kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

刺激

2016-09-12 | 陸上競技
土曜日、午後から競技場練習としました。多くの学校が来るという話を聞いていたのでできるだけ早く練習開始することにしていました。バトン練習なども含めて使えなくなると困るので。12時30分開始としていましたが少し早めに始めることができました。棒高跳びのマットを出すのにどうしても手間取ります。効率よく準備できるようになるといいのですが。

アップはフリー。試合時と同じアップをするようにしていました。前日かなり時間短縮して練習していました。疲労もあるかもしれません。それでもやるべきことはやっておきたいなと思っていました。前日かなりスピードが出ていたのでちょっとしんどいかなという部分はありましたが。実際は3日連続でレースがあります。この部分にも対応できるようになっておかなければいけません。並走はカーブで。これも前回指示しているのでそれなりにできるようになっています。当然ですが。

この日はバトン合わせを第2コーナーと第4コーナーでそれぞれ行いました。1本ずつに限定して。風の条件が変わる可能性があります。それに対応できるようにです。足長の確認をしっかりとしておかなければいけません。まだ精度が低いなと感じる部分があります。利得距離が不十分。次走者のタイミングが遅い部分もあります。お互いのスピードが高い状態でのパスをしたいと思ってやっています。これも基本的なことですが。前日と比べると動きが重いなんという感じていました。後で確認すると男子はトゥトレをやると次の日に重い感じがするとのこと。うーん、そんなことはないと思うのですが。まー言っても仕方ありません。前日の動きができるのが理想ですができないのであればその時の精一杯をやるしかないですから。

合わせが終わってスタート練習。これはバックス十レートで。このあたりから少し人が増えてきたのでできるだけ短時間で。かなり動きが重い選手もいました。短時間でてきぱきと。動きが悪いというよりは前日と比べてキレがないなという感じ。繰り返しになりますが前日は緊張感が高い中でやっていますからダメージがいつもよりも大きかったのかもしれません。そんなレベルの話をしているというのはあまりよくないのですが。

最後にセット走を数セット行って終了。短長は250m+120m、200m系は150m+60m、ショートは120m+60m。少しレストを長くとりながらの走りとしました。これもまずまずかなという感じです。前日のスピードと比べると物足りなさは感じますが十分だと思っています。最後に60mを2本走って終了。特段よい走りだったとは言えませんが問題ないレベルだと思います。選手は不安になる部分もあるでしょうか。力自体が上がっている感覚はあります。本人たちにはわからないかもしれませんが。

これまで「試合1週間前」の刺激を大切にしていました。この日は1日ずれています。本当はベースアップなので何日も同じような動きができないといけないと思っています。そういう意味ではまだ「力不足」なのかもしれません。が、前日によく動いていたのは確か。そうであれば特に問題はないと思います。スピードレベルが上がっている感覚はあるので。後はそのレベルでなにをするかです。高いスピードレベルでの走り込みができるのが理想。

身体が重いという選手が複数いたのでゆっくり歩いたりストレッチなどをさせました。普段やらないことですが一緒に何かをやるというのも必要かなと思ったので。のんびり歩いてバトンパス。終わってからストレッチ。軽めにです。

その後、ポールだけは残って練習。かなり長い時間やりました。せっかくの機会のなのでやれる限りはやっておきたいと思います。天候のこともありますから。

うーん、うまく頭がまとまりません。とりあえず記録しておきます。
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思い出す

2016-09-11 | 陸上競技
土曜日、練習は午後から。午前中にやりたいところですが競技場が使えないため午後からとしました。

午前中は少し時間があったので自分の考え、思っている事をblogに書いてみる。過去の指導を思い出しながら。随分自分でも角が取れたなという気はしています。ほとんど激怒する事がなくなりました。これは全てkanaのお陰だと思っています。鍛えられました(笑)。もちろん、全て合わせていたわけではありません。全てを許せないという指導をしていたらkanaは最初の数日で部活を辞めていたでしょう。なんせドリルをやっていたら勝手に止めて見ているのですから。「どうした?」と尋ねたら「飽きました」との返事。かなりの衝撃でしたね(笑)

2年生の夏休み後半だったと思います。kanaをキャプテンにしてチーム作りをしていました。暑い中での練習でしたが全体の声が出ていませんでした。インターハイから戻ってきて翌年のインターハイに向けてやっていこうという時でした。特にkanaにはチームを引っ張ってもらわないといけないと大きな期待をしていました。それで全く声が出ていないというのはどういう事なのか。個別に呼んで話をした記憶があります。

チームの雰囲気が暗くなる。これは良くない。かなりキツい言い方をしていました。すると「何故、お腹が痛いのに自分が声を出さないといけないのか?!」という返答(笑)。まー確かにそうなんだけど(笑)。一応チームとしてやろうとしているし、その中心選手なんだからもうちょい頑張ろうやー(笑)。この子はある意味本当に「素直」なんだと感じました。別に悪気があるわけではなく自分の感情に素直。この子に対して「枠にはめる」指導をしていたら絶対に上手くいかない。それを痛感しました。

これまでの指導の中で最も成長したキャプテンだったと思っています。この子を中心にチーム作りをすると決めていました。良くも悪くもこの子の影響力はすごいですから。最初の試合の時のアップ、かなり動いていました。経験上中学生のアップは少ないというのがありますがこの子はしっかりと動いていました。話を聞いてみると「アップやらないと身体が動かないじゃないですか」という返答。「強くなりたい」「結果を残したい」という気持ちは誰よりも大きかったのだと思います。だからこそアップに関してはきちんと考えて動いている。

普段は「キツい事はしたくない」というのが誰よりも大きい(笑)。それでも天秤にかけた時に「強くなりたい」というのが勝つのだと思います。普段の生活や様子を見ていたらとても想像できないと思います。でも基本私の言ったことは守る。ある意味素直なのだと思います。

