先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民族のサケ漁再現 平取

2011-09-29 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/29 15:00)

 【平取】アイヌ民族伝統のサケ漁を再現する、新しいサケを迎える儀式「アシリチェプノミ」が27日、町内二風谷のオサツ沢で行われた。
 川を遡上(そじょう)するサケをチプ(丸木舟)の上からマレクという柄の長いもりで1匹ずつ突き刺す漁法。技術の伝承のため、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の伝統的生活空間「イオル」再生事業の一環で、昨年から取り組んでいる。
 関係者約30人が参加。オサツ沢の一画にいけすを作ってあらかじめサケ50匹を放流、民族衣装をまとった同機構の職員がチプの上から瞬く間にサケを捕獲した。その後、神に豊漁を感謝する儀式カムイノミを行い、チェプオハウ(魚汁)などの伝統料理を作った。文献を読んだり、古老からの話を元にサケ漁を再現したという同機構の原田祥吾さん(22)は「サケはすぐに逃げてしまうので難しかった。昔の漁は大変だったんだなと実感しました」と話していた。(成田智加)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/321784.html

白老町内外にアイヌ文化発信―札幌や大阪でイベント

2011-09-29 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年9月28日(水)朝刊】

 アイヌ文化を白老町や道内外に発信するイベントが10、11月に相次いで開かれる。10月16日にはアイヌ文化フェスティバルが町中央公民館で開催され、札幌こどもミュージカル育成会によるアイヌ文化を主題にした音楽ショーが繰り広げられる。
 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構など主催の同フェスは、鑑賞だけではなく参加型のイベント。今回の目玉は平成18年に北海道文化賞を受けた同育成会による音楽ショー。4歳から12歳の約60人が「お空はハラカッコ―私たちのアイヌ文化」をテーマに動きのある合唱を披露する。
 もう一つの目玉が、歴史姉妹都市・仙台市の民俗芸能でユネスコ無形文化遺産になっている「秋保の田植踊」。同保存会の小中学生13人が伝統の踊りを披露する。
 参加型イベントは、アイヌ文様ししゅうやアイヌ女性の首飾り・タマサイの制作体験など。アイヌ伝統工芸品の抽選会もある。
 アイヌ民族博物館職員による「アイヌみんぱくフェア」は10月9日、札幌市円山動物園で、「アイヌミュージアムフェア」が11月20日、大阪市中央公会堂で繰り広げられる。同動物園は昨年に続いて2回目、大阪公演は初。主催はともに「アイヌ文化とともに地域再生推進協議会」。
 「みんぱくフェア」は、「作る、知る、踊る」をコンセプトにシカ笛製作体験、同博物館学芸員による「踊りの中の動物たち」をテーマにした講話、伝統舞踊やムックリ演奏体験などが予定されている。
 11月の大阪公演は、民族共生の象徴となる空間整備地に選定された白老から「世界にアイヌ文化を発信」と銘打ち、ユネスコ無形文化遺産の伝統舞踊などが繰り広げられる。
 来年3月にも仙台市で「アイヌミュージアムフェア」が予定されている。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/09/28/20110928m_08.html

米最大のダム撤去計画、解体作業始まる

2011-09-28 | 先住民族関連
National Geographic News September 27, 2011
Brian Clark Howard

