先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

<ウポポイ オルシペ>57 「博物館を作る」ということ 5年の準備期間、貴重な体験

2023-01-31 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年1月30日 23:57

博物館開館までの足跡をたどる「第3章」の展示
 国立アイヌ民族博物館では2月12日まで、第3回テーマ展示「ウアイヌコロ コタン アカラ 民族共生象徴空間(ウポポイ)のことばと歴史」を開催しています。三つの章から構成されるテーマ展示の第3章では、博物館が開館するまでの間に行われた準備業務について、当時の会議室の様子を再現して、実際に使用した模型や調度品を示しながら紹介しています。
・・・・・
(文・奥山英登=国立アイヌ民族博物館研究主査)
◆「ウアイヌコロ」の「ロ」と、「アカラ」の「ラ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/794592

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NZ先住民、コタン滞在 アイヌ文様や認証制学ぶ 阿寒湖温泉

2023-01-31 | アイヌ民族関連
先住民、コタン滞在 アイヌ文様や認証制学ぶ 阿寒湖温泉
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北海道新聞2023年1月30日 23:02(1月30日 23:29更新)

廣野洋理事長(左)からアイヌ文様の皿の解説を受けるマオリ訪日団の一人(右)=国政崇撮影
 【阿寒湖温泉】ニュージーランドの先住民族マオリの訪日団8人が、釧路市阿寒湖温泉に29日から滞在している。阿寒湖アイヌコタンなどを視察し、アイヌ民族の取り組みへの理解を深めている。
・・・・・
(松井崇)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/794542

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アイヌ伝統料理を現代風に 釧路のシェフら、新メニュー披露

2023-01-31 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年1月30日 23:01(1月30日 23:29更新)

シェフが現代風にアレンジしたアイヌ料理(国政崇撮影)
 道は30日、アイヌ文化を観光や飲食業に活用するための講座を釧路市内で開き、市内のシェフらがアイヌ料理を現代風にアレンジした新メニューを披露した。
 釧路プリンスホテルのレストラン「トップオブクシロ」の笠井康行料理長(49)は、旬の魚肉や山菜を具材にするアイヌ料理「オハウ(汁物)」を、イワシのつみれとフキを使い薄味に仕立てたオリジナル料理など2品で披露。オホーツク管内美幌町の「海空のハル 美幌峠・道の駅店」の桑原孝昭料理長(44)は、アイヌ民族が儀式に使う酒の酒かす(シラリ)を生地に練り込んだ「シラリのベイクドケーキ」を発表し、それぞれ試食品が参加者に振る舞われた。
・・・・・
(佐竹直子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/794541

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土曜授業の先生は中学生 北広島・緑ケ丘小、アイヌ文化など学ぶ

2023-01-31 | アイヌ民族関連
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北海道新聞2023年1月30日 22:33

中学生の指導で鹿やクジラのペーパークラフトに取り組む児童たち
 【北広島】市内の緑ケ丘小(234人)と緑陽中(116人)で28日、両校の児童生徒全員が参加して「土曜授業」を実施した。9班に分かれ、体育や図工などで中学生が小学生を指導した。
 両校は小中一貫教育に力を入れており、緑ケ丘小が行ってきた土曜授業を「緑 de manabi(緑で学び)」と名付けて2020年度から実施。今回は縄跳びやミニバレー、折り紙、手話、ダンスなど九つで、中学生が授業内容を考えて小学生に教えた。
・・・・・
(伊東正剛通信員)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/794520

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アイスカルーセル、大雪ダムで楽しもう 2月4日まで層雲峡でイベント

2023-01-31 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年1月30日 21:33(1月30日 21:45更新)

大雪ダムの湖上につくられた「アイスカルーセル」(宮永春希撮影)
 【層雲峡】凍った湖面に円形の切り込みを入れて回転させる「アイスカルーセル」を楽しむイベントが上川町層雲峡大学平の大雪ダムで行われている。
 このイベントは「大雪ダムdeアイスカルーセル&冬遊び」(実行委主催)。観光庁の補助を受けて、氷瀑まつりの開幕に合わせて29日に始まり、2月4日まで開催する。
 アイスカルーセルは湖面の氷を直径15メートルの円形に切り込み、その上に乗って楽しむ。氷の厚さは約50センチ。28日に行われた実行委に
・・・・・
問い合わせは実行委事務局、電話011・280・0505へ。(小林健太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/794471

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【難読駅名】秋田にある駅“笑内”の読み方は?

