ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

原発事故26

2012年05月13日 | 原発事故
            
            
我が女房殿は連休明けから二泊三日の予定で宇治市へ自主避難中の孫達を初めて訪ねて昨日帰宅した。自分も老犬をホテルに預けて同行しようと思ったが、老化による小型犬特有の心肺疾病重篤で断念した。
孫達の住いは京都府の支援により教職員住宅の空き部屋3LDKを貸与され、小学校もフェンスで仕切られた同一敷地内にあり、雨が降っても傘無しでも登校可能だそうだ。
孫達の自転車も福島では1台だったのに各自専用の新車が支給されたり、週一回の大学生ボランテア家庭教師の派遣など親身な支援継続を受けて、孫達の生活環境は福島の何倍も恵まれている様だ。しかし不安は解消された訳では無く、政府は早々に冷温停止を宣言したが、未だ4号機使用済み燃料プール崩壊の大危機も残る。こんな諸々の現状をアメリカと同一視したか、京都府は避難支援期間を更に延長して平成13年度末までとした。でも、この狭い日本何処へ避難しても安住の地は無く、ここ京都も福井大飯原発で事故発生すれば警戒区域内にあり、また国内の一ヶ所でも事故を起せばもう日本全土はご臨終。何としてもこのままの原発再稼動は絶対に許せない。
                  
             
JR京都駅から近鉄京都線19分の小倉駅で下車徒歩10分の住宅街にあり、福島(早稲町)とは比較にならない程の自然環境にも恵まれて、皆たくましく成長している様だ。特に男組はすっかり関西弁に変ってしまい、電話口では何時も爺を困らせてしまう。
娘には「逆単身赴任中と諦めろ」と慰めしか出来ないが、あと2年、長女の愛実は福島の中学生になれるだろうか?爺は福島へ戻れる事を期待しているが、全ての鍵は福島第一原発事故の沈静化だ・・・・原発事故は何とも憎い!