“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

◆科学技術テレビ番組情報◆NHK「サイエンスZERO」/TBS「夢の扉+」/BS朝日「BBC地球伝説」/他

2014-12-08 10:19:43 |    ◆TV番組◆

 

<テレビ番組情報>

 

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO 毎週日曜日 午後11時30分~0時00
                          再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分

12月14日(日) 西之島の噴火が大陸を生む!?

 去年11月、40年ぶりに噴火し今も拡大を続けている小笠原諸島の西之島。その溶岩の特殊性が研究者の注目を集めている。海洋火山としては非常に珍しい「安山岩」で、安山岩は本来、大陸を形づくる成分だからだ。なぜ大海原にある西之島で、大陸地殻の成分が直接噴出しているのか?西之島が大きくなって大陸になるのか? 今回はバーチャルスタジオに西之島が出現、小さな火山島の噴火をきっかけに、大陸形成のミステリーに迫る。

ゲスト:矢島 広樹 (海上保安庁 火山調査官)
    田村 芳彦 (海洋研究開発機構 上席研究員)

司会:竹内 薫 (サイエンス作家)/南沢奈央 (女優)/江崎史恵(アナウンサー)

TBSテレビ   夢の扉+ 毎週日曜日 午後6時30分~7時
                  BS-TBS:毎週木曜日 午後11時~

12月7日(日) “海底が見える地図”で復興へ

 東北の海の中のガレキは今?今まで誰も見たことがない深海を徹底調査する国家プロジェクトに密着!漁師さんのために豊かな海を取り戻したい。

ドリームメーカー:JAMSTEC 上席技術研究員 藤原義弘  

ナレーター:坂口憲二
 
BSフジ ガリレオX 毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)

12月14日(日) 右?左?の謎

 自然界では、“右と左の不思議”が様々な形で垣間見える。例えば私たち人間には右利きと左利きが存在するが、その割合は右利きが圧倒的に多く、左利きは全体のわずか10%と少数派である。この割合は国や民族が異なっても変わらず、その理由はよくわかってないと言う。また近年の研究から、人間以外の生物にも右利きと左利きがあり、それが生物の進化に関係していることが解ってきた。さらに分子の世界では、私たちの体に使われているアミノ酸になぜ左手型しか存在しないのかという謎があり、最近、その謎を解くカギが宇宙のはるかかなたで発見された。最新科学が徐々に解き明かす右と左の謎に迫る。

主な取材先:合 憲三 (東京理科大学)
        竹内 勇一 (富山大学)
        田村 元秀 (東京大学)
        八田 武志 (関西福祉科学大学)
        細 将貴 (京都大学)

BS朝日   BBC地球伝説 毎週火曜日 午後7時~8時54分

12月9日(火)  緑の惑星~地球進化の謎~

 地球の姿を変えてきた植物の謎に、地質学者イアン・スチュアートが世界中を冒険しながら迫る全3回シリーズ。私たちの暮らすこの惑星を緑に変えた植物のすべてに迫る。

1 光と生命

 第1回は、地球に誕生した植物の祖先が、どのように太陽の光を利用して、私たちの生命を支える大気を作り出したのか、植物のルーツを探る。

2 花の誕生

 第2回は、地球の景色を変え、あらゆる動物の進化を促した花の秘密に迫る。

NHK-BSプレミアム  コズミック フロント 毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                            再放送 月曜日 午後11時45分~0時44分

12月18日(木) 史上初!探査機ロゼッタ 彗星着陸

 2014年11月、10年の準備期間をかけた人類史上初のミッションが成功した。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の探査機「ロゼッタ」が、8億km彼方のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面に着陸機「フィラエ」を着陸させ、その表面を撮影し調査したのだ。彗星は46億年前の太陽系形成時に惑星になりそこなった「小さな氷やちりの塊」。その実像は未だ多くの謎に包まれ、"太陽系最後のフロンティア"とも言われる。「ロゼッタ」と「フィラエ」は、宇宙を高速で移動する彗星に随伴し、表面がどのような物質からできているのか、その場で11種類もの装置で分析し、地球に伝える。太陽に接近する今後の観測にも期待が高まる。取材班は、ESAが10億ユーロを投じるこの人類初の挑戦に密着した。

NHKテレビ Eテレ 地球ドラマチック 毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
                         再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分

12月13日(土) 極楽鳥 魅惑のダンスを追え!」

 ニューギニアのジャングル深くに生息する極楽鳥。およそ40種全ての撮影に挑戦している写真家と研究者がいる。2人の涙ぐましい努力と極楽鳥の見事な求愛ダンスを伝える。色鮮やかな羽に奇抜な装飾、複雑でユニークな動き…極楽鳥はメスを魅了するためにダンスを繰り広げることで知られる。求愛を受けるメスの目線でダンスを撮れば、最高のパフォーマンスを見られるのでは?2人は“メス目線”にこだわって複数のカメラを設置。見事撮影に成功する。ロープだけで高さ30メートルの木に登ったり、大雨の中で撮影したり…。苦労が多いだけに美しい極楽鳥の姿をとらえた喜びは大きい。(2012年米国)

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