』

本来はサザエさんがお嬢様2号の執事のはず!、今日は私のお嬢様がいないので

羽が伸ばせると思ったのに、これでは・・・・・!(笑)


途中で三人の大きなザックを背負った一組とすれ違いました。その内の若い女の子は今風のいで立ち。

それを見て、

私     :  『あれが本当の山ガールやね!』

お嬢様2号  :  『ほんとやね!』

(お嬢様2号もどうやら山ガールではないと自覚があるようです 笑 )



『西島神社』の手前では、先ほどかかっていた雲も流れて

眩しいくらいの青空が見えてきました。




神社の大岩の横を抜けると、いつものように山頂と『雲海荘』が手招きしています。

西島ではサザエさんがまた是非行きたいと言っていた『三嶺』も手招きしています。







西島駅からまずは『刀掛けの松』を目指します。

この辺りから足元に小さな花が目に着き始めます。




トゲアザミ



タカネオトギリ




途中で北に『丸笹山』から『赤帽子山』に続く稜線がくっきり見えます。




刀掛けの松で一息入れていると、行場の方から一人のおじいさんが

大きなカメラを抱えて上がってきました。

『花は咲いていますか?』と聞くと、『一方通行の分岐の下が一番沢山咲いていた』との事。

でも今日は一ノ森まで歩くので、一番の群生地には立ち寄れません。







行場への道は道幅も狭くなり登山道らしさが漂ってきますが、

道の両側には鹿よけのネットが続いています。




ツルギシシウド



カニコウモリ



『岩屋神社』『おくさり』を過ぎると、

上の道のキレンゲショウマの群生地ですが、前を行く二人は気づかずに通り過ぎようとしています。










少しピークを過ぎているような気がしますが、それでもまだ蕾も多くこの週末ぐらいが

最後かもしれません。

群生地を過ぎると『穴吹川源流の谷』。暑い日が続いていますが

まだまだ水量も豊富です。水に手を付けるととても冷たく一瞬で体までもクールダウンしたような

気になります。










源流の谷を過ぎるとカニコウモリのお花畑が続きます。とても小さな花弁のカニコウモリですが、

これがもっと大きな花弁の花の群生地なら見応えがあると思います。






刀掛けの松から行場を一気に下った道を、一ノ森までは少しずつ登り返していきます。

行場を過ぎるとすれ違う人もなく、鳥の鳴く声だけが聞こえる静かなトラバース道が続きます。

その内に右上に木々の間から青空がちらちらと見え始めると、一ノ森と二ノ森との鞍部に着きました。

先ほどまでの樹林帯の中から青空の下の笹原に飛び出しました。

行く手には一ノ森の山頂が見えます。するとサザエさんとお嬢様2号が

『え~あれを登るん?』と。




ペースもゆっくりしていたので、剣山で昼食の予定を変更して一ノ森でお昼にしようと

話をして最後の登りを歩いて行きます。すると途中で二人の子供とお母さんが降りてきました。

お嬢様2号が話しかけると、お姉ちゃんは7歳で、弟は4歳。朝の5時から歩いて次郎笈から剣山そして

一ノ森を歩いたとの事。『凄いね~!』と三人でひとしきり感心。




山頂直下の笹は背丈以上に伸びていて、笹の海の中を歩いているような気がします。

お腹も減って何とか踏ん張って登って行きました。







一ノ森山頂は周りの笹も低く、木々もなく360度見渡す限りの山・山・山です!

吹く風も涼しく文句なしの山頂に、二人からも感嘆の声が上がっています。

まさに『超気持ちいい!』











せっかくなので『一ノ森ヒュッテ』まで降りて、ヒュッテの前のベンチでお昼にします。

広場では休憩を終えた団体さんが出発しようとしていました。

お嬢様2号は買い物の時からお昼はラーメンを食べると意気込んでいたようで、

嬉しそうにザックからカップラーメンを取り出しました。

今日はサザエさんがお湯を沸かしてくれています。




ヒュッテとベンチの間にはシコクフウロのお花畑が広がっていて、そのせいで腰かけている周りを

次々と蜂が飛んできます。




お嬢様2号が食べ終わると、今度はサザエさんがコーヒーを淹れてくれました。

青空と緑の笹原、そして白骨林を目の前にして贅沢なお昼です。







いつになくのんびりとお昼を過ごした後、剣山を目指します。鞍部まで下り

針葉樹の樹林帯の中を今度は登って行きます。この道も変化があってお気に入りの道です。










樹林帯を抜けると次は笹原の中の道が続きます。

剣山と次郎笈がどんどん近づいてきます。














笹原歩きで暑くなるかと思っていたら、予想以上に風が心地よく

昨日のお酒も完ぺきに抜けて気分爽快!











そんな爽快感に気分を良くしたのか山頂手前の最後の登りでは、お嬢様2号のペースが上がって

先頭を歩いて行きます。逆にサザエさんが少しバテてきたようです。




山頂の東端のテラスでは風が強くて、汗冷えがしてきました。







テラスからトイレまで歩き振り返ってみると先ほどのテラスがまさに『天空のステージ』

トイレから山頂までの木道では、サザエさんが近所の知り合いとバッタリ会う場面がありました。




山頂には最初は一組がベンチに座っていただけだったのが、次々に登ってきた人で

直ぐに満員状態になりました。




今日は雲のある割には遠くまで見渡せ、三嶺の奥には石鎚山の姿もありました。







この山頂から次郎笈に続く稜線は本当に四国屈指の景色だと思います。










山頂から次郎笈を眺めながらお嬢様2号が

来る途中でも言っていた『飛びます、飛びます!』と連発しています。

おばさんですが親父がギャグです。(若い人には分らない坂上二郎)

『さぁ次郎笈までどうする?』と言う事になったのですが、あっさりと諦め

(4歳の子供に負けたことになります)、次回に楽しみを置いておくと強がりを・・・・・。

山頂から次郎笈への鞍部までの意外と急で滑りやすい下りに、二人は少し難儀をしていますが

下りの大好きな私はルンルン気分で下って行きます。

振り返っての剣山も絵になります!













鞍部手前の西島への分岐の道標を見て、ここまでの距離と次郎笈までが倍以上あるのを知り

お嬢様2号が『やっぱり無理!』と言っています。




西島へのトラバース道から次郎笈へ最後のお別れです。

『待ってろよ次郎笈!』




この道も途中で通行止めになっていたヶ所は復旧されていました。

大剣神社へ登らずにそのまま西島へと降りて行けます。










西島からも軟弱三人組はさっさりとリフトで降りることを選択。

このリフトに沿ってニッコウキスゲの花畑が続いています。

途中ではキレンゲショウマモ!




歩行距離8.3㎞を行動時間約6時間かけてのんびりと歩け、予想以上の好天に恵まれた一日でした。

『困った時の寒風山』と『二日酔いなら剣山』は私の定番となりまそうです。

(山に登る前日に、大酒食らうなんて不謹慎や!の声が聞こえてきそうですが)
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WOC.登山部第二班 2018.08.01 伊予富士断念そして迷走

2018年08月02日 | 四国の山
今週の登山部は二班に分かれての活動となりました。

一班の4名は恒例の松山の講演会に参加するため、その前に『皿ケ嶺』を登山。

二班の7名は来週に控えた『八甲田山』遠征を前に、

直前の調整と言う事で、軽く『瓶ケ森林道』側から『伊予富士』

目指すことになりました。時間的には余裕があるので、下山後は今、

カローラスポーツのCMの舞台となっている瓶ケ森林道をドライブします。

天気予報は一日中晴れマーク!絶好の登山・ドライブ日和に期待が膨らみます。


前日の夕方に完全復活を果たしたサザエさんからメッセージが届きました。

『急ですが人数に余裕があるなら1名参加をお願いします』と。

『まだ余裕がるので、どうぞどうぞ!』と返すと

『うちのお嬢様をよろしくお願いします!』と返ってきました。

どうやらサザエさん本人ではなく、『魔戸の滝』の時に初参加した、Iさんが参加したいとのとこでした。


今日は集合場所までお嬢様二人をピックアップしていきます。

さっそくコアラお嬢様がお嬢様2号に何やら語っています。

お嬢様   : 『最初に言っとくけど、WOCは年功序列やから!』

お嬢様2号 : 『???』

お嬢様   : 『車の着座で三人並んだときは、一番若い人が真ん中に座るという決まりがあるん!』

お嬢様2号 : 『そうなんですね!了解しました!』

今まで一番若くていつも真ん中の席で揺れる身体に苦労していたお嬢様が、今回年下の参加で

先輩面してうれしそうに話をしています。そんな会話を聞きながら、

(一番若い言うてもな・・・・・50を過ぎたおばちゃん二人が・・・・)と心の中で

思いながら決して口に出すことはせず、執事は運転を続けました。


西条ICを降り途中のコンビニでは、お嬢様が瓶ケ森林道のドライブで飲もうと

今日はビールを冷やしてきたというのを聞いたMさんが、『私も!』といって

ビールを買いました。そして冷やしたスポーツ飲料と一緒に新聞紙に巻いて

嬉しそうにザックに詰め込んでいます。(この時はまだルンルン気分のメンバーでした・・・・)



国道194号線を南に走せると

車中から見える山の峰々には重く雲がのしかかっているのが見えました。

『トンネルを抜けるとそこは・・・』と言いながら寒風山トンネルを抜けると曇り空が一転、

青空になっているのに期待していたのですが、トンネルを抜けても相変わらずの曇天。

さらに一の谷の館から寒風茶屋への林道では路面が濡れているではありませんか!

寒風茶屋でトイレ休憩をしているとトレラン姿の人が登山口を降りてきました。

伊予富士まで行ったけれども、ガスで何も見えなかったとのこと・・・・。

(;´Д`)

わずかな期待を胸に、瓶ケ森林道を西に車を走らせますが、どんどん霧が濃くなるばかり

その内に雨が降り始めました。




本来なら林道登山口辺りからはCMの景色の通り、瓶ケ森林道の全景が見渡せるはずだったのが

『一寸先も霧』の状態です。

先週の山から戻ってザックを干した後、今日の天気予報を信じ切って

雨具もスパッツも詰めるのがめんどくさくなって、今日は雨用の装備は持ってきていません。

他のメンバーもそれに近い状態だったし、笹原の今日のコースはこの霧の中では

全く面白味がなく、逆に苦行になりそうなので、相談の結果伊予富士登山は諦めました。


仕方がないのでそのまま林道ドライブで瓶ケ森方面へ!

相変わらず霧は流れず車の速度も落としての運転が続きます。Mさんは青空の下での爽快ドライブでの

ビールを諦め、薄暗い霧の中でビールを飲み始めました。

『こんなこともあるんやな~』

『セニョさんも今日は4か月ぶりに山に登れているから、呪いは溶けているはずなんやけどな~』

などと言いながら『よさこい峠』まで来ました。

ここから林道を引き返すのも、長沢へと降りて行くのも時間的には変わらないので、

峠から長沢ダムへと降りて行くことにしました。

よさこい峠からの県道40号線も先ほどまでの瓶ケ森林道と同じように、

曲がりくねった道が続いて行きます。先ほどまでビールを飲んでいたMさんが次第に無口になり

目を閉じています。どうやらビールに酔ったのではなく車に酔ってきたようです。

途中には『大瀧の滝』(おおたびのたき)の展望台がありました。

もう30年近く前に冬に訪れた時は、この滝は凍結して氷瀑となっていたのを思い出しました。








大瀧の滝で休憩した後、さらに細い道を下って行くと突然道を塞ぐコーンが!



なんと道路工事のための通行時間制限!



警備員のおじさんがいたのでダメ元で

『通れんのかな?』と聞いてみると、『数分違いやったのにな~』と。

『以前に他のところであった工事の時は通らせてくれたんやけどな』と粘ってみても

どうしても通らせてくれないとのことです。

これもセニョさんの呪いか?



仕方がないので時間待ちをする間、ここで昼食にすることにしました。




私は今日もこのところハマっている蕎麦大盛!




車の中でこれも恒例となった歯磨きをしたお嬢様が、口を濯ごうと車の外へ出てきたのを見て

執事  :  『きたないな~』 と言うと

お嬢様 :  『何が汚いん!歯を磨かん方がよっぽど汚いわ!』と

さらに

お嬢様 :  『おまけにたばこは吸うわ、酒は飲むわ、顔は皺だらけやわ!』

とたたみかける様にして・・・・・お嬢様、何もそこまで言わなくても (T_T)




さてさて、このまま帰っても本当に車で走っただけになるので、どこか立ち寄れる場所はないかと思案。

そしてふと思いついたのが以前に麺法師さんが是非行きたいと言っていた『にこ渕』

『秋ぐらいにどこかの登山と絡めて出かけましょう』と約束していたのに、麺法師さんのいない間に

出かけるのは気が引けますが、ここは背に腹はかえられません!

