先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

マイア・バルー、ニュー・アルバム『KODAMA』のリリース・イベントを開催

2015-03-30 | アイヌ民族関連
CDJournal.com- 2015/03/27 16:02掲載

 マルタン・メソニエをプロデューサーに迎え、津軽じょんがら節、新相馬節、会津磐梯山、ソーラン節やアイヌの熊送りの歌など、日本の民謡を再構築することに挑んだ最新作『KODAMA』(PROP-10007 2,400円 + 税)を2014年12月にリリースしたマイア・バルー(MAIA BAROUH)が、4月2日(木)に東京・渋谷 WWWにてリリース・ライヴを行ないます。
 現在はパリに活動拠点を置くマイア。久しぶりとなる単独ライヴはレコーディングに参加したミン・ファン(key)、アントニー・フレノー(ds)、駒澤れお(perc)、ミッシェル・ミチナ(cho)とともにステージに立つ貴重な来日公演です。どうぞお見逃しなく!
■MAIA BAROUH LIVE
2015年4月2日(木)
東京 渋谷 WWW
開場 18:30 / 開演 19:30
前売 4,000円 / 当日 4,500円(税込 / ドリンク代別)
[メンバー]
マイア・バルー(vo, flute)
ミン・ファン(key)
アントニー・フレノー(dr)
駒澤れお(perc)
ミッシェル・ミチナ(cho)
http://www.cdjournal.com/main/news/maia-barouh/65379


天理参考館 台湾にも現存しない先住民の貴重資料残す

2015-03-29 | 先住民族関連
台湾フォーカス 2015/03/28 18:47

台北 28日 中央社)奈良県天理市にある天理参考館では、戦前から集められた台湾原住民(先住民)に関する多くの貴重資料を保存している。中にはすでに台湾でも見られない文物もあり、近年では台湾の大学や研究機関などからの協力要請や視察などが相次いでいる。
同館の歴史は長く、設立は1930(昭和5)年。所蔵されている台湾関連の資料は約2000点にのぼる。同館の研究者が集めたもの以外に寄贈されたものもあり、出所はおろか用途すら分からない文物も多いと話すのは、同館の早坂文吉研究員。物言わぬ資料を相手に原住民の真実を明らかにする作業は簡単ではない。だが、それだけ貴重な資料が残されている証でもあり、根気のいる研究が続けられている。
昨年には平地に住む先住民の平埔族の一つであるシラヤ族に関する特別展を開催。国立台湾歴史博物館(台南市)との協力で詳細が明らかになった資料を展示したところ、台湾側から大きな反響があった。原住民の中にも「よく残してくれた」と感謝の言葉を口にする人もいたという。
今後はさらに多くの研究機関との交流を通じて、資料の解析作業を進める計画だ。原住民以外の台湾の風俗や風習に関わる文物も残されており、東京の天理ギャラリーでは寺廟などで使われるお供え物や冥銭(紙銭)やその図柄を印刷する木版などを展示する特別展が4月4日まで開催されている。 (齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201503280008.aspx

北海道のヒグマ、200年で急速に草食化 京大など骨分析

2015-03-29 | アイヌ民族関連
日本経済新聞-2015/3/28 12:27
 京都大学は28日までに、アイヌ民族の遺跡や貝塚に残るヒグマの骨を分析し、昔はサケやシカを食べていたヒグマが過去200年間で急速に草食化したことを突き止めたと発表した。川にダムができてサケが遡上できなくなったり、オオカミが絶滅して獲物のシカを横取りできなくなったりしたことが原因とみている。
 北海道大学などとの共同研究成果で、英科学誌(電子版)に掲載された。
 骨が含む窒素と硫黄、炭素の同位体の比率を分析し、食べ物を推定した。釧路市など東部では食べ物に占めるサケの比率が1920年以前は19%だったが、96年以降には8%に減った。エゾシカや昆虫も64%から8%に減り、ヤマブドウなどの植物を食べる生活に変わった。札幌市以南でもシカなどを食べる量が減った。
 いずれも人間の定住や開発が活発になった1800年ころ以降に変化が出た。研究に参加した京大大学院生の松林順さんは「ヒグマの草食化が進めば、体が小さくなるなどの影響が出る可能性がある」と話した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG27HFE_Y5A320C1CR0000/

