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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

牡丹社事件や落山風風景区を紹介 屏東・牡丹ダムで施設開館/台湾

2021-10-31 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾10/30(土) 12:08配信
牡丹社事件故事館の開館式に臨む潘屏東県長(右から4人目)=同県政府提供
(台北中央社)南部・屏東県の牡丹ダムで29日、「牡丹社事件故事館」と「落山風風景特定区概念館」の開館式が行われた。式典に出席した潘孟安(はんもうあん)屏東県長は、展覧会を通じ、牡丹社事件への理解を深めるとともに、風景特定区の郷土色の重要性と独自性を知ってもらえればと期待を寄せた。
牡丹社故事館では、1874年に日本が台湾南部の恆春半島に兵士を送って現地の台湾原住民(先住民)族パイワン族と交戦し、牡丹社などを占領した「牡丹社事件」(台湾出兵)を中心に台湾の歴史を紹介する。
潘県長によれば、館内はAR(拡張現実)技術を採用し、あたかも事件の現場にいるような雰囲気を体験できる。また、パノラマスクリーンで牡丹社事件に関連する映像の上映も行われる。
「落山風風景特定区」は恒春半島南部の車城郷、牡丹郷、満州郷の一部区域にまたがるエリア。2018年8月に県によって指定された。総面積は約1万1300ヘクタール。区域内には台湾四大温泉の一つに数えられる四重渓温泉やそのままの自然が残る海岸線に通じる「阿朗壱古道」、近年再建された日本統治時代創建の「高士神社」など、歴史や豊かな自然を感じられる名所が点在する。
新たにオープンした概念館では、特定区の将来的な整備について紹介。来場者は五感を使って特定区内の自然や文化への理解を深めることができる。
概念館は来年2月28日まで。両館ともに当面は、土日にはガイドを実施するが、平日の入館には事前予約が必要。牡丹郷公所(役所)で電話予約を受け付ける。
(郭芷瑄/編集:名切千絵)
https://news.yahoo.co.jp/articles/da311c63cb42df74e4b979016e5aae2f11897f0c

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日本ではとることのできない抗酸化作用抜群なチリの「ウルモハニー」や先住民族伝来のスパイスが手に入る

2021-10-31 | 先住民族関連
PRTIMES 2021年10月31日 08時00分チリ貿易振興局 日本オフィス
世界中からセレクトした生産者こだわりの野菜や旬の果物が20〜30店舗集結する有楽町交通会館マルシェ開催
おうち時間が増え、自宅でいつもより凝った料理を楽しんだり、食材・調味料にこだわる人も増えているのではないでしょうか?何を買うかより”誰から買うか”へのシフトが進み、生産者がわかるものへの人気が高まっています。そんな中、チリ大使館商務部(ProChile)日本オフィスでは、2021年10月16日より有楽町駅前にある交通会館マルシェ(Marché)にてチリ食品販売ブースを設け、輸入者または販売者によりチリ産の魅了的な商品の試験販売を開始し、11月3日(水・祝)から以下の日程で本格的に販売します。
東京オリンピックの翌年、1965年に開業した東京交通会館にこだわりの20-30店が出店
有楽町駅、銀座一丁目駅から徒歩1分という好立地にありながら、昭和と現代の魅力が共存する東京交通会館。生産者と消費者が信頼関係を築くための市場をつくるべく、2010年4月に東京交通会館にできたのが交通会館マルシェです。
交通会館マルシェでは、「銀座と丸の内の間で新鮮な野菜やフルーツを、笑顔と真心でお届けします」をコンセプトに様々な食材を販売しています。週末には20-30店舗が出店し、全国からセレクトした生産者が自信を持っておすすめする産地直送の野菜やお米、旬の果物などおいしい食材に触れることができます。
日本ではとることができない抗酸化作用の高い蜂蜜「ウルモハニー」や先住民族伝来のスパイスも
チリと言えば、ワイン、サーモンを思い浮かべる方が多いかもしれません。確かにワインとサーモンはチリを代表する輸出産業ですが、日本ではまだ知られていない魅力的な食品がチリには多くあります。「チリの魅力的な食品を1人でも多くの方に直接手に取っていただき、知っていただく機会を設けたい」というのがチリ貿易振興局/ProChile日本オフィス代表兼チリ大使館商務・農務参事官のハイメ・リベラの思いです。
高品質で栄養価の高いチリの食材や調味料を消費者に直接販売するのは今回が初の試み。レストランや専門業者への評価が高く、注目されているチリの恵みを皆様の元にお届けしたいと、人気の商品を取り揃えております。チリには様々な花の蜂蜜が数多くあり、マルシェでは強い抗酸化作用が認められているウルモハニー(蜂蜜)を販売します。その他、オリーブオイル、ハーブティー、ドライフルーツやパタゴニアで育てられたトラウトサーモンのスモーク、さらに日本ではまだ知られていない先住民伝来のスパイス、メルケン(調味料)などを販売予定です。
マルシェで販売する商品例として、2つの商品をご紹介します。
·ウルモハニー:極めて強い抗菌作用が認められており、チリカトリック大学の研究によると内臓疾患を起こす細菌に対して高い効果があるとされる。日本ではとることができない貴重なウルモの蜂蜜。
·メルケン:唐辛子とコリアンダーシードをスモークしたチリの先住民族伝来のスパイス。燻製の香りと絶妙な辛味のスパイスがお肉やお魚など様々な料理に重宝するチリパウダー。マヨネーズと和えてデップに、パスタに入れていつもと違う風味にも仕上げることができ、使い方は様々です。
ご紹介したこの2つの商品は、AmazonとYahoo! PayPayモールの2つのプラットフォームにて三谷ビジネスパートナーズが出店する「チリショップ」で購入可能です。
· 「チリショップ公式」PayPayモール:https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/chileshop/top/
· 「チリショップ公式」Amazon:https://amzn.to/2VP3UiA
コロナ禍に見舞われた2020年、2021年。自宅で食事を楽しむことに新たな価値を見出した方も多いことと思います。体の中から健康に、免疫力を高める食材を日々の生活に取り入れ、チリの味を食卓で楽しんでみませんか?
出店日: 11月3日(水・祝)、11月6日(土)、11月7日(日)、11月20日(土)、11月21日(日)、11月27日(土)、11月28日(日)
チリ大使館商務部/ProChile では今後もチリと日本を繋ぐ活動を中心に、業界を超えた様々な取組 みを行って参ります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000068706.html

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旭川市でアイヌ文化と旭川の歴史を探訪する「アプカシロゲイニング」に自転車で参加してみた

2021-10-31 | アイヌ民族関連
asatan 2021年10月30日 公開
2021年10月23日に旭川市(観光スポーツ交流部観光課)主催のロゲイニングイベント、「アプカシロゲイニング」が開催されました。そのイベントに自転車で参加してきたのでご紹介します。
目次
● ロゲイニングとは?
● アイヌ文化と旭川の歴史を探訪するアプカシロゲイニング
● スタート地点は市民交流センターCoCoDe
● 地図とマップから作戦を練る
● アイヌ文化や市内の歴史スポットを巡る
● 制限時間内に無事ゴール
● アプカシロゲイニングの感想
ロゲイニングとは?
ロゲイニングとは、配布された地図を使って指定されたチェックポイントを指定時間内にめぐる近年人気上昇中の競技ひとつです。
チェックポイントではその難易度や距離などによって設定されたポイントが異なり、その獲得点数が最も多いひとが勝ちとなります。
例えばスタート地点から近いものは点数が低く、遠いものや山の上などに設定されたものはポイントが高くなります。
制限時間も設定されるので、遠くの高得点を目指してまわるか、近場の低いポイントのチェックポイントを数多く回るかなど戦略性も重視されます。
なお、制限時間を越えてゴールした場合は1分毎にペナルティ(ポイントの減点)が課せられ、30分を越えると失格(リタイア)となります。
そのため遠くのポイントを稼ぎに行こうとしてもゴールできないと本末転倒になってしまいます。
アイヌ文化と旭川の歴史を探訪するアプカシロゲイニング
アプカシとはアイヌ語で「歩み」の意味。旭川にはアイヌ伝承の地や開拓に関わる史跡などが多く残っています。
アプカシロゲイニングではチェックポイントを旭川の歴史やアイヌ文化にまつわるスポットに設定することで、その文化を感じながらロゲイニングを楽しめるようになっていました。
なお、アプカシロゲイニングではランと自転車の2種類で参加可能で、ランの方はソロとペア(チーム戦)、自転車はソロのみでの参加でした。
ランに関しては範囲が広域なため、バスの利用も許可されていて、当日バスの1日フリーパスが配布されていました。
スタート地点は市民交流センターCoCoDe
集合場所は市民交流センターCoCoDe。参加料は500円とこの手のイベントにしてはかなり割安。
開場では簡単なロゲイニングの説明と、チェックポイントでの計測に使う「Eカード」が配布されました。
このオレンジのカードのようなものを、チェックポイントに設置されている専用の台の上に置くとポイントがカード本体に記憶。蓄積される仕組み。
地図とマップから作戦を練る
その後スタート開始10分前に地図が配布され、所定の場所内で10分間、地図からどう移動するか作戦を練りました。
地図は2枚で、市街地と郊外の2種類。市街地は近くてまわりやすく、簡単ですがポイントが低め。郊外は遠くて行きづらいですがその分ポイントが高くなっています。
また、一部山の上にもポイントが設定されており、こちらも高ポイントとなっていました。
地図以外にカラー冊子も配布され、探索のヒントとなってました。
アイヌ文化や市内の歴史スポットを巡る
そして午前9時にロゲイニングがスタート。制限時間は6時間で午後3時がリミット。この間に一番多くのポイントを稼いだ人が上位となるルールで各自一斉に散らばりました。
さきほどのEカードは、このような専用台が旭川の歴史的場所やアイヌ文化にまつわる場所に設置されており、見つけ次第Eカードを台座に置いてポイントを貯める。
これをどんどん繰り返して移動していきました。