冬期練習の時にかなりストレスを抱えていました。ある意味「ギャップ」があったからです。kanaは何か学んでもリレーでインターハイに行きたい。多分、私よりも「想い」が強かったのではないかと思います。が、他のメンバーからそこまでの「想い」が伝わってこない。ある日、「先生、他の人インターハイに行く気があるんですかね。普通に練習しているだけてリレーの話とか全くしないんですよね。私だけなんですかね??」と言っていました。多分本人は覚えていないと思いますが私は鮮明に覚えています。

何となく練習をするのではなく「リレーでインターハイに行く」という強い気持ちを持ち続けていました。全体がそこに向かわないので「今のままでは絶対にインターハイには届かない」という話をキツくしていた事もあります。本人は「先生を見返してやる」と思ってやっていたようです。枠におさまらないタイプですがこちらがやろうと思っている事を誰よりも感じ取ってくれていたと思います。

3年生になった時、かなりイライラしている時がありました。どうしたのか?と尋ねると「周りの子が全く動かない。周りを見て動くことができない。」とのこと。もう頭が下がります。最初の頃と比べると別人のような発言です。人は変わる。それも一律の方法ではなくそれぞれにあった関わり方がある。当たり前の事ですがこの子と関わって本当に目からウロコという感じでした。こちらも成長するのを待つ必要があります。特別扱いしたことはありません。ダメなことはダメだと厳しく言ってきました。キャプテンにしていましたから他のメンバーよりも厳しく言われる事が多かったと思います。ストレスはかなりのもの。それでも「強くなるため」に自分の弱い部分を少しずつ克服する事が出来たと思います。

この子の「想い」のお陰でインターハイに行く事ができました。リレーに対するこだわりは本当に強かった。リレーでインターハイが決まった直後、「疲れたから100m出なくても良いですか?」と言っていましたし100mでインターハイ決めた後に「200mは出たくない」と言っていました(笑)。本当に疲れていたのだと思います。説得して出場させてこれもインターハイ(笑)。本気で狙っている選手には申し訳ないかもしれませんが。これもこの子の強さなのだ思います。リレーに対する「想い」に比べたら個人種目への「想い」は小さいのだと思います。スタートラインに立てば「負けたくない」と思うのでしょうが。

私とkanaの関係だからこんな感じで済んでいるのかもしれません。他の指導者だったらどうなっていたのか(笑)。当初はこちらもかなりイラッとしたりしました。が、性格を受け入れた時からかなり楽になりました。自分の気持ちに素直。でも強くなるためには最大限(だったと思っている(笑))頑張る。中心となる選手が本気になって「何が何でもやるんだ」と思えば確実にチームは変わります。特に上級生がその気にならなければ絶対に不可能だと思っています。

この子の逸話は限りなくあります。書くとキリがないので何かタイミングがある時に書きます。この子は大きく成長しました。最後は本気になったからです。そこは私云々ではなく選手自身の問題になるかもしれません。やり方自体は大きく変えてはいません。当時卒業生から「優しくなりましたね」と言われていましたが今はもっとかもしれませんね。そういえばkanaが3月末に会いに来てくれた時に「大丈夫ですか?!」と心配してくれていました。チームの雰囲気や態度を見て心配してくれていたのです。まーなんとかやっています。

うーん、まとまりが全くない。そして書きたかったことが何だったかよく分からなくなってきました。記憶を手繰りながら書くというのはやはり難しいなと感じますね。

お許しを。
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考えさせられる

2016-09-11 | 陸上競技
面白くない記事を書いています。が、何故だかこういう時は非常にアクセス数が増加する。そんなものなのかもしれません。私的には特段意識して書いているわけではありません。普段と変わらない内容、普段と変わらない考え方でいるつもりです。

金曜日、思う事がありました。考えるべき事があると思ったからです。その事は選手に伝えました。表面的な理解ではなく何のためにやっているのかをそれぞれが考える必要があります。そこが出来なければこれから先何をやっても意味がなくなってしまうと感じています。

一事が万事。全てはつながっている。このあたりの事は常に言葉にして話しています。聞いていないのであればそれまで。真面目に聞いているようであっても直後に確認したら話が分かっていないという事は多々あります。何となく聞いているから話が分からないのです。

合宿や合同練習をすると必ずといって良いほど「足が痛いから練習を抜けさせて欲しい」と言い出す選手が出てきます。きつい練習だったり自分が苦手な練習であった時、「やりたくない」という気持ちが先に立つのだと思います。強くならないだろうなと冷めた気持ちで見ることがあります。本当に痛くて出来ないということはあると思いますが、練習を見て自分ならどうするかを考えるのではなく遠くでストレッチだけをする。この手のパターンになるのなかなか強くならないと思います。自分の枠の中だけで一生懸命やるという感覚なのでしょうから。

このようなパターンの時は他の場面でも同じだと思っています。練習だけ「現実から逃げる」という選手はほぼいません。普段の生活の中でも間違いなく「現実逃避」していると思います。今置かれている現実を直視するのではなく「自分はやればできるんだ」と正当化する。やればできる。其れをやらなければいつまで経っても前に進まないのにそこに気づかない。

ある事があったので午後の練習をする前に話をさせました。特定の選手だけが考えるのではなく全員が自分の事として考える必要がある。他者が何か指導を受けている時に自分の事として捉える事ができるかどうかというのは大きいと思っています。これは練習でも同様。他者が動きについて何か言われていたら自分に置き換えて考えられるかどうかで技術的な進歩があるかどうかになってきます。こういうチャンスを逃さずに取り組める選手はやはり強くなると思っています。

練習をする。大切なことだと思います。が、私の中ではそれよりももっと大切なことがある。競技さえやれば良いとは思っていません。取り組む姿勢を身につけることが出来なければどれだけ練習をやっても効果は出ないと思います。ミーティングをするということの意味。誰かを責めるのではなく自分の事として捉え、次に何をするかです。同じ事を繰り返すのではなく考えて動けるようにならなければいけない。これもトレーニングだと思っています。

