KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC・登山部 2018.10.24 高丸山

2018年10月25日 | 四国の山
今日の登山部は先週の裏寒風がハードだったので、軽めの『高丸山』

紅葉狩りに出かけてきました。今日は私は初顔合わせのMさんが参加。

ここで問題が・・・・!  今日はMさんが2人になってしまいました。ややこしいので

スリーバレーさんとあややさんと命名することに。そしてOさんはAXさんと命名

することにしました。(皆さんハンドルネームがあればいいのですが。)

そして最後に登場するのはお嬢様です。男性3名女性4名の計7名の山行です。

新しいメンバーが参加する度にお嬢様は、自分より歩くのが遅い人が参加するのを期待するのですが、

ところがどっこい、あややさんもフルマラソンが走れる強者です。残念ながら今日もお嬢様が

最後尾となりそうです・・・・。



私は久しぶりに自宅近くの、高速のバスストップでピックアップしてもらい

そのまま東へと高速を走り、徳島ICで降りて徳島東環状線を南下。

途中、住吉辺りで渋滞に掴まったものの大原から今度は西に勝浦川に沿って走ります。

渋滞さえなければ、丸亀からおおよそ3時間で登山口に到着しました。

今日は山歩きの時間よりも、はるかに車の移動時間の長い一日です。


高丸山の登山口のすぐ横に車を停め、トイレも済ませスタートします。

すでにこの場所で周りの木々も色づいていて、今日は期待が出来そうです。




登山口から最初は濡れた落ち葉の積もるコンクリート道を歩いて行きます。

周りが杉林のコンクリート道が終わると、自然林に囲まれた地道に変わって行きます。







ほどなく水場の横を通り、『千年の森』『三つ尾の峠』の分岐に。

ここで少し離れて後ろからくるお嬢様を気遣って杉さん

お嬢さまを待つようにと先頭を歩く麺法師さんに伝えます。

しばらく待つとお嬢様が現れました。



執事  :  『この分岐で間違ったらいかんので、みんな待っとったんや!』

お嬢様 :  『え~なんで?こんなとこで道間違えんわ!』

(せっかくの杉尾さんの気遣いをコヤツ!)

執事  :  『みなさん!お嬢様はこんなとこで間違えるわけない!って言っているので

        今からは待たなくていいので先々行ってください!』

お嬢様 :   『 (; ・`д・´) 』 

分岐からは左に折れて三つ尾の峠へと歩いて行きます。この間の紅葉の色づきもなかなか

いい色になってきています。







自然林の紅葉の中を進んで行くと、今度は打って変わって杉林の中の登りになります。

先ほどは売り言葉に買い言葉で言ってしまったものの、やはりそこは執事、お嬢様を見守りながら

後ろからついて行きます。




するとお嬢様が

お嬢様  :  『山口県の知り合いがこのブログを読んで、最近執事が代わったんやねと言われたわ!』

執事   :  『そうなんですか?』

お嬢様  :  『IRIBITOさんに代わったんやねて!』

執事   :  『ハイ!それが未来永劫続くようなら、私もお役御免。どれだけうれしい事か!』


管理が行き届いている杉林は枝打ちもマメにされているので、林の中も意外と明るいのが特徴です。

まっすぐに高くそして整然と並んだ杉の木は見ていて気持ちがいいです。




ほどなく三つ尾の峠に到着。先ほどの伝言通り皆さんすでに先を歩いています。

お嬢様もなかなかいいペースで歩いています。







しばらく歩くと道の左側に、山頂からの支尾根の斜面の彩が目に飛び込んできます。

皆さん立ち止まって『綺麗ね~』と言いながら、写真を撮ったり眺めたりしています。

足元には強い風の影響か、色づいたままの落ち葉も目につきます。













支尾根のビューポイントからは綴れ折れの急登が始まり、先頭の麺法師さんの

ペースも少し落ちてきました。

杉さんが『こんなに急だったかな~?』と。













この登りの途中にも一ケ所、南の展望が開けた場所があります。

三つ尾の峠から『西三子山(にしみねやま)』へと続く稜線が見渡せます。







山頂直下の彩の中を急登が終わり、次第にペースも上がってきました。

登山口から55分。予想していたよりもかなり短い時間で山頂に着きましたが、

いつもなら見渡せる『雲早山』『高城山』が、今日は雲に隠れて姿を見ることができません。










時間は11時30分。まだ早いのでザックを置いて、雲早山への縦走路の途中まで

歩いてみることにします。尾根の両側の木々の葉はけっこう散り始めています。




雲早山への縦走路の分岐から、先ほど登ってくる途中で見えた支尾根の方へ降りてみることに。

少し下ると今登ってきた、もうひとつの支尾根の斜面の紅葉が見渡せます。













少しザレた足元に注意しながら、皆さん写真を撮っています。

お嬢様もその紅葉をバックに写真を撮って!と言ってきますが、

怖がって立てないので座っての記念撮影です。

『あ~目を閉じた!』とか『ちょっと笑顔がイマイチ』だったとか注文ばかりつけてきます。

(このまま後ろへ突き飛ばしてやろうか!と殺意が芽生えてきました。-笑-)

杉さんとお嬢様はここまでで山頂へと引き返します。残りのメンバーで支尾根の先に見える

岩峰まで下って行きます。







『釜ケ谷川』へと続く尾根もきれいに色づいています。







分岐から見えた岩峰に着くとさらに先にもまだ岩肌が見えています。取りあえずはここまで!