 アメリカ西海岸、ワシントン州のオリンピック半島を流れるエルワ川で、アメリカ史上最大規模のダム撤去工事がいよいよ始まった。エルワダムとグラインズキャニオンダムは、いずれも地元の製紙工場への電力供給を目的として建設されたが、現在は役目を終えている。
 撤去計画は河川流域の生態系回復に主眼が置かれており、政府をはじめ各界の有力者からも支持を受けている。投入資金は総額およそ3億5100万ドル(約270億円)。今後3年をかけてエルワ川の河口近くのダム2基を撤去し、100年ぶりにサケの遡上を復活させる。
 アメリカ国内には現在8万基のダムが存在する。その多くは老朽化している上、ダム湖底に堆積する大量の沈泥のため、本来の役割を急速に失いつつある。さらに、エルワ川をはじめ魚道が未整備のダムが、魚の遡上をシャットアウトしているケースもある。今回の撤去作業直前にカウントしてみたところ、ダムの手前にいたサケはわずか72匹だった。もちろん、そこから上流へ遡ることはできない。
 環境保護を唱える人々は、ダムを撤去してさまざまな種類のサケが遡上するようになれば、内陸部にまで豊富な栄養分がもたらされ、豊かな自然環境が戻ると期待している。
 エルワダムが建設されたのは1913年。以前から先住民が暮らす一帯は、「あまりに多くのサケが遡上したため、群れの上を歩いて対岸まで渡ることができた」という言い伝えが残っている。ダム解体着工を祝い、先住民たちが伝統の踊りを披露する催しが開かれ、政府高官やワシントン州選出の上下院議員をはじめ、ワシントン州知事、俳優、元プロスポーツ選手など、そうそうたる顔ぶれが集まった。
 ワシントン州に拠点を置くNGO「アメリカンリバーズ」の代表ボブ・アービン氏は席上で次のように語った。「四半世紀前にダムの撤去を訴えたときは、急進的な環境保護主義者の常軌を逸した考えとしてまともに取り合ってはもらえなかった。だが今や時代の流れは変わった。川の本来の姿を取り戻すことが、自然環境はもちろん我々の生活にとってもどれほど大切か、人々は気付き始めたのだ」。
 1927年建設のグラインズキャニオンダムは、エルワダムよりも十数キロ上流に位置し、堤高は約64メートル。エルワダムに先行して沈泥の除去作業が始まっている。
 2つのダムを同時に撤去すると、川の流速が急激に増して、長い年月をかけてダム湖に堆積した1800万立方メートルを超す大量の沈泥が流れ出すおそれがある。
 「Los Angeles Times」紙が伝える専門家の話では、川がかつての姿を取り戻すまでに30年程度かかるという。しかし、それが実現すれば、再びサケの遡上に賑わう光景が復活するだろう。現在エルワ川で産卵するサケは約3000匹と推定され、範囲も上流部の10キロ足らずに限られている。30年後にはオリンピック国立公園を流れる約100キロで、30万匹ものサケが泳ぎ回ると期待されている。
 アービン氏らは、今回の撤去が契機となって、アメリカ国内にある他のダムでも同様のプロジェクトが進むことを願っている。最近では学者や一般市民からも支持する声は増えてきているが、資金調達は依然として困難だという。
 エルワ川の事例でも、議会がダム撤去を承認してから予算の割り当てと事業計画の策定が実現するまでに、20年もの歳月が費やされた。ダム撤去を支持する動きは今後さらに加速すると予想されるが、この問題点を解決しない限り計画実現は難航することになるだろう。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110927001&expand&source=gnews

アイヌ文化 文様でPR 札幌のNPOが織布教室

2011-09-28 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/27 15:00)

 アイヌ民族の貴重な文化の伝承、PRなどを目指して、札幌を中心に活動するNPO法人「アイヌモシリ チノミの会」(木幡寛理事長)の伝承活動が本格化している。アイヌ文様の織布教室も順調にスタートし、28日には4回目の教室を開く。同会は「ぜひ、多くの人にアイヌ文化の一端に触れてほしい」と呼びかけている。
 会は2010年1月、道央圏のアイヌ民族や研究者らが設立した。活動の一環として今年6月に開講したアイヌ文様の「初級織布教室」では、一般市民を対象に月1回、アイヌ刺しゅうの伝統工芸士である沢井幸子さんと、木幡理事長の妻の木幡二三子さん=ともに札幌在住=が講師となり技術を伝えている。
 28日は午後1時15分から3時間、札幌市南区民センターで、アイヌ刺しゅうをあしらったコースターをつくる。参加費は材料費込みで1人3千円。問い合わせ・申し込みは木幡理事長(電)090・2058・2133へ。(黒川伸一)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/321273.html

