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さっぽろ雪まつり、2月4~11日開催 4年ぶりのフル開催、大通会場には大雪像5基

2024-01-26 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2024年1月26日 5:00

 第74回さっぽろ雪まつり(札幌市、札幌観光協会など主催)が2月4日から11日までの8日間、札幌市中央区の大通会場、すすきの会場、東区のつどーむ会場で開かれる。新型コロナウイルスの影響で中止されていたつどーむ会場が復活し、4年ぶりに全3会場のフル開催となる。

 大通会場では飲食ブースや国際雪像コンクールも再開し、新たに札幌国際芸術祭「SIAF(サイアフ)2024」が開かれる。期間中は3会場に計196基の雪像と氷像が登場、札幌の冬を彩る。(報道センター 伊藤友佳子、岩内江平)

地図をPDFで見る

■大通会場は1~11丁目に雪像123基

 主会場の大通会場には大雪像5基、中雪像15基、小雪像103基の計123基が西1~11丁目の約1.1キロにずらりと並ぶ。このうち大雪像2基では夜になると映像を投影するプロジェクションマッピングが楽しめる。

 大雪像5基のうち4丁目に登場するのは道内を舞台にした人気アニメ「ゴールデンカムイ」と胆振管内白老町の「民族共生象徴空間(ウポポイ)」をテーマにした作品だ。アイヌ民族の少女アシ?パをはじめとするアニメの主要キャラクターが雪像の中に集結する。

 10丁目には、北広島市に昨春開業したプロ野球北海道日本ハムの球場「エスコンフィールド北海道」の大雪像が昨年に続いて登場する。スキーとスノーボードをする2体の新庄剛志監督の雪像が登場し、新たに滑り台を取り付けて来場者が遊べるようにした。滑り台付きの雪像は7丁目に設置される。

 5丁目の大雪像は馬産地・北海道にちなんだ「栄光を目指し駆けるサラブレッド」、7丁目はドイツの「ノイシュバンシュタイン城」、8丁目は1952年まで札幌駅舎として使われた「旧札幌停車場」。5、8丁目では夜になるとプロジェクションマッピングが行われ、大雪像に色鮮やかな映像の世界が繰り広げられる。

4年ぶりに復活する飲食ブースは1、4、5、10丁目に展開し、温かい食べ物や飲み物を購入できる。6丁目には「とうきびハウス」も出店し、大通公園名物の焼きトウモロコシなどを味わえる。

 2丁目は札幌国際芸術祭「SIAF(サイアフ)2024」の会場の一つになる。この芸術祭は3年ごとに開かれ、冬に開かれるのは初めて。大通会場では「とある未来の雪のまち」をテーマにした世界が出現する。このうち人の動きに反応して光と音が変化する大型作品「エアシップ・オーケストラ」は夜の星々から飛来した異世界のキャラクターをイメージしている。自動運転車なども用意し、未来の暮らしや移動を考える機会をつくる。

■5丁目「道新 雪の広場」 夜は競走馬の映像も

 5丁目「道新 雪の広場」の大雪像「栄光を目指し駆けるサラブレッド」は札幌競馬場をイメージしたスタンドを背景に競走馬が疾走する姿を表現している。国内で生産されるサラブレッドの約98%、約7千頭が北海道生まれだ。

 夜のプロジェクションマッピングでは道内の豊かな自然の中で競走馬が成長し、レースに挑む姿を描いた動画を大雪像に投影。国内最大の馬産地・北海道の魅力を発信する。

 同じ会場では、雪まつり期間中の2月10日に札幌ドーム(札幌市豊平区)で公演する英国の人気ロックバンド、クイーンと米国の歌手アダム・ランバートの来日を記念した中雪像も登場する。毎日午後5時ごろからは雪像に照明を当てながら代表曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と「ウィ・アー・ザ・チャンピオン」を流し、会場をライブのように盛り上げる。クイーンファンを中心に多くの人が楽しめる内容だ。

■11丁目「国際広場」 世界9チームが雪像を競う

 国際雪像コンクールは世界の国や地域、都市の芸術家や料理人、デザイナーらでつくるチームが参加し、雪像の出来栄えを競う人気行事だ。

 1974年に始まり48回目となる今回は札幌市の姉妹都市である韓国・大田広域市と米国ポートランド市をはじめ、タイやインドネシア、モンゴル、ポーランドなどの計9チームが参加する。

 このうちタイは現在3連覇中。前回はウミガメの雪像を通して豊かな自然環境の保全を訴えた。準優勝はインドネシアだった。各地の動物や植物、文化などが反映される国際色豊かな雪像を比べてみるのも面白い。

