ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

料理教室36回目

2007年10月18日 | 男の料理
習熟度に応じて調理工程の主な担当はその都度指示される。今日は煮込みかつ丼のかつの油揚げと玉葱半月薄切り、出し汁調合を受け持った。作業に入る時や途中で疑問点があれば即質問(聞く)を励行していたのだが、何故か今日は迷いに迷った挙句の果てに自己判断、その結果二度も強いお叱りを受けてしまった。
☆玉葱の薄切り、食感を残そうと4mm厚さ程度で切り終わったところで「何でそんなに厚く切るのだ!」と一喝、4枚のかつを二つの鍋で煮込むので、取り合えず切り終った玉葱をざるに取ろうとしたら「汚す必要ないだろう、鍋に分けてしまえ」の指示。
☆出汁の調合、予めかつお出し汁2Cは採ってあったので砂糖と醤油を加えるだけだ。基本通りに器に出汁を調合する。鍋には既に玉葱が準備してあり、器を使えば「何で汚す」とまた叱られる?しかしレシピには“出汁を合せて火にかけ砂糖を溶かしておく”と書かれてある、大いに迷った。しばらく考えた末に「玉葱を先に鍋に入れろ」と指示もあったしと自己判断、その鍋に出し汁を注ぎ砂糖を加えてしまった。「またとんでもない事をして・・ダメだ!」と二度目のお叱りが飛び、そして「少し慣れて来るとこれだから困るんだなー」と言われてしまった。
迷った時、これまで同様に質問しなかった自分が全て悪かったのだ。直前には「スミマセン」と詫びながらも『金を払って習いに来ているのに頭に来る』と途中で辞めて行った人達の気持ちも察しながら、でも自分は殴られはしなかったが徒弟制度色濃く残る職場でスタートしたし、今時この様にして教えてくれるところは皆無だし“この位の事は当然で大歓迎なのだ”と。帰途の車中で、多分“今日はあえてトンチンカンな指示を出して試した”のかも?と思いながら反省した。
             
                       煮込みかつ丼
衣に使う溶き卵、溶いた小麦粉に流し込んでを作る事や家庭で油を少なく使って揚げる極意を習った。
             
                  茹で豚肉とりんごのマリネー
りんご“紅玉”を使ったさわやかな酸味と甘味が口いっぱいに広がり正に旬の味、子供から老人まで幅広く好まれそうだ。これは豚バラ・白菜・キャベツを別鍋で茹でそれぞれ処理して、予め油・酢・塩・胡椒でドレッシングを作り、りんごの薄切りを浸けて置いた物と合えて完成。別鍋で茹でる事がポイント。