ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

研究会

2012年11月24日 | 手打ち蕎麦打ち
            
ワケ有りで春以来長期欠席していた研究会へ復帰後二度目の参加をして来た。
今日はそば打ち体験者2人と青葉教室の卒業生?1人も加わり、また昨年秋以降に加わった習熟中の初級者も2人で総勢14人。休んでいる間に雰囲気はすっかり様変わりしてしまった。
そんな事を感じていたところにHさんが現れて、詳しくは分らなかったが、事務局Wさんに退会を告げて直ぐ帰った。離れていたので会釈しただけ、話す事は出来なかったが、自分と同じワケ?有りだったのか、Hさんとは会発足当時から入会して一緒に楽しんで来たので何とも残念だった。
今日の粉は長野産。産地銘柄は不明の石臼挽き、きめ細やかでしっとりと粘りがあり、握り〆ると形がそのまま残り“10割”でも間違いなく水で打てる粉だったが、注文した粉は500g、5人で食べるので仕上がりで1人前160gは必要なので、10割は諦め“外一”(つなぎ粉1割)で打った。新そばにしては“水回し”の時に一番放つ香りは発散も少なく、試食も同様に、ただ食感はモッチリと喉越しは優れていたが、総合評価は並のそばだった。
            
夕食はそばと決めていたので定番の“ざるそば”と考えていたが、皆食べ慣れて味にも少しは煩くなってしまったので、急遽有り合せの豚バラとネギを使って熱い“浸けそば”に変更した。これは氷水で〆た冷たいそばを具材を入れた可能な限り熱い汁に浸けながら食べる物で、丼に盛った温かいかけそば類とは食感味共に異なり、今日打ったそばの品質から最適と判断したからだった。
副菜は簡単に、昨日ピボットの鮮魚コーナーで見つけた長崎県産の生ひじきで、午前中に作ったおふくろの味“ひじき煮”にした。生ひじきを使ったのは初めてで、干物や缶詰製品とは雲泥の差、ふんわりと柔らかな食感と風味は丸で別物とも感じた。脇役が主役に代わり欲したそばの反応は無く、触れば火傷をするほどの器に入れた熱湯の汁も食べ終わる頃にはぬるま湯程度の温度に下がり、冷たいそばを入れるので当然だが、如何に汁の温度を保つかが今後の研究課題だ。