kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最高スピード

2012-01-20 | 陸上競技
水曜日、この日も検定課外がありました。朝練は基本選手に任せています。付きっ切りで練習を見る余裕がないからです。やることは指示を出しています。本当は細かい部分があるので練習について指示を出したいのですが・・・。ここ最近朝練ではハードルを使った練習と肩甲骨を動かした状態での足運びのみをやっています。これは完全に思いつきなのですがなかなかいい感じです。姿勢をきちんと作ることができるので意識しやすいのではないかと。任せているのでこの日は確認できませんが・・・。

練習は商業系の生徒は強制課外ですから1時間ほど遅れます。男子は待たせるのがもったいないので通常メニュー。サーキットと縄跳び、一歩ハードルを実施させました。私も商業の指導をしないといけないのでここも選手任せ。私が到着した時にはシザースまでいっていました。女子は遅れてきたのでメディ投げでアップ。1週間前と比べてかなり暖かかったのでやりやすかったですね。その後、練習を省略しながらマーク走へ。この辺りで男子と合流。アップ不足と補強不足はありますが限られた時間の中での練習ですから仕方ないと思います。

マーク走を見ていると「今日は動いているな」と感じる者が大多数。日曜日がレストで月曜日変則サーキット、火曜日身体づくりですから走っていません。久々にバネがたまっていたのかもしれません(笑)。この時期に「バネをためる」必要はありません。今はしっかりと強化していく時期ですから。多少疲れが抜けた日は体が動くんだと実感させておくのも必要かもしれないですね。かなりキレがありました。そのままバトン層を数本。これも見ていてスピード感が溢れていました。これくらいのスピードで練習がつめたら本当に面白いと思いますね。

練習の途中で卒業生が来ました。商業時代の子です。商業の時の卒業生はほとんど学校にきません。卒業生が来るようになったのはここ2年くらいです。この子は選手からマネージャーになった子で本当に気が付きますし、周りにも厳しく注意ができていました。今の選手とはほとんど面識がありません。ふと気づいたのですが在校生、私が話をしている人間に対して挨拶をしていませんでした。練習の途中で気づかなかったといわれるかもしれませんが、練習を見ながら話をしていたので「気づかなかった」ということはあり得ません。面識がないとはいえ私が話している相手ですから「知り合い」です。礼儀の問題ですね。自分たちで目標を「応援されるチームになる」と言っているにも関わらず、基本的な挨拶ができないというのでは誰も応援してくれません。考えないといけないですね。もちろん話をしましたが。

この日は走り込みの日としていました。ここ最近感じることがあったので全体に少し話をしました(挨拶のことも含めて)。本当に「強くなりたい」と思っているのであればどんな練習でもやっていかないといけない。きつい練習が好きな者はいません。しかし、本当に目標に向かっていくのであれば「きついことは嫌だからやらない」というのはあり得ません。強くなるためだったらどんなことでもやるという強い気持ちがなければ良い練習はできないのです。「嫌なことから逃げる」という姿勢を身に着けてしまうと他のことも同様に逃げてしまいます。「絶対に強くなってやる」という気持ちがあれば「あと何本で終わり」という消去法的な考え方はしません。目の前の1本を全力で取り組むようになるからです。ここの「差」が大きな「差」になると思います。何が何でもやってやるといいう気持ちが身体を動かします。全ては「心」ですね。

練習は200mとマイルのことも考えて短短も少し心肺機能への負荷をかけることにしました。先週の土曜日に練習をして短長がかなり追い込めたので最後の1本だけは変則的に短短も折り返すことにしました。120mと60mの組み合わせです。いつもの練習と同じですが、休息時間を短くしてすぐに走ることで不完全休息となりかなりきつくなります。「追い込む」ことだけが目的ではなくある程度の狙いを持ってやりました。前述のようにこの日は最初からスピードが出ていました。この冬最高のスピード感でした。特に女子エース、大きな可能性を感じさせるスピードでした。昨年の冬期は何回かに1回抜群の動きを見せていました。今年は安定して高いスピードで走っています。この日の走りはそれ以上に良かった。もちろん男子も良く走れていたのですが女子エースは目を見張るものがありました。大きなことをいうつもりはありません。戦えるステージに上がれる感じがあります。このスピードではまだまだ「可能性」のレベルかもしれません。しかし、本人の「意識」が高まってきているので勝負できるのではないかと期待させます。

終了後、最後にタイヤ引き。全体がしっかりと引っ張れていましたね。最後の30mで減速しない走りができました。単に体がよく動いていたというのもあるかもしれませんが、これくらいの走りが安定してできるようになるとシーズンインが楽しみになります。

とりあえず記録として。なかなか時間の確保ができないですね~。すみません。
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考えさせる

2012-01-19 | 陸上競技
火曜日、同様に朝課外を単独で。練習に参加させませんでした。この部分を本人がどのように感じるか?普段からの勉強が不足しているというのもあると思います。また、分からないところがあるなら放っておかずにその時その時できちんと対応する必要があります。故障なども同様ですが「少しくらいいいだろう」と考えているとあとで大変な事になります。結局は同じことなんだと思います。「考え方」というのは基本的に同じですから一つの側面だけではなく他の側面にも表れます。

