KAZASHI TREKKING CLUB

山登りというよりはトレッキングいやハイキング。最近はそんな
感じで、楽して景色の楽しめる山ばかり登っている軟弱者です。

WOC・登山部 2018.11.07三嶺

2018年11月08日 | 四国の山
WOC・登山部で9月の中旬に、今日までの毎週の山行の計画を立て

今日が8回目の登山。その計画の最後の山が『三嶺』となりました。

計画を立てるにあたり一番最初に決めたのが今日の三嶺です。

メンバーの大多数が三嶺に登りたい!という意見が多く、私もやはり一番好きな山なので

他の山々の紅葉を見納めた後、なんとか『コメツツジの紅葉』が間に合うかと

思って企画しました。

回数としては二日酔いとギックリ腰の後のリハビリ登山でいつも登っている

『剣山』が20回以上になるのですが、この三嶺も

今日で17回目になります。個人的には日本一の山とか百名山とかの数字には

全く興味がなく、気に入った山には何度も登っているので他の人と比べて

登っている山の数は少ないのですが、山への想いはそれぞれ違っていていいのです。

でも今日の三嶺は誰と登っても、誰もが絶対に満足してもらえる山です。


先週の小豆島からの帰りのフェリーの中で見た天気予報は、降水確率50%。

それを雑談の中で話をしていると横にいたコアラさんが、

『私が晴れ男やから、来週欠席になるから雨が降るわ・・・!』と一言。

ヌ・ヌ・ヌ~!そうでなくても最近天気予報に気を揉んでいるのに。と思っていたら、

週末には30%に回復しました。それでも油断できないので、代替の山を検討しながら

週が明けると10%に!と言う事で『決行します』と皆さんに案内しました。


やはり今日は予想通りの人気で総勢13名の山行となりました。

メンバーは『セニョさん・麺法師さん・山さん・IRIBITOさん』そして『お嬢様』

前回呼び名を付けたものの、判りづらいので単純に今回改名した『あっちゃん・ルリちゃん』

そしてケガから復帰した『キョウちゃん』と久しぶりの参加の『としちゃん』

初めて県外の山歩きに参加する『タマちゃん』

さらに前々からまた三嶺に登りたいと言っていた『波平さん・わかめちゃん(改名)』です。

オーバー50のメンバーにちゃん付けするのも・・・・・・・?ですが、気持ちは皆さん山ガールです。

(こんな事を書くと、次回顔を合わせた時の視線が怖いですが!)



メンバーが丸亀を出発した後、私は貞光の道の駅でピックアップしてもらいます。

道の駅の駐車場でメンバーが来る間、車の後部座席を覗き込むと

シートの下に何やらくたびれた靴下が出てきました。

最近、後部座席に他人を乗せたのは平家平に登った時の先輩とアミちゃんだけです!

その帰り道の車中で先輩は、たしか靴を脱いで座席の上で

体育座りをしながらビールを飲んでいたような?

その靴下を写真に撮りメッセージで先輩に送ると

どうも自分の靴下かどうか自信がないという返事が返ってきました。



アミちゃんに聞いてみると『絶対、先輩のやろ!』と言われたそうです。

さらに『匂いそうなので・・・・!』と送ると『洗って帰してくれたらいい!』と何とも先輩らしい返事が。

朝からすでに呑んでるのか先輩!



一字から県道261号線を『小島峠』経由で名頃に向かいました。

その途中で山さんが『コトリ峠から菅生へ降りるんやな~』 と

一同 『?・?・? ( ゚Д゚)  』『山さん、コトリじゃなくておしま峠ですよ!』

(老眼で小さな文字が見えなかったと言い訳しています - 笑 - )

道が最終集落を過ぎ綴れ折れに高度を上げていくと、

道の北側には『津志嶽』の紅葉に彩られた山肌に朝陽が当たって輝いています!