私は会議。終わってから本気で帰ろうと思っていたら選手が話をしにきました。代表が何を感じたのか、これからどうするのかを伝えました。こちらも考え方を示しました。部分的な理解の選手もいるのではないかと思います。「◯◯で注意を受けたから次はやらない」という理解。その行為に対して指導をするのですが、本当に大切な所はたくさんあります。考えてつなげていかないと次にも同じ事をすると思います。他者から見られているという感覚。そこは常に意識しておきたい。

それにより練習開始はかなり遅くなりました。やりたい練習があったのでそこから競技場へ。通常よりも1時間半遅いスタート。それでもやります。そこまでしてやらなくても良いのではないかと思われるかもしれません。それでもやります。

さすがにピリピリした雰囲気の中でやっていました。過剰なまでの緊張感の中でやるのは好きではありません。指導があったから雰囲気が変わるのであればやはり良いチームだとは思いません。常に安定した雰囲気の中で練習をやる。これも簡単なことではありません。高校生ですから仕方ないかなという気はしますが。

並走をしてバトン合わせをやってからスタート練習。かなり暗くなっていましたから見えにくい中での練習となります。それでもやる。この日は全体的に良く動いていました。試合1週間前です。これくらい動けば全く問題ないと思います。シーズンベストは期待できるかなという感覚でした。ある程度動いていたので最後に身体に負荷をかけるという意味でトゥトレを1本やって60mを1本。次の日の練習の事だけを考えたらやらなくても良い刺激かもしれません。が、試合に向けての事を考えるとやっておかなければいけない刺激かなと思いますね。短いスパンで考えるのではなく本当に狙いたい所に向けての準備をしていくことは大切です。

無理やり詰め込んでやったので短時間で終わりました。もう少し休息を挟みながらできたら良いかなと思う部分がありますがこれは仕方ない事です。多少疲労も蓄積するでしょうが。休む時間を削っての練習となるといろいろな事がしんどくなります。こちらとしても考えさせられる部分ですね。だからといって2時間かけてやっていたら終わってしまう。バランスの問題です。

これまでの積み重ね。ここは本当に大きいと思います。強豪校と言われる学校であれば流れがあるので基礎的な事を言い続ける必要はなくなります。競技をやりたいと思って高校に進学したとしてもそれはまだ中学生としての感覚でしかない。大人になっていかなければ本当にやらなければいけない事が出来なくなります。チームとして、選手として成長過程にある。こちらもそういう視点で見ていかなければいけない。

妥協はしません。敵を増やそうと嫌われようとやるべき事はきちんと伝えていかなければいけない。これだけblogを書いていたら「大問題発生なのか」と思われるかもしれません。周りから見れば「そんな話で怒るのか?」という話かもしれません。が、客観的に見てやはり考えるべき問題だと思っています。最後は誰のためになるのかを大切にしています。私が嫌われても批判されても最後に選手が大きく成長すれば良いのですから。そういう仕事をしていると思っています。気がついて変われる選手ばかりではない。こちらが多少なりとキッカケを与える事が出来れば違ってくる。

うちはうちのやり方で前に進みます。それだけです。
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競技をする3

2016-09-10 | 陸上競技
もう少しだけ。

全てにおいて競技を最優先する。簡単なことではありません。最優先とはいかなくても競技を中心に物事を考えていくという姿勢は必要だと思っています。大会に参加することが目的であればそこまで求めません。が、「勝負をする」ことを目指すのであれば「競技にマイナスになること」は避けるべきだと考えています。そこまで管理するのか?!と言われるかもしれませんが本気で競技をやり始めたら「自然に競技優先」になると思っています。

前の記事にも書いていますが例えばスカートを短くする。さらには化粧をする。これは競技に必要かと言われたら全く不要だと思っています。人間のエネルギーは限られています。必要のないことに力を配分していたら本当にやるべきことはそこではないと思います。

これも以前の話。情けない話ですが選手が化粧をしてレースに出ていたことがあります。日焼け止めというレベルではなく。ピンクのリップを塗って出ていました。私は気づかず。レース直前に塗っていたのかもしれません。その様子を見て他校の先生に「あんたの所は勝ってはいけない」と苦言を呈されました。あのような姿でレースに出るような選手がいるチームは県を代表する資格はない。強いチームには責任がある。他チームの目標とされるにはふさわしくない、と。高校生です。純粋に競技に向かう必要があります。それが出来ていないというのは参加する資格さえもないと思っています。

この時は前年に文化祭があってから大きく揉めたのを覚えています。文化祭では周りが楽しくやっている。ギャルと言ったら言葉は悪いかもしれませんが、その日を楽しく過ごしている生徒達が多くいました。その中で自分達だけ競技をやっているというのに疑問を感じたのでしょう。文化祭終了後、部活を辞めると言い出しました。私はそれを受け入れました。一度気持ちが離れた者は大切な時に勝負にならないからです。その時もスカートを短くしていたりしていたので常に注意をしていましたが見ていないところではやっていたようです。更には部活が休みの日に無断でアルバイトをしていたと後日聞きました。一事が万事。

辞めたのですが様々な事情が重なって翌年3月に1人復帰。私としては受け入れにくい状況でしたが。結局はその選手が化粧をしてレースに出るという状況でした。心の底から後悔しました。一生懸命に頑張ってやっているチームもいる。その中で力があるからといって「他者に失礼な行為」をしているというのはやはり許されることではない。常にその話をしていましたが結局伝わっていなかったという事実。情けなくて涙が出ました。

高校生が学内で化粧をしたり制服を着崩す必要はいと思っています。そんなどうでもいい事で目立つのではなく本気でやれることで目立てはいいのです。目立つ事を考えるのではなく一生懸命にやっていたら自然に目につくのです。休日の日にどのような服装をしても個人の趣味の範囲です。遊びに行くなというつもりもありません。気分転換は必要です。もちろんやるべきことをきちんとやっているというのが前提になりますが。

それ以後はかなり厳しく言うようになりました。というか、そんな「どうでもいい事」を指導する必要がなくなったというのが本当のところでしょうか。競技に向けてやっていくというのであれば日常生活のことは「出来て当たり前」です。競技以外の指導をしている間は絶対に強くなりません。全てはつながっているという感覚を選手自身が持っていれば自然に強くなるのです。結果、中学時代の実績が全くない選手でも中国大会に進むようになりましたし、県総体で総合優勝もしました。それを選手達も理解していました。当時は他県の先生方からも「インターハイに行って欲しい」と声をかけてもらっていました。それくらいの選手達でした。