また、朝練の時間に少し話をしました。前の記事に書いたように「補習で遅れる」と連絡してから練習に来なかった者がいます。それに関して話をしておく必要がある。事前に本人には連絡をしました。直接話をしないといけないのではないかと。が、メールでどこにいるのかを確認してきただけで私を探してくることはありませんでした。このことは大きな問題だと考えています。全体を集めて話をしました。確認をすると練習終了時間くらいまで補習があったようです。そこまでやるのか?という話も出てきますが、もう過ぎてしまったものは仕方ありません。しかし、その後の対応が悪すぎる。どうも部室には行ったようです。その時に周りの者は何も言わなかったのか?あれだけ練習中に私が「いつ来るのか?」と気にしていたにもかかわらず、そのことを伝えること、きちんと連絡をするように伝えることができていない。少しのことかもしれませんが「コミュニケーション」と「大切なものは何か」という部分がきちんと分かっていません。何をやっているのでしょうか?「ダメなものはダメ」と話していくことは大事です。ここがなければ部活動をやる意味はないと考えています。「速ければいい」と思っていません。当たり前のことをきちんとやるというのは本当に大事なことです。
こういう話をすると「注意を受けている者」だけが考えることになります。しかし、これは他人事ではないのです。他の者も自分のこととして考えないといけません。もしも自分が同じ立場だったらどのような行動をしたのか?ここが分からないと次は他の者が同じことをします。大切なものは何かを感じ取ってもらわないといけません。かなり話をしました。

この延長のような形で放課後、話をすることになりました。詳しくは書きませんが「自分の思っていること」をきちんと表現できるようにならないといけません。これができないと保護者や周りの人は応援してくれなくなります。本当にやりたいことがあるのならそれだけではなく「苦手なこと」「嫌なこと」もやらないといけません。避けては通れないのです。「好きな事だけ」をやって生きていくことなんてできません。「面倒だな」と思うことであってもやらなければ前には進めないのです。その感覚を身につけることは大事だと思います。1時間近く話をしたでしょうか。あとは本人の覚悟の問題です。やればできる部分をやらないから大変な事になるのです。

練習は通常通りのメニュー。課外がない者は最初から、課外組は外補強のみとしました。時間の関係上、これ以上引っ張るわけにはいきません。最大限にできることをやるというのが大事です。ある程度のことはできたかなと思いますが、バタバタしていたので細かい部分までは見れませんでした。本当は身体づくりの練習をしっかりと指導してくことが今後につながるのですが。意識づけとしては大きな意味を持ちます。そう言えば女子の体重管理、一人はピーク時よりも体重が落ちました。たんに体重を落とすことを目標にしてはいませんが冬期で体重管理ができているとシーズンに入るともっとスムーズにいきます。筋肉量は増えているはずですからどれだけの努力をしているのかというのが分かり案すね。特別視するわけではありませんがこういう姿をみて他のものが何かを感じ取ってもらいたいのですが。「感じる力」というのが大事ですね。

こういうトラブルがあったときは「大きなチャンス」です。本当に強くなりたいかどうかが試されます。今後を見ていきたいと思います。
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すみません・・・

2012-01-19 | 陸上競技
更新滞っています。毎日更新することを目標にやっているのですが余裕がなくて。時間がたってしまうとその時感じていたことを書けなくなってしまいます。これは私自身にとって頭の中の整理にならないので非常に辛いことです。他の記憶が混じってくると意味がなくなってしまう感じがするので・・・。とりあえず記録程度に残しておこうと思います。

月曜日、この日から検定課外が実施されました。一人は朝練の時間から勉強をさせることにしました。遅れを取り戻すためには多くの時間を使わなければいけません。そのため学校に来るのをかなり早くしました。朝最低でも1時間は勉強させておく必要があります。当然私はそれ以上早く登校する必要があります。この土日ほとんど休息なしに勉強を教えていたので少し私自身も疲れ気味ですがそんなことを言っている場合ではありません。これくらいのことで負けられませんから。マンツーマンで教えました。少しは・・・ですね。
授業は通常通り+α。他の先生にお願いして来週と授業を入れ替えてもらって検定のために対応。詰め込みは良くないというのは分かっているのですがこの1週間が勝負です。この日は朝課外+4時間授業+検定課外ですから結構動きました。

練習は工業系の生徒は1時間程度身体ほぐしをやって過ごすように指示しました。本当であればしっかり練習をさせたいところだったのですが微妙な雨と練習内容が専門練習だったのである程度一斉にやりたいという気持ちがありました。ここでどれだけ自分の身体に目を向けることができるかというのは大きいと思います。本人たちは「一生懸命やっている」と思うかもしれませんが、客観的にみるともっとできることがあったりします。それは本人たちでは気づかない部分です。ボーっとしている時間をどのように使うか?難しい部分です。


ある程度の人数がそろった時点で練習開始。練習開始前に一言。土曜日の練習日誌を見ると「書いているだけ」の者が複数いました。「○○をやった」という日記的な感じですね。何を感じ、何を思ったかを表現できません。特に男子は苦手ですね。書くことに慣れていないのかもしれませんが、毎日同じようなことを書いたりやったことだけを書くというのが多い。自分の内面と向き合う時間として日誌を書かせているのですが「書かされている」という感じが多いですね。これなら書く必要はないかもしれません。それを言ってもなかなか感じ取ってくれないというのは難しいことです。私の指導方法に問題があるというのもあるのかもしれません。考えないといけないですね。