2023-01-31 | アイヌ民族関連
電撃オンライン2023年01月30日(月) 17:45
 電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
 この企画は、“杠葉 啓二(ゆずりは けいじ)”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今回の出題漢字は“笑内”。読むのが難しい秋田県にある駅名を出題してみた。馴染みがない場合はとくに難しいと思うが、読めるかな?
 ヒントは“〇〇し〇〇”。ポイントとなるのは“笑”の読み方だ。イメージを膨らませて読んでみてほしい。
 正解は“おかしない”! 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の駅で、アイヌ語が駅名の由来だと言われている。
 笑内駅は無人駅だそうで、冬には雪深い場所になっているとのこと。ちなみに、アイヌ語で「オカシナイ」と言うと、“川下に小屋のある川”を意味するらしい。
 今後も難しい漢字を紹介していくから、更新をお楽しみに!
https://dengekionline.com/articles/170162/

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100年先まで継承誓う 沖永良部島 危機言語・方言サミット、大会宣言採択

2023-01-31 | アイヌ民族関連
南海日日新聞1/30(月) 13:01配信

シマムニパフォーマンスグループ「ひーぬむん」による大会宣言=29日、鹿児島県知名町のあしびの郷・ちな
 「ウム ムニタガ 50ネンタチム 100ネンタチム キカユヌイェー、ナマ ムンナゲシ ハミチキティ ヌクサーヤー!(この言葉たちが50年たっても100年たっても聞こえるように、今みんなで一生懸命残そうね!」-。2022年度危機的な状況にある言語・方言サミット(文化庁、県、知名町など主催・共催)は最終日の29日、鹿児島県知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであり、各地域の言語・方言の多様性を尊重し、力を合わせて継承することを誓う大会宣言を採択した。
 サミットは28日から開催。最終日は沖永良部島内でのシマムニ(同島方言)継承に向けた協議やブース発表があった。
 初めにオンライン講話があり、方言学者の木部暢子さんが方言継承の取り組み状況などを解説。北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシさんは、極めて深刻な危機にあるとされるアイヌ語継承の現状と課題を報告した。
 「シマムニ継承の取り組みを家庭に」をテーマとした協議では、3世代でシマムニ継承に取り組む知名町の前田さん一家が、シマムニによる会話や交換ノート、SNS(インターネット交流サイト)でのやりとりなど、家庭での取り組みを通じた成果や苦労を紹介した。
 知名中2年の前田悠羽さん(14)は「家族みんなで継承に取り組んでいるという気持ちがいいなあと思う。祖母がクイズみたいにシマムニの学習環境をつくってくれるのが楽しい」、母のゆり香さん(43)は「数カ月から1年ほどでかなり話せるようになった。私たちのようなどこにでもいる家族が1家族、1人からでも取り組み始めれば、大事な言葉が残っていくのでは」などと語った。
 悠羽さんの祖母の勝間千津子さん(70)は「学ぼうとする孫の気持ちがうれしく、できるだけシマムニで話し掛けるように心掛けた。孫が大きくなるにつれて、(孫と)関わることが少なくなってきたが、この関わりを次は地域の子どもや周りの大人につなげ、違和感なくシマムニで会話できるようになれれば」と話した。
 会場ホワイエでのブース発表では、各学校や地域団体、行政がシマムニ継承の取り組みをパネル展示。多くの来場者が各ブースを回って説明を聞いていた。
 シマムニ継承に取り組む知名町のパフォーマンスグループ「ひーぬむん」が力強く大会宣言。歌とダンスで会場を盛り上げ、大会を締めくくった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e39dcf91ae9cf574ae5a2d4708de7e65130eba