後ろ髪をひかれる思いで国道194号線に出て、10分ほど南に走り『にこ渕』への林道に入ると

『にこ渕歩道通行止』の看板が!嫌な予感がしますが、

歩道の工事くらいなら、そこは登山部!・・・・・・と思いながら向かうと、ここにも警備員の人が!

『すみません!にこ渕へは降りられませんよ!』




これは絶対『麺法師さんの呪いや!』

いやいや抜け駆けをしようとした私が悪いんです。

(工事は8月中位の事なので、ごめんなさい!にこ渕には秋に絶対麺法師さんと一緒に来ますから!)





助手席にいた山さんが一班のセニョさんに電話を入れると、松山は青空が広がっているとのこと。

一班の様子です!

竜神平



4か月ぶりのセニョさんのバンザイ!



恒例の自撮りでポーズ!



それを聞いて二回続けての通行止めにあった二班のメンバーのテンションは・・・・・。

『二度あることは三度あるやから、絶対最後に何かあるかもしれんな!』と今日の不運を呪いながら

194号を戻って行きます。

『大橋貯水池』を右手に見ながら車を走らせると、途中に『木の根の森』

渡るつり橋が掛けられています。向こう岸へとひとまず渡ってみることに。

このつり橋、結構高さもあって揺れるのですが、足元が安全だと言う事で

高所恐怖症の山さんも渡って行っています。




折り返しでIさんが山さんを怖がらせようと追いかけて行きますが、逃げる山さんに追いつけません!

お陰でつり橋は『揺れるは揺れる!』

後ろからついて行った私が、何だか酔ったような気分になってきました。




反対になぜが先ほどまでぐったりしていたMさんが、急に復活してきました。




今日はここで3週続けてのWOC登山部の記録を更新しました。

それは一日の歩行距離がほぼこのつり橋の200m(往復)という記録です。


つり橋からは山さんの提案で新居浜にある『みんなのコーヒー』に立ち寄ることにしました。

その前に寒風山トンネルを越えた西条市側で、お嬢様が『名水』を汲んでらっしゃいます。

トンネルを抜けて直ぐにある麺法師さんお勧めの名水ではなく

この場所の名水でないとダメだというお嬢様。しかも3カ所ある汲み口の一番北側にある汲み口で

ないとダメだとおっしゃります。さすがお嬢様です。こだわりが半端ないです! ( ゚Д゚)

そして大きなペットボトルに二本も入れた手提げ袋を持ってお嬢様が

『あ~重たい!』と宣っています。

自分はか弱いので、車の後部座席にはよう持ち上げられないとアピールしてきますが、

そこは『硝子の腰』の執事は、前々回のちち山から下りて来た時に

ギックリ腰気味になっているので、聞こえないふりをして無視をしていると

お嬢様2号が力強く持ち上げて、苦にせず後部座席に運んでくれました。

『ありがとうございますお嬢様2号。今度からサザエさんと交代して、

私はお嬢様2号の執事となります!』 のでサザエさんよろしくお願いいたします!

(えっ!お断りしますって。先日、山さんにもお願いしたら荷が重すぎると断られました。

私はずっとコアラお嬢様の執事でしょうか?・・・・ト・ホ・ホ・・・・・!)




その後、西条市から新居浜市内に入り市内を抜けようとした時に道を間違え、

スマホを見ながら元の道に戻ろうと左折をすると、

『な・な・なんと!今日三回目の通行止め!』







メンバー全員、もう笑うしかないです!

『二度あることは三度ある』 昔からの言い伝えはさすがです。

前日に自分は参加できないのに、お嬢様2号の為に連絡をとってくれたサザエさんが、

お嬢様2号に何度も『感謝しろよ・感謝しろよ』と恨めしそうにメッセージを送ってきたと言います。

ひょっとすると、そのサザエさんの呪い!かもしれません。



新居浜市の東の端に、『みんなのコーヒー』は海沿いの県道13号線から

海側に少しだけ北側に入った場所にありました。

黒い壁に白い鋼板の屋根の平屋のこじんまりとした可愛らしいお店。

店内に入ると入り口と反対側は大きな掃き出しの窓から、向かいの大島と青い海が見えます。







さっそく山さんのお勧めのコーヒーアイスクリームとブレンドコーヒーを注文しました。










瓶ケ森林道で24度だった気温がやはり平野部に下りてくると、

その温度差に余計な暑さを感じていた中、

涼しい店内で美味しいコーヒーを飲みながら、まったりとした時間を過ごしました。

コーヒーを飲み終わり目の前の防波堤まで出てみると、青空が広がっていました。













今回の山の天気は先日の迷走した台風12号の影響が残っていたのかもしれません。

そのお陰で、同じように山の中を迷走した登山部二班でしたが、

300㎞近くも運転してくれたIRIBITOさんには本当にお気の毒でしたが、

こんな日もあっていい思い出と経験になりました。

そして昔山の会の人が『弁当忘れても雨具は忘れるな!』と言ったのを思い出し、

胸にまた刻んだ一日でした。


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WOC・登山部 2018.07.25 寒風山

2018年07月26日 | 四国の山
このところの猛暑・酷暑が続き、昨日の最高気温は36度超えという

以上な気温が続く中、今日も登山部は歩いてきました。但しやはり部員の体調が心配なので

(前回先輩は顔面から前に転び、Nさんも笹道で足を滑らせ、麺法師さんも足を痛めた)

『困った時の寒風山』(行き先を思案した時、寒風山なら間違いない)

なら高度差もさほどなく標高もそこそこあるので、

山頂はこの時期でも少しは涼しいと思い、出かけてきました。


前回はWOC・登山部最高の参加者14名を記録しましたが、今回も違った記録を

更新しました。それは男性3名に対して女性5名という構成です。


今日はかしまし娘の長女・先輩と三女・お嬢様が参加。

当然執事は二人を集合場所まで送り迎えをまずは担当します。

お嬢様は前回に続いて今回は、三段重ねの蕎麦を凍らせて来たと先輩と後部座席で話をしています。

それを聞きながら、(上下に挟まれた二段目は溶けにくいやろな~)と一人にやけていました。

集合場所から豊浜SAで残りの二人をピックアップして寒風茶屋に着いたのが9時過ぎでした。




9時20分登山口をスタート。いつものようにいきなりの急登です。

先頭集団は賑やかにおしゃべりしながら登って行きます。前回のレポートで『愚痴が酷い』と書いた

のを気にしているのか、今日はお嬢様は静かに登っています。







日差しは木々に遮られていますが、既に額からは滝のように汗が流れています。

鳥の鳴く声がそこら中から聞こえてきます。

その内お嬢様が

お嬢様 :  『汗が酷くなってきたから、ザックからタオル出してくれん!』

執事  :  『ハイ!かしこまりました!』

背中のザックのファスナーを開けて、一番上にあるタオルを出して渡すと、

お嬢様 :  『違う!赤いタオルの方! (; ・`д・´) 』

執事  :  『も・も・申し訳ありません!』


手渡したタオルを首にかけ歩きだそうとした時、私の顔を見て『凄い汗やよ』と言って

タオルを忘れた私に、まだタオルがあるからとザックの中で凍ったペットボトルを巻いていた

タオルを貸してくれました。冷えたタオルを首に巻くと気持ちがいい!

苦節〇〇年、執事はうれしゅうございます。




急登が終わろうとする頃、

お嬢様 :  『あ~疲れてきた!』(週末に遍路歩きをしているせいか?)

       『やっぱり二日間では回復せんかな?』

執事  :  『ハイ!年が年ですから・・・・・お嬢様。』


樹林帯をそろそろ抜けるころに前を歩いていた山さんが、

『汗が出切るまでやっぱりしんどいなぁ~』と言いながら最後尾に下がってきました。

では私が執事、山さんが下僕と言う事で・・・・お嬢様の後ろを歩いて行きます。




綴れ折れの道から尾根の下を回り込む道になると足元は笹の道になります。

毎年夏の時期ボランティアで橋本さんが笹を刈ってくれているのですが、

今年はまだの様です。(桑瀬峠から寒風山への途中の梯子やロープもすべて橋本さんの

ボランティアで設けられています)


桑瀬峠まではスタートから55分。ほぼコースタイムで到着しました。

峠ではいつものように風が吹き抜け、汗を掻いた体に涼風がとても気持ちがよく

水分補給のしばしの休憩です。




桑瀬峠からもしばらく笹の道が続きます。いつになく伸びた笹ですが先週のちち山に比べれば

足元もまだ見えて、それほど苦にせず歩いて行けます。




峠からの途中、尾根の東側から西側に回り込むと、山頂手前の岩壁が見渡せます。

この先も尾根を右に左にトラバースしながら進んでいきます。

この辺りから足元に小さな花が目立ってきます。







ヒヨドリバナ



シモツケソウ



段差のある岩場ではステンレスの立派な梯子が掛けられ(最上段には危なくないように手摺まで

付けてくれています)、先ほどまでの笹道歩きと違ったワイルド感も出てきました。




お嬢様も苦も無く登って行きます。(但しストックを持てと度々執事に指示が出ますが)




途中で一番目についたのがシモツケソウとこのイワキンバイ



途中の見晴らし台では正面に伊予富士と周辺の峰々が見渡せます。




山頂直下の鞍部の手前では、このコースで一番長い梯子がかかっています。

この辺りもあちらこちらに花が咲いています。Mさんも写真を撮るのに夢中です。

その上で少しビビっているお嬢様。




西側が谷筋になっている場所では涼しい風が吹き上げているので

一息入れるのにはもってこいの場所です。




足元に岩がゴロゴロし始めると、いよいよ樹林帯も終わりになり、森林限界となります。







その急坂を上り切るともう少しで山頂。また笹道が始まります。

桑瀬峠から見るとガスがかかっていたので、展望がなかったら・・・・と心配しましたが

雲が広がっているものの青空が広がり、気持ちのいい笹道歩きです。







お嬢様 : 『山頂はどこ?』

執事  : 『あの岩の向こうです!』

お嬢様 : 『いつももう少し、あと少し言うてウソつくからな!』

執事  : 『ハイ!ですから向こうです!』




相変わらず明るく元気な『登山部乙女強者隊!』







この暑さにもかかわらず山頂直下の笹原は濃い緑で生き生きしています。

そのせいか空の青さもまた違った空色に見えます。







峠から山頂へもほぼコースタイムで到着しました。




雲が多いせいもあってあまり遠くまで見渡せませんが、吹く風も心地よく

汗をたっぷり掻いて登ってきた甲斐がありました。













今日は皆さん麺類のお昼が多いようです。

暑いこの時期はご飯類よりも麺類の方が喉を通りやすく、普段だと飲み干さない汁も

汗を掻いた体にピッタリの塩分摂取ができ、最後に一気に飲み干します。







お嬢様も例の三段重ねの蕎麦を取り出しましたがやはり2段はほぼ凍った状態です。

他の人の味噌汁用にお湯を沸かしていた私に

お嬢様 : 『も~凍っとる!これにもお湯かけてよ!』

執事  : 『ハイハイ、承知しました。』

ところが麺にはすでに汁を掛けているではないですか。少し遠慮気味にお湯をかけて手渡すと

お嬢様 : 『全然溶けてないやんか!お湯かけたん!』

二つ目の椀の中の麺はさらに凍っています。でもこれも汁を入れてしまっていたので、

お湯を掛けずにしばらく陽に当てて置いてから手渡すと

お嬢様 : 『お湯かけてないやんか!』

執事  : 『でも汁が薄まってはいけないと思いまして。』

お嬢様 : 『私は薄くなってもかまんの! (; ・`д・´) 』

ここはグッと我慢のしどころです。

最後の椀の麺をガリガリと音を立てて食べるお嬢様を横目で見ながら、

(お嬢様、蕎麦は喉ごしで頂くものです、けっしてかじるもんではないですよ!)




山頂での記念撮影をした後、もとの道を下って行きます。山頂北側を回り込んで笹ヶ峰への

道が続いています。

ここから笹ヶ峰までの道はWOCはまだ未踏の道です。いつかはまた歩きたいとな!










帰りは最後尾で往きに写せなかった花々をのんびりと写しながら歩いて行きます。

トゲアザミ



シコクフウロ



ナンゴククガイソウ






途中でお花畑に寄り道をします。

この時期岩場に沢山の花が咲いている見所の場所です。花畑の入り口で、

お嬢様 :  『どんなところなん?大丈夫かな?』

執事  :  『ん・・・・ん、たぶん?』

お嬢様 :  『ウソや!私ここで待っている!』

私が返事をした後にニヤと笑ったのをお嬢様は見逃さなかったようです。

途中まで行って高所が苦手な山さんも戻って行きました。

先に行った乙女強者隊からは何やら悲鳴なようなものが聞こえてきました。

途中は左側が切り立った崖。元気なOさんも慣れないせいで腰が引けています。







なんとか花畑の中間に着いた強者隊も、岩にしがみついて離れようとしません。

他の人が立ち止まっいているのに、一人だけさらに先の岩までMさんは平気で登っています。

『最強乙女強者伝説』の始まりです!