練習はサーキットから始めました。前述のように少し雨模様だったので外ではなく屋内で練習を進めていくことにしました。サーキットをやってから少し休憩。この間は動的柔軟を行うように指示。見ていると座っているだけのものがいたり、普通に静的柔軟を行っていたりする者がいます。ここが大きな差になるのですが分かってもらえません。もう少し自分に目を向けてもらえると違ってくるのですが・・・。そしてもう1セットサーキット。ひたすら身体を動かしました。

終了後は、エアロバイク+内転筋+補強で1セットにしてローテーションで回していきました。走れませんからそれに代わる練習をやっておく必要があります。休む間もなくひたすら身体を動かしました。これはかなりハードですね。まずまずの感じでできたかなと思います。あとはその中身の問題。どれだけの負荷をかけることができたか?ここが全てです。もう少し雰囲気を明るくできたらとは思うのですが・・・。なかなかムードメーカーになれる選手が出てきませんね。ここが変わらないと良いことにはなりません。

また、この日「補習で遅れる」と連絡してきたまま練習に参加しなかった者がいました。問題です。この問題はかなり前にもありました。補習は1時間程度だと考えています。それ以後連絡もなく練習に来ないというのは通常考えられません。練習中にかなり気になっていましたが結局練習が終わっても来ませんでした。補習で勉強するのはまずは本人の努力不足というのがあります。しかし、「行くな」とは言わずに行かせています。部活だけやればいいとは考えていませんから。しかし、限度がある。3時間補習があるというのは・・・。また、本当に3時間あったとしても「練習に来れなかった」という事実が発生する以上、そのことについて補足説明をする必要があります。当然だと思いますが間違っているでしょうか?かなり頭にきました。ここ最近はそれほど感情的になることはありませんでしたが・・・。「礼儀」の部分だと思います。

これに関しては翌日話をすることにしました。以上、思い出せるだけは書きました。練習に関してよりも他のことが多いですね・・・。
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日曜日

2012-01-17 | 陸上競技
日曜日、この日は練習は完全に休みにしていました。しかし、前日の勉強会の状況を見て「これは非常に危険だ」ということを突きつけられたので強制的に学校で勉強させることにしました。家で勉強させるのが当たり前なのですが、それどころではありません。ひたすら勉強させないと間に合いません。いや、もう間に合わないかもしれませんが・・・。前日に課題として指示していた部分、「ずっと考えていた」ということで全く進んでいません。手を抜いてやらなかったのではなく同じ問題を無駄にずっと考えていたのだと思います。結局1問も解けていません。ある意味すごいなと思いますが・・・。勉強のやりかたから教えていかないといけない気がします。先は長すぎる。

そのため女子は学校へ来させました。ついでに勉強の前後には歩いてエネルギー消費をさせようということに。女子はこの冬が課題です。やり過ぎと言われるかもしれませんが、一人は「食べたものノート」をつけさせることにしました。なかなか体重の変化が見られないので「どれくらい食べているか」を自分自身で把握させる必要があると思います。この日の昼に見ていると、保護者がお弁当の食材を書き上げてそれぞれのカロリーを記入した紙を作成してくれていました。子供がどれくらいのカロリーを摂取しているかを調べてくれていたのです。こういう協力は選手にとっては大きいですね。自分自身でできない部分はやはり家庭の協力が必要になります。

昼食を食べた後にも散歩に行かせました。1時間程度ですがしっかりと歩くことは必要です。摂取カロリーを減らすというのも大事ですが運動で消費カロリーを増やしていくというのも今後のことを考えると大事なことです。健康的に体脂肪率を落としていかなければ競技どころの騒ぎではなくなります。健康を害してまで競技をするというのは意味がありませんから。

話を聞くとこの日の昼までに約10キロ近く散歩しているという者もいました。驚きです。気持ちが競技に向けば自分で必要なことをやるのだと思います。体重は夏場と同じかそれ以下になっています。努力の結果ですね。意識が変われば自分自身である程度のことはできます。この姿を見ると強くなるだろうなと感じます。勝負できるのではないかと思います。

検定の内容をひたすら教えましたが、教えていることがなかなか理解できません。根本的なことが理解できていないのと「相手の話のポイント」を把握できないのではないかと感じました。これは大きな課題です。間違いなく練習中に言っていることは「なんとなく」でしか理解できていないと思います。だから動きの変化を求めてもそこまでたどり着かない。「自分はできている」と思っていてもほとんど分かっていないのだと思います。ここの感覚の差を埋めていく必要があります。今後の指導にも大きく影響してくると思いますね。

なんだかんだで9時から17時までひたすら指導しました。前日も練習終了後17時までは教えましたからかなりの時間かけています。これである程度はめどが付くのではないかと思いますが、あとは本人の取り組みですね。

その後実家に帰ったりして本当に疲労しました。翌日から通常通りの学校ですから・・・。ぐったりです。
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しっかりと走る

2012-01-16 | 陸上競技
土日、かなり大変な事があったので全く更新出来ませんでした。大変といってもひたすら勉強教えるというだけなんですが。想像を絶するような忍耐力が必要な作業でした(笑)。やはり、私はかなり我慢強くなっているというのを実感しましたね。色々な意味で辛かった。

