退職後既に14~16年の同じ釜の飯を食った気心の知れた仲間の昼食会が、半年振りに荒井にある豪農屋敷古民家を改装した会席レストラン八夢で行われた。
何の拘束も無く「会いたくなったら昼飯でも食べよう」と8人でスタートしたこの会も2人は発足間もなく鬼籍入り、療養中の2人を除き、日本庭園と満開の桜を眺めながらの3時間余の語らいだった。
料理の品々は和食を基本にしたフレンチやイタリアンを取り入れた創作料理との事だったが、一番美味いと感心したのは茶碗蒸しだった。スプーンで口にした瞬間“なんだこの味!”と出汁の美味さに先ず感激。具だくさんもこの茶碗蒸しの特徴と勝手に想像しながら「料理人の腕前は茶碗蒸しで分る」との師匠の言葉も思い出したが、自分には到底再現不能な1品だった。
掲載したこの画像、自称女性専科プロ写真家のS・Hさんに「逆光だからフラッシュ焚かないとダメだよ」との忠告だったが、ブログ用で個人情報保護法を考慮して「一般人には不明、縁者には判明可能に撮る」とは言えなかった。