いつもに比べると花は少なめですが、あちらこちらで岩の間から

可愛らしい花が顔をのぞかせています。

タカネマツムシソウ



コウスユキソウキ



タマガワホトトギス



花畑の入り口まで戻ると、皆さんが口をそろえて『怖かった~』と言っています。

その話を聞いてお嬢様が『やっぱり!』と言って睨んできました。

下りが苦手なお嬢様も、このところのトレーニングでそこそこのペースで歩いていますが、

やはり急な岩場とか梯子では途端にペースが落ちます。



ヤマアジサイ



花畑の岩場を楽しんだ後、桑瀬峠までは珍しく?隊列を組んで歩きます。










最近ずっと思っていたのですが、お嬢様の帽子と日よけの間から出ている後ろ髪が、

なんとも犬の尻尾に見えて仕方がありません。




桑瀬峠に着くと登山口まではあと一息です。
















峠から登山口までもおしゃりしながら道標に書いてあった時間通りに到着しました。




さすが『困ったときの寒風山』。

急登から始まり樹林帯、途中の岩場と梯子そして笹道と笹原山頂。変化にとんだコースで

途中に咲く花々を眺めながら、飽きることなく急ぐことなくのんびりと歩けるいい山です。


帰りの車中では、西条市内のコンビニに着くまで静かだった先輩とお嬢様が

(コンビニに着くまでは死人のような先輩でしたが)



最近のルーティンでビールを買った後はゾンビが蘇り、

他の人の会話が聞き取れないくらいに騒がしくなりました。

最後には私執事のお迎えが悪いと言い出し(家の前まで迎えに来いと!)

誰のお陰でビールが飲めよると思っとんじゃ!と声を出して言いたい気持ちを抑えながら

ビールとおつまみのスルメの匂いがプンプン漂う帰りの車中。


集合場所まで戻り二人が乗り込んでくると、気を使ったのか先輩がビールのロング缶を

送迎のお礼にと助手席に置いてくれました。

お嬢様を自宅で降ろし今日は先輩も自宅に送り届けた後、

もらったロング缶を手に取ってみると、缶がなにやらベトついていました。

缶を座席に置いて、ベト付いた手を匂ってみると強烈なスルメの匂いが!

『先輩! (;´Д`) 』

(花の名前については自信がありませんので、あしからずです)
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WOC.登山部 2018.07.18大永山トンネル~ちち山の別れ・ちち山・笹ヶ峰

2018年07月20日 | 四国の山
甚大な被害の出た大雨の後、これでもか~と云ううくらいの猛暑が続いています。

先週は標高が低かったせいで暑さにばててしまった感があったので

今週は高いお山に出かけることにしました。

『大永山トンネル』南から『大坂屋敷越え』そして

『ちち山の別れ』・『ちち山』最終は『笹ヶ峰』を目指します。

但し今回はWOC登山部過去最高の14名の参加となり、体力・脚力のバラツキが予想されたので、

 うさぎさんチームは『笹ヶ峰』、 亀さんチームが『ちち山』、

そして コアラさんチーム(絵が違いますが)がちち山の別れを目的地に設定しました。

ちち山の別れまででも尾根に出れば三方に続く稜線が見渡せて、夏山気分を味わえるはずです。


いつものように集合場所までのコアラお嬢様と私執事の会話。

お嬢様 : 『今日ね、お昼に冷麺を食べようと思って!』

執事  : 『へえ~!』

お嬢様 : 『冷たいの食べたかったから昨日から冷蔵庫で凍らせてきたん。』

      『その写真をFBに載せようと思ったけど、また姐さんに、あんたの食べ物なんて
 
       どうでもエエわ~って言われたらいかんから、止めた!』

執事  : (溶けずに凍ったままやったら面白いのに)

      『でも、溶けんかもしれんで』

お嬢様 : 『その時はIRIBITOさんにお湯を貰って溶かすもん!』

執事  : 『そうやな~!(溶けんで食べれんかったら絵になるな~ヒ・ヒ・ヒ~!)』



大永山トンネルの南側で標高1,000m弱。車を降りるとやはり少し空気感が違います。

それぞれ身支度をして8時30分にスタートです。




すると初っ端から、かしまし娘の長女の先輩がやってくれました。

西部劇に出てくるガンマン、いや銀行強盗?




トンネルの横から林道に沿って歩くと直ぐに登山口です。

以前は錆びて朽ちそうな標識が新しくなっていました。




この登山道は別子銅山の『炭の道』。この道を使って銅山で使う大量の炭が

運ばれていました。道の脇に残る石垣が当時の面影を残しています。







うさぎと亀さんチームはグイグイと登って行きます。次第にコアラさんチームとの間が開いてきました。

と言ってもその時々でチーム編成は変わっていきます。それぞれのペースで歩くのが大事です。

ここで執事は大切なことに気づきました。『お嬢様の姿が見えない!』

しばらく立ち止まってコアラさんチームを待ちます。少しするとお嬢様が現れました。




大岩の横には小さな滝。その大岩を回り込み上に登ると沢沿いの道になります。







普段からそんなに水量のない沢ですが、先日の大雨のせいか倒木が流れてきて

荒れた雰囲気になっています。道を間違えないようにテープを確認しながら歩いて行きます。




沢を過ぎると杉林の急登が始まります。これを登りきると大坂屋敷越えです。

所々でお嬢様も少し苦戦をしています。少し前には亀さんチームの姿が。

うさぎさんチームは声はすれども姿は見えずです。










大坂屋敷越えの手前の分岐を標識に沿って笹ヶ峰方面を目指します。

尾根に出ると北側からとても涼しい風が吹き上げてきました。

今まで掻いた汗が一気に冷えるくらいの涼しさです。

ここでしばらく涼風を浴びながら水分補給の休憩です。亀さんとコアラさんが合流しました。







標識からは1261mのピークの下を巻くようにして道が続いています。

以前からの土砂崩れでザレた道をトラバースします。




このザレ場を渡り進んでいくと尾根道になります。足元には少しづつ笹が広がってきました。

最初は緩やかだった登りも次第に急になってきます。

途中で大きなヒメシャラの木が赤い木肌に眩しいくらいの緑の葉を広げていました。








それでも尾根道では先ほどと同じように所々で北側からの涼しい風が吹いてきます。

歩いては立ち止まり風を感じてまた歩くの繰り返し。

急坂が終わると日本庭園とブナの森に着きました。苔むした岩々が広がり、その周りには

ブナの木々。そしてこのコースのシンボルの大ブナ。
















ブナの木が日差しを遮ってくれて休憩にはもってこいの場所です。

後続を待っていると4年ぶり2回目の参加のサザエさんが、

サザエさん  :  『前回みんながボトルホルダーしているのを見ていいな~と思って

           買いに行ったら以外に高かったので、Iさん(前回初参加)が手作りしてくれた!』

と言って胸元のボトルホルダーを指さしました。

サザエさん  :  『でも、手づくりしてくれたんは凄くありがたいんやけど、一つだけ難点が・・・・!』




ピッタリサイズの上に、ストラップの位置が高くてファスナーが降りきらず、

1回では取り出せな~い! ( ゚Д゚)  


この大ブナを過ぎると、三角点(迫割:四等三角点)の『獅子舞の鼻』です。

ここで今日初めて展望が広がっています。笹原が見えるのは『平家平』かな?







獅子舞の鼻辺りからコアラさんチームも二つに分かれ、さらに後ろに後続がチームができました。

名付けて  蟻さんチームです。

獅子舞の鼻から一旦下って登り返しの手前で迷いやすい箇所があったので、

ここでお嬢様と二人で蟻さんチームを待つことに。

しかしいくら待っても蟻さんチームがが現れません。

仕方がないので迷いそうな道を木の枝で塞ぎ、

踏み後の薄い方の道にウェットティッシュを枝に引掛け目印にして、先に進むことにしました。

足元はどんどん笹が濃くなり、樹林帯も終わろうとしています。

尾根の北側から尾根を乗り越えガスが登ってきています。




慣れない笹道にお嬢様のペースも落ちてきました。

この辺りからコアラさんとサザエさんチーム。

そしてコアラお嬢様と執事チームに完全に分かれてきました。




樹林帯を抜けると目の前には笹原が広がっています。そのピークが『ちち山の別れ』です。

そして『平家平』と『冠山』の稜線が見えます。

遮るものもなく、日差しが強くなったこの辺りからお嬢様の小言が増え始めました。






お嬢様  :  『あ~暑い!』 『疲れた~!』

執事   :  『上の方にガスがかかってきたから、あそこまで行くと涼しくなるわ~』

        『でもガスがかかったら景色が見えんからな~』

お嬢様  :  『景色なんかどうでもええから、涼しい方がいい!』
 
執事   :  『山に来て景色がどうでもよかったら、家でエアコンかけておった方がええやんか!』


笹は腰より上になってきて、お嬢様のペースがますます落ちてきました。

一緒に歩くと小言を聞き続けることになるので、付かず離れずで歩いて行きます。







ちち山の別れから笹原支尾根は前回歩いた時には、笹が刈られていて歩きやすかったのですが

今日は足元が全く見えずに、時折の段差や窪みに足を取られます。

すると上の方から山さんが下りてくる姿が見えました。




お嬢様は疲れ切ったご様子で、とうとう腰を降ろして

お嬢様  :  『今までで一番しんどいかもしれん!』

        『お腹が空いて、もう動けん!』

執事   :  『お嬢様、ほらあの木の上ちち山の別れですよ!』

お嬢様  :  『ちち山の離れまで行かんでいい!』

執事   :  『お嬢様、離れではなく別れですよ!』

お嬢様  :  『そんなん、もうどうでもいい!』




しばらくすると山さんが下りてきました。蟻さんチームからの着信があったけれど

折り返しても圏外なのか電話に出ないので、心配なので見に戻ると言う事です。

山さんには悪いのですが、先に進んでいるチームがあるので、

蟻さんチームは山さんにお任せしました。




お嬢様はすでに農作業する腰の曲がったおばあちゃんのような状態になっています。

振り返ると雲の上の向こうに『法皇山系』の峰々が並んでいます。







青い空に白い雲そして緑の笹原。申し分ない景色ですが、お嬢様にはそれどころではないようです。

『ガンバレ・ガンバレお嬢様!』 『あと少し、もう少し!』

となだめすかしながら進みます。










ちち山の別れの手前の木の下では、コアラさんが本当にコアラのような

恰好で腰を降ろして休んでいました。

先にはすでにサザエさんが着いているはずです。

前回に比べて断然元気なサザエさんと、少しバテ気味なコアラさん。

尾根を境にまるで生き物のように雲が流れうごめいています。これぞ夏山!といった感じです。




なんとかコアラさんチーム4名がちち山の別れに着きました。サザエさんは随分と待っていたようですが

一人ではちち山までは・・・という事で、今回はここまででいいと言ってくれました。

ではコアラさんチームはここで昼食とします。




笹に埋もれるように腰を降ろしても、笹が刈られた登山道を通って

涼しい風が通り抜けていきます。日差しも思ったより強くはありません。

お嬢様は待ちに待った冷えた冷麺を取り出しましたが、予想以上に解凍が進んでいません。

半分凍った冷麺を食べながら、

お嬢様  :  『寒くなってきたわ~!』

執事   :  『え~!さっきまで暑い暑いと騒いでいたのに』

お嬢様  :  『だって、ほんとに寒いんやもん!』

執事   :  ( (~_~;) いっそうの事、冷麺と一緒にここで凍っとったらえんじゃ!)




