先住民族関連ニュース

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4時間36分の超大作 高田世界館で台湾映画「セディック・バレ」を一挙上映

2015-06-30 | 先住民族関連
上越タウンジャーナル-2015年6月29日 (月) 13:49
20世紀初頭、日本統治下の台湾で起こった先住民セデック族による抗日暴動を描いた映画「セディック・バレ」(2011年公開)が、2015年7月4日(土)~17日(日)、新潟県上越市本町6の高田世界館で上映される。前後編あわせて4時間36分、台湾史上最高額の7億台湾ドルの製作費をかけた超大作を一挙上映する。

 台湾のセデック族は、狩猟などをして自由に暮らしていた。しかし日清戦争後、進駐してきた日本軍と戦って敗北する。その後、監視のもとで文明的な生活を強制されるが、若者を中心に不満がたまっていた。日本人警官の横暴をきっかけに、セデック族の若者たちの怒りが爆発、ついに武装蜂起をする。運動会場を襲撃し、武器を奪い、深い山の中で徹底したゲリラ戦を仕掛ける。それは最初から勝利の見込みがなく、部族としての誇りを取り戻すための戦いだった……。
 今年4月の「台湾映画祭」で同館が上映した「KANO 1931 海の向こうの甲子園」のスタッフが集結。日本と友好的な側面を描いた「KANO」と、今回上映する「セディック・バレ」は表裏をなす作品になっている。
 前売り料金は1部鑑賞券が1000円、2部通し券が1500円。当日券は1部鑑賞券1200円、2部通し券が1800円。シニア、学生、会員割り引きはない。前売り券は、高田世界館、春陽館書店、柿村書店、戸田書店、アコーレ、喫茶プー横丁で発売中。
上映時間は次の通り。
上映日           第1部   第2部
7月4日(土)、5日(日) 午後1時 午後4時
7月8日(水)~12日(日) 午後1時 午後4時
7月18日(土)、19日(日) 午前10時30分 午後1時30分
*初日の1部終了後、上越在住・台湾原住民族出身の周英月さんのトークあり
*7月6、7日、13~17日は休映
↓「セディック・バレ」公式サイトhttp://www.u-picc.com/seediqbale/
http://www.joetsutj.com/articles/95634808

熱帯びる「独立論」 沖縄戦70年・慰霊の日

2015-06-30 | ウチナー・沖縄
朝日新聞-[掲載]2015年06月23日

 沖縄戦が終わって70年。今年も沖縄慰霊の日を迎えた。今もなお、米軍基地が集まる沖縄は現在、「イデオロギーよりアイデンティティー」との知事の訴えのもとに、県民の結束を高めている。さらに、何度目かの「独立論」も浮上。沖縄は、どこに向かうのだろうか。
 「アメリカに従属する日本政府の統治下にある限り、基地はなくならない」
 今月2日、東京都内の日本記者クラブでの会見で龍谷大教授の松島泰勝さんがそう語った。松島さんは、2013年に設立された「琉球民族独立総合研究学会」の共同代表。沖縄を「日米の植民地」と位置づけ、「琉球人の琉球人による琉球人のための独立」を目指す。
 「沖縄独立論」は、1879年に琉球藩を廃して沖縄県とした「琉球処分」、1945年の終戦、72年の日本への「復帰」などの節目に、沖縄の人たちの間から湧き上がってきた。
 日本女子大助教の高橋順子さんによると、60年代までの主な独立論は、日本への復帰で米国の支配から脱することを目指していた。本土復帰が決まると、今度は日本への統合が進み、民族の独自の文化や精神が揺らぐ危機意識から独立を求める「反復帰」の議論が起きた。ただ「反復帰」は、政治的独立を求めるまでには至らなかった。
 独立論に変化がみられるのは90年代以降。冷戦終結後も米軍基地は残り、95年には米兵少女暴行事件が発生。高橋さんは「冷戦後の世界の民族独立の動きにも影響を受け、先住民族の自決権に基づいて、政治的な独立を求める議論が目立つようになった」と話す。
 松島さんたちは、現在、沖縄県内で起きている大きな流れに独立論を乗せようとしている。
 昨年11月の県知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する翁長雄志氏が当選した。翁長氏は、「イデオロギーよりアイデンティティー」と訴え、保守の一部と革新との団結を実現させた「オール沖縄」が支えた。
 昨年の名護市長選や衆院選でも辺野古移設反対の民意が示された。「沖縄のことは沖縄で決める」という、自己決定権の主張は、沖縄で強くなっている。
 「『オール沖縄』は、琉球ナショナリズムとも言えるし、それが独立運動の原動力になっている」と松島さんは話した。
 ■本土排除、危ぶむ声も
 独立論には、沖縄の人たちのアイデンティティーをめぐる問題が、深くかかわっている。
 高橋さんは、「戦争を知らない本土の人は、沖縄の米軍基地を歴史の時間軸で考えにくく、基地は補助金を出せば釣り合いが取れる『迷惑施設』とする認識が広まっていく」と分析。「沖縄の人はこの認識を到底受け入れられない。独立を含む『自己決定権の拡大』を求める背景には、本土との断絶への絶望があるのでは」と見ている。
 ただ、沖縄の人たちの考え方をひとくくりにして強調すると、「沖縄の実態が見えなくなる」との指摘もある。
 那覇市在住の作家、仲村清司さんは、大阪生まれだが、両親は沖縄出身。96年に沖縄に移住した。若い時から、自らを形づくるものは何か、と自問してきた。仲村さんは「イデオロギーよりアイデンティティー」のスローガンにより「沖縄が一つに結束した」と話す。ただし、一方で「アイデンティティーは、すぐに火がつく揮発性の高い油のようなもの」とも言う。「沖縄人」と言っても、宮古や八重山は、琉球王国に武力で制圧された歴史があり、沖縄本島の人たちと歴史認識や文化、言葉も異なる。そうした違いを無視すれば、沖縄の内部対立に発展しかねないからだ。
 「琉球人の琉球人による琉球人のための独立」のように、沖縄の人たちだけで沖縄のことを考えようとすることへの疑問も出ている。
 社会学者の宮台真司さんは、仲村さんとの共著で、「内地の知的なマンパワー抜きで沖縄の未来を切り開くことはできません」と指摘。ドキュメンタリー映画「沖縄 うりずんの雨」の監督のジャン・ユンカーマンさんも「沖縄の基地問題は、米国と共に日本政府にも責任がある。その政府を選んだ日本国民が考えなければならない問題だ」と話している。
(藤井裕介、上原佳久)
http://book.asahi.com/booknews/update/2015062600001.html?iref=com_fbox_d2_02

