“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>「自動車会社が消える日」(井上久男著/文藝春秋)

2017-12-04 11:18:48 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:自動車会社が消える日

著者:井上久男

発行:文藝春秋(文春新書)

 クルマの「スマホ化」が進み、EV(電気自動車)、自動運転車の開発にはIT企業や新興企業が相次いで参入。技術力をつけた巨大部品メーカーも台頭している。トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、VWは、この大変革にどう立ち向かうのか。

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◆科学技術テレビ番組情報◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2017-12-04 11:18:23 |    ◆TV番組◆

 

<テレビ番組情報>

 

BS‐JAPAN 科学ミチル  毎週木曜日  午後8時55分~9時00分

12月7日(木)  花咲かホルモンが創り出す未来!

 季節の移ろいを感じ、花を咲かせ、実を結ぶ植物。そこに秘められた未知なる力とは。植物の開花をつかさどる物質、「フロリゲン」。“花咲かホルモン”と呼ばれているフロリゲンで、植物のライフサイクルを自在に操ることができれば、農業や園芸に革新をもたらす。作物に対する研究も行われ、食料問題解決への糸口にもなる。

 辻寛之博士 (横浜市立大学):  「フロリゲン」の謎を解明し、植物の実りをコントロール。農業や園芸にブレイクスルー(飛躍的革新)をもたらすキーテクノロジーを目指して研究を続けている。何かを発見する喜びに、研究生活の醍醐味があるという。

NHK-BSプレミアム  コズミックフロントNEXT   毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                                   再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分

12月7日(木) “かぐや”が発見!謎に満ちた月の巨大な穴

 地球にとって最も身近な天体「月」には、まだ多くの謎が隠されている。なんと地下に長さ50kmも続く広大な空洞が広がっていることが明らかになったのだ。発見したのは打ち上げから今年で10年の節目となる日本の月周回衛星「かぐや」。なぜ月面にこのような穴ができたのか。どのように穴に降りるのか。人類の宇宙開発を大きく飛躍させる可能性がある月の地下空間に大きな注目が集まっている。謎に満ちた月の巨大な穴に迫る。

NHK-BSプレミアム  フランケンシュタインの誘惑~科学史 闇の事件簿~  

                                                 毎月最終木曜日 午後10時00分~ 午後11時00分
                                 再放送 翌月放送日の前日の水曜午後11時45分~12時45分

科学史に埋もれた“闇の事件”にスポットを当て、科学の真の姿に迫る知的エンターテインメント

12月 欲望のユートピア

ナビゲーター/ナレーション:吉川晃司

司会:武内陶子

BS朝日 WILD NATURE 地球大紀行    毎週金曜日 午後9時~9時54分

12月8日(金) 休止

12月15日(金)  百獣の王ライオンVSアフリカ象 命を懸けた死闘

 アフリカ南部のカラハリに乾期が訪れると、何千頭もの動物がわずかに残された緑の土地に殺到する。ボツワナの北端に位置する野生動物保護区、チョベ国立公園のサヴティ地区。この土地の水場は彼らの楽園。しかし、サヴティ地区はこの30年で最悪の干ばつに見舞われている。草が食べつくされてしまうと動物の群れは大移動を開始。ただ大きな体で生きていくのに大量の水を必要とする象だけがこの場所の虜となって取り残される。獲物がたくさんいるうちは、ライオンたちは絶対に象を襲わない。しかし、ほかに獲物がいないという状況がライオンたちにそのルールを破らせる。そう、象狩りの始まりだ。

NHKテレビ Eテレ  人間ってナンだ? 超AI入門 

                  毎週金曜日 午後10時00分~10時44分
                     再放送 毎週月曜日 午前0時45分~1時29分(日曜深夜)

 人工知能が社会を変える。その時人間は?最新技術の仕組み、考え方を松尾豊東大准教授×徳井が解剖。現代人必見のやさしい本格派の新感覚AI入門エンタメ「12回シリーズ」。

12月8日(金) 第10回「味わう」

 味わう。食は人間の生存の基本であり、その時に生まれる味覚は喜びでもある。多くの複雑な要素から構成される味覚。今や食材の組み合わせを入力するだけで、あらゆる調理法と人間の味覚データ、食品の安全性などを瞬時に照合、最もおいしくなおかつ、食材を無駄にしないと思われるレシピを考え出すAIも生まれた、というのだが果たして?AIはどこまで精妙な人間の味覚に迫ることができるのか?翻って一体人間の味覚ってナンだ?