ゆっくりと手のぬくもりで冷麺を解凍しながら食べているお嬢様を後に、

せっかくなのですぐ目の前に見える小ピークまで登ってみることにしました。

後ろから余力のあるサザエさんが付いてきています。

小ピークのトラバース道から笹をかき分け笹を握りながら直登をしていきます。

息を切らして登って行き振り返るとサザエさんの姿が見えません。

小ピークからはガスのかかった『ちち山』と『笹ヶ峰』から『寒峰』に続く稜線。

後ろには『冠山』から『平家平』への稜線が続いています。

景色を見終わり踏み跡をたどって戻って行くと、下からサザエさんが登ってきました。

先ほどの直登を避けて、正規の道を歩いてきたようです。







清々しい山の景色にさわやかな鳥のなく声と見苦しいおっさんの喘ぐ声です。




サザエさんと一緒にもう一度ピークに戻って、二人で景色を堪能した後、

コアラさんとコアラお嬢様の待つ、ちち山の別れへと戻ります。

戻ってみるとコアラさんは昼寝中。コアラお嬢様は寒いと言って帰る準備をしています。

この時うさぎさんチームからメッセージが届きました。

『ちち山で昼食。笹ヶ峰までどうしようか?』という内容です。

笹ヶ峰までは往復で3㎞と伝えると、『行ってきます!』と返事が返ってきました。

この時、亀さんチームはやっと『ちち山』に到着したようです。


よほどちち山の別れでの涼風が気持ちよかったのか昼寝をしていたコアラさんが

『このままうさぎさんチームが戻ってくるまで昼寝がしたい!』というので

『何よんですか。うさぎさんチームを待ってたらさらに遅れて降りないかんのやから!』と

なだめて重い腰をあげさせました。(サザエさんとお嬢様はすでに降りて行っています)

今日は抜群の景色に元気をもらい、それと引き換えに2頭のコアラさんには・・・・・・・・。







膝の悪いコアラさんの下りのペースに合わず、お嬢様の事も気になったので

コアラさんを追い越して先に進むんで行きました。

案の定足元の見えない笹道にお嬢様が苦戦をしています。










でも今日はサザエさんが前を歩きながら立ち止まっては振り返りしながら

しっかりとサポートしてくれています。







下りの途中でもお嬢様が

お嬢様  :  『今、どれくらい!』

執事   :  『お嬢様、まだ1/3くらいですよ』

お嬢様  :  『え~まだそれくらい?』


しばらく歩くと

お嬢様  :  『もう半分来た~!』

執事   :  『いえ未だでございます。』

お嬢様  :  『え~石鎚よりもしんどいわ』

執事   :  『お嬢様、それは先週もお聞きしましたよ!』


このまま行くとずっとお嬢様の愚痴を聞くことになるので、サポートはサザエさんに任せることにして

一服すると言って距離を置くことにしました。







獅子舞の鼻を過ぎ、大坂屋敷越えに着くと蟻さんチームと合流しました。

往きでとても涼しく休憩した場所です。あまりの時間を待ったため

随分と体が冷えてきたそうです。







最終的にはうさぎさんチーム4名笹ヶ峰到達。亀さんチーム3名ちち山到達。コアラさんチーム4名

ちち山の別れと小ピーク到達。蟻さんチーム獅子舞の鼻からの鞍部到達という結果になりました。

コアラさん蟻さん合流チームがトンネルに帰ってきたときには7時間経過していました。

暑い登山道から下りてきたときに、トンネルを吹き抜けてくる風が

なんと冷たく気持ちの良いことでしょう。一瞬でクールダウンができました。







その頃亀さんチームの姐さんが、ジェイソンばりのクールマスクをつけて

後ろからくるあみちゃんを木の陰に隠れて驚かせていたそうです。




少し間を置いて亀さんチームが到着しました。




そして最後に笹ヶ峰まで歩いたうさぎさんチームが疲れた様子で帰ってきました。

今回、それぞれのチームでそれぞれのドラマがあったようです。

まずは3つのチームの予定が4つのチームに分かれた事。うさぎさんチームでは先輩が笹原で

顔面から転んでしまったこと。亀さんチームの麺法師さんが足を痛めた事。

あみちゃんがずっと『明日仕事にならんわ!』と言いながら下っていたことなど、

まだほかにも枚挙にいとまがない今回の山行でした。(一緒に行動できなかったのでレポートにするには

無理がありました。)

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WOC・登山部 2018.07.11エントツ山~魔戸の滝

2018年07月13日 | 四国の山
今週のWOC・登山部の企画は随分と悩みました。

先週のように台風の後、登山口(寒風茶屋)までが土砂崩れで通れず

引き返した苦い思いがあり、まずは登山口までの車のアプローチが

問題ない所。さらに登山道も沢沿いなどは荒れている可能性があるので

出来るだけ尾根を歩くコース。

で!思いついたのが山根公園からエントツ山、そして尾根道を歩き犬返しまで歩き

一旦、魔戸の滝まで降りて石ケ山丈まで登って、沈砂池そして下山という

コースならまず問題ない?と思いつきました。

ただ魔戸の滝から石ケ山丈までの間の這い上がりが一番気になり、

週末にエントツ山さんに電話をして、様子を聞くことに。

するとエントツ山さんが月曜日に新居浜の実家に帰るので、そのコースの

『様子を見てきてあげるわ!』と言ってくれました。

でも普通に歩いても5~6時間かかる道を、気軽に裏山でも見に行くみたいに

下見に行ってくれるなんて、さすが!エントツ山さんです。


そして週末の甚大な被害の出た大雨の後、月曜日の夜にエントツ山さんから

予定しているコースは問題ないと連絡が入りました。しかも分岐などで迷いそうな

場所には木で塞いでくれているとの事。

『ありがたやーありがたやー!』 これからエントツ山

さんの家の方角には枕を向けて寝られません!


これで安心して今日のコースは歩けるという事で、いつものように集合場所までの

途中でお嬢様をピックアップ。そして次に姉さんをピックアップする為に自宅に向かいました。

少し時間が早いのでお嬢様が自宅に着く前に姐さんに電話するのですが、一向に出ません。

その内自宅に着いたので車からお嬢様が降りてインターホンを鳴らすのですが、

家の中で鳴っている様子がないと戻ってきました。

お嬢様  :  『普通インターホン押したら、中で鳴っている音が聞こえるわな』

        『全然家の中で鳴っている音が聞こえんのやけど』

        『家の中で姐さん死んどったら、どうしよう!』

それを聞いて浮かんできたのが『独居老人、孤独死』(笑)

もう一度再チャレンジで、今度は玄関のドアを叩くと、何食わぬ顔をして姉さんが出てきました。


今日はいつものメンバー+4年ぶりの参加だというサザエさん(本日命名)と

その同僚のIさんが初参加です。

今日は6:3人に二台に分かれて登山口の山根公園に向かいました。





今日は梅雨明けの青空が広がっています。麺法師さんが紫外線対策にUVカットのクリームを

塗っています。その仕草が可愛らしくて周りの笑いを誘っていました。




公園の駐車場を8時25分にスタート。

まずは遊歩道をエントツ山まで歩いて行きます。

でも遊歩道に出るまでの急坂ですでに汗が噴き出ています。

木々に覆われ日差しも当たっていないのに、湿度が高いせいでしょう。

これから先が思いやられます。

尾根に出ると分岐を右に折れ、しばらく歩くと目の前に煉瓦つくりの立派なエントツが

目の前に現れます。




さっそく姐さんがスパイダーマンを気取っています。







広場からは北に新居浜市街が見渡せます。




エントツ山(生子山)を見学した後は、先程の道を戻り幅の

広い道を登って行くと『大山積神社奥宮』があります。

この奥宮の裏手から登山道が始まり杉林の中をジグザグに歩いて行きます。



意外と急な登りが続いています。

この坂を登り切ると『庄司山城址』






城址から少し歩くと最初の鉄塔。もう先程いたエントツ山のエントツが

小さく見えます。







途中で三体の石仏。中央は千手観音像かな?




ここからは小刻みにアップダウンが始まります。

久し振りの参加のサザエさんが、結構お疲れモードです。

小さな岩も何ヶ所か乗り越えます。







国道47号線と国領川が寄り添うようにして、蛇行しながら続いています。

その一番奥には雲の上には、ちち山がチョコと頭を覗かせています。







元気な先頭集団とは少しずつ間が空いていきますが、後続の様子を見ながら

少しペースを落として歩きます。




3つ目の鉄塔を過ぎると『犬返し』まではあと少しです。

羊歯の道では、ここのところの定番の親父ギャグの

『大信田礼子や!』が飛び出しました。






最後の坂を登り切るとやっと『犬返し』に着きました。

ペーコさんの鐘も健在です。







狭い犬返しのピークは今日の人数だと満員列車状態です。

麺法師さん恒例のバンザイ!




今までのピークで休憩の度に『ここが目的地?』と

聞いてきたお嬢様が、ここでも『ここが山頂?』と聞いてきます。

(いえいえお嬢様、これからがお嬢様の出番です!ふ・ふ・ふ〜!)

ザックを降ろして休憩した後、ペーコさんの鐘を鳴らして

いよいよ今日のコースの核心部へと向かいます。

最初の岩場で前を歩くお嬢様さまが、振り向いて何も言わずに

ストックを持て!と渡してきました。

ハイハイ執事のお役目でございます。



これくらいの岩場では物足りない『登山部強者乙女隊』

何故か『松ノ木ばかりが松じゃない!』

歌いながら余裕で降っていきます。

登りでは息を切らせて愚痴っていたⅠさんも岩場は楽しいようです。







お嬢様 : 『犬返しって、犬も歩けんで引き返したんやろ』

    : 『小梅ちゃん(お嬢様の愛犬)がよう行かんようなところ私はよう行かんわ〜!』


執事  : 『最近どんどんレベルアップしてるから大丈夫や!』

(口を動かす暇があったら脚をうごかせ!)




そして最後の3mほどの岩場の手前で、覗き込んだお嬢様が私を

睨みつけてきました。『え~!こんなところよう降りん!』


それではお嬢様の勇姿をご覧ください!

題して『犬返しならぬコアラ返し!』










鉄板の上でひっくり返されたお好み焼きのようになったコアラお嬢様(笑)でしたが、

何とか無事に今日の難関を通過出来ました。




犬返しの岩場をクリアした後は、『種子川山 三等三角点』




さらに進むと尾根の東側が大きく崩れた崩壊地にでました。

今日のコースで一番見晴らしの利く場所です。













眼下には水量の多い種子川が白い帯のように流れ、

その向こうには『下兜山』かな?

崩壊地から先には林道が続いています。坂道の途中で姐さんが

可愛らしいポーズをしています。何やらアキレス腱を伸ばして

いるそうです。手ほどきを受けるのですが、肉離れの太腿の裏側がまだ痛みます。







登り坂から下り坂になると、道は土からコンクリート道に変わります。




コンクリート道を下りきると今度はアスファルト道。

右に折れて『魔戸の滝』の駐車場へと歩いて行きます。

時折道の横の川から涼しい風が吹いてきます。




駐車場でひと息入れた後、奥の階段を滝へと登って行きます。




遊歩道の横を流れる川もすごい勢いで水が流れています。

奥からは地響きのような音がどんどんと強くなってきます。




前回、『アメガエリの滝』を見た後、麺法師さんと

『あの滝を見てしまったら、ヘタな滝は見られんな』などと

言っていたのですが、目の前に現れた『魔戸の滝』を見た瞬間、前言撤回撤回です。




元々落差のある滝に凄まじい勢いで落ちてくる水。

そして飛び散る飛沫に舞い上がるミストと風!

先程まで火照った身体が一気にクールダウンしました。





途中で魔戸の滝でお昼にしようと言っていたのですが、

台風の中でお弁当を広げるようなものです。

ここは一旦先程の駐車場まで戻ってお昼にします。








駐車場では各々が木陰の下で腰を下ろしてエネルギーチャージ!

ただここまで予定の時間をかなりオーバーしているのと、

この暑さで『強者乙女隊』以外のメンバーがバテているので、

計画していた『石ケ山丈』への這い上がりは断念する事に。

『エントツ山さん、ごめんなさい!』 せっかく下見をしてくれたのに‥‥!

帰りも、もと来た道を戻るのとこのまま林道を下って行くのと

二者選択があったのですが、あっさりと林道歩きを選択。

ただ団体行動は全員の体調と安全が最優先です。







道に沿って続く種子川は、これだけの雨の後なのに、

全く濁っていなくて透明度が高く、上から覗き込むと冷たささえ感じられる流れです。










ほぼ下りの道とはいえ、やはりアスファルトの上を歩くのは

じわじわて足にこたえてきます。足をかばってか腰のあたりに違和感を感じ始めました。










魔戸の滝から約7㎞。土の上を歩くのと違って、

やはりアスファルトの下道歩きは随分と疲れます。やっとのことで高速の横に着きました。






高速の下をくぐって西に歩いて行くと車を停めた山根公園に着きました。

それにしてもこの暑さ、たっぷりと掻いた汗で首にかけたタオルはビショビショです。

最終目的地の石ケ山丈は断念したものの、魔戸の滝のマイナスイオンをたっぷり浴びて

一応皆さん満足してくれたかな?

やはりこれからの季節は、1,500m以上の山を歩かないと、まずは暑さに負けてしまいます。


さぁ~帰ったらビールがうまいぞ!と思いながら帰りのコンビニでは

姐さんとお嬢様がさっそくビールを・・・・・! その横でノンアルコール・ビールで我慢・我慢。

姐さん : 『いや~!山から下りてクーラーの効いた中でのビールは最高やわ!』

お嬢様 : 『ほんま、こんな最高なことないな~!』

執事  : 『ト・ホ・ホ・・・・・!』
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WOC・登山部 2018.07.04寒風山・笹ヶ峰撤退

2018年07月05日 | 香川の里山
ここのところ天気予報とにらめっこの日々が続いています。

先週の木曜日の次点では今日は晴れマークでしたが、週末には思わぬ伏兵が

現れました。その名もプラピルーン(台風7号)です。

晴れを予定して今回は寒風山~笹ヶ峰そして南尾根を下る周回コースを企画したのに

どんどん天気予報は怪しくなってきました。

ただ久しぶりに12名ものエントリーがあったのでギリギリまで遂行の判断を

しかねたのです。前日の天気予報は日本気象協会は小雨、ウェザーニュースは曇りに

なっていたので、ここはウェザーニュースにかけてみることにしました。

いつものように丸亀で集合して、いつものように善通寺のコンビニでまずは朝ご飯の

仕入れを・・・・・。でもここから事件は始めりました。

まずは1台目の『親鳥チーム』は豊浜SAで残りの二人を

ピックアップするために先にコンビニを出発。


【事件簿その1】

2台目の6人を乗せた『ひなどりチーム』も買い物を済ませて

コンビニを最後に出てきた姐さん。すると少し遠くに停めていた車が動き始めていました。

それを見た姐さんは『雨が降っているからコンビニの入り口まで車を回してくれてる!』と

思ったそうです。そこで入り口に傘を置き忘れたのに気づき、取りに戻りました。

傘を手に取り振り返るとガ~ン! (◎_◎;)  な・な・なんと・・・・!