最後の岩峰からは下ってきた岩尾根を木々や岩に掴まりながら登り返します。

赤やオレンジや黄色に染まる山肌のど真ん中をどっぷり浸かりながら登って行きます。













あまりに気持ちがいいので、どんどん先に進んでしまい引き返した二人を随分と待たせてしまいました。

二人はすでにお弁当を食べていましたが、

今日はセニョさんもIRIBITOさんもいないので、私がお湯を沸かします。








お昼ご飯を食べた後は『旗立て』の分岐までの尾根を下って行きます。

朝方までの雨で濡れた斜面に足を滑らせないように注意して下ります。







旗立て分岐からも、しばらくは所々でロープの張られた急な下りが続きます。










急坂と自然林の道が終わると、一転して薄暗い杉林の道になります。

日の当たらない倒れた木や切株には苔が密生して、所々で茂った枝の間から

スポットライトのように日差しが当たっています。










杉林を抜けると、今日のもう一つの目的地の千年の森にはいります。

背の高い広葉樹の木々の間からは、優しい日差しが降り注いでいます。














皆さん立ち止まっては木々を見上げ、秋の森のグラデーションを存分に楽しんでいます。

どこを切り取っても絵になる風景が続いて行きます。














未だ色づいていないモミジに陽の光が当たり、色づいたモミジの色をさらに際立たせてくれています。

写真ではなかなか伝わらない、空気感や陽の光でできる陰影。

懐の深い大きな森の中に身を委ねます。
















千年の森はあと一週間ぐらい見頃は続くかもしれません。

こんな自然豊かな森を、千年と言わず何千年も次世代に残していきたい、残ってほしいと思います。










森を抜け名残を惜しみながら登山口へと戻って行きます。

その途中でも、AXさんは何度も立ち止まって写真を撮っています。








登山口まで戻り作戦会議が始まりました。

予定していた上勝町の地ビールを帰りに寄るのか、

それとも更に更に進んで『大釜の滝』を目指すのか!。

せっかくなのでまだ見た事のないメンバーの為に大釜の滝に寄って帰る事になりました。

するとお嬢様が『え~ビール飲まんの~!』と言っていますが、今回は無視です。


県道253号線沿いにある大釜の滝も勢いよく水が流れ落ちていました。

周りの木々も色づき始め、見ごたえがあります。







WOC登山部は山登りだけに拘らず、興味のある場所にはどんどん出かけて行くので

新しい発見があったり、再発見があったりして毎回楽しみが増えます。

帰りの『釜谷峡』も次第に色づき始め、こんな大きな岩がどこから?流れてきたんだろうと

思うような巨岩が川のあちらこちらに転がっています。








釜谷峡を後に『土須峠』を越え国道193号線を走り帰路に。

歩いた時間よりも移動の時間が長く、運転してもらった麺法師さんには申し訳なかったのですが、

秋の彩を満喫でき参加したメンバー全員が楽しめた一日でした。




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WOC.登山部 2018.10.17寒風山(裏寒風ルート)

2018年10月18日 | 四国の山
今週のWOC登山部は今年の総仕上げで『寒風山・裏寒風』を登ってきました。

総仕上げというのは建前で、以前から個人的に登りたかったルートだったのですが、

一人歩きだとどうしても二の足を踏んでしまう箇所があったので実現できずにいたルートです。

それは登山道もなく急峻で岩登りやトラバース、そしてザレ場といった登山途中の状況ではなく、

寒風茶屋から旧寒風トンネルを一人で歩くのが怖い!というなんとも情けない

ビビリという関門をクリアーできずにいたからです。


今日はメンバーと一緒に歩くので、まずは第一関門の旧寒風トンネルの問題はクリアー!と思いきや、

前日に宴会が入ってしまい、取りあえずこの関門をクリアーすることから始まりました。

一次会では瓶ビールでは恐らく接ぎに来られるので、生ビールを注文。

これなら自分のペースでチビチビと飲めば問題ないと思っていたら、

テーブルに生ビールのピッチャーが次から次と並んでいくではないですか。

結局、ビールジョッキにひっきりなしに注がれて、結構な量を飲んでしまいました。

このままではいかん!と二次会ではウーロン茶で何とかやり過ごし、帰るころには酔いも少し冷め、

第一関門をクリアー?することができました。


いつものメンバーは旅行や里帰りなどで欠席者が多く、今日のメンバーはセニョさん麺法師さん

IRIBITOさんと私の四名。大人数だと自身が歩いたことのないコースなので気を揉むところですが

気心も気力も体力もほぼ把握できるので、幾分が気が楽になりました。

事前にエントツ山さんの掲示板にGPSのトラックやアドバイスをお願いしたら

複数の人から書き込みをしてもらったので、ルートの確認もでき準備万端です。


寒風茶屋の前の駐車場は一般の人の為登山者は駐車しないよう張り紙とコーンが置かれていたので

下の駐車場に車を停めましたがすでにほぼ満車状態です。




旧寒風山トンネルは約1㎞の長さで照明もない暗闇の中をヘッドライトを付けて歩いて行きます。

最初は入り口からの明かりが届いていたのですが、途中からほぼその明かりは届かなくなり

ヘッドライトの明かりだけが頼りになります。トンネル内は予想していた通り肌寒く、スタート時に

一枚羽織ったのが正解でした。










15分ほど歩くとトンネルの北側に抜けました。が~!『トンネルを抜けるとそこはガス』

雪国ではないけれど一面真っ白な世界が広がっていました。一瞬メンバーのテンションも下がりましたが

その内にガスが流れて青空が広がるのを期待しながら、道の脇にある踏み跡に突入です!







