BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

錯綜する思いを抱いて─

2008年01月04日 | 凡日記

長崎→福岡

諫早駅のホームは
混雑しておりました。

「白いかもめ」が
ホームにやってきました。
でもよくよく見れば、
黄色が青の
「SONIC」じゃねぇか。
ごく限られた人にしか
ご理解頂けないでしょうが。

とりあえずそいつに
乗り込んだのはいいものの、
デッキ内も人でぎゅうぎゅう。
殆どが同じくらいの
年頃の人たちばかり。

しかし俺は違うぞ、
中国で脅威の列車旅行を
経験した俺は何のこれしき
と思っていたら、
朝飯を欠いて乗り込んだので
具合も芳しくなく、
その上腹痛も患い、
あえなく佐賀駅で途中下車。

暫く休んでいると、
臨時の「かもめ」が到着。
コチラはノーマルのかもめ。
またもごく限られた人にしか
分からんでしょうが。
佐賀発の臨時列車。
自由席はもうガラガラ。

帰省ラッシュ真っ只中、
なんと自由席でのびのびと、
眠りこけるシアワセを
手にしたのでありました。

具合の悪さも吹っ飛ぶ
この極端なまでの好転。
今年は何かが起こるのでは、
という期待感を抱いた。
単純な人間だから。



福岡→大阪

「おなじみ」の博多駅より、
「ひかりレールスター」に乗って
一路東へ、新大阪へ。

列に並んでいたので、
席に座れたのは幸い。
しかし座り心地は
頗るわろし。

本を読むつもりが、
若干具合が悪かったので、
不貞寝することに。
そうこうしているうちに
姫路駅に着いた頃には
日もすっかり暮れていました。

あぁ、今日という日は
如何なる意義があったのだろうか
という思い煩う時間を
少しだけ取っていました。



んで。

大阪の家に帰る途中、
その家が恋しくなって
いることに気がついた。

なんだかんだ言いながら
住めば都、大阪も
慣れてしまったのかと
思ったけれども、
いやいやあくまで俺の部屋を
恋しく思っているのだ。

部屋は仕事に打ちひしがれた
己のココロを癒す
大阪では無二の空間と
相成った。

大阪はもういいや、
という気持ちと、
早く落ち着く部屋に帰りたい
という相反する思いが
胸の内に交錯するのが
なんとも複雑だった。
いや正直に言うと、
そんな複雑な気分がとても
面白いな、と思った。


仕事への決意の面でも、
思いは錯綜していた。

もう嫌だなと
消極的になる面と、
いや今年は要領よく
できそうだという
根拠の無い自信、
そんな両極の思いが
同じ胸の内に
同居しているというのが
凄まじく面白く思えた。


とにかくなんともいえない、
錯綜する思いを抱いて
新たな年を
歩まんとしている
わけでございますよ。


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