ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

研究会

2014年11月22日 | 手打ち蕎麦打ち
             
以前同様準備の段階から参加して、前回と同じ初心者Tさんのお手伝いでスタートした。
今日の粉は再び青森産の“牡丹そば”、第二工程の“水回し”には新そばそば独特の香りが最高に発散して、この時こそそば打ち人のみが浸れる至福の一時だ。
こんな事も話ながら各工程の注意点や手法の改善部分など実技を交えて進行した。“切り”は自力で、同じ打ち台ではほぼ同レベルのSIさんが“練り”を終えて待ち構えていたので、見過ごす事も出来ずに“丸出し”以降を手伝った。
両氏の力量はまだ青葉教室Aコース(初めての受講者)前半のレベルとお見受けしていたので、一刻も早く一人で打てる様になってもらいたいと余計なお節介とは思ったが、主治医の正式な許可は得ていないが「運動量を増やせ」との指示なので、こんな事の触合いから完全復帰を目指している。
原発事故前にはYさんから“ゆず切り”用にと大量の信夫山の柚子を頂き、余った物ではマーマレードを作っていたが、今日事故後初めての差し入れがあった。
まだ一般には出荷停止も解除されていないが、差し入れの柚子はたわしで洗った後の放射性物質測定の結果は、一般食品基準値100ベグレル/Kg以下の50までに減ったそうだ。
先ずは安全な柚子に戻りそうなので身体の回復が先だが、年越しそばには決まって打っていた信夫山の完熟した柚子の“ゆず切り”も再び打てるのも夢ではなくなった様だ。