土曜日、練習は通常通り。この日はまたも学校のグランドが使えず。これに関しては仕方ない部分があります。まーどうかと思う事がかなりありますが言っても仕方ないので我慢。グランドが使えないので、学校の下にある総合グランドのような場所で練習をする事にしました。先日、少し話をしていたので練習開始時間までには道具を運んで準備をしていました。練習を始める状態を練習開始時間までにやっておくのが当然だと思います。開始時間に練習に来るというのは話になりません。後で話を聞くと女子はかなり前から集まってウォークをしたようです。約束をした訳ではないようです。自分で必要だと判断して練習前に身体を動かそうとしたというのは成長ですね。男子と女子は違います。身体作りのためにもこうやって運動時間を確保する事が求められます。言われてできるのは当たり前。言われずに自分で考えて行動が出来るというのは成長の証かもしれません。やっとですね(笑)

サーキットをやってからグランドに移動。この日はかなり暖かかったので練習はスムーズに進みました。練習に卒業生が参加してくれていたので少し意識するポイントを説明しながらやっていきました。こういう機会に選手達もしっかりと話を聞いて理解してもらいたいですね。
身体が動かしやすい天候だったので少しスタートもやりました。前日にかなりの時間をかけてやっています。何度も何度も繰り返しやって行く中で感じ取れる部分があります。何も考えずにひたすらやるような選手はやはり動きも変わりません。スタブロについて出るの繰り返し。引き出し云々ではなく走るだけになっています。この辺りはまだ工夫が必要になるのかもしれません。意識しない選手をどうするかというのは永遠の課題なのかも。まーそこまで指導する必要はないのかもしれませんが。

その後バトン走をしてから走練習へ。水曜日に走ったのですが、かなりの時間がかかりました。ここ最近、短短が増えてきてこちらの練習中心になりつつあります。本数を増やして短長に対応すると時間がかかりすぎる。限られた時間の中でやっていくために少し工夫をする事に。心肺機能への負荷も考えていく事にしました。水曜日にやった120mと60mの組み合わせにプラスアルファで休息を短くする事にしました。短短はレストが短くなると質が大幅に下がってしまうのでこちらは変えず。短長だけほとんど休まないで60mを加えました。これはかなりしんどかったようです。狙い通りかなと。これを2セット。かなりの量になりましたが、ここで終わりません(笑)。

先日の合宿の坂道走で後半全く走れないというのがありました。最後の30mで動きが鈍り全く腕が使えなくなる。これはうちの選手だけではなく全体的に言えることでした。ここが走れるようになれば間違いなく200mで戦えます。どう克服するか?特別なことはありませんが、タイヤ引きを実施しました。この週の月曜日にタイヤ引きを行ったとき、やはりラスト30mが前に進まなくなりました。負荷をかけての120mは坂道に近いものがあります。疲れてきて膝が出ません。ここをしっかりとやっていくことでこれから先の練習の課題も克服できるのではないかと考えます。やはり持ちませんでしたが90mくらいまではいい走りができるようになってきました。頭で考えるだけではなく実際に走る中でどうやっていけば進むかを考えていく必要があります。きついですがこれはやる以外にはないと思います。

終了後、シャフト補強のジャンプ系を60m実施。これはかなりきます。最後まで自分で意識できるか?引き伸ばすことができていなければ練習効率は上がりません。特に後ろ向きはきついでしょうね。やっていく中で本人たちの取り組みの意識が出てきます。やるだけではダメ。何のためにやっているのかをしっかりと把握してもらいたいと思います。

終了後、ひたすら勉強会。私も簿記を教えることにしました。検定に向けてです。めちゃくちゃ理解度が低い。一から教えるという感じになります。ここまで理解できていなかったらかなりしんどかったでしょうね。定期考査前には「分からないところがあったら聞きに来るように」と繰り返し指示していましたが「分からないところが分からない」という感じだったのかもしれません。ずっと教えていきました。私もぐったり。

ということ更新が滞っていますし、文章が短くなっています。本当はもっと書きたいのですがなかなか時間が・・・。すみません。
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工夫してみる

2012-01-14 | 陸上競技
金曜日、やっと週末です。この1週間は本当に色々とありました。練習一辺倒だった時期から学校生活が始まるとなかなかなれないと思います。私はやることが結構あってあっという間に過ぎて行った感じです。良く働きました(笑)。この日もちょっとしたことがあって微妙な空気でした。「初めてだから分らない」というのは仕事をしてく上ではあり得ない話だと思います。分らないなら人に聞くなり、確認をすればいい。そんな曖昧な状態で公表するというのは間違いなく非難を受けます。そうならないように事前に忠告をしたのですが「言われるのは分っていた」との返事。うーん、どうなんでしょうか。分っていたのなら他の人に根回しをして意見を聞けば良いだけでは?その後もかなり話をしましたが価値観が違うというかバランス感覚が欠落しているというか・・・。詳しくは書きませんがかなり心配です。

練習はサーキットから。練習開始前に「声だし」をやっていたのですがいつの間にかやらなくなっている感じがありました。どれだけ練習に真剣に取り組めるようになっても、約束事守れないというのは良いことではありません。また「単に言えばいい」というわけではありません。発する言葉の意味をしっかりと考えながら「心」を込めて口にすることでその意味も分ってくると思います。こういう細かいことからしっかりとやっていく必要があると思っています。ここができないと他のこともできないと思います。練習に取り組む姿勢は大きく前進していますが、これだけではいつか気持ちが切れてしまいます。「やっていること意味」を理解しないといけないですね。