今はまだ幼い。チームとして未成熟です。それでも無限の可能性があります。男女共にこれまで私が指導してきた選手達よりも「潜在能力」があります。が、それは可能性の話であってそこを磨けるかどうかです。練習のコントロールに関しては現場で私が徹底しています。先日あまりにも目に余ったので激怒してそれぞれに考えさせました。が、これが「練習」に対してでしかないと思っている。それ以外のつながりがまだ分かっていない。自分達の可能性を自分達で気づいていないのです。もったいない。

どれだけ競技に真剣に向き合えるか。ここが出来るようになれば勉強面も変わってきます。練習は頑張る、勉強はやらないという選手は決して大成しません。競技だけではなく全ての面で全力で取り組まないといけない。そこの感覚が持てるかどうかです。

こうやって競技に対してあれこれ考えられるの話誰のおかげか。一番近くで見守ってくれている保護者の存在があるからです。やってもらって当たり前ではない。そこの感覚も自分の行動をコントロールすると大きな要因になると思っています。保護者に対する感謝の気持ちが持てない選手はやはり強くなりません。始めてインターハイに私を連れて行ってくれたRina。この子は練習が休みの日は必ず家にいて手伝いをしてたようです。友達と遊びに行った事がないから引退したら何をしたら良いのか分からないと話していました。普段自分のためにあれこれやってくれる保護者。時間があるときしか恩返しが出来ないので家の事を優先していたと。

感謝の気持ち。ありがとうの気持ち。自分一人で生きているわけではない。その気持ちを持ち続けていたら自分自身が変わっていくと思います。苦しい時も辛い時も自分一人ではないからです。見えないところで自分を支え見守ってくれてる保護者がいてくれるから練習ができる。そう考えたら競技以外のどうでも良い部分に目を向ける暇はなくなります。試合会場で保護者に自分達が活躍する姿を見てもらうためにはやるしかないのですから。

自分自身のためにやる。当然の事です。しかし、それだけではない。それ以外にもたくさんの事があるのです。そこを忘れてはいけない。食事、洗濯、生活に必要な費用、部活に必要な経費は全て保護者が負担してくれています。それなのに横柄な態度を取るようでは競技では成功しません。素直に向き合うのは競技に対してだけではなく周りにいる全ての人たちもです。その感覚を育てていきたいなと思います。

思う事をひたすら書きました。適切ではない部分があるかもしれません。まー適当に批判してください。思想信条ですから。
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競技をする2

2016-09-10 | 陸上競技
思う事の続きを。

私が部活の指導を始めた時、女子バスケの先生と何度も何度も話をする事がありました。当時私は何とかチームを作りたいと思ってやっていました。そんな時に言われた事があります。「お前自身に覚悟があるのか?」という言葉。当時の私の胸に突き刺さりました。

試合に出るためにチャランポランな選手を使ってでも出るのか。出る事が目標なのか。お前がそういう姿勢であれば選手も結局は「何をやってもkanekoは許してくれるから大丈夫」と判断する。どれだけ立派な話をしたとしても選手は「最後は許してくれるんだろう」という感覚になる。そうなるとチームとして何かをするというのは不可能。お前自身に覚悟がないのにチーム作りはできない、と。

その先生から言われた言葉。今でも残っています。どれだけ力のある選手であってもチーム内のルールが守れない選手がいればチームとして機能しなくなる。力があれば何をしても許されるという感覚であれば力がなく一生懸命にやっている選手はバカらしくてやる意味を感じなくなる。人数が足りなくなったとしても指導する側が「何が何でもやる」という「覚悟」を持っていなければ戦う集団にはならない。もちろん批判はされるでしょうし保護者からもクレームがつくかもしれません。それでも「やりたいチーム作り」をするためにはある程度の痛みを伴うのは当然だと思います。

私は「リレー中心にチーム作りをする」と公言しています。陸上競技は個人種目です。他の人は関係ないという感覚を持ちやすい。が、一人では何もできない。仲間と力をあわせて同じ目標に向かって進んでいくというのは大切な事だと思っています。が、「リレーが絶対」ではない。こちらの言っている事を理解せずにやるべき事をやらない選手がいるならリレーを組む必要はない。例え勝ちあがれるチャンスがあるとしても出場する資格はないと思っています。こちらもそれくらいの覚悟をもってやっています。

当時、バスケ部の先生に「試合に出れなくなっても覚悟のある者と一緒に競技が出来るか」と言われました。バスケは最低5人いないと試合に出る事は出来ません。人数が足りなくなって試合に出られなくなったとしても「自分の信念をもってつ貫く」を持たないといけない。それくらいの覚悟が持てた時、次に入ってくる選手は「それでもやってやる」という気持ちを持ってくる。だからこそ「信念」を持たなければいけない。それは今でも私の中に大きく残っています。

絶対服従。そこを求めているわけではありません。どちらかというと他の指導者よりも選手との距離は近いと思っています。が、「当たり前の事を当たり前にやる」という感覚がなければ一緒にやる意味がないと思っています。こちらが「やってはいけない」ということを見えないところでやる。「やりなさい」ということをやらない。こういう中で互いの信頼関係ができるか。

特に力のある選手、リレーメンバーに入るような選手は他の者よりも意識する必要があると思っています。ルールを守らない者、一生懸命できない者、裏表がある者が強かったりリレーメンバーに入れば間違いなく不協和音が生じます。強ければ何をしてもいいんでしょう?という感覚になればチームは成立しません。メンバーに入れない選手はどう思うでしょうか。自分の方がきちんとやっているのになんでメンバーに入れないのか?という気持ちが生まれれば選手同士の信頼関係もなくなります。応援する気にならなくなります。