名頃に着くころには頭上は雲一つない青空が広がっていました。期待感に胸が膨らみます。

仲良く並んだ案山子を横目に9時06分、駐車場をスタートしました。










最初は樹林帯の中を登り、しばらくして鉄塔広場に出ると足元に名頃の発電所が見えます。

そこからは段々と急登になり、次第にメンバーの間隔も開いてきます。













当初から今日は『うさぎさんチームと亀さんチーム』に分かれるだろうと予想していたのですが、

前回のチチ山登山の時のように、『蟻さんチーム』の3つに分かれそうです。










急登が少し落ち着くと1142mの三角点のある、落ち葉の積もった広い尾根になります。

サクサクと落ち葉を踏む乾いた音に、山が冬支度に入っているのを感じます。










その森の中を通り抜けると、林道との出合いに出ました。

以前は林道を車で入ってこれた頃には、上の登山口となっていた場所です。

ここで亀さんチームは紅葉を眺め、水分補給の休憩をしながら後続を待ちます。







ペースが遅いのでと、波平さんとワカメちゃんが先にスタートします。

今日は波平さんがワカメちゃんの執事です。




後続が到着したあと林道横の階段から登り始めます。




ほとんどの木が葉を落とし始めていますが、まだ綺麗な色を残してくれている木もチラホラ。

先ほどまでの広い尾根から幅の狭い支尾根を登って行きます。

後ろからとしちゃんが写真を撮ったり足元の落ち葉を拾ったりしながら歩いてきます。










この辺りから可哀そうに鹿害にあった木々が目立ち始めます。




葉の散った木々の下は明るく、やわらかい日差しが差し込んできます。

そんな自然林の中をとしちゃんは、マイペースでのんびりと楽しんでいます。










相変わらず木肌を食べられ痛々し気な木が目につきます。

後ろからは最後尾をIRIBITOさんが蟻さんチームをフォローしながら登ってきます。













メンバーがそろっているのを確認して、ここから独り少しペースを上げて歩いて行きます。

しばらく歩くと鹿避けネットが道の両側に設けられた場所になり、

さらに進むと『ダケモミの丘』に着きました。







以前の林道登山口への道は通行止めになっていました。最後に歩いた時も

一ヵ所かなり崩れた場所があったので、そこの被害が大きくなったのかもしれません。





ここでしばらく蟻さんチームを待つことにしました。常緑針葉樹のダケモミの森は

先ほどと打って変わって日差しが余り届かず、汗を掻いた身体が肌寒くなってきました。

蟻さんチームが到着するのを見届けて、先に前を歩きます。

後ろではIRIBITOさんがタマちゃんにザックの担ぎ方などのレクチャーをしています。

IRIBITOさん  『ゆるゆるやからショルダーストラップを締めて!』

        『チェストストラップ(胸のストラップ)も締めたら楽にあるんや!』

と言うと

タマちゃん   『胸が大きいから締まらんのや!』


『お嬢さんと一緒でないから、今日のブログのネタに困るやろ!』と

IRIBITOさんに先ほど言われたのですが、

やはりいつも執事のネタ元はお嬢様なので、ブログは面白味に欠けると

思っていたので、今日のネタ、ひとつ頂きました。




ただ久しぶりの独り歩きの雰囲気もいいもんです!




ヌタ場のようなぬかるんだ場所を過ぎると、徐々に勾配も急になってきます。

支尾根から広い1517mのピークでは以前に遭難騒ぎになった時に、間違って谷に降りて行った

場所にはきれいな道標が建てられています。




しばらく歩くと所々で剣山や剣山に続く稜線が、木々の間から見え始めました。

登山口で見上げた同じように雲一つない青空が広がっています。







ほどなくマユミの古木(たぬきのかんざし)に着きました。

枝には名前の由来の可愛らしいピンクの実が少しだけ残っています。







このマユミの木がほぼ森林限界の目印になります。ここを過ぎると一気に空が広がり、

明るい登山道になります。足元には背の低いミヤマクマザサ、

そして目の前にはまだ色を残してくれているコメツツジが目に飛び込んできます。

先ほどダケモミの丘で後続を随分と待って体を冷やしてしまったのか、

最近になく足が重く歩く速度が落ちてきました。










いつものザレ場は右に回り込んで登って行くのですが、お嬢様は間違えて直登をしたようです。

『執事もおらからストック持ってもらえんし、無茶苦茶滑るし死にそうやったわ! (; ・`д・´) 』

山頂で登って来た時に随分と憤慨されていました。

『申し訳ありません!執事がフォローできなくて!でもあのザレ場を直登できたなんて、

お嬢様も随分と成長されたもんです!』







いよいよヒュッテの直下の大岩です。鹿が通れないように設けられた『テキサスゲート』を渡り、

水場への分岐を過ぎると、山頂へと続く道には、亀さんチームの姿が見えます。

















急登の途中で振り返ると、白い岩肌にコメツツジの茶褐色の色がコントラストをつけて

さらに周りの景色を際立てています。

そして登りきると目の前に山頂池が姿を現します。







さぁいよいよ山頂です。三角の形をした山頂がどんどん近づいてきます。

前を行く波平さんもワカメちゃんの執事役を一旦降りて、何度も振り返りながら

廻りの景色を写真に収めています。














先に登ったうさぎさんチームはもうすでにほとんど食事を終えていました。

振り返るとコメツツジの群生の向こうに山頂直下の笹原が広がっています。




そして西側には『西熊山』を経由して『天狗塚』へと続くなだらかな稜線。




さらにその先を遠望すると『石鎚山』




東を見ると『剣山と次郎笈』の兄弟の姿がくっきりと見えます。




南東には来年WOCで登ろうと考えている『石立山』も見えます。




まるで四国の山のすべてを見渡しているような気分になります。

メンバーそれぞれがいつになくのんびりと大展望を楽しんでいます。
















山頂では若い男女のグループが後から登ってきました。

服装からしてあまり山には登っていないような感じに見えますが、

さすが若さで登りきったようです。(あ!けっして嫌味ではないですから・・・・)




