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阿蘇山規制だらけ

2015年10月28日 08時21分41秒 | 日記

ここ数日、山で2件の遭難があったようです。

阿蘇根子岳では東峰から下りる途中で滑落。市房山では下山中に道に迷う。

ともに60歳台~79歳のメンバー。山岳事故の半分は60歳以上だそうです。ある登山クラブの参加者は90%が60歳以上とのこと・・・こう聞くと、60歳以上は事故が多いというふうに聞こえる

自分が60歳台だから言うが、65歳でもいつも運動している方々は、若い人より、瞬発力はないかもしれないが、持続力・体力はある。普通の登山は肉体的にはまったく問題はない。

滑落は予期せぬできごとなので、どうしようもないが、道迷いはある程度予防できる。60歳の方!60歳は危ないと言われないように、下準備をしっかりしましょう!

先日、大崩山でおばさん3人組に会ったが、地図は持たない、コース途中の場所の名称もうろ覚え、人に道を聞きながら進む・・・信じられません。市内の小山ならそれでもいいだろうが、大崩山ですよ!

数人で山へ行ったとき、先頭について行くと道を覚えません。できたら、先頭を行くか、周りの景色をよく見ておくことをお勧めします。

私は山へ行くときは(山に限らずロードのウルトラでも)、かならず地図を作ってコースを再確認しています。それぐらい下準備をして山へ行きましょう・・・60歳が悪いと言われないように!

ところで、阿蘇が規制レベル3で、登山道がいろいろ規制されています。

とうとう杵島岳、烏帽子岳も登山禁止、草千里からの「湯の谷ルート」「下田ルート」も禁止、仙酔峡、馬鹿尾根、日ノ尾峠ルートも禁止になっていました(写真の赤丸がレベル3の範囲。赤線が登山禁止)。

登れるのは根子岳だけ。登山口の看板を見ると、根子岳も正規の「大戸尾根ルート」(南から登る道)だけはOK。北側の「ヤカタガウト」「見晴新道ルート」は禁止になっていました。北側の他の道「釣井尾根ルート」「前原牧場ルート」については何も書いてないが、おそらくこれも禁止でしょう。日ノ尾峠西峰ルートも禁止になっていたが、2年前は登れたが・・

もう阿蘇山系は行けなくなりましたね。

コメント
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