香山リカのアイヌ問題「反論」は無意味な駄文【小林よしのり氏寄稿】

2015-03-29 | アイヌ民族関連
日刊SPA!-2015/03/27
 文中、敬称を略する。
 香山リカが3月21日付の「日刊SPA!」にて「『アイヌ否定問題』で小林よしのり氏に反論」(http://nikkan-spa.jp/819659)と題する文章を発表している。
 まず、タイトルがおかしい。
 わしは「アイヌ否定」などしていない。北海道島を中心に過去「アイヌ」と呼ばれる文化集団が存在したことも、その子孫が現在も存在していることも否定していない。
 ただし、アイヌが歴史的に一民族を形成したこともなく、現在の日本に「アイヌ民族」と呼べる民族が存在しているわけでもないと言っているのだ。
 アイヌは古くから和人との混血が進み、純血のアイヌはとうに存在せず、アイヌの血は薄まる一方である。さらに、アイヌ語やアイヌ式の葬祭など、日常生活にアイヌ文化を継承している人も一人もいない。だから、アイヌの血をいくらか引く「アイヌ系日本人」はいても、「アイヌ民族」はいないと主張しているのだ。
 香山が今回、最も重視した論点は「私はアイヌ協会の回し者ではない」である。もっと大事な論点があるだろうと、呆れてしまう。
 それに、香山は「アイヌ民族」であるか否かの認定について、アイヌ協会が定款に基づく「客観的審査」をしていると書いているし、「創」3月号の対談でもそれを強調していたではないか(P105~106)。
 さらに香山は「国連でのスピーチなどでも、先住民族と承認を得ることが日本からの独立、日本の分断といった動きにつながることはない、と当事者が繰り返し主張している」と書いているが、国連でそのスピーチをした「当事者」とは、アイヌ協会理事長(当時)の故・野村義一である!
 アイヌ協会が「日本の分断にはつながらない」と言っただけで、なぜそれを信じられる? それは、安倍晋三が「集団的自衛権行使で戦争に巻き込まれることは断じてない」と言っているから信じようと言っているのと何も変わらない。
 しかも、現アイヌ協会理事長の加藤忠は「奪われた土地や資産の補償などの問題もあります」と発言したことがある(北海道新聞2008年7月28日夕刊)。これでは「国家の分断」に繋がることを危惧しても当然と言えよう。
 香山の発言はアイヌ協会の代弁に等しく、「アイヌ協会の回し者」と疑われても文句は言えない。それなのに「この発言にもっとも傷ついた」「最大にガッカリした」「それはないよ、小林先生……」と大げさに嘆くのだから、つくづく客観性のない人である。
 そのアイヌ協会による「アイヌ民族」の認定方法だが、簡単に言うと「本人の自認」と「戸籍などで確認できる血筋」である。そして、たとえ戸籍などでアイヌの血を引いていると明確に認められる人でも、本人が否定すれば「アイヌ民族」とは認定されないという。
 つまり「アイヌ民族」は、本人の意思次第でやめられるのだ。そんな「民族」なんて、あるのか!?
 香山は、わしやスタッフの時浦のブログが膨大にあるからとても反論しきれないなどと言っているが、わしは香山に対する論点を「3つの質問と1つの要望」に絞ってすでに提示している。
質問1 アイヌの血が1%、和人の血が99%になっても「アイヌ民族」なのか?
質問2 アイヌ語も話せず、アイヌ文化を一切継承していなくても「アイヌ民族」なのか?
質問3 自分の意思でやめられるようなものを「民族」と言えるのか?
要望 「アイヌ利権問題」について、わしよりずっと詳しく追及しているアイヌ系日本人の工芸家・砂澤陣と対談せよ。
 香山は先日の「反論」において、この「3つの質問と1つの要望」に一切答えていない。
 代わりに言うことといえば、「国際社会で決まっているのだ。もう議論の余地はないのだ」と、こればっかりである。この話にならない感じ、どこかで見たことがあるような気がしていたが、思い出した。バカボンのパパだ。「国会で、青島幸男が決めたのだ。これでいいのだ」と言っているのと同じである。
 香山リカは国際社会が決めたから捕鯨反対か? 国際社会の決定だって間違いはいくらでもあるのだから、「これでいいのだ」で思考停止するわけにはいかない。その足掛かりとしての3つの質問なのだが、香山は決して答えられない。無駄な文章を長々書いてごまかすしかないのだ。あれは全く「反論」の体を成していない、無意味な駄文である。 文/小林よしのり
http://nikkan-spa.jp/824201

