ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

研究会

2014年11月08日 | 手打ち蕎麦打ち
             
10月の検診結果から「足腰が弱ってしまうから徐々に運動開始」の指示を受け、買い物の無い日は近くの荒川の土手を体調と相談しながらゆっくり散歩、徐々に距離を伸ばして最近は2Km位までは心拍数もあまり上がらず歩ける様になった。
そんな事から迷惑とは思いながら研究会にも参加して、そば打ちの許可は下りていないので雰囲気を楽しんでいたが、今日は総会以外にはなかった会長と両副会長もそろって参加、粉だけ持ち帰りの人を含めると22~3人の大盛況だった。
前回遠眼から拝見いていた初心者?余計なお節介かなとは思っていたが、一日でも早く一人で打てる様になってもらいたかったので、昨日事務局のWさんに話してカルチャースクールで講師として勤めてきたと同様に補助役として“切り”は出来たので、その前の工程“たたみ”まで要所では実技も交えながら手伝った。
一年半も粉に触れていなかったので正直不安はあったが、身体に染込んだ感はまだ衰えてはいなかった様に思えた。
副会長のSさんもしばらくぶりの参加で、数日前に退院したとかも何ら変らぬ腕前で“更科の達人”は今日も定番の更科?と鉢を覗くと、珍しくも今日の粉青森黒石産の“牡丹そば”だった。
自分も単なるそば打ちではなく、Sさんを目標に特技を持ちたいと変りそば(茶そば等)の“柚子切り”に定めて極める途上だったが、信夫山の柚子は放射能汚染で今だ収穫禁止と自身の疾病で挫折してしまった。
この会の会員の大半はリタイアー組。既に健康寿命を尽きた通院者も数人おり自分は一番の重症者、果たして復帰は可能か?全く検討が付かない。

Arrived QSL

2014年11月06日 | アマチュア無線
             
夕方TY1AA(Benin)のQSLがMgrのI2YSBから届いた。
FT4TAの80m、今朝は日の出の時間を迎えても大変弱くてローカルノイズもあって呼べず終いだった。
午後はHigh Band狙いで今日も昼寝を返上して03zから運用を開始した。
間もなく24.894MHzCWの信号を確認したがノイズに埋もれて存在のみ。周期の長いQSBがあり03:40z頃からピークではJA'sへのCall Backも何とか判る様になり、ピークを捉えながら断続的に1時間程参戦した。しかしEuへのCall Backが主体になって来たのでQRT。気分転換も兼ねて午前中調理した愛実(孫)の大好物南瓜を届けて買い物をして戻り、気になって再び聴くと信号は完全にRS=5.5でノイズも減少してクリアーになっていた。
相変らずスプリットの幅は広く30KHz位までになっているが、先ずは今どの辺にCall Backされているのか探った。JA'sオンパレードの陰にEu'sの信号だが、偶然にダイヤルを止めたところがCall BackされたYOだった。瞬時に1KHzUPでCall「JA7PL?」と一発でリピート要求、06:52zにGetした。
数日空振りだったのに所要時間僅か3分弱、散々苦労しても弱小局のこんな劇的なチャンスはBig Gun達には体験不能な喜びだと勝手に負け惜しみ。これで何とか両眼は開いて17/12mでBand Newは2つになったが、あと2日80/75mのチャンスはあるかな?

FT4TA(Tromelin Is)

2014年11月04日 | アマチュア無線
             
弱小局の悲しいささやかな作戦、連休明けの今朝から実戦に参加した。
5時半に起きて80mCWで待機したが空振りして、今朝は何と75mSSBの初日だった。
聴き始めたのは21zだったと思う。このBandの牢主連は既にGet済みの様子で耳にする事は無く、All bandに出没するBig Gun達の競演中でFT4TA 3.790MHzの信号はRS=3~5.5~6も3.788MHzUSB東南アジア系CB?の被りがあってCall Backの半数は判らなかった。
21:25zがピークで前後の10分程が被りも気にならずチャンスとは思ったが、参戦してもまだ勝目は無いのでSWLに専念した。
03:30zからS01WS 12mCWの柳の下の泥鰌狙いは空振りだったが、03:54zにFT4TA 18.079MHzCWをLPでGetした。
直ちに12mへQSYすると24.894MHzCWはJA'sを相手にスタートしたばかりの様子で、Callしている局も少なく「これなら両眼が開く」と即参戦した。しかし、問屋は簡単には卸してくれず、ライバルは雲霞のごとく増殖するばかりで、05:30zも過ぎるとUA.LZ.HA.DLも混じって次第にEu主体に変って来たので、初日の日中の挑戦はこれで停止した。
それにしても1時間半の間JA'sの数が減るのは全く感じられなかったし、矢張り彼らは団塊の世代以降の復活組なのだろう。こうなってしまうと現役組不在時の“鬼の居ぬ間に”は過去の夢物語になってしまった様だ。

青森の牡丹そば

2014年11月01日 | 手打ち蕎麦打ち
            
疾病でそば打ちが出来なくなってからは再三事務局のWさんから差入れをして頂き恐縮していたが、今日は青森県黒石産の“牡丹そば”の新そばを頂いてしまった。
牡丹そばは北海道の名産品で特に甘味と香りが優れている事から、昔から蕎麦屋やそば通の間では“幻の蕎麦”と珍重されている。と云うのも作付け面積に対して収穫量が少なく、近年品種改良された“キタワセ”に変ってしまったかららしい。
頂いた青森の牡丹そばの原種は、津軽から北海道へ開拓に行った人達が持込んだ説もあり、気候風土の似た南八甲田高原厚目内地区(黒石市)で北海道から逆輸入して平成6年から栽培している物だそうだ。
福島手打ちそば研究会発足間もない頃には本場の牡丹そばを何度か取寄せ、故Sさんが自家製粉した物を打ち食べていたが、何しろ10年程も前の事なので比較はとても無理で、ただ自分の求めている「艶があって光るそば」に近似して、特徴の甘味と香りは意識すれば感じられ、ややもっちりして腰もあり喉越しの良いそばだった。
食感にも個人差があり、そばを極める程にその味は何とも複雑で難しい。