他に訪れた場所は...アイヌの伝説に関わるとされる水神龍王神社や
永山地区の命名の元となった永山武四郎の像
上川神社や
明治時代、天皇陛下のお住まいの皇居以外の宮殿、「離宮」が予定されていた上川離宮予定地
神居古潭竪穴式住居遺跡
三浦綾子記念文学館
旭橋
神居古潭など旭川市内とその近郊の歴史的もしくはアイヌ文化にまつわる場所がチェックポイントとされ、自転車で移動してポイントを蓄積していきました。
制限時間内に無事ゴール
結局6時間のうち、まわれたのは全40箇所中23箇所。ポイントにすると370点でした。1位の人は570点でなんと札幌からの参加者でした。
ゴール後は参加賞としてニセコ町産のお菓子(THE POW BARというエナジーバー)を2つもらい、簡単な大会アンケートに答えて終了となりました。
アプカシロゲイニングの感想
今回はじめてロゲイニングというのを参加してみましたが、普段のサイクリングに加えて目的地が明確に設定され、かつそれを探す楽しみがプラスされるので、普段とは違う体験ができてとても楽しめました。
また、ポイントを稼ぐには効率よくまわることも重要でゲーム的要素もかなり楽しめると思います。次回開催される際はぜひとも参加してみようと思います。
なお、今回はプレ大会ということで次回以降、本格的に開催予定とのこと。もし興味を持った人はぜひとも参加してみてください。
https://asatan.com/articles/3446

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歴史小説を読まない春風亭昇太が万歳! 人気作家と語り尽くした"お城の矛盾"

2021-10-31 | アイヌ民族関連
週プレNEWS2021/10/30 06:00

今村翔吾氏(左)と春風亭昇太師匠(右)
話題となった小説『じんかん』では、歴史上の悪役キャラ・松永久秀の知られざる顔を織田信長に語らせ、絶賛された注目の作家・今村翔吾氏が新刊『塞王の楯』(さいおうのたて)を上梓。天下分け目の"関ケ原の戦い"直前、大津城を舞台に繰り広げられた「最強の楯」×「至高の矛」とは――お城好き有名人の代表格、春風亭昇太師匠とのマニア必読"石垣トーク"が実現!
石垣をつくる技能集団・穴太(あのう)衆を率いる主人公らが、鉄砲をつくる国友衆の後継者たちと対峙する決戦までを描く、究極のエンターテインメント戦国小説に師匠からは「大好物」で万歳しながら読んだいうお墨付きまで......(対談前編参照)。
――ドラマ的には、京極高次に鉄壁の石垣造りを委ねられる穴太衆の匡介に対し、国友衆の彦九郎は毛利元康の命を受け大砲での攻略を図る。それぞれに理がありますね。
昇太 お互いに、当時の最先端の戦争の技術じゃないですか。歴史小説だけど、そんなに今とかけ離れたものでもない。これは現在の核であったり、共通してることですよね。
今村 僕も小説を考える時に、例えばどこかの国がレーダーを照射するのは攻撃になるのか守りになるのか。そもそも戦争って、南北戦争でも一発の銃弾がきっかけで、何から始まってなんで終わるんだろうとか考えるところがあって。
この石垣と砲でも、あえて人間の変わらなさと、この時代やからこそ、みんなちょっと冷静に考えられることがあるんじゃないかと。そういう意味では歴史小説っていいよな、現代の生臭さを抜きながら、何かのきっかけになれるのかなと思いますね。
――まさに「守るだけでは真の泰平は築けぬ」「泰平を生み出すのは、決して使われない砲よ」といった台詞もありつつ、その存在自体に彼らの葛藤をも感じさせ......。
昇太 まさに「矛」と「楯」をね。現在も抱えてる矛盾を描いてますよね。
今村 たぶん、自分らが正義やと両方が思ってやってるわけですからね。そこが難しいし、この日本でも400年前から何も変わってないんだなとわかりますよね。
城っていうのもただの防御施設じゃなくて、いろんな変遷を経て、理由があってつくられてるんで。どういう思いでつくられてるのか、"思いと城"ってところが今回のテーマだなと思いますし。そこまで想像して、城に登りつつ楽しんでもらえれば。
昇太 それこそ、お城好きが集まって、ほんとに最強の城ってどこかな?なんていうと、ほぼ大阪城に落ち着くんですよ。石垣すごいし、堀幅はあるし、そりゃもう全然違うから。だけど、中にいる人によって、それが全く活(い)きない。ハードとソフトが噛み合わないと、お城として成り立たなくなるんです。
やる気がない人がいくら名城にいても、やっぱりダメなんですね。徳川慶喜とかあそこにいたら大阪から東にいる大名は寝返らないのに、東京まで行っちゃうから最悪の選択(笑)。
今村 僕が幕臣でも絶対止めたと思う(笑)。城とそこを攻めた武将の過去の戦績とか見ると、こんなに戦下手やのに、そりゃ落とされるわ......ここの堀、切っとかなみたいな気持ちになりますもん。浅野長政とか個人的には戦がうまい方だと思わないんですけど、その武将に対して2時間しか保たへんのは、城が悪過ぎんちゃうか?とか(笑)。
――そこで今作の穴太衆のように職人集団が天下分け目で存在意義を発揮します。
今村 穴太衆は野面(のづら)積み、好きみたいで。今も唯一の生き残りである粟田建設の方たちも先代からみんな、野面に誇りを持ってるみたいですね。
昇太 あの人たちって、運ばれた石を見て、これはこれ、これはここっていう風に経験値で積んでったわけでしょ。確かにこれ、書面には残せないんですよ。あえて残さなかったのか、残せなかったのかはわからないけれども......。
今村 その先代のおじい様が、ここ十代ぐらいの中では突出した石積みの方やったそうで。石垣を組んだら、1コの余りも出なかったらしいです。石をビシビシ投げて「ここ、そこ」ってやらはるらしくて、そんなのが実際できるならと今回、匡介の師匠である源斎に使わせてもらいました。
昇太 中世の人たちのパワーっていうのはスゴいですよ。重機も何もない時代にあれをつくったというのは、もう人間としてスゴかったんじゃないですか。
今村 今の竹田城の修復とかは、当代の人がお父上とやらはったそうですけど、どうやってこんなん積んだんやってぐらい運ぶのが大変で。ヘリコプター使ったって言ってました。
昇太 たぶん、現代人がなくしちゃった何か身体的な強さがあるはずなんですよ。秀吉の韮山城攻めの時に使った陣城なんか見ると、足軽たちもその辺に寝てたんだなとか、犬みたいなことができてたんじゃないかって。今は布団がなかったら、床だって寝られないでしょ。でも昔の人たちってのは全然平気で、何時間歩いても何日寝なくても大丈夫だったんじゃないかな。
今村 米を食べてる量とかも、記録見てるとスゴいですよね。どうやって食べられるんだろうって、みんなフードファイターぐらいな(笑)。
昇太 つい最近までそんな力は残ってたと思うんです。第二次世界大戦中に日本兵がジャングルの中でね、飲まず食わずで何ヵ月も戦闘してたとか。今の人だったら、たぶん1週間で死にますよね。だけど、あそこまで生きてたわけじゃないですか。
もうすっかりそれもなくなっちゃって、車でスポーツジムに通ったりしてね。走って行けよって感じでしょ(笑)。
今村 実際、寿命こそ短かったのは食に影響するところがあるだろうけど、1日1日のエネルギー量みたいなのは圧倒的に濃かったような気がしますね。
昇太 医療が発達したから長生きしてるだけで。それはいいことなんですけどね。
――そんなサバイバルな時代、戦国の世から泰平へ移り変わる過渡期で彼らの煩悶も描かれます。
今村 穴太衆もここまではフリーランスですけど、この後は生き残りを模索してサラリーマン化していくような者も現れたり......。例えば、前田家に仕えるとか、そこに向かう狭間というのが難しいところで「もう仕事なくなるんちゃうか......」と一番迷った時代だろうなと。
昇太 まさに、そこから金沢城なんてね、ほんとに見せる石垣になっていって。それはそれで見事なんで、仕事としては正しいけど。
今村 見事やと思うし、彼らもわかってるんですけど認めたくないんでしょうね。戦国の仕事をやってきたことに対して、こだわりというか。
昇太 「だからダメなんだよ、こういうの積まなきゃ」と言ってる若い職人もいるだろうし「あいつ、あんなの積みやがって」っていうのもあって。今もどんな業界もそうだけど、いろんな世代で葛藤があって進んで行くんでしょうね。
――そういった達人や匠(たくみ)であるとか、職人の物語という視点で今に通じる学びも......。
昇太 そうですね。職人の世界みたいなのも描くのってすごく難しいじゃないですか。目の前で見せてもらってるわけでもないし、読者に想像してもらわないといけないわけで。落語も喋り方や仕草によって、町娘やお殿様を想像してもらうという芸能ですけど、特に小説ってほんとに難しい仕事をしてるなって思いますね。
今村 そこで書き過ぎても怒られるし、書かな過ぎても怒られるし(笑)。でも僕からしたら、噺(はなし)家さんのほうがすごいなと思うのは、一発本番みたいな世界ですよね。作家は猶予というか、時間だけは自分で調節しつつ、何回も修正できる。挑戦できるとこはあるんで。
昇太 ただ、完成品として出してるわけじゃないですか。僕らは毎回違うので、前にやったやつはもう消えて、今日やったやつはこんな感じでっていう。お客さんが違うからそうなるんだけど、調子の悪い時もあるし、二日酔いもあるんですよ(笑)。
だから、CDで残すのは大嫌いなの。残してるけど(笑)。それ見るとほんとにいつも、がっかりするんです。
今村 わかります。僕もデビュー当初の作品読んだら、やっぱり変だよなって思うんですよ。だけど「文庫にしたら直します?」って言われて、自分の成長曲線も含めて読者に追いかけてほしいし、直すのは反則技みたいな気持ちになって。これもこん時の俺やって、とりあえずいきますけど。
昇太 作品を残すっていうのはこれもね、矛盾を抱えてるんですよ(笑)。
――座布団一枚!(笑) 作品中には「五百年で一人前、三百年で崩れれば恥、百年などは素人」と。源斎が「千年保つ石垣を造れてようやく半人前だ」と言い切ります。
昇太 それでいうと落語って、いつ生まれたのか、誰がつくったのかも実はわかってないんですよ。だから、家元であるとか宗家っていうのが存在しないんで、血で継いでいく芸能じゃないんです。能とか狂言はそれで継いでいくもんでしょう。
僕なんかもサラリーマンの子どもだけど、高座に上がって仕事をすることができる。そういう人間からすると、落語っていうのが完成してるみたいに思っちゃダメだし、どっかに改良の余地とか、現代だったらこうやるってのをプロの落語家は持ってないとね。
「これ、完成しました」って言い出したら、それでもうお終いなんで。伝統芸能っていうほどのものでもないんですよ。芸人の世界ではあるけど、伝統芸能継承者なのか、お笑いの人なのか......スゴく微妙なところにいるわけで。尚更、完成してるなんて思っちゃダメなんだと。その何百年って話でも思いました。
――匡介らも一子相伝ではなく、才能で継承者として認められるというのが共感できるかと。
昇太 血で継いでないですもんね。
――さて、ここまで語り尽くしていただき、師匠には今作の応援団長に就任といってもよいのでは(笑)。
昇太 実は僕、これずっと読んでて、映画で見たいなって。キャスティングを勝手に思い浮かべたりしながら。最近の若い作家さんの特徴なんでしょうけど、やっぱり子どもの頃から映像見ながら育ってるんで、カット割りもできてるし、すごく映像っぽいなと。
――映画化では『のぼうの城』などもありますが、ご自分のご出演も? 京極高次のキャラクターをコミカルにした役作りなんか......。
昇太 高次はちょっと......威厳がなさ過ぎるからできないでしょ(笑)。でも、敵方も悪じゃなく、お互いの主張で戦ってるだけなので、ほんと悪い人が出てこないですから。映画化したら、いっちょ噛みしたいなと。作者から制作の人にひと言、お願いできますか(笑)。
今村 仮にそういう話がきたら「そうじゃなかったら俺はもうこのオファー受けへん」って言えばいいですね(笑)。
――実現を待望です! では最後に師匠から、最近行かれたオススメの城があればと。
昇太 お城がない地域はないので、仕事でどっかに行くと近所に何かはあるんです。そうするとやっぱりたまらなく面白くて、最近は北海道で「晩生内(おそきない)1号チャシ」に車で行ったんです。アイヌの人たちがつくったお城ですけど、今まで見たチャシと全然違ってて。それこそ関東のちっちゃい山城にありそうで、スゴくよかったですね。
今村 チャシまで行かれてるんですね! お城好きも極まってきてますね(笑)。
昇太 沼ですね、ほんとに。相当、深い堀です。
今村 ははは。のめり込んでいく沼なんで、この道は......。僕もお話させていただいて、またお城を回りたくなりましたもん。でもほんま、土塁とかがお好きなんですね。
昇太 好きなんです。関東ローム層系のお城ばっかり見てて、佐竹が秋田に移って久保田城を作るんですけど......。
今村 僕も久保田城好きで、実はFacebookの写真も......。
――と、この先はさらに果てしない"沼トーク"が......というわけで。まずは、新刊『塞王の楯』を読んでからハマってみますか!?
●春風亭昇太(しゅんぷうていしょうた)
1959年、静岡市生まれ。東海大中退後の1983年、春風亭柳昇に弟子入り。型破りな新作落語で人気となり、92年に真打昇進。人気番組『笑点』の大喜利レギュラーとしても活躍、16年から司会を務める
●今村翔吾(いまむらしょうご)
1984年、京都府生まれ。2017年に『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。18年の『童神』で第10回角川春樹小説賞、20年には『じんかん』で第11回山田風太郎賞を受賞し、いずれも直木賞候補となる
◆『塞王の楯』(集英社)
秀吉が死に、戦乱の気配が近づく中、石垣職人の穴太衆に後継者として育てられた匡介は京極家より大津城の守りを任される。一方、石田三成は鉄砲づくりの国友衆に大砲での攻めを託すが......大群に囲まれ絶体絶命、宿命の対決を描く!
撮影/五十嵐和博
https://news.goo.ne.jp/article/shupure_news/trend/shupure_news-114690.html

