さわやかな、一年で一番すてきな季節を迎えている北の国で、平穏な日々を満喫したいところですが・・・・
<o:p></o:p>
世間に目を向けていますと、なかなか心穏やかにというわけには参りません。<o:p></o:p>
この国には私企業と役所(官庁)という組織のほかに、なにやらよくわからない「協会」とか「連盟」や「機構」なんていうのが存在します。<o:p></o:p>
「日本野球機構」という組織で、いつの間にか使用球の製造スペックを変えて、昨年まで使用したボールよりも「飛距離が伸びる」製品にしていたことが発覚し大きな問題になっています。
選手や球団、フアンも含めてその計り知れない悪影響の内容は省きます。<o:p></o:p>
シーズン初めから選手たちはこのボールに「・・うん??」と思って問題視し、真相を教えるよう迫っていたにもかかわらず、機構側は「そんな事実は無い・・・」と突っぱねていたようです。<o:p></o:p>
とうとうその事実を認めたものの、機構のトップは「知らなかった!!」と逃げにかかっています。
知っていて知らなかったというのも最悪ですが、ほんとうに知らなかったとしたら「組織のトップとしての資格」はありません。
私企業ならば即日退陣でしょう。<o:p></o:p>
「辞任は?」の質問に、辞任の意思は無く「ガバナンスを強化する」とのたまっています。<o:p></o:p>
事務局長一人に責任を取らせ、逃げ切ろうと画策しているようです。
岡目八目で言えば「あなたが辞任することでガバナンスが強化されますよ」となるのです。
数年前の「相撲協会」や、いまもまだ釈然としない気持ちで眺めざるを得ない「全日本柔道連盟」など・・・・<o:p></o:p>
協会、連盟、機構と名がつく組織は、いつも眉唾で眺めていなければならない「三種の悪組織」と言ったら、言いすぎになるのでしょうか?
<o:p> </o:p>
その組織の下で、一生懸命に練習し、収入を得ている人たちの気持ちを考えると気の毒ですね・・・。
どだい、あの人たちには「恥じ」とか「名こそ惜しけれ」の精神が欠けらもありません。
あのような人が「重要な外交官」だったなんて、どうしても信じられません。