銭湯などの「入れ墨・タトゥーお断り」は不当な差別なのか?

2015-06-30 | アイヌ民族関連
シェアしたくなる法律相談所-  [2015/06/27]
日本の銭湯や温泉、プールの多くは、長い間、入れ墨やタトゥーがある人の利用お断りとしています。
入れ墨といえば、暴力団関係者というイメージが強く、銭湯などの経営者としては、これらの人が利用することによってトラブルが発生したり、また、怖がって一般の利用客が来なくなる可能性があることから、このような措置をしていると考えられます。
しかし、欧米各国では古くからファッションの1つとしてタトゥーを入れる文化があり、日本独自の入れ墨(和彫り)にも根強いファンがいます。タトゥーを入れている人の大半は反社会的な集団とは無縁です。
また、日本でも近年は、若者を中心にファッションとしてタトゥーを入れることが浸透しています。アイヌ民族などにも信仰と結びついた入れ墨文化があります。
欧米からの観光客も増えている昨今、タトゥーが入っているというただそれだけの理由で温泉を利用できないことに対して、来日者の不満も出てきているようです。そこで、今回は「入れ墨・タトゥーお断り」の法的な問題点について考えることにします。
■問題となるのは「法の下の平等」と「営業の自由」
日本国憲法には、「法の下の平等」という原則が定められています。人は全て平等であって、人種や性別、社会的身分等によって差別されてはならないという原則です。
この原則の根幹は、自分の意思ではどうにもならない事情に基づいて差別されてはならないというところにありますが、それ以外の事情に基づく差別的な取扱いについても、それが理由のない不合理なものであれば、この原則に反すると一般的に考えられています。
「入れ墨やタトゥーをしていることによって不当な差別をしてはならない」ということは、この原則から導かれることになります。
一方、憲法では経済的自由権のひとつとして、「営業の自由」というものが認められています。どのような方法で営業上の利益を上げるかは、その方法が不合理で他者の人権を不当に侵害するものでない限り、営業行為をする人が自由に決められるというものです。
銭湯や温泉、プールの経営者は、どんな人の入浴を認めるか禁じるかは、この営業の自由の問題と考えられます。
つまり、「入れ墨・タトゥーお断り」の問題は、「法の下の平等」を優先するか、「営業の自由」を優先するかの問題といえます。
■「入れ墨・タトゥーお断り」は、不当な差別にあたる
筆者は、「入れ墨・タトゥーお断り」は、銭湯などの「営業の自由」として許される範囲を超え、不当な差別に当たると考えます。
理由は、「入れ墨・タトゥーお断り」は、入れ墨やタトゥーがある人をいわば「じっぱひとからげ」にして、暴力団などの反社会的集団の構成員やこれらの人々と同列にみなしたうえで、入浴や水泳を楽しむ権利を一律に奪うことになるということです。
先ほどもお話したように、入れ墨やタトゥーの多くは、ファッションのひとつであり、また信仰と結びついているものです。そのような事情を度外視して、「入れ墨をしている人=悪い人、怖い人、トラブルを起こす人」とみなすのは、社会常識的に見ても合理性を欠く不当な差別といわざるを得ないでしょう。
確かに、全身に入れ墨やタトゥーがある人が裸でいるところを見れば、小さな子供やお年寄りなどは怖がるかもしれません。
そのために利用者が減ることを銭湯などの経営者が心配することも理解はできます。ただ、そのような問題を解消するためには、例えば入浴時に着られる水着や体を覆うタオルなどを使ってもらうなど、よりマイルドな方法での対応が可能です。
ただ、逆に今後は、「入れ墨・タトゥーお断り」を掲げることによって、収益が上がらなくなる時代となるかもしれません。銭湯経営者などは、経営面でのメリットを考えるのであれば、このような時代の見極めも必要になるのではないでしょうか。
*著者:弁護士 寺林智栄(ともえ法律事務所。法テラス、琥珀法律事務所を経て、2014年10月22日、ともえ法律事務所を開業。安心できる日常生活を守るお手伝いをすべく、頑張ります。)
https://lmedia.jp/2015/06/27/65424/