抗日映画:中台で評価二分 先住民描写巡り、中「野蛮」台「誇り」

2011-09-27 | 先住民族関連
毎日新聞 2011年9月26日 東京夕刊

 【台北・大谷麻由美】日本の台湾統治(1895~1945年)時代の最大の先住民反乱「霧社事件」(1930年)を描いた台湾映画「セデック・バレ」の評価を巡り、中台間で熱い議論が起きている。映画は、日本の高圧的統治に先住民のセデック族やタイヤル族が、民族の誇りをかけて戦った抗日実話を基に作製され台湾では好評。一方、中国のネット上では先住民の戦い方に、「野蛮」などと酷評する意見が多い。台湾側は「(中国人は)文化レベルが低いから理解できない」などと応酬している。
 「セデック・バレ」は、台湾で記録的ヒット作となった日台の絆を描いた恋愛映画「海角七号」の魏徳聖監督が台湾史上最大の7億台湾ドル(約18億円)で制作した。前後編約4時間半の大作だ。台湾では今月9日から前編が上映されている。
 映画では山中を自由自在に駆け回る先住民と日本側との戦闘場面がダイナミックに描かれている。中国の抗日映画にありがちな極悪非道な日本人は出てこない。魏監督は「台湾の歴史を理解してもらうために撮った」と政治的な意図を否定し、台湾人には、台湾の歴史を再認識する良い機会となっている。
 一方、海外での試写の評判や映画広告を見た中国人がネット上で、先住民の「首狩りの文化」を「野蛮」とし、先住民が日本人を襲う場面について「虐殺だ」などと批判が上がっている。中国での上映で収益を上げたい魏監督にとっては厳しい状況だ。
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 ■ことば
 ◇霧社事件
 1930年10月27日、台湾南投県霧社で、先住民セデック族やタイヤル族の男たち約300人が武装蜂起。集落の頭目・モーナルダオ氏の指揮の下、日本の警察派出所を襲った後、運動会開催中の小学校に乱入し、日本人の子供や母親ら130人余りを殺害した。台湾総督府は砲撃や戦闘機による爆撃で対応し、先住民側の犠牲者は戦死と自殺、行方不明合わせて約800人に上った。
http://mainichi.jp/select/world/news/20110926dde007030002000c.html

米大学生のイベントで人種・性別ごとの値段表示、差別だと批判集まる

2011-09-27 | 先住民族関連
AFPBB News  2011年09月26日 19:11 発信地:ロサンゼルス/米国

 【9月26日 AFP】米カリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)の共和党学生部(Campus Republican)の学生たちが、購入者の人種や性別によって商品の値段が違うベイクセール(手作りケーキなどのバザー)を計画したところ、人種差別的だとして脅迫まで起きる騒ぎになっている。
 同大共和党学生部のショーン・ルイス(Shawn Lewis)代表は、入学審査の際に人種と性別を考慮することをカリフォルニア州の公立大学に求める法案に抗議する目的で「多様性増大ベイクセール(Increase Diversity Bake Sale)」と銘打ってこのイベントを企画したと説明し、批判的な人が過剰反応したと述べた。
 同学生部のフェイスブック(Facebook)のページには、提供する商品の値段が購入者の人種別に掲載されている。白人は2ドル(約150円)、アジア人は1ドル50セント(約115円)、中南米系米国人は1ドル(約76円)、黒人は75セント(約57円)、アメリカ先住民は25セント(約19円)だ。さらに、「女性は全員25セント!」と付け加えられていた。
 ルイス代表は米CNNテレビに「これほどの反響があるとは思ってなかった」と語った。「最初の数時間だけで数百件の投稿がぼくたちのフェイスブックのページに寄せられた。腹を立てる人もいるだろうとは思っていたけれど、個人的な脅迫まで受けるとは思わなかった」。脅迫には身体的な傷害をほのめかすものや、「テーブルに放火してやる」「売り物をお前たちに投げつけてやる」といったものがあったという。それでもルイス代表らは予定通り27日にこのイベントを開催するつもりだ。
 一方、米民主党学生部のアナイース・ラブワ(Anais LaVoie)代表は、イベント主催者らに謝罪を要求した。米ABCテレビによると、ラブワ代表は「彼らの主張のやり方、彼らの使った言葉、大学キャンパスにいる有色人種の人びとの苦しみを笑いものにしたことは、私にとって実に胸の悪くなるようなことだ」と語った。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2830838/7836214?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

