ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

布ぞうり

2006年10月27日 | その他
子供の頃、冬友達の家に遊びに行くとお爺さんがコタツの側でわらぞうりを作っていた。外で遊べない時は何度か友達と一緒にお爺さんに教わりながらぞうり作りをして遊んだが、何時も中途半端で完成した事はなかった。
昨年NHK生活ほっとモーニングで“布ぞうり”を視てそんな事を思い出しながら郷愁からか自分でも作って見たいと思っていた。
布ぞうりはスリッパに代わる新しい室内履きとして、足の裏にも馴染みツボを適度に刺激して履き心地も良く、また使い古しのゆかた・シーツ・布団かわ等の古布を裂いて作る事からリサイクルにもなり今静かにブームが到来しつつあるそうだ。
この火付け役は横須賀に住む一主婦、この放送の出演者らしく矢張り自分と同じ様な体験から思いつき始めたそうだ。今では会社組織にして教室も開き、教材の布ぞうりキットも販売(インターネット通販可)している。
http://www.tezukuri-e.com/
関東地方のNHK文化センターや他のカルチャースクールでもこの講座は大人気とかで、多分先生はこの主婦に習った人達ではないだろうか。
流行は東京から?ようやく北上して、この春から福島でもNHK文化センター福島教室でも一日教室として開講した。TVの影響は莫大で何時もすぐ満席になり諦めていたが、6回目にやっとチャンスをつかみ今日受講する事が出来た。ある受講生の話によると本も販売されて、見て作ってみたがうまく出来ないので習いに来たとか、自分と同じ体験者もいた。
先生は長い間リサイクル運動を続けていて、この布ぞうり作りも運動の一環として近所のお婆さんから習ったそうだ。

   
編みあがり完了、足のロープを外して手前のロープを強く引くと丸くなりほぼ完成。片方1.5時間で一足編むのに3時間、馴れれば当然短縮も。

                       
左右の不揃いは初心者の証。自家用には何とか合格、我が家でもスリッパレスにしたいと考えている。