哲学者花崎さん 講師に招き講演会 7月4日に足利 5日には佐野

2015-06-29 | アイヌ民族関連
東京新聞 2015年6月28日
 田中正造に関する著作もある北海道小樽市在住の哲学者花崎皋平(こうへい)さん(84)を講師に招いた講演会が、七月四日に足利市、五日に佐野市で開かれる。
 花崎さんは北海道大助教授を退職し、アイヌ民族の復権や泊原発(北海道泊村)反対など地域に根差した市民運動に携わりながら著作を発表。二〇一〇年には「田中正造と民衆思想の継承」(七つ森書館)を出版している。
 四日は午後一時半から、足利市大橋町一の市民活動センターで「渡良瀬~生きる場の風景」と題して話す。参加無料で定員三十人。
 五日も午後一時半から、佐野市金井上町の市中央公民館で「時代への指標としての田中正造」と題して語る。市民グループ「田中正造大学」の定期講座として開かれ、受講料千円が必要。
 正造大学の坂原辰男事務局長は「現代を田中正造の目線で見れば何が見えてくるのかを考える内容」と受講を呼び掛ける。
 四日の申し込みは、足利市民活動センター=電0284(44)7311、五日の問い合わせは田中正造大学=電0283(23)2896=へ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150628/CK2015062802000151.html

日ハム・陽、「最も信頼されるスポーツ選手」に初選出/台湾

2015-06-28 | 先住民族関連
フォーカス台湾 2015/06/27 15:08【芸能スポーツ】

(台北 27日 中央社)米誌、リーダーズ・ダイジェスト台湾版が選ぶ「最も信頼されるスポーツ選手」に、プロ野球・日本ハムの陽岱鋼(28)が初めて輝いた。
左手骨折のため2軍で調整中の陽は25日、授賞式出席を見送ったが、ビデオを通して「(2012年の)球宴MVP獲得より誇りに思っている。人々の信頼を得るには、長い時間をかけて努力を積み重ねなければならないからだ」と受賞の喜びをファンたちと分かち合った。
台湾原住民(先住民)アミ族出身の陽。昨年の「札幌ドームMVP」2年連続受賞など、近年の活躍が目立っている。モデル並みのファッションセンスや親しみやすいキャラクターもあり、今や野球を見ない女の子も注目するほどの国民的スターだ。
(林宏翰/編集:羅友辰)
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201506270003.aspx

外国人と日本人のタトゥーへの認識に差 頭を悩ます温泉旅館

2015-06-28 | 先住民族関連
livedoor-2015年6月27日 10時18分
日本の温泉旅館はどう対応する?タトゥー入れた外国人の宿泊増加―米華字メディア
2015年6月24日、日本の入れ墨は高い技術と芸術性で知られているが、日本では入れ墨を入れている人物は反社会的なイメージを持たれる側面も持っている。温泉、銭湯、サウナ、海水浴場、プールやジムなどでは入れ墨を入れた人物の入場を断ることもある。ところが、外国人観光客の受け入れが進む近年、この日本国内での認識と外国人の認識との間にギャップがあることがあつれきを生んでいる。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。
日本全国には7万5000の温泉旅館があり、年間でのべ1億1000万人が温泉を利用する。しかし、入れ墨を入れている人物にとっては、こうした庶民的な余暇を過ごす機会は少ないと言えるだろう。
しかし近年になって、各地の温泉旅館が頭を悩ませていることがある。外国からの利用客が増えてきたのは喜ばしいことなのだが、その中にはタトゥーを入れた人たちが少なくないのだ。当然、入浴を断るのだが、彼らにはその理由が理解できず、しばしばトラブルになる。
数年前、ニュージーランドの先住民マオリ族の女性が、タトゥーを理由に日本で温泉への入場を断られたケースがあった。しかし、マオリ族にとって入れ墨は伝統的かつ正統なもの。女性は「屈辱的な人種差別だ」として、タトゥーの背景を理解せずにお決まりの対応をとった温泉旅館を激しく非難した。ここまでのケースでないにしても、多くの欧米諸国でタトゥーは単なるファッションとして認識されており、日本の旧来のイメージとはかけ離れているため、「他のお客様のご迷惑になりますので」という説明では納得がいかないだろう。
日本の旅館業法などの規定では、違法行為や風紀を乱す行為をする恐れがある場合は、宿泊客に対して宿泊や入浴を拒否できるとの規定はあるが、入れ墨がこれに該当するとの記載はない。観光庁の久保成人長官は23日、これらの事態を受けて、全国3700カ所の温泉施設の実情を全面的に調査する意向を示した。業界関係者らと相談しながら最も妥当な解決策を探るべく、実態把握に努めるという。(翻訳・編集/愛玉)
http://news.livedoor.com/article/detail/10280539/

