先住民族関連ニュース

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へイトスピーチ 差別ない社会めざして

2016-05-31 | アイヌ民族関連
中日新聞 2016年5月31日(火)
 特定の人種や民族に対する差別的言動を繰り返すヘイトスピーチ。その対策法が成立した。個人の人権や尊厳を傷つける行為が許されないのは当然である。あらゆる差別がない社会をめざしたい。
 「朝鮮人は日本から出ていけ」-。排外的な主張を声高にとなえる団体が、各地でシュプレヒコールをあげる光景は、何とも残念だ。もはや社会現象となり、放置できない事態となっている。差別を受ける当事者にとっては、恐怖そのものだ。国連人種差別撤廃委員会も日本に対応を求めていた。
 今国会で成立した同法は、悪質極まるヘイトスピーチを食い止める姿勢を示したものだ。
 「不当な差別的言動は許されない」と同法は強い表現で宣言している。ただし、具体的な禁止規定や罰則のない理念法である。どんな抑止効果を発揮するかは未知数だが、人権侵害をなくす一歩となることを期待する。
 保護する対象は、適法に日本に居住する「本邦外出身者」とその子孫としたが、アイヌ民族や不法滞在者への差別が野放しになるという指摘があった。そのため、付帯決議で「法が定義する以外、いかなる差別的言動も許されるとの理解は誤り」と盛り込んだ。
 「危害を加える旨を告知する」ことなどが差別的言動としたが、「著しく侮蔑する」言動も含まれた。どのような言葉まで対象になるか、わかりづらい点もある。
 また、国や自治体には相談体制の整備や、教育、啓発活動の充実を求めてもいる。ただ、街宣車などでのシュプレヒコールそのものを取り締まることはできない。これには、はがゆさを覚える人もいるだろう。
 規制法でなく、理念法として誕生したのは、「表現の自由」とのかかわりがあるからだ。公権力がデモなどの表現活動を規制する足掛かりとなる恐れがありうる。
 日本では戦前の言論弾圧の歴史から、原則として「表現の自由」の保障に例外を認めてこなかった。だから、本来は言論には言論で対抗する手法が望ましい。ヘイトスピーチにも、そうして対抗し、社会から根絶したい。
 既に大勢の市民が反ヘイトの声をあげてデモを行っている。六月上旬に予告される川崎市内でのヘイトデモについても、川崎市議会が断固とした措置を求める要望書を市側に出した。いわれなき差別をなくす努力は、国民一人一人に課されている。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016053102000105.html



アイヌ民話の絵本 故萱野さん著を英訳 翻訳団体平取の妻に贈る

2016-05-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/30 16:00

完成した「オキクルミのぼうけん」の英訳本などを手にするピーター・ハウレットさん(右端)らプロジェクト関係者と、萱野れい子さん(右から2人目)
 【平取】アイヌ民族の昔話などの英訳に取り組むグループが、元参院議員でアイヌ文化研究者の故萱野茂さんの絵本「オキクルミのぼうけん」の英訳本をつくり、28日、日高管内平取町在住の萱野さんの妻、れい子さん(84)に届けた。
 英訳したのは、道内外の英語教師やアイヌ民族ら9人でつくる「プロジェクト・ウエペケレ(昔話)」。アイヌ文化を世界に発信したい、と1999年から活動している。
 「オキクルミのぼうけん」は、カムイ(神)の世界に生きるオキクルミがアイヌ民族の人たちの暮らしを助ける物語。画家の故斎藤博之さんが絵を担当し、98年に発行された。プロジェクト6冊目の英訳本となる。
 A4変型判、31ページ。アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)の助成を受けて300冊作製した。道内の図書館や学校のほか、米国など海外の先住民族関係の博物館にも送る予定。
 この日はプロジェクト代表で函館ラ・サール中高教諭のピーター・ハウレットさん(61)ら3人が萱野さん宅を訪ねた。ハウレットさんは「胆振管内白老町での『民族共生象徴空間』整備などでアイヌ文化への海外の関心も高まる。英訳本が外国人の理解に役立てば」と期待を語ると、れい子さんは「立派な本ができましたね」と笑顔で話していた。(飯島秀明)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0276006.html

フィリピンで行くべき奇祭5選!この迫力は類を見ない!

