“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「60分でわかる! 5Gビジネス 最前線」(佐野正弘著/技術評論社)

2020-04-15 09:34:26 |    通信工学

 

<新刊情報>

 

書名:60分でわかる! 5Gビジネス 最前線

著者:佐野正弘

発行:技術評論社(60分でわかる!IT知識シリーズ)

 オールカラーのわかりやすい図解とサッと読める手軽さが特徴の「60分でわかる!」シリーズの最新刊、「5G」(第5世代移動通信システム)の解説書。2020年春の5Gの日本国内でのサービス開始に向けて、5Gの基本から、しくみと技術、ベンダーやキャリアの最新動向、ビジネスへの応用までわかりやすく解説。5Gのしくみや技術を知りたい人から、今後登場する5Gスマートフォンなど、5Gについて今知りたいことがこの1冊ですべてわかる。

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●科学技術ニュース●第52回「市村産業賞」「市村学術賞」の受賞者発表

2020-04-15 09:34:00 |    ◆受賞◆

第52回「市村産業賞」(本賞)、「市村学術賞」(本賞)の受賞者が次の通り発表された。

「市村産業賞」(本賞)

開発テーマ:二次元コードの開発と進化

受賞者:デンソーウェーブ 中川弘靖、原 昌宏、渡部元秋

「市村学術賞」(本賞)

研究テーマ:超イオン伝導体創成と全個体電池開発

受賞者:東京工業大学 菅野了次

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●科学技術ニュース●理研と奈良先端科学技術大学院大学、器官サイズの左右差を抑制する仕組み解明

2020-04-15 09:33:36 |    生物・医学

 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター成長シグナル研究チーム(研究当時)の松下亮太研修生(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科修士課程学生)、西村隆史チームリーダー(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科客員准教授)の研究チームは、栄養環境の変化に応じて血糖値を適切に調節する仕組みが、器官サイズのばらつきを抑制することを明らかにした。

 同研究成果は、発育・成長過程で経験するさまざまな体内・体外の環境変化に応じて、生体の状態を一定に保ち、器官サイズを正確に制御する仕組みを明らかにするものであり、今後、器官サイズ制御だけでなく、健康評価のさらなる理解に貢献すると期待できる。

 今回、研究チームは、モデル生物としてキイロショウジョウバエを用いて、食後高血糖・空腹時低血糖などの血糖恒常性の破綻を引き起こす遺伝的変異が、「発育恒常性」の低下(個体間・個体内の器官サイズのばらつき)を引き起こすことを明らかにした。

 さらに、さまざまな栄養ストレスを与えたところ、野生型のハエでは器官サイズのばらつきが大きく変化しなかったものの、遺伝的変異を持つと、発育恒常性のさらなる低下を示した。

 これらの結果から、血糖値を適切に調節する代謝恒常性と発育恒常性の直接的な因果関係が示された。(「理化学研究所」)

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「電磁気学」(岩田 真著/森北出版)

2020-04-15 09:31:28 |    電気・電子工学

 

<新刊情報>

 

書名:電磁気学

著者:岩田 真

発行:森北出版

 電磁気学を理解するには、それぞれの現象の本質をつかむこと、考え方を身につけることが重要になる。同書はその点を意識してまとめている。また、「電場」「磁場」などの「場」、電磁ポテンシャル、磁場の起源など、一見難解だが重要な概念についてもわかりやすく説明している。電磁気学を学ぶ際につまずきやすいベクトル解析についても、付録で丁寧に解説。 

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