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蚊焼です。日記です。
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十年ぶりの歯医者

2006年09月13日 | 凡日記

 今日の午前中は、大学前駅前にある、歯医者さんに行ってまいりましたよ。
 旅行中、過去に治療して詰め物をしていた歯の一部がかけて、歯の真ん中がぽっかりと空いてしまいましたからねぇ。
 これはひょっとすると、歯を抜いて、部分入れ歯かな。
 そんな不安もよぎりました。若いのに、早くも歯を失うという恐怖。想像以上に身震いがするものでした。

 でも兎に角ほっとくわけには行きませんでした。欠けた歯はまた、中途半端に欠けたものですから、欠けた部分が鋭利で、常にそこを舐める舌を傷つけます。喋るたびに痛いのです。
 そして今日になってようやく、決心しましたよ。歯医者に行こう、と。

 その決意は並々ならぬものでした。─そうでもないか、やれやれ行くとするか、という程度だったか。
 何しろ、歯医者というものは小学校6年以来、実に10年振りであったからです。
 もう兎に角、歯医者というのが嫌いで嫌いで、歯医者に行かなくて済むように、ことさらに歯磨きに気を使うようになりました。針を使って、歯の間などの歯垢を取るほどの入念さですから。たまにキシリトールのガムもかんでおります。
 おかげさまで、ここ10年間、歯の痛みを感じることなく、綺麗な歯を保つことが出来たのです。

 さて歯医者さんに到着。
 玄関の扉を開けますと…ぅぁ、懐かしいというよりも、忌み嫌っていた独特の薬品が鼻を刺しました。一気に緊張が高まりました。
 レントゲンを取って、早速穴が開いた部分に仮の詰め物をし、今日のところはこれで終了です。

 しかし先生いわくですね、この詰め物をしていた歯は、単に穴を塞いだだけではなかったようです。
 どうもこの歯は、神経部分にまで穴が達しており、どうも歯茎の奥まで治療をする必要があるようです。
 また、他の歯に、小さな虫歯があることも指摘されました。
 そして、やはりというか、一番恐れていたことですが、親不知の歯4本も、指摘されました。抜いた方がいいですよって。もったいない気がするのと、痛い気がするので、どうも気が引けます。まぁ、後々ゆっくり考えますかな。

 そして次回の治療は来週の金曜日。これから、苦痛の歯医者通院生活が始まります。

 しかし、10年のブランクというものは、やはり自分自身に大きな変化があるものですね。
 まず、歯の治療台です。椅子に座って、横にされる。以前はものすごい緊張感があったのですが、何と言うか、その椅子は快適なようにも感じられました。
 そして治療器。あの、チュイーンと甲高い音がする治療器です。不思議なものです。全く恐怖を感じませんでした。そして治療されるところを、頭上というか目の前にあるライトの小さな鏡で、冷静に、客観的に見ている自分がいるのです。おぉさすが先生、器用なものですなぁと眺めておりました。
 そして、治療台の横に並ぶ、薬品の瓶の陳列。この瓶が、青や緑などの小さなガラス瓶でして、とても綺麗なのですよね。それを見つめ、懐かしいなぁ、未だにこういう瓶を使っているのだなぁとこれまた感心してしまうのですよね。

 そう書いているうちに、気がつきましたよ。
 もう、歯医者に対して、怖いだなんて微塵も感じなくなっていました。たかが歯医者じゃないか、ってね。
 でも残る恐怖は…、治療費です。
 今回は、1600円程度で、何だ安いじゃないかと喜んでいたら、保険が利いていたからなのですね。保険証が無かったら、5000円以上もの治療費。そんなに、高いのか!
 出来るだけ、通院回数は少なめにしておきたいものです。


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