周辺のまちづくり案 象徴空間活性化推進会議

2015-03-26 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 3/25)
 白老町で2020年、国立アイヌ文化博物館(仮称)を中核施設とする「民族共生の象徴空間」が開設することを踏まえ、周辺のまちづくりなどを検討する町内の活性化推進会議幹事会が23日、役場本庁舎で開かれ、基本構想の修正案を全会一致で了承した。4月の総会で基本構想として正式に策定する。15年度中に地域活性化推進プランをまとめ、具体的な検討を進めていく見通しだ。
 基本構想は象徴空間整備に対応するいわばまちづくりの「土台」。さまざまな地域資源を活用しながら関係機関が横断的に連携し、象徴空間整備の好機にまちの再興を図ることが狙いにあり、同会議が活力を高める指針づくりの場となっている。
 今回示された基本構想案は、今年1月に各団体へ示された素案に対する意見を盛り込んだもの。「みんなの心つながる活力あふれる共生のまち」を基本テーマとし、情報共有・発信や産業活性化、基盤整備・おもてなしなど5分野のサブテーマを掲げた。
 基本構想では15年度は情報をはじめ、活性化、基盤整備、教育・学習の四つの推進分野を設定。〓年度末までの工程表で開発観光プランや整備建設プラン、学習・人材育成プログラムの作成作業などを手掛けていく。16年度以降は計画に基づいて動きを具体化させる仕組みだ。
 幹事会は15年度事業計画も審議。活性化推進プランを9月に策定するとともに、10月の予算化に向けたコンセプトイメージを製作する。この中には白老独自の象徴空間イメージロゴ製作もあり、他の事業などと共有化も進めていく考えだ。
http://www.tomamin.co.jp/20150323563

日本の制度的な差別

2015-03-26 | アイヌ民族関連
朝鮮新報 2015.03.25 (10:03)
18日、参院議員会館で行われた国際人種差別撤廃デー記念集会では、差別にあえぐマイノリティの代表らがその実態について話した。部落、アイヌ、琉球、日本への移住労働者、ヘイトスピーチ、朝鮮学校差別問題などだ。自身の体験を涙ながら訴える発言者もいた。当事者が負った被害の深刻さを思うと猶予は残されていない春夏秋冬
▼「日本における人種差別の一番の問題は、国が人種差別の問題の存在、あるいはその深刻さを正面から認めることから逃げ、取り組まず、放置していることだ」。集会の主催者を代表して発言した師岡康子弁護士はこう強調した。また「無償化」問題のように、国が公的・制度的に差別を行っているとしながら、国が差別的な政策を反省して改めなければ、社会から差別がなくなるはずがないと指摘した
※この続きは会員になれば閲覧できるようになります。
http://chosonsinbo.com/jp/2015/03/il-555/