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展示「チェコの旅行家たちの目に映った近代日本」を広尾で開催

2023-01-31 | アイヌ民族関連
チェコセンター東京2023年1月30日 10時

19世紀末から20世紀初頭にかけ日本を旅したチェコの旅行家たち。彼らの目に、日本はどう映っていたのでしょうか。また、ほかのメディアがなかったこの時代に、祖国に戻った後どのように日本のイメージを作っていったのでしょうか。このたび、渋谷区広尾のチェコセンター東京にて、貴重な写真を通して当時のチェコ人から見た日本の姿をご紹介します。3月6日(月)にはキュレーターによるギャラリートークも行います。
《詳細》
https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/moderni-japonsko
京都や日光ばかりではない、
アイヌの生活も、
震災で廃墟と化したと横浜も、
彼らが見た。
 ヨゼフ・コジェンスキー、ジョエ・ホロウハ、あるいはバルボラ・マルケータ・エリアーショーヴァー。19世紀末から20世紀初頭にかけ、日本を訪れたチェコの旅行家たちは、祖国へ戻ったあとに自身の体験を熱心に文書に残し、語りました。彼らの記事や本、あるいは講演会では、はるか遠い“日出ずる国”を紹介するために、言葉だけではなく、自ら撮影した写真や複製写真などの画像が用いられました。ほかのメディアが存在していなかった時代、主にこうした画像をもとにチェコの読者・聴衆が日本を“目にした”のです。本展「チェコの旅行家たちの目に映った近代日本」では、ナープルステク博物館の写真コレクションを展示し、チェコの旅行家たちが日本で何を見たのか、どのように日本のイメージを作っていったのかをご紹介します。
 開催概要
会期:2023年2月6日(月)~3月20日(月)
 ※土日・祝日は休館となります。
開館時間:10:00~19:00
 ※2月17日(金)のみ17:00に閉館いたします。
会場:チェコセンター東京
 150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
入場無料
主催:チェコセンター東京
キュレーター:ブルナ・ルカーシュ
ギャラリートーク
 本展のキュレーターであるブルナ・ルカーシュ氏をお招きし、展示解説(日本語)を行います。
 日時:2022年3月6日(月)18:30~
参加無料
お申込みはこちら:https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/moderni-japonsko
https://www.value-press.com/pressrelease/312063

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北米最大のサケの海上養殖事業をめぐる住民の闘い 米環境団体「Parley」が短編ドキュメンタリー制作