 製作期間は2月3日から6日まで。雪像を作る風景を雪まつり期間中に間近で見られるのも魅力の一つになっている。コロナ禍の中止を経て4年ぶりの開催で、審査と表彰式は7日に行われる。

■つどーむ会場

 同じく4年ぶりに復活する東区のつどーむ会場(栄町)は、氷の滑り台やチューブスライダーなど屋内外の体験コーナーが毎回人気を呼んでいる。

 屋外会場の遊戯施設や企画、展示などは16カ所。チューブスライダーは7メートルの高さからチューブに乗って雪の滑り台を約80メートル滑り降りる北国らしい豪快な遊びだ。雪玉当てや雪の迷路などもあり、記念撮影コーナーでは雪の壁に掘られた人型にはまった格好で写真を撮れる。2月5日には高校生のスノーオブジェコンテストが開かれ、札幌圏12校の生徒が雪像作りを競う。会場には地域住民による雪像も1基設置される。

 屋内会場のアトラクション「キッズパーク」の遊具は計7カ所で全て有料。高さ約12メートル全長32メートルの大型滑り台、高さ約8メートルまでジャンプできる巨大トランポリンなどを親子連れで楽しめる。屋内グルメコートではカレーやラーメンなどを味わえる。

 つどーむ会場は午前10時~午後4時。一般用の駐車場はなく、期間中は札幌市営地下鉄東豊線「栄町駅」と会場を結ぶシャトルバスを5~15分間隔で運行する。片道100円で現金のみ。小学生以下や65歳以上の高齢者らは無料。

■すすきの会場 ネオンとともに輝く氷の世界

 すすきの会場「すすきのアイスワールド」は札幌駅前通(西3、4丁目)の南4~6条間を歩行者天国にして、繁華街ススキノのネオンとともにさまざまな氷が輝く幻想的な世界を作り上げる。

 テーマは「氷を楽しむ・触れる」。氷像は60基を設置し、氷の中に本物のサケやカニを閉じ込めた「魚入り氷像」や、迫力あるアイヌ文化の大氷像、道内民放5社のキャラクターの氷像などが並ぶ。日没から午後11時(最終日は午後10時)までライトアップし、氷像を照らす。

 恒例の氷彫刻コンクールにはホテルの料理人ら10人が参加する。雪まつり初日の2月4日午後2時半から5日午前9時半まで会場で作業するため、完成品だけでなく、氷を彫り上げ、徐々に彫刻として仕上げていく過程も楽しめる。表彰式は5日午前11時から行う。

 コロナ禍が落ち着き、多くの観光客が見込まれるため、インフォメーションカウンターを設け、グッズ販売や会場案内を行うほか、記念写真を撮るなど「おもてなし」にも力を入れる。

 すすきの会場は1981年にすすきの観光協会が初開催した「すすきの雪まつり」が始まり。83年にさっぽろ雪まつり会場の一つになった。

<主なイベント>

・・・・・・・・・・

 

※問い合わせは次の通り

開幕前 さっぽろ雪まつり実行委員会、電話011・281・6400

開催期間中 運営本部(大通会場)、電話011・231・5065

        (つどーむ会場)、電話011・787・5000

※すすきの会場はすすきの観光協会、電話011・518・2005

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/967348/


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<見栄え 味映え>オハウ定食 かふぇピラサレ=白老町 染みるアイヌ伝統の汁物

2024-01-26 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2024年1月25日 12:45

食べ応えのある具がゴロッと入ったオハウの定食

 

 アイヌ民族の伝統料理「オハウ」(汁物)で山海の幸を―。「かふぇピラサレ」の「オハウ定食」(800円)は浦河町産昆布だしにサケの塩味、ダイコンやニンジンなど野菜のうまみが加わり、素材のおいしさが染みる一品だ。もちもちしたイナキビご飯や季節の小鉢と一緒に味わえる。

 サケは真空パックに入れて冷凍し、ほぼ年間を通して提供できるようにした。毎年9~10月、白老港で水揚げした当日のうちに塩漬けし、おいしさを保つ。

 こだわりは中まで味が染みたジャガイモ。固く煮崩れしにくい道産のメークインを使いつつ、口に入れるとフワッとほぐれる。町の給食センターや民族共生象徴空間(ウポポイ)の職員が教えを請いに来るほどで、同店調理担当で最年長の高橋民枝さん(75)は「先輩の背中を見ながら何年もかけて編み出した作り方。なかなか同じ味は出せないよ」と話す。

 ・・・・・・

(斎藤雅史)

<メモ>白老町本町1の1の1 町中央公民館1階。電話090・1384・0141。午前11時半~午後1時半。土日月曜休。29席で禁煙。同館の駐車場(約40台)を使える。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/967306/


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言語の多様性 どう守る?