苫小牧の歴史伝える映像資料公開 中央図書館DVD30枚

2015-06-28 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2015年 6/27)

苫小牧の中心街を撮影した映像資料。手前には渡辺食堂や「三星」の看板も見える
 苫小牧市立中央図書館(菅野耕一館長)は、1950~70年代の苫小牧市の中心街や、とまこまい港まつり、苫小牧港開港時の入船式などを映した貴重な映像資料を公開している。JR苫小牧駅前にあった渡辺食堂や朝市、富士館の他、苫小牧港開港を歓迎する人々など、当時の苫小牧の様子が映像を通して知ることができ、利用者から「懐かしい」との声が聞かれる。
 市などが記録撮影した所蔵の映像フィルムを2012年度に30枚のDVD(1枚15分)にまとめた。公開して多くの市民に見てもらおうと、2階の郷土資料室で希望者が映像を見られるようにしており、届け出すると貸し出しもする。
 映像は無音でカラー。鮮明ではないものや、撮影者や年代不明の映像もある。
 高度成長期の60~70年代前半と見られるJR苫小牧駅前の映像は、現在の苫小牧駅前プラザegao(エガオ)ビルの付近にあった朝市や渡辺食堂の他、王子製紙苫小牧工場の社宅など懐かしい風景が次々と映し出される。未舗装の道路を行き交う人々の生活の様子も見られ、当時の苫小牧の空気感を味わえる。
http://www.tomamin.co.jp/20150627212

登別駅周辺「魅力」再構築を、連合町内会が提言書

2015-06-28 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年6月27日(土)朝刊】
 登別・登別地区連合町内会(中川信市会長)は、地域住民が主体的に活動するまちづくりの意見をまとめた「提言書」を作成した。2016年(平成28年)3月の北海道新幹線開業や20年の東京夏季五輪を見据え、JR登別駅を中心とした拠点となる複合施設「コンベンションセンター」の設置のほか商店会に食とテーマパークなどを融合し新たに魅力を再構築する必要性を指摘した。
 提言書はA4判、29ページ。登別地区連の住民らでつくる「登別地区まちづくり会議」(畠山憲一座長)を中心にまとめた。作成に向け、点在する「食」「遊びスポット」「歴史・文化を学ぶ場」に着目し、人口や交通量の現状、商店会の課題などを調べ、住民の視線で考えた。
 具体内容は、住民と観光客が「また来たい」「住んでみたい」と思えるまちづくりの必要を指摘。多世代交流・多機能型施設による「拠点づくり」、商店会と地区全体のまとまり創出、イベントやアイヌ文化などを活用した魅力発信など4項目を実現方針に掲げた。
 このうち、コンベンションセンター設置構想は「登別の玄関口」の位置付けから、観光客の利便性向上を狙いJR登別駅と直結させる。施設内は「子ども」「子育て」「観光客」など6コーナーを設け、にぎわいづくりに取り組む。運営は民間活力や国の補助事業を活用する。
 26日に小笠原市長と市議会の天神林美彦議長に提言書を提出。市長は「アイデアを重く受け止める。プラス思考で考えたい」と述べ、早急に庁内協議に入る考えを示した。天神林議長は「地方創生で実績を残すべきと思っている」と述べ、対応を検討するとした。
 中川会長は、策定中の第3期基本計画と登別版総合戦略で内容が盛り込まれることを期待し、「行政と議会の支援をいただきたい」と話した。
(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/06/27/20150627m_05.html

アイヌの民族衣装などポーランドで展示へ 関係者が民博視察

2015-06-28 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 6/26)

職員から説明を受けるルチアン館長(中央)
 ポーランドのジョーリ市立博物館館長を務めるルチアン・ブハリック氏が24日、白老町のアイヌ民族博物館を訪れ、伝統文化などを視察した。かつて白老町にも滞在し、アイヌ文化を研究したポーランド人のブロニスワフ・ピウスツキ(1866~1918年)の展示資料の収集調査で来町。野本正博館長や職員からアイヌ民族の歴史や文化などについて説明を受け、理解を深めていた。
 ルチアン館長は、11月に開設する新博物館でピウスツキとアイヌ文化のコーナーを設け、その中に「民族衣装などを展示したい」と説明。23日から30日までピウスツキが歩いた白老町、平取町、札幌市に滞在し、アイヌ文化を調べるという。
 ピウスツキはロシア皇帝暗殺未遂事件で連座して逮捕され、1887年にサハリンに流刑。その中でアイヌなど先住民族文化の研究を始めた人物。1902年から06年にかけて来日し、白老町にも03年に1カ月ほど滞在した。また、2013年10月にはポーランド政府からアイヌ民族博物館にピウスツキの記念碑が贈られている。
 ルチアン館長は視察の中で、アイヌ民族の生活習慣など幅広い視点で活発に質問。伝統家屋や生活用具を写真に収めるなど、アイヌ文化に深い関心を寄せ、「アイヌ民族の皆さんにいつかポーランドに来ていただき、伝統舞踊を披露してほしい」と国際交流への期待も語った。
http://www.tomamin.co.jp/20150627170


