BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

【爆問】タイムマシンパラドックス

2007年09月14日 | テレビ

楚人に盾と矛とを鬻(ひさ)ぐ者あり。

「吾が盾の堅きこと─」
「吾が矛の利なること─」

或るひと曰く、

「その矛をもって、
 その盾を陥(とお)さば、何如。」


『韓非子』に出てくる逸話。

やがてそれは
「矛盾」という熟語となり、
辻褄が合わない様、
2つの論が両立しない様を
指す言葉となった。

科学では
「paradox」というらしい。



上の矛と盾を
本当に闘わせると、
どうなるのか。

普通に考えると、
どちらかが折れるか、
はたまた両者相打ちか。

しかし、
「両立」したら
どういった現象が
起きるか。

これがイメージできたとき、
「量子論」と
「相対性理論」とが
融合された瞬間に
似ているような気がした。



タイムマシンは可能か?
未来へ進むには
理論上「容易い」。

けれども、
過去に遡れるかどうかは、
難しいところである。

相対性理論上ではこのことは
「可能」であるらしい。
ならばこの理論自体
間違っているのではないか?
けれども事実として
空間の歪みは起こっているし、
それどころか世間は
5次元世界の「超ひも理論」
に関心が移っている中、
今更4次元の不確かさを
疑っている場合ではないのかも
しれないけれども。

でも実際に
過去へ遡ることが出来たとして、
歴史を操作することが
許されるのかという
「倫理」の問題がある。
科学技術のどこにでもつきまとう
「倫理学の遅れ」の問題だが、
幸い実用化前にこれを考えることが
出来るのは幸せなこと
なのかもしれない。

問題は他にもあって、
例えば自分の存在を
消してしまう操作をした自分
の存在は、どうなるのか。
まさに「矛盾」が生じた。

相対性理論では、
お咎め無しである。

両立は可能なのか。
可能でなければ、
タイムマシンは不可能
という結論になるのか。


最新鋭の科学技術を駆使して、
何もかも突き通す矛と
いずれのものも通さない盾を
作って、
実際にどうなるかを
実験し結果から考察してみるのも
手なのかもしれない。



今回の
「爆問学問 爆笑問題のニッポンの教養」(NHK)

先述は番組の内容とは逸脱した
個人的に考えた事ではありますが。

思考の航海に
出ておりました。
太田さんの言うように、
イメージの世界を
跳躍しておりました。


それにしても今回は
本当に難解な内容でした。

ワンセグで録画したのを
2回見直しても
まだ理解に及ばない
ところがあります。
もう一回、
観るとしましょうか。

ある意味、
何度も何度も楽しめる
稀少な番組だと思います。


太田さんと思考回路が
似ているなぁと思ったのは、
宇宙から昔の地球を
見るという発想でした。

自分も中学時代だったか、
100光年先に鏡を飛ばして、
その鏡を望遠鏡で観察すれば
100年前の地球を
見ることが出来るのではないかと
本気で考えたことがありました。


空間や時間の「概念」を
把握するのは、
「神」という概念の把握よりも
難しいなぁと思えます。


若手の皆さんと飲みに─

2007年09月14日 | 凡日記

職場の若手の皆さんと
飲みに行きました。

愚痴を肴に
梅酒ソーダ割が美味い。
苦労の分かち合いに
少し未来の希望が湧きました。

こういう機会は
大事にしないといけないです。
蟠(わだかま)りが
かなり発散できて、
心のケアにもなりましたしね。