2024-01-26 | アイヌ民族関連

あらたにす2024年1月26日

スペインでは、カスティーリャ語およびスペイン語にも、カタルーニャ語、バスク語、ガリシア語など複数の言語が話されています。私が滞在するバレンシア州では、バレンシア語が州の公用語に指定されています。留学先の大学でも、キャンパス内の案内はバレンシア語で表記されており、私が受けている三つの講義の内の一つはバレンシア語で行われています。また、地域の子どもたちが通う学校では、基本的にバレンシア語を用いて授業が行われているのです。スペイン憲法の第3条において、カスティーリャ語およびスペイン語を国の公用語としている一方で、そのほかの言語にも高い地位が与えられています。

日本ではどうなのでしょうか。日本語が公用語であるように思われますが、実際には憲法の条文で規定されてはいないのです。しかし、日本におけるアイヌ語や沖縄方言は、消滅の危機に瀕しており、スペインとは状況がずいぶん異なるように感じられます。憲法で公用語が規定されていない分、日本語以外の言語も話されるのではないかと思ったものの、明文化する必要もないということなのでしょうか。私にとっては、意外な事実でした。

私はスペイン・バレンシア州に住むのなら、そこで話されている言語を少しでも理解したい、そこの文化や歴史にリスペクトを示したい。そんな思いから、バレンシア語のコースを受講しました。日本では、たくさんの言語・方言が絶滅に瀕しており、ユネスコの発表によると、とくにアイヌ語は極めて深刻な状況にあるようです。生まれも育ちも愛知の私にも、知らない尾張弁の言葉は多くあります。

言語の多様性、豊かさを守るために私たちができることは、自分の住んでいる地域に関心を持つと同時に、敬意を払うことなのではないのでしょうか。今は少しずつバレンシア語を学んでいけたら、と思います。

参考記事:

消滅の危機にある言語・方言 | 文化庁 (bunka.go.jp)

法律と国語・日本語|参議院法制局 (sangiin.go.jp)

Lenguas cooficiales (mpt.gob.es)

Lengua oficial | Organización territorial (Bachillerato) (ign.es)

http://allatanys.jp/blogs/22990/


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映画『カムイのうた』関西舞台挨拶に望月歩の登壇決定

2024-01-26 | アイヌ民族関連

映画情報2024年1月25日

この度、アイヌ民族の壮絶な歴史を描いた映画『カムイのうた』が1月26日(金)より全国順次の公開となります。

そして、1月28日(日)に舞台挨拶の実施が決定している京都シネマ及び大阪の第七藝術劇場に、望月歩の登壇が決定したそうですので、ご紹介。

若干19歳にして素晴らしい文章力でアイヌ文化を後世に残し、この世を去った実在の人物・知里幸惠をモデルにした主人公・テルと同じアイヌ民族として生まれ、テルに思いを寄せる一三四を演じた望月歩。劇中では、主演の吉田美月喜同様に、アイヌ民族に伝わるムックリの演奏も披露しています。
本作について望月が語るのは今回が初の機会となります。

【関西舞台挨拶概要】

日程:1月28日(日)
登壇(予定):望月歩、菅原浩志監督
<京都シネマ>
京都府京都市下京区水銀屋町620 COCON KARASUMA3F
時間:12:00~12:25(※9:50の回 上映後)
<第七藝術劇場>
大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目7−27 サンポードシティー 6F
時間:17:00~17:20(※14:45の回 上映後)

『カムイのうた』

2024年1月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他、全国順次公開

公式サイト:
kamuinouta.jp

物語・・・
アイヌの心には、カムイ(神)が宿る――学業優秀なテルは女学校への進学を希望し、優秀な成績を残すのだが、アイヌというだけで結果は不合格。その後、大正6年(1917年)、アイヌとして初めて女子職業学校に入学したが土人と呼ばれ理不尽な差別といじめを受ける。ある日、東京から列車を乗り継ぎアイヌ語研究の第一人者である兼田教授がテルの伯母イヌイェマツを訊ねてやって来る。アイヌの叙事詩であるユーカラを聞きにきたのだ。伯母のユーカラに熱心に耳を傾ける教授が言った。「アイヌ民族であることを誇りに思ってください。あなた方は世界に類をみない唯一無二の民族だ」 教授の言葉に強く心を打たれたテルは、やがて教授の強い勧めでユーカラを文字で残すことに没頭していく。そしてアイヌ語を日本語に翻訳していく出来栄えの素晴らしさから、教授のいる東京で本格的に頑張ることに。同じアイヌの青年・一三四と伯母に見送られ東京へと向かうテルだったが、この時、再び北海道の地を踏むことが叶わない運命であることを知る由もなかった…。