「白人2ドル、黒人75セント」は人種差別? 米大学で物議

2011-09-27 | 先住民族関連
CNNニュース 2011.09.26 Mon posted at: 12:29 JST

 米カリフォルニア大学バークリー校の共和党学生団体が資金集めイベントで販売する焼き菓子に、人種や性別によって異なる値段を付けると予告して物議をかもしている。
 イベントは27日に開く予定で、クッキーやブラウニーなどの焼き菓子を販売する。問題の値段は、買い手が男性の場合、白人は2ドル、アジア系は1.5ドル、ラテン系は1ドル、黒人は75セント、先住民系は25セント。女性はこの値段から一律25セント割り引く。
 イベントを企画した共和党団体の代表、ショーン・ルイスさんは「人々を憤慨させて注目を集めるためにこのような値段付けをした」と打ち明ける。ルイスさんによると、カリフォルニア大学は入学者選抜の過程で人種や出身国を考慮する規定を検討しているといい、「入学者選抜におけるこの種のポリシーが何をもたらすか、もっと批判的な目を向けてもらいたかった」という。
 しかし強い批判の矢面に立たされたのは共和党団体の方だった。交流サイト「フェイスブック」の同団体のページには最初の数時間で数百件のコメントが殺到し、中にはイベント会場でテーブルを燃やすという予告や焼き菓子を投げつけるという予告など、脅迫的な書き込みもあったという。
 ある程度の反発は予想していたが、これほどの批判が殺到するとは予想していなかったとルイスさん。それでも焼き菓子販売は予定通りに実施し、物議を醸した値段も変えるつもりはないと話している。
http://www.cnn.co.jp/usa/30004091.html

安曇族サミット:全国の郷土史研究家ら、600人参加--安曇野 /長野

2011-09-27 | 先住民族関連
毎日新聞 2011年9月26日 地方版

 古代史に登場する安曇(あづみ)族にゆかりがあるとされる地域の郷土史研究家らが集う「安曇族サミット」が25日、安曇野市の穂高会館で開かれ、約600人が参加した。
 実行委員会によると、安曇族は古代に九州北部に拠点を置き水軍や航海、漁労などを担ったが、8世紀ごろを最後に、歴史から姿を消す。一方で「あづみ」「あつみ」などの地名が各地にあり、関連が指摘されている。
 サミットは、地域史に目を向けると共にお互いの交流を深めようと前年の福岡市に続いて開催。高島宗一郎・同市長や鳥取県米子市、愛知県田原市などの関係者が参加した。
 講演した作家の井沢元彦さんは、国内外の事例を挙げながら「征服された先住民」という視点を提起。パネルディスカッションでは、研究家から「戦乱で国を失った中国南部の人たちが渡ってきた」との推測が示された。ゆかりが深いとされる場所は湧水が豊かで砂鉄産地に近い地域が多く、稲作や製鉄技術を広めたとの指摘も。歴史の表舞台から去った後については「消えたのではなく、それぞれの地域に同化していったのでは」との意見が出された。【古川修司】
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110926ddlk20040077000c.html

那覇に中東・アフリカの雑貨ショップ-5年間の露店販売経て出店

2011-09-27 | 先住民族関連
(那覇経済新聞 2011年09月26日)