2016-05-31 | 先住民族関連
ガジェット通信-:2016.05.30 23:09 TABIPPO.NET

英語を話したいけどなかなか話せない。留学したいけどアメリカやイギリスなどの西欧の国に行くのを迷っている。
そんな方に語学留学先としてオススメしたいのが、飛行機で4時間程度でいけるフィリピンです。
フィリピンは実のところ、英語を話せる人口割合が世界で3番目に多い国なのです。近年、日本から一番近く、また格安で学べる英語留学先ということで注目されています。
そんなフィリピンにはオススメのお祭りがたくさんあります。せっかく留学するなら、祭りだって思いっきり楽しんじゃいましょう!
1月 シヌログ(セブ)
Lord Allen Hernandezさん(@filipino_backpacker)が投稿した写真 – 2016 2月 2 8:57午後 PST
リゾート地であるセブ島で行われる、フィリピン最大級のお祭り「シヌログ祭り」。幼きイエスであるサント・ニーニョを祝う祭りで、毎年1月第3日曜日をメインとして、その1週間前から開催されます。
なんとフィリピンだけでなく、世界中から観光客が訪れてくるほど大規模なお祭りだそうです。
第3週の日曜日に行われる、祭りのフィナーレともいえる「シヌロググランドパレード」では、通りで人が溢れて動けなくなってしまうほど!
音楽に合わせて踊るダンサーたちも見ものです。
1月 フィースト・オブ・ブラック・ナザレ(マニラ)
D Cさん(@diannacapco)が投稿した写真 – 2015 1月 8 10:47午後 PST
キリスト教をさらに普及するために、1606年にスペインから送られてきた「Black Nazarene(ブラックナザレ)」像。この像は、黒い色をした等身大の木製の像で、フィリピンの人々からとても人気があります。
触ると病気が治癒したり、奇跡が起こると言われており、祭りの際には数多くの人々が殺到。毎年、死者やけが人が数多く続出するといいます。
見学に行かれる際は、十分に気をつけましょう。
2月 パナグベンガ・バギオ・フラワー・フェスティバル (バギオ)
iamredboiさん(@iamredboi)が投稿した写真 – 2016 3月 9 7:13午後 PST
バギオはフィリピンの中でも標高が高い場所にある都市で、気候も良く、避暑地として人気の場所です。
「パナグベンガ・バギオ・フラワー・フェスティバル」では、フィリピンの先住民族が身につけていた「イゴロット」と称される衣装をまとい、さらに花を飾って市の中心街をパレードします。
また祭りでは、様々な花で飾られたフロートと呼ばれる山車も街に繰り出すそう。バギオの伝統的なダンスやイベントなどを見ることができるとあって、毎年数多くの人々が祭りを見に訪れています。
8月 カダヤワン・サ・ダバオ (ダバオ)
ASEANさん(@asean)が投稿した写真 – 2016 4月 14 5:34午後 PDT
こちらは、フィリピンのミンダナオ島・ダバオ市で行われるお祭りで、季節のフルーツやランの花の収穫を祝う目的で開催されています。
祭りは8月の第3土曜・日曜日に開催されます。ミンダナオ島の先住民やイスラム教徒などが、それぞれの衣装を着て民族舞踊を披露します。
様々な文化が混じり合うミンダナオ島らしく、異なる文化や宗教を持つ人々のユニークなパレードを楽しむことができます。大型の山車も登場するそうなので、必見です!
10月 マスカラフェスティバル (バゴロド)
Takeshi Addieさん(@addieinwanderland)が投稿した写真 – 2016 1月 9 9:43午後 PST
ネグロス島最大の都市であるバコロドは「微笑みの都市」として知られています。そのバコロドで開催される「マスカラフェスティバル」は、今やフィリピンのみならず、アジアを代表する祭りとして知られています。
不遇な出来事が続いていた1980年代、バコロドの人々を元気にしようという思いでスタートしたこの祭り。ド派手な仮面をつけた人々が、ラテンミュージックのリズムに合わせて街中で元気良く踊ります。
留学したなら絶対見に行こう!
フィリピン各地で開催されるこれらのお祭りは、迫力満点のパフォーマンスが見もので、決して他の国では見ることができないものばかりです。
普段は目にすることができない、その国の文化や風習を知ることができるのもお祭りの魅力!ぜひ、留学生活の中で時間を見つけて、フィリピンのお祭りを楽しんでみてくださいね。
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http://getnews.jp/archives/1468335

ステビアは万能ハーブ?それともグアラニー族を苦しめる悪夢?