強い選手には責任がある。強くなればなるほど、結果を出せば出すほど自分の行動に気を配らなければいけなくなります。注目を集めれば集めるほど「少しの事」を取り上げて批判されるようになります。そうなったら面白くありません。だからこそこちらは厳しく関わっていきます。そこの部分を徹底しなければ本当の意味での競技の意味はないと思っています。

やらなければいけない事をやらない。これにより競技自体がやりにくくなります。手を抜いて後回しにして最終的に困るのは自分自身。そこの感覚を持たなければいけない。競技場面だけきちんとやればいいと思っていたら最終的にはその競技さえできなくなります。定期考査で欠点を取れば練習に参加できなくなります。課題提出をしなければ提出するまで残ってやることになります。そうなったら練習をする事はできない。競技をするためには他の部分もきちんとやらないといけないのです。キツくても手を抜かずにコツコツやっていくというのは間違いなく「取り組みの姿勢」です。競技場面以外でそれが身につくと思っています。大切なことです。

私が頭を下げて環境が整うのであればいくらでも下げます。それは選手にとってプラスになるから。しかし、選手がやるべき事をきちんとやらずに私が「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪することは決してプラスにはなりません。ここの感覚。私だけなのかもしれませんが何か違うと思っています。この手の事が繰り返されるようであれば競技をやる必要はないと思っています。

厳しい。そう思われるでしょうか。が、預かった選手を成長させるのは私の使命だと思っています。褒めて持ち上げて練習をさせたところで本人達の将来には何も役に立ちません。その場しのぎで練習をしたところで最後には何も残らない。「楽しかった」という思い出作りだけで競技をするのはできません。自己満足の努力ではなく「こんなにできるのか?!」と自分の中に眠っている可能性に気づくことが必要になると思っています。だからそれを伝えたい。そのためにはこちらも「信念」を持ち続けたいと思っています。

うーん、まとまらないですね。
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競技をする

2016-09-10 | 陸上競技
色々と思う事が。

blogに全てを書く気にはなりませんがある程度の事は記しておきたいなと思っています。別に面白い内容でもなんでもないので興味がない方は読み飛ばしてください。

前にも書きましたが多少なりと私自身も甘くなってきていると思っています。0からのスタートでチーム作りをしてきています。10年前であれば「絶対に許さない」と思える事でも多少我慢して諭す程度で終わっている事が幾つもあります。年を重ねたからなのか。ここは自分の中でも大きな差を感じます。こちらが我慢する事である程度上手く回る事もありますからそれくらいの事はやらないといけないと思っています。

競技と日常生活はつながっている。全てはつながっている。そういう話を昔からしています。練習だけ頑張れば良いのか。それ以外の事はどうでも良いのか。違うと思っています。日常生活の中で「物事に取り組む姿勢」が身につきます。普段の生活を適当にやっていて競技場面だけきちんとやろうというのではできないと思っています。有り余る才能があって少し練習をしたら結果が出せるような選手もいますが普通の選手はそうはいきません。

最も嫌なのがバレなければ良いだろうという部分。服装にしても携帯電話の使用にしても「私にバレなければルール違反をしても良い」と思うのであれば結局は練習でも同じ事になります。私が見ている時には一生懸命やるフリをする。が、私が不在の時は適度にやって終わる。話が別問題だと言われるかもしれません。が、「考え方」の問題です。バレなければ何をしてもいいという感覚が少しでもあるなら様々な場面でそれは出てくると思っています。

前任校。これも卒業生と話をする時に笑い話になっていますが当時はかなり大きな事件だったと思います。朝、学校に来る時ある選手がスカート丈を短くしていました。絶対に許さないという話をしていたのですが朝早く私と顔をあわせる事がないと思ったのかかなり短くして来ていました。見つけてかなり厳しく指導。しかし、それだけでは私自身が納得できませんでした。普段から「やってはいけない」と言っている事がある。それをやっているのです。こちらが指導する内容に従う気がないという部分につながる。極論だと言われるかもしれませんが「全てはつながっている」のです。言っている事を聞き流しているから「許さない」と言っている部分を平気で守らない。退部届を投げつけて本気で辞めていいと話しました。やり過ぎだと言われようがこちらの「信念」の部分です。妥協して練習してもらうつもりはない。

また、同じ年でした。修学旅行に行った時に当時のエースがスカート丈を短くしていました。普段はそんな事はしませんが東京に行き周りの友達が短くする事で「自分も少しくらい良いだろう」という気持ちになったのだと思います。さらには集合時間が決まっているにも関わらずギリギリで戻ってくる。ありえないと思いました。普段練習場面では決してそのような事はありません。早め早めの行動をします。「場面が変わったらできない」というのは本当の力ではないと思っています。修学旅行中はさすがに我慢しましたが戻ってきてから激怒。進退を含めて保護者と話をするようにと伝えました。かなり話をしてその内容をきちんと保護者に伝え、自分がどうするべきかを考えるようにと。

形だけそういう話をしたのではありません。こちらは本気でした。どれだけ力があったとしても日常生活がきちんと送れない、生活の中で裏表があるという選手と一緒にやろうという気にはなりません。勝ったところで喜べないからです。それなら力がそれほどなくても少しずつ強くなってベストを更新する方がいい。「勝てばいい」という気にはなりません。

たかが服装くらいでそこまで怒る必要があるのか?と言われるかもしれません。が、「少しくらいならいいだろう」という部分が最も現れるのは服装だと思っています。スカート丈を短くしたり化粧をしたりするのは「意図的にやっている」のです。たまたまそうなったというのではなく「短くしよう」「化粧をしよう」という意思があってそれが現れている。バトンを落とすというのとは全く別問題です。やりたくないけどそうなった、というのではなく自分から進んでやっているのです。携帯電話の学内使用も同様。ありえません。

バレなければ良い。その考え方自体が競技には向かないと思っています。薬物ドーピングと同様です。ズルをして勝つ事に何の意味があるのか。勝つ事だけを考えればそれもありかもしれませんが、私がやりたいことはそんな事ではない。きちんと目標を決めてそこに向けて努力を重ねる。手を抜かず一生懸命にやるからこそ意味があると思っています。そうでなければ競技結果に価値はないと思っています。競技場面以外ではズルをしても良いのか。これも違うと思っています。すべての場面でやるべき事をやるのです。