 那覇・ニューパラダイス通りの緑が丘公園向かいに9月16日、モロッコやイスラエル、タイ、ネパールなどの手作り雑貨を扱う「La La mimuna(ララミムナ)」(那覇市牧志1、TEL 070-5496-8691)がオープンした。店名は、「すてきな休日」を意味するモロッコ語から名付けた。
 古民家を改装した店舗の面積は約4坪。店舗の外壁や内壁は、モロッコで買い付けた染料を用い自分たちで塗装したほか、モロッコのアンティーク・ガラスを入り口のガラスに飾り付けた。そのほか、軒先にモロッコのランプを多数設置するなど、オーナー自ら約2週間で仕上げたという。
 取扱商品は、モロッコ、イスラエル、タイ、ネパール、アフリカ、沖縄など、職人が作るぬくもりあふれる商品。革製品のサンダルやモロッコのバブーシュやマルシェバッグ、レザーバッグやポシェット、財布、ピアスや指輪、ブレスレットなどのアクセサリー、Tシャツ、毛皮の入れ物、ランプなど多彩にそろえる。
 同店を切り盛りするのはイスラエル人のコビー・アズランさんと茨城県出身のチエさん夫婦。5年前に沖縄に移住してきた2人は、国際通りで手作り雑貨を露店販売。冬の期間は、娘のティムさんと3人で中東やアフリカなどを訪れ、現地の先住民が作る伝統工芸品や生活雑貨などの買い入れを行うほか、コビーさんは現地の工芸品の制作方法を習得するなどして過ごし沖縄に戻るという生活を送っている。
 出店について、「店を持ちたいと少しは思っていたが、まだ先だと思っていた。タイミングよくこの物件が見つかり店を出すことになった」とチカさん。コビーさんは「ほかでは見られない先住民の雑貨などそろえている。夜はランプの明かりで雰囲気もいいので気軽に来てもらえたら」と話す。
 営業時間は11時~21時。
http://naha.keizai.biz/headline/1196/

原発とウラン、豪先住民女性の訴え

2011-09-26 | 先住民族関連
MBSニュース 2011年09月25日(日) 21時02分

 原発の燃料として日本にも輸出されているオーストラリアのウランをめぐり、先住民=アボリジニの女性が国連事務総長に手紙を送りました。そこには、先祖からの土地で採掘されるウランと、震災後の日本への思いが綴られていました。
 オーストラリア北部の広大なカカドゥ国立公園。その一角を占めるレンジャー鉱山は、世界のウランのおよそ10%を生産しています。
 「カカドゥ国立公園に隣接するレンジャー鉱山です。原発の燃料用にここで生産されるウランが、多く日本へも輸出されています」(記者)
 カカドゥはユネスコの世界遺産に指定されているものの、ウラン鉱山がある地域は世界遺産から除外されているのです。
 鉱山にはウランを硫酸などで精錬するプラントもあり、そこから出る放射性汚染水が下流の世界遺産の湿原や先住民の村周辺に流れ込んでいると環境保護団体などが指摘。しかし、資源会社側は汚染は政府の基準値を超えるものではないとしています。
 ウラン鉱山周辺の先住民、イボンヌさん。イボンヌさんは環境汚染への不安を訴える手紙を東日本大震災後、国連のパン・ギムン事務総長に送りました。そこには、日本国民への同情と悲しみもつづられていました。
 「私たちの土地のウランが日本の原発事故の一因になったのは良くないことです。心から悲しく思います」(イボンヌさん)
 カカドゥに点在するアボリジニの聖地。伝説ではもし聖地が荒らされたら世界中に害がもたらされると言われていて、イボンヌさんにとって、日本の原発事故はひと事とは思えないのです。
 今月オーストラリアを訪れた国連のパン・ギムン事務総長は、イボンヌさんの手紙についてJNNの質問にこう答えました。
 「(まだ手紙は受け取ってませんが)必ず読んで、どうすべきか対応します」(国連 パン・ギムン事務総長)
 カカドゥ国立公園の中でもう1つ、世界遺産から除外されているのが、フランス・アレバ社が権益を持つクンガラ・ウラン鉱床。ここの伝統的土地所有者であるジェフリー・リーさん(40)は今年6月、ユネスコの世界遺産委員会に出席し、クンガラ地区も世界遺産とするよう訴えました。
 「お金なんて何の意味もなさない。心配なのはこの大地なんだ」(ジェフリーさん)
 ジェフリーさんはアレバ社が提示した巨額の補償金を断り、先祖から受け継いだ土地の世界遺産への指定を勝ち取りました。
 「お金が私たちを聖地から遠ざけました。多くの人がそのお金で酒を買いました」(イボンヌさん)
 何万年も自然への恐れを忘れずに生きてきたアボリジニの人たち。イボンヌさんはインターネットに日本支援のメッセージを掲げるとともに、カカドゥのウラン採掘の中止を訴えています。(25日17:41)
http://www.mbs.jp/news/jnn_4835520_zen.shtml