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北米の先住民族 ... 意外と知られていないNYとの繋がり。ネイティブアメリカンの足跡を辿る

2021-10-31 | 先住民族関連
ヤフーニュース 10/31(日) 7:36安部かすみニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者
先住民族を傷つける心ない言動や差別は、21世紀となった今も世界各地で起こっている。
日本では少し前、テレビの情報番組でお笑い芸人が先住民族のアイヌを茶化す表現をし、大問題になった。問題の表現は、先住民族の名前を動物に例えるというもので、以前からたびたびアイヌ民族に向けられてきた差別的なものだった。テレビ局は再発防止に向け、問題が起こった背景を検証しアイヌ民族や視聴者に対して謝罪した。
アメリカでも先ごろ、カリフォルニア州の高校で、教師が授業中にネイティブアメリカンの格好をし、トマホーク(斧)を振りかざすポーズをした動画が拡散され炎上した。問題の動画は、ネイティブアメリカンの生徒が撮影したものだった。生徒にとって教師の言動はネイティブアメリカンの文化に対しての攻撃的な描写として映ったという。教師はその後、休職処分となっている。
これらはほんの一例だが、いずれのケースも先住民族への配慮が足りず、知識や理解の欠如から起きたことだろう。
ニューヨークにあるスミソニアン協会の一つ、国立アメリカ・インディアン博物館(National Museum of the American Indian)では25日、企画展「ネイティブニューヨーク」が新設された。マンハッタンから北はナイアガラの滝まで12箇所において、先住民族のネイティブの土地(テリトリー)だったという秘話、知られざる先住民族の暮らしや歴史の足跡が展示されている。
ニューヨークは17世紀、オランダの入植者が土地の所有権について知識のなかった先住民族から60ギルダー(24ドル相当)の価値で取引された(ほぼ奪い取ったに等しい)土地だ。オランダの植民地時代、ここは新アムステルダム=ニューアムステルダムと呼ばれていた。その後イギリス人の手に渡ることになり、新しい港=ニューヨークに改名された。
ではオランダ人がやって来る前はと言うと、実はこの地にもネイティブアメリカンの人々の暮らしがあったのだった。
アメリカで現在、連邦政府が認めたネイティブアメリカンの部族は574とされている。そして多くの部族は、もともとの土地(ネイティブニューヨーク)から他の土地に強制的に追いやられた。
同博物館の学芸員で歴史家のガブリエル・タヤック(Gabrielle Tayac)氏によると、ニューヨーク州に現存するネイティブアメリカンは約10部族で、ニュージャージーエリアも含めるとそれ以上になると言う。
タヤック氏はこれまで、現存するすべての居留地を訪れ、ネイティブアメリカンの理解を深め、人々に啓蒙し、差別などの問題に積極的に取り組んできた。「正しい知識や理解をすることが、問題の解決に繋がる」と語る。
同博物館のアソシエイトディレクター、デビッド・ペニー(David Penney)氏も、「ネイティブアメリカンの歴史と文化は依然として不正確な情報とステレオタイプなイメージの影響を受け続けている」と言う。それでこの特別展では、単なる歴史紹介だけでなく、先住民族の歴史が現代生活や人々とどのようにリンクし影響をもたらしているか、身近なテーマと共に示すことにした。
展示を見て周ると、もともとニューヨークエリアで暮らしていたネイティブアメリカンは、オランダやイギリスからの入植者、後にアメリカ政府から次々に土地を収用され、ニュージャージーやペンシルベニア、北はカナダ、西はカンザス、オハイオ、オクラホマなど遠くへと追いやられたことがわかる。
展示品の一つに、西へ西へと追いやられ1850年代にはカンザスに居留していたレナペ(デラウェア)族の人々が使っていたショルダーポーチがある。自然を模した柄でカラフルな色合いが特徴だ。当時、その周辺で大陸横断鉄道の建設が予定されると、再びレナペ(デラウェア)族は居留地を売り渡すように強要され、今度はオクラホマに移動を迫られた。ポーチに埋め込まれたビーズの葉っぱのデザインは、タヤックさんによると「もともとそれらの土地では見られないような植物の柄なんですよ」と言う。もちろんカメラも辞書もない時代のこと。
代々にわたって自分たちの意志に反して幾度となく移動を迫られ、未開の居留地に押し込まれる中、これまで自分たちのいたネイティブの土地や自然の記憶をいつまでも失わないようにと、子や孫の世代に語り継いでいったのだ。この柄1つにも、そんな琴線に触れるエピソードが秘められているのだった。
また、先住民族の人々は現代、強制移住を強いられた先の土地で、差別とはまた別の問題にも晒されている。
28日付のニューヨークタイムズによると、テリトリーの98.9%を奪われたネイティブアメリカンは移住した先々(例えばアリゾナ州など)で、気候変動の脅威に晒されているという。(近年、異常気象による熱波、干ばつ、大規模な山火事などは、アメリカで深刻化)
イェール大学の博士課程に在籍するポール・バーン・ブロウ氏は記事の中で、解決するための最善の方法として、「奪った土地を返還すること」と述べている。
いつの時代も、被害を受けやすいのは、社会的に脆弱な立場に置かれている人々だ。今すぐに大きな援助ができなくても、正しい歴史を一人一人が学んでいくことで、いずれ大きな前進に繋がっていくことになるかもしれない。
企画展「ネイティブニューヨーク」はこの先10年単位で展示が続けられていく。いつかニューヨークを訪れることがあれば、この展示に足を運んでニューヨークとネイティブアメリカンの繋がりについても考えてみてはどうだろうか。
「展示では、コミックの技法やインタラクティブな方法で、大人から子どもまで楽しく学べるように工夫しました。日本ならアイヌ民族と言うように、それぞれの国の先住民族について考え思いを馳せるきっかけになれば嬉しいです」(タヤック氏)
参考資料
An 'offensive' high school teacher caught on video wearing a fake Native American headdress and waving air tomahawks has gone on leave
National Congress of American Indians
Forced Relocation Left Native Americans More Exposed to Climate Threats, Data Show
(Text and some photos by Kasumi Abe) 無断転載禁止
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20211031-00265636