2016-05-31 | 先住民族関連
swissinfo.ch-2016-05-30 11:00

パラグアイの先住民族、グアラニー族は欧州でステビアと呼ばれる「カー・エー」の葉を1千年以上も前から利用してきた
パラグアイ原産のステビアは砂糖より甘く、それでいてカロリーはほとんどない。食品業界内での需要が高まる中、スイスのエヴォルヴァ社のように合成化学を利用してステビアに代わる人工甘味料を作る企業も出てきた。大学やNGOはこれを「バイオパイラシー(生物資源の盗賊行為)」だと非難する。
 パラグアイの先住民族、グアラニー族は「カー・エー」の葉を1千年以上も前から利用しており、この秘密は何世代にもわたって守られてきた。グアラニー語で「甘いハーブ」を意味するこの葉は、確かにその名の通り、砂糖より350倍も甘い。
 この「カー・エー」の葉は、欧州では「ステビア・レバウディアナ・ベルトーニ」と呼ばれる。1887年に初めてこれを植物学的に分類したのは、スイスの植物学者モイセス・ベルトーニだった。その後まもなく、パラグアイの化学者オヴィディオ・レウバウディがその化学成分を分析。こうして「カー・エー」に「ステビア・レバウディアナ・ベルトーニ」という学名がつけられた。こう説明するのは、パラグアイにあるステビア委員会のフアン・バルボーザ会長だ。
 まるで出来すぎた話のようだが、ステビアは、抗酸化、殺菌性、利尿性、創傷治癒といった特色を備えており、特に肥満や糖尿病との闘いでは力強い味方となる。
 「ステビアは天然甘味料でカロリーも炭水化物も含んでおらず、血糖値に影響を与えないので、ダイエットや健康な生活スタイルに適している」と言うのは、米イリノイ州オークブルックにあるグローバル・ステビア研究所のプリシラ・サミュエル所長だ。
 食品大手はこのような特色を利用し、「ペプシネックス(現在の日本での商品名はペプシストロングゼロ)」や「コカ・コーラ ライフ」などの清涼飲料水にステビアから抽出したステビオール配糖体で甘みをつけている。スイスにもこれを使う企業はある。のど飴で知られるリコラ社や清涼飲料水製造業者などだ。
普及の犠牲に
 ステビアは1970年代まで世界の食品産業にとって未知の植物だった。それを世界に広めたのは日本だ。「40年ほど前、日本人のあるグループがこの植物の利点を発見し、パラグアイから貨物船にいっぱいステビアを積んで帰り、自国で栽培を始めた」とバルボーザ会長は当時を思い起こす。
 それから数年後、「日本で栽培地の問題が現れたことから、何の制限もなかった中国に栽培を移すことになった。今日の中国は栽培面積2万5千ヘクタールと世界最大のステビア生産国だ。それに比べ、パラグアイの栽培面積は2千ヘクタールにも満たない」
 今ではインド、ブラジル、アルゼンチン、台湾、メキシコでも栽培されているが、需要には到底追いつかない状態だ。
「人工ステビア」を求めて
 アメリカ、欧州連合(EU)、スイスは、健康上の理由からステビアの葉の輸入を禁止しているが、抽出物であるステビオール配糖体の使用は認めている。
 EUの食品科学委員会が達した結論は、「ステビアの葉に関しては、その消費を認めるのに十分な情報が得られていない」というもの。また、スイスの連邦食品安全・食生活・動物衛生局の広報官エーファ・フォン・ベックさんも「手元にある情報では、人間の健康に関する特定のリスクを排除し切れない」と話す。
 だが、グローバル・ステビア研究所のサミュエル所長は、ステビアの葉から取り出した食品向けの高純度のエキスを人間が摂取してもまったく問題はないと強調する。それについては200以上の研究の要約が証明しているということだ。
 コンサルティング会社のインダストリARCによると、ステビオール配糖体で甘みをつけた飲食物の2015年の売り上げは推算80~110億ドル(約8800億~1兆2千億円)。これは2010年比の4倍に当たる。
 多国籍企業は、消費者に知らせることなく、ステビアから抽出されていない人工的な類似の甘味料を作っており、パラグアイのバルボーザ会長によれば、このような止まるところを知らない需要によって市場にゆがみが現れているという。「我々は国内や国際的なフォーラムで、この不明朗なやり方を激しく批判してきた。グアラニー族の小農家や他のラテンアメリカ国家でステビアを栽培している数多くの小規模生産者に多大な損害を与えるからだ」
バイオパイラシーと先住民族の権利
 NGO「ベルン宣言」、独立組織「プロ・ステビア・スイス」、ドイツのホーヘンハイム大学、パラグアイの土地法および土地改革のための研究センターから集まった専門家グループも同様の懸念を抱いており、「ステビアのほろ苦い味」(2015年)と題された研究の中で、多国籍企業が先住民族の権利を侵害していると報告した。
 古くから受け継がれてきた知識を所有している人にそれを利用する権利があることは、生物多様性条約および名古屋議定書に示されている。また、先住民族の権利に関する国連宣言もこれを確認している。だがグアラニー族に関しては、ステビアを出荷しながらこの植物を利用しているにもかかわらず、その権利は保護されていない。
 NGO「ベルン宣言」の広報担当フランソワ・マイエンベルクさんは次のように語る。「ステビア抽出物のステビオール配糖体がブームになり、やがてこれをステビアの葉から得るのではなく人工的に作り出したことから、その製造方法の特許をめぐる競争が起こった。そのため、天然だと思って購入している消費者が混乱している」
 大企業はもうすぐ、天然ステビアとはまったく無関係な人工のステビオール配糖体を、売ったり使ったりするようになるだろう、とマイエンベルクさんは予想する。「その先頭にいる1社が、アメリカのカーギル社(コカ・コーラやペプシを販売)と協力関係にあるスイスのエヴォルヴァ社だ」
全て悪いわけではない
 そのエヴォルヴァ社の共同創立者で最高責任者を務めるニール・ゴールドスミス氏は、自社のプロジェクトを擁護する。高濃度のステビアやステビオール配糖体を食品に加えると苦い後味が残るが、人工甘味料にはそういう欠点もなく、砂糖に代わる価値ある代用品になると確信している。
 そもそもエヴォルヴァ社がこの人工甘味料を作ることにしたのは、ステビアの代用品ではなく、従来の砂糖を利用した商品に使う甘味料エバースイートの代用品を生み出したかったからだという。また、「値段も手ごろで、生産に必要な土地や水やエネルギーの消費も減るため環境への負担も軽減される」とゴールドスミス氏。
 その人工甘味料の新市場がグアラニー族や他の小農家に与えうるデメリットについて聞くと、次のように即答した。「NGOは詳細を見逃がしがちだ。今日消費されているステビアの大半は小農家が作っているものではなく、中国や東アジアの大農家が生産しているものだ。ロマンチックなイメージはもう現実ではない」
小規模生産者と条約を
ステビオール配糖体の将来性は非常に大きい。世界保健機関(WHO)は、この数年間で甘味料全体の3割を占めるようになると予想。そのため合成化学を専門とする企業は、天候や疫病に左右されることのない代替化学製品を探し求めている。
NGO「ベルン宣言」は、ブラジルとパラグアイの国境付近に住むグアラニー族がステビア栽培やこれを利用した商品から出る利益にあずかれるようにするため、各国の政府や企業に対しグアラニー族との条約締結を提言。
しかし、まずはステビオール配糖体を「天然物」と記載するような誤解を招く宣伝にブレーキをかけるべきだと主張する。
「利潤を生み出す」勘違い
ステビアの葉には、甘みを生み出す分子(ステビオール配糖体)がごく少量含まれている。合成化学を専門とする企業はこれを多量化するために、遺伝子を操作して「より甘い」植物を作り出した。また、樹脂や塩、イオン交換などを通じてステビオール配糖体をろ過し純化するために、さまざまな製品を利用したり、長時間の化学処理を行ったりしている。これらの処理は特許で保護されている。
食品大手の大半は現在、ステビアの葉から取ったものではないステビオール配糖体で甘みをつけた商品を販売しているが、包装袋にそれを記載しているケースはごくまれ。
(独語からの翻訳・小山千早 編集・スイスインフォ), swissinfo.ch
http://www.swissinfo.ch/jpn/-%E7%94%98%E3%81%84%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96-%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9_%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%93%E3%82%A2%E3%81%AF%E4%B8%87%E8%83%BD%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96-%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A8%E3%82%82%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%BC%E6%97%8F%E3%82%92%E8%8B%A6%E3%81%97%E3%82%81%E3%82%8B%E6%82%AA%E5%A4%A2-/42185016

人類の進化を体感できる、シルクドソレイユ『トーテム』に込められた意味とは?

