ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

辛味大根の種

2007年08月14日 | 素人百姓
そばの薬味はそば打ちを始めてからの全く個人的な持論だが“薬味”は不味いそばを食べる時は大変重要な脇役になるが、旨いそばの場合はそば本来の風味を損なってしまうので、一切使用しない事にしている。従ってそれほど必要も無くなってしまったが、再び作る楽しみで4回目の栽培準備を開始した。
普通の種は市内の種苗店でも入手出来るが、たまたまWebで信州そばの産地長野県の種苗店から14種類の辛味大根の種を発売しているのを見つけたので好奇心も手伝って、毎ここでしか入手出来ない珍しい品種を取寄せて栽培して楽しんで来た。昨年は街でも入手出来る物まで大量に作ってしまい供給過剰で飽きられてしまったので、今年は市販されいない珍しいと大評判だったワサビの香りがする緑色の「カザフ辛味大根」と赤の「からいね赤」それに初めて挑戦する地大根の「ねずみ大根」の三品が今日届いた。「ねずみ大根」は長野県坂城町で古くから栽培されている地大根でNHKTV日曜日朝の番組で紹介されていたが、収穫時期が大変難しく霜が降りた日の出前の早朝に、しかも霧が一面に覆った時が最高の味になるそうで、現在は大部分関西方面の一流蕎麦屋と契約栽培をしているとの事だった。
鶴岡の「だだちゃ豆」金沢の「金時草」大阪泉州の「紫水(水なす)」と同様、季候風土も異なり難しいと思うが“紛い物”の収穫に期待した栽培も楽しみだ。