東の岩場の上から後続を心配して見ているとまずお嬢様の姿が。

手を振ると余裕で返してきます。その内に蟻さんチームにいたお嬢様が到着。

いつになく力強く息も切らせず元気に登ってきました。

『お嬢様!逞しくなられて執事は嬉しゅうございます!』







そして最後に蟻さんチームが到着しました。はじめてに近い山登りでこの三嶺を登りきった

タマちゃんは、さすがに疲れ切っています。登ってくる来る途中も恐らく周りの景色も

目に入らなかったと思います。







まずは13名登頂を祝して記念撮影です!




この山頂から天狗塚への稜線を眺める度に、

11年も前、Kyoさんが東京の転勤から帰ってきた記念に、

エントツ山さんやマーシーさん、そしてREIKOさんご夫婦と歩いたのを思い出します。

その時のレポートです。




来年はぜひこのWOCのメンバーで縦走してみたいと思っています。



最後に登ってきたIRIBITOさんとタマちゃんはお昼ご飯を食べる間、先にメンバーは

二人を残して先に下山することにしました。




初めてのメンバーもいるので、まずは山頂小屋を覗きます。

小屋の横のトイレも怖いもの見たさに見学しようとしたのですが、

先ほどの若者たちが使っていたので、あきらめて下山開始です。












山頂池直下とザレ場を過ぎれば、比較的歩きやすいのが三嶺の下りです。







下りはやはりペースが違って間隔が空いてきました。

セニョさん・あっちゃん・ルリちゃん・キョウちゃんそして私がうさぎさんチームです。

少しづつ陽が西に傾き始めて、木々の間から差し込む日差しも何となく

朝と違った暖かい色に変わってきました。この道は日が暮れるのが早いので最後のタマちゃんが

だんだんと心配になってきました。










途中で若い男女が登ってきました。

今日は小屋どまりで明日、剣山まで縦走して見ノ越から下道を歩いて戻ってくるそうです。

服装も装備もしっかりしていて、こういう若い人たちがいることに頼もしく感じます。

『下道歩きの時、男性が隠れて女性が手を上げたら、たぶん車に乗せてくれるわ!』

と冗談をいって別れました。

別れた後うしろで女性陣が『あの二人どういう関係やろか?』

『やっぱり恋人同士かな・・・・?』などと下世話な話を楽しみながら歩いています。



林道登山口まで降り一息入れ直ぐにまた歩き始めます。

山頂からは2時間弱でうさぎさんチームは駐車場に到着しました。











ベンチに腰掛けると直ぐに肌寒くなり、皆さん一枚上着を羽織ります。

20分ほど遅れてお嬢様が一人で降りてきました。

聞くと他のメンバーは林道を歩いてきているとの事。

そして更に遅れて他の亀さんチームが到着しました。




恐らく最後の二人はまだまだ時間がかかると思い、先にベンチでコーヒーを淹れる事に。

キョウちゃんはカップがなかったので、お昼に飲んだ味噌汁のカップで準備万端!










すでに陽は山の向こうに沈み始めています。気温もさらに下がってきました。

セニョさんと二人で男性陣が残って最悪の事態を話し合っていると

お嬢様がIRIBITOさんにかけた電話がつながり、もう鉄塔広場まで降りてきていると言っています。

山頂では疲労困憊で動けなかったタマちゃんが下りは予想以上に早く降りてきたのに

メンバー全員 ホッと・・・・・。














帰りの車中で山さんが、

『今日みたいに人数が多い時は、みんなでお金を出し合って、

トランシーバーとか準備した方がいいんじゃない』と波平さんにアドバイスされ、

『普通山の会ではこんな時にトランシーバーとかで連絡しあうん?』と聞いてきました。

『トランシーバーとか準備しているの見かけたことがないですよ!』

『第一、山の会は隊列組んで歩いていますから、こんなに時間差が起こりませんから!』と。


なるほどでもそういった装備も今後も必要だと考えさせられました。

何はともあれ13名が無事に下山でき、うち7名が初めて三嶺を登ることができ、

皆さん喜んでくれました。

沈んだ夕陽に浮かび上がった影のような三嶺を眺めながら帰路に着きました。


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