2016-05-31 | 先住民族関連
okmusic UP's-2016.05.29 16:00
アメリカ、オーストラリア、カナダなど、7か国で400万人以上もの観客を動員してきた、シルクドソレイユ(シルクドゥソレイユ)『トーテム』。東京公演は残すところ、6月26日まで。その後、大阪、名古屋、福岡、仙台と各地を回り、公演を行います。
そんなシルクドソレイユ人気作品『トーテム』ですが、その『トーテム』とは一体どんな意味なのか、知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?
まだ観ていない方でもつい行ってみたくなる、『トーテム』のタイトルに込められた意味についてご紹介します。
タイトル『トーテム』に込められた意味とは?
そもそも英語の「TOTEM(トーテム)」という単語には、下記のような意味があるのをご存知でしたか?
「ある血縁集団と特別な関係をもつ特定の動植物や自然物や自然現象。アメリカ先住民のオジブワ族の言葉ototeman(彼は私の一族のものだ、の意)に由来。」
(引用元:goo辞書)
自然界のシンボルであるトーテムが堀り込まれ、高く積み重ねられたのが、みなさんもおそらく一度は目にしたことがあるトーテムポールです。
生命の誕生、そして両生類から始まった人類の歴史は、まるでトーテムポールのように一段一段積み重ねられ、現在に至ります。
シルクドソレイユの『トーテム』というタイトルには、そんな「人類の進化」というとても壮大なテーマが込められています。
シルクドソレイユ『トーテム』を鑑賞することで、過去、現在、未来という数億年の時間の積み重なりを、観客も一体となって旅することができ、不可能を可能にする「人類の進化」を体感することができるのです。
シルクドソレイユ『トーテム』を可能にした、本格的なプロジェクションマッピング
そんな「人類の進化」という壮大なテーマを描くことを可能にしたのが、プロジェクションマッピング。演出家であるロベール・ルパージュは、鬼才、映像の魔術師とも呼ばれているほどの世界的演出家。今までに誰も見たことのない幻想的で芸術的な舞台を、さまざまな革新的な映像を駆使することによってつくり上げてきました。
シルクドソレイユでは、ラスベガスに常設されているKAの演出も担当。こちらも長年にわたって愛されている作品です。
シルクドソレイユにおいて、映像と演目を融合させたことは今回の『トーテム』が初の試み。常に新しいことを取り入れることで、演出をする上でも「進化」し続けているのです。
『トーテム』は本格的なプロジェクションマッピングを使うことによって、舞台の背景が自由自在に変化。原始時代から両生類の誕生など、場面を次々と転換させることを可能にしました。
すべてを見終わったときには『トーテム』に込められたテーマ「人類の進化」を、一緒に体感した気分になれるはずです。
シルクドソレイユ『トーテム』には壮大な意味が込められていた!
シルクドソレイユ『トーテム』のタイトルに込められた人類の進化という深いテーマ。息を呑むような技の数々でテーマを見事表現し、訪れる観客を魅了します。
東京公演が残すところ1カ月あまりとなった『トーテム』を観ることができるチャンスは、わずか。「人類の進化」という壮大な物語を、ぜひ一緒に体感してみませんか?
シルクドソレイユ『トーテム』に行こう!
テントに足を踏み入れればそこは別世界。世界最高峰のエンターテイメントショーを観に行きませんか?
シルクドソレイユ『トーテム』のチケット情報はhttp://ticketcamp.net/cirquedusoleil-tickets/
チケットキャンプ(チケキャン)はチケットキャンプ(チケキャン)で。http://ticketcamp.net/?ref=blog-16定価以下のチケットもあり♩
http://okmusic.jp/#!/news/124471

院選かながわ 足元の課題(2)ヘイトスピーチ解消 対策法成立は端緒

2016-05-31 | アイヌ民族関連
東京新聞 2016年5月29日

「カウンターの人たちが、この横断歩道に寝そべって、向こう(左奥)から来るデモ隊が桜本に入るのを阻止してくれた」と振り返る崔江以子さん=川崎市で
 「デモに抗議するカウンターの人たちが、冷たい道路に寝そべり、私たちの住む桜本にデモ隊が入るのを阻止してくれて。そのすぐそばで中学一年(当時)の息子が『助けてください、お願いです』と泣き叫んでいた」
 在日コリアン三世の崔江以子(チェカンイジャ)さん(42)は、こう語る。
 一月三十一日、川崎市川崎区で、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)のデモがあった。「多文化共生 断固反対」などののぼりを掲げて「朝鮮人帰れ」「一匹残らずたたき出してやる」と叫び、在日コリアンはじめ、多くの外国籍や海外にルーツを持つ人々が暮らす桜本地区に向かった。デモに抗議する市民らも「差別やめろ」と声を上げ、現場は騒然となった。
 崔さんは、泣き叫ぶ息子の傍らで、ぼうぜんとした。日用品や食料品を買うスーパー、薬局、子どもたちの通う病院にも近い、日常生活の場での出来事に現実感が湧かなかったという。「あのとき、私の心は殺された」
 二カ月後、崔さんは参議院法務委員会の参考人席にいた。審議中のヘイトスピーチ対策法案について、委員らの質問に「白昼堂々と成人男性が、マイクを通じて死ね、殺せと迫ってくる。全てが脅威」と、自分の言葉で答え、法案の早期成立を訴えた。
 法案は今月二十四日に成立したが、憲法が保障する表現の自由に配慮し、禁止や罰則の規定は盛り込まれない理念法。しかし在日コリアンの差別問題に詳しい横浜法律事務所の三木恵美子弁護士は「ヘイトスピーチが許されないということを明確にうたったことに意義がある」と評価する。
 一方で同法は、保護の対象を「本邦の域外にある国または地域の出身」「適法に居住するもの」としており、人権擁護団体などは、日本の先住民族や難民申請者、在留資格がなく日本に滞在している人への差別は野放しになると危ぶむ。
 同法が定義する以外、「いかなる差別的言動であっても許されるとの理解は誤り」とする付帯決議も可決されたが、三木弁護士は「付帯決議はあまり活用されない傾向がある」と懸念する。
 崔さんも「社会には多様な人が暮らす。この人への差別はだめだけど、この人はいい、というお墨付きを国が与えてはいけない」と、対象の拡大を望む。
 先月末、ある参院選立候補予定者が街頭演説で、法案成立に向けて尽力すると言うのを聞き、涙が出そうになったという。「参政権がない、一票にもならない私たちのためにそこまで言ってくれるなんて」
 社会に希望を見た、という崔さん。法律施行はあくまでもスタート。より多くの苦しむ人たちが救われる方向に進むよう、声を上げ続けるつもりだ。 (小形佳奈)
 <ヘイトスピーチをめぐる国内状況> 2013年ごろから、東京・新大久保や大阪・鶴橋などコリアタウンで「在日韓国・朝鮮人を殺せ」といった差別扇動表現が繰り返されるデモが多発し、「ヘイトスピーチ」として報じられるようになった。同年10月、京都地裁が「ヘイトスピーチは人種差別撤廃条約が禁止している人種差別に該当する」としてデモの主催者らに賠償を命じた。14年8月には、国連人種差別撤廃委員会がヘイトスピーチを法律で規制するよう政府に勧告。今年1月には、ヘイトスピーチの抑止を目的とした大阪市の条例が市議会で成立した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201605/CK2016052902000150.html