車はコンビニの駐車場を出て、前面の道路で信号待ちをしているではないですか?

後部座席の4人は話が盛り上がって、助手席に姐さんの姿がなかったのに気づかなかったそうですが、

車を運転しているIRIBITOさんが気づかずに車を出したのが信じられません!

信号が変わるまでに姐さんが走って乗り込み事なきを得たようですが、当然姐さんは<(`^´)>‼


【事件簿その2】

『親鳥チーム』が高速に乗り込むと、『川之江JC~大豊IC』までの通行止めの情報が。

でも今日は西条までなのでそのまま『豊浜SA』まで向かいました。

豊浜SAでは集合していたOさんが、何やら警備員の人と話し込んでいます。

するとこちらの車を見つけて慌てて走ってきました。

Oさん  : 『7時から大野原から川之江まで通行止めになるから早く出てください!て言われた』

『え~!でもまだMさんが来ていない!』

いつもなら7時に集合にしていたのですが、今日は余裕をもって7時15分に案内をしたので

まだMさんの姿が現れません。7時10分・・・・15分・・・・16分。その間何度も警備員に

『早く出てください!』と急かされました。

やっと来たMさんが乗り込んで、あわててSAを後に。




SAから川之江JCまでは一台も車が走っていない中

『いったい何やったんやろな~』と言っていると、

後続の『ひなどりチーム』が大野原で降ろされたと電話がかかってきました。

仕方がないので『ひなどりチーム』は大野原から国道を走り、川之江ICからまた高速に乗り込む事に。

(その後の情報で、豊浜SAから川之江JCの間で、法面が崩壊していて通行止めが解除されるまでに

8時間もかかったそうです。)




随分と間隔があいてしまった2台の車。取りあえず寒風茶屋で集合することにしました。

新寒風トンネルまでの国道194号線沿いの川もかなり増水しています。



国道に沿って続く山肌からは、至るところで普段見ることのない滝ができています。


【事件簿その3】

新寒風トンネルまではさほど悪くなかった天気も、トンネルを抜けると雨が降っていました。

『一の谷のやかた』から寒風茶屋までの林道を走って行くと

昨日の風雨のせいか、至るところに木の枝が散乱し途中で山肌が崩れて小さな石が積み上がり

道を塞いでいました。ここは少し大きめの石を避けてなんとか乗り越えることができました。

でも次第にメンバーに嫌な予感がし始めました。

林道の中腹に差し掛かると一台の軽トラックが、少し広くなった路肩でUターンして引き返しています。

すると運転席から下りてきた作業員風の人が両手をあげて大きな✖印をしました。

『この先ががけ崩れでとおれませんよ!』

よく見ると100mほど先で道路がふさがれているのが見えます。

その様子を杉さんが見に行きます。







寒風茶屋まで行けないと山には登れません。仕方がないのでUターンして引き返します。

登山口まで行けずに今回は予選敗退です。

林道を下って行くと『一の谷のやかた』の前で、『ひなどりチーム』や遅れてやってきました。

事情を説明して、取りあえず『道の駅木の香』で作戦会議をすることに。


『道の駅木の香』の前の川もかなりの水量になっていました。




駐車場の前にある周辺の『山歩きまっぷ』の看板を見ながら

今日歩いていたであろう峰々に思いを馳せます。







今日はこのまま香川まで戻り『紫雲出山』でアジサイを愛でる事に

話がまとまり。時間もあるので高速を通らず国道を走って帰る事に。

新寒風山トンネルを抜けるとどんどん天気が回復してきました。

法皇山系から北と南では様子が全く変わっています。




今日のお土産の名水を汲んで帰る麺法師さん。





西条市から新居浜市そして四国中央市を過ぎ、香川に入ると青空が広がってきました。

豊浜の国道は未だ通行止めの影響か、西行きの車が大渋滞しています。


『紫雲出山』に着くころには台風一過の空。

クーラーの利いた車から降りると、むっとする湿気を含んだ空気が漂っていました。

山頂下の駐車場からは庄内半島を取り囲んでいる瀬戸内の穏やかな風景。







駐車場の東側の展望台からは今日も用事で参加できなかったセニョさんのお店が見えます。

定休日ですがお店にいたセニョさんを電話で呼び出すと、お店の前で手を振ってくれましたが、

コンデジの望遠では米粒程度にしか写りません。







さらに写った写真を拡大すると・・・・何とかそれらしい姿が見えます。










駐車場から山頂までは直ぐですが、そこは登山部?ザックを背負って歩きます。(笑)

山頂までの道は見ごろのアジサイの花が咲いていました。これで3週連続のアジサイ見物です。

この紫雲出山のアジサイも赤ちゃんの頭くらいの大きな花(飾り花)







『二等三角点 紫雲出山』は排水桝の中にありました。




山頂の先の展望台でお弁当を食べることに。

『ひな鳥チーム』は来る途中の仁尾で買った名物の『たこ判』を皆で広げています。










お弁当を食べながらここで初めて【事件簿その1】の話を聞き、

結局今日は山に行くなと言う事だったんやと皆で納得しました。


お弁当を食べ終わってひとまずここで解散にすることに。

『親鳥チーム』はこのまま車でセニョさんのお店にお邪魔し、『ひなどりチーム』はやはり若いので

IRIBITOさんが途中まで車を廻し、他のメンバーはこの展望台から三崎まで向かって行きました。



  

『親鳥チーム』の向かったお店では、

セニョさんが美味しいアイスコーヒーを入れて待ってくれていました。

テラスに座って冷えたコーヒーをいただきながら、話す内容は『検診・年金・保険』の話。

やはりさすがの?『親鳥チーム』です。




片方でそんな会話をしている中で、『ひなどりチーム』は三崎までの道を楽しんでいました。













行き帰りの車中、展望台でのお昼、そしてセニョさんのお店となんだかおしゃべりを

ずっとしていた一日でした。

台風一過の天気は判断がなかなか難しいですが、山歩きの時だけでなく

そのアプローチまでの道の安全も考えなければと、色々と勉強になった日でした。
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WOC・登山部 2018.06.27大川原高原・旭ケ丸・高鉾山

2018年06月27日 | 香川の里山
今週の登山部の山行を企画した時には、降水確率40%でした。

ちょっと微妙な天気なので今回は2プランを企画。

当日雨が降らなければ大川原高原から旭ケ丸(四国百名山)そして

高鉾山まで足を延ばすプラン1。

プラン2は雨が降れば、大川原高原のあじさいを見て旭ケ丸まで少し歩き、

山から下りて雨乞いの滝神山温泉という案です。


幸い今日は先週の予想からどんどん降水確率が下がり、夕方までは天気が良さそうです。

総勢9名、内女性が5名の参加となりました。

2台の車に分かれ、片や『おやどりチーム』。もう一方は『ひなどりチーム』です。

(チーム名の由来はあえてここでは記しません。)

『ひなどりチーム』は私と姐さん、お嬢様とFさんの4名。

途中のコンビニで買い物をして大川原高原を目指します。

コンビニで買ったパンを頬張る姐さんに。

お嬢様  :  『姐さん、それって朝食?』

姐さん  :  『まあ一応・・・・。』

お嬢様  :  『私、今食べたら登山口に着くころにお腹減るしな~』

お嬢様  :  『着くまでにお腹減ったらまた食べんといかんしな~』

お嬢様  :  『行動食で買ったビスケット、家で食べてしもうたしな~』

姐さん  :  『もう~黙っといて!あんたの食べる食べんの話は興味ないけん!』

お嬢様  :  『・・・・・・・! (T_T) 』


まずは姐さんから最初のブローパンチを繰り出されたお嬢様。しばらく後部座席で

静かになったと思っていたら、その内口をもぐもぐし始めました。(結局食べるんや!)


丸亀を出発して2時間30分程で大川原高原に到着し、

予想に反してそこにはきれいな青空が広がっていました。










そして高原に咲くあじさいも眼下に広がる景色に色を添えていました。







絶好の山日和ですが、唯一心配なのが隊長の麺法師さん

先週のあじさいの里で転倒した時に痛めたのか、アキレス腱の炎症をおこして

かなり痛そうです。また人のことは言えず、私もまだ左足の肉離れが今だ完治していないことです。

治療院の先生には

先生 : 『これだけ長引いてるのは、もう歳やからやな~』

私  : 『そしたら高校生なら、とっくに治っとん?』

先生 : 『あのな、高校生やったら家の中で転んで、肉離れにならんけん!』

私  : 『・・・・・・! ('◇')ゞ 』



準備をしているとお嬢様が、

お嬢様  :  『今日はストック持っていかんでも大丈夫かな?』

執事   :  『多分それほど高低差もないから』

お嬢様  :  『ほんだら荷物になるけん、持っていかんとこ!』と言うと、姐さんが

姐さん  :  『あんたまたどうせ何かあったら、嘘ついた言うて騒ぐんやから持っていっとき!』

とアドバイス。

お嬢様  :  『でも荷物になるけん止めとくわ!』 と

(後になって・・やはり・・・・問題が・・・。)



9時55分に駐車場をスタートして、まずは旭ケ丸まで高原牧場の脇の道を歩いて行きます。




今日は相当紫外線が強いだろうと、エスティシャンのお嬢様が完全防備をしていますが、

どう見ても今から銀行に押し入ろうとしている強盗にしか見えません!

こらこら、そんな失礼なことを執事が口走るもんじゃありません。

でもスターウォーズのストームトルーバーにも見えます。(笑)







旭ケ丸までの遊歩道は大きく育ったドウダンツツジの並木の脇を歩いて行きます。




足元にはシュンジュウギクがあちらこちらに咲いています。



その横にアオテンナンショウ。




しばらくすると展望台に到着。展望台の上からは東にずらっと並んだ風力発電と徳島市内の遠望。







展望台から少し歩くと旭ケ丸です。一応四国百名山になっていますが

周りは木々に囲まれ展望もなく、これが山頂?といった感じです。

いつものように山頂での万歳をする麺法師隊長。










旭ケ丸から日陰になった木々の下を歩き、『四国のみち』で整備された階段を

下って行くと『不動峠』です。







このお不動さんの少し先に、『高鉾山本峰』への分岐があったのですが、

四国の道の方が直進になっていて道もはっきりとしていたので

姐さんがお嬢様に

姐さん  :  『あんたならどっちに行く?』

お嬢様  :  『私はこっちに行くかもしれん!』と高鉾山の方の道を指さしました。

姐さん  :  『やっぱり!』

コース取りには不得手なお嬢さまを姐さんと一緒に笑ったのですが、これが大間違い。

予定していた今日のコースは右に曲がって登って行くのが正解でした。

お嬢様申し訳ありません!


そのまま四国のみちを下って行くと林道に飛び出し、

その時点でやっとさっきの分岐で間違ったのに気づきました。

登り返すのもめんどくさいので、そのまま林道を歩き先に高鉾山南峰を目指すことにしました。







陽が差し暑い林道をしばらく歩くと道の脇に南峰へ10分と書かれたの道標がありました。




入り口の脇にはヤマボウシが乳白の花を咲かせています。




麺法師さんの『山帽子』と『ヤマボウシ』!




林道からは道標のとおり10分ほどで高鉾山南峰に着きました。

山頂は下草も刈られ、地元の人のてによるのか小さい木のベンチとテーブルがおいていました。




ベンチに腰かけると東に勝浦町から阿南市への展望が広がっていました。







南峰から一旦林道へ戻り、杉林の中を本峰への道を登って行きます。




杉林を抜けると高鉾山本峰と梅ノ木峠への分岐の3差路の広場に出ました。







足を痛めている麺法師さんを待つ間、木陰でしばしの休憩です。

広場にはネジキの花が咲き、シロモジが実をつけていました。






ここでOさんが

Oさん  :  『今日はカッパ(雨具)から何から色々と持ってきたんよ!』と

それを横で聞いていたお嬢様が

お嬢様  :  『え?河童連れてきたん?』 と


前回稲叢山で林道を車を走らせていた時にも

目の前を子猿が横断したので、

執事   :  『あ!猿や!』

といったら助手席にいたお嬢様が

お嬢様  :  『え?鮫?』 と

執事   :  『鮫?ありえんやろ~!』 と言うと

お嬢さん :  『KAZASHIさんは活舌が悪いんやわ~』

と逆に咎められました。 

でも今回の発言ではっきりしました、私の活舌が悪いではなく

そもそもお嬢様が・・・・?