2023-01-31 | 先住民族関連
SB2023.01.30

米国の海洋保全団体「Parley for the Oceans(パーレイ・フォー・ジ・オーシャン)」は近日、メイン州フレンチマン湾で計画されている北米最大のサケの養殖場建設に反対し、地元の海や暮らしを守ろうと立ち上がった住民の声に光を当てた短編ドキュメンタリー『Our Waters(アワー・ウォーターズ)』を公開する。フレンチマン湾は豊かな生態系を有するメイン湾の一部で、国立公園に隣接する。米サステナブル・ブランドでは、ジャーナリストのニシン・コカ氏が本作の監督を務めるジョシュ・マーフィー氏に話を聞いた。
世界のサーモンの市場規模は2020年の約501億ドル(約6.5兆円)から2028年には1.5倍の約761億ドル(約9.9兆円)に達すると予測されている。需要の高まりと共に懸念されるのが、環境を破壊する養殖事業の増加だ。米北東部メイン州に位置するフレンチマン湾では、ノルウェー資本のアメリカンアクアファームズが計画する3億ドル(約380億円)規模ともいわれる北米最大の海上養殖の建設に住民らが抗議の声を上げている。
パーレイはこれまで、海の美しさ・脆弱さへの関心を高め、海を保全するためにクリエイターや企業などと連携してきた。その1社であるアディダスは2015年の提携以来、同団体と協働して、海岸などで回収したプラスチックをアップサイクルした素材「PARLEY OCEAN PLASTIC」を使用したシューズなどを継続的に販売するほか、海洋プラスチック汚染問題を啓発するランニングイベントを世界規模で展開してきた。
『Our Waters』の監督を務めるジョシュ・マーフィー氏は、米サステナブル・ブランドの取材に対して「ノルウェー企業の背後にある資金が住民の合意を覆すほど強力な可能性があることに多くの地元の人たちは本当に腹を立てています」と語る。
https://vimeo.com/730107116?embedded=true&source=vimeo_logo&owner=85168223
Our Waters' - Trailer from Parley for the Oceans on Vimeo.
パーレイが運営する「Parley.TV」のキャンペーンの一環でもある本作には、こうした状況を変える狙いがある。
しかし、フレンチマン湾周辺に暮らす人たちが立ち向かっているのは単に一企業ではなく、強大な、成長著しいグローバル産業そのものだ。サケの需要が高まる中、主要漁場での持続可能性に関する課題が明るみになる一方で、サケの養殖は爆発的に増加し、大手養殖企業には数十億ドルの投資が行われてきた。
サケの養殖が問題視されるのには正当な理由がある。廃棄物や化学物質、病気などを地域の水路に流出させ、海洋生態系を破壊し、持続不可能な(養殖用飼料の原料である)魚粉の需要をつり上げているからだ。さらに、養殖場で繁殖される遺伝子組み換えのサケが逃げ出し、天然のサケと交配し、野生種の遺伝的多様性を損なうことも懸念されている。
マーケットの力を活用して社会的課題の解決を推進する団体「Changing Markets Foundation(チェンジ・マーケット・ファンデーション)」でキャンペーン・マネージャーを務めるナターシャ・ハーレイ氏はかつて「サケの養殖は崩壊した食料システムの典型事例です。毎年、数百万トンの天然魚が養殖魚の餌として獲られています。養殖場の致死率は急増しており、汚染によって既存の生態系や天然のサケにも害が及んでいます」と声明を出した。
しかし、どんなテクノロジーでもそうであるように、すべての養殖が等しく悪いというわけではない。方法や場所、地域コミュニティの巻き込み方によっては持続可能な方法で養殖することも可能だ。ただ残念ながら、メイン州で行われようとしていることは明らかに間違っている。計画によると、北米最大の工業的海上養殖は1日に未処理の排水を41億ガロン(約186億リットル)放出し、メイン州の4大都市が排出する量を超える窒素をフレンチマン湾に排出するとみられている。
「海に網を吊るして養殖を行うので、余った餌や排泄物、フナムシを処理するのに使う化学物質などを回収する必要もありません。公共の水域に捨てるだけです」(マーフィー氏)
これは地元の重要な産業である漁業に害を及ぼし、近くのアーカディア国立公園や観光、観光に伴う経済的恩恵にも影響をもたらす可能性がある。
皮肉なことに、こうした養殖はメイン州を除く全米のすべての州で禁止されている。主に、環境への負荷が大きすぎるという理由からだ。この事業を進めることで、ノルウェーの持株会社「ブルー・フューチャー」の子会社アメリカンアクアファームズは計画から生じる環境コストを地域の人々に押し付けようとしている。
マーフィー氏は「利益を上げるために公共の資源を汚染する方がずっと安く済みます」と語る。一方で、より良い代替手段もあるという。「陸上養殖は非常に有効です。しかし、コストがよりかかるため企業にとっても利益が少なく、投資があまり進んでいません」。
ここで疑問が浮かぶ。投資家や小売業者は何をしているのだろうか。投資家は地球の長期的な健全性よりも利益を優先する企業を支援するべきではないし、小売業者も持続可能なサーモンの調達を行っていると保証するためにできることがもっとあるだろう。
「企業・ブランドは、環境への影響に配慮し、沖合養殖のサーモンを今後売るつもりはないと宣言することもできるでしょう。しかし、そういう企業・ブランドはまだ出てきていません」(マーフィー氏)
2022年4月、メイン州海洋資源局はアメリカンアクアファームズの2件の賃借契約を処理しないことを発表した。同社は州に異議を申し立てている。許可申請を改めて行う場合、計画が2〜3年遅れるとみられている。
監督は楽観的だ。世論のプレッシャーがメイン州議会を動かし、全米の他の州の仲間入りをし、沿岸水での養殖を禁止するだろうと考えている。
しかし闘いはそこで終わりではない。世界中で同じような事業が行われようとしており、米国や日本などへの養殖サケの最大輸出国であるチリを含む地域の生物多様性や暮らしを脅かしているのだ。
だからこそ悪質な事業に反対するだけでは不十分なのだ。マーフィー氏はシステム全体を見直す必要があると強く主張する。それにしても、なぜお金はこうも容易く、自然そのもののためではなく、人間が消費するために魚を増やすアグリビジネスに流れてしまうのだろうか。
サケに関してほかには、サケの主要な回遊ルートにダムを建設したことでワシントン州やオレゴン州、アラスカ州などでは天然サケの漁獲量に深刻な影響が及んでいる。さらに気候変動の影響も加わり状況は悪くなるばかりだ。マーフィー氏によると、景観を保全し、古くなり必要なくなったダムを撤去することでサケは劇的に増えるという。
「サケを無料で恵んでくれる環境を守るために誰が投資しているでしょうか。水産養殖には数十億ドルを注ぎ込む一方で、自然を守るために投じられるお金はほとんどありません。驚くべきことです」(マーフィー氏)
自然に投資することは、歴史的・文化的にもサケと関わりが深い太平洋岸北西部のネズ・パース族、ワシントン州のヤカマ族などの先住民の支援にもなる。先住民は長年にわたり、自然に基づく解決策によって原生林を保全することを求めてきた。
ネズ・パース族の副酋長であるシャノン・ウィーラー氏は「先住民はおそらく他の誰よりも直面している事態を理解しています。サケの危機、気候の危機、90年にわたる先住民への不平等に対処する待ちに待った機会です」と言う。
ネズ・パース族やヤカマ族、フレンチマン湾の住人などによる持続可能で長期的な解決策の実行を支援することは、漁業が直面する危機の根本的課題に適切に対処する唯一の方法だ。このことはまた、投資家がこれまでのようにアグリビジネスではなく、自然に基づく解決策に資金を投入しなければならないことを意味している。
https://www.sustainablebrands.jp/news/us/detail/1213249_1532.html

