kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

暖かい中で走る

2012-01-10 | 陸上競技
月曜日、ミーティングが終わってから練習開始としました。この日はかなり暖かく過ごしやすい日でした。最初はサーキットから。始める前にもう一度「意識すること」について話しました。これは繰り返しになりますが選手が忘れないように言い続けないといけないと思っています。高校生レベルで日常生活からずっと意識していくというのは難しいと思います。言い続けることで少しでも意識するようになればいいと思っています。時間はかかるかもしれませんが「無意識」の中で意識できるようになってもらいたいと思いますね。

終了後、ハードルを使ったリズムスキップをしました。これまでは「速く」という部分を意識してきましたが、この日は「伸ばすこと」を意識させました。しつこいようですがやっていることは全く変わりません。しかし、意識するポイントを変えていくことでかかってくる負荷も変わってきます。股関節と肩甲骨、バカの一つ覚えみたいですがこの部分を意識させたいと思います。しっかりと形を作って大きく動かすことで負荷も増してきます。最初の狙いである腸腰筋も強化できると思います。リズムを付けることで反動を使うことができます。通常の補強よりもしっかりと伸ばされて負荷がかかるのではないかと思います。

その後、通常の練習メニューへ。ハードル・跳躍はドリル、スプリント系は縄跳びと一歩ハードル。この練習は久々に見ます。ここ最近やっていなかったですからね。学校で走練習をまともに見るのは中四合宿前からですからずいぶん時間が空いています。合宿の時に走りを見ましたが、まだまだ狙いとする部分が出来ていない選手がいます。タイミングが遅れてしまうというのは良いことではありません。どうすればこの意識ができるのかを考えていかないといけないですね。切り替えの部分に課題をおいているのですが、その部分がなかなか把握できていません。うーん、なかなか難しいですね。

マーク走をやっているときに女子エースの膝がいつもよりも前に出るようになっていると感じました。いつもと同じようにパワー系の走りなのですが普段よりも少し膝が引き出されているのではないかと思いました。本人に確認をしてみると「楽に前に出る」との感想。この2週間でやっていることが少しずつ形になりつつあるのかもしれません。そんなに簡単にいくのか?と思われるかもしれませんが、かなりの時間を使って取り組んでいます。もちろんまだまだ柔軟性が不足しているのは間違いありません。しかし、自分で時間を見つけて取り組んでいるというのが現れてくるのはやっている本人としてもやりがいがあるでしょうね。全員がこのくらいの意欲を持って取り組んでくれると大きく成長するのですが。なかなか「何が何でも」という部分までは届きません。

暖かいのでスタートの練習に時間を取ることにしました。チューブで引っ張ってその後スタートの姿勢からもチューブで引っ張る。それからスタートです。以前に比べるとかなり改善されてきたと思いますが安定しませんね。寒い時にはなかなかできませんがこれくらい暖かいとしっかりと繰り返すことができます。終盤にはある程度の形になりましたが、引き出しの方向性と重心移動が不十分です。これから2か月しっかりと取り組んでいきたいと思います。

最後にタイヤ引きとスプリントを組み合わせてしっかりと走りました。ハードルはハードル走、跳躍は跳躍走を。それぞれの課題を持って取り組ませました。スプリントは短い距離を少し重めのタイヤで引っ張ってその後、軽くして眺めの距離。先日の合宿で120m程度の坂道走でラスト30mで全く動かなくなる傾向がありました。これを克服するためには上半身の力を上手く使うこととしっかりと膝を引き出すことができないといけません。まだまだ不十分かなと思います。これも練習の中で克服していくことができればと。比較的良い走りができるようになってきたかなとは思いますが、タイヤの重さに負けて腰が引けてしまう女子がいます。かなりしくこく言いましたがなかなか伝わりません。時間がかかりそうです。

ひとまず、記録として残しておきます。いろいろと感じることがあったのですが時間が過ぎていくと記憶から・・・。すみません。
コメント
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