事前に入手したトラックの載った地形図は、見るからに等高線の間隔が狭く、やはりその地形図通りの

いきなりの急登です。寒風茶屋から桑瀬峠への登山道もスタート時点からは急登なのですが

こちらはやはり登山道ではないので、踏み跡と赤テープだけが頼り。

しかも朝まで降っていた雨のせいで

岩や木の根や落ち葉が濡れていて滑りやすいことこの上ない、なかなかの登りです。







登り始めて直ぐに左に涸れ沢を渡り、林業の小屋跡らしき石積の横を通り、

さらに登って行くと支尾根に取り付きます。

トンネル歩きで準備運動が少しでもできたのが幸いして、『いきなり急登』も順調に登って行けます。







支尾根を登って行くと所々で岩が現れます。小さな岩にはロープが取り付けられていますが、

濡れた岩や苔の付いた岩は滑りやすく、出来るだけ足に体重をかけずに腕の力で登って行きます。

大岩では岩の足元を横切って行きます。







まだまだ続く急登に次第にふくらはぎが張ってきました。







登山道の様に単純に歩くだけでなく、四つん這いで登ったり岩に取り付いたり、

普段はあまりしない登り方に、次第に気持ちも高揚し始めました。『超気持ちいい!』










単純な道より難度の高い道が大好きなセニョさんも喜んでいるかな?

麺法師さんとIRIBITOさんが『ゆっくりさん、ひょっこりさん』と言いながら登ってきています。










樹林帯の中から少し開けた場所の岩を登ると、

エントツ山さんがルート図に書いてくれていた『第一展望台』に着きました。

展望台にセニョさんと二人が着いたときは何も見えない一面ガスの中でしたが、

後ろから来る残りの二人を待つ間に、ガスが流れ山肌の赤や黄色の彩が見え隠れし始めました。










正面の寒風山西壁の紅葉も姿を見せ始め、

後ろから来る二人に『早く!早く登ってきて』と声を掛けます。

青空の下の紅葉も素晴らしいのですが、湧き上がるガスがまるで生きているかのようにうごめき

とても幻想的な風景に思わず声がでます。
















展望台から一旦下がり、一瞬だけ勾配が緩くなったものの、直ぐに急登が始まり

更に上へ上へと登って行きます。背の低い笹を掴みながら体を持ち上げる場面もあります。







支尾根を上り詰めると大岩に『頂上へ』と書かれた標識が掛けられていました。

ここから時折赤テープを探しながら左上へと登って行きます。










細く小さな沢を濡れた岩に足を滑らさないように二カ所ほど渡った後、『落石注意』と書かれた札を

横目に最後の沢を渡ると、ここでも赤テープが不明になり、後ろから来る二人を待つことに。










しばらく待ってもなかなか来ないので、声を出して呼んでみるとルートから少し外れた

上の方から返事が返ってきました。どうやら少しルートを外しているようなので、

セニョさんが戻って呼びに行きます。



何とか二人と合流することができ、更に左へと進んでいくとルート図にあった

『ガレ場』に差し掛かりました。

エントツ山さんの掲示板でそれぞれの人がアドバイスをくれた中で、

台風の影響でこのガレ場が崩れてないかと

心配する書き込みがあったのですが、想像していた岩ばかりのガレ場ではなく、

木々の中で小さなな浮石でガレた斜面でした。

ただし小さな石とやらかい土で、踏み出すと足元が崩れて行きます。













広いガレ場を時々赤テープを見失いながらも、何とか最終関門もクリアーしていきます。

ガレ場を過ぎると正面に西壁の大岩壁が現れます。ここは当然左に足元をトラバースしていきます。







山の斜面の紅葉越しに青空が見え隠れし始めました。

まだまだ急斜面は続きます。










やっとのことで『第二展望台』に到着しました。

予想以上にここまで3時間近くかかりました。

ここから正規の登山道に近いので笹原歩きが始まるのかと思いきや、

未だ目の前には大きな岩肌が構えています。やれやれ・・・・・なかなか楽をさせてくれません。










岩壁の足元に取り付くとまた岩場にロープがかかっていました。

簡単には歩かせてくれない『恐るべし裏寒風!』でも逆に笑いがこみ上げてきます。










岩場を乗り越すとやっとのことで尾根に飛び出しました。するとそこには先ほどまでの

白い世界から、予想にしなかった明るい空が広がっていました。







寒風山からの尾根筋、そして桑瀬峠から伊予富士へと続く稜線が見渡せます。

何度も寒風山に登っているのに初めて見る景色です。




山頂付近の紅葉はほぼ終盤なのか、少しさえない色をしていますが、

今までのガスの白い世界から解放された爽快感は何とも言えません。











ここまでくると山頂までは笹道のハイキング。時間はすでに13時近くでお腹もペコペコです。






山頂の東側には前回歩いた『冠山』の稜線とその奥に

『平家平』が顔をのぞかせています。





お弁当と温かい味噌汁。この時期最高のお昼御飯です。IRIBITOさんはカップうどんに、

麺を食べた後の出汁におにぎりを付けて食べるという新メニューを開発して自慢げです!(笑)







