さる3日の午後5時すぎ、JRの青函トンネル内で、函館発、青森行きの「特急スーパー白鳥」の車両から白煙が上がり、緊急停車しました。
120名あまりの乗客が、緊急避難用に造られた旧竜飛海底駅を使ってトンネル内の線路上などを歩き、その後ケーブルカーに分乗して地上にあがったのが、ほぼ午後の11時過ぎ頃になったとのことです。
人身事故にはいたらなかったものの、およそ6時間ものあいだ、海底トンネル内という恐怖感と寒さなどで、疲労困憊だったことでしょう。
この事故について4日未明、JR北海道の副社長が記者会見をしました。
1988年の青函トンネル開業以来の、トンネル内事故であったが「避難誘導は適切であった」と胸を張るような会見ないようでした。
本州の各JR会社では例を見ないような車両事故が絶え間なく発生し、経営陣まで他JRから迎えねばならぬほど落ちぶれている「JR北海道」です。事故の度に「再発防止に全社一丸となって・・・」と言いながら頭を下げますが・・・・
「避難誘導がマニュアル通り適切であった」と強調する前に、日々発生する車両事故や設備故障、はたまた「気のゆるみによる人為的ミス」を無くすることこそ肝要なことだと思うのです。
JR北海道の副社長の記者会見の内容は、JR北海道の利用客にとって『意味がよく解らない』言葉なのです。
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