神の子池:青く輝く神秘の鏡 北海道

2015-06-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年06月22日 17時43分(最終更新 06月22日 17時49分)

(写真)神の子池=武市公孝撮影
 北海道清里町の中心地から車で約30分、道道から林道に入って約2キロのところに、「神の子池」と呼ばれる小さな池があった。外周は220メートル、水深は5メートル。アイヌ語で「カムイト」(神の湖)と言われる摩周湖の伏流水からできていると言い伝えられている。1日1万2000トンの水が湧き出し、水温は年間を通して8度を維持している。倒木は腐らず、化石のように沈んでいる。風がなければ、水面は鏡のようになり、神秘的に青く輝く。【武市公孝】
http://mainichi.jp/select/news/20150623k0000m040009000c.html

豪州 優勝候補ブラジルから金星!23歳サイモンV弾で8強進出

2015-06-26 | 先住民族関連
スポーツニッポン-[ 2015年6月23日 05:30 ]

<ブラジル・オーストラリア>決勝ゴールを決め喜ぶサイモン(AP) Photo By AP
 女子W杯カナダ大会は決勝トーナメント1回戦の3試合が21日に行われ、オーストラリアがMFマルタらを擁する優勝候補のブラジルを1―0で破る番狂わせを起こした。支配率48%、シュート数9―14と劣勢ながら堅守からのカウンターで対抗。後半35分、FWデバンナのシュートを相手GKがはじいたところにFWサイモンが詰め、1次リーグ無失点のブラジルからゴールを奪った。
 23歳のサイモンは「雨で滑るからGKがファンブルすると思っていた」としてやったり。先祖が先住民族のアボリジニで、13年には右膝前十字じん帯を損傷して選手生命の危機に立たされたが、鮮やかに復活。6度目のW杯出場で決勝トーナメント初勝利を挙げたチームは準々決勝で日本―オランダ戦の勝者と対戦。スタイチッチ監督は「素晴らしい勝利だけど、この先もっと素晴らしい経験ができれば」と進撃を宣言した。 【試合結果 女子W杯決勝T】
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/23/kiji/K20150623010592600.html

翁長知事の国連演説検討 与党県議ら準備進める

2015-06-26 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス-2015年6月21日 05:53

 沖縄県議会与党議員や経済関係者、島ぐるみ会議などの有志が、翁長雄志知事による国連スピーチを実現しようと準備を進めていることが20日分かった。名護市辺野古の新基地建設に反対する民意を、国連の場を介して国際世論にアピールするのが狙いで、早ければ今年9月にも実現させる考え。国際人権NGOの反差別国際運動(IMADR、イマダー)の協力を得て検討を進めている。(政経部・銘苅一哲)
 翁長知事は日本国内に加えて、5月の初訪米で日米の両政府やマスコミに辺野古反対を訴えた。県内有志は、日米両国だけでなく国際的に辺野古反対の沖縄の民意を訴えると同時に、日米政府が新基地建設を進めようとする現状を伝える場を設けようと国連スピーチの準備を進めている。
 現時点で国連のどの組織を通じてスピーチするか具体的な内容は検討中。島ぐるみ会議の協力要請を受けたIMADRは、国連の決定機関である国連総会の補助機関で、スイス・ジュネーブにある「人権理事会」をスピーチの場の一つとして想定している。
 人権理事会は理事国47で構成され、年に3回開催。9月には米国を対象とした普遍的定期的審査(UPR)作業部会による報告書の採択が予定されている。
 今年5月にまとめられた報告書では、先住民族の自己決定権の尊重や自治、権利を守ることを促す文言が盛り込まれている。
 IMADR関係者は、日本の都道府県知事が国連でスピーチした前例はないとし、実現した場合の意義を「新基地建設が県民の民主主義に基づく意思を無視した自己決定権の侵害であることを訴えることで、環境権を主とした人権問題だとアピールできる」と解説している。
 県内有志は、全国から寄付が集まる「辺野古基金」の協力も得る考えで、具体的な準備を進めていく中で知事側に打診する。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120772&f=i