寒かったので屋外に出た時にいつもと違うことをして身体を温めることにしました。普段は縄跳びを跳んだりするのですが、単純に思いつきでメディ投げをすることに。この日の練習はスタート練習としていたのでメディ投げとスタートを組み合わせてはどうかと思いました。スタートの姿勢からしっかりと投げて腰を前に移動させたいなと。以前はやっていた気がしますがここ最近は「ルーティン」のような決められた形でやることが増えていたので見落としていました。アップをする中でこういう動きを入れてみるもの良いのではないかと思います。なかなか思うようにできません。手だけで投げてしまって全く身体が進みません。「投げる」という形は一緒ですがやろうとしていることは全く違います。やればいいわけではありませんからこの辺りを理解してもらいたいですね。やろうとしてもできないというのもあるかもしれません。繰り返しやっていく中で身についてくる部分もあるでしょうから時間をかけてやっていきたいですね。

メディ投げをやって「これもいいな」と感じたので、練習の中に取り入れてみることに。複数の種目とスタブロからの出を組み合わせていたのですが、この日は補助種目を1つやったらスタブロからの出を確認するという形に変えてみました。やっていることは変わりませんが、補助種目でスタートのためのエッセンスを確認してそれをスタートに結び付ける。本人の感覚は分らない部分があります。それぞれのポイントをやってみて自分で一番スムーズに出られる動きや感覚を確認する。もちろん、共通する意識は持たせています。やっておけばいいというわけではありません。大事なポイントは何度も言いながら結び付けていくようにしてみました。何故その形にしたのかと言われると全く理由はありません。その方が良いんじゃないかと感じたから(笑)。それ以外にはありません。それだけで十分かなとも思います。
1時間近く繰り返していくうちに自然とスムーズな動きになっていきました。タイヤ引きの後のスタートは出の感じはかなり良いのですが動き出しで大きな力を使う感じがありました。こうやって色々な種目と組み合わせてみるとそれぞれの練習の意味合いが更に見えてきます。上手く練習に入れることができれば効果は高まるでしょうね。暗くなってきたのもあり速く見えました(笑)。何人かの動きが劇的に修正されつつあります。細かいところはまだまだ私自身も理解できていないと思います。もっともっと見る目を養っていき練習効果を高められるようになりたいですね。

少し余裕があったので広いところで30mくらいまでスタートをやってみました。音を聞いて出る、一斉にスタートするというところで先ほどとは違う部分があります。実際のレースはこのような状態で走りますからやっぱりやっておかないといけないですね。スタートの出を中心にやってきたのでこれからはスムーズに加速する部分もやっていきたいと思います。スタンディングのスタートとスタブロからの出では異なる部分があります。時間をかけて一つ一つ改善できたらと考えています。冬期練習のようにしっかりと時間を費やせる時に取り組んでおきたいと思います。
数本やって最後にバトン走。距離が限られていたのである程度のところで終わらせました、スピードも出ていました。疲れていると思いますが良い感じで走れるようになってきたかなと思います。これが最低レベルになってもう2つくらいレベルが上がると本当に戦える水準まで行くと思います。見ていて楽しい感じでしたね。こちらが工夫をすれば選手も動きます。まーもちろん「心」の部分が備わってきて初めてこういう状態になるのですが。昨年とは大きく違います。あとは「声だし」がしっかりと出来れば良いのですが・・・。課題です。

良い感じで終われました。翌日の練習にしっかりと備えるように指示して終了。しかし、寒かった・・・。
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身体作りの大切さ

2012-01-13 | 陸上競技
木曜日、この日もバタバタしていました。そろそろ慣れてきましたが。ちょっと気になることがあったので色々と根回しというか確認をしていました。このままでは絶対に面倒なことになるのが目に見えていました。そうなる前にきちんと対処しておこうと考えていましたが、なかなか会話が成立しません。これは厳しいですね。感覚の差というのはいかんともし難い所ですね。バランスが悪過ぎます。完全な愚痴です。流してください。

その他にスポーツ栄光賞の手続きをやらなければいけなくなりました。この日に言われて提出を当日と言われて凹みました。明らかに難しい事ですがやらなければどうにもなりません。無理やり時間をつくって資料を作成する事にしました。かなり疲れましたが何とか完成させる事ができました。ぐったりです。

練習は木曜メニュー。身体作りです。今までは火曜日と木曜日の身体作りメニューはある程度任せても大丈夫という考えがありました。ある程度流れができていると感じていたからです。しかし、年末から色々と考えて年明けから確信に近い感じで方向性を見出してきました。これを選手にやらせて行くためには指導者がかなりエネルギーをら使って意識をさせていかなければいけないと感じました。任せていたらだんだんと狙いと変わっていってしまう危険性があるからです。一つ一つの動きを見ながら感覚的にもっとこうした方が良いだろうというのが見えてきます。これをひたすら意識させて行く事が大事だと思います。これまでやっていた動きであっても視点を変えて見てみると全く違う練習になります。単に身体に負荷をかけるというだけではなく、狙いとしている動きや部分に刺激を与えるというのが出来なければ疲れるだけで終わってしまいます。任せて大丈夫だと思っていたメニューほどきちんと意識させなければいけないと改めて感じました。