リークアンユー氏が死去、ナジブ首相が哀悼の意 「彼の遺産は確固たるもの」

2015-03-25 | 先住民族関連
マレーシアナビ 2015年03月24日 16:37 JST配信
【シンガポール=マレーシアBIZナビ】 シンガポールの初代首相、リー・クアンユー氏が23日未明、入院先の病院で死去した。91歳だった。1959年から1990年まで30年間首相の座にあり、その後も上級相、内閣顧問を歴任した。2月5日に重い肺炎で入院していたが、感染症により病状が悪化し集中治療室(ICU)に移され、危篤状態となっていた。
マラヤ連邦を中心に1963年に結成されたマレーシア連邦にシンガポールが加盟していた時代、トゥンク・アブドル・ラーマン初代首相やマハティール・モハマド元首相とは、ブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)優遇政策などを巡って鋭く対立。シンガポールが1965年にマレーシア連邦から放逐され、独立を歩むきっかけとなった。マハティール氏が首相になってからは、相互不干渉などで協調姿勢を示していた。
ナジブ・ラザク首相はブログを通じ、「すべてのマレーシア国民を代表して心から哀悼の意を示す。初代首相であるクアンユー氏の業績は素晴らしいもので、彼の遺産は確固たるものだ」との声明を発表した。ナジブ氏は「クアンユー氏が開発途上のシンガポールを現代的でダイナミックな都市に発展させたことに敬意を表す」と述べた。
http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=4336

アイヌ文化QRコードで発信/観光庁

2015-03-25 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2015年03月24日
 観光庁が釧路湿原・阿寒・摩周観光圏協議会を対象に実施した「地方のおもてなし向上事業」の取り組み成果がまとまった。たんちょう釧路空港を起点にした周遊ルートを提案したほか、アイヌ文化などを発信するQRコード入りのポスターを作製。新年度には内外装にアイヌ文様を施した「(仮称)アイヌ文化バス」を釧路駅―阿寒湖温泉間で運行するなど、外国人旅行客の満足度向上を通じて誘客促進につなげる。    
http://www.news-kushiro.jp/news/20150324/201503244.html

仙台のアーティストが原色多用の作品展

2015-03-24 | 先住民族関連
河北新報 2015年03月23日月曜日

(写真)レインボー・ロリキートをモチーフにしたタペストリー
 仙台市泉区のアーティストSASAKI KANAさんの作品を集めた「KANART展」が28日まで、青葉区東勝山の中本誠司現代美術館で開かれている。
 ジャズやブルースのシンガーとして活動後、オーストラリアにテキスタイルの勉強のため留学。先住民族の原始アートや大自然に触れ、美術に目覚めた。
 仙台では初めてとなる個展では、原色を多用したタペストリーや絵画、衣服、アクセサリーなどを展示。モチーフはインコの仲間「レインボー・ロリキート」や虹など豪州の動植物や自然が多い。
 「この鳥を見掛けるとハッピーな気持ちになれる。会場全体で原色の世界を表現し、オーストラリアで感じたエネルギーを共有してほしい」とSASAKIさん。連絡先は同美術館022(272)7100。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150323_15024.html


白老町副町長に岩城総合行政局長

2015-03-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 3/23)
 白老町議会は20日、定例会3月会議を開き、4月から定数1増の2人体制とする新たな副町長に、岩城達己(たつき)総合行政局長兼町立国保病院経営改善担当参事兼総合行政局改革担当課長(60)を選任することに同意した。
 岩城氏は夕張市出身。苫小牧工業高校を卒業後、民間企業に就職。白老町役場には1975年に入り、企画課長、産業経済課長、総務課長、都市整備部長などを歴任。昨年4月から現職。
 担当は企画、アイヌ施策、農林水産、経済振興、港湾、建設、上下水道の事業部門。白崎浩司副町長は総務や財務、税務、健康福祉、高齢者介護など管理部門を担当する。
 岩城氏は「民間企業での経験と40年の行政経験を生かし、粉骨砕身の気持ちで前に進みたい」とあいさつした。
http://www.tomamin.co.jp/20150323502

市民も一緒に踊りの輪に アイヌ文化発表会に安平、苫小牧からも

2015-03-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 3/23)