腹ごしらえが終われば、さあ後は登山道を降るだけです。

南側の笹原が広がる景色と比べ、西側には今日歩いた岩壁が続く寒風山。

裏寒風から見上げた岸壁を思い出しながら、いつも眺めた風景が少し違った景色に感じます。











木々や木の根や笹の根元、そしてロープに掴まりながら登った裏寒風に比べて

登山道のなんと快適なことでしょう。しかも下りですからどんどんと歩いて行けます。

改めて登山道の有難みを感じます。








勝手なもので先ほどまではガスの流れる景色も風流だ!なんて思っていたのに

やっぱり日差しの当たる紅葉の景色は素晴らしい!なんて思ってみたりします。













次第に西側の雲も流れて伊予富士も日差しを背に受け輝く姿が見え始めました。







振り返ると先ほどまで悪戦苦闘した裏寒風の、赤や黄色の絵の具を塗ったような岩肌が!

あの辺りを歩いたんだなと思いながら眺めると、また感慨深いものがあります。




桑瀬峠ではじっとしていると寒くなるので、一息入れた後そのまま一気に寒風茶屋まで下ります。











先に着いたセニョさんと二人で茶屋の前の東屋で腰を降ろして後続を待ちます。

15分ほど遅れて、足を痛めている麺法師さんが到着しました。




全員が揃ったところで、東屋でIRIBITOさんが持参してくれたお店のコーヒーを

今日は麺法師さんが淹れてくれました。ここ最近IRIBITOさんが選んでくれている

酸味が効いたコーヒーがホッと一息ついた身体に染みわたります。







ふと見ると寒風茶屋に『CAFE BASE』と書かれた新しい看板がかかっています。

今風の名前になっていますが、逆に峠には『茶屋』の方が新鮮だと思うのは私だけでしょうか?




山から降り西条市内で、以前から気になっていた『打ち抜き』の看板がかかるお店に立ち寄りました。

昔懐かしい手押しのポンプから、打ち抜きの水がい勢い良く流れています。




お店の方はどうやら閉まっているようですが、

そういえば朝見た屋台(だんじり)で今日は『西条まつり』だと話し、

お祭りのときは学校も会社も休みになるというのを、みんなで感心したばかりでした。




先々週の『石鎚山・東稜コース』に続いて、今回の『裏寒風コース』は県外ではなかなか出来ない

登山道を外した道を歩き、2018年の登山部の総仕上げにふさわしいワイルドな山歩きができました。

これも一緒に歩くメンバーができたことで実現できたルートです。

まだしばらく紅葉はどんどん下に下がってきています。

来週は『高丸山』をのんびりと紅葉狩りを楽しみます。
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WOC・登山部 2018.10.10陣ケ森・ニコ淵・西滝

2018年10月10日 | 四国の山
先週の石鎚山東稜コースがメンバーにはけっこうハードだったし、

天気予報も雨だし、ということで今回は箸休めということで軽く歩くことにしました。

第一の目的地は今巷で注目されている仁淀ブルーの『ニコ淵』です。

前回、『稲叢山』の帰りに寄った『アメガエリの滝』を見て

麺法師さんからニコ淵にも行ってみたいとリクエストが

あったので(本人は覚えてなかったですが-笑-)、どこかの山と絡めて出かけてみようと

以前から考えていた場所です。そこで今回は雨振りでも気軽に歩けて時間もかからない

『陣ケ森』に目を付け、軽く山を歩いた後にニコ淵に行くことに。

調べているうちにニコ淵の少し上流には『西滝』という滝もあるらしいいので

時間が許せばそこまで出かけてみることにしました。


今日ははフレンディ号に8人が乗り込み、まずは大豊を目指します。

途中高知道は片側一車線になり、記録的な大雨で土砂崩れに巻き込まれて橋梁が流された

立川橋の横を通り、大規模に崩れた災害現場を目の当たりにしました。


大豊から国道439号線を走り土佐町のコンビニでお昼ご飯の段取りを。

車を降りる前にIRIBITOさんから

『今日は雨やからお湯は沸かせんかもしれんので、そのつもりでお弁当を選んで!』と伝達事項。

コンビニで買い物を済ませてトイレの前に並んでいるお嬢様Mさんに、一応確認で

執事  : 『今日はお湯が使えんからね!』

お嬢様 : 『え~!そんなん聞いてない。スープ飲めんやんか! (; ・`д・´) 』

執事  : 『さっき車を降りる前にIRIBITOさんが言ったやんか!』

お嬢様 : 『おしゃべりしてたから全然聞こえんかったわ!もっと大きな声で言ってもらわんと!』

おしゃべりに夢中で自分たちが聞いてなかったくせに・・・・・。

(IRIBITOさん。今度から拡声器もってきましょう!)


