月曜日、少し思うことがあって女子を早めに集めてミーティングをする予定としていました。内容に関しては前日にメールで連絡をして「朝練の時間に集合してミーティング」と伝えました。今の取り組みを見直す必要があると感じたからです。この1ヶ月でやると約束していたことがあるのですが全く出来ませんでした。かなり難しい話でしたが「やる」と全員で決めたにも関わらず、誰一人として達成できませんでした。一人に関しては約束前とほぼ同じ状態。自分は「やっている」と思っていても本当はできていないのです。そのことを客観的に見ることが出来ないので何も変わらないのだと思います。また、私が話をしていても「分かったつもり」で終わっている者がいます。見ていて絶対に分かっていないだろうなと感じる部分があるのですが、本人はそれが分からない。だから、結果的には同じ事を繰り返す。やはり話をしないといけないと感じました。
朝練の時間と送ったので私は7時に学校にいました。早く来る選手がいるかもしれませんから。どちらにしても7時40分位からのミーティングになるのですが、何かこの状態を上手く言い表しているような文章がないかを探しました。なかなか見つからないので本を持って行く事にしました。しかし、2人ほど約束の時間になっても来ません。1人は50分くらいに来ましたが、結局私の指示した内容が分かっていなかったようです。分からないなら確認をすれば良いだけのこと。甘いですね。いちおう車の中で待っていた私の所に謝りに来ました。
もう一人は8時15分位に到着。そのままトレーニングルームに入って出てきません。何をやっているのかという話です。かなり怒りを感じていましたが、我慢して話をする事に。先程書きましたが「分かったつもり」でやっているからこのような事になるのです。確認をしたらやはり送られてきたメールの内容を把握できていなかったようです。話をしても文章で送ってもなかなか伝わらないというのは厳しいですね。
どちらにしても練習開始時間は8時半です。15分に来たら準備はできません。他の者が準備したモノに乗っかって練習をするだけになります。この事を指摘すると「準備はしています」と返事。いやいや、サーキットの準備だけではなくて、メイン練習の準備ができていないではないかって話です。「自分はやっている」という想いがあるのだと思います。話がかみ合いません。本当に必要な事をやっていなくても「自分はやっている」「時間に間に合っているのだから問題はない」という感覚があるからこのような返事になるのだと思います。だからこそミーティングをしていかないとダメだと思っていたのですが、やはり的中していました。
この話を受けて昨年の話を少ししました。女子エース、今でこそある程度の理解をしていますが昨年は情けない事に全く分かっていませんでした。こちらがどれだけ話しても「自分はこんなにやっているのに、認めてもらえない」という感覚があるから自分の行動を客観視できないのです。本当は何もできていない。なのに注意を受けている。だから悪いのは顧問だという話になるのでしょう。だから競技力も上がらない。運良くインターハイに行けましたが、他の者は分からないまま終わってしまいました。無意味な時間を過ごしたなと情けなく思います。女子エースはたまたまその後に立ち直れるかどうか分からないレベルの大きなショックを受けました。辞めてもおかしくないほどの所までいったのでやっとやらないと行けない事が分かってきたという感じです。人は痛い目に合わないとなかなか自分の過ちやできていない事には気づきません。全員が痛い目に合えば分かるのかもしれませんが、出来ればその前に気付いてもらいたいと思っています。自分が「出来ていないから言われている」という事実を認める事が出来なければ前には進めません。
また、約束事に関しても話しました。「やったつもり」であっても結果が全く出ないのであればそれは「やっていない」と同じです。4人のうち3人は決めた日からある程度の変化がありましたが、1人はほとんど変化ありません。この状態で変化なしというのは本当に厳しいと思います。やっていないわけではないと思います。しかし、本気でやれば必ず変化は生まれます。まだまだ本当に必要な努力は出来ていないのです。これが出来なければ今後のパフォーマンスの向上は見込めません。