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Eテレ『奄美・アイヌ 北と南の唄が出会うとき』11月6日放送 双方の音楽家が互いのルーツを知る旅へ

2021-10-31 | アイヌ民族関連
amass 2021/10/30 16:05掲載

NHK『ETV特集「奄美・アイヌ 北と南の唄が出会うとき」』(c)NHK
日本列島の北と南。遠く離れた2つの唄が出会った。アイヌと奄美。それは古くから伝わる独自の唄文化を受け継ぐ人々。今回、互いを代表する音楽家たちがそれぞれのルーツを探る旅へ。NHK Eテレ『ETV特集「奄美・アイヌ 北と南の唄が出会うとき」』は11月6日(土)放送。なぜ北と南のルーツミュージックの魂は共鳴し合うのか、その理由を探っていく
■『ETV特集「奄美・アイヌ 北と南の唄が出会うとき」』
NHK Eテレ 2021年11月6日(土)午後11:00〜午前0:00 (60分)
日本列島の北と南。遠く離れた2つの唄が出会った!アイヌと奄美。それは古くから伝わる独自の唄文化を受け継ぐ人々。今回、互いを代表する音楽家たちがそれぞれのルーツを探る旅へ。なぜ北と南のルーツミュージックの魂は共鳴し合うのか、その理由を探っていく。世界にアイヌ音楽を発信するOKIと、奄美の伝説的な唄者・朝崎郁恵。神への祈り、差別を受けた苦難の歴史…。ルーツミュージックから浮かび上がる、幻の日本!
【語り】麿赤児
番組ページhttps://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/
https://amass.jp/152335/

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伝統のサケ漁を見学【新ひだか】

2021-10-30 | アイヌ民族関連
日高報知新聞 2021.10.29
【新ひだか】アイヌの伝統的サケ漁「チェプコイキ」が26日、静内目名の静内川支流で行われ、静内小4年生38人と山手小同23人、東静内小3、4年生16人が伝統漁具によるサケ漁を見学した。
 チェプコイキは、アイヌの伝統技術の伝承と伝承者の育成事業として、新ひだかアイヌ協会(大川勝会長)が道の特別採捕許可を受けて実施している事業。また、アイヌの生活や文化・歴史を学習する町のイオル再生体験交流事業の一環として、小学生がサケ漁を見学しサケの加工を体験している。
 静内川に到着した児童たちは、同協会の菅原勝吉民族文化専門員(53)から伝統漁具「マレク」(突きカギ)の使い方や「アイヌの人たちは食べる分だけ獲っていた」などの説明を開き、続いて、川で待機していた大川会長らがマレクでサケを捕獲。その様子を児童たちが興味深く見学していた。
小学生の前でマレクを使ったサケ漁を披露する大川会長ら
 この後、児童たちは静内真歌のアイヌ民俗資料館やシャクシャイン記念館を見学。サケの解体も体験し、アイヌ文化とかかわりの深い町の歴史について学んだ。
 マレクを使ったサケ漁を見学した東静内小4年の棚川耀太(ようた)君は「実際に見ることができて良かった。サケの捕獲は難しそうだけど、自分でも少しやってみたい」と感想を話した。
 29日には、高静小4年生70人と桜丘小同6人の同様の体験事業が行われる。
興味深くサケ漁を見学する児童ら
http://www.hokkaido-nl.jp/article/23544

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アイヌ工芸品145品展示 民族文化財団 31日まで図書館で開催

2021-10-30 | アイヌ民族関連
稚内プレス 2021 年 10 月 29 日

 アイヌ民族文化財団主催のアイヌ工芸作品コンテスト作品展2021が29日から市立図書館で開かれている。
 全国から応募があった織物・編物・刺繍作品、木工芸の伝統的作品など128点に加え入選3回などの特別作品17点の145作品が展示されている。稚内では平成11年以来22年ぶりの開催。
 アイヌ伝統の紋様を刺繍した着物、繊細に一つひとつ彫られたクマの木彫り、タペストリーなど伝統作品や現代的にアレンジされた作品の数々が見る人の心を掴んでいる。
 70代男性は「一つひとつの作品は技術の結晶であり、アイヌ文化の奥深さを感じます」と話していた。
 財団の石澤博隆参事は「管内ではアイヌ作品を常設展示している施設がありませんので今回の作品展でアイヌ文化に触れてほしい」と話していた。
 31日午後6時まで開催。
http://wakkanaipress.com/2021/10/29/54963

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NZと北海道の連携強化図りたい 駐日大使が本社来訪

2021-10-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/30 00:30 更新
 ヘイミッシュ・クーパー駐日ニュージーランド(NZ)大使と、在札幌NZ名誉領事に就任した菓子製造販売道内大手きのとや(札幌)の長沼昭夫会長が29日、北海道新聞社を訪れ、広瀬兼三会長と会談した。
 クーパー大使は、NZと北海道には気候や酪農など多くの共通点があることを挙げて「パートナーシップの強化に全力を挙げたい。NZの先住民族マオリとアイヌ民族の草の根レベルの交流も活発になってほしい」と期待を込めた。長沼会長は「名誉領事として交流拡大に貢献したい」と意欲を語った。
 クーパー大使は、札幌市内で28日に開かれた長沼氏の名誉領事認証式に出席するため来道した。(村上辰徳)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/605798

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道の駅十勝川温泉でアイヌ古式舞踊披露 音更

2021-10-30 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞 2021/10/29 9:18
 【音更】秋の夜長を楽しむイベント「オータムフェスタin十勝川」が開かれている音更町内の道の駅ガーデンスパ十勝川温泉で、30日、11月3、6日に、帯広カムイトウポポ保存会のアイヌ古式舞踊が開かれる。
 道の駅の芝生広場にともしたかがり火の中で、アイヌに伝わる古式舞踊を披露する。いずれも午後6時から約20分間。雨天中止。
 同保存会は、古式舞踊の観光コンテンツ化を図る帯広...
●この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
https://kachimai.jp/article/index.php?no=545473

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10月のWATCHA PEDIAトレンドランキングTOP10を発表!月額動画配信サービスWATCHAでは11月より新規タイトル続々追加!

