ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

新米

2012年09月03日 | 男の料理
            
福島県内で一番早く収穫される会津坂下町の新米“みずほこがね”。20年程前この坂下町でひとめぼれから突然変異種として生まれたそうで、一週間前にローカルTV局恒例の風物詩として放映されたが、今年は競合を避けたのか他局は二本松の同種の収穫風景を紹介していた。
毎年収穫から一週間後にはヨークベニマル各店で独占販売。今年も昨日から販売され、以前から興味があったので、今日2Kg\898を買って試食してみた。
米の研ぎ方は日本料理の先生直伝を忠実に実行して、炊飯は残念ながら薪釜ではなく電気釜。水の量は新米なので少なめと思ったが、これも基本に従い米の量+50cc(2回目からは±調整)とした。
炊き上がりは固めでパッチリとして、粘りは無く甘味と香りも極微量。決して不味くは無いが、他品種の新米には及ばず、夏新そば同様にいち早く口に出来る珍しさ優先で堪能する米だと思った。米粒は多品種よりも一回り小粒だ。
福島県産の米は出荷時1表ずつ全て食品放射能測定を実施して安全な物だけ出荷されるので、今年度産米からは安心して食べられる様になった。因みに汚染度数値は表示ラベルのマークをスマートホンにかざすと、生産者と共に数値も即表示されるそうだ。今後は検査の様子が全く見えない他県産の方が危険なのかも知れない。