ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ふき料理

2010年05月17日 | 男の料理
            
畑の南側も住宅が建ちこんな半日陰も10時を過ぎると完全に日陰になってしまう。こんな所では何を作ってもダメなので、義母が友達からもらって庭の片隅に植えていたふきを数年前に移植した。隣の区画へ越境するほど繁殖力旺盛で今では一坪程にもなり、品種は不明だが天然物と遜色なくとても軟らかて旨いふきだ。
   
                    
料理教室で習得した先週は「ふきご飯」と「ふき炊き合わせ」を、今日は北陸地方の郷土料理の「ふき治部煮」と「ふき当座煮」を作った。
治部煮→鴨肉を使うが伊達地鶏で代用した。下処理したふきを調味料を加えたかつを出汁にしばらく漬けた後15分位煮てわかめを入れ更に煮る。煮汁を取り出し、肉に醤油と酒をふりかけ15分したら軽く煮あげる。
当座煮→下処理して油で炒め、調味料醤油1/2・かつお出汁・唐辛子1本を入れて煮る。汁気がなくなったら醤油1/2を加えて仕上げる。
治部煮は日本料理の真髄と云うか、ごった煮では無く具材を分けて煮た(本来は出汁も別)事によりそれぞれ味が微妙に異なり各具材の旨味も十分に引き出している。当座煮もふきの香りと辛味のバランスが絶妙で、下戸の自分でもビールのツマミにベストマッチ、ご飯のおかずの一品としても満足した。

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