2021-10-30 | 先住民族関連
JIJI.COM 2021年10月30日(土)
[株式会社Watcha Japan]
大胆不敵な先住民の女性政治家が自分の正義を貫く姿を描いた日本初上陸&独占配信の海外ドラマ『トータル・コントロール』を11月配信予定!
この度、株式会社Watcha Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役兼CEO:黒田 淳一)は、映画レビューサービス「WATCHA PEDIA(ウォッチャ・ペディア)」にて、10月に最も検索された映画作品をランキング形式で発表いたします。また、映画好きのための新しい月額動画配信サービス「WATCHA(ウォッチャ)」にて、綾野剛出演『日本で一番悪い奴ら』、黒木華主演『リップヴァンウィンクルの花嫁』、大泉洋出演『探偵はBARにいる』シリーズや日本初上陸&初配信となる海外ドラマ『トータル・コントロール』など注目作品を11月5日(金)から順次配信を開始することが決定いたしました。
▼10月のWATCHA PEDIAトレンドランキングTOP10を発表!
<WATCHA PEDIAトレンドランキング【10月】> ※10月1日~10月25日までの月間データ1位~10位
1位に輝いたのは韓国のサバイバルテレビシリーズ『イカゲーム』[NH1] 、続いて先日、パート2の制作が正式発表された『DUNE/デューン 砂の惑星』、007シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、同シリーズの他4作品もランキングTOP10入り、他にも2018年のデンマークのスリラー映画『THE GUILTY/ギルティ』のハリウッド・リメイク版など最新の注目作が集まり、邦画では先日10月8日に地上波初放送した『今日から俺は!!劇場版』がランキング入りする結果となりました。
▼11月より日本初上陸&初配信の海外ドラマ『トータル・コントロール』を独占配信開始!
WATCHAでは、大胆不敵な先住民の女性政治家が自分の正義を貫く姿を描いた日本初上陸のオーストラリア初の海外ドラマ『トータル・コントロール』を独占配信いたします。

【あらすじ】
カリスマ性のある先住民族のアレックス・アーヴィング(Alex Irving)は、ある恐ろしい事件での勇気ある行動を称賛され、脚光を浴びるようになる。オーストラリア首相のレイチェル・アンダーソン(Rachel Anderson)は、この人気に目をつけ、政党の広告塔として大胆にもアレックスを上院議員に選出する。しかしレイチェルの思惑を超えて、アレックスは自身の正義のもと、より良い社会に変えていきたいと願うようになった。首相の冷淡な計算によって裏切られたアレックスは、政界を揺るがすような復讐を仕掛ける。
(C)Blackfella Films for ABC, Australia
また11月5日(金)からは、綾野剛主演で裏社会へ染まっていく刑事を描く『日本で一番悪い奴ら』、岩井俊二監督・脚本の大作、黒木華主演の『リップヴァンウィンクルの花嫁』、大泉洋主演の人気作『探偵はBARにいる』シリーズなどの邦画作品、さらに警察官一家の末娘と警官試験を7年間落ち続ける彼氏との関係をコミカルに描く韓国映画『キケンな顔合わせ!?』、高校生の視点で社会問題や人間関係をリアルに描き欧州で爆発的な人気を誇る体験型ドラマ『スカム・フランス エピソード:リュカ』などの海外ドラマまで、幅広いジャンルの新規タイトルを続々追加いたします。
▼11月新着作品の詳細はこちら
■『WATCHA』について
WATCHAは、 『ラ・ラ・ランド』『最強のふたり』などの映画好きが何度も繰り返して観たくなる名作から、日本初配信の韓国映画『BLEAK NIGHT 番人』 『パーフェクト・ゲーム』や海外ドラマ『エデン:8つの真実』『バック・トゥ・ライフ』など、他では観られない作品を独占配信中。さらに豊富なデータからパーソナライズされたレコメンドや、シネマコンシェルジュによるテーマ別のおすすめ作品の提案など、映画好きの皆様に自分が知らなかった作品と出会っていただける動画配信サービスです。
■「WATCHA」は1ヶ月無料体験が可能!
WATCHAは、1ヶ月無料体験ができ、いつでも簡単に解約が可能です。 無料トライアル期間中の解約であれば、月額料金が発生することもありません。2ヶ月目以降は月額869円(税込)で見放題です。
▼アプリダウンロード/WEB視聴はこちら
https://watchaplay.onelink.me/GUi2/911df325
■WATCHA PEDIAについて
WATCHA PEDIAは、ユーザーがこれまで鑑賞した映画・ドラマ・アニメ作品の評価・レビューを記録したり、ユーザーの評価情報を分析し、好みにあった作品をおすすめするサービスです。
▼WEB/アプリダウンロードはこちら
https://watcha.onelink.me/gCmO/6c9b04f9
■『WATCHA』と『WATCHA PEDIA』の連携
WATCHA PEDIAで評価した情報がそのままWATCHAにも連携され、あなたの好みにぴったりの作品をWATCHAでご提供いたします。
隙間時間にWATCHA PEDIAで作品を評価したり、レビューを見たりして、WATCHAで自分の好みに合ったおすすめ作品をゆっくり視聴。視聴後そのままWATCHAで作品の評価もできます。
WATCHAとWATCHA PEDIAで作品を評価すればするほどおすすめの精度が上がり、あなたの好みにぴったりな今まで出会った事のない映画に出会えます。
公式Twitterアカウントはこちら → https://twitter.com/watcha_jp
公式Instagramアカウントはこちら → https://www.instagram.com/watcha_jp/
◆会社概要
社名:株式会社Watcha Japan
設立:2014年11月18日
代表: 黒田 淳一
会社HP:https://watchacorp.jp/
◆本件に関するお問合せ先
株式会社Watcha Japan
問い合わせ先:contact@watcha.co.jp
企業プレスリリース詳細へ (2021/10/29-19:17)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000048.000017053&g=prt

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マーク&リン・ベニオフ夫妻とSalesforceが気候変動対策で約340億円を寄付

2021-10-30 | 先住民族関連
techcrunch.com 2021年10月29日 by Ron Miller, Nariko Mizoguchi
Marc and Lynne Benioff(マーク&リン・ベニオフ)夫妻は米国10月28日、気候変動対策と他の人々に行動を促すために2億ドル(約227億円)を寄付すると発表した。マーク・ベニオフ氏の会社であるSalesforce(セールスフォース)がさらに1億ドル(約113億円)を追加し、寄付は計3億ドル(約340億円)だ。
ベニオフ夫妻の寄付金は2つに分けられる。1億ドルは「Benioff Time Tree Fund(ベニオフ・タイム・ツリー基金」に、残りの1億ドルは夫妻のベンチャー企業である「タイム・ベンチャーズ」に寄付され、気候変動に対処する製品やサービスを開発している有望な新興企業に投資される。
「Benioff Time Tree Fundは、新興国や発展途上国において、最もリスクの高いコミュニティや自然生態系への気候変動の影響を軽減するために、先住民族やコミュニティに根ざした森林管理に焦点を当てます」と同基金は声明で述べた。
マーク・ベニオフ氏は、気候変動に立ち向かうためには、さまざまな構成員が一致団結して努力することが必要であり、植林活動はそのための大きな要素だと話す。
「すべての政府、企業、個人が地球の保護と保全を優先すれば、気候変動の阻止に成功することができます。私たちは100ギガトンの二酸化炭素を分離しなければなりませんが、それを実現するためには森林再生が不可欠です」と述べた。
さらにTime Venturesの方では、エコに特化したスタートアップ企業に1億ドルを投資する計画だ。これは、夫妻の会社が2014年以降、DroneSeed、Loam Bio、Mango Materialsなどの企業に投資してきた1億ドルに上乗せされる。
Salesforceは、すでにネットゼロ(温室効果ガス実質ゼロ)を達成したことを表明しており、9月に開催された同社の顧客向けカンファレンス「Dreamforce」では、2021年3000万本の木を育てるというコミットメントを発表している。この追加の1億ドルは、生態系の修復や気候変動対策などの分野で活動する非営利団体を支援するための今後10年間の助成金など、いくつかの取り組みに分配される。さらに、気候変動対策に取り組んでいる団体に技術を提供し、250万時間のボランティア活動を行うことを計画している。
関連記事:Salesforceがバリューチェーン全体での温室効果ガス実質ゼロを達成
Salesforceのチーフ・インパクト・オフィサーであるSuzanne DiBianca(スザンヌ・ディビアンカ)氏は、ネットゼロの達成に向けた同社の活動は第一歩だが、今回の追加資金は他の団体を支援することを目的としていると話す。
「私たちは、気候変動対策を加速させるために活動している人々に力を与え、気候変動による影響を最も受けている人々を支援したいと考えています。二酸化炭素排出量を削減し、より健康的で回復力のあるネットゼロの世界を実現するためには、大胆かつ緊急の行動が必要です」と述べた。
同社は、再生可能エネルギーの使用と、それが不可能な場合はカーボンオフセットの購入を組み合わせてネットゼロを達成している。
画像クレジット:ANDRIY ONUFRIYENKO / GETTY IMAGES
[原文へ]https://techcrunch.com/2021/10/28/marc-and-lynne-benioff-salesforce-donate-300m-to-encourage-climate-action/
(文:Ron Miller、翻訳:Nariko Mizoguchi)
https://jp.techcrunch.com/2021/10/29/2021-10-28-marc-and-lynne-benioff-salesforce-donate-300m-to-encourage-climate-action/?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvLmpwLw&guce_referrer_sig=AQAAAHuErKATalytiufiT7ZkRoffpe_6KOqICbzoT-y73S2Ma7uX9-cghWhlH11aMBL32ddPKC3V60jRknsgCriDYUMvLmY2JGGhEnrG0KSapfm0i0ng51ZFYyGKUpMR2w7fMeDdI_YSCt52Qklex4YIUqc9UZjkMuMJP2WYq0iCmHvt

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旭川の「川村カ子トアイヌ記念館」が新設され再来年に開館へ