出演:吉田美月喜、望月歩、島田歌穂、清水美砂、加藤雅也

監督・脚本 菅原浩志 プロデューサー:作間清子 主題歌:島田歌穂

製作:シネボイス

製作賛助:写真文化首都「写真の町」北海道東川町

配給:トリプルアップ

Ⓒシネボイス

上映時間:135分 

https://eigajoho.com/archives/262493


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輪島支援、北海道と連携 来県の道知事と合意 武四郎記念館を視察

2024-01-26 | アイヌ民族関連

読売新聞2024/01/26 05:00

 北海道の鈴木直道知事が25日、三重県を訪れ、一見勝之知事と会談した。能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市への支援について、三重県と北海道が連携して進めていくことで合意した。

武四郎が残したメモなどを見る鈴木知事(左から2人目)と一見知事(右端)(25日、松阪市で)

 能登地震では、全国の自治体がそれぞれ支援するエリアを分担して職員を派遣する「 対口

たいこう

(カウンターパート)支援」が採用されている。三重県と北海道は、いずれも輪島市を支援先としている。一見知事は「互いに一生懸命やっていこうということになった」と説明。三重と北海道の交流事業を進めることや、志摩市で大量の魚が海岸に打ち上げられた問題を巡って連携していく考えも示した。

「名付け親」に感動

 鈴木知事はこの日、「北海道の名付け親」と呼ばれる探検家・松浦武四郎(1818~88年)の記念館(松阪市)を視察。近くの小学校の児童約60人から「イランカラプテ」(アイヌ語で「こんにちは」の意味)と出迎えを受けた。

 普段は公開されていない武四郎のメモや、北海道の地名を決める際の上申書なども特別に展示された。鈴木知事は「ここまで 緻密

ちみつ

に、情熱をもって(北海道のことを)伝えてきたことに改めて感動を覚えた」と話した。

 鈴木知事は四日市市の半導体工場も視察し、半導体のサプライチェーン(供給網)構築について「三重県と共通の目的を持ち、国に提言していきたい」と述べた。北海道では次世代半導体の国産化を目指す「ラピダス」の工場建設が進んでいる。

 鈴木知事の三重県訪問は以前に計画されたが、新型コロナウイルスの感染拡大や、2022年4月の知床半島沖での観光船「KAZU 1(カズワン)」沈没事故の対応などを理由に延期されていた。

https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20240125-OYTNT50302/


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玉木宏の鶴見が最高の当たり役に 不可能に近かった『ゴールデンカムイ』実写化は大成功!

2024-01-26 | アイヌ民族関連

リアルサウンド2024.01.25 08:00

文=加藤よしき

 やったぜ! 玉木宏! 『ウォーターボーイズ』(2001年)でアフロを燃やしながら走っていた姿に爆笑し、中途半端な青春を送る燻った姿に繊細さを感じた。そして子ども心に「このお兄さんは異様にカッコいいだけでも、面白いだけでもない! きっと狂気めいた悪役なんかも絶対に似合う!」と確信してから20数年……。遂に最高の当たり役をゲットした。彼の演じる鶴見だけでも、この映画は勝ったと言えるだろう。何の話かと言うと、『ゴールデンカムイ』(2024年)の話である。

 『ゴールデンカムイ』は、明治時代の北海道を舞台に、アイヌの隠した金塊を巡り、一癖も二癖もある者たちが苛烈な争奪戦を繰り広げるさまを描く物語だ。さっきまで敵だった者が味方に加わり、味方だったものが裏切る。そんなドライな人間模様がある一方で、丹念な取材によって描かれるアイヌの文化、そしてどれもこれも美味そうなサバイバルご飯の数々……。怪人・変態の奇行に笑いながら、それぞれの熱い生きざま・死にざまに涙する。金塊争奪戦という本筋がありつつ、サブの要素も非常に楽しい。いわば、ごった煮エンターテインメントである。

 そんな『ゴールデンカムイ』の実写化だが、これは不可能に近いと思われた。何せスケールがデカい。「北海道はでっかい道」とはよく言ったものである。それに、同じ『週刊ヤングジャンプ』連載作品を実写化した『キングダム』シリーズ(2019年~)で大規模なアクションは実現可能だと証明されているが、『ゴールデンカムイ』はそれだけではないのだ。本編にはおかしな残虐描写が大量にあり、変態や猟奇殺人鬼もたくさん出てくる。マンガならではのギャグも多い。いろいろあってロシア人と殴り合うことになったとき、急に格闘技の煽りVTR的なインタビューが始まるなど、マンガ・アニメ以外だとなかなか難しいものがあるだろう。球速165キロの魔球といった原作を、どう実写化するのか? 見逃し三振かバットが折れるかのどちらかだろうと心配したが……前置きが長くなって申し訳ないが、今回の実写版は大成功である。きちんと打ち返し、打者を進めた。