アイヌ文化PRを提言 白老アイヌ協会と白老町議会総務文教分科会が意見交換

2016-05-29 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2016年 5/28)
 白老町議会総務文教分科会と白老アイヌ協会(新井田幹夫会長)役員との懇談会が26日、町役場で行われ、2020年の民族共生象徴空間開設を見据えた取り組みや課題などについて活発な意見を交わした。両者の懇談は今回が初めて。アイヌ協会側からは「アイヌ文化のまち宣言」の実施や、町民に対する積極的な情報提供を求める意見が出た。
 同分科会からは及川保主査、小西秀延副主査をはじめ、西田祐子、前田博之、大渕紀夫、吉田和子、吉谷一孝の各委員、白老アイヌ協会からは新井田会長、山丸和幸、岡田育子両副会長など役員9人が出席した。
 懇談では白老アイヌ協会の設立経緯など沿革が紹介された後、象徴空間開設に向けた課題や町内のアイヌ政策などについて意見交換。協会役員からは「せっかく象徴空間ができるのだから、町にはアイヌ文化のまち宣言をしてほしい」「年に一度、伝統食を食べたり、研究者の話を聴くなどアイヌ文化に触れる日を制定できないか」などと議会側に要望した。
 また、象徴空間の認知度が町内でも75%程度と低いことに言及。町として積極的なPRが不可欠とし、「町外や道外の認知度はもっと低いはず。われわれも努力するが、町にはさらなる周知をお願いするとともに、町民などに対する積極的な情報提供も進めてほしい」とした。
 女性役員からは「町内の飲食店でアイヌ文化につながるメニューを作るなど、観光客をもてなす取り組みはできないか」などの提案もあった。
 懇談は約2時間にわたって行われ、分科会の及川主査は「協会の皆さんからさまざまな意見を聞くことができた。町議会6月議会で概要を報告するとともに、示された課題などを議会内の象徴空間整備促進・活性化調査特別委員会などで協議していきたい」と述べた。
 新井田会長は初めての懇談に対し「活発な意見交換ができてうれしい。町内にはほかにもアイヌ団体があるので、多くの方々の声や意見を聞いてほしい」などと語った。
http://www.tomamin.co.jp/20160538881

台湾・高雄市、先住民に保留地の「権利回復状」授与 新政権の方針示す

2016-05-29 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾-2016/05/28 13:36

陳菊・高雄市長(左)=高雄市政府提供
(高雄 28日 中央社)陳菊・高雄市長は28日、台湾原住民(先住民)60戸に、計110筆、約100ヘクタールに上る原住民保留地に対する「権利回復状」(権利証)を授与した。陳市長は、授与式は原住民の土地に対する主権を、蔡英文政権が尊重していることを示すものだと強調した。
新北市原住民族行政局の楊馨怡局長によると、保留地は原住民が祖先から受け継いできた「伝統領域」だった。だが、無理やり国有地化されたため、もともと自分たちの土地だったにもかかわらず、政府に賃貸料を支払っていた。そのため一部の原住民は保留地の返還を求める活動を続けてきたという。
20日に発足した蔡政権は、総統府の下に過去の政権が生んだ原住民関連の問題を処理する、「真相と和解委員会」を設置予定。原住民の伝統領域の回復に関する法案成立などを目指すとしている。
また、「原住民族の日」にあたる8月1日には、自身もパイワン族の血を引く蔡総統が、政府を代表して原住民に謝罪を行う。
高雄市政府原住民事務委員会は昨年から、保留地の権利証を取得していない原住民に、申請を行うよう呼びかけている。
(程啓峰/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201605280002.aspx

沖縄二紙は「本当に潰れたほうがいい」──自民党国会議員も出席した東京都内の「靖国集会」(内原英聡)

2016-05-29 | ウチナー・沖縄
週刊金曜日 2016年5月27日9:09PM
「『琉球新報』とそして『沖縄タイムズ』(注)という非常にこう、明らかにおかしな新聞が二社ございます」「本当に潰れた方がいい」――。
かながわ自民党の小島健一県議は5月8日、「沖縄県祖国復帰44周年記念」の「日本民族団結國集会」(同実行委主催・以下、靖国集会)に登壇し、冒頭の発言をした。
小島県議は「神奈川にも『神奈川新聞』という三流左翼新聞がございまして」と続け、「基地の周りには基地反対だとかオスプレイ反対だとか、もう毎日のように騒いでいる人たちがいます。これを基地の外にいる方ということで“きちがい”の方というふうに私なんかは呼んでおります」と述べると、会場は盛大な拍手と笑い声に包まれた。
「市民運動を隠れ蓑に堂々と反社会行動をしている方々が、沖縄二紙に守られている」。こう挨拶したのは自民党の長尾敬衆院議員(比例近畿)だ。昨年6月25日、党の文化芸術懇話会で沖縄メディアを「左翼勢力に完全に乗っ取られている」「沖縄の特殊なメディア構造をつくってしまったのは戦後保守の堕落だった」などと語ったことが問題視され、党からも厳重注意処分を受けている。
長尾議員は靖国集会で、「戦後わが国は沖縄に対してどのような措置を講じてきたのか」と問いかけた。そしてこう言及した。「米軍基地があるんだから、我慢してもらってるんだから、とりあえずお金だけ配っとけばいいんじゃないの、というような風潮がまったくなかったとは言わせません」「観光の名所、米軍基地があるところ、なんかとっても南国でのんびりとして楽しいところというようなイメージ」「沖縄もおそらくそれに甘んじていたんじゃないか」。
さらに憲法については、「基本的人権、権利、自由、こういったものを標榜する憲法のなかで現在の国柄をつくらざるを得ない環境になった」との見解を示した。「基本的人権」や「自由」を否定するかのような発言だが、長尾敬事務所(東京都)は、「義務なき権利、秩序なき自由等、行き過ぎた個人主義が蔓延した我が国の現状を憂える意であり、否定というご指摘はあたりません」と言う。
目的は国連の勧告撤回
沖縄の日本「復帰」を記念するとともに、靖国集会は〈「国連先住民族勧告の撤回を実現させる国民の会」設立決起大会〉と位置づけられた。国連の人種差別撤廃委員会は2008年と10年に各1回、14年は2回にわたり、沖縄の人びとは「先住民族」だとして諸権利を保護するよう勧告している。
靖国集会には政財界などから11人が登壇。長野県出身で九州比例選出の宮崎政久衆院議員(自民)は「遺伝学的な部分」を強調した出典不明の自説を論じ、「沖縄の人は紛れもなく日本人であります」と主張した。4月27日の衆院内閣委員会で質問に立った宮崎議員は、国連の勧告について「民族分断工作だ」としていたが、この「民族分断」がいったい何を指すのか実態は曖昧だ。
5月13日、小島・長尾・宮崎の三議員に次の質問への見解を訊ねた。
〈5月8日の靖国集会では、日本政府は先住民族としてアイヌしか認めていない、との見解が示されました。一方で集会の表題は“日本民族団結”とあります。
質問(イ)、「日本民族」の定義はどの資料又は文献で示されていますか。
質問(ロ)、「日本民族」が存在する場合、この集団は日本国における先住民族なのでしょうか。
質問(ハ)、先住民族であると議員が考える場合、政府見解との整合性について伺いたい〉
回答期限の16日、長尾敬事務所から「集会の趣旨に関しては、主催者にお問い合わせください」と消極的な文書がファクスで届いた。国会の宮崎政久事務所は「多忙」を理由に回答が間に合わないと返答。17日、小島健一事務所に質問書の確認をするとスタッフは、「小島のほうにはその旨伝えております」としつつ、回答の有無について小島氏は「何も言っておりません」とのことだった。
(うちはら ひでとし・編集部、2016年5月20日号)
〈注〉正しくは『沖縄タイムス』ですが、小島健一県議の発言通りに記述しました(下記動画の2分45秒すぎからが該当部分です)
https://www.youtube.com/watch?v=cnwWteGBl0w
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=5985