2021-10-29 | アイヌ民族関連
NHK 10月28日 19時43分

老朽化が進む、旭川市にあるアイヌ文化を伝える資料館、「川村カ子トアイヌ記念館」の新しい建物が建設されることが決まり、再来年に開館することになりました。
「川村カ子トアイヌ記念館」は100年余り前の大正5年に開設された資料館で、アイヌ文化を伝える道具や衣服など、およそ500点が展示されています。
現在は昭和40年に建てられた木造平屋の建物が使われていますが、老朽化が進んでいることから、今の建物のとなりに新しい建物が建設されることが決まりました。
建物は広さおよそ380平方メートルの2階建てで、アイヌ文化の展示スペースだけでなく、伝統舞踊を披露する舞台やアイヌ料理を作ることができる調理室も整備される予定です。
建設費は2億円で、すべて旭川市が国に申請した交付金をあてる計画で、再来年7月の開館を予定しているということです。
「川村カ子トアイヌ記念館」の川村久恵副館長は、「新しい建物の建設が決まり、本当にうれしい。アイヌ文化を知るだけでなく、感動できる場所にしていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211028/7000039637.html

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来たるべき民主主義の位置を手繰り寄せる―真壁仁編『詩の中にめざめる日本』論

2021-10-29 | アイヌ民族関連
岩波新書編集部 2021/10/26

岡和田晃
※10月20日に復刊した『詩の中にめざめる日本』。長らく復刊リクエストが寄せられてきた本書の魅力と意義について、文芸評論家で現代詩作家の岡和田晃さんにエッセイを寄せていただきました。
いまの社会がもっとも顧みていない領域へのいざない
真壁仁編『詩の中にめざめる日本』(岩波新書、以下、「本書」)が復刊した。初版は1966年で、広い層に親しまれていたロングセラーであるものの、いつの間にか品切れとなり、アクセスが困難になってしまっていた一冊である。それだけならば、凡百の“良書”と変わらない。さらに言うと、まったく予備知識がない人がこのタイトルを耳にすれば、“美しいニッポン”を謳う自画自賛本の一種と誤解してしまうかもしれない。悲しいかな、そんな状況が続いている。
だが、本書の内実は、嫌な「空気」に楔を打ち込むことを目したという意味で、今なお有効性を失っていない。むしろ、政治的な現実が悲惨の一途をたどり、インターネット上の言説が差別やプロパガンダで覆われている現状、刊行当時よりも、その意義は増しているとすら言えるかもしれない。そもそも、本書のタイトルにある「めざめる」とは、「民主主義に目ざめる」という意味である。およそ戦後史において、いまほど「民主主義」なる言葉が空疎にさせられている時期もないことに鑑みれば、本書が掲げた理想はあまりにも眩しい。
いや、理想という言葉は本書を論じるのに適切とはいえない。本書は多様な詩人の作品を集め、各編に編者の解説を添えた詩のアンソロジーなのだが、すでに殿堂入りした“名作”を集めて抒情に浸らせ、制度や権威を強化することを目的とした詩集とは一線を画するものだからだ。何より現実から出発した書物なのである。
本書は、狭義の“文壇”に限らず、いまの社会がもっとも顧みていない領域を掬い上げようとする、民衆詩・社会詠を集成した入門書で、扱われる事柄は多岐にわたる。アイヌ(北海道)、東北、原爆(広島)、沖縄といった――“中央”からは周縁に置かれ続けている領域はもとより、農村や工場での生活実態、被差別、朝鮮大学、さらにはシベリア抑留、中国人捕虜の虐殺、60年安保やベトナム(ヴェトナム)戦争、アフリカの独立といった――当時は“第三世界”、今なら“グローバル・サウス”と呼ばれる――諸問題までもが扱われているのだ。
私が本書を論じることになったのは、コロナ・ウイルス禍で遠隔講義を余儀なくされた大学生に薦める一冊として、本書をSNSで紹介したからである。本書が書店で手軽に入手できた時期においては、小・中学校の授業で扱われていたことすらあるという。しかし、教育改革ならぬ改悪が進む昨今においては、義務教育のみならず高等教育の現場においてすら、本書のような書物を扱うことは難しくなっている。初版から半世紀あまりを経てなお、歴史的現在として多くの問題は連続しているにもかかわらず、だ。高度資本主義社会が求める人間像からの死角に、本書は置かれてしまっているわけである。ゆえに、本書のような性格の書物の意義を、近年の研究も踏まえて論じる必要を痛感している。
綴方教育とサークル運動
本書はもともと、国土社の雑誌「月刊社会教育」に約7年連載されたものが原型で、編者による序文では「選ばれた詩人」ではなく「名もない民衆(人民大衆)のなかの書き手」の作品を集めたものだから「こんにち到りえた文学的な高さを示すような本ではない」と、わざわざ銘打たれている。あえて“文壇”から距離を置いた形で成立したがゆえに、「文学」を規定する諸制度を、集められた詩群が放つ“声”、あるいは佇まいによって相対化させる、そんな一冊になっているのだ。本書は、美学的に閉じた鑑賞をもって完結する一冊ではなく、“その次”へのコミットメントを必然的に導く。
詩史に通じた読者でなくとも、本書の頁を繰れば、森崎和江、茨木のり子、峠三吉といった有名詩人が参画していることに気づくはずだ。初版から55年が経過した段階では、文学研究の対象となって再評価が進んだり、“地方”においては半ばカノン化されていたりする書き手も少なからずいる。その意味で「名もない民衆」という評言は、序文で編者が言うように「その作品が人民大衆の詩と基底をおなじくしている」ものと理解する必要がある。
ただ、本書はあくまでも導入の一冊であり、早くから批判の声がなかったわけではない。詩人の長谷川竜生は「教育評論」196号(1967年)で、「大衆が沈黙を破っても、支配者は、さらに巨大な沈黙を用意している。(……)すなわち支配者側の連続したキャンペーンを見ぬ」く必要があると論じたうえで、『詩の中にめざめる日本』という問題の立て方は、「社会意識に目ざめている大衆と、目ざめていない大衆がある」という区分に依っていると批判し、「詩は、詩であって、詩の形式を借用した生活綴方そのものではない」と述べている(「今日の詩の問題」)。どういうことか。
編者の真壁仁(1907~84年)は、歴史学者の上原専禄の影響を受け、1950年代の生活綴方運動の延長線上で本書を構想し、また少なくない詩人が戦争に加担したことの責任をいかに取るべきかという観点から、戦前に刊行された自身の第一詩集『街の百姓』(北緯五十度社、1931年)を含めた日本の近現代詩が依拠する「湿った風土日本」と「戦争の韻律」の類縁性を看取しつつ、それとは異なる「様式」を模索していた(楠原彰『野の詩人 真壁仁』、現代企画室、2020年)。
戦後の綴方運動とは、無着成恭『山びこ学校』(青銅社、1951年)が一つの代表とされているが、児童の生活実態を――詩の創作を含んだ――作文という形で表現することで社会における自己の位置を発見し、そこから主体的に脱していくことまでもが目されていた。ここでは詩学と社会性とは不可分となっており、社会の変動とともに描かれる詩のあり方も必然的に変容していくことになる。
こうした綴方運動の発想は学校教育に留まらず、社会人においても、職場内での文学サークル運動として広範な盛り上がりを見せており、本書所収の詩群の多くは、そういったサークルで刊行されていた詩誌あるいは労働組合の機関誌を初出とする。だからこそ長谷川のような批判が出てくるわけなのだが、かような傾向をもっともわかりやすく体現するのが、序文でも言及されている「「大」浴場無情の歌」であろう。
昭和なる工場のほとり
風呂せまく油子くるしむ
みどりなす真水は出でず
あがり湯も汲むによしなし
広かねえフロ場の床を
湯にとけた垢うき流る
(昭石川崎労組「暁塔」「「大」浴場無情の歌」、本書所収)
これは昭石川崎労組の機関誌「暁塔」に発表されたもので、作者不明。島崎藤村「小諸なる古城のほとり」等をもじり、京浜工業地帯において――しばしば過酷で非人間的ですらあった――労働をせねばならなかった者らの現実を詠った風刺詩である。ここには明らかに、ある意味で戦後いっそう強化された富国強兵・殖産興業のイデオロギーから明治文学との連続性を切断し、叙情的な韻律を笑いに変えんとする野心が見受けられる。ただ、パロディであるがゆえに、藤村すらろくに読まれなくなっている現在から見れば、同時代に有していたはずの破壊力の減少は否めない。長谷川に倣えば、ここから、より「危険」な詩学を発見していく必要があるというわけである。
「始原の怨恨」に突き動かされたパルチザン
特定の作家に限った話ではなく、より敷衍して捉えれば「詩の中でめざめる」はずの「日本」においても同様だ。「日本」にめざめ、「日本」を取り戻そうというロジックは、日本会議的な排外主義のイデオロギーや、2012~13年に安倍晋三や自民党が掲げた「日本を、取り戻す。」というスローガンと、あまりにも近似的ではないか。つまり支配者は民衆による有形無形の支持を得ているからこそ支配者然として振る舞うことを許されているわけであり、本来は民衆に内在する支配者への依存こそを断ち切っていかねばならないはずだ。それは慣れ親しんだ既存の生活を捨てる、ということをも意味するがゆえ、改革の試みはしばしば失敗し、冷たい拒絶に見舞われるわけだ。
こうした状態を真壁仁は、農民なら誰しもが持っているはずの「始原の怨恨」を晴らそうとするパルチザンに対し、味方であるものが黙りこくって「怒りのエネルギーとならない状態」をも撃とうとするものの、うまくいかないでいる苛立ちを、黒田喜夫(1926~84年)の詩「空想のゲリラ」に見てとった。次のような詩文である。
野垂れ死にした父祖たちよ
追いたてられた母達よ
そこに帰る
見覚えある抜道を通り
銃をかまえて曲がり角から踊りだす
いま始原の怨恨をはらす
復讐の季だ
その村は向うにある
道は見知らぬ村から村へつづいている
だが夢のなかでのようにあるいてもあるいても
なじみない景色ばかりだ
(黒田喜夫「空想のゲリラ」、本書所収)
ここで描かれる情景を、黒田は「支配の自然化された時間(日常・事実)」と呼んでいる。そして、その「時間」の集積を肉体として構成する幻想の共同体こそが「国家」であり、それを統合する天皇制とは異なった「反自然の存在(プロレタリアート)としての否定変革の自他の関係を創出することにおいて、はじめてそこにある「自己」を現出し得る」ことを措いて、自らが「主格」であることはできないと論じている(「生涯のように――対話による自伝」、1978~79年、『燃えるキリン 黒田喜夫詩文選』、共和国、2016年)。
圧迫して恥じない言語としての「日本語」
かような「空想のゲリラ」の意味づけは、生活実態の素朴な表象という段階から、民衆詩をありうべき理想を託したコミューンともいうべき連帯――すなわち共同体のあり方――への夢想と接続させるものであるが、そのプロセスにおいて紐帯をなす“日本語”もまた、強い疑義の対象となる。大江満雄(1906~91年)の「あの人たちの日本語を杖にも柱にもするな」では、そうした疑念のあり方がわかりやすく表象されている。
わたしは
日本語を疑う。
きがねして 水底に沈んで ふるえている あの人たちの
内にひねくれて あいまいな 表裏のある日本語を。
ゴウマンで空疎な日本語
きかざった日本語
おのれにも他者にも 真実を失った あの圧迫して はじない 日本人の日本語
あの圧迫されて はじない 日本人の日本語。
(大江満雄「あの人たちの日本語を杖にも柱にもするな」、本書所収)
「あの圧迫して はじない 日本人の日本語」に続く形で対照的に描かれるものは、「いつであったか あの 外国人の 日本語には ういういしい平等感があった」である。「あの 外国人」とは誰だろう。ここで本作のエピグラフに立ち返ってみると、ツルゲーネフが「おまえだけはわたしの杖であり 柱である」と、「自由なるロシア語」を称揚している。これはツルゲーネフ「散文詩」からの引用である。とすれば、「外国人」と言われて、真っ先に念頭に置かれるのはロシア人だろう。多くの場合、ロシア人がロシア語を杖や柱にするように、日本語を話せるわけでは毛頭ない。だからこそ「あの 外国人の 日本語には ういういしい平等感があった。」わけなのである。
「ういういしい平等感」の「古里」
ここでの「ういういしい平等感」が連想させるのは、日本生まれの白系ロシア人(1967年に日本国籍を取得)の詩人コンスタンチン・トロチェフ(1928~2006年)である。ロシア革命で投獄された後に脱出、日本に亡命してきた父と、同じく革命で故国にいられなくなり日本に亡命してきたロシア貴族の祖母に母をもつトロチェフは、日本の子どもたちと遊びながら育ち、長じて4カ国語を操れるものの、詩は日本語でしか書けなかった。