ランジも通常通りやらせていましたが、じっくり見ていると下半身が上手く使えていないような感じを受けました。身体が骨盤が開いてしまうのです。普段は骨盤云々はあまり言いません。選手が理解できるとは思わないからです。しかし、身体の捻じれが生まれてしまうとなかなか戻せません。前に進むためのエネルギーとは違う物が必要になってしまいます。一つ一つの動きが「出来るだろう」という先入観で見てしまうのではなくじっくり見て行くことで分かる事も出てくると改めて思いました。

また、ジャンプ系ではしっかりと止まる意識を持たせました、
ハードルジャンプ等では反発力をもらうようにしますが、トレーニングとしてのジャンプ系は引き伸ばすことを意識することが大事になるのではないかと思います。速く動きながらもしっかりと止まる。文章的には矛盾しているように感じるかもしれませんが、私の中では大事な事です。上手く表現出来ませんがこの部分をひたすら意識させました。今までと同じ事をやっているのですが、ダメージはかなり大きいようです。当たり前ですが。それに伴いかなりの次官を要ししまいました。前日のダメージがあるから少し早めに練習を終わらせようと考えていたのですがなかなか終わりません。特に女子は筋力的にしんどいでしょうね。これまでは勢いで行っていた部分が止まることで大きな負荷をかけていますからね。疲労云々ではなく伸ばされてのダメージが大きいのだと思います。動的な柔軟を先日私も実験的にやってみましたが、筋力的にしんどいのとは違うと思いますがかなり疲れます。伸びないモノを無理やり伸ばす事で辛いのだと思います。強化と柔軟、反対側にあるような気していましたが同じ方向にあると感じました。とにかくやってみます。それ以外にはありません。

少し長くなってしまいましたが、いい感じて練習は出来たと思います。数ヶ月後につなげていきたいですね。寒かったですがしっかりと練習を積む事が出来ました。継続していきたいですね。
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スピードを出して走り込み

2012-01-12 | 陸上競技
新学期が始まり、なかなか思うように時間が取れません。うーん、バタバタしてますね。やらなければいけない事が多すぎてまだまだ処理できません。比較的テキパキ動く方だと思うのですが上手くいってないですね。毎日更新するのが自分の中でノルマのような感じで今までやってきたのですが、その時間さえ確保出来ないというのは辛いですね。練習見ないで更新するというのは嫌ですから、限られた時間をどう使うかがポイントになってきますね。

水曜日、基本的に走練習が中心となる日です。ここ最近は競技場には行かずに学校で練習を終わらせるようにしています。移動時間がもったいないですから。その移動時間を練習に充てる方が絶対にいいと思っています。以前であれば走る練習は競技場でしか出来ないという感覚がありましたが、何処でもやろうと思えば走れるなと感じたので優先事項を練習時間の確保という事にしました。移動時間、準備などをトータルすると30分近くかかる気がします。まーやりたい事が多いですからね(笑)。

この日はサーキットをやってからいつも通り、縄跳びアップ。前日まではある程度暖かかったですがこの日はかなり寒かったですね。まー例年通りなんでしょうが、ここ最近暖かい日が続いていたので例年の寒さはかなりダメージを受けます。基本的に寒がりなので寒暖の差が激しいと辛いです。厚着をして練習に備えました。

以前から練習を手伝いに来ると言っていた卒業生が2人練習に来てくれました。また、競技場で練習をしていたといって卒業生が1人顔を見せてくれました。いつまで経っても原点なのだと思います。後輩達が練習をやっている姿を見ると自分もやらないといけないなという気持ちになってくれるのではないかと思います。練習中ですから下級生と話をするわけではありません。それでもこうやって練習に来てくれて、手伝ってくれるというのは本当にありがたいですね。在校生はこの事が当たり前ではありません。自分の周りに多くの人がいて支えられていることを感じ取ってもらいたいですね。私も卒業生が来ると元気がもらえます。あれこれ話をするだけて楽しいですね。ありがたい事です。前日にくると言っていたので「かなり寒いから気をつけて」と伝えていたのでそれなりの服装で来ましたが、何と手袋を忘れて来るという大失態。ここ最近は外に出る事が少ないでしょうから、持っていないのかもしれません。仕方なく私の手袋を貸し出し。たまたま3つ持っていたので良かった(笑)。献金的に練習をサポートしてくれました。ありがたい事です。

いつも通りの流れでやっていきました。バトン走を見ているとかなり走れているなと感じました。せっかくなのでいつもよりも多めにバトン走をやりました。これだけ感じが良いのであれば短い距離でスピード刺激を与えておく方が良いかなと。暗くなっていたのもあるかもしれませんが、速さを感じました。

そのままの勢いで長めの距離を走ろうかと思っていたのですが、野球部がロングティーをやっていて走る場所が確保できませんでした。少し前に図々しくお願いして走らせてもらえるようにしていたのですが、予定していた時間よりもこちらの練習が早く進んでしまいました。このまま無駄に待つわけにはいきませんから、他のスペースを使って往復走をやる事に。スピードを意識したかったので、気持ち長めにレストをとっての往復走にしました。シーズン中はこのような形での練習をやりますが、冬期は身体が冷えるのであまりやりません。この判断は何となくなのでどうなのかは全く分かりません(笑)。よく走れていたと思います。