登山口まで向かう途中の国道439号線沿いの田んぼには、今はほとんど見られなくなった

稲刈り後の稲架(はざ)掛けや三角のとんがり帽子のように立てかけた稲わらの風景が続いています。

(今はコンバインや乾燥機などの機械化が進んでいるので、この風景は絶滅危惧種のようです)

子供のころはよく稲刈り後の田んぼで遊んでいたな~とIRIBITOさんと

昔を懐かしみながら・・・・。


7時に丸亀を出発して予定通り9時30分に林道の突き当りの駐車場に到着しました。

前回歩いた『工石山』と一体で『工石山・陣ケ森県立自然公園』となっていますが

工石山の整備された雰囲気とは一転、ここのところほとんど手が入れられていない感じがします。




ここでもお嬢様が

お嬢様  :  『カッパいらんかな?』

執事   :  『あとでウソついたって言うんやから持っていったら』

お嬢様  :  『山頂まで20分やろ!』

執事   :  『ハイハイ、自己責任でお願いします。』

駐車場の傍らには薄紫のノコンギクの花畑が広がっています。




登山口にはなぜか登山道でもなく遊歩道でもなく、歩道の看板が!







登山口からしばらく歩くと階段が続いています。これがヶ所によっては段差も高く、

けっこう急で、前を見るとずっと続いています。







いきなりの思いのほかの急登に直ぐに息があがってきました。そろそろかな・・・と思っていたら案の定

コアラさんから『今日は散策だったんじゃないんですか?』と

お嬢様からは、『汗かいたのにタオル車に置いてきた!』と

ト・ホ・ホ!ツアーガイドを仕事としている人の苦労が身に染みて分かります。




階段状の坂道に大汗を掻きながらも登る事20分弱。陣ケ森山頂に着きました。

ここでセニョさんと麺法師さん恒例の三角点バンザイ!










東屋の横の木にはキティーちゃんもどきのアクリルの看板が掛けられています。




陣ケ森の三角点から今日は丸山広場辺りまで歩いてみることにします。

薄暗いウバメガシ?のトンネルの中を進み二・三度アップダウンを繰り返すと

目の前に萱原が広がっていました。

あれ?ここが丸山広場??ネットで調べた時に見た写真とは全く違う景色が広がっています。










草原が広がっているイメージだったのに・・・・露に濡れる萱をかき分け進んでいくと

足元にはリンドウやヤマラッキョウがあちらこちらに咲いています。







シーズンだと真っ白になった馬酔木の巨木が見応えがあるだろうな~。




想像していた丸山広場はこんな感じです。




丸山広場からもう少し先に進んでみますが、一向に見晴らしのよさそうな場所がありません。

見晴らしがよくても今日の天気ではガスの中なので、途中から引き返すことにしました。













丸山広場というか丸山茅原の東端には地形図では1029mのピークになっています。

少し南側には山名を書いた案内板がありますが、周りの木々が伸びて

展望は全くありません。一応ピークらしいところでバンザイです。










木もなく晴れていれば・・・・こんな展望が!





茅原を過ぎるとまたアップダウンと三角点からの階段を下って行きます。

以前は放牧場となっていた山の斜面も見る影もありません。
















登山口まで降り、次の目的地のニコ淵に向かいます。途中、

国道439号線から194号線に入り少し南に走った所にある『道の駅 633美の里』でお昼にします。

ここなら屋根もあるので、IRIBITOさんがいつものようにお湯を沸かせてくれました。

お弁当を食べた後、セニョさんと麺法師さんはさらに食堂で『つがにそば』を食べています。

食後のデザートのソフトクリームにお嬢様も満足げです。







さぁ次はニコ淵に!

車数台が停められる駐車場から急な坂道と階段を降りると右手にニコ淵が現れました。







曇り空の今日の天気では陽が当たらず、本来の仁淀ブルーではないようですが

それでも滝から流れ落ちる水も水量があり、見ごたえがあります。

デジカメのシャッタースピードを変えて写してみます。










しばし滝に見とれながらこの渓谷美にどっぷりと浸かってみます。

お嬢様も今回は滝ガールです。







突端大好きのMさん。それ以上先にはいかないで~!