「新基地は人権脅威」 国際NGO、国連人権理事会で声明

2015-06-26 | ウチナー・沖縄
琉球新報-2015年6月26日 6:29
 国連との特別協議資格を持つ国際人権NGOの反差別国際運動(IMADR)は24日、国連人権理事会で「沖縄県民の人権が辺野古新基地建設計画によって脅威にさらされていることを懸念する。人権を守るために抗議する人々が警察や海上保安庁の暴力の対象となっている。日本政府に対しこのような暴力を控え、沖縄の自己決定権を尊重するよう要請する」などと訴える声明を発表した。IMADARジュネーブ事務所の小松泰介さんは「声明は人権理事会の決定に直結するものではないが、問題を喚起する意味合いがある」と意義を説明した。
 IMADRは世界中のあらゆる差別の撤廃を目指して活動するNGO。辺野古新基地阻止を目的に活動する「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」は団体会員で、翁長雄志知事を国連で演説させる計画への支援を求めている。
 声明では、県民の大多数が環境権や人権の観点から新基地に反対しているにもかかわらず日本政府が計画を止めないことや、昨年、国連人種差別撤廃委員会が日本政府に対して沖縄県民が先住民族であると認め、県民の権利を保護するよう求めたことにも触れた。
 IMADRは2012年に辺野古新基地建設や東村高江のヘリパッド建設、米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備の撤回を日本に勧告するよう求める声明を人権理事会に提出している。
 声明を発表したのは国連加盟国や国連との特別協議資格を持つ団体が、人権侵害が懸念される状況を報告し国連人権理事会に注意喚起を訴える「一般協議」の場だという。(外間愛也)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244801-storytopic-3.html

