kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

晴天練習

2012-01-29 | 陸上競技
土曜日、この日はかなり暖かかったですね。前日は練習がほとんど見れなかったのでこの火はしっかりと見ていこうという気持ちでした。また、午後からは検定のための勉強時間を確保しようと思い先週に引き続き朝練の時間から練習開始としました。

サーキットをやって身体を温めてから学校の下のグランドで走練習としました。前日まで体調不良で練習を休んでいるものが1名いました。体調不良になったのだから仕方ないといえば仕方ないのですが、その前の対処が十分だったのかが気がかりです。こちらが求めていることがなかなか分からないので・・・。「通常通りできる」ということだったので参加させました。考え物です。

足を痛めていた者、なんとなく走れるかもしれないという感じまで回復していたのですがここで走る意味はないと思い別メニューへ。うちの選手が怪我をした場合、よく利用してきた坂道があります。これを時自転車で上がっていくというものです。足首や足の甲の痛みがあると走れません。自転車であればある程度の負荷はかけられます。エアロバイクもいい練習なのですが時間があるので別の場所でやらせることにしました。ここ数年、この坂を本気で取り組めたものは見違えるように強くなることが多かったです。「坂をこぐから強くなる」のではありません。この坂は本当にきつい。最後の50mくらいはスピードが鈍りますし、なかなか思うようにペダルを踏み込むことができません。そこをどう乗り越えていくかで「心」が試されているのだと思います。本当に強くなった選手は最後までスピードレベルを落とさないようにペダルを踏み込むことができるようになっていました。乳酸が蓄積してとても動く状態ではないのにその中でしっかりと踏み込むことができる。「心の強さ」が問われる練習です。
最初は私も付いていって内容を説明しました。目的意識と課題も。1セットだけ練習を見て私は他の選手のところに戻りました。私が見ているからできるというのではこの坂の意味はありません。「強くなりたいなら自分の意志を持て」という練習ですね。

本体の練習はいつもどおりです。この週は比較的走っていると思います。月曜日も寒い中走りましたし、水曜日は雪の中で走りました。疲労度は高いと思いますが今はしっかりと溜め込んでいかないといけない時期だと考えています。多少疲れがあってもこの時期に練習が積めないというのはシーズンでの失敗を意味します。多少スピードが出ない状態であっても「目的意識を持って走りこむ」というのは必要だと思います。
本来なら月曜日にハードルを跳びたかったのですが暗くてハードルが見えづらかったので明るい所でハードル練習をすることにしました。走りこみもさせておきたいのですが週に1度はハードルを越えさせておきたいというのがありました。まだユースハードルの高さでやっていますが、1ヶ月間股関節周りの柔軟を意識させてやってきたおかげか抜き足の動きがかなりスムーズになりました。以前は抜き足を持ってくるのが遅くて泊まってしまう感じがありましたが、この日はめちゃくちゃ良かったですね。本気で14秒台が視野に入ってきた感じがあります。もちろん、まだハイハードルでやっていませんから違ってくると思いますがスプリントも上がってきていますから面白いと思います。課題である集中力が高まれば十分闘えると思いますね。

他の者は通常通りの走練習。1セット目、女子エースが思うように身体が動いていませんでした。ここ最近hあ比較的安定して走れていたのですがこの日は男子に大きく置いていかれる感じがありました。もたつく感じです。「走れない」という感じがあったのでしょう。少し表情も曇っていました。しかし、これでは強くはなりません。「走る」だけの練習にならずにしっかりと「課題」を持って走ることが大事です。全体にも言いましたが「無駄な1本」を無くしていくことが大事です。走れないなら走れない理由を探り、目の前の1本に課題を持って走る、どうすれば動きが良くなるかを工夫して走ることが大事です。ここで大きな差が生まれてくるのです。意識をしていくことでかなりスピードが戻ってきました。当然です。後ろ向きに考えても走れるようになるわけではありませんから。

かなり走ってからハードル選手と跳躍選手を加えてタイヤ引きをしました。この1ヶ月かなりの頻度で行っています。最初は全く走れませんでしたがここ1週間は最後までスピードが鈍らなくなってきました。女子エースも最初の頃はラスト40m止まりそうなスピードレベルまで落ちていましたが膝も比較的でてくるようなりました。これが本物になってくれば面白いですね。男子はやっとそろってきたなという感じです。4継とマイルで勝負できそうな感じがあります。

走練習の途中で自転車に行っていた者が戻ってきました。かなりぐったりしていましたが他の者が走っているのですからその代わりになるような負荷をかけておく必要があります。スクワットや上半身の種目を組み合わせてサーキット形式でやり続けました。これはかなりきついと思います。それでも「できることをやる」以外にはありません。「強くなりたい」という言葉が本物であればやるしかないのです。

合間合間に体調不良になった選手、技術的な進歩が見られない選手に声を掛けました。いままでの取り組みを見直させる必要があります。これまで毎日のように話してきたこと、「聞いているだけ」です。日誌に書くことも「書くだけ」になっています。大きな問題ですがそのことに本人たちは気付きません。そのことが後で私の怒りを買うことになるのですが・・・。

これはまた書きます。多分。今までの時間は何だったのかと虚しくなるようなことがありました。発言に責任を持つ、自分の置かれている立場を考えるということが全くできません。辛いですね。
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治療に行く

2012-01-29 | 陸上競技
金曜日、この日も相変わらずでした。授業は午前中に3つ。午後は日曜日の検定のための準備、放課後はかなり大事な作業の手伝い。息つく暇がありません。だいぶ慣れてきましたが結構動いていると思いますね。

で、練習はスタート練習。本当はゆっくりと見たい所なのですが前日に引き続き足の痛みがある者への対応。本人はいたっってまじめに物事に取り組みます。「走れない」というのが辛いと思います。なんとかしてやりたいという気持ちが出てきます。これは預かっている選手全てに共通することですが「責任を持って関わる」というのが大事です。放置しておくわけには行きません。前日に痛みが少し引いたということでしたがこの日はまた前日と同様の痛みがありました。この状態では練習どころではありません。前日の「枇杷」の治療が効いたということなので「枇杷の葉」を採取しに行きました。数枚手に入れましたが少し不足している感じがありました。その時ふと以前からお世話になっている酒屋さんのことを思い出しました。「枇杷」に関する治療方法や民間療法についてかなり詳しく教えてもらったところです。そのままの勢いで行ってみることにしました。
久しぶりでしたが私のことを覚えていてくださりいろいろとアドバイスをしてもらえました。足首や足底に痛みがある場合、やはり温めるのが効果があります。ここで「足湯」について話を聞きました。筋肉が硬くなってしまうのでそこを緩める必要があります。普段は色々な方法で温めていますがこの日は「足湯」の効能について教えてもらい早速試してみることにしました。1日限りでしたが私物の「足湯セット」も貸してくださいました。「日本酒」を足湯に入れることで効能が増すということでお酒も少し分けてくれました。いつも感じるのですが本当に人に恵まれていると思います。こうやって親身になって色々と教えてくださる方が周りには多くいます。この方々のおかげで何とかやっているという感じがします。心から感謝。また、枇杷の葉も分けてくださいました。何から何まで本当にありがたいですね。

その後、学校に戻り早速足湯。なかなか温度調節が上手くいきませんがかなり温まったようです。この間は選手の練習は完全に任せています。長い目で見たときにこの治療に関する知識が他の選手にも役立つと思います。申し訳ないですが・・・。なかなかスタートが上手くいかなかったようです。もう少し確認をしたかったのですが足湯が終わった時点で次の治療に予約を入れていたので移動。

これも秋に女子エースが足を痛めたときに発見した治療院です。かなり効きます。少し離れているので連れて行くしかないのですがある程度回復するまで見てくれるのでありがたいなと思っています。治療院に対してこちらは「治してもらう」という感じがあります。しかし、何でもかんでも治るわけではありません。基本的には自分で治していくという心構えが大切になります。1時間程度の治療でしたがかなりの回復を見せました。しかし、これも前日同様また元に戻ってしまう可能性が高いので次の対策を考えていかないといけません。どのようにして温めていくか。ここは今後の大きなポイントになると思います。

帰宅はかなり遅くなりました。完全ダウンです(笑)。
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ひと段落?

2012-01-29 | 陸上競技
本気でバタバタでした。いやー我ながらよく動いていると思いますね。

木曜日は総合実践の発表会。この日は基本6時間ぶっ続けですから昼食を取る余裕もありません。仕方ないかなという感じで諦めています。時間がないときはなんとなくお腹がすかないのでそれで何とかなっているというところもあります。普段は注意することが多いですがこの日は珍しく(?)「1年間よくやった」という話を最後にしました。通常では経験できない授業形態ですからこういう中で学んでいくことが将来の見えない「力」になると思います。
その後はよくわかりませんがクラスの生徒が怒っていたのでその対応。基本的にはクラスの生徒の味方になりたいと思っていますし、守ってやることができるのは私だけだという自負が有ります。しかし、守ってあげるだけではなく「問題点に気付かせる」ことも大事です。やりたいことがあるのは分かるがこれまでの生活を見直してみて改善する部分をきちんとやっていかないと「口だけ」と言われてしまいます。「教えてやること」が大事なのです。わがままを聞いてあげることが守ることではない。そう思います。

会議もあり放課後は練習に行くのが少し遅れました。私がグランドに行った時には外補強が半分以上終了していました。前日ロードレースを走ったものがやはり足が痛くて動けないという状態になっていました。私が来る前に練習をしようとしたようですが痛くて何もできなかったとのこと。良い事ではありません。中途半端な状態で練習をすると更に長引きます。どうにもならないので治療院を探しました。とはいってもほぼ行くところは限られています。秋に女子エースが足を痛めた時に行った「枇杷」を使った治療をしてくれるところに予約を入れて練習終了前に連れて行くことにしました。秋の御礼もかねて。完全には治りませんがある程度のところまでは痛みが引いたようです。この手の治療は効果が高いのですが時間がたつとまた元に戻ってしまうということがあります。それでも「できる事は全てやる」というのを心がけていますから最大限のことはやりたいですね。

それにより練習は全く見れず。申し訳ないですが・・・。
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