ニコ淵を満喫した後はさらに上流にあるらしい?『西滝』へ向かいます。

駐車場までの階段がけっこう堪えます。




グリーンパークほどのへ向かう途中から左に折れると突き当りに西滝の駐車場がありました。

ほどののパンフレットには西滝までは気軽に散策できるようなイラストが載っています。

ところがどっこい西滝に向かう道は歩きやすいのは最初だけで、途中からほとんど山道です。










道の勾配も次第に急になり、どんどん険しくなっていきます。一旦急坂を登りきると

今度は沢を渡渉する箇所があります。










濡れた岩に足を滑らせないように、お嬢様も最初はヒョイヒョイと・・・・。

でもやっぱり渡渉ヶ所で躊躇しています。優しい麺法師さんがサポートしています。

執事の私はここぞとばかりに後ろから『滑れ!落ちろ!』と念を送ります。




お嬢様も無事沢を渡り切り(残念!)、後続も続きます。

ここからはさらに杉林の中の急登が続きます。

あのマップを見て観光気分で来た人には、とても登れるような道ではありません。

陣ケ森の登山よりこちらの滝見の方が断然ハードです。




『権現滝』への分岐から右に折れ、トラバース気味に進むと

大岩の横を通り、その先が『西滝』を見渡せる展望台になっていました。

西滝は大小20余りの滝が連なり100m以上の落差がある滝の様です。

予想以上の高さに、みなさん感嘆の声があがっています。







展望台から少し下ると西滝の滝つぼに下りられました。

ここから見上げる滝も迫力があります。










滝つぼは意外と小さく、周りを岩で囲まれているので足元まで近づくことができます。

落ち口から細かいミスとが降り注ぎ、身体全体を包み込んでくれています。







今日は生憎の曇り空でこの時期ですが、夏ならもっと気持ちのいいことでしょう。

『ほどのの滝』はこの西滝の他に『東滝・権現滝・大樽滝』

全部で四つの滝があり、『戸中山』の南側に約4㎞もの露出した岩肌が続き、

それぞれが同じような距離を置いて流れ落ちているそうです。

今回は気軽な気持ちで滝見に出かけましたが、次はこの四つの滝を巡りながら山を歩いてみても

いいかなと・・・・・早速来年のリストにいれました。


帰りはまた急坂を下り駐車場に。権現滝まで歩いたメンバーをしばらく待つ間

麺法師さんとOさんとお嬢様と雑談。その内にスポーツタイツの話になり、

ズボンの裾をめくりあげ自分のタイツを見せると

お嬢様  :  『え~細~い!私の足よりほそいやんか!』

執事   :  『ハイお嬢様。私こんな足が細いので、長い時間歩くと本当に疲れるんです。』

お嬢様  :  『私ね、男性で顔が白い人、足が細い人、〇〇な人・・etc はダメ!』と

執事   :  『はいお嬢様、それなら足が細くて良かったです!』








今日は天気予報に見事にいい方に裏切られ、雨に降られることもなく傘も雨具も必要なく

予想していた以上に汗も掻き息を切らせて歩けて、おまけで出かけた滝見がまた予想以上に素晴らしく

中休みのつもりの今週の登山部も、有意義な、なかなかいい一日を過ごすことができました。
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WOC登山部2018.10.03石鎚山