わからない!から始まるコミュニケーション――津軽語演劇の反逆

2015-06-26 | アイヌ民族関連
シノドス-2015.06.26 Fri
水谷八也×山田百次
早稲田大学文化構想学部の人気授業「翻訳文化論」。そこで劇団野の上を主宰する山田百次さんのひとり芝居が上演されました。山田さんは津軽の方言を用いて演劇を作る劇作家。「方言って日本語だけれど、広い意味では別の言語なのでは――?」という水谷先生の考察に、山田さん本人が直に答えます。(聞き手・構成/住本麻子)
「或るめぐらの話」をめぐって 
水谷 「珈琲法要」(2013)のアフタートークの代わりに山田さんがやったひとり芝居「或るめぐらの話」を見て、これはすごいと思い授業にお呼びしました。このような記事(※当日資料の朝日新聞の記事)を見ると、私は津軽弁をひとつの独立した言語として津軽語と呼びたくなるんですが、山田さんは津軽のご出身なんですか?
山田 厳密に言うと南部地方です。青森は津軽地方と南部地方があって、八戸などを含む太平洋側が南部。弘前などの日本海側が津軽で、むつ市などがある半島が下北です。
水谷 じゃあ厳密に言うと、言葉も違うんですか?
山田 厳密に言うと違います。津軽弁の方が男性的で、南部弁の方がやわらかい、女性的な響きがあります。
水谷 山田さんの場合は、小さい頃から、南部弁をしゃべっていたという意識はあったんですか?
山田 ないです。まわりはみんな南部弁をしゃべっているので、なまってるなんて、みじんも思ってなかったです。高校卒業してからは津軽に移り住んだんですけど、そしたら「すっげぇおめ、なまってんな!」って言われたのが、すごいショックで。ぼくは「おめぇらがなまってんだよ」って思ったんですけど。
会場 (笑)。
水谷 関東から見たらそのあたりは東北弁でざっくりまとめられていて、でも青森の中でまた細かく分かれている。その津軽語を後天的に学んだってことですよね。
山田 そうです。「弘前劇場」っていう、津軽語で演劇をやっている劇団が弘前にあったので、弘前に移り住んだんです。
水谷 それは津軽語で演劇をやるということに、魅力を感じたから?
山田 それはありましたね。自分たちの言葉で物語を演じて、それを関東にも持っていくという活動は、すごくかっこいいなと思ってた。
水谷 普通の若い人は、「地方を捨てて東京に出て行く」という流れがあると思うんだけど、あえて地方に拠点を置く活動がかっこいいと思ったのはなぜですか?
山田 ぼくはテレビで演劇を見ることしかできなくて、演劇をやるのが東京に限られていることには疑問がありました。だから、それを青森でやっているのは、かっこいいなって思ったんです。
水谷 今日上演していただいた「或るめぐらの話」は、眼医者であり詩人でもあった高木恭造が書いた台本……台本というか長文詩がもとになってるんですけど、山田さんは演劇の活動をする中で、高木さんの存在を知ったんですか?それとも高木さんは、青森の中ではそれなりに有名な人?
山田 青森で伝説的な演劇人、牧良介さんという人がおりまして、その人がこの「或るめぐらの話」というのをやっていたんです。その人はぼくが演劇をやり始めたときにはもう亡くなっていたんですが、彼以後、青森では代々やってたんです。それでぼくもぜひやりたいな、と。ひとり芝居だから、覚えてさえいればどこでもやれるし。
水谷 そうですよね、全く別の芝居の本番間近でこうやってやれてるってすごい(笑)。(※授業日は「爛れ、至る」という山田さん出演作の本番九日前)
地方の民話を絶やさないように活動しているところはたくさんあると思うんだけど、山田さんの「珈琲法要」なんかを見ていると、それに加えて中央への怒りのようなものが作品の底に流れている気がするんですね。ちょっと「珈琲法要」のあらすじを見るために、YouTubeに上がっている「珈琲法要」の予告編の紙芝居を見てみましょう。
山田 恥ずかしいですね……。
水谷 大まかな筋としては、江戸時代、ロシアから日本の領土を守るために、津軽藩の藩士たちが、蝦夷地に警備に行くという話なんですけど、これは実話なんですよね?
山田 実話です。「津軽藩士殉難事件」という、史実に基づいています。弁慶という名のお手伝いも、史実に出てくる人物です。
水谷 しかし「珈琲法要」はその史実の再現ではなくて、山田さんの創作ですよね。そこで史実をフィクションとして組み立てていくときに、そのフィクションの部分でどんなことを浮き立たせようとしたんですか?
山田 一言で言うなら、津軽藩士たちのもって行き場のない怒りですね。ロシアから軍隊が攻めてくるというのに、北海道にはアイヌの人々が住んでいて、松前藩はあるけど、それは函館にしかない。それでは北海道は守れない、ということで青森とか東北諸藩に北海道に行かせているんですね。
それは国を守るためには必要なんですけど、結局行かされているのは本州の端の人たち。江戸から遠いところ――北でも南でもそうだと思うんですけど――中央から遠い場所が犠牲になるという構図は、地方を題材にすると、どうしても浮かび上がってくる。それは原発とか、今でもそうなんですよね。
水谷 そこで標準語でやるのと津軽語でやるのとでは、見えてくるものがかなり違うような気がします。
ぼくは今日やってもらった「或るめぐらの話」を三回くらい聞いたから、なんとなくわかるようになってきたけど、はじめて聞くと手探りで物語を構築しなきゃならない。
もしこれを、物語をわかりやすくするために標準語に「翻訳」をしたとすると、伝わるものは相当違ってきちゃう気がするんですよね。
山田 そうですね、ニュアンスとか、響きみたいなものは。
水谷 オノマトペのあたりはそうですよね。「ぽかーら、ぽかーら」「とろらぁ~」「まやらまやらまやら」とか、たくさんの豊かな「音」がありますよね。
文字にして台本にした時点で、多分その音の半分くらいは死んでしまう。「声」であることが重要だと思います。簡単に文字では置き換えできない、体の中にある気持ちだとか温度が、音声によって伝わっていくと思うんですよね。その気持ちの一つが怒りだと思うんです。
水谷 「珈琲法要」には「なんでこんなところに来ちゃったんだ」って言う場面があるんですけど、ちょっと見てみましょう。音が悪いんですけど、耳を澄まして聞いてください。16:00 ~ 19:35あたりです。
極寒の蝦夷地で、まともな装備も食料もないまま、ただロシアが攻めてくるのを待ってるわけですよね。「俺たちはただ死にに来たのか」っていう台詞は津軽語だとものすごく切実な響きがある。
攻めてきたら、少なくとも駐屯している意義もあるんだけど、自分たちが何のためにそこに存在しているかわからないような不条理な状況が続く。ロシアは結局、来ないんですよね。
山田 史実的には、一回も攻めてこないんですよ。それはロシアの情勢が変わり、内向きに入ってしまったからです。結局攻めてこないのに、北海道に警備に行った人たちは寒さと栄養失調で死んでしまった。だから、まぁ……無駄死にしたんですね。そういう史実はあります。
水谷 たとえば太平洋戦争で「玉砕」という言葉が大々的に使われるきっかけとなったアッツ島の戦いなんか、似たような状況だと思いますし、ガダルカナル島などアジアでは、寒さとは逆だけど、全く同じ構造で、多くの兵士が戦うこともなく餓死していますよね。藤原彰(一橋大学名誉教授)の『餓死した英霊たち』には、約230万人の戦没者の約60%が広義の「餓死」に当たるとしてます。
それからもうひとつ、山田さんが「珈琲法要」のフィクションの部分で書き加えた要素として、アイヌの弁慶に「カムイ」の話をさせる部分があると思うんですが、そこが、すごくうまいなって思っています。ちょっと見ましょう。32:00 ~ 39:30あたりです。
カムイの話――アイヌの神の話は、どうして入れようと思ったんですか。
山田 アイヌには日本人と考え方が違う、アニミズムがまだ残っている。日本人は土地所有の概念があるんですね。でもアイヌの人々にとって土地や動物は、自分たちのものではない、神から授かるものだっていう考え方なんです。
でも日本人とか欧米諸国は土地所有の概念があって、「ここからここまでは俺たちのもんだ」って柵を立てたら自分たちのものになる。アイヌとか先住民の人たちは、「それはお前たちのものじゃない、神様のものだ。俺たちのものでもない」と言うけど、「お前たちのものじゃないんだろ? じゃあ俺たちのもんだ」っていう理屈で全部侵略されているんです。ここが全ての元凶……。
水谷 「珈琲法要」の中で面白いのは、中央から地方の人たち、津軽の人たちが使い捨てにされているのと、蝦夷地ではアイヌの人たちが津軽の人たちによって抑圧されているという、権力構造が二重三重になっているところだと思うんですよね。
最初にも言いましたが、方言って周縁にあって淘汰される運命にある、という感覚で片付けられちゃうところがあるけど、本当はひとつの言語として存在していて、ひとつの言語にはひとつの世界観とか宇宙観がある。
「珈琲法要」では周縁の周縁に追いやられているアイヌの宇宙観をさりげなく、でも相当力強く語らせている。「珈琲法要」の最後で弁慶は、「倭人はどこまで行ぐの?」って聞きますよね。あの問いは、その後の日本の歩みまで視野に入れた台詞だと思う。
このあと、日本は地方を踏み台にして、中央集権化を押し進めていきます。その過程で、「社会」「自由」「個人」「権利」のような実態が伴わない様々な翻訳語が生み出され、近代化したように見える。でもその土地土地から産まれている「言葉」と比べると、その翻訳語のなんと空疎なことかと思ってしまいます。
だから、津軽語にこだわって上演していく山田さんの演劇は、とても意味のあることだと思います。山田さんが津軽語でやっていくということには、それ自体に中央に対する、「けっ!」ていう気持ちがあるのかな?
山田 それは……あると思いますね。日本のほころびっていうのは地方から出てくると思うんですよね。過疎なり、シャッター商店街なり。高度経済成長にはなかったような問題が、今すごく出てる。そうすると、地方と中央とか、個人と国家という対立構造を考えて作品にしようと思うことはありますね。
水谷 そうするとやっぱり、津軽語でやるっていうことがひとつの問題提起になったりしますよね。
山田 そうですね。まず、「見る人にすぐにはわかるような物語にはしないぞ」と思って作っています。さっき実演したのも、「何しゃべってんだろうな」って、最初は誰でも聞き耳を立ててくれると思うんですよね。
そこから、どうしてもわからなくて「ああもう、無理無理」ってあきらめちゃう人もいれば、最後まで集中して観る人もいるでしょう。でも最初に「うっ」となる瞬間が必要だと思いますね。関心を示すというか、「この人は何を言いたいんだろうか」って考える。そこからコミュニケーションが始まるだろうと思います。
単純に標準語だけだと、受け身だけになるという可能性がある。だから、そういう意味でわかりづらい言葉を使っています。【次ページにつづく】
http://synodos.jp/culture/14473