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NSW州立美術館新館オープン

2023-01-31 | 先住民族関連
日豪プレス2023.01.30
執筆者=鴨粕弘美/日本語ガイド

  美術館発足150周年記念「シドニー・モダン・プロジェクト」の新館が完成、オープンしました。19世紀末建築の歴史ある美術館北側、シドニー・ハーバーを臨む立地に公共のアート・ガーデンでつながる新館を加え、展示スペースは以前の2倍に。設計は、プリツカー賞受賞の日本人建築家ユニット率いるSANAAによるものです。
 美術館が9人の現代アーティストに依頼したプロジェクト作品の1つは、草間彌生のカラフルな花のスカルプチャー。館内外から鑑賞できます。
 光り輝く波のようなガラス屋根を持つ新館前のウェルカム・プラザでは、青や紫のユーモラスな巨人たちがお出迎え。これも美術館依頼作品の1つで、ニュージーランドのアーティスト、Francis Upritchardによるブロンズ作品です。
 新館の建物は7つのパビリオンから成り、美術館前の通り沿い地上階入り口から地形に沿って3層に分かれた中庭やテラスが内部とつながって、館内はたっぷりの外光を取り入れた空間が広がります。
 入って右手、最初のメイン・ギャラリーは先住民族のアボリジナル・アートが鑑賞できる「イリバナ・ギャラリー」。また、第2次世界大戦中の海軍の隠れた燃料貯蔵庫だったオイル・タンクの1つを天井の高さが7メートルもある巨大ギャラリーに転換した最下層の「タンク・ギャラリー」(要事前予約・無料)も必見です。
新館日本語ツアー:1月13日(金)~2月26日(日)毎週2回(金11AM、日1PM)
※美術館HPをご確認ください。
Art Gallery of NSW
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館。常設展入場無料。本連載は美術館の日本語ボランティア・ガイドが担当。「件名:Japanese Tour」でEメールでの日本語での問い合わせ可。
Web: www.artgallery.nsw.gov.au
Email: volunteerg@ag.nsw.gov.au
https://nichigopress.jp/topics-item/54704/

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「ガイアナってどんな国?」2分で学ぶ国際社会

2023-01-31 | 先住民族関連
ダイアモンド2023.1.31 2:55
ニュースで見聞きした国、W杯やオリンピックの出場国、ガイドブックで目にとまった国――名前だけは知っていても「どんな国なのか?」とイメージすることは意外と難しい。『読むだけで世界地図が頭に入る本』(井田仁康・編著)は、世界地図を約30の地域に分け、地図を眺めながら世界212の国と地域を俯瞰する。各地域の特徴や国どうしの関係をコンパクトに学べて、大人なら知っておきたい世界の重要問題をスッキリ理解することができる画期的な1冊だ。この連載では、本書から一部を抜粋しながら、毎日1ヵ国ずつ世界の国を紹介する。

Photo: Adobe Stock
ガイアナ共和国ってどんな国?
 ガイアナは南米大陸の北部に位置する国で、スリナム、ブラジル、ベネズエラと国境を接します。
 ガイアナは、長らくイギリスの植民地だった歴史をもち、南米で唯一英語を公用語としている国です。1831年にイギリス領ギアナとなり、1834年に奴隷制が廃止されたことで、同じくイギリスの植民地であったインドから多くの労働者が入ってきました。1966年にイギリス連邦加盟の独立国となりました。
 国民の4割をインド系が占め、アフリカ系が3割、混血が2割、先住民が1割を占めます。そのため英語の他に、ヒンディー語、ウルドゥ語、ガイアナ・クレオール語、先住民の言語なども使われています。
石油で貧困からの脱出を図る
 中央部の熱帯雨林をはじめ国土に占める森林の割合は8割以上にのぼります。
 主産業は砂糖、米、ラム酒などの農業、エビの漁業、ボーキサイトなどの鉱業で、2020年からは石油の生産が開始されました。それまで貧困国として位置づけられていましたが、石油の採掘と生産により、大幅な赤字だった貿易収支が改善され、急激な経済発展が見込まれています。
 隣国のベネズエラとは、経済的には緊密な関係にあるものの、国土の3分の2を占めるエセキボ地域の領有権問題が残っています。
 なお、イギリス領となる以前は、オランダ西インド会社が支配していて、1740年にオランダ人が建設したニューアムステルダムという地名の美しい港町があります。
ガイアナ共和国
面積:21.5万km2 首都:ジョージタウン
人口:78.8万 通貨:ガイアナ・ドル
言語:英語(公用語)、ガイアナ・クレオール語(英語系)
宗教:プロテスタント34.8%、ヒンドゥー教24.8%、カトリック7.1%
隣接:スリナム、ブラジル、ベネズエラ
(注)『2022 データブックオブ・ザ・ワールド』(二宮書店)、CIA The World Factbook(2022年2月時点)を参照
(本稿は、『読むだけで世界地図が頭に入る本』から抜粋・編集したものです。)
https://diamond.jp/articles/-/316658

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豪採鉱大手、セシウム入り容器紛失 急性放射線障害招く恐れも

2023-01-31 | 先住民族関連
AFPBB News1/30(月) 17:22配信
【AFP=時事】豪資源大手リオ・ティント(Rio Tinto)は30日、高濃度の放射性物質セシウムが入った容器を国内西部ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州で紛失したとして謝罪した。1400キロの距離を移動していたトラックから落ちたとみられ、捜索が続けられている。
【写真】豪先住民の遺跡、リオ・ティントが鉄鉱石採掘で破壊
 所在が分からなくなっているのは、銀色の円筒形の容器。縦8ミリ、横6ミリと、人の爪よりも小さいが、中に入っているセシウム137からはX線照射を1時間に10回受けるのと同等の放射線量が放出されている。
 州の保健当局トップ、アンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson)氏は27日、「一定時間近くにいて被ばくすると、急性放射線障害を引き起こす可能性がある」と説明。当局は、容器から5メートル以上離れるよう警告している。
 リオ・ティント側の説明によれば、セシウム入りの容器は、鉄鉱石の密度を測定する機器に装着するもので、資格を持った委託業者が輸送した。
 機器を入れていた箱は今月12日にニューマン(Newman)近郊のグダイダリ(Gudai-Darri)鉄鉱山で積み込まれ、16日に1400キロ離れたパース(Perth)郊外のマラガ(Malaga)に届けられたが、25日に箱を開封してみると、中で計測機器が「ばらばらに壊れ」、セシウム入り容器がなくなっていたことが判明。同社は、同日中に州警察に通報したとしている。
 鉄鉱石部門の最高責任者サイモン・トロット(Simon Trott)氏はAFPに対し、「事の重大さを認識しており、州民に不安を与えているのを申し訳なく思っている」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/59c407d884e723366b6cdc144a2616906a3ca3fc

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世界遺産「中央アメリカ最古!謎の天空都市」2023年2月5日 (日) ごご 6時00分〜

2023-01-31 | 先住民族関連
TBS2023/01/30
メキシコのオアハカ歴史地区とモンテ・アルバン古代遺跡。山の頂上に築かれた2500年前のピラミッド群と、絢爛豪華な黄金細工の数々。知られざる天空都市のナゾに迫る!
動画
https://www.youtube.com/watch?v=1eqshvoFSXY
番組内容
メキシコ南部に位置するオアハカの街。16世紀にスペイン人に征服される前には先住民サポテカ人の街だった。彼らが残した驚くべき遺跡が町から10キロの山の上にある。中央アメリカで最も古い天空都市、モンテ・アルバン。その起源は2500年以上前に遡り、最盛期には25000人が暮らしていたと言われる。山頂を平らにならした中央広場を中心に20以上の宮殿やピラミッドが建ち並び、高度な文化を花開かせていた。
ナレーター

遺産情報
<遺産名> オアハカ歴史地区とモンテ・アルバン古代遺跡(メキシコ)  <登録年> 1987年
<登録基準> (I) 人類の傑作 (II)文化の交流 (III)文明・文化の証拠 (IV)歴史的建築物
みどころ
ディレクター/天野裕士
世界初の試みであるモンテ・アルバンの3D測量。今後の解析結果が楽しみです。また、日本初公開であるアツォンパ出土の神像は必見、保存状態が素晴らしく、塗料の鮮烈な赤に打たれました。
テーマ曲
<メインテーマ曲> 「鳥のように」大橋トリオ
<エンディングテーマ曲> 「つくる世界」大橋トリオ
次回内容
次回はイタリア、ナポリ王が築いた18世紀ヨーロッパ最大の王宮、「カゼルタの王宮」。水の芸術ともいうべき広大な庭園のために引かれた40キロの水路と、高さ55メートルの巨大な水道橋も見どころ。
公式ページ
公式ページ http://www.tbs.co.jp/heritage/
Instagramのアカウントはこちら!
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http://www.facebook.com/heritage.TBS
twitterのアカウントはこちら!
@heritage_TBS
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YouTubeチャンネルはこちら!
https://www.youtube.com/channel/UCiBzP94GzT4C_aZ6-lw8zSA
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。
https://www.tbs.co.jp/tv/20230205_0445.html

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俳優アラン・カミングさん、英勲章返上 大英帝国の「有害性」に抗議

2023-01-31 | 先住民族関連
時事通信2023年01月30日15時03分

【ロンドンAFP=時事】英スコットランド出身の俳優アラン・カミングさんは58歳を迎えた27日、「大英帝国」の「有害性」に抗議し、14年前に授与された大英帝国勲章を返上したと明らかにした。(写真はカミングさん)
 主に米国を拠点とするカミングさんは、演技と米国での性的少数者の権利を向上させる活動を評価され、2009年に大英帝国勲章のオフィサー章(OBE)を授与された。
 カミングさんはインスタグラムで、昨年エリザベス女王が死去した後、君主制の役割について改めて考えてみるようになり、「特に、大英帝国が世界中の先住民の犠牲(と死)の上に利益を得てきたやり方に目が覚めた」と吐露した。
 米国では同性愛者の権利が向上しており、勲章を授与されたメリットは「帝国の有害性と結び付けられる懸念を考えると、今はそれほどない」「だから、この勲章を返上して理由を説明し、授与された時はとてもうれしかったと改めて感謝を伝えた。私は今、ただのアラン・カミングに戻った。ハッピー・バースデー・トゥー・ミー!」とつづっている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕
https://www.jiji.com/jc/article?k=20230130044041a&g=afp

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『チョコレート』「グッドワイフ」のアラン・カミング、大英帝国勲章を返還

2023-01-31 | 先住民族関連
ELLE1/30(月) 20:40配信
スコットランド出身でアメリカ国籍も持つ俳優のアラン・カミング。ドラマ「グッド・ワイフ」のイーライ役や2012年の映画『チョコレート』で知られるが元々は舞台出身でミュージカル『キャバレー』ではトニー賞も受賞している。プライベートではバイセクシャルであることをカミングアウト、アメリカではLGBTQsの権利の向上を目指して活動してきた。2009年には映画&演劇界での功績と、LGBTQsコミュニティに対する貢献を認められ大英帝国勲章のオフィサー(OBE)を叙勲された。
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その勲章を返還したことをカミングが明らかにした。1月27日(金)に58歳の誕生日を迎えた彼はインスタグラムにメッセージを投稿、「最近自分のためにしたことを話したい」とファンに報告している。「OBEを返還した。エリザベス女王の死、それに伴う君主制の役割、特に大英帝国が世界中の先住民の犠牲(と死)の上に利益を得た方法に関する議論は私の目を開かせてくれた。それにありがたいことにアメリカでは時代が変わり法律も改正された。この勲章はLGBTQsの大義に大きな利益をもたらしたが、今その利益は自分が帝国の毒性と結び付けられることへの不安感よりも小さくなっている」。彼が叙勲されたときアメリカではまだ同性婚が違法とされ、性的マイノリティの人たちが軍に入隊することも認められていなかった。今ではどちらも合法化されている。LGBTQsの権利向上に携わる彼が叙勲されたことが法整備の後押しになったことを認めつつ、今は植民地支配を象徴するという勲章のネガティブな側面を強く感じていると説明している。「だから私は勲章を返還し、理由を説明して叙勲されたことへの感謝を改めて伝えた。今の私は普通のアラン・カミングだ」。
カミングは勲章を授与されたとき声明を発表、「作品だけでなく私の活動が表彰されたことを喜んでいる。私はアメリカでLGBTのコミュニティの平等を求める闘いに情熱を注いでいる。勲章を授与された栄誉は私が正しいと信じるもの、英国市民として当たり前のことを守るために闘い続ける励みになると考えている」と語っていた。今回の投稿にもその声明を添え、叙勲がもたらした意味を強調した。
ちなみに過去にも勲章を返還したセレブは多い。ビートルズのジョン・レノン、デヴィッド・ボウイやダニー・ボイル、小説『ナルニア国ものがたり』の作者、C・S・ルイス、俳優のマイケル・シーンも返している。
カミングはその後雑誌『ピープル』にもコメント、「まず、返還したことがこんなに注目されるとは思わなかった」と驚きを露わにしている。「みんなの反応はポジティブだった。この問題が複雑で、白か黒かの問題ではないことを理解してくれた。時代が変わり物事が変われば、何かに対する感じ方も変わると思う」と語っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93ec211f5dd220e9bdd560b318bfa19a9d99ede4

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