ヘイトデモ申請不許可を 市民団体、川崎署に要望書

2016-05-29 | アイヌ民族関連
カナロコ by 神奈川新聞 5月27日(金)7時3分配信

要望書を手渡す「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」のメンバー =川崎署
 在日コリアンを標的にヘイトスピーチ(差別扇動表現)を繰り返している男性が6月5日に川崎市川崎区でデモを行うと予告している問題で、市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は26日、男性のデモ申請を許可しないよう求める要望書を川崎署に提出した。 
 面会を終えた同団体の三浦知人事務局長(61)は「ヘイトスピーチ解消法という形で示された国会の意思を反映し、警察としてもやめさせてほしいと要望した」と話した。桑原明夫副署長からはデモ申請に対し「市とも連携し、法にのっとり適切に対処したい」との返答があったという。
 神奈川県議、市議、畑野君枝衆院議員(共産党)らと同行した有田芳生参院議員(民進党)は「国レベルの判断となり、不許可とする可能性もあるとの言葉があった。新たな法律ができ、状況は以前とは違う。世論を高めれば、ヘイトデモを止められる」と強調。
 昨年11月、今年1月と2度のヘイトデモに襲われた川崎市川崎区桜本で暮らす在日コリアン3世の崔(チェ)江以子(カンイヂャ)さん(42)は「法律ができたのにヘイトデモが来たら、桜本の子どもたちは絶望する。二度とヘイトスピーチに触れさせないよう、助けてくださいとお願いした。目を見てしっかり聞いてくれたので、届いたと思う」と話した。
◆ヘイト解消法趣旨明確に 全会一致で決議可決参院委
 ヘイトスピーチ解消法の成立を受け、法案の審議に当たってきた参院法務委員会は26日、「同法は、国連の自由権規約委員会、人種差別撤廃委員会などからの要請をも踏まえたものである」などとする委員会決議を全会一致で可決した。
 同法は解釈基準を示す付帯決議がつけられているが、具体的な表現を盛り込んだ委員会決議で趣旨をより明確にした。
 同法は「被害を受けている方々の集住地区の視察などをも踏まえて真摯(しんし)な議論を重ねた結果」であるとし、ヘイトデモの標的となった川崎市川崎区桜本の在日コリアンの訴えを受け止めたものであることを示した。その上で「ヘイトスピーチは難民申請者、オーバーステイ、アイヌ民族に対するものなど多岐にわたる。あらゆる人間の尊厳が踏みにじられることを決して許すことはできない」と強調した。
 引き続き、実態調査や国会論議が必要として「私たちは、差別のない社会を目指して不断の努力を積み重ねていくことを、ここに宣言する」と政治の責任を示した。
◆委員会決議全文
 「ヘイトスピーチの解消に関する決議」は次の通り。
 「ヘイトスピーチ、許さない。」
 ヘイトスピーチ解消の啓発活動のために法務省が作成したポスターは、力強くそう宣言する。
 従来、特定の民族や国籍など本人の意思では変更困難な属性を根拠に、その者たちを地域社会ひいては日本社会から排除しようという言動であるヘイトスピーチについて、それが不特定多数に向けられたものの場合、法律の立場は明確ではなかった。
 しかし、個人の尊厳を著しく害し地域社会の分断を図るかかる言論は、決して許されるものではない。このため、本委員会において、ヘイトスピーチによって被害を受けている方々の集住地区の視察などをも踏まえて真摯な議論を重ねた結果、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組に関する法律、いわゆる「ヘイトスピーチ解消法」が、5月12日に本委員会で全会一致、13日の本会議において賛成多数で可決され、24日の衆院本会議において可決・成立した。同法は、国連の自由権規約委員会、人種差別撤廃委員会などからの要請をも踏まえたものである。
 平成32年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた共生社会の実現のためにも、ヘイトスピーチの解消に向けて取り組むことは、党派を超えた喫緊の重要課題である。今般成立したヘイトスピーチ解消法は、ヘイトピーチの解消に向けた大きな第一歩ではあるが、終着点ではない。引き続き、法務省の「外国人の人権状況に関する調査」を始めとする実態調査や国会における議論等を通じて立法事実を明らかにしていくことが、私たちに課せられた使命である。
 全国で今も続くヘイトスピーチは、いわゆる在日コリアンだけでなく、難民申請者、オーバーステイ、アイヌ民族に対するものなど多岐にわたっている。私たちは、あらゆる人間の尊厳が踏みにじられることを決して許すことはできない。
 よって、私たちは、ヘイトスピーチ解消及び被害者の真の救済に向け、差別のない社会を目指して不断の努力を積み重ねていくことを、ここに宣言する。
http://www.kanaloco.jp/article/175124

汚染され続ける深海底、鉱山廃棄物を垂れ流し

2016-05-29 | 先住民族関連
ニュース ソクラ 2016/05/23 (ビジネス)

