ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

阿部製粉“会津産”の粉

2010年02月06日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                    
子供の頃はごくあたりまえだったが、昨日からこの冬一番の冬将軍の到来で、時には地吹雪模様の大荒れになった。こんな悪天候の日の研究会は初めて。倉庫からの機材搬出が心配されたので通常の20分前に家を出た。渋滞気味だったが13時35分に一番乗り、間もなく渡辺さんが到着して倉庫までの約100mの台車通路の除雪を開始した。機材を台車に積始めた時A阿部さんが到着して3人で搬入した。他のメンバーもこんな天候の影響で何時もより遅い到着だったが、本日の参加予定者は全員出席した。
   
                    
当研究会自家製粉の粉は前回で終了。全国的に不作で玄そばの購入が出来なくなり、秋までは製粉所オリジナルの粉を使う以外方法が無くなってしまった。今日から数回は郡山の阿部製粉の会津産“丸抜き”のロール挽きと云う事だけで“在来種”か今シーズンから大幅に流通した“会津のかおり”なのか銘柄は全く判らない。自家製粉の粉は福島県人(特に会津人)好みの“挽きぐるみ”これは更科系で、香りと旨味を引き出す外皮と甘皮を微量にブレンドしたきれいに透き通った星(粒々)が見える光るそば。それに対して“丸抜き”のロール挽きはごく普通のそばで、とても打ち易く初心者向きでもある。前回の試し打ちの“二八”は街のそば屋では最上級品も、何とも物足りなかったので、今日自分はただ一人“十割”で打った。粉質から水でも打てそうだったが、世の中に水で打てるのは10%にも満たないので、会長板垣さんの助言に従い熱湯6:水4で打った。今まで打った“十割”では一番楽に仕上がり、試食の結果は“並みのそば”で合格。