先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

川本三郎・評 『大楽必易 わたくしの伊福部昭伝』=片山杜秀・著

2024-03-31 | アイヌ民族関連

毎日新聞2024/3/30 東京朝刊 有料記事2100文字

 ◆『大楽必易(たいがくひつい) わたくしの伊福部昭伝』

 (新潮社・2970円)

直線のおおらかさ、強さへ…にじむ憧れ

 伊福部昭(いふくべあきら)は戦後、旧世代の音楽家とみなされ長く忘れられてきた。一九七〇年代に芥川也寸志(やすし)や黛敏郎の師として再評価されるようになり、現代では単に「ゴジラ」の作曲家としてだけではなく、近代日本の独創的なクラシック音楽家として高い評価を得ている。

 この伊福部昭再評価に力あった一人は間違いなく音楽評論家の著者。これまでもいくつも、いっとき忘れられた作曲家への賛歌を書き続けてきたが、本書はその集大成。力作。

 自ら伊福部狂いというだけに敬愛の念が深く熱い。好きになったのは子どもの頃。年季が入っている。「キングコング対ゴジラ」「モスラ対ゴジラ」といった怪獣映画を見て、その音楽に気持が昂(たか)ぶった。やがてそれが伊福部昭という作曲家のものと知る。

 敬愛が始まる。七六年、中学一年の夏休みには、愛情が昂(こう)じ、伊福部の家にまで行く。聖地巡礼である。無論、訪(おとな)いを入れる勇気はなく、表から礼をしただけ。微笑(ほほえ)ましい。

 同じ年に弟子の芥川也寸志が指揮するアマチュア・オーケストラによる伊福部の戦時中の傑作「交響譚詩(たんし)」の演奏会に行き、はじめて敬愛する作曲家の本物を見る。熱烈な「伊福部信者」として心が震えたことだろう。

 大学生の時、デパートの古本市で伊福部自身も手元になくしていた「土俗的三連画」の楽譜を発見するくだりは感動的。

 やがて思い切ってインタビューに訪れる。気に入られ、何度も通うようになる。孤高の音楽家は自分を敬してくれる孫のような世代の青年の訪問を喜んだのだろう。

 本書には、著者の日本近代音楽史の深い知識に加え、折々の作曲家のなまの言葉が随所に引用され、厚みを増している。

 伊福部昭は一九一四年、北海道の釧路の生まれ。父親が警察署長や村長を務めたため北海道各地を転々として育った。この北の大地で生まれ育ちという出自が、原初的、土俗的といわれる伊福部音楽の特色を作ってゆく。

 子どもの頃から隣人であるアイヌの人々の暮らしに接する。彼らの素朴な音楽に感動する。札幌に移った時には亡命ロシア人の奏でるバラライカの音に魅(ひ)かれる。ロシア北方少数民族のギリヤーク(ニヴフ)の民族楽器トンクルを知る。

 伊福部がバッハやベートーヴェンに代表されるドイツの音楽家よりもロシア出身のストラヴィンスキーを愛した遠因は、少年時代のこうした音楽体験にあるようだ。

・・・・・・・

(評論家)

https://mainichi.jp/articles/20240330/ddm/015/070/024000c


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京で伝え続ける沖縄 住宅街に「資料館」写真など5000点 /新潟

2024-03-31 | ウチナー・沖縄

毎日新聞2024/3/28 地方版 有料記事1795文字

「狛江の小さな沖縄資料館」を営む高山正樹さん(右)と宇夫方路さん。紙で作ったガジュマルの木の枝が天井まで広がる=東京都狛江市で2024年1月30日、鈴木玲子撮影

 入り口のドアを開けると、そこに突然、「沖縄」が広がっていた。東京都狛江市の住宅街。建物2階に「狛江の小さな沖縄資料館」があった。金網をくぐって中に入る。沖縄の在日米軍基地を囲む有刺鉄線付きのフェンスをイメージした。「フェンス、よくできているでしょ」。資料館を営む高山正樹さん(66)が、一緒に運営する宇夫方路(うぶかたみち)さん(65)と出迎えてくれた。【鈴木玲子】

 資料館は、沖縄の日本復帰から50年の2022年7月、沖縄の報道カメラマン、大城弘明さんの写真展を始めたのがきっかけだ。高山さんは、自身が手掛けるイベントや地図製作関連の会社事務所を改装した。

 大城さんから託された写真は、タイトル「ベトコン村」(1968年)など、激動の沖縄戦後史を写し出していた。ベトコンとは南ベトナム解放民族戦線のことで、60年代のベトナム戦争で、ゲリラ戦によって米軍に対抗した。米軍は沖縄北部・東村高江にゲリラ戦訓練施設を設置した。通称「ベトナム村」とも呼ばれ、戦闘訓練には高江の住民がベトコン役として動員された。高山さんは、沖縄を取り巻く状況を伝える説明文や年表を作って一緒に展示した。

 すると、沖縄の報道カメラマンの山城博明さんからも写真が届いた。かつて沖縄の女性たちが手の甲や指に施した入れ墨「ハジチ(針突)」の風習や、北部・山原(やんばる)の豊かな自然が写っていた。

 最近、戯曲「人類館」の舞台の写真が加わった。人類館とは、明治時代に大阪市であった政府主催の内国勧業博覧会に合わせて、会場の外に設置された「学術人類館」という民間パビリオンのこと。琉球人やアイヌ、台湾先住民らが見せ物として展示された。沖縄の劇作家、知念正真(せいしん)さんが76年、その出来事を題材に戯曲を発表し、沖縄で初演された。展示した写真は、大城さんがその初演を撮影したものだ。資料館には、こうした貴重な写真や年表、書籍など、集めに集めた沖縄関連の資料約5000点が並ぶ。

 そして目をひくのが、館内の真ん中にそびえるガジュマルの木の紙製オブジェだ。「ここにはアートが足りない」と感じて自ら作った。天井まで伸びた枝が展示と展示をつなぐように広がり、まるで高山さんの頭の中を表しているかのようだ。

・・・・・・・

https://mainichi.jp/articles/20240328/ddl/k15/040/173000c


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旭山動物園・美瑛・富良野ルート&ウポポイ・洞爺湖ルート 北海道HISオリジナル日帰り観光バス運行 「北海道キャンペーン」第2弾も開始

2024-03-31 | アイヌ民族関連

株式会社エイチ・アイ・エス2024年3月30日 10時00分

 株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都港区 以下、HIS)は、北海道にて人気の観光地を巡るHISオリジナルの日帰り観光バスを5月25日(土)~9月30日(月)の期間限定で運行します。

 HISでは、グリーンシーズン到来の北海道での観光を更に充実いただけるよう、期間限定で札幌発着のHISオリジナル日帰り観光バスを運行いたします。旭山動物園・美瑛・富良野ルートとウポポイ・洞爺湖ルートの2コースを設定し、HIS主催の札幌滞在のツアーