ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

L/Cメーター

2010年06月16日 | アマチュア無線
国産のL/Cメーターはとても高価で年金生活の自分には高嶺の花で約1/10の値段に魅かれて2年前に中国製を買った。しかし、何とも使い難く信頼性もイマイチで“貧乏人の銭失い”を再び演じてしまった。
その後国産の組立キットを見つけたが、フンギリの付かないまま1年以上も経過して1ヵ月半前に購入した。若い頃は徹夜をしても一気に作り上げてしまったが、特にリタイアー後は「何時でも出来る」と云う気分次第の悪習が身に付いて、今回も3日前から始めてやっと完成した。
   
                    
今やこんな虫眼鏡無しでは作業も不可能になり時間も倍以上もかかり、半田付けテクニックも我ながら失望するほど低下してしまった。
このキットは部品と基板だけでこれでも使えるが、使い勝手を考えればケースに収容しなければならない。それにはタクトスイッチの延長が必要で、これにはプラスチック製のスペーサーが最適だ。今では昔からパーツを取扱っている老舗のラジオ屋よりも、物によってはDIY店の方が多種揃えてあるので、市内で一番大きなダイユーエートで探した。長さ太さもそれぞれ4種類あり、長さ10mm内径3mmのピッタリの物が見つかり瞬間接着剤で接着して延長した。ケースはタカチのプラスチックケースを加工して使ったが、穴開けの位置やサイズはHPから基板部品配置図をダウンロードして印刷した紙を貼って加工した。
            
基板固定4本の化粧ネジが入手不能でステンレス製で不満も残るが我慢の限界で納得。文字の表示は従来の手法で透明のテプラテープを貼り付けた。
精度は表示値の±1%と測定範囲もアマチュアの測定器としては十分で、何よりも使い易いので十分満足した。

Arrived QSL

2010年06月14日 | アマチュア無線
            
YI9PSE(Iraq)の二枚折のQSLが届いた。30mCW/17mRTTYがBand/Mode New Entity。
            
イラクも珍局の部類に属し過去13局とQSOしていたが、初めてQSOしたYI4SCと二年後のYI1BGDが純粋のイラク人の局で、他は駐留する多国籍軍関係者の運用だった。自分の記憶では今回の様な国際チームによるペデションは初めて、お陰でその恩恵を十分に受けて、今運用出来るバンドの空白は全て埋った。

郡山青葉教室29回目

2010年06月13日 | 手打ち蕎麦打ち
郡山教室は今日から2年間のカリキュラム終了卒業者に代り新入生3名が新にスタートした。新入生の対応もあり講師陣にはしばらくぶりに鈴木Sさんも参加、自分は余裕を持って進める事が出来た。新入生1人の世話をした。リタイアー間もない雰囲気で何となく興味もあったが、何れは自然に分るので真面目にそばだけに集中した。指示する事も直ぐに理解して手先も器用な感じだった。また一方の新人はそば打ち体験や自己流で何度か経験していたと断片的に耳に入って来た。自分が終了した後も居残ってしばらく見学していたが「あとかたずけはどうするのですか」と質問。「しなくても良い」と先生は回答した。自分達の時は何人かはごく自然にかたずけもやっていたが、以後途絶えて今再び自分達に似た精神の人物が現れた事が何とも嬉しかった。自分同様修行不足を自覚して卒業延期自主留年組の5人も皆んなしばらくは継続する様だ。

タスマニアの新そば

2010年06月12日 | 手打ち蕎麦打ち
            
31.8度今年最高の暑さになった。室内も異常な暑さで空調(冷房)のスイッチを入れる事から準備作業を開始したが、まだ未整備なのか効きめも悪く汗が流れる。外は乾燥しているのにここは何故か湿度が高く、窓を開放した方が良いとの声もあったが、涼しいほうが良いと言う意見が大半で空調を入れたまま実施した。今日は友達に送るので精神的にも落着いてやる必要があったので一巡目に打った。延し棒が微妙に粘り回転し難い、延し棒のせいかなと思い交換したが同じだ。始めから見ていた松原さんが打ち粉で磨いてくれて、それを使うと7~8回は巧く滑って回転してくれるが直ぐダメになる。結局左右指の1本ずつ爪先の皮を剥き血染めのそばを打ってしまった。他の台からも粉がねばるとかいろんな声が飛び交い、最終組までほぼ全員が悪戦苦闘、会始って以来の珍事を展開した。
            
今日の粉は山形鈴木製粉の物だったが、自分は春に栗駒高原産の玄そばを届けてくれた秋田の井川さんにタスマニアの新そばを味わってもらいたいと思い、吉成先生から特別分けて頂きこれを打った。今そばが一番不味くなる時期、10数年前習志野にある白鳥製粉が青森県と同じ地理的条件のタスマニアに着眼、季節も逆転する事から契約栽培を始めて、新そばを目玉に直営のそば屋を営業している。当然粉も販売しているが、今回の粉は今春ローカル紙で紹介された会津若松そば組合が“会津のかおり”の玄そばを白鳥製粉に託して現地栽培した“タスマニア産会津のかおり”の限定品。さすがにこの新そば、水回しで香りは最高調に達して5ヵ月も早くそば打ち人の特権を十二分に堪能した。
輸送専用ケース品切れで、こんな具合にレジャーバックを利用して保冷剤を詰めて宅急便で発送した。
            
近年の研究会には参加した事が無かった永松さんが“あさぎ大根”の種を大量に抱えて現れた。“あさぎ大根”は会津金山町の沼沢湖太郎布高原に唯一自生する完全に野生の辛味大根で、5月には花が一面に咲き誇り写真撮影の対象としても知られ、現役時代にはそばと写真双方の話題で取材した事があった。永松さんに「わざわざ採りに行って来たの」と聞いたら「若松のそば屋で種を調達自分で栽培、初めて種が採れたので皆にも栽培してもらいたい」と言う。この様な原種は気候風土の異なる土地では?自分が栽培する時は三度目の土地になる。果たして原種の品質が保てるのか、結果は秋に、栽培が楽しみだ。

Arrived QSL

2010年06月11日 | アマチュア無線
CN2R(Morocco)17mCW Band NewのQSLが届いた。コンテスト専用のクラブ局でHPを見るとコンテスト以外は運用しないが、3月19日OPのW7EJがコンテスト前のトレーニング中に偶然遭遇したもので幸運だった。
              
数日前から2週間の予定で3C0C(Annobon Is)のDXペデションが開始されている。この島は1968年赤道ギニア共和国の一部として独立するまではスペイン領の政治犯流刑の地で文明から見放された17K㎡の孤島だった。現在も同様に常駐局は無く第一級の珍Entityに変りはなく、自分は今回で5回目のチャンスになるが、コンデションは悪くしかも再び“西高東低”の様相で、せめて17m Band Newの一本釣りをもくろんでいるが、未だに信号は弱くてコールバックが判るレベルに達していないので、もう今回はダメかも知れない。

きゅうり初収穫

2010年06月10日 | 素人百姓
天候もようやく例年並に戻って各種野菜類の生育も順調に回復して、今日きゅうり3本初収穫した。明日は6~7本取れるれる予定で、6本植えたので最盛期には毎日20本以上も取れて、三家族で食べているが余ってしまう。しかし巧く行けばの事で、例年梅雨に入ると必ず病虫害も発症して、安全な野菜作りの信念から消毒も最低限に止める自然任せで結構バランスが取れてしまう。
初収穫のきゅうりは味噌をつけて丸かじり、これが一番美味しく貧食時代の子供の頃を懐かしく思い出してしまうが、残念ながら品種改良で当時の風味豊かな軟らかいきゅうりにはお目に係れなくなってしまった。

Arrived QSL

2010年06月07日 | アマチュア無線
JARLビューローから待望のQSLが届いた。28枚ごく平均な量で珍しく南鳥島や5B4,SV,V8のBand Newが含まれていた。
JD1TBJは海上保安庁のクラブ局で、この南鳥島に駐留していた海上自衛隊、海上保安庁、気象庁全ての全職員が撤退する直前の2月12日12mでQSOした貴重なBand Newだった。これで完全に無人島になったこの島へ一般人は何人も上陸禁止なので、世界の珍局10指にランクされる日も以外に早く訪れるのではないかと思われる。
 ☆C4SV(Cyprus)→30mCW
 ☆JD1YBJ(M.Torishima)→12mSSB
 ☆SY8DX(Greece)→12mCW
 ☆V8FWU(Brunei)→12mCW

公園清掃

2010年06月06日 | その他
   
             
                    
県下一斉クリーン作戦に併せて6時から町内会恒例の公園と河川敷の清掃が行われた。自分の班は毎年同じ児童公園で10分ほど前に到着した。既に作業開始、さすが老人集団と感心しながら、自分は下から5番目の若造だ。我が町内の班編成は小規模単位で、家の近くにあった街工場跡地の分譲地に1年前4世帯が転入、自分の班に吸収再編成されて3世帯になった。回覧板だけは遅延しても何とか廻っているが、輪番制の班長当番も旧住人ですら何かと理由を付けて回避する。当然こんな行事、総会も欠席なのだ。親の代からの50歳代の世帯主達ですら参加する住人はごく稀だから、マンションやアパート住人が半数以上を占めるこんな我が町内、何れ町内会組織空中分解なんて云う時代も近々に迫っている様な気がする。

ジャンク

2010年06月04日 | アマチュア無線
   
                    
昨年来JA7DLRさんから要望されていたので、アナログTVとS-VHS VTRTや無線機器の完動品から部品取までジャンク品を多数届けて来た。
川俣道の駅で落ち合いここで引き渡して戻る予定だったが、何としても家でお茶を飲んで欲しいと懇願されて訪問した。川俣町の繁華街から7Km程離れた阿武隈山地の高台のロケーションは、昔お互いに競い合っている頃、自分には全く聴こえないカリブ海の局と楽にやっていた事も十分納得出来た。当事のアンテナTH-6DXXも健在だったが、もう回転する事も無いそうで、エレメントの錆びも肉眼で楽に見えるほどだった。今はジャンク品の収集と気の向くまま修理を楽しんでいるとか、昔の養蚕小屋一・二階と納屋の二階全てはジャンクの集積場所。丸でゴミ屋敷と言っては失礼だが、無線関係のセットや部品が大部分、自分が持ち込んだTV類は場違えと云った感じだった。納屋の方には測定器類やJRC受信機の高級品がまだテスト前だと多数重ねられていた。蔵の軒下にも多数のアンテナの残骸も放置され復元可能な物も多数あるとか、ド肝を抜かれてどんなツテで収集しているのか訊く事を失念してしまったが、とにかく大量のお宝ゴミ?もここまで集めると「お見事!」以外の表現は出来なかった。

にしんの山椒漬

2010年06月02日 | 男の料理
   
                   
会津の郷土料理「にしんの山椒漬」に挑戦した。会津のほとんどの地域で作られていて、仕事先で泊まった民宿や若松市内等の居酒屋でもお膳にのり、決して旨い物とは感じなかったが、何時の間にか春になると山菜と共に旬の味として進んで口にする様になった。今では県物産館でも一年中真空パック詰の物が入手出来るが、これはとても不味くて、生の山椒の葉を使った物以外はバツだ。
木の芽の材料山椒の鉢植が大きく育ったので「会津の郷土食」という本を参考に、山椒は自然物ではないがレシピに従って作った。
☆材料(5人前)
身欠にしん→5本、山椒の葉→30枚位、醤油→100cc、酢→100c、酒→大さじ2、砂糖→大さじ2
☆作り方
①身欠にしんを水で洗い、米とぎ汁に一晩浸しアクを抜く。
②水洗いしたにしんは一匹を3~4切れにする。
③水洗いした山椒の葉を鉢に敷き、にしん山椒の葉と交互に重ねる。
④漬け汁を軽く煮立て、冷ましてかける。
⑤押し蓋をかけ、重石をして4~5日漬け込む。