終了後、練習場所が確保できたので120mと60mを組み合わせてやりました。学校ではこれ以上の距離が取れません。まー上手く組み合わせたらこれくらいの距離でも十分対応できるのではないかと感じています。以前はうちのチーム自体が短長中心のメンバー構成でしたが、ここ最近は何となくショートスプリントが増えて来ています。もともとそれほど長い距離は走りませんでしたからこれ位走れれば何とか戦えるのではないかと思っています。とは言っても短長もいますから本数に差をつけて一緒に走りました。少し前は追いかけるような感じでスタートのタイミングを変えていましたが、なかなか分かりづらくなるので、距離を調整して一斉スタートとしました。こちらの方が見応えがありますし(笑)。これがなかなかいい刺激になります。短短は本数的に有利です。勝って当たり前のような感じてすが、短長もなかなか手強いですからいい勝負になります。負けられませんから最後まで競り合う事が出来ます。練習の質が上がります。男女も同時スタートにしていますが、さすがに女子エースもついては行けませんね。何だかんだ言っても距離が伸びると男子は強い。23秒前後では走れそうな感じかありますから簡単に女子がついて行くことはできません。自分よりも速い選手と一緒に走る事で大きな刺激になると思います。戦うのであればこういう中でもしっかりと力が出せるようにならないといけないですからね。

休息時間の間にやる事、意識する事に関してもこちらから注文をつけました。単に歩くだけではなく「できる事をやる」という部分を徹底していきたいと思います。本当に強くなりたいと思うのであればこの時間さえも大切にできるはずです。歩くだけではなく、肩甲骨の使い方、動的柔軟をやって行く事はできます。限られた練習時間の中で何ができるかをしっかりと考えて行動に移せたらと思います。後は本人達の自覚だけです。

寒い中でしたがよく集中して走れたと思います。欲をいえばもっともっと声を出して全体で盛り上がっていけたらというのはあります。まだまだ目の前の事にいっぱいいっぱいで声出しまではできません。ここまで意識してできるようになれば本物になるのですが。

少し遅くなってしまいました。話をしましたが、「時間がない」と言い訳を作ってやらなければいけない事をやらないというのでは本物にはなりません。時間は少なくなるかもしれませんが、翌日の練習に向けてできる事がたくさんあるはずです。また、約束している身体づくりの部分は毎日やらなければ効果は出ません。2週間単位くらいで少しずつ変えていく予定にしています。資料も配布していますから、やらなければそれだけ遅れを取ってしまう事になります。約束の日が来たら次の段階に進みます。待ちません。できる事をやらなければ自分にとってマイナスになるというのを分からなければいけません。特別な日というのはないのです。毎日毎日の積み重ねだけが結果を変えていくのです。当たり前の事を当たり前にやれる選手が強くなっていくのです。

久々にしっかり走るのを見れました。この環境を作ってくれた卒業生に感謝しながら前を向いていってもらいたいですね。よく走れました。
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新学期始まる

2012-01-11 | 陸上競技
火曜日、ついに3学期が始まってしまいました。なんだかんだであっという間に冬休みが終わってしまいました。生徒にとっては「冬休み」であっても我々にとっては休みではありません。うちの選手でさえ「休みは仕事があるのですか?」と聞いてくるくらいですから(笑)。残念ながら結構働いています。まー当然なんですけどね。

始業式がありLHRで終了。思っていたよりも随分早く終わりました。1月、商業系生徒はかなりの数の検定があります。この勉強時間の確保も必要になります。練習と同じですがどれだけこちらが「勉強できるように」と時間を作ってもやる本人たちが「絶対受かってやる」という気持ちで取り組まなければ合格しません。やればできるようになる、やらなければできるようにならない。それだけの話です。難しいことではありません。本人が必要だと思うかどうかですね。高校生です。何か一つだけやればいいと思いません。一つのことに本気になれる者は実は他のことも一生懸命できるようになる。一つしかできないというのは「逃げ道」を作っているだけですし、その一つのことを「本気」になれていないのだと思います。「全てはつながっている」というのが明確ですね。

練習は休息をはさまず終了後すぐに開始としました。3時間の練習になるので中途半端に休みを入れるよりは暖かいうちにやってしまったほうがいいだろうという感じですね。この日は予定通りの「身体づくり」メニュー。先日から意識する部分を大切にしてます。「身体の中心部分に力を入れる」「しっかりと動かす」というところです。意識できているのかどうかはなかなか分かりません。目に見える動きであればすぐに指摘できるのですが「伸びている」と感じるのは選手自身の身体の内面です。こちらから良い形に見えても本人が意識できていなければ練習効率としては低くなります。「身体づくり」の日の練習をどれだけ大事にできるかというのが今後の勝負を左右するのではないかと思いますね。これまでは「身体づくり」は「鍛える」というイメージが強かったですが、「使えるようにする」という意識でやっていけば全く違う練習になる可能性があります。

見ているとやはり大臀筋とハムストリングが硬いですね。動きを制限する要因となります。「軸足の膝を伸ばす」こととがポイントになりますが硬すぎて伸びません。技術的なことをやろうとして上手くできない理由に「筋力不足」がありますが、合わせて「柔軟性不足」もあると思います。動きを作るのに股関節が硬いのでその動きに近づくようにします。本来できないといけない動きが関節の硬さのためにできないので他の部分を傾けて「似たような形」の運動をすることになります。だから狙いとした部分とは違う強化の方法になる。当たり前の話ですが、この手の話をきちんとできる人は少ない気がします。「何を言っているの?」と思われるでしょうから(笑)。細かいことをやらなくても「速い者は速い」というのが実際のところです。どれだけちまちまやっていっても速い選手が走れば勝てない可能性がある。うちのような「普通の高校」ではこういう「差」を認めて地道にやっていくしかないと思います。唯一強くなる手段ではないかと。