(写真)民族衣装でホリッパを踊った参加者
 千歳アイヌ文化伝承保存会(石辺勝行会長)主催の「アイヌ文化発表会」が22日、千歳市新星の蘭越生活館で開かれた。
 北海道で脈々と受け継がれてきた先住民族の優れた伝統文化を次代に―と、同会が回を重ねる恒例の行事。発表会には地元をはじめ、恵庭、安平、苫小牧、北広島から昨年の倍の約50人が集まった。
 会場では会員が丹精込めて制作した木彫りや刺しゅうの展示のほか、伝統のシカ肉料理の試食、会員によるアイヌ語劇やアイヌ語ミニ講座も。
 締めくくりは会員が民族衣装を羽織り、祝い唄の「オロロピンネオアヒヤ」や座り歌の「ウポポ」を披露。見学に訪れた市民も輪踊り「ホリッパ」の中に加わり発表会は最高潮に。場内に神に感謝への気持ちを伝える歌が響き渡った。
http://www.tomamin.co.jp/20150323492

「シサム(隣人)の輪」広がれ 千歳でアイヌ文化発表会

2015-03-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/23 16:00

(写真)来場者も一緒に踊り、交流の輪を広げたアイヌ文化発表会
【千歳】千歳アイヌ文化伝承保存会主催のアイヌ文化発表会が22日、蘭越生活館(新星1)で開かれ、市民約50人が展示やステージを通してアイヌ民族の伝統文化に親しんだ。
 保存会が月2回開くアイヌ語教室と刺しゅう教室の発表の場として開催。会場には、生徒約20人が手掛けた作品計約60点が並んだ。
 展示作品は、美しい文様がちりばめられた民族衣装や、きめ細かな彫刻が施された木工品など。初めて見学したという市内の主婦菊地浩子さんは「アイヌ民族の美の意識の高さに感嘆した。今後は、もっと伝統文化を学びたい」と話した。
 会場では、アイヌ語教室の生徒や指導者らが伝統舞踊などを披露し、最後には来場者と一緒に踊って交流を温めた。保存会の顧問を務める千歳アイヌ協会の中村吉雄会長は「地元市民の間で、アイヌ文化を理解するシサム(親しい隣人の意)が増えているのは大きな喜び。今後も文化伝承の取り組みを重ねたい」と話した。(酒井聡平)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0114791.html

新幹線開業1年前イベントで胆振の魅力PR

2015-03-24 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年3月23日(月)朝刊】
 道主催の「北海道新幹線開業1年前イベント」が22日、函館市五稜郭町の五稜郭タワーアトリウムで開かれた。胆振総合振興局など道南・道央地区の振興局がブースを設けるなどして各管内の魅力をPRした。
 道が20日から実施している「北海道新幹線開業1年前ウイーク」の一環。セレモニーでは高橋はるみ知事が「胆振や道南、北海道全体にはアイヌ文化など素晴らしいものがたくさんある。開業をきっかけに全国、世界に発信したい」とあいさつ。駆け付けた北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀ポーツ・コミュニティー・オフィサーも「新幹線での移動は快適。選手が身近に見られるようになる機会が増える」と期待した。
 胆振総合振興局は、同振興局のイメージキャラクター「いぶりONE」の着ぐるみを持ち込んだほか、苫小牧アイヌ文化保存会のメンバー10人によるムックリの演奏とアイヌ古式舞踊で管内のアイヌ文化を紹介。月浦ワイン(洞爺湖町)やリンゴジュース(壮瞥町)の試飲、パンフレットの配布などを通して食と文化を観光客に宣伝した。
 同振興局は「反応は良かった。管内の誘客につなげたい」と函館でのPRに手応えを感じていた。
(有田太一郎)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/03/23/20150323m_02.html