何故このような状態が生まれるか?各自の努力というのは「差」があります。これまで10のうち1の努力しかしていなかった者が3の努力をすれば今までの3倍の努力ですからかなりやった気になります。しかし、本当に必要な努力は10なのです。半分に満たない努力であってもこれまでの努力と比べたら3倍。満足してしまい、「自分はやっているのに認めてもらえない」という感じになるのだと思います。だから何度話しても行動自体が変わらない。感覚の差ですから埋めるのは難しいと思っています。1ヶ月前の約束は体重に関する事でした。約束した日からほとんどの者がある程度の減少を示していますが、一人はほとんど変わっていません。減らせる確率が高い者が減らないというのはやはり問題があります。きちんとやらないと行けない事ができていないのです。少し何かをやったら痩せると思っていたのかもしれませんが、結果的に変わっていないという事実を受け入れないといけません。
1ヶ月前に話をした時に「体重が増えたからご飯を食べない」と言い出した事があります。話をきちんと理解せずに自分の思い込みで行動をしようという所が多々あります。周りからのアドバイスは素直に聞き入れません。ここに問題点があるのです。自分はきちんとやっている、という気持ちがあるから周りのアドバイスを受け入れられない。こういう状態が続くとチーム内で浮いてしまいます。その前にきちんとやっていかないといけない。大切な事です。
この感覚の差というのは本当に大きい。だから何度言ってもわかってもらえないのだと思います。また、本人が心から必要だと感じていなければある程度の努力で満足してしまいます。繰り返しになりますが、今までの努力と比べたら自分は「頑張っている」のですから。
チーム内で一番努力をしているのは間違いなく女子エースです。卒業生が聞いたら驚くかもしれませんが、間違いない事実です。過去は変える事はできません。うちに入ってきてから1年間はとても努力ができるような選手ではありませんでした。それが、痛い目にあって目標に向かって進み始めたら一気に変わりました。人は変われるのです。今では他の3人の努力を足しても勝てないくらいの努力をしています。大きな差があります。チーム内で一番力がある選手がほかの誰よりも努力をしている。この姿を1番近くで見ているはずです。それを感じ取らないといけません。
冬休みが終わります。だからというわけではありませんが、できていない部分はきちんと指摘しておかないといけません。曖昧なまま終わらせてしまうと学校が始まってから取り返しのつかない事になります。かなり話をしましたが、どこまで伝わったでしょうか。どれだけ本気になって取り組めるか?ここが全てを決めます。まだまだ時間はかかると思います。何とか本気にしていきたいですね。
練習に関してはまた書きます。
朝練の時間と送ったので私は7時に学校にいました。早く来る選手がいるかもしれませんから。どちらにしても7時40分位からのミーティングになるのですが、何かこの状態を上手く言い表しているような文章がないかを探しました。なかなか見つからないので本を持って行く事にしました。しかし、2人ほど約束の時間になっても来ません。1人は50分くらいに来ましたが、結局私の指示した内容が分かっていなかったようです。分からないなら確認をすれば良いだけのこと。甘いですね。いちおう車の中で待っていた私の所に謝りに来ました。
もう一人は8時15分位に到着。そのままトレーニングルームに入って出てきません。何をやっているのかという話です。かなり怒りを感じていましたが、我慢して話をする事に。先程書きましたが「分かったつもり」でやっているからこのような事になるのです。確認をしたらやはり送られてきたメールの内容を把握できていなかったようです。話をしても文章で送ってもなかなか伝わらないというのは厳しいですね。
どちらにしても練習開始時間は8時半です。15分に来たら準備はできません。他の者が準備したモノに乗っかって練習をするだけになります。この事を指摘すると「準備はしています」と返事。いやいや、サーキットの準備だけではなくて、メイン練習の準備ができていないではないかって話です。「自分はやっている」という想いがあるのだと思います。話がかみ合いません。本当に必要な事をやっていなくても「自分はやっている」「時間に間に合っているのだから問題はない」という感覚があるからこのような返事になるのだと思います。だからこそミーティングをしていかないとダメだと思っていたのですが、やはり的中していました。