ここで麺法師さんに様子を聞くとまだ歩けると言う事なので、

見晴らし岩まで歩いてみることにしました。

広場から見晴らし岩までは意外とどんどん下って行きます。

『これ、また登らんといかんのやな~』などと言いながら歩いて行くと、道の右側に

少し開けた場所がありました。見晴らし岩からは高鉾山本峰から大川原高原に続く稜線が見渡せます。




ここで丁度お昼前なので昼食にすることに。

相変わらず立ったまま食事をするコアラさん。

井戸はないけど井戸端会議に話が弾む女性陣。







昼食を済ませて高鉾山本峰へと折り返します。

腰を降ろしてご飯を食べた後の登り返しはなかなかキツイ!

なんて言いながら息を切らせて登って行くと先ほどの三差路に。

そこからしばらく歩くと本峰に着きました。

ここにも先ほどの南峰と同じような、ベンチとテープルが置いてありました。

いままで小さな木彫りの『ヤッホー地蔵』は他の山で見かけたことはあるのですが、

ベンチに彫られた『ヤッホー地蔵』は初めて見ました。







本峰からは急坂を下って行きます。

まずは足を滑らせ肉離れが悪化しないように、十分に注意しながら下って行きました。

もちろん準備の時に話した通り、お嬢様が騒ぎ始めないうちに先頭で降りて行きます。

予想通り、後ろではお嬢様がブツブツ文句を言っていたようです。










そんな下りを他の女性陣はスイスイと下ってきました。

『登山部強者乙女隊』のメンバーです。

お嬢様も早くこのメンバーに入れるようにね・・・・。




不動峠で後続を待っている間に倒木にへばりつくヒキガエルを姐さんが見つけました。

夜行性のためか近くによっても逃げようとしません。




その倒木に後ろからやってきた麺法師さんが差し掛かったところで

『麺法師さん。足元!』と言うと、何を勘違いしたのか

さっきまでゆっくり歩いていた麺法師さんが、飛び跳ねて走って行きました。


ここからは尾根道の階段を登らず、トラバース道を歩きます。




一カ所だけ少し道が荒れてロープが張られた場所がありましたが、皆さん問題なく渡って行きます。

期待してカメラを構えてお嬢様を待ち構えていたのですが




もちろんお嬢様も・・・・!難なく?




トラバース道は尾根道の一段下についた道です。途中で姐さんが脇に咲く花を見て

姐さん  :  『KAZASHIさん、これ何か分かる?』 と

私    :  『スイカズラじゃないですか?』と言うと

姐さん  :  『そう金銀花(きんぎんか)ともいうんよ!』


さすが薬膳師の姐さん今まで他の花には目もくれなかったのに、生薬になるという

金銀花を見た途端にテンションが上がっています。







最初に見つけた場所からは姐さんテンションMAXの金銀花ロードでした。

そして足元にはフタリシズカかな?





最後に木々のトンネルを抜けると大川原高原へと戻りました。










駐車場に戻ると朝はシャッターの降りていた一軒茶屋が開いていて、

表の椅子にも何人もの人が腰かけソフトクリームを頬張っていました。

私たちも早速ソフトクリームを注文して腰を降ろしました。







珍しくビールを頼んだ姐さんがテーブルに戻ってきて

『このビール全然冷えてないわ!ぬるいわ!』


既にビール注文した後にそれを聞いたお嬢様が茶屋のおじさんに

お嬢様 :  『ビールが冷えてないようやから、やっぱりソフトクリームにするわ~』とキャンセル

ソフトクリームが出てきたところで

お嬢様 :  『やっぱりビールは冷えてないと美味しくないもん!』 と甘えた口で言っています。

それを聞いたおじさんが気を利かせたのか、

おじさん : 『氷があるから入れようか!』と言ってくれました。

するとお嬢様は

お嬢様  : 『あのね~後ろの人がソフトクリーム注文するらしいから、私やっぱりビールにする!』


(;´Д`) さすがお嬢様でございます!

ここで皆さん誤解のないように。お嬢様はけっしてわがままでなく、山から下りて

渇いた喉を冷えたビールで潤したい。その一途な思いからのやり取りでございます。


お嬢様が満足げに氷を入れたグラスとビールを持ってテーブルに戻って来ました。




とてもうれしそうに帰りも車を運転する執事の横で、ゴクンと!




帰りの車中では『ひなどりチーム』の中では、10歳近く歳が若いFさんが

時折コクリコクリと・・・・。




と思っていたら、往きで見つけた無人販売所で捥ぎたてのトウモロコシに、テンションアップ!




予定していたコースは道を間違え短縮。歩行距離6.8㎞、行動時間4時間の梅雨の合間の山歩き。





当初の天気予報で軽めに計画した今日の山行でしたが、気温も上がり日向では湿気も多く、

そろそろ、もっと標高の高い山にしなくては!と次回はどこの山に登ろうかと

考えながら家路に着きました。

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WOC・登山部 2018.06.20 あじさいの里・黒沢湿原

2018年06月21日 | 四国の山
先週は梅雨の晴れ間で快適な山歩きが出来たのですが、

今日は天気予報通りの雨の一日でした。しかも梅雨前線が活発になり

局地的な大雨が予想されていました。山に登ってもやはり山頂からの景色が

見えないと楽しみが半減します。雨具を着けての山歩きも汗を掻いて蒸せるし

濡れるし・・・・・という事で、今回は傘をさして歩けるくらいのコースを企画しました。

題して 『あじさいと大福と高原そして湿原をそぞろ歩き』

新宮町の『あじさいの里』を散策して、予定では『塩塚高原』

そして『黒沢湿原』を歩くことにしました。

山に登らずとも登山部!毎週少しでも歩けたらOKとします。


丸亀のいつもの集合場所をいつもよりゆっくり目の8時過ぎに出発。

高速を走り新宮ICを降り『道の駅 霧の森』に9時過ぎに着きました。

『さぁ~まずは霧の森大福』を買いましょうと、販売所まで

行ってみると、営業時間が10時から・・・・・( ;∀;)。










晴れていれば近くを散策して時間も潰せるのですが、小雨の降る中まだ1時間近くも

あるので、まずは次の目的地の『あじさいの里』へ行くことにしました。

これって本当に国道?と思うような国道319号線を、東に車を走らせると

上山中野地区の集落に『あじさいの里』の会場がありました。

国道の南側の山の斜面には約2万株のあじさいが植えられ、

今度の日曜日には『あじさい祭』が開催されるようで、

地元の人たちでテントを張ったり、物産の販売などの準備をされていました。







国道に脇に建つ、『あじさいの里』と彫られたりっぱな石柱の横から

綴れ折れの坂道を登って行きます。一番上の展望台まではけっこう高度差があり

傾斜も急なので運動になります。でもそこは山登りに比べれば苦になりません。


しかし『山に登らずとも毎週少しでも歩きましょう!』が信条の登山部のはずが・・・。

『え・え~! ( ;∀;) 』

入り口のすぐ上にあったモノレールに乗り込むメンバーの姿が・・・・!

まさかの隊長自ら先頭の座席に座っています。










あじさい畑の中を縫うようにして続くコンクリート道は、苔が付き雨に濡れていて

滑りやすくなっています。未だ完治しない肉離れに『今、滑ったりしたら前の3倍くらいは痛いぞ!』

治療院の先生に脅かされているので、最善の注意をして登って行きます。

途中で先ほどの軟弱(笑)メンバーの乗ったモノレールが登ってきました。




その様子を見て横にいたお嬢様が

お嬢様  :  『私、乗らんでよかったわ!』

執事   :  『なんで?』

お嬢様  :  『だって怖いやんか~』

執事   :  『怖い?こんなんが・・・!(ええ歳したおばさんが~)』

お嬢様  :  『でもジェットコースターは大好きなんやけどな!』

やはり意味不明・年齢不詳のさすがのお嬢様です。

農業用のモノレールは一本レールなので安心できないようです。

なるほど最後はあんなところを登って行きます!少し怖いかも!







振っていた雨も止み始めて湿度が上がってきたせいか、額に汗が流れ始めました。

雨に濡れたあじさいは生き生きとして、何十色もの色をちりばめたパレットの中を歩いて行きます。










時折霧が流れ幻想的な景色に歩みが止まります。

途中の藁ぶきの東屋が展望台までの中間地点。

思ったより距離があり暑くなってきたので上着を一枚脱ぎます。







やっと登り切った展望台にはすでに先ほどモノレールで登ってきたメンバーが到着していました。

見下ろすとまるで霧の中にあじさいが浮かんでいるように見えます。










雨も止み帰りは登りよりさらに足を滑らせないように注意しながら下って行きます。

株によっては子供の顔位の花も見られます。

するとお嬢様が『あじさいはこの周りの花弁が花じゃないの知ってました?』と

杉さんに説明しています。普通花のように見えるのは『ガク(装飾花)』といわれるもので

実際の花は中央にあるごく小さなところが『真花』だそうです。

『なかなか物知りでございますね、お嬢様!』










のんびりと『あじさいの里』を歩いた後は、先ほど買いそびれた『霧の森大福』を買いに

一旦、道の駅まで戻ります。私も一応奥様のご機嫌取りに買い求めました。

ここで一旦作戦会議。まずは霧がかかって見晴らしは

全く望めないだろう『塩塚高原』はパスすることに。

そしてお昼をどこで食べるか・・・・と言う事で、次の『黒沢湿原』でお弁当に

することにしましたが、まだお弁当を買っていないメンバーもいたので、

途中の道中でコンビニがあったかな?と話しながらたしか32号線沿いにあった

ローカルなコンビニを目指しました。




大歩危のセブンイレブンが閉店となったので阿波池田から大豊の間の32号線沿いでは

唯一のコンビニとなってしまいましたが、ローカルと侮るでなかれ、意外とお店で作ったお弁当や

総菜が充実していて隠れた名店でした!(笑)


お昼ご飯の準備が整ったところで『黒沢湿原』へと車を走らせます。

コンビニから北に走り一旦吉野川の対岸に渡って、県道269号線を走ります。

狭い道を対向車に注意しながら走ると周りに何もない林の中から

突然集落が現れます。

『おっ!街や』なんて上から目線でメンバーが話をしています。

平日の『黒沢湿原』の駐車場には他に車はなく、南に向かって広がる湿原の木道を歩いて行きます。











さっそく足元の『ウツボソウ』がメンバーを出迎えてくれました。










花の時期にはまだ早いので、いつもより閑散とした湿原ですが

それでも木道や小路をおしゃべりしながらのんびりと歩いて行きす。

途中の休憩所でお弁当を広げます。休憩所の下で腰を降ろしていると

また雨が降り始めました。







昼食を終えて湿原の南端にある『たびの尻滝』まで歩きます。

途中の水の溜まりには『ヒツジグサ』が雨粒の落ちる

水面に白い花を咲かせていました。







お嬢様が長靴を履いて先週覚えた『渡渉や、渡渉!』と言いながら

石の上を渡っていっています。













駐車場から約2㎞歩いていつも訪れる夏場だと『えっ?これが滝!』

思ってしまうくらいしか水が流れていない『たびの尻滝』ですが、今日は初めて見る水量です。













帰りは往きと違う対岸を歩きます。途中の『サギソウ園』では随分と

目を凝らして歩いたのですが、やはり『サギソウ』も花はなくまだまだ早いようです。




道の脇に数輪、背の高い『ハンカイソウ』が黄色い花を咲かせ、目立っていました。




今日は予想していたよりも強い雨になることもなく、傘をさしての散策の一日でしたが

思っていた以上に『おじさいの里』の雰囲気が良くて、メンバーも喜んでくれました。


先週の『稲叢山』では何ともなかった左足でしたが、今日はなぜか滝からの帰り道で

股関節が抜けるような感じで、最後は歩くのもおぼつかなくなりました。

一旦家に帰り治療に行くと先生が『外側の筋がめちゃくちゃ張ってるわ!これは痛かったやろ!』と

言いながら、悲鳴があがるほどの強さでもみほぐしてくれました。

『あじさいの里』の下り坂で滑らないように庇いながら歩いたせいかもしれません。

この梅雨の時期が終わり、本格的な山登り?までには完治しないと、

と少し焦りはじめた楽々散策の一日でした。

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WOC・登山部 2018.06.13稲叢山(2)

2018年06月14日 | 四国の山
三週間前に歩いた『稲叢山』は雨の山行でした。

本当なら『渓谷コース』を歩きたかったのですが、安全な『トンネルコース』

歩きました。お目当ての『オオヤマレンゲ』はまだ蕾で、しかも山頂はガスの中。


今週は久しぶりの梅雨の晴れ間が天気予報で早くから予想されていたので、

まだ間に合うかもしれない『オオヤマレンゲ』と念願の『渓谷コース』を歩くことにしました。

参加者は11名。車2台に分かれて現地の登山口まで向かいます。

私の車には『姐さん』『メスコアラお嬢様』そして最年少の『トッシー』

3名が乗り込みます。


いつものように途中で『メスコアラお嬢様』をピックアップ。

今日も一日お嬢さんの執事役です。

ところが前回の『稲叢山』のレポートの書き方が悪いと早速車の中でご指導が始りました。

お嬢様  : 『あんな端折った書き方したら、わたしがワガママな性悪女みたいやんか!』

執事    : 『いえいえ、決してそんなつもりで書いたわけではありません。』

お嬢様  : 『あれ読んだら、みんながそんな風に思うやんか! (;・`д・´) 』

執事    : 『申し訳ありません。次回訂正をしておきますので!』

お嬢様  : 『もう遅いわ!私の事はもう書かんといて!』

(それではネタがなくなるので、そんなわけにはいきません。 ( `ー´)ノ )

と言う事で、メスコアラお嬢様は決してそんな性悪女ではなく、心の清い素晴らしい女性なのです!