2018年10月04日 | 四国の山
今週のWOC登山部は西日本最高峰でかつ一番早く紅葉が訪れる『石鎚山』

12名(男性7名・女性5名)で出かけてきました。

メンバーの中では何度も登っている人もいれば、初めて歩く人もいます。

でも既踏のメンバーもどうやらこの時期に訪れた事がないようですし、

初めての人には是非、『弥山』から『天狗岳』の景色を見てもらいたいと

思って企画しました。さらにオプションとして希望者は『東稜コース』

『南突峰』に上がり天狗岳から弥山へと歩いてもらうという

内容です。これなら初めての人も、既踏の人にも満足してもらえるはずです。


先週に続いて今日も『偽かしまし娘の先輩とお嬢様そしてアミちゃん』が参加します。

車の都合で残りのMさんOさん、計5名の女性陣はIRIBITOさんの

ワゴン車に乗ってもらいます。山さんの車には私も含めて5名の男性。

IRIBITOさんには申し訳ないのですが、これで往き帰りの道中が平和な移動ができそうです。



2台の車で松山ICまで走り、国道33号線を南下。久万町から面河、そして石鎚スカイラインを

通って『土小屋』の登山口まで向かいました。

スカイラインの途中の『御来光の滝』展望台で

青空の下そびえ立つ石鎚山や御来光の滝を双眼鏡を覗き込みながら眺めます。







『日本百名山』『日本七霊山』のひとつの石鎚山。ここから見える岩肌に囲まれたその姿は

『立山』『白山』に負けず劣らず見事な形をしています。


土小屋の駐車場はほぼ満車の状態です。身支度を整え駐車場をスタートしたのが9時55分。

予定より1時間弱遅くなりました。







国民宿舎への舗装路から登山道へと入って行きます。しばらくはよく整備された道を

いつものようにおしゃべりしながら歩いて行きます。







直ぐに1542mピークの横を過ぎ、徐々にゆっくりと高度を上げて行きます。

途中で数人の団体や二人連れなどの若い人たちに道を譲って先に行ってもらいます。

足元を見るとスニーカーに小さなザックといった軽装の人たちばかりです。

土小屋からなら2時間強での登れるので、本格的な登山ではなくちょっと観光気分の

人たちも大勢いる二面性を持っている山です。







最初の尾根道から『鶴ノ子ノ頭』の北側を回り込み

また尾根に出ると、時折石鎚山が顔をのぞかせてくれます。




尾根の南側の道は日当たりもよく、かと言って暑いわけでもなく、

次第にエンジン(体)も温まってきてペースもよく歩いて行けます。

最後尾はお嬢様と今日の執事役の杉さんが歩いてくるのが見えます。







時々、もう山頂から下りて来たトレラン姿の若い女性や男性とすれ違います。

その内若い男子二人に山頂まで『どれくらいで走るん?』と聞くと

『1時間くらいで!』と返事が返ってきました。『ヒエ~!』と驚くと同時に

『もったいない・・・・・』という気持ちがわいてきます。


土小屋からの途中からペースが一緒でずっと後ろから付いてきた単独の女性は

ラジオをかけながら歩いてきます。時々そのラジオの話を聞いて一人笑いをしています。

人気の少ない山ならわかるのですが、付かず離れずメンバーに付いてくるので

ラジオの音が少し耳障りです。


1677mのピーク辺りでは道を曲がるたびに山頂がどんどん近づいて見えます。

そのたびにデジカメのシャッターを切り、そして何枚撮っても今日の石鎚は絵になります。










1時間弱で『東稜基部』の第三ベンチに着きました。

予定ではセニョさんと麺法師さんを東稜コースに案内するつもりでいたのですが、

IRIBITOさん、Mさん、先輩、アミちゃんも歩くと言う事です。

前回歩いたのが2011年ですからずいぶん時間が経っています。案内するといったものの

人数が多くなると多少不安になります。残りのノーマルコースを歩くメンバーとはコースタイムからすると

東稜コースのメンバーとは時間差ができるので、弥山で待ってもらうことになるでしょう。

ノーマルコースのリーダーの杉さんとそのあたりの打ち合わせをして、

ベンチの横からいよいよ東稜コースへと突入です!








第三ベンチから尾根に出るまでは急登を踏み跡を辿りながら登って行きます。

もちろん『通行禁止』ですから赤テープなどはなく、それでも以前に比べると踏み跡が

しっかり付いているのでほとんど迷うことはありません。








尾根に出ると笹道が始まります。笹をかき分け踏み跡を確認しながら辿って行きます。

途中で後ろから来た男性に先に行ってもらいます。

すると男性が『このコース、初めて?』と聞くので

『大丈夫です!』と答えると、『以前はバリエーションルートだったけど、もう高速道路やな!』と

言って歩いて行きました。そういえばこの笹道も、笹の背は高いものの足元が踏み固められているので

迷うことなく進んでいけます。







途中で道の両側に丁度肩幅ほどの間隔で木が並んでいました。

そのまままっすぐ通って後ろから来るアミちゃんに

『さぁ通れるかな?』と言うと『当たり前や!』と答えて横向きに通過しました。

アミちゃん、それ反則やで!




その内に『矢筈岩』『笹滝』が姿を現しました。

矢筈岩の左側の笹滝(エントツ山さん命名)を目指して今から登って行きます。

右からガスが流れてきて、何とも言えない幻想的な雰囲気を漂わせています。







まずは矢筈岩の右の岩稜の足元を目指し、相変わらず濃い笹の中をまるで平泳ぎをしているように

その笹をかき分けながら歩きます。

振り返るとアミちゃんが笹の中に埋もれています。







笹滝の中央を通る道は、降雨の時の水の通り道にもなっているのか、

掘られたように踏み跡が続いています。

時折ある段差も高く、まず両脇の笹をかき分けそして強く握り『よっコラショ』と体を持ち上げます。










ここでも一旦振り返ると吸い込まれそうな『南沢』へと降りて行く笹滝が続いています。

冬の積雪時なら手で丸い球を作り転がすと、どんどん大きくなって巨大な雪だるまが出来そうです。










笹滝を登りきり一旦最後尾が着くまで待って一息入れます。

いよいよ目の前には南突峰が目の前に迫ってきました。

周りの彩もますます色づき、青い空にそびえる岩そして赤や黄色の錦秋のコントラストが最高です。



















笹滝の上部には結構高さのある岩が二カ所ほどありました。まずは私が先行して後ろから来るMさんに

足がかりや手掛かりの位置を見てもらい、順番に後続に伝えてます。

久しぶりの岩肌にセニョさんも楽しんでいるみたいです。










ここで上から下りてくる男性とすれ違います。

この東稜コースをわざわざ下るなんて・・・・絶対ないな・・・なんて思いながら

最後の小さな岩のピークに登ろうとするとさらに女性が一人降りてきました。

あれどこかでお会いしたような・・・・・?なんと『カッタクリさん!』

『西赤石でお会いしましたね!』と言葉を交わした後、後ろから上がってくる先輩を見て

『あら!今日は若い女性を連れて・・・・!』と・・・・。

『先輩!よかったね若いって言ってくれましたよ!』


カッタクリさんは『墓場尾根』で遊んでいたと言っています。

その後このコースを降りてきたそうで、さすがです・・・・!

後続が次々登ってくるので、しばらくカッタクリさんには待ってもらっています。

離合の場所も狭く後ろが閊えるので、あまりお話もできずにそのまま先に進みます。







この先が『カニの横這い』です。

左の足元には『北沢』からの笹滝が続き切り立っていますが

右の壁の背の低い笹に手を掛けながら歩けば大丈夫です。










カニの横這いを渡り切ると南突峰はもうすぐそこです。見上げると錦秋に山肌が染まっています。







そして南突峰直下の『カニの縦這い』の足元に着きました。

写真で見ると高さも斜度も大したことがないように見えますが、岩のクラックも掴みどころがなく、

足がかりも見当たりません。

まずは私が上に登って上部にある木にロープを掛けます。

後の人にはロープを使って登ってきてもらいますが、

ここで慣れないメンバーが随分と苦戦をしています。



















この場はセニョさんに任せて二番手で登ってきたMさんと南突峰の上を歩いてみます。

Mさんは突端で写真を撮ってと頼むのですが、あんまり先にはいかんとってね!