この話を受けて昨年の話を少ししました。女子エース、今でこそある程度の理解をしていますが昨年は情けない事に全く分かっていませんでした。こちらがどれだけ話しても「自分はこんなにやっているのに、認めてもらえない」という感覚があるから自分の行動を客観視できないのです。本当は何もできていない。なのに注意を受けている。だから悪いのは顧問だという話になるのでしょう。だから競技力も上がらない。運良くインターハイに行けましたが、他の者は分からないまま終わってしまいました。無意味な時間を過ごしたなと情けなく思います。女子エースはたまたまその後に立ち直れるかどうか分からないレベルの大きなショックを受けました。辞めてもおかしくないほどの所までいったのでやっとやらないと行けない事が分かってきたという感じです。人は痛い目に合わないとなかなか自分の過ちやできていない事には気づきません。全員が痛い目に合えば分かるのかもしれませんが、出来ればその前に気付いてもらいたいと思っています。自分が「出来ていないから言われている」という事実を認める事が出来なければ前には進めません。
また、約束事に関しても話しました。「やったつもり」であっても結果が全く出ないのであればそれは「やっていない」と同じです。4人のうち3人は決めた日からある程度の変化がありましたが、1人はほとんど変化ありません。この状態で変化なしというのは本当に厳しいと思います。やっていないわけではないと思います。しかし、本気でやれば必ず変化は生まれます。まだまだ本当に必要な努力は出来ていないのです。これが出来なければ今後のパフォーマンスの向上は見込めません。
何故このような状態が生まれるか?各自の努力というのは「差」があります。これまで10のうち1の努力しかしていなかった者が3の努力をすれば今までの3倍の努力ですからかなりやった気になります。しかし、本当に必要な努力は10なのです。半分に満たない努力であってもこれまでの努力と比べたら3倍。満足してしまい、「自分はやっているのに認めてもらえない」という感じになるのだと思います。だから何度話しても行動自体が変わらない。感覚の差ですから埋めるのは難しいと思っています。1ヶ月前の約束は体重に関する事でした。約束した日からほとんどの者がある程度の減少を示していますが、一人はほとんど変わっていません。減らせる確率が高い者が減らないというのはやはり問題があります。きちんとやらないと行けない事ができていないのです。少し何かをやったら痩せると思っていたのかもしれませんが、結果的に変わっていないという事実を受け入れないといけません。
1ヶ月前に話をした時に「体重が増えたからご飯を食べない」と言い出した事があります。話をきちんと理解せずに自分の思い込みで行動をしようという所が多々あります。周りからのアドバイスは素直に聞き入れません。ここに問題点があるのです。自分はきちんとやっている、という気持ちがあるから周りのアドバイスを受け入れられない。こういう状態が続くとチーム内で浮いてしまいます。その前にきちんとやっていかないといけない。大切な事です。
この感覚の差というのは本当に大きい。だから何度言ってもわかってもらえないのだと思います。また、本人が心から必要だと感じていなければある程度の努力で満足してしまいます。繰り返しになりますが、今までの努力と比べたら自分は「頑張っている」のですから。
チーム内で一番努力をしているのは間違いなく女子エースです。卒業生が聞いたら驚くかもしれませんが、間違いない事実です。過去は変える事はできません。うちに入ってきてから1年間はとても努力ができるような選手ではありませんでした。それが、痛い目にあって目標に向かって進み始めたら一気に変わりました。人は変われるのです。今では他の3人の努力を足しても勝てないくらいの努力をしています。大きな差があります。チーム内で一番力がある選手がほかの誰よりも努力をしている。この姿を1番近くで見ているはずです。それを感じ取らないといけません。
冬休みが終わります。だからというわけではありませんが、できていない部分はきちんと指摘しておかないといけません。曖昧なまま終わらせてしまうと学校が始まってから取り返しのつかない事になります。かなり話をしましたが、どこまで伝わったでしょうか。どれだけ本気になって取り組めるか?ここが全てを決めます。まだまだ時間はかかると思います。何とか本気にしていきたいですね。
練習に関してはまた書きます。