17歳でハンセン病に罹患し、草津の粟生楽泉園に移され、そこで大江満雄と知り合う。第一詩集『ぼくのロシア』(昭森社、1967年)には、大江の解説が添えられていた。晩年のトロチェフとの会見を収めた木村哲也『来者の群像 大江満雄とハンセン病の詩人たち』(水平線、2017年)では、トロチェフの日本語について、「ひとつのセンテンスが非常にみじかい。まるで歌うような口調」だと評されている。それは日常会話のみならず、詩句においても同様であった。
おれの こころの 里は
ひろい しずかに ながれる川
とけた ゆうやけの 金
そこへ うつる
むこうの岸から とどく
農民の うた
ずーっと ずーっと つづく畑
みぎに見える村 
教会……
星のようにひかる 十字架
(コンスタンチン・トロチェフ「こころの古里」、『ぼくのロシア』所収)
革命を経てなおロシアに残存する聖性を「こころの古里」として掴もうとする姿勢を伝える。何より鮮烈なのが、きわめて平明な表現にもかかわらず、「湿った風土日本」とは異質な情景が扱われていることだ。大江はマルクス主義とキリスト教を統一・止揚させようとする問題意識を持っていたため、響き合うものを感じたのかもしれない。民族的なルーツを日本の外に有しハンセン病患者という社会的なラベリングをなされたダブル・アウトサイダーが、日本語で詩を書き、そこに原像としての「ロシア」が置かれていること。それは大江が編んだハンセン病当事者によるアンソロジー『日本・ライ・ニューエイジ詩集 いのちの芽』(1953年)の文脈においてなお、特異点となるものだった。端的に言えば、トロチェフは『いのちの芽』には参加しておらず、『詩の中にめざめる日本』にもその名はない。
方言詩と植民地主義
この意味を理解するためには、1960年代から70年代にかけ、とりわけ盛んだった国民教育運動を知っておく必要があろう。綴方教育の延長線上で、「アメリカへの従属と、そのもとにある日本の独占の収奪に苦しめられ、そこから解放されたいと願っているすべての人たちの教育要求を実現する闘いを進める運動」と定義されるものだからだ(石田真一『解放をめざす国民教育運動』、汐文社、1966年)。こうした国民教育運動は、より「科学的」だとされた集団主義教育へと引き継がれるものの、とどのつまりは「日本人」であることを基体としたパターナリズム(父権的温情主義)としての国民主義へ回収される以上、どこまでも内向きに閉じ、帝国主義を基軸とした植民地主義への抜本的な批判には至らなかった憾みがある。
本書に収められた更科源蔵(1904~85年)の「チャチャはこう話してくれた」は、まさにそうした矛盾を体現した一作。文化的なルーツとして、「和人」に言語を簒奪された「アイヌ」の語りからなる作品だからだ。更科の第一詩集『種薯』(北緯五十度社、1930年)から採られたもの。更科は真壁の『街の百姓』刊行時の立役者で、交流があったにもかかわらず「アイヌ語は私にはよくわからないが」と、距離をもった解説をなしたうえで、本作につき、「文字をもたない種族」の「話し言葉」の採録だとして読んでいる。
1973年に『種薯』が北海道編集センターから復刻した際の栞文では、更科は本作を「屈斜路湖畔の、アイヌの子弟だけの小学校の代用教員をしていた」時分の作品だと書いており、実際に更科が耳にした、幼児語とも似て非なる舌足らずでハイブリッドなアイヌ民族による日本語を、そのままトレースしたものとしても読むことができる。ある種の方言詩というわけだ。
事実、『詩の中にめざめる日本』には、全編が津軽方言で記された高木恭造(1903~87年)の詩集『まるめろ』(「北」編纂所、1931年)より「冬の月」その他が収められている。高木は満洲へわたって困窮した生活を送った末に妻が亡くなり、今際の際に故郷・青森のまるめろと雪を夢に見た光景を詩にしている。つまり「植民地」を介し、あらためて故郷の方言を発見した、という体裁の作品なのである。
満洲が「外地」としての植民地だとしたら、北海道はまさしく内国植民地だった。真壁もまた、本書の解説でアイヌを「民族」ではなく「種族」と書くなど、植民地支配の精神から免れているとは到底言えない。加えて、更科が耳にした言葉が、そのまま当時のアイヌ民族のすべてでもなかった。
『種薯』の初版が出た1931年には、短歌の創作や文芸誌の刊行でアイヌのアイデンティティを模索した最初期の立役者・違星北斗(1901~29年)の遺稿集『コタン』(希望社)が刊行されている。そこでは「我はただアイヌであると自覚して正しき道を踏めばよいのだ」、「アイヌと云ふ新しくよい概念を内地の人に与えたく思ふ」と、威風堂々とした清々しい歌や、「「アイヌ研究したら金になるか」と聞く人に「金になるよ」とよく云ってやった」「俺の前でアイヌの悪口言ひかねてどぎまぎしてる態の可笑しさ」と、和人の研究者を皮肉る歌も収められていた。折しも、『コタン』その他の違星北斗の短歌・俳句・散文を収め、既存の違星北斗に関する本でもっとも内容の充実した『違星北斗歌集 アイヌと云ふ新しくよい概念を』(山科清春編、角川ソフィア文庫、2021年)が出たので、ぜひセットで読んでみてほしい。
出典:角川ソフィア文庫のツイート(https://twitter.com/kadokawagakugei/status/1404620632608755714)
想像的な連帯と友愛
『いのちの芽』と、ほぼ同時期に、現代詩人会は第五福竜丸事件を受け『死の灰詩集』(1954年)を編んでいる。同書は論争を引き起こし、詩による連帯はいかにして可能か(あるいは不可能か)という視点から、いまなお戦後詩史や「原爆文学」をめぐる議論では参照されるトピックとなっている。田口真奈『〈空白〉の根底――鮎川信夫と日本戦後詩』(思潮社、2019年)では、鮎川の「兵士の歌」を『詩の灰詩集』の文脈で再考する論述が展開されており、それを受けた齋藤一「〈私〉たちの詩学」(「現代詩手帖」2021年8月号)では、複数の詩人たちによる「私的な個人的経験」に根ざした「社会的テーマの復権」が、日本とイギリスにおいてなされた可能性を示唆し、『死の灰詩集』をめぐる文脈を、より開かれた文化交流史において定位づけ直そうとしていた。
こうした観点から興味深いのは、薩川益明(1924~2017年)の「自由について」であった。これは北海道で刊行された文芸誌「詩の村」のヴェトナム戦争特集(1965年)に寄せられた作品を初出とする。「詩の村」の立役者の一人である江原光太は、「ビラ詩」としての『北海道=ヴェトナム詩集Ⅰ・Ⅱ』(北海道=ヴェトナム詩集刊行会、1965、68年)を編んでいる。彼は「詩の村」をいかにして説明したのか。
詩の村は酒の村にあらず
酒の村は詩の村にあらず
詩の村は酒の村のとなり
酒の村は詩の村のとなり
(江原光太「詩の村賛」、『狼・五月祭』所収、1966年)
酒の形象をもって「詩の村」の友愛を詠った江原の豪放磊落な詩だ。そのような友愛をもって、『北海道=ヴェトナム詩集』では、メディアを介してしかヴェトナムの実態を知らない詩人たちが、ヴェトナムの人民大衆とつながろうと試みたわけである。ここには明らかに、『死の灰詩集』の残響が聞こえよう。現代のSNSを先取りしていたとすら言えるかもしれない。が、黒田喜夫が述べたような「反自然の存在(プロレタリアート)としての否定変革の自他の関係を創出」するに至った作品は少数に留まり、皮肉なことに、実際に訳されてヴェトナムへ伝わった詩作品はもっとも屈折のない人間讃歌にすぎなかった。
江原の個人出版社である創映出版の最後期の作品である薩川益明詩集『よしのずいから』(1994年)では、モダニズムを経由したシュルレアルなイメージと、詩人が暮らした北海道・長万部の風土に由来する土着的な雰囲気が入り混じり、独自の詩域を形成するに至っていた。ここに、ひとつのヒントがあるかもしれない。詩人が日本的なものを相対化しようとしても、生まれ育った骨絡みの風土からは免れえず、高次の段階における国民主義や植民地主義の桎梏からは逃れられない。だとしたら、近代の暗部へいったん沈潜し、自らの居る場所からの連続性を、作品へ読み込んでいく粘り腰こそが必要なのではないか。
「死の曠野」の記憶から来たるべき民主主義へ
突破口となるのが、西岡寿美子(1928~2018年)の「砂から」だ。本書には第3詩集『炎の記憶』(二人発行所、1965年)から採られたもので、このことによって西岡は真壁との知遇を得たという。つまり、既存の人間関係とは別のところから、作品先行での連帯がなされたわけだ。「砂から」では「ベトコンの若者」の生活空間を、詩人の暮らす土佐高知をめぐる「砂」の身体的な記憶を通じ、観念とは異なる形で国境を超えた日本の現実へ結びつけることに成功しえている。
わたしは
あの 燃える砂の内ぶところからはぐくまれる
まるい漿果をふしぎにおもう
砂漠ではラクダのくつ
ジャワはボルネオではわたしによく似た女たちが
河にざんぶりと身をひたし
小さなこどもまでじゃぶじゃぶ洗ってはだしで砂の上を歩く
ベトナムではベトコンの若者らのシャツが夜の間にかわき
暗夜
(西岡寿美子「砂から」、本書所収)である。
ここから西岡は、投機によって家財を失った父に連れられ、開拓農民として北海道の虹別原野の無医地区へと入り――「父を殺した土地だ」「母を殺した土地だ」と詠うしかないような――過酷を極めた幼少期の身体的な記憶を、詩として形象化させていく(「虹別原野」、第4詩集『杉の村の物語』所収、二人出版社、1973年)。世界恐慌の只中で、許可移民団として入植した土地は、「わたしの胞衣を埋めた」場所でありながら、「五月に霜が降り、十月に雪のくる土地」である。
有島武郎と島崎藤村の弟子にあたる作家の早川三代治は、シュンペーターに学んだ(当時としては)最先端の社会科学的知見の持ち主であったが、その眼をもって、まさしくこの虹別原野に取材し、パール・バックを思わせる大河小説〈土と人〉五部作をものした。早川の遺稿を継承した文芸評論家の木戸清平は、〈土と人と〉の情景を噛み砕いて伝えた。『日本残酷物語 第2部 忘れられた土地』(平凡社、1972年)に「春から夏へのガス、晩霜、虫害、早霜と、次から次へとつづく災害によって、もはや大凶作は避けられないものになっていた」(「死の曠野」)光景を克明に描出したのである。こうした“棄民”たちの“声”は、虹別原野に限らず遍在しており、それらを忘却の縁から掬い出し、新たに位置づけ直す読解こそが切実に求められている。
ここから立ち返れば、『詩の中でめざめる日本』で無名性にはポジティヴな意味合いが与えられていたことを、想起しないわけにはいかない。編者の言を借りれば、「人格をもった人間としての存在を認められなかった」人々のことや、「名をかくすことで身をまもろうと考えてきた」人々のことをも包含するものであり、既成の制度を強化して恥じない文化史への根底的なカウンターが目されたものとして、本書が語る歴史の暗部を捉えることが肝要だろう。
本書に集められた詩群が “下手”に見えたとしたら、なぜそうした趣味判断がなされたのか、自らの依拠する規範を疑う必要があるのは間違いない。その過程では必ず、既存の日本のあり方への再考が必要となる。そこから国民主義や植民地主義の矛盾へ直面し――高度資本主義に翻弄されない別種の言葉よりなる――来たるべき民主主義ひいては倫理を構築するための足がかりとすること。導線としての“最初の一冊”となるべき本書が、長い眠りからめざめ、いま読者の前に差し出された。
岡和田晃(おかわだ・あきら)
1981年生まれ。文芸評論家・現代詩作家・東海大学非常勤講師。著書に『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』(編著、未來社)、『向井豊昭の闘争 異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学』(未來社)、『北の想像力 〈北海道文学〉と〈北海道SF〉をめぐる思索の旅』(編著、寿郎社)、『アイヌ民族否定論に抗する』(共編著、河出書房新社)、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』(寿郎社、第50回北海道新聞文学賞創作・評論部門佳作の改題)、『骨踊り 向井豊昭小説選』(編著、幻戯書房)、『掠れた曙光』(書苑新社、2019年度茨城文学賞詩部門受賞)、『現代北海道文学論 来るべき「惑星思考(プラネタリティ)」に向けて』(編著、藤田印刷エクレントブックス)ほか多数。
https://www.iwanamishinsho80.com/post/okawada

