NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトの成果をもとに、DNAチップ研究所、ゼノアックリソー、大陽日酸の3社は、再生医療製品製造に貢献する製品開発に成功した。
具体的には、DNAチップ研究所では、ヒト間葉系幹細胞の品質評価に特化したカスタムアレイCGH解析サービスの開始、ゼノアックリソースでは、Good Manufacturing Practice(GMP)に準拠した細胞凍結保存液の商品化、大陽日酸では、温度履歴情報統合管理システムの開発を実現したもの。
これらの成果は、細胞を育て、保存し、届ける工程に貢献する製品および技術提供であり、再生医療の最終製品の品質を評価し、それらの品質を維持したまま各医療機関等へ供給するために必要な要素技術群として、間葉系幹細胞の再生医療実用化への貢献が期待される。