札幌でプレゼンイベント「TEDxSapporo」 「見えない壁超える」テーマに参加者募集

2015-06-26 | アイヌ民族関連
札幌経済新聞-2015年06月25日
 北翔大学・北方圏学術情報センター ポルト(札幌市中央区南1西22)で7月19日、プレゼンテーション・イベント「TEDxSapporo(テデックスサッポロ)2015」が開催される。
IT業界を牽引した元日本法人マイクロソフト社長の古川亨さん
 TED(Technology Entertainment Design)は1984年、「価値あるアイデアを広める」ことを目的に立ち上げられたアメリカの非営利組織で、同組織が行うカンファレンスの名称。各界の第一人者をスピーカーとして招待し、18分間のプレゼンテーションを行い、アイデアを発表する。札幌では2012年に初開催され毎年カンファレンスを行っている。
 今年のテーマは「Beyond the Border(ビヨンド ザ ボーダー)」。文化や常識、周囲の人や環境、自分の中に存在する壁など、その境界線を越えるアイデアを持つ7人のスピーカーが登壇する。
 昨年行われたカンファレンスでプレゼンテーションされた、宇宙開発を軸に研究開発している植松電気の植松努さんの「思うは招く」をテーマにした動画はSNSなどでシェアが相次ぎ、視聴数が137万アクセス(6月24日現在)を超えるほど評判を呼んだ。
 今年のスピーカーは、日本法人マイクロソフトを設立し初代社長を務め日本のIT業界をけん引した古川亨さん、2013年に社長に就任した石屋製菓の石水創さん、「ふるさと納税」の提案者としても知られ数々の創業投資を成功させてきたベンチャーキャピタリストの村口和孝さん、北海道大学電子科学研究所教授でノーベル賞のパロディー版「イグノーベル賞」を2回受賞している中垣俊之さん、小樽でガラス工房「幸愛硝子」を運営するガラス作家の木村幸愛さん、北海道内の木工メーカーと協力しオリジナル商品を開発・提案しているプロダクトデザイナーの伊藤千織さん、アイヌ文化継承者で北海道の伝統を未来へ伝える活動を展開しているToyToyの小川基さん。
 鈴木卓真TEDxSapporo代表は「カンファレンスが、多様性を認識するきっかけとなり、普段は見えない壁への気づきや境界線を越えるアイデアを発見することや、新しいアイデアが生まれる場となることを願う。会場でそのきっかけをつかんでほしい」と参加を呼び掛ける。
 今回初の試みとして、カンファレンスに刺激を受けた高校生がより札幌の活動力のある人材に育つことを期待し、高校生30人を無料招待する枠を設ける。
 参加は事前申込制(応募多数の場合は抽選)で、今月30日まで希望者を募っている。参加費は、一般6,000円、学生4,000円(レセプション参加費も含む)。レセプション会場は札幌全日空ホテル(北3西1)。詳細はホームページで確認できる。
 開催時間はカンファレンス=13時~18時、レセプション=19時~22時。
http://sapporo.keizai.biz/headline/2320/