全てをガチガチにするつもりはありません。ある程度の自由度を持たせています。しかし、許せない事は許さない。そのスタンスは変えたくないと思っています。押さえつけてやらせるのは面白くない。が、遊び半分でやるのは全くもって違う。ここは「信念」の部分です。

面白くない記事が長くなっていますね。もう少し書きたいと思います。お付き合いください。
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トレーニングを少し

2016-09-09 | 陸上競技
木曜日、この日はあれこれありました。更新するのご遅くなってしまっているので私的には書きたいと思う内容ではないのだろうなと自分の中で感じています。気持ちが前向きにならないということはblog更新するほどではないという事だと思います。

朝練はそれなりに。ダイナマックスとバランスディスクを使った練習としました。特別な練習ではなく。いつも通りの流れの中で進めていったという感じでしょうか。棒高跳びはダイナマックス投げ。専門練習をするという考え方に偏りすぎて他の事が出来ていないのではないかという気持ちがあります。バランス良く練習を積む必要があるのではないかと。技術的に勝てないのに変に技術練習をしていたら結果につながらないかもしないという気はしています。

午後の練習までの間、結構ストレスを感じる事がありました。ここはあえて書かず。迷惑をかけているという感覚が私自身にありますから謝罪しかありません。

午後の練習はメニューを作成して選手に任せる事に。会議があったので練習には顔を出す事が出来ませんでした。この日は会議が終わった後に面接練習をする約束をしていたので本当に練習に出る余裕はありません。それでもどうしても話をしておきたい事があったので無理矢理時間を作って練習へ。

この日、学内でインフルエンザが発生しました。この時期にインフルエンザと言うのはどうなのか。この件に関して話をしておかなければいけません。昨年、10月末にインフルエンザが大流行してしまい学級閉鎖になりました。そのおかげで県体に出場できない者が出ました。県新人、こんな事で参加できないというのはあり得ません。学内ではマスクを着用する事を伝えました。こんな話は私が言わなくても本人達が自覚して行動に移す必要があると思っています。

マスクを常に着用しておくように話をしました。この程度の事がきちんとできないというのであれび試合に出る資格はないと思っています。基本的に私が競技に関する事で指示を出した時にきちんと聞く気があるかどうかは大切な事だと思っています。私に従え、という気はありません。それぞれ思う事はあるでしょうから。しかし、この手の事で話が聞けないようなら「試合に出る資格はない」と思っています。その事も話をしました。マスク着用がきちんとできないような者は県新人辞退。出場する必要はありません。

この部分は絶対に譲れません。こちらが「競技に対して必要なこと」を示します。そこに対してきちんと話が聞けないようなら指導する必要性はまったくもってないと思います。一人がインフルエンザになればチーム全体に影響します。一人だけの行動ではない。この感覚が分からないようならやる意味はない。

この時点でかなりイラッとしていたのですが県新人1週間前ですからある程度気持ち良くレースを迎えさせたいと考えていました。こちらが少し我慢しないとレースに対してきちん臨めなくなるかなと。甘いですね。

が、こんな甘い考え方を私がしているから選手も甘えます。私的には絶対にあり得ない事が。激怒云々のレベルではない。これにより昼間に我慢していた事もプチっと切れました。冗談じゃない。こちらが「当たり前の事」を話しているのにも関わらずそれさえやらないというのはどうなのか。こんな低レベルな話をしなければいけないのであれば「練習する必要はない」と思っています。何度か書いていますが「練習をしてください」と頭を下げてやってもらう必要はない。

ありえない。

とりあえず書く気にならないのでこの辺で止めておきます。爆発しそうなので。
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何と比べるのか

2016-09-08 | 陸上競技
思うことを少し。

前の記事にも書いていますが「練習量が多い」かどうかは正直わかりません。他のチームの練習を毎日見ているわけではありませんし、その練習の中身を理解して判断しているわけでもない。そうなると自分のところの練習量が「多い」か「少ない」のかは分からないのです。以前のチームと比べて少なくなっていると自分自身は感じます。が、ひょっとしたら「走る量」は減っているかもしれないですが「それ以外」の練習は増えているかもしれない。判断が非常に難しくなります。すべてが自分自身の感覚でしかない。

これはある大学での話です。冬季練習で「今日はトータルで2000m以上走る」というメニューがありました。この話を聞いて大きな疑問を感じました。「距離を走る」ことが大事なのか。ゆっくりとしたテンポ走で200mを10本走ればそれも2000mです。が、60m程度の全力練習で2000m走ろうと思えば33本走らないといけない。これは「地獄」のようなきつさだと思います(笑)。実際に33本走ったらヘロヘロになってしまうでしょう。先日「150m+120m+60m」をやりましたがこれなら6セットやることになります。無理ですね(笑)。

トータルで走る距離が重要なのかどうか。ここは考え方だと思います。最近は時々長い距離を走ってみることも必要かなと感じてはいます。100m選手であってもマイルがきちんと走れるようになるというのもいるのかなと。こういう部分は感覚でしかないのですが、200mでも勝負したいと思えばかなりの「スピード持続」が必要になります。そのためには250mなどのスピード持続系の練習も必要なのではないかと。もちろんテンポ走ではなく全力ですが。250mを走ることに意味があるのではなく「狙いとする部分」がどこにあるのかだと思っています。

比べるものの基準が異なればそこの比較は意味がないと思います。比較するもの自体が全く別物なのにそこの内容を比べても仕方ない。ここの部分は分かりにくいかもしれませんが。何となくやっているのであればそれは問題ないと思いますが「狙い」があるのであればそれに見合う練習をするしかない。「狙い」が明確でないモノと比較したところで出てくる答えは価値のないものになってしまいます。

過去の記録との比較。今到達したいのはそこの部分かもしれません。過去数年間の記録との比較をしても意味がないかもしれません。が、最低レベルの目標にはなります。例えば女子の4継でインターハイを賭けた勝負をしようと思えば最低でも「48秒5」が必要になります。これ以下の記録で中国地区を勝ち上がるというのは不可能に近くなる。だとすればまずは自分たちの力を「48秒5」までは上げないといけない。過去の記録との比較になりますがまずは「勝負できる可能性がある記録」と自分たちの今の記録を比較して足りない部分をどうするか考えていかなければいけないと思っています。

これは比較というよりは「基準値」を明確にするという意味合いが強いかもしれません。インターハイで予選を通過しようと思えば47秒2が必要になる。来年はもっと上がるかもしれない。それでも最低限のレベルまで達さないと戦う舞台に立つ可能性さえもなくなるのです。他のチームがどうだこうだと言っている場合ではない。相手が強いと嘆いているばかりで自分達が強くなるわけではない。相手がどうこうよりも自分達が強くなって戦える可能性を示さないといけないからです。他のチームと比較して「自分達の方が力がない」と愚痴っていても仕方ない。まずは必要な力まで自分達が上がっていく必要があるのです。

比較するというのは簡単かもしれません。「うちには選手が集まらないから」「あそこは選手が集まるから」という言葉。そういう部分があるかもしれません。私自身もそういう気持ちになることが何度もありました。しかし、その比較は実際のところ何も生み出しません。比べたところで何かを生み出すわけではないから。比べていたら寂しくなるだけだから。どうにならないことを比較するよりは「何とかできないか」という考え方でやっていく方が効果が高いと思っています。負けていることを嘆いても先には進めないからです。

うーん、何の話か分からなくなりました(笑)。比較する事の意味って何なんだろうと思ったところからスタートした記事ですがあちこち飛んでますかね。お許しください(笑)
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練習の増減

2016-09-08 | 陸上競技
とりあえず書いておきます。

水曜日、この日は朝練のみとしました。前日に強い負荷をかけたというのもあります。朝練では体幹補強をかなりやっておきましたが。投擲と棒高跳びはウエイトを実施。本当はしっかりと補強をさせたいのですがどうしても専門練習に時間がとられてしまって補強の時間が確保できません。うーん、いいことではない。

いろいろと考えることがあります。考える中であえて水曜日の午後練習は休みにすることにしました。8月にかなり練習をやっています。疲労もそれなりに蓄積していると思います。合宿後は疲れを抜きながら市民選を迎えある程度走れているな感じる部分もあったのでもう一度強化機関へ。ある程度のことはやっていきました。今年の夏は暑さもありこちらが思う以上に疲労が蓄積しているのではないかと思っています。見えない部分もあるので今回は意図的に練習を休みにしました。

ほかのチームの練習がどれくらいの量をやるのか正直わかりません。うちの練習が多いのか少ないのかの判断はできないのです。私的には以前に比べてかなり減っていると思っています。が、それでも多いのではないかと思っています。距離を踏む練習はそれほど多くないのですが「全力で走る」という機会が多いので負荷的にはかなり高いのではないかと思っています。加えてトレーニングも実施しています。そこの部分も身体には大きな負担になっているかもしれません。そう考えると「思っている以上に休ませる」ことも必要なのではないかと感じました。

もちろん、強化しているのですから休むと元に戻ってしまう危険性もあります。「休みすぎる」のはよくない。これは間違いのない事実です。しかし、通常の状態から「練習量が多い」のであれば「休ませる」ことも重要になってくるのではないかと思います。1年生が春先に「こんなに休んでもいいのか?」という話をしていました。中学時代は「ある程度の負荷」だったと思います。だからこそ毎日毎日同じような負荷をかけていても問題はない。試合前に体を休ませるということは必要としていなかったかもしれません。が、今は中学時代と比べるとかなりやっていると思います。少しずつ感覚もマヒしてきているのではないかという感じ(笑)。だとすると「休ませる」ことも必要な条件になってくるのだと思います。

国体練習会に参加した選手は火曜日の朝練を休みにしました。焼け石に水という感じかもしれませんが。聞いてみると「疲れていない」らしい(笑)。たぶん疲れてはいるのでしょうが。そういえば、春休みに「国体候補選手」の合宿があって受験勉強明けにそれなりに走ったことがありました。その時師匠に身体の調整をしていただいたのですが「疲れていない」と言われていました(笑)。筋肉の質なのかもしれません。ある程度の練習を久々にやっているから疲れてはいるはずです。それでも「筋肉が柔らかい状態」を保っていたとのこと。うーん、これはこれ面白いなと思います。タイプもあるのだと思いますね。

本当は少しやろうかなと思っていたのですがあえて休みました。完全に休みにするのもどうかと思ったので朝の段階で少し練習をしたという感じですね。これがいいことなのかどうなのかはわかりません。が、前日にかなり走っていますから少しずつ練習の質を上げるためにも休ませることも必要かなと。私がこのようなことを言うと周りが「大丈夫か?」「何かあったのか?」と不安になるかもしれません。ここ最近の練習は10年前と比べるとずいぶん優しくなっています。マイルチームをやっていた時のイメージで話をされます。が、今は「優しい」と思います。自分でも甘くなったのではないかと思うことがあります。選手がどのように思っているかは知りませんが(笑)。

まだまだ幼い部分が残っています。これをどう克服していくか。ある程度の結果を伴った時に突き付けなければいけない現実もあると思います。さまざまな視点から育てていくことが必要になると思います。「立派な選手」とはどのようなものなのか。これに関しても考えていかなければいけないと思っています。まだまだやることがあります。育つまで多少の我慢も必要。迷惑をかける部分もあると思いますが・・・。

一応記しておきます。中身はないですが(笑)。
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しっかりと走る

2016-09-07 | 陸上競技
火曜日、この日は競技場練習としました。前日走っていないため2日連続走練習なしとなっていました。あまり細かい事を気にしていても仕方ないので良いかなと思っています(笑)。以前は少しでも計画していた内容がズレるとこちらが不安になっていましたが、それなりに経験を積んできてなんとかなるんじゃないかなという気になっています。

前日に少しだけ負荷をかけていますから下半身に張りがあるのではないかという気はしていました。スクワットをやっていましたから普段よりは負荷がかかっているはずです。大臀筋からハムストリングにかけての負荷です。シャフト補強とは違う負荷になっていますから疲労感はあるかもしれません。逆にそういう状態で走るというのもありかなと。走るために使いたい筋肉に刺激が入っているわけですから。

練習は最初から各専門に分かれて実施。流れの中で普段とは少し変えました。といってもチューブ走の後にマーク走を実施しただけなのですが。どうしてもルーティンのようなアップになってしまいます。それが基本的な部分の徹底になるのですが狙いとする部分をその時々で明確にしておきたいなという気もありました。並走に入るとなかなか加速段階の動きが意識しにくくなります。そこも含めてマーク走で確認しておきたいなと考えていました。

そこからは並走。久々にカーブ直線での並走。この辺りはそれぞれが考えてくれると良いなと思います。直線と同じ距離感覚でスタートすると内側の選手が走る距離が少し短くなります。それにやり渡す場所で少し詰まり気味になってしまう。きちんとした受け渡しをするためにはそのあたりまで考えてやっていかなければいけないと思います。この辺りの指示をしてそれぞれに考えさせました。細かいことかもしれません。しかし、この部分は重要です。2走3走の場合は3走が内側を走り2走がアウトを走る。そうなると普段よりも少し詰め気味にスタートしなければいけなくなります。ここの感覚。その都度、状況の判断ができるかどうか。「考えてやる」というのが重要なのです。

そのままの流れでバトン合わせ。男子は数カ所バトンが怪しいところがあります。3つのうち2つ怪しい。これはかなり危険です。それをどう克服するか。ある程度細かい事をやっていますがなかなか安定しません。アンカーは走力的に他のメンバーより落ちます。それでもこのメンバーでやっていく。そう決めているのですからせめてバトンくらいは安定させないといけません。女子と同じ時期からリレーはやっていますが女子のほうが安定感があります。「慣れ」というのもあると思います。少なからず「緊張感がある中でのレース」を数度経験していますから。「危機感」はあるでしょう。そこの差もあるのかもしれませんね。

女子の1-2は足長がかなり短くなっていました。この日私は3-4走について見ていました。こちらも中国大会以降走順変更をしていますから繰り返し確認をしていかなければいけません。両方同じ場所で見るのが効率的なのですがイメージの部分で1-2走は第2コーナーが良いということだったので。本人たちの意思を尊重しました。そういえば練習の最初に「現時点で50秒を切っているチーム」という形で選手に他県の状況を示しました。すべてのチームが出ているわけではないと思いますが調べられる限りの範囲で新チームの結果を。トップチームは「絶対的エース」を外して47秒9の記録を出しています。この時点でずば抜けている。48秒台のチームがすでに4チーム。戦うためには48秒台を出さないといけないのです。その「危機感」というのを感じてくれているかどうか。

バトン練習までやってからこの日は1時間くらい「走練習」に使いました。かなり長め。400m系は250m+120mを実施。感覚走です。400mを走るために前半の流れをつかむ。本当は200mでも良かったのですが200mから300mにかけてどうしても間延びしてしまうのでここの部分を意識した練習をさせたいなと思いました。県新人のことを考えると最低でも51秒台に入らないと勝負できません。その力はあると思っていますがまだまだ未知数。本人は「絶対にやってやる」と思っています。こちらも最大限のサポートをしていきたいと思っています。まだまだやるべきことがたくさんあります。が、すべてはできていない。こちらも長い目で見ていきながらやっていきたいと思いますね。

短短は150と120。距離を微妙に変えながら走りました。1セット目は男女同じ距離。2セット目は男女で微妙に変えました。3セット目はまた同じ距離。感覚的には女子の方が量を追う練習が必要かなと思っています。あくまで感覚的な話。追い込みきれないので量で負荷をかけていきます。が、今は女子の方を少し距離を短くしたりします。本当はもっと追い込んだほうが良いのかもしれませんが。ある程度の意識レベルになれば本数が少なくても負荷がかけられると思います。逆に強い負荷をかけるまでに気持ちが切れてしまうというのもある。今はどちらもの兼ね合いだと思っています。難しいところです。

男子は1セット目でエースがハムストリングに違和感があるというので練習終了させました。ここで無理をして怪我をしてもらったら困りますから。以前からスピードが上がってくると脚に張りを訴えます。スピードに身体が付いてこない感じですね。今でもトップスピードに乗った時には身体が反ってしまって耐えられません。もっと長い目で見ていかないといけません。その分、男子キャプテンがしっかりと走っていました。少ない人数でやっていますからそれくらいはやってもらわないと(笑)。しかし、他の者が付いていけません。大きな差がついてしまいます。リレーでそれだけの差を逆転されるということです。何とか力をつけてもらいたいですね。差が大きすぎる。

女子は最初、状況が把握できませんでした。Nに他の者が付いていけない。150でも差がついていました。うーん、微妙なのかなと思って見ていると他の者もそれなりに動いています。よく分かりませんがNが速い(笑)。他の者が悪いというよりは一人がかなり走れているという感じでした。身体が重いと練習初めに言っている者もいましたが走り自体は悪くありません。120などはNに引っ張られて他のメンバーがしっかりと走れていました。この感じで練習が積めれば面白いことになると思います。あとひと頑張り。

状態的には良くなってていると思っています。走れるようになってきているかなと。トレーニングと走練習、休息のバランスを考えていかなければいけないなと感じています。やり過ぎも良くない。ある程度ガッツリやってきていますからそれなりに抜くことも必要。どうしても欲張ってしまうのでそうならないようにこちらも気をつけないといけません。焦らず。

もう少し大人になってもらわないといけない部分はあると思っています。学校生活できちんと対処できているかどうかは競技に直結してくると思います。まだまだやる事はある。成長するために何をするかですね。やる事はたくさん。1つ1つやっていこうと思います。
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