もし前回勘違いをされた方がいらっしゃったら、そのイメージは払拭してくださいね。


というやり取りをしながら次の集合場所の『姐さん』の自宅へ向かいました。

少し早く着いたので自宅前で待っていると、ここで待ち合わせをしているはずの『トッシー』の

車が見えません。『まだ少し早いからやわ』と二人言いながら車の中でいると、

やはり姐さんが一人だけ歩いてくるではないですか!

でた・でた・でた~!トッシー十八番(おはこ)の朝寝坊。

電話をしても留守電になっていて繋がりません。

仕方がないので1号車との集合場所のコンビニに向かうと、

諦めかけていたところにやっと電話がかかってきました。

朝ごはんの買い物を済ませてまた姐さんの自宅に舞い戻り、トッシーをピックアップ。

もちろん車の中ではトッシーに三人から突っ込みがはいりました。

何やら今日は朝から前途多難な2号車です。


豊浜PAで残りの2名を1号車でピックアップした後、

西条市で高速を降り国道194号線を南下します。

前回この道沿いにあるという『名水』を汲むために、5リットルのペットボトルを

二本持ってきたお嬢様でしたが、結局行きも帰りも見つけることができずに、

大きな荷物が仇になってしまったので、今日こそはと言う事で

わざわざその為に助手席に乗り込んだお嬢様の表情が、次第に変わってきました。


お嬢様  :  『私、ここから真剣やから』

トッシー :  『メスコアラさん、頑張って!』

お嬢様  :  『しゃべらんといて!』

車内はシーンと静まり返ります。すると・・・・道の脇にきれいに咲くアジサイを見て

お嬢様  :  『わ~アジサイがきれい!』

(自分がしゃべらんといて、言うたんちがうんかい!)

結局それらしい『水口』はあったのですが、『水口の下に台があったはず!』と言われて

行きでは見つからずに終わってしまいました。



いつも以上に前置きが長くなりましたが、予定より少し時間がかかって登山口の『稲村ダム』に到着。














管理事務所の横にあるトイレで用事を済ませて、

ダム湖の畔にある『渓谷コース』の登山口をまで歩いていきます。

一番後ろを歩いていたメンバーで今日のコースの話になり、『鎖場』の話がでてきました。


お嬢様   :  『鎖場?何それ聞いてないよ!』

執事    :  『ハイ、案内にはわざと書きませんでした。』

お嬢様   :  『そんなん聞いとったら、こんかったのに!』

執事    :  『ハイ、そう思って書かなかったんです。』

執事    :  『じ・じ・実は何カ所か渡渉もあるようです・・・・。』

お嬢様   :  『渡渉?って何?』

執事    :  『沢を渡る事でございます、お嬢様。』

お嬢様   :  『も~!だましたな!』



しばらくすると随分前を行くメンバーから何やら声が上がっています。どうやらニョロさんがいたようです。

一番前を歩いていた『麺法師さん』が、ウサイン・ボルトなみのダッシュで

こちらに走ってきて、最後尾に戻って来ました。よっぽどニョロさんが嫌いなようです。


登山口を10時10分にスタートです。










登山口からは最初は沢の左岸を歩きます。砂防ダムの横を過ぎると渡渉が始まります。

足場の岩がしっかりしているのでお嬢様も問題なく渡っていきます。







最初の沢を渡り切ると『山頂小路コース』との

分岐です。ここから右に折れ何度かまた沢を渡っていきます。しばらくすると最初の滝が現れました。

高さはそれほどでもないのですが、二股に分かれたきれいな滝です。




沢を巻くようにして登って行くとまた今日二つ目の滝です。










滝を過ぎさらに登って行くと、岩屋の下をくぐるような道。オーバーハングした岩の下には

誰が始めたのか『つっかえ棒』が岩を支えるようにして並べられています。







岩屋を過ぎコンクリートの踏み板になっている梯子を登ります。

この梯子は巻き道もあるのですが、お嬢様も今日は苦も無く登って行きます。

なかなかの進歩です。




梯子を登り切りさらに進むと、

今までの滝の中では一番落差のあり、見ごたえのある『二段の滝』です。




この辺りからまだ完治していない『肉離れ』が痛み始めました。登山道を普通に歩くのは

何ともないのに、やはり渡渉などで足が滑りそうになり、突っ張ったりしたせいかもしれません。

膝を曲げると太ももの裏側が突っ張り傷みます。

『二段の滝』をしばらく鑑賞した後、予想以上の滝の多さに皆さん『いいコースやね~』と

言いながら歩いて行くと、道の左側に大きな岩が続いています。

すると岩の上からコアラさんの『こっちやで~!』と呼ぶ声が。

見上げると岩には鎖がかかっています。岩の下に続く道のずっと向こうには麺法師さんの姿もあります。

コアラさんが『この上が伝説の洞窟みたいやで』と言っています。ここから鎖を登って洞窟を通り、

麺法師さんのいる方へ降りて行ける道があると思いお嬢様に、


執事  :  『どうする?鎖を登らんでも、道は麺法師さんの方へ行けるから!』というと

お嬢様 :  『コアラさんが登れたんやから、私も登れるわ!』

お嬢様はどうやら高所が苦手な『杉さん』とコアラさんを

勘違いしているようです。


お嬢様は下りとか高さにはめっぽう弱いのですが、鎖を登るのは足元をあまり見ないようにすれば

高さを感じず、そこそこ登れるのであります。二本のストックだけお預かりすると、

お手伝いせずとも自力で登ってきました。




お嬢様が登ち切ったのを確認して洞窟に向かうと、

先に着いていたメンバーが何やら不思議なポーズを!




どうやらこんな写真を撮っていたようです。

まさに『千手観音!』 お見事です!



今日が結婚記念日というF夫婦はLOVE・LOVE写真!





そのうちにお嬢様も到着したのですが、どうやらこの洞窟で道は行き止まりのようです。





執事  :  『お嬢様この洞窟で行き止まりなので、引き返さないと行けません!』

お嬢様 :  『え~!あの鎖を降りるん!』

執事  :  『ハイ!そのようでございます。』

お嬢様 :  また嘘ついた~!嘘つき! (;`д・´) 』

執事  :  『ですから、鎖を登らずにそのまま道を歩いたほうがと申し上げたのに・・・』

お嬢様 :  『登りはいいけど、あんなん絶対よう降りんわ!』


口を尖らせてしゃべるお嬢様を何とかサポートするからとなだめすかして、いざ鎖場へ!

いつも優しい麺法師さんがサポートしてくれているので

私は撮影を!すると上からお樹様から罵声が飛んできました。『撮らんといて!』

私、執事は面白がってとかネタ作りにとかで撮影しているわけではありません!

お嬢様が山で成長していく記録を撮るという使命感からなのです。

いくら叱責されようとも、こればかりは譲るわけにはいきません! ('◇')ゞ







しかし以前だったら絶対に無理なこの鎖場も、ここのところの山行でお嬢様も

少しずつスキルアップしていました。足の置き場を教えてもらいながらとはいえ

意外とすんなりとクリアーすることができました。

『お嬢様!執事は嬉しゅうございます!』

少しオーバーハング気味になって足元の見えないこの鎖がクリアーできれば、

もうどこにでも行けますよ!







『伝説の洞窟』で皆さん楽しく写真を撮った後岩の下を進むと登山道から少し外れたところに『礫の滝』

そそり立つ両側の断崖の隙間を登って行くと

高い断崖の上から水の流れとともに、たくさんのしずくが落ちてきています。













このコース最後の滝を断崖の間に挟まれるようして見学した後は、道は急坂になります。

道の脇には『シャクナゲ』が現れ、そろそろ尾根に出るようです。

シャクナゲ林からは支尾根を登って、三つのコースが合流する分岐まであと少しです。




最後に3メートルほどの岩の鎖を順番に戻って行くと、











次第に頭上が明るくなりはじめ、支尾根道のブナやシロヤシロの林の中を歩き、

太くて大きな倒木を過ぎると、分岐に到着しました。




分岐では先に着いたメンバーと高知から来たらしい1組のグループが休憩していました。

そのグループの人に『アケボノツツジ』の事を聞くと、

どうやら鉄塔広場には一輪残っているだけとのこと。

取りあえず山頂を目指し、帰りに鉄塔広場に寄り道することにしました。





二つほどのピークを越え、前回姐さんが足を滑らせた『根っこ坂』を登りきると

『稲叢山』山頂に着きました。前回はガスがかかって何も見えなかった山頂テラスからは

南から西に、そして北への展望が広がっていました。

目の前に広がる峰々には雲がかかっていて山の特定ができませんでしたが

それでも前回に比べると格段の景色です。







『渓谷コース』で写真ばかり取っていたので、予想以上に時間がかかり出発も遅かったので

この山頂でお昼ご飯にしました。(予定では下山後に昼食でした。)










麺法師さんも三角点でのお決まりのポーズ!

ここ最近麺法師さんはズボンの裾を捲り上げ、昔のニッカボッカ風の

このスタイルがお気に入りの様です。








お弁当を食べて腹ごしらえを済ませた後は、テラスの先にあるもう一つの展望テラスに!

ここからは車を停めた『稲叢ダム』が見下ろせます。







遮るもののないテラスの端からは、高知の山々が!

雲がなければ太平洋まで見渡せそうです。




身軽な姐さんと今日初参加のFさんは、さらに一段下のテラスに平気で突端に立っています。





若干二名は怖がって覗き込むだけで下まで降りようとしません。







テラスの周りにはかわいいスズランの花のような『ドウタン』が咲いています。







山頂から折り返し分岐まで戻る途中で、最後にいたコアラさんの『お~い!』と呼ぶ声が。

『お~い!こっちやで!』と返事をしても、声が返ってきません。

仕方がないのでFさんが走って様子を見に戻って行ってくれました。

(さすがトレランをやっているだけのことはあります)




無事コアラさんとトッシーが到着して、分岐から鉄塔広場までお目当ての

『オオヤマレンゲ』を見るために寄り道をします。




鉄塔広場には先ほどのグループの人が教えてくれた通り、一輪だけ花が残っていました。

前回は早すぎて蕾でしたが、今回は少し遅かったようです。

西門山の方にはまだ数輪の花が咲いていると

教えてくれたのですが、今回はここからまた分岐まで引き返します。

広場から見える山の稜線も雲がかかっていてどこの山か特定ができません。










皆さんが一通り写真を撮った後、先ほどの分岐まで戻って行きます。

途中にある電力のグレーチングの橋では、やはりお嬢様が躊躇しているので

前回の西赤石山で『杉さん』のザックに掴まって渡っていたのを思い出し、


執事  :  『お嬢様!私めのザックにお掴まりください!』

お嬢様 :  『ありがとう!』

しめしめ、これで私の株が上がると思いながら渡っていると、『歩くのが早い!』

お叱りの声が後ろから聞こえてきます。・・・・・・ト・ホ・ホ!





分岐まで戻ると鉄塔広場までは行かずに休憩していた姐さんが、

『さっき送電線コースから登ってきた人たちが、

オオヤマレンゲがけっこう咲いてるよ!』と教えてくれたと!