 本作は確かに『ゴールデンカムイ』だった。冒頭の二〇三高地の激戦から、山﨑賢人の身体能力をフルに活かしたド迫力のアクションが炸裂。『キングダム』シリーズで数々の合戦シーンを手掛けた下村勇二アクション監督と、『HiGH&LOW』シリーズ(2015年~)でヤンキー1000人が殴り合う規格外の死闘を演出した久保茂昭監督の手腕が存分に発揮されている。ここで既に作品が持つ大作感、ひいては“北海道はでっかい道感”はしっかり表現されていた(二〇三高地だけど)。

 そして舞台が北海道に移ってからは、熊との死闘に、雪原の死闘など、原作の象徴的なアクションをしっかり見せつつ、極めて再現度の高い原作キャラが続々と出てくる。さらに、これは嬉しい誤算と言っていいかもしれないが、久保茂昭監督の暴力人(ばいおれんちゅ)としての発想が爆発しており、原作の容赦なき残虐描写もしっかり形にしてくれているのだ。熊が人間を蹂躙するシーンなど、このスケールの邦画では珍しいほど、ちゃんと人体損壊を描いている(顔面が剥がれているのに頑張る人が最高!)。

 キャスト陣は全員好演で、当初は懸念された山﨑賢人も大奮闘。ただ私の中で杉元は「闇は深いが快男子」というイメージなので、もっと明るい感じかなと思ったが、ちょっとした解釈違い程度のレベルなので全然OKだ(原作序盤なので、本格的に珍道中が始まると明るくなるだろうし)。そして、とにもかくにも玉木宏の鶴見である。最初に書いた通りのハマり役で、本作のMVPと言っていいだろう。エキセントリックで残虐、おまけに頭の一部が吹っ飛んだ関係で、興奮すると脳汁が出てくる異常体質(?)ながら、部下にはカリスマ的に慕われている強キャラ。この実に難しい役どころを玉木宏が見事に演じ切っている。声の良さ、シルエットの力強さ、すべてが完璧に私の中の鶴見だった。今回のメインの悪役として出番も多く、観客の心に強烈な印象を残すだろう。繰り返すが、この鶴見だけでも実写化的には勝利である。

 本作は原作序盤の映像化なので、正直なところ食い足りない部分はある。たとえば舘ひろしなんかはもっと活躍が見たかった。しかし、ここからさらなる面白さを期待させるプロローグ映画として、かなり理想的な形には仕上がっている。少なくとも役者や演出など、作り手の布陣はバッチリであることは証明された。そして原作はここからさらに面白くなるのだし、久保監督にもさらなる引き出しがある。これから始まるシリーズの展開に期待したい。だから今こそ……うなれ! 集英社マネー! そしてキャストは全員続投してほしいので、絶対に大麻はやってくれるな!

■公開情報
『ゴールデンカムイ』
全国公開中
出演:山﨑賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、栁俊太郎、泉澤祐希、矢本悠馬、大谷亮平、勝矢、高畑充希、木場勝己、大方斐紗子、秋辺デボ、マキタスポーツ、玉木宏、舘ひろし
原作:野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督:久保茂昭
脚本:黒岩勉
音楽:やまだ豊
アイヌ監修:中川裕、秋辺デボ
製作幹事:WOWOW・集英社
制作プロダクション:CREDEUS
配給:東宝
©野田サトル/集英社 ©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
公式サイト:kamuy-movie.com
公式X(旧Twitter):@kamuy_movie
公式Instagram:@kamuy_movie

https://realsound.jp/movie/2024/01/post-1554006.html


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『ゴールデンカムイ』矢本悠馬の白石、驚異の再現度!「指先まで白石」「出る度笑う」

2024-01-26 | アイヌ民族関連

シネマトゥデイ 1/25(木) 

『ゴールデンカムイ』矢本悠馬の白石、驚異の再現度!「指先まで白石」「出る度笑う」

© 映画『ゴールデンカムイ』より矢本悠馬演じる白石由竹 - (C) 野田サトル/集英社 (C) 2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

 野田サトルの累計発行部数2,700万部を突破する人気漫画を山崎賢人(※崎は「たつさき」)主演で実写化する『ゴールデンカムイ』(公開中)。とりわけキャラクターの再現度の高さが話題沸騰で、SNSでは「●●が●●」(※●は役名)の感想が定着するほどの盛り上がりを見せているが、その中で矢本悠馬演じる脱獄犯・白石由竹が“癒やしキャラ”として人気を博している。

