ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

煮込みハンバーグソース

2014年06月17日 | 男の料理
            
「今夜は何にしようか?」と迷った時には孫達も好物の作り慣れた煮込みハンバーグにしてしまう。
ソースもその都度変えて一番の人気はデミグラスソースなのだが、自分の味覚ではどのメーカーの物を使っても、カレールー同様みな同じで平均値からは抜け出せず、困った時のWebで検索、バターで玉ねぎを炒めて赤ワインと生クリームを加える等をこれまで試みていたがイマイチだった。
この春、フレンチの鉄人板井シェフの絶品まかない飯「冷ご飯ロールキャベツ」を視聴して自分も翌日作ったが、玉ねぎ等の具材はひき肉と練りこんでキャベツで包み込むところを、この玉ねぎ・干し椎茸・ベーコンのみじん切りをバターで炒めて、トマトペースト・トマトケチャップ・塩・黒こしょうを加えてソースにしてしまったのだ。
洋に和の干し椎茸、意外な組合せだったが、数多く作ってきた自分の得意料理の一品でもあったロールキャベツに、板井シェフ直伝パクリの新たな逸品が加わった。
この事が瞬時に浮かんだので、玉ねぎ・セロリ・干し椎茸・厚切りベーコンのみじん切り・マシュルームをバターで炒め、カットトマト一缶・ブイヨン・ローリエ・塩・コショウ・水200ccを加えて30分程煮込む。ここへ一番旨いかなと信じているハインツのデミグラスソース一缶を加えて煮込んみ、仕上げに赤ワイン150cc・牛乳(生クリームの代用)50cc・ブランデー大さじ1を加えて10分程煮ながら味の調整後、ハンバーグを焼いたフライパンにソースを移し煮込んで完了。
ソースには具材の粒々が浮かんでいるものの、誰一人苦言を呈する者も無く「何時もより美味い」が反応だった。
“干し椎茸が最大のミソ”だったと感じたが、こんな事もあるから一流シェフ出演の番組は見逃せない。