海に廃棄物=谷口正次撮影
【現代人の「おもいあがり」②】深海底からの復讐を恐れよ  
谷口 正次 (資源・環境ジャーナリスト)
2004年にドイツで長編SF小説、Der Schwarm(原題、フランク・シェツィング作)が出版された。この小説は、ドイツ国内で200万部を超えるベストセラーになり『ダ・ヴィンチ・コード』から首位を奪った。日本では2008年に早川書房から『深海のYrr』と題して翻訳(北川和代訳)が出た。ごく簡単に内容を紹介しておきたい。
 人類が、傲慢にも地球の支配者を気どり、あまりに身勝手に海洋汚染を続けるので、深海底に棲む知的生命体“Yrr”が世界の大陸棚 に生息する無数のゴカイ(Schwarm)に命じて、大陸沿岸部のメタン・ハイドレートを齧って地盤沈下させ、発生した大津波で沿海の大都市を壊滅的な打撃を与える。
 それだけでなく、病原菌を植え付けたカニ、猛毒のクラゲを大量に発生させる。そしてシャチやクジラによるらしい船舶の謎の海難事故も多発する。母なる海に何が起きたのかと世界はパニック状態。アメリカ政府は例によって傲慢にも力でYrrを殲滅しようとするが失敗する。最後は、良識ある善良な科学者が、Yrrをなだめることに成功し、人類は平和をとり戻す。といったお話。
 現実に、人間はいまも海洋を汚染し続けている。2010年のメキシコ湾、石油掘削リグの爆発による原油流出事故。2015年11月には、ブラジルの鉄鉱石鉱山で発生する廃棄物堆積場のダムが決壊して膨大な量のヘドロが河川に流失し、海まで達して河口域を真っ赤に染めた。こうした海洋汚染は事故だけでなく、鉱山では常時行なっている。
 大規模露天掘り金属鉱山。採掘・選鉱に伴って発生する、重金属や有害化学物質を含む膨大な量のテーリングと呼ばれる微細な砂状の廃棄物が河川を通してあるいはパイプラインで海へ放流されている。
 ちなみに、インドネシア・パプア州にある世界最大の露天掘り金鉱山では、毎年1億6000万トンの鉱石を採掘しているが、金は1トン当たり1グラムしか入っていない。したがって、年に160トンの金をとりだすために廃棄されるテーリングの量は、1億5999万9840トン。銅の場合は、鉱石の中の銅含有量は0.5~0.6%後。
 パプア・ニューギニアの鉱山の例で、鉱石採掘量は年間2500万トン。15万トンの銅精鉱をとり出し、日本などの精錬所へ輸出するため、鉱山では2485万トンのテーリングが発生する。これも、河川に放流し海底に達する。このように、鉱物資源の採掘に伴って発生する廃棄物は想像を絶する膨大な量である。
 汚濁と水質汚染により河川と沿岸海域の漁業は壊滅的影響を受け、海底の生態系は消滅する。筆者がパプア・ニューギニアの銅鉱山一帯をヘリコプターで取材したときのこと、テーリングで河川が埋まり、周囲の熱帯雨林の中に広範囲にオーバーフローして、ヘドロの中から顔だけ出している5~6匹のワニの姿が、いまも印象に残っている。この鉱山はその後、先住民族の暴動で鉱山を占拠され、閉鎖されている。
 製錬されたメタル、レアメタルは、自動車、航空機、PC、スマホ、TV、再生可能エネルギー発電機器、石油精製その他、現代文明の利器をつくるために欠かせないものであると同時に、陸上の自然破壊だけでなく、海洋を汚染するということは、消費者には知られていない。”Out of sight, out of mind” の世界である。
 便利で快適な生活を支えている資源、その産出国の陸と海で深刻な自然破壊が行なわれているという認識が求められる時代になった。技術の“進歩”の代償として人類の生存基盤を破壊しているのだから。人口爆発と世界経済規模の拡大とともに汚染が広がる海洋。地球温暖化による異常気象も海洋と密接に関係している。
 遠い宇宙に対して、ほとんど探査が進んでいない地球最後のフロンティア、深海底。知的生命体が棲んでいないと断言できる人はいないはず。2018年に、人類最初の深海底メタルの商業生産が始まろうとしている。パプア・ニューギニア領海内、水深1600メートルの海底で金・銅・亜鉛を含む熱水鉱床を採掘する計画が、カナダと豪州の鉱山会社によって進んでいる。それだけ、陸上の資源が枯渇してきているということである。
 鉱山会社の名前はノーチラス・ミネラル社。ジューヌ・ベルヌ作のSF冒険小説『海底二万マイル』の海底探検船ノーチラス号からとった社名である。深海底の深刻な生物多様性と生態系破壊が懸念されている。
 2004年12月のスマトラ沖地震、2011年3月の東日本大震災。狂信的な科学技術信仰に対する自然の逆襲か。
■谷口 正次(資源・環境ジャーナリスト)
1938年生。太平洋セメント専務、国連大学ゼロエミッション・フォーラム産業界代表理事、京都大学大学院経済学研究科特任教授を経て、(株)サステナブル・インベスター顧問、NPOものつくり生命文明機構副理事長。ものつくり心塾副塾長。サステナブル日本フォーラム理事。地球システム倫理学会理事
主著は「メタル・ウオーズ」(東洋経済新報社2008年日経BP・BizTech図書賞受賞)、「オーシャン・メタル」(東洋経済新報社2013)、「自然資本経営のすすめ」(東洋経済新報社2014年)ほか多数。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00010000-socra-soci

台湾の民俗芸能、石垣に華 躍動感ある演目次々と

2016-05-28 | 先住民族関連
八重山毎日オンライン-2016年05月27日

踊りとともに美しいハーモニーが会場を包んだパイワン族の「月桃の愛」=26日夜、市民会館大ホール
親善交流協会
 台湾教育部(日本の文部科学省)が主催する全国学生舞踊コンクールで毎年上位の成績を収めている国立台東高級商業職業学校の民俗芸能部による石垣島公演「~躍動の交流~台湾原住民の歌舞」(八重山台湾親善交流協会主催)が26日夜、石垣市民会館大ホールで開催され、来場した市民らが迫力ある本場台湾の民俗芸能を楽しんだ。
 公演では部員らが、パイワン族やプユマ族などに伝わる舞踊やノーズフルート(鼻笛)を使った演奏、民謡など10演目を披露。プユマ族の「弓の情」では躍動感あふれる動きと一糸乱れぬ舞いで観客を魅了した。
 八重山農林高校郷土芸能部も友情出演し、最後は出演者やスタッフによる巻踊りとモーヤーでステージを締めくくった。
 来場者は「想像していた以上にパワフルで見ていて楽しかった」と感想を話した。
 芸能の前には生徒たちが台湾の先住民をそれぞれの民族の衣装を身に着けて紹介するコーナーもあった。
 石垣島公演は、戦前に台湾から石垣島に移民し、少年時代を過ごした同校前校長の江銘鉦氏が「第二のふるさとの石垣島に恩返しをしたい」との思いで実現。
今回は同協会(石垣久雄会長)の招きで同校民俗芸能部の部員30人と引率者ら計48人が来島し、この日の公演に臨んだ。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/29869/