マジ!せっかく寄り道したのに、帰り道に咲いていたなんて。

皆さんで見落とさないようにとゆっくりと下って行きます。

その途中で私がお嬢様に

『オオヤマレンゲは前にも言ったけど森の貴婦人なんやけど、直ぐに枯れ始めて茶色くなるんや!』

『そうなったら森のおばさん!や』というと、後ろからストックでつついてきました。

やはり自覚はあるようです。


話の通りにしばらく歩くと数輪の花を咲かせた木が・・・。

満開の花、八分咲きの花、そしてまだ蕾もあります。光が当たった厚みのある白い花弁は

何とも言えない色肌をしています。やはり『貴婦人』にふさわしい花です。










『送電線コース』は電力の鉄塔巡視路になっているようで、道幅もありとても歩きやすい道でした。

距離の割には短い時間で降りていけます。







途中で『西門山』の姿も見えます。














分岐からは1時間ほどで『稲叢ダム』の駐車場に着きました。









駐車場で一息入れた後は今日の最後の目的地『瀬戸川渓谷』に向かいます。

今日の企画をするにあたってGooglMapを調べていると、帰りの林道から数キロ下った所にある

『瀬戸川渓谷』の文字が目につきました。この渓谷にはアメゴが滝を前にして返ってしまうという

『アメガエリの滝』もあるみたいなので、さっそく車を走らせました。

曲がりくねった林道をしばらく車で走っていくと、道の脇に渓谷に向かって突き出た展望台がありました。

透き通った渓谷の水に、展望台の下にはつり橋がかかっています。





この展望台から少し下ると『アメガエリの滝』の案内板が。

早速ザックからデジカメをと思い探してみると、ウエストのポケットに入っていません。

反対側を見ても、無い・ない!

どうやら先ほどの駐車場で芝生に腰かけたときに置き忘れてきたようです。



道から河原に続く階段を下って行くと、先に下りて行ったメンバーから感嘆の声が上がっています。

下って行きながらどんどんと大きくなる滝の音に期待が膨らんでいきます。

階段を河原に降りきったところで、四国の山ではなかなかお目にかかれない

大きな滝がかなりの水量で流れています。




『渓谷コース』で散々滝を見た後にもかかわらず、やはり感嘆の声が上がりました。

滝のそばに立つ姐さんと比べると、その大きさがわかります。











落差はさほどでもないのですが、何日か続いた雨のせいもあり思いのほか水量があり

かなりの迫力です。みなさんひとしきり感心しながらマイナスイオンをたっぷりと浴び、

しばらく河原で思い思いの写真を撮ったりして、しばし大自然中で時間を過ごしました。










『アメガエリの滝』からは川の左岸に沿って、遊歩道が続いています。

滝の上部を覗き、透明感たっぷりの川の水を眺めながら歩いて行くと、

先ほどの展望台から見えたつり橋に着きました。








まずは向こう岸まで渡っていきます。やはり誰でもやりそうな橋を揺らす人が数名!

皆さん童心にかえっていますが、特に姐さんがいたずら小僧のようにはしゃいでいます。




今回おまけだった『瀬戸川渓谷』と『アメガエリの滝』ですが、ひっそりとした観光地といった感じで

もっとアピールしたらいいのにと思える、予想以上のいい場所でした。

秋にはもっとすばらしい景色が見られそうです。是非今年はもう一度訪れてみたいと思います。


つり橋から上に登って展望台まで出ました。車を停めた場所まで戻る途中で、

『WOC・登山部・乙女隊』で記念撮影。





渓谷美を満喫した後は急いで駐車場まで戻って行きます。

でも駐車場に着いて芝生の上を探してみても、デジカメはどこにも見当たりません。

ガ~ン!と意気消沈して

もう一度ザックを見てみると、いつもは入れることのないサイドポケットに・・・・デジカメが!

それを見て姐さんが『セニョ病や!』

(登山部の隊長のセニョさんは忘れ物が多いので有名なので)


予定時間をかなりオーバーしているので帰りを急ぎます。

でもやっぱりお嬢様が抱えてきたペットボトルを今回は仇にすることはできません。

時間もないので『新寒風山トンネル』の北側にあったお嬢様が

往きでは『ここではないわ!』と言った水くみ場で水を汲むことにします。

以前に汲んだ水汲み場は水口が三つあったそうで、ここには二つしかありません。


大きなペットボトルに水を汲んでいるお嬢様の横でお手伝いをしようと、もう一つの水口から

もう一本のペットボトルに水を汲もうとすると、『そっちじゃない!こっち!』と・・・・。

お嬢様が組んでいる水口の水の方が美味しいそうです。


二本とも組み終わった後車に積み込んでいると、北側に止まっていたトラックが動き出し、

そのトラックに隠れていたもう一つの水口が見えました。


お嬢様  :  『水口が三つあるから、以前に来た水汲み場はここかもしれん!』

執事   :  ( ;∀;) ・・・・・!

お嬢様  :  『あ~でも、あっちの水口の水が美味しいはずやったのに!』

執事   :  ( ;∀;) ・・・・・!


皆さんお嬢様はけっしてワガママではありません。単純においしい水を汲んで帰りたい、

その一途な思いでの仰っているので、けっして誤解のないように!


お嬢様の水汲み場からしばらく車を走らせると、さらに下にある水汲み場で

1号車のメンバーが平和に(笑)水を汲んでいました。





そしてその頃にはすでに後部座席では、若い若いトッシーが深い深い眠りについていました。

(けっして急病患者を搬送しているわけではありません!)




西条市内まで戻り、国道11号線をICまで走っている途中で

寝起きののトッシーが

トッシ  :  『僕、このむこうにあるゴフドウサン(御不動さん)に行ったことあります!』

一同   :  ( ;∀;) ・・・・・!

姐さん  :  『ゴフドウサン!何よんこの子は!』

言い訳もできずにニヤニヤと笑うしかないトッシー!するとさらに追い打ちをかけて、

姐さん  :  『この子さっきも山の中で、カミガミシイ(神々しい)って言ったんよ!』



やはり今日一日を二人が締めくくってくれた2号車の珍道中でした。

それにしても今日は山歩きもその後の観光も、期待以上の結果となり

麺法師さんが『ホームランやった』とほめてくれました。


行きで最後にピックアップした『豊浜PA』で二人を降ろす頃には19時を過ぎていました。

さすがにこのまま途中で姐さんを降ろし、お嬢様をお送りしたらかなり遅くなると思っていたら

姐さんが『二人が降りたから三人が1号車に乗ったらKAZASHIさんは、このまま高速で帰れるやん!』と

うれしい提案してくれました。1号車の麺法師さんが快くその提案を受け入れてくれ

皆さんとはここで別れて20時には自宅に帰ることができました。6時前に家をでてから14時間。

いつになくたっぷりと遊んだ一日でした!



(追記:その提案の後、姐さんがそっと近づいてきて、

『さすが姐さんは機転の利くいい人や!』とブログに書いてなとニヤっとしながら小声で言われました。

やはり2号車は一癖二癖もあるメンバーで、果たして今日は山に出かけてストレス発散になったのか

大いに疑問の残る最後となったのでした。)




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WOC.登山部 2018.06.06 飯野山

2018年06月08日 | 香川の里山
一年で一番いやな季節になりました。

天気はすっきりとしないし、湿度は高いし、山歩きには一番適さない?季節。

でもWOC・登山部は毎週必ず活動を旨としています。ただ県外の山まで

出かけて雨の中を歩いても・・・・ということで今週は近場の里山歩きを企画しました。

『飯野山』はWOC・登山部がスタートするきっかけとなった山で、

皆さんのホームグランド。メンバーも何十回と登っているので

今回は参加者は少ないかな?と思っていたら7人が集まりました。

今日は『野外活動センター』から傘を差しながらのスタートとなりました。








途中の展望ヶ所で見下ろすも雲が低く立ち込めてあまり見晴らしもよくありません。




今日はダッシュでコアラさんがどんどこ・どんどこ登って行きます。

どれくらいの時間で登れるか挑戦したようで、山頂まで32分で到着!

さすが『登りのコアラさん』です。

山頂の記名録に『WOC・登山部』と記名。




山頂でのいつもの記念撮影。




ここで不審に思った方もいらっしゃると思います。

そうなんです。写真に私が映っていない!

実を言うと2週間前に『肉離れ』を発症して、

前日にも治療院で治療をして『明日、飯野山くらいなら登れるかな?』と先生に聞くと、

『何よんかいの。絶対にダメ!』とドクターストップがかかりました。

仕方がないので今日は皆さんが山から下りてくるのを待っての第二部から参加しました。


第二部は姐さんの弟さんのお店『純手打ちうどん よしや』さんでさぬきうどんを頂きます。

今日はタイミングよく朝一番にOHKの取材があったようで、

矢野みなみアナウンサーが来ていたとのこと。

興味深々の麺法師さんとFさんは、飯野山に登る前にもお店を覗きに来ていたようで

4人で記念撮影をしていました。私も早く来れば良かった~!




お店では前々から食べてみたかった『すだちひやひや』を注文。夏にしか食べられないメニューです。




これでもか!とのせられたすだちに埋まって麺が見えません。

美味しい出汁とすだちの酸味がマッチして夏の暑さに疲れた体にはぴったりだと思いました。




美味しいうどんを食べた後、まずは『川津菖蒲園』を見学することに。

WOC・登山部のメンバーはほとんど丸亀の人ばかりなので、地元のこの菖蒲園は知っていると思ったら

意外や意外、初めての方がほとんどでした。

この菖蒲園はもともと浄水場が香川用水の開通で使われなくなり、

その後園内のろ過池に菖蒲を植えたことから始まりこの時期に一般開放されている施設です。




園内には102種類、12,000株の菖蒲がちょうど見ごろとなっいていました。

平日の雨の日にかかわらず次々と見物客が訪れてきます。







色とりどりの大輪の花が雨のしずくをつけて一段と綺麗に見えます。







園内の北側の藤棚の下に不思議なオブジェがありました。菖蒲と何の関連があるのか不明ですが、

これを見て姐さんが『エロい!エロい!』と連呼しています。

その細い手足にくびれた腰のライン。そう言えば目も何だかエロい!です。







菖蒲園を見学した後は、麺法師さんの提案で番の州公園にあるバラ園を見学することに。

浜街道を宇多津に向かう途中で、公園の駐車場を目にすることはあったのですが、

公園を歩くのは初めてです。道中でコアラさんが『バラはもう終わっているやろう!』と言っていますが、

そこは一部の可能性に賭けることに・・・・。




でもバラは残念ながら一株に一輪残っている程度で、ほとんどが枯れ始めていました。




ただ近くにいた夫人が『向こうでアジサイがきれいに咲いていますよ!』と教えてくれました。

さっそくそちらに移動。




港湾の近くにあるアジサイ畑ではちょうど見ごろでたくさんの花が咲いていました。

『バラ園にきてアジサイ見物』です。










先ほどの菖蒲もそうですが、アジサイも雨の雫がとても似合います。




さて次はどこに?と考えていると、コアラさんが駅近くの『人工土地』にも

バラ園があると教えてくれました。

『人工土地』は仕事柄、前々から興味があった場所です。『昭和モダン建築巡礼』の単行本の中でも、

全国57件のモダニズム建築が紹介されていましたが、その中でも『人工土地』は

かなりのインパクトのあった建築物です。

まずは1階部分の商店街横の駐車場に車を停めて、2階へと上がっていきます。

階段を登りながら『なんで人工土地って言うんやろね?』とメンバーが言っています。

最近だと駅ビルなどでデッキで繋がった空間はよく見かけるようになりましたが、

この『人工土地』は6~9メートルほどの高さに、『人工的に大地を造った』

全国を見ても珍しい建物です。そしてその大地の上に1~4階建ての市営住宅が20年間をかけて

段階的に建設されたそうです。

たしかに2階部分に上がっても、まるで地上にいるような錯覚をしてしまいます。







広場にあるバラ園もすでにほとんど花が枯れていました。

2階から上の市営住宅もこのご時世で入居者が減ってしまっているようです。また1階分の商店街も

御多分にもれずシャッター街となっていました。







さて最後は『瀬戸大橋記念公園』にある『瀬戸大橋記念館』を見学。




この公園ができた頃はまだ県内にはあまり子供用の施設がなく、小さかった子供たちを連れて

よく遊びに来ていた場所です。




館内には資料や映像で瀬戸大橋についての説明が詳しく展示されています。

その中でもメンバーの目を引いたのは、入り口正面にあった『ジオラマ』と途中にあった『地形図』。

それらを見ながら何故か『瀬戸大橋』ではなく、『山』や『峠』、『縦走路』の特定をして楽しそうに

話をしています。










館内には『ブリッジシアター』と呼ばれる360度のシアターがあり、今回は2本の映像を

我々メンバーだけで独占して見ることができました。

一本は瀬戸大橋建設と二人の子供の成長を重ね合わせた

『天空の調べ』。もう一本は宇宙を題材にした『Goodnight Goldilocks』です。

二本ともしっかりと造られ360度に広がる映像は見ごたえがありました。







シアターで少し眠たくなった眠気を覚ますため屋上の展望台までエレベーターで上がります。

目の前には瀬戸内海と瀬戸大橋が迫っています。







記念館をあとに公園をのんびりと歩き、最後は『瀬戸大橋タワー』を見学。

これも姐さんを含めて意外と初めていうメンバー。

私は子供たちと何度も登っているので下で待機でした。













そういえば昨年の6月7日に初めてこの会に参加しました。その時も梅雨時で

雨の栗林公園を散策したのを思い出しました。あれから早いもので一年。年のせいなのか

一年が経つのがとても速く感じるようになりました。あと何年山に登れることか。

その前に何としても来週までには『肉離れ』を治さないと・・・・・。健康が大事と痛感した一日でした。




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