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九州初上陸!フォトグラファー・ヨシダナギによる『Drag Queen』展開催!

2021-10-29 | 先住民族関連
JIJI.COM 2021年10月29日(金)[LOVE FM]
福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園)にて、11月30日(火)~12月12日(日)の期間でフォトグラファー・ヨシダナギの写真展『DRAG QUEEN No Light, No Queen photo by nagi yoshida』を開催致します。世界中の少数民族や先住民族を撮影し、その独自の感性や色彩、生き方が話題となったヨシダナギ。彼女が新たなモチーフとしてスポットライトを当てた、「DRAG QUEEN」。本展覧会にて九州初展示いたします。

●概要
2021年11月30日(火)~2021年12月12日(日)、九州初開催となる『DRAG QUEEN No Light, No Queen photo by nagi yoshida』を開催致します。
ヨシダナギは、これまで世界中の少数民族や先住民族を撮影し、その独自の感性や色彩、生き方が多くの共感を呼び、メディアに取り上げられました 。
そんなヨシダナギの審美眼を刺激したドラァグクイーン。女性の性をモチーフとして、自己表現へと昇華するその存在はカルチャーという枠を超え、次世代の生き方を世の中へ示すほどの影響力を持ちつつあります。そんな魅力あふれる彼女たちにスポットライトを当てたヨシダナギの次なる人間賛美をご覧いただける写真展です。
また会期中、オリジナルグッズを販売する期間限定 Shop がオープンするほか、ヨシダナギによるトークショー&サイン会も実施します。トークショーでは、LOVEFMのDJ、AnnaをMCに、世界のドラァグクイーンの撮影秘話を伺うほか、来場者からの質問に答えるQ&Aも予定。
●展覧会詳細
展覧会名|DRAG QUEEN No Light, No Queen photo by nagi yoshida
会場|福岡市美術館 特別展示室(福岡市中央区大濠公園)
会期|2021年11月30日(火)→12月12日(日)
時間|9時30分~17時30分 ※最終入場は30分前まで 最終日は16時閉場
料金|一般 1,200円 高・大生 1,000円 小・中生 600円 / トークショー付チケット 2,200円 ※ARTNEチケットオンラインでのみ購入可
主催|LOVE FM / 西日本新聞社
協賛|中西松豊軒
企画協力|そごう・西武
企画制作|ヨシダナギ展実行委員会、オーク
取材協力|Mio Nakai
問い合わせ|092-711-5491(西日本新聞イベントサービス 平日9:30~17:30)
イベントURL|https://artne.jp/nagi/
●トークショーイベント
日時|【1】12月3日(金)18:30~20:00 【2】12月4日(土)14:00~15:30
場所|展覧会会場内特設スペース
料金|2,200円(展覧会入場+トークショー参加券)
※ご参加いただくイベント当日のみ、展覧会入場可。
※12月3日(金)トークショー付チケット保有者のみ、当日18:30まで入場可。
(12月4日(土)は通常の17:30閉場)
※各回入場は開始30分前からとなります。整理券の配布はございません。
※サイン会は写真集・作品購入者のみご参加いただけます。
企業プレスリリース詳細へ (2021/10/28-20:17)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000046.000030637&g=prt

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