小学校の校庭に「イシクラゲ」 児童ら大喜び/台湾・台東

2016-05-28 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾  2016/05/26 18:14

永安小学校提供
(台東 26日 中央社)台東県鹿野郷にある永安小学校の校庭にここ数日、藻の一種、イシクラゲが出現している。手軽な食材にもなることから、放課後にビニール袋いっぱいに詰め込んだ児童たちは「帰ってお母さんに炒めてもらう」とホクホク顔だ。
台湾原住民(先住民族)アミ族の言葉では「恋人の涙」と呼ばれるイシクラゲ。梅雨の時期に農薬を使っていない草地にだけ現れる。同小の温上徳校長によると、ラッカセイや1台湾元硬貨の大きさで、空から地面に落ちてきたかのように出てくるという。
イシクラゲは、塩水に浸し、泥や土を取った上で、ショウガ、ニンニク、酒などの調味料などで炒めるのがおいしいとしている。
(盧太城/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201605260014.aspx

温情のベールに隠された、日本社会の根深い差別意識 隣国関係にも悪影響=中国メディア

2016-05-28 | アイヌ民族関連
サーチナ5月27日(金)10時35分
中国メディア・新華網は25日、日本社会に根深く存在する差別問題について紹介、「温情のベールの下に、差別の『がん』がある」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
 中国メディア・新華網は25日、日本社会に根深く存在する差別問題について紹介、「温情のベールの下に、差別の『がん』がある」とする記事を掲載した。
 記事は、徳島県で取材をした際に「部落差別をなくそう」と書かれた宣伝看板が掲げられていたと紹介。「温情のベールの下に隠された頑固で根深い人種差別の『がん』が、日本国内に各種の社会問題を引き起こすとともに、隣国との良好な関係づくりも難しくさせている」と伝えた。
 そのうえで、日本国内には主に、封建時代の身分制度に端を発する「部落民」問題と、北海道のアイヌ民族に対する差別問題が存在すると説明。さらに「これらを『隠れた差別』と呼ぶのであれば、日本国内には在日外国人、特に中国・韓国など東アジアの人に対する差別はよりオープンになっている」とし、右翼主義者による排斥でもや侮辱的なスピーチ、インターネット上での差別発言が行われていると論じた。
 また、「残念なことに、日本社会の差別や外国人排斥問題は改善されるどころか、かえって深刻になってしまっている」とし、安倍晋三首相が再度首相就任後に日本における政治・社会のムードが変化し、より多くの右翼的言論や、日本文化・大和民族の優勢を強調する民族主義的色彩が色濃くなったと解説している。
 部落問題をはじめとする日本国内の差別問題は、確かに日本社会の発展に暗い影を落とす根深い問題と言える。差別意識は社会全体のムードを悪化させるのみならず、学校では子どもたちの「いじめ」を助長する一因にもなりかねない。外国人に対する差別という点については、一部中国や韓国に対する排斥の動きはともかくとして、外来者をなかなか受け入れられないという社会環境であることは事実と言える。グローバルな世の中で、しかも将来的に労働人口が著しく不足するという状況のなかで、改めて外国人との共存について議論しなければいけな時期に差し掛かっているのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
http://news.biglobe.ne.jp/international/0527/scn_160527_9155858349.html

山形)アイヌの絵本コン、山大4年生が最優秀賞

2016-05-28 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2016年5月27日03時00分 渡辺朔 前川浩之
 アイヌ民族の伝承を元に山形大4年の梅津悠衣(ゆい)さん(21)がつくった物語「からすのくろいほし」が、アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)が主催した幼児向け絵本の原作コンテストで最優秀賞を受賞した。道内に配られる絵本として約5千冊製作され、山形県立図書館にも寄贈された。
 アイヌの伝統や文化への理解を広める狙いのコンテストで、今回で15回目。11の応募作品から最優秀賞に選ばれた。
 梅津さんはアイヌ民族の伝承を調べ、太陽に焼かれて黒くなった「カララ●(クの小文字)カムイ」(ハシボソガラスの神様)の話と、「オキナ」(巨大クジラ)が太陽を食べて日食が生じたという話に注目。「日食の伝承は食べられるところで終わりだけど、動物が助け出すのはどうだろう」とストーリーを思いついた。絵はパステルと色鉛筆、水彩で描き、カラスの鳴き声をアイヌ語の「カララ●(クの小文字)」とするなど工夫した。
無料登録をして全文を読む
http://www.asahi.com/articles/ASJ5S452BJ5SUZHB00C.html
 審査委員長を務めた北海道アイヌ協会副理事長の阿部一司さん(69)は「アイヌの伝統に息づく全ての生物・自然への愛情が純粋に表れていた。原点に返る思いだ」と評価した。(渡辺朔)
■色をいっぱい使って楽しさ伝えたい 受賞した梅津悠衣さん
 太陽を助け出したカラスは、黒い星になって子どもたちを見守っている――。物語の参考にしたのは、愛読する宮沢賢治が描いた宇宙のイメージや、山形出身の浜田広介の童話「泣いた赤おに」で鬼が見せる優しさだ。「夜空に紛れて見えないけれど、黒い星が本当はある、という絵本の世界の面白さを感じてもらえれば」と話す。
 小さいころから好きだった絵をずっと描いていたいと、山形大地域教育文化学部の造形芸術コースに進んだ。今回の受賞作は、課題研究の一環でつくったもので、本格的に描いた絵本の第1号になった。
 全く知らなかったアイヌの伝承を県立図書館で調べ、悪役のイメージがあるカラスを主人公にした冒険の物語に仕立てた。絵は、光の表現にアイヌ伝統の「うずまき」模様などを取り入れ、「色をいっぱい使って『楽しさ』を伝えたい」と、原色あふれるカラフルなタッチに。
 一から絵本をつくりあげた経験を通して、本づくりの楽しさを改めて感じた。将来は出版業界で働きたいと思う。「絵を描き続けながら、本づくりに携わっていきたい」と話した。(前川浩之)