かるさんのgooブログ <北国たより>

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ちょっと嬉しいはなしです――交通事故死亡者の減少

2003-12-17 00:55:00 | インポート
ここしばらく、この雑記帳の話題は地元新聞のニュースをネタに展開してきました。
そのネタはほとんどの場合暗さに満ちておりました。
どうしてこんなに暗い話題が多いのか?と書いてる本人が驚くくらいですから、読む人々の憂鬱さは察するに余りがあります。

いよいよ03年も残すところ半月、ここへ来て新聞にも一年を振り返る記事が多く見受けられるようになりました。
そんな中で、ちょっぴり嬉しい記事がありましたのでちょっとご紹介します。

北海道新聞12月16日の夕刊のトップ記事です。

★タイトル★
道内年間交通死『48年ぶりに300人台へ』――16日零時現在371人、ピーク時から半減――

【記事】
今年の道内の交通死者数が、前年の493人から大幅に減少し、1995年以来48年ぶりに400人を下回る可能性が大きくなっている。(中略)
ピークは71年の889人で、ここ10年は493人(昨年)から、632人(95年)の間で推移している。(中略)
ただ、死亡事故を含む人身事故の発生件数は16日午前零時現在27,340件で、前年よりも643件増えている。(後略)記事終り。

と言ったような内容です。
北海道における交通死者数は、ここ10年(平成5年~14年)、全国ワーストワンです。この間の2位は愛知県が6回、千葉県が3回、兵庫県が1回、となっています。
3位に埼玉県が1回出てくるだけで、10年間1~3位は《北海道、愛知、千葉、兵庫》の4県で占めています。
――不思議と東京都、神奈川県が出てきません。あれだけの大都会です。よほど予防がしっかりしているか、車が走れないほど混雑しているかのどちらかでしょう――

事故発生件数が、全国の10位ほどに位置する北海道がなぜ死者数が多いのか? 観光やその他でご来道された皆さんは、とっくにお気づきのはずです。とにかく ①道路が広く曲がりくねっていない ②運転手はやたらスピードを出す ③運転マナーが最低 ④冬の凍結道路でのスリップ・・・などなどがお目に止まったことでしょう。

言うまでもなく交通死亡事故の最も大きな原因は「速度違反(スピードの出し過ぎ)」で、全体の約27%を占めます。次いで「前方不注意、安全不確認」が23%となります。
注目すべきことは『速度違反』です。その致死率の高さは、他の事故の約36倍にもなるのだそうです。

北海道のドライバーの多くが、このスピ―ド違反の重大さに【関心を払わない】ということになります。
行政が何年にもわたって『死亡事故ワーストワン返上』を叫んでさまざまなキャンペーンを張ってきましたが、効果が現れませんでした。
ですが、今年はようやくその可能性が出てきた・・・と言ったところでしょうか。なんにせよ喜ばしいことです。

私的なことですが、先日5年を経過した「運転免許証」の更新をして来ました。あやぶまれた視力の低下もなんとかクリアして再取得することができたのです。
これで10年間の「ゴールド免許」達成です。
これから15年間目を目指してさらなる「安全運転」を心がけるつもりです。

えっ、なんですって「ペーパードライバーだろう?」って声が聞こえますが・・・
いえいえ、北海道はチョッと隣の家に行くにも、車が必要なほど広くて、なあ~~んにも無いところなのです。はい・・・

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