外相にデモ参加強制=ボリビア

2011-09-26 | 先住民族関連
jiji.com 2011.9.25

 24日、南米ボリビア北東部で、政府が進める幹線道路建設に反対する先住民のデモ行進に強制参加させられるチョケワンカ外相。賛成派の先住民との間で緊張が高まっており、同外相は両派の説得を試みていた 【AFP=時事】
http://www.jiji.com/jc/p?id=20110925105329-1427212

水と大地(上)チリ・パイネ国立公園

2011-09-26 | 先住民族関連
MSN産経ニュース 2011.9.25 09:12

雄大な自然あふれる“聖地”
 氷河で冷やされた風が吹き抜ける南米・パタゴニア地方。南米大陸の南緯40度以南には、荒涼とした大地や氷河を頂く山々、針葉樹の森などが広がる。
 南緯51度付近のアルゼンチン国境近く、2200平方キロにおよぶチリのトーレス・デル・パイネ国立公園。先住民の言葉で「青」を表す「パイネ」と、スペイン語で「塔群」を意味する「トーレス」の名前通り、氷河が削りだした花崗(かこう)岩の峰が、空を突き刺す塔のようにそびえる。
 麓には氷河や湖、大平原。こんなパタゴニアらしい絶景を求め、南米はもちろんヨーロッパやアジアからも観光客が集まる。訪れた人はテントや山小屋に泊まり数日から1週間、トレッキングやロッククライミングなどを楽しんでいた。
 2度目の訪問というメキシコ人のレスリー・シルエンドさんは「毎回、違う景色の大自然が素晴らしい。2日しか滞在できなかったが満足」と話す。一帯は先住民が「神の山」とあがめた聖地。自然を愛する人々にとって、神聖であることは今も変わらない。
                 ◇   ◇
 文明の痕跡がない、原始の地球が残るパタゴニアを2週にわたり紹介する。(写真報道局 早坂洋祐)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110925/trd11092509250002-n1.htm

アイヌ民族の英雄に祈り 新ひだか

2011-09-26 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/25 15:00)

 【新ひだか】第65回シャクシャイン法要祭が23日、真歌公園で開かれた。道アイヌ協会新ひだか支部などでつくる実行委の主催で、同協会各支部などから約千人(実行委発表)が訪れ、アイヌ民族の英雄に祈りをささげた。
 シャクシャインは真歌を拠点に、不公正な貿易を行ってアイヌ民族の暮らしを圧迫した松前藩と戦ったが、1669年10月23日に同藩によって和睦の席で毒殺された。
 法要祭では、公園内のシャクシャイン像前でカムイノミを行い、鳩山由紀夫元首相、同協会の加藤忠理事長ら出席者が祭壇に酒をささげ礼拝した。実行委員長の大川勝支部長はあいさつで「アイヌはことあるごとにシャクシャインエカシ(長老)の前でカムイノミを行い、偉大な力を借りてきた」と民族のために戦った英傑をたたえた。(舘山国敏)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/320848.html

