(読売新聞2010年1月30日11時55分 )
アイヌ民族が副葬品として墓に埋めた刀などが、北海道大学医学部内に段ボール箱に詰めて放置されていたことがわかった。
医学部の教授が戦前から戦後にかけ、墓を掘って人骨を収集した際に集めたとみられ、同大は調査や保管の方法に問題があったとして、北海道アイヌ協会に謝罪した。
同大によると、副葬品は、刀や漁具、鍋などで、28箱分の段ボールに詰め込まれ、集落名なども記されていたという。同協会の要望を受け、現在は北大総合博物館でさび止め処理などを施し保管している。
同大医学部では、教授だった児玉作左衛門氏(故人)が、骨格の比較研究のため、各地のアイヌ民族の墓から人骨を掘り出した経緯があり、それに合わせて収集されたとみられるという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100130-OYT1T00042.htm
アイヌ民族が副葬品として墓に埋めた刀などが、北海道大学医学部内に段ボール箱に詰めて放置されていたことがわかった。
医学部の教授が戦前から戦後にかけ、墓を掘って人骨を収集した際に集めたとみられ、同大は調査や保管の方法に問題があったとして、北海道アイヌ協会に謝罪した。
同大によると、副葬品は、刀や漁具、鍋などで、28箱分の段ボールに詰め込まれ、集落名なども記されていたという。同協会の要望を受け、現在は北大総合博物館でさび止め処理などを施し保管している。
同大医学部では、教授だった児玉作左衛門氏(故人)が、骨格の比較研究のため、各地のアイヌ民族の墓から人骨を掘り出した経緯があり、それに合わせて収集されたとみられるという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100130-OYT1T00042.htm