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蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

嬉しそうに嘆いて─

2010年09月16日 | 凡日記


はぁぁ、なるほどなぁ。

溜息ばかりでございますよ。
感嘆の溜息です。


バックパックって
こんなに凄いのか、と
今更ながら気がつかされた
偽バックパッカーです。

あんなに重いものを良くもまぁ、と
本物のバックパッカーや
山を登る人を見かけるたびに、
そう思っていたのですけれども。

あの、腰当て。
あれをしっかりと骨盤の上に
ギュッときつめに装着すると
あら不思議よ。

全然重くないわけ。
バックパックに上から力を
押しつけられても、
全く気が付かないくらい軽く感じる。
腰にも足にも負担が無い。

骨盤を通して、
上からすっと重さが掛かっていると、
体の芯というか要(かなめ)から
重さがすうっと抜けるらしい
のですよね。

だからあれよ、
腕で持ったら重い荷物も
頭に載せれば軽く感じる
という感覚に似ているね。
けれども頭はありゃぁ
首の筋肉を幾許かは使うので
疲れるのですよね。
しかし骨盤に重心をかければ
全く力を要しない。
こりゃぁホントに不思議だねぇ。


運動するときに
水をたくさん飲むのは、
乳酸を溜めないためらしいね。

特に山登りとかで
足がつったりするのは、
体内の水が不足したかららしいのです。
乳酸が解けなくて溜まってしまう
からだといいます。

片道5時間の登山道を
登るのであれば、
それだけで水3リットルは
飲まないといけないそうです。

それだと往復6リットル。
まぁ例のバックパックならば
6キロも大したことあるまいに。
けれども荷物がかさばること間違いなし。
だから半分の3リットルは
せめて持って行って欲しい
とのことですよ。

登山で水が大切なのは
重々承知していたつもりでしたが。
なるほどそういう事情もあった
のだなぁと感心したのです。


登山靴って凄い。
登山靴、初めて履きました。

今までそんなものを
履かずに山登りをしていました。
まぁ、2千メートル以下の山々だったから
特に不都合が無かったわけですが。

しかしお高い登山靴は凄い。
足の爪先の、ホント爪の幅の
部分に足をかければ
登れてしまうという凄さね。

靴の先が硬くて、
それで角ばっているから
足を引っ掛けることが出来るのは
分かるのですけれども。
それで足をかけて登ってごらんと
言われた時は、正直最初は
何を言っているのか理解できませんでしたよ。

そしたら難なくですよ、
ちょっと爪先をかけただけで
すうっと上がることができたのですよ。
何だこれは、
物理的にどうなっているんだと
思ってしまいましたよ。

説明は理解できたでしょうかね。

好いなぁ、欲しいなぁ。
けれどもお値段は4万円強。
うーむ、迷わず諦める。


他にも、驚異的な
厚いのに涼しいウールのウェアや、
チャリで派手にコケても
破けない驚異的超防水ズボンとか
いろんなものを見せられては
驚きっぱなしでした。

特に防水ズボンは凄いですね。
もうね、ハスの葉の表面のような
超防水ですよ。
水が水銀に見えたわ。

そんなこんなで、
最新の、凄すぎる性能の
アウトドアグッズの説明を受けたり、
登山の基本のきから
サバイバルの話を聴いたりと、
たっぷりと野外活動に関する情報を
仕入れることが出来ました。

そして、買いました。
初の登山靴と、
初のバックパックを。

〆て4万円強なり。
うーむ、しかしながら
質には大満足な買い物なのでした。

Jさま!!
いろんなものを買っては金欠や~と
嬉しそうに嘆いている気持ちが
ようやく分かりだしてマズいなと
思う今日の1日なのでした。


 


この話は一昨日の日記
続きでございましてね。

火曜日は店長不在のため
下見をした感じでした。

そして今日はその店長が
いらしゃったわけで、
じっくりと話を聴いて
買うことが出来たわけです。

その店には2時間半も
いたわけでございますよ。

買い物は4万円強と
パソコンに次ぐ今年のでかい買い物
でございましたけれども。
まぁその一部は、
アウトドア学の講座料だと
思えばいいわけでしてね。

物質的にも知識的にも
随分豊かになった
今日1日なのでした。


よし、これで明後日からの
準備は万端!
たぶん。


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