やっている選手はかなりきついようです。これまでは「ひたすら動かす」という感じで済んでいたのが動きの中で意識的に「止まる」瞬間を作るように指示をしています。これによりごまかせなくなります。最大限に伸ばす。最大限どころかそれ以上に引き伸ばされるので筋肉のダメージも大きいのではないかと思います。筋繊維が切れているでしょうね(笑)。こういう状態を作り出すことで「柔軟な筋肉の獲得」ができるのではないかと思います。もちろん、これが正しいかどうかは全く分かりません(笑)。でも、私はこれが良いと信じてやっていきたいと思います。「強い選手がやっているから」ではなく「狙い」を明確にしてやっていくことが大事だと思います。信じてやれば大体のことは上手くいきます(笑)。なんとなくではなく「狙い」を持つことが大事ですね。

しかし、うちの選手は身体が硬い。静的柔軟性も低いですが動的柔軟性も低い。この部分が改善されるだけでも違ってくるでしょうね。あとは本人たちがどれだけ「目的意識」を持って取り組んでくれるかです。見守っていきたいですね。
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暖かい中で走る

2012-01-10 | 陸上競技
月曜日、ミーティングが終わってから練習開始としました。この日はかなり暖かく過ごしやすい日でした。最初はサーキットから。始める前にもう一度「意識すること」について話しました。これは繰り返しになりますが選手が忘れないように言い続けないといけないと思っています。高校生レベルで日常生活からずっと意識していくというのは難しいと思います。言い続けることで少しでも意識するようになればいいと思っています。時間はかかるかもしれませんが「無意識」の中で意識できるようになってもらいたいと思いますね。

終了後、ハードルを使ったリズムスキップをしました。これまでは「速く」という部分を意識してきましたが、この日は「伸ばすこと」を意識させました。しつこいようですがやっていることは全く変わりません。しかし、意識するポイントを変えていくことでかかってくる負荷も変わってきます。股関節と肩甲骨、バカの一つ覚えみたいですがこの部分を意識させたいと思います。しっかりと形を作って大きく動かすことで負荷も増してきます。最初の狙いである腸腰筋も強化できると思います。リズムを付けることで反動を使うことができます。通常の補強よりもしっかりと伸ばされて負荷がかかるのではないかと思います。

その後、通常の練習メニューへ。ハードル・跳躍はドリル、スプリント系は縄跳びと一歩ハードル。この練習は久々に見ます。ここ最近やっていなかったですからね。学校で走練習をまともに見るのは中四合宿前からですからずいぶん時間が空いています。合宿の時に走りを見ましたが、まだまだ狙いとする部分が出来ていない選手がいます。タイミングが遅れてしまうというのは良いことではありません。どうすればこの意識ができるのかを考えていかないといけないですね。切り替えの部分に課題をおいているのですが、その部分がなかなか把握できていません。うーん、なかなか難しいですね。

マーク走をやっているときに女子エースの膝がいつもよりも前に出るようになっていると感じました。いつもと同じようにパワー系の走りなのですが普段よりも少し膝が引き出されているのではないかと思いました。本人に確認をしてみると「楽に前に出る」との感想。この2週間でやっていることが少しずつ形になりつつあるのかもしれません。そんなに簡単にいくのか?と思われるかもしれませんが、かなりの時間を使って取り組んでいます。もちろんまだまだ柔軟性が不足しているのは間違いありません。しかし、自分で時間を見つけて取り組んでいるというのが現れてくるのはやっている本人としてもやりがいがあるでしょうね。全員がこのくらいの意欲を持って取り組んでくれると大きく成長するのですが。なかなか「何が何でも」という部分までは届きません。

暖かいのでスタートの練習に時間を取ることにしました。チューブで引っ張ってその後スタートの姿勢からもチューブで引っ張る。それからスタートです。以前に比べるとかなり改善されてきたと思いますが安定しませんね。寒い時にはなかなかできませんがこれくらい暖かいとしっかりと繰り返すことができます。終盤にはある程度の形になりましたが、引き出しの方向性と重心移動が不十分です。これから2か月しっかりと取り組んでいきたいと思います。

最後にタイヤ引きとスプリントを組み合わせてしっかりと走りました。ハードルはハードル走、跳躍は跳躍走を。それぞれの課題を持って取り組ませました。スプリントは短い距離を少し重めのタイヤで引っ張ってその後、軽くして眺めの距離。先日の合宿で120m程度の坂道走でラスト30mで全く動かなくなる傾向がありました。これを克服するためには上半身の力を上手く使うこととしっかりと膝を引き出すことができないといけません。まだまだ不十分かなと思います。これも練習の中で克服していくことができればと。比較的良い走りができるようになってきたかなとは思いますが、タイヤの重さに負けて腰が引けてしまう女子がいます。かなりしくこく言いましたがなかなか伝わりません。時間がかかりそうです。

ひとまず、記録として残しておきます。いろいろと感じることがあったのですが時間が過ぎていくと記憶から・・・。すみません。
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