冬の知床、右も左もオホーツク 連山の稜線に立つ

2015-03-24 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2015年3月22日23時21分
 今夏、世界自然遺産登録10周年を迎える北海道・知床の春はまだ遠い。雪と氷の斜面にしがみつき、1千メートルを超える山が連なる半島の稜線(りょうせん)に登ると、尾根を挟んで左右にオホーツク海が見渡せた。稜線が最も低くくぼんだ鞍部(あんぶ)で、ここは標高300メートルを切る。連山に当たった風が集まる「烈風の通り道」だ。
 道内の山は、本州の山に1千メートル高さを加えた気象条件にあるとされる。オホーツク海に突き出す知床半島の稜線はより厳しいとされ、最も低い鞍部でも天候に恵まれなければ到達は困難だ。稜線上は天気も目まぐるしく変わるため、尾根の左右に同時に海を望める時間はそれほどない。
 半島先端から南へ25キロほどのルサ川(羅臼町)河口から鞍部をめざすと、雪面にまだ新しいエゾシカの背骨や脚が。食い散らかしたのはキタキツネだ。稜線上の突風は体を浮き上がらせる。その風にオオワシが舞い、根室海峡には北方領土・国後島がくっきりと見えた。
 アイヌの人々はこの辺りのルートをマタル(冬の道)と呼び、半島の横断に使った。地元ガイドの石田理一郎さん(44)は「ここは知床の生態系の循環が凝縮された場所だ」と語る。(神村正史)
http://www.asahi.com/articles/ASH3H7G58H3HIIPE00Q.html

日本人のルーツ、ゲノム分析が進み、さらなる詳細が明らかに

2015-03-22 | アイヌ民族関連
Medエッジ-2015年3月22日 12:00 AM
複数の人種が混血したモデルが妥当か
 日本人の起源について、ゲノム分析が進み、これまで以上に複雑な混血モデルの詳細が明らかになってきた。
 日本の統計数理研究所を含む研究グループが、モルキュラー・バイオロジー・アンド・エボリューション誌2015年3月10日号オンライン版で報告した。
「gwSNP」による解析
 日本人のルーツに関する仮説が数多く提唱されてきた。主なものに小さな突然変異を起こしたと見る「小進化説」、民族の入れ替わりがあったと見る「置換説」、複数の人種が混ざったと見る「混血説」の3 つがある。このうち最近では、混血モデルが広く採用されている。
 このモデルによると、狩猟民族である縄文人は、東南アジアに起源があり、1万年以上前に日本列島に住みつき、弥生人(2000年前~3000年前に東アジア大陸から移住してきた農耕民族)と混じったと考えられる。一方、縄文人と弥生人の形態学的違いは、生活様式の変化に伴う微細な進化で説明できるという説もある。
 研究グループは、この議論を解決するため、縄文の直接の子孫と考えられているアイヌ人に関するゲノムワイドな1塩基多型解析(gwSNP)によるデータを使い、「近似ベイズ計算」と呼ばれる手法で3つの人口統計学のモデルを比較した。
より複雑な日本人のルーツ
 その結果、1塩基多型を複数の人種で調べた「ハップマップ(HapMap)」計画で調べられた漢民族系中国人(CHB)が弥生人と同じ祖先をもつと仮定した場合、混血モデルの可能性が濃厚であると想定できた。置換説や小進化説と比べると数十倍高い確率で予測された。
 さらに研究グループによるデータから、縄文人の血統は、弥生人との混血が生じる以前から、多様な人口構造が存在したというモデルが出てきた。地域によっては、縄文人と弥生人のそれぞれが多様性を持っていたという。祖先の間の多様性は、更新世(約258万年前から約1万年前までの期間)後期にさかのぼり、完新世(1万年前~現代)の初期の縄文人の多様性へと続く。
 この結果から、gwSNP解析によるデータで、日本人のルーツの複雑な混血モデルの詳細がさらに明らかになってきた。
文献情報
Nakagome S et al. Model-based verification of hypotheses on the origin of modern Japanese revisited by Bayesian inference based on genome-wide SNP data. Mol Biol Evol. 2015 Mar 10 [Epub ahead of print]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25758010
http://www.mededge.jp/b/heal/10536