豪先住民がアジアに最初に到達 アジア人より先、髪を解析

2011-09-25 | 先住民族関連
【共同通信 2011/09/24 19:30 】

 【シドニー共同】オーストラリア先住民アボリジニの髪のゲノム(全遺伝情報)を解析した結果、アボリジニがアジア人よりも早い別の時代にアフリカからアジアに最初に到達し、その後にオーストラリアへ渡った可能性があるとの研究結果を西オーストラリア大などの研究チームが23日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 オーストラリアのメディアなどによると、これまではアフリカにいた人類の祖先が現在の欧州人の祖先に分かれ、さらにアジア人、アボリジニの祖先に分派したとの見方があった。しかし今回の研究は、人類史を探る上で重要な発見となりそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092401000650.html

水俣の出会い励まされた

2011-09-25 | 先住民族関連
朝日新聞 2011年09月24日

 今月、水俣病患者との交流などを目的に訪日したカナダ・オンタリオ州の先住民たち。工場排水が原因の有機水銀中毒に苦しんでいる彼らが水俣で感じたこと、そして今後の闘いは――。環境保護運動をリードするジュディ・デ・シルバさん(49)に話を聞いた。
  水俣市では患者らと対話を重ね、医療現場や不知火海などを視察。18日に帰国した
  「日本の水銀中毒の研究と対策はカナダのはるか先を行っていると思った。カナダには水銀中毒の専門家がほとんどおらず、中毒とみられる人が他の病気と診断される例が多い。日本の行政による患者認定や救済制度に問題が多いことも知ったが、カナダの制度はそれ以下。最も進んでいるのは、(水俣病研究の)原田正純医師ら研究者・医学者の取り組みです」
  「私たちと同じように、裁判や運動を通じて権利を回復しようとしている同世代の人たちと水俣で出会い、励まされた。学びの旅でした」
  自身も水銀中毒の症状があり、救済制度で最低ランクの月250カナダドル(約1万9千円)の生活保障金を受けている。オンタリオ州の水銀汚染は1970年ごろに発覚したが、今なお抜本的な浄化策はとられていない
  「年を追うごとに体の不調がひどくなり、昨年は頭痛やめまいで3回倒れ、物忘れも進んでいます」
  「心配なのは13歳の次女。手に震えがあり、つかんだ物を落としてしまう。動作が鈍くて平らな場所でもつまずき、ひどい頭痛も。原因はわからないが、私が娘を妊娠中に魚を食べたからかもしれない。汚染された水系では70年から漁業が禁止されたが、97年に州政府が安全宣言をし、漁は解禁。娘を思うと罪悪感にさいなまれます」
  「米国やカナダの医師と協力して99~2009年、グラッシー・ナロウズなど3カ所の居留地で独自に汚染調査をした。魚や先住民が狩猟するカワウソなどを調べたら、最大で政府の基準値の40倍もの水銀が確認され、川底の土にも高濃度の汚染が残っていた」
  先住民はダム建設で移住を強いられ、新たな居留地で水銀汚染にさらされた。企業による大規模森林伐採も重なって狩猟や採集などの伝統的生活が困難になり、働く場もないために社会不安が高まっている
  「私たちは昔から自然の恵みで暮らしていた。魚を取り、さばき、食べるのは文化。魚の代わりにファストフードを食べよう、と言えるでしょうか」
  「企業というモンスターが、自然を壊し、動物を脅かし、人の健康を犠牲にしている。やめさせるまで闘い続ける覚悟です」(田中久稔)
【略歴】オンタリオ州の製紙工場が水銀を含む排水を始めた1962年、百数十キロ下流の居留地「グラッシー・ナロウズ」で生まれた。居留地の自治などを担う事務所に務め、環境委員会委員長でもある。5児の母。
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001109240002