後続がまだまだ時間がかかりそうなので、私はザックを置いて墓場尾根まで

道の確認がてら降りてみることにします。

笹に掴まりながらどんどん降りてくると左に『大砲岩』そしてその下に墓場尾根の姿が!







墓場尾根の紅葉のピークもあと少しかな?

時間がないので写真を撮ったあとさっさと登り返していきます。

見上げると山頂までの岩肌が光っています。







南突峰まで戻るとメンバーは天狗岳へ歩いて行こうとしています。

カニの縦這いの上から降りようとして、メンバーが登ってくるのをかなりの時間待っていた

男性二人の為に、岩を降りきるまでロープを残してあげたので、二人が降りた後セニョさんが

ロープを回収しました。

先に歩いて行ったメンバーが南突峰の山頂手前にいるのが見えます。




メンバーに追いつき山頂でバンザイをする麺法師さん。見るからにへっぴり腰です。




南突峰から次の天狗岳に向かいます。

右手の岩壁に沿って降りて行くスパイダーウーマンの先輩

岩を降りればあとは岩と笹の生え際を歩いて行けばさほど高度感もなく歩いて行けます。







振り返ると南突峰の北壁にも次々とガスが登ってきますが、南からの風のお陰で

ガスが乗り越えずにいてちょうどいい感じです。





天狗岳でアミちゃんと記念撮影!

三回目の登山で東稜コースを登り天狗岳に立つアミちゃん、大したもんです。

天狗岳に立つメンバーを弥山で待ってくれていたメンバーが写してくれました。















天狗岳も岩塊を降りると左に寄って歩けば、北壁にはガスがかかっているので問題なく歩けます。







弥山の直下の鎖を登りきり別部隊のメンバーと合流しました。

ここでやっとの昼食です。お腹減った~!







弥山の山頂は時間も少し遅かったのか思った以上には人が少なく、

のんびりとお弁当を広げます。

山頂から見る天狗岳はこの時期よく見る岩肌に色づいた木々と立ち上るガスのバランスが絶妙です。





お昼ご飯を食べてさぁ後は登山道を降りるだけ・・・・と思っていたら、

石鎚山は初めてというMさんが『是非、鎖場に行ってみたい!』と言っています。

周りを見ると誰も返事をしません。その内にMさんが私を見て

『お願い付き合って』と言ってきました。

(ト・ホ・ホ!実は私はここの鎖は余り得手ではありません。しかも登りでなく下りなんて・・・。)


吊皮の輪のような鎖が続く三ノ鎖を二人で下って行きます。

この鎖の輪っかに足を入れて上り下りするようになっていますが、

登山靴ではこの輪に足が入りません。

岩肌の足がかりのある場所は鎖を握りながら降りられるのですが、足がかりがなくなると

つま先を鎖の輪の上に足を置きながら降りるしかありません。

ところがMさんは丁度輪の中に足先が入るのでスイスイと降りてきます。

その内につま先に力を入れ過ぎて、右足の指が攣りました!イ・タ・タ・タ!




慌てて所々にぶら下がっている三角の鐙に左足を入れると、くるっと回転をして

足先が鎖と絡まり抜けません。今度は右足の攣った足どころではありません!







少し一息入れて何度か繰り返すとやっとのことで左足を抜くことができました。

ホッとして上を見るとMさんが、ゲ・ゲ・ゲエ~!

二本の鎖を後ろ手に握りながら前を向いて降りてくるではないですか!

しかも『滑り台みたいで楽しい!』なんて言いながら降りてきます。

身動きが取れずにあがいていた疲労感と、上から前向きで降りてくるMさんを見てのドキドキ感で

鎖を降りきった時にはどっと疲れが押し寄せてきました。


二人が鎖を降りきるのを待ってくれていたセニョさんと麺法師さんと一緒に

ガスが立ちこみ始めた土小屋への道を歩いて行きます。

ここでも色づいた木々にガスがかかり、何とも言えない幻想的な雰囲気がします。










途中で花を写しながら降りて行くと、他の人とも離れて独り歩きになりました。

靄のかかった登山道を久しぶりに一人で静かに歩いて行きます。
















途中で軽装に背中にはザックもなく、手に一本のペットボトルだけを持つ老人を追い抜きました。

あとでセニョさんに話を聞くと、水がなくなって水を譲ってくれないかとその人に頼まれたそうです。

いくら手軽に登れるからと言っても、もし雨でも降り始めたらと・・・・・。





今回も雨に降られることもなく、山頂では絶好の写真日和。

東稜コースを歩いた先輩とアミちゃんは予備知識もなく、恐らく随分と疲れた事と思います。

でもこの東稜コースを入れたことで、初めての人も再訪の人にも楽しめ

西日本で一番早い紅葉を存分に眺め楽しむことができた

我ながらいい企画?だったと思います。(自画自賛ー笑)

さぁ来週は中休みで軽く『陣ケ森』を歩く予定です。



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