kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

厳しさ

2016-09-02 | 陸上競技
9月になり2学期が始まりました。今年は様々なタイミングが重なって始業式の日に文化部発表会が行われました。あえてこの日は練習を朝練も午後練も休みにしました。それぞれのクラスでやる事がそれなりにあるはずだからです。普段出来ない部分があると思うのでこちらも考えます。

また、前日に色々と話をした部分があります。各自がそれなりに思う事があるはずです。これで何も考えられないような選手であればこれから先の活躍は出来ない。あえて練習をせずに自分たちの時間を与えました。

これまでの経験上、修学旅行や文化祭があると気持ちが前向きではない選手は競技から気持ちが離れてしまいます。競技に向かっている者とそれなりに毎日を楽しく過ごしている者とが同じ空間に混在するようになります。周りは楽しく過ごしているかもしれない。なんで自分はこんな事をやっているのだろうと思う選手もいる。だからこそあえて練習をしませんでした。

正直、これくらいで気持ちが離れてしまうような選手は先が知れています。大成しないのです。ある程度の覚悟を持って競技に向かっていなければ、大切な時に上手くいかなくなります。あえて突き放しています。これで女子が競技から気持ちが離れるようであればそれまで。

1年生女子、周りから勘違いされやすい。が、競技に対しての真剣さや気持ちの強さはかなりのものです。まだ甘さが残っているだけ。練習が嫌いとかではなく、幼さが残っているからキツくなるとどうしても頑張り切れないというだけの話。こんなものはどこでもある話です。今くらいの取り組みが出来る1年生というのはこれまであまりいませんでした。単純に私が求める水準が高くなっているだけなのかもしれません。

厳しさ。あえて突きつけます。それはこの子達がこれから先の大きく伸びるためです。好きだとか嫌いとかいう低次元の話ではありません。誰のためになるのかという話でしかない。覚悟が決まらなければどれだけやっても勝負にはならないからです。

思うことがたくさんあるのですがあえてここまで。また書きます。
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