 19日より全国393館(通常343館+IMAX50館)で公開された本作は、男女比41.3%:58.7%と女性がやや上回る結果となり、女性2人組や20代カップル、30代以上の夫婦や家族など幅広い層を集客。東宝が行った初日アンケートによると「非常に良かった」が61.6%、「良かった」が34.4%と鑑賞の満足度が高く、鑑賞理由の1位は「原作漫画が好きだから」が47.3%と半数を占めている。

 “不死身の杉元”の異名をとる元軍人・杉元(山崎)をはじめ知識豊富で賢いアイヌの少女・アシリパ(山田杏奈※リは小文字)、第七師団上等兵で凄腕のスナイパー・尾形(眞栄田郷敦)、柔道の達人である大男・牛山(勝矢)、狂気をたたえた第七師団中尉・鶴見(玉木宏)、元新選組の副長・土方歳三(舘ひろし)ら一癖も二癖もあるキャラクターがひしめく本作。さまざまな思惑を持つ彼らが莫大なアイヌの埋蔵金を巡り争奪戦を繰り広げるなか、思わず吹き出すようなコミカルな描写が随所に差し込まれているのがシリーズの持ち味だが、そのコメディリリーフを担うのが白石役の矢本悠馬だ。

 白石は“脱獄王”の異名がある通り、すばしっこく逃げ足が速く、しぶといのが特徴。映画では牛山を相手にした追走劇のほか、極寒の川に落ちた杉元と火を起こすシーンが人気。白石が“脱獄王”たるゆえんが判明する驚きのシーンを含め、矢本が調子のいいしゃべり方や動きまでを完コピ。「白石が白石!」「白石が白石すぎて笑った」「指先まで白石」「動きがすごい」「すごい原作研究してきた感じがして良かった」と再現度の高さに歓喜の声が多く寄せられている。また白石に関してはw(笑い)マークをつけた感想が圧倒的に多く、「出る度ずっと笑ってた」「爆笑」「白石は癒やし」「白石出てくると安心する」と魅了している。

 矢本は「僕にこの役が回ってきたらいいなと思っていたんです。でも、まさか本当に回ってくるとは思っていなかった」と念願かなっての出演だったことを完成披露舞台挨拶で明かしており、「白石の自由さを大事にしたかったので、内や外に対して計算的にならずに現場の瞬発力やインスピレーション、生感を大事にしました」とも語っていた。

 矢本はこれまでにも場を明るく照らす人好きのするキャラクターを多く演じており、近年では映画『破戒』(2022)で間宮祥太朗演じる誰にも言えない出自に苦悩する主人公を支える親友・土屋銀之助、映画『Gメン』(2023)で岸優太演じる主人公のプロレスオタクの親友・肝田茂樹などを好演。現在放送中のドラマ「となりのナースエイド」では打って変わって無口でおとなしめなナースエイド役に。今後はドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」(BSP4K・BSで2月18日スタート)や「Destiny」(4月期・テレビ朝日系)などを控え、「Destiny」でも石原さとみ演じる主人公の同級生でムードメーカー的なキャラクターを演じる。(編集部・石井百合子)

https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/movies/ゴールデンカムイ-矢本悠馬の白石-驚異の再現度-指先まで白石-出る度笑う/ar-BB1heq6Z


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映画「ゴールデンカムイ」これは続編確実な超大作! 本編を鑑賞して感じた3つの“すごい”!

2024-01-26 | アイヌ民族関連

アニメ!アニメ!1/25(木) 17:00配信

映画『ゴールデンカムイ』ティザービジュアル(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

2024年1月19日(金)からついに公開となった映画『ゴールデンカムイ』。

『週刊ヤングジャンプ』にて連載された野田サトル先生による原作はシリーズ累計2700万部を突破した超人気作で、このたびの実写化は多くのファンからの注目を集めています。この記事では、そんな本作を実際に鑑賞して感じた3つのポイントを柱としてレビューを展開していきます!

【フォト】映画『ゴールデンカムイ』関連ビジュアル

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

■その1 キャラクターのハマり具合いがすごい!

実写化作品といえば、まずはなんといってもキャラクターの再現度が気になる方は多いはず。主人公である杉元佐一役の山崎賢人さん(※正しくはたつさき表記)をはじめ、各キャストが担当するそれぞれのキャラクターへの深い理解がにじみ出ているように感じました。ひとりのファンとして、迷いなく太鼓判を押すことができます。

特に、アシ(リ)パ役の山田杏奈さん! 獲物を射る瞬間の神秘性すら感じさせる眼差しや、幼さの残る少し舌足らずな声、そしてなにより、原作で見られた豊かな表情の数々を完全再現する芸達者ぶりには脱帽です。

また、本作における最重要人物といっても過言ではない鶴見篤四郎役の玉木宏さん。アニメ版では大塚芳忠さんによる怪演が記憶に残る同人物ですが、実写ではリアルに再現された火傷のメイクや、指を噛みちぎるシーンに代表される視覚的なインパクトに引っ張られ、そのコミカルさは鳴りを潜めていた印象。しかし、原作やアニメに対して少し大人しめに感じられた鶴見中尉の仕上がりは、実写であることを踏まえるといい塩梅だったように思えました。

そのほか、白石由竹役の矢本悠馬さんが醸し出す“ニクめないヤツ”っぷりや、お茶目さをのぞかせる“あぶないじいさん”土方歳三役の舘ひろしさん、その額の特殊メイクどうなってるんだと気になって仕方ない牛山辰馬役の勝矢さん、杉元との鬼気迫る戦闘が手に汗握る二階堂浩平/洋平役の柳俊太郎さんなど、語り始めたら止まりません。今後重要なポジションを担っていくことになる尾形百之助役の眞栄田郷敦さんと谷垣源次郎役の大谷亮平さんは少ない出番ながらも、役への作り込みを感じさせる演技で存在感をアピール。早く続編での活躍が見たいです……!

■その2 戦闘シーンの迫力がすごい!

『ゴールデンカムイ』を語る上で欠かせないのが、断続的に勃発する戦闘シーンの数々。タイトルコールよりも前、映画の開幕とともに描写される日露戦争・二◯三高地での描写は、骨太な戦争映画にも負けない見応えで始めから度肝を抜かれます。戦場を飛び交う砲弾の遠近感までもが分かるような立体的な音響による迫力は、劇場作品ならではの醍醐味です。

キャラクター同士によるバトルはもちろん、不意に遭遇したヒグマとの手に汗握る命のやりとりは、本作における大きなユニークポイント。CGで表現されたヒグマやアシ(リ)パを助けるエゾオオカミ・レタラのリアルさは他作品でも類を見ないほどの出来栄えで、一気に『ゴールデンカムイ』の世界へと惹き込まれます。

ピントのボケた背景からのっそり現れるヒグマはもはやホラー……。そのあまりの迫力に、戦いの結末を知っていてもハラハラしてしまいます。また物語序盤で杉元を追ってきた大日本帝国陸軍・第七師団3名との戦いでは、原作にあった少々グロテスクな描写も再現されています。遠目に写されるという配慮はされていますが、実写でのインパクトはなかなかのものなので苦手な方は覚悟が必要かもしれません。

■その3 北海道の大自然がすごい!

これまで語ってきたあふれんばかりの魅力を支えるのは、舞台となった北海道の大自然。ロケは「真冬の北海道」にこだわって行われ、毎回広大な敷地の圧雪作業をこなしながら撮影を実施したといいます。足跡ひとつない真っ白な雪原や雄々しくそびえる山々には終始圧巻されますが、最も印象的だったのは本編のラスト、杉元とアシ(リ)パが対峙するシーンで見られたダイヤモンドダストです。朝日を受けて黄金に輝く氷の結晶は、まるで2人を祝福するべく降りそそぐ砂金のよう。彼らの未来を象徴するかのようなカットには、息を呑む美しさがありました。

また、そんな大自然からの恵みであるアイヌ料理に舌鼓を打つグルメパートは、実写でもしっかりと再現されています。原作にもあった通りリスのチタタプとプクサキナのオハウ、カワウソのオハウなどが登場するのですが、撮影では食べやすいよう牛肉や豚肉で代用しているのかと思いきや、なんと専門家監修のもとで原作のレシピを再現しているんだとか。パンフレットには本編で登場した料理についてのページもあり、食材が入手困難だったことなどが記され、大変興味深い内容となっていました。映画鑑賞後はぜひチェックしてみてください!

(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

https://news.yahoo.co.jp/articles/c65350bbc7866b986cd14c0682b47866e7585453


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ウクライナにルーツ持つ女性が「ミス日本グランプリ」に、SNS上では批判的な意見も…「日本らしい美しさ」とは?【Nスタ解説】

2024-01-26 | アイヌ民族関連

TBS2024/01/25 20:35

「日本らしい美しさ」を目指して競う「ミス日本」コンテストで、ウクライナにルーツを持つ女性がグランプリに選ばれました。
日本ではSNS上で選出を疑問視する声もあがるなか、海外ではどう受け止められたのでしょうか。

「日本らしい美しさ」SNSで議論

加藤シルビアキャスター:
今回、ミス日本のグランプリに輝いたのは両親がウクライナ人の方でした。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

ミス日本コンテストのグランプリに輝いたのは椎野カロリーナさん、26歳。
ウクライナ人の両親のもとに生まれて5歳で来日しました。5歳の頃からずっと日本に住んでいて、ご自身も自分の中身は日本人そのものだと紹介しています。そして、2023年に日本国籍を取得したことを公表しています。
今回、グランプリに輝いたことについて、SNS上ではいろんなコメントが届いています。

【否定派】
「日本国籍とはいえ納得出来ない…日本らしい美しさとは?
「由緒正しいやまとなでしこの遺伝子を受け継ぐ候補者を尊重しないのか」
【肯定派】
日本らしい美しさって、人種で決まるものでもないでしょう」
スポーツでも海外出身の日本人が活躍している。ミス日本も新たな一歩」
などのコメントがありました。
こういった様々な意見があることについて、イギリスメディアのBBCは「アイデンティティ論争が再燃している」と報じています。

ホラン千秋キャスター:
今村さんは、どのような印象を受けましたか。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
僕は、全く否定派の気持ちがわからなかったですね。
「由緒正しきやまとなでしこの遺伝子って何ですか?」という話ですし、「日本らしい美しさって何ですか?」というのを、誰が説明できるんだろうと思います。そもそも日本人が単一民族だと思っている勘違いが根底にあるのかなと思いますね。

ホラン千秋キャスター:
これは椎野さんがというよりも、私がこれまで感じてきた個人的な印象なんですが、私も海外にルーツがある中で、日本生まれ・日本育ち・日本国籍しかないんですが、そんな私がニュース番組に関わることで「日本人でもないのに、なんで日本のことについて言及してるの」「そもそも、ホラン千秋って日本人なの?」と言われることは多々ありました。
一定数の方だと思いますが「日本らしさ」を「血の純粋さ」みたいなところに求める方がいらっしゃるんだな、ということは思うんですよね。
だけれども、そもそも何代か遡れば、いろんなところからいろんな遺伝子・ルーツが入ってる方も、きっといるかもしれないという想像力が(及ばず)なかなか難しい部分があるのかなと思いつつ、私は否定派の声が上がることが非常に残念だと思いました。

井上貴博キャスター:
スポーツの分野だと受け入れられつつある、という声があったじゃないですか。
でも、実際、今行われているアジアカップで、ガーナと日本にルーツを持つゴールキーパーの鈴木彩艶選手は、人種差別的発言でSNS上でものすごく攻撃されているんですよね。
日本も少しずつ変わろうとしているけれども、結局、3歩進んで2.5歩下がるじゃないですけど…。でも、海外が良いのかというと、海外にも人種差別はものすごく根強く残っていて、そういう話でもない気がして。
ミス日本のニュースをきっかけにして、日本らしさとか、この抽象的な言葉を閉鎖的な枠組みの中で議論するのではなくて、それが変わっていくのがいいのかなと。
いずれにしても、椎野さんには胸を張っていただきたいと思いますね。

「ミス日本」の選考基準「3つの美」とは?

シルビアキャスター:
ミス日本に選ばれる基準にはどんなものがあるのでしょうか。

コンテストの目的は、日本らしい美しさで社会をより良くすること。応募資格は日本国籍の17~26歳の未婚女性です。
選考基準には「3つの美」があります。
内面」の美:成長する意欲がある
外見」の美:美しさを磨く意欲がある
行動」の美:社会貢献に貢献する意志がある
大会委員長の和田あいさんは「『日本を良くしたい』というすべての人が選考対象です」としています。
椎野さんが選ばれたポイントを見ていきます。

椎野さんの応募理由は「日本人として扱われずギャップに苦しんだ。それでも日本が大好きで、自分と同じような存在に光をあてるために応募した」ということです。
和田さんによりますと「選考する中で、彼女は私たちよりも日本人だと感じました」としています。
ただ、ミス日本協会は「詳しい説明が足りなかったことで、多くのみなさんを驚かせてしまいました。大変申し訳ありませんでした」とコメントしています。

今村翔吾さん:
大会委員長の和田さんがおっしゃるのは重々わかるんですけど、弁明する必要もないと僕は思います、はっきり言って。
弁明するようなことでもないような気がしますし、例えば琉球の方であったり、アイヌの方であったりというのは、よく皆さんもご存知かもしれないけど、平安時代ぐらいまで遡れば、もっといろんな民族に分かれていた訳ですから、これは僕は批判する方のおっしゃる意味がわからないですね。

井上キャスター:
受け取り手ひとりひとり、自分自身も含めて胸に手を当てる、そういうニュースかもしれません。

https://news.goo.ne.jp/article/tbs/world/tbs-963208.html#google_vignette


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