ゲスト:料理人…笠原将弘、味覚センサー開発者…鈴木隆一

VTR出演:トロント大学教授…ジェフリー・ヒントン、フランス料理シェフ…生江史伸

解説:東京大学大学院 特任准教授…松尾豊

司会:徳井義実

声:茅原実里

NHKテレビ Eテレ  地球ドラマチック    毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
                              再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分

12月9日(土)  森の狩人 フクロウ物語

 アメリカ中西部。人間に育てられたアメリカワシミミズクのロビーが抱える問題、それは狩りが苦手なことだ。そこで飼い主の夫妻は、フクロウ本来の狩りの本能を呼び覚ますべく、ロビーに対して特別な特訓を決行する。障害物を避けて飛ぶ練習、夜間の飛行練習…。涙ぐましい特訓を経て、果たしてロビーの狩りは成功するのか。さらに野生に暮らす一家の献身的な子育ての様子や、保護されたヒナたちを野生に戻す取り組みも紹介する。

BSフジ   ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)

12月10日(日)  スタッドレスタイヤの開発の舞台裏

 冬が近づくと、各地で見られるのが乗用車のタイヤ交換だ。ドライバー達は冬道をより快適に走行するために、「スタッドレスタイヤ」へ履き替える。ではなぜスタッドレスタイヤは冬道に強いのか。溝が複雑に刻まれた黒いゴムの塊に見えるその内部と表面には、実は最新の科学技術が注ぎ込まれていた。技術者たちはタイヤの「ゴムの配合」と表面に刻まれた「パターンの設計」で冬道でも普段通りの走りを可能にするタイヤを目指し挑戦を続けている。普段見ることができないスタッドレスタイヤの“奥深い"世界。その開発の舞台裏に迫った。

主な取材先:ブリヂストン 日本自動車タイヤ協会

NHKテレビ <NHKスペシャル> 人体 神秘の巨大ネットワーク  

                                  日曜日<不定期> 午後9:00~9:49

 「脳や心臓が人体の中心」なんて考え方は、もう捨てよう。あなたは知っているだろうか?体の中で、あらゆる臓器や細胞が、まるでにぎやかに会話するように、ダイナミックな情報交換を繰り広げていることを。それはまさに、人体という名の「巨大な情報ネットワーク」。いま、あなたの体内で交わされている、臓器たちの熱い会話が、あなたの命を、健康を支えているのだ。<全8集>

1月7日(日)  第3集 “骨”が出す!最高の若返り物質

 脳や体をいつまでも若々しく保ってくれる“秘密のメッセージ”が、なんとあなたの体を支える「骨」から全身に送られていた!カルシウムのかたまりに思える骨に秘められた、不思議なパワーを解き明かす。

司会:タモリ、山中伸弥

語り:池松壮亮、久保田祐佳

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00
                                再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分
 

12月10日(日) ノーベル賞2017  重力波が切り開く新天文学

 今年のノーベル物理学賞は、「重力波」の観測に成功したLIGOチームに決まった。アインシュタインが100年前にその存在を予言した「重力波」は、あまりに小さいことから確認困難とされてきたが、今、立て続けに観測に成功している。今年8月には、中性子星の合体で生じる重力波を初観測。これを契機に、光や電磁波、赤外線を使った新しい天文学が切り開かれている。ノーベル賞受賞者のインタビューと共にその可能性に迫る。

キャスター:南沢奈央、竹内薫

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>「続・電気技術者のための失敗100選-対策編-」(大嶋輝夫著/オーム社)

2017-12-04 11:17:59 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:続・電気技術者のための失敗100選-対策編-

著者:大嶋輝夫

発行:オーム社

 「電気技術者のための失敗100選」(平成22年4月発行)の続編。前書同様、第1部では、著者の経験等に基づいた事例を示しながら、トラブル回避のための手法を具体的に解説し。さらに第2部では、失敗の教訓として学んだ基本的事項および対策について、現場経験の浅い若手電気技術者がトラブルや危険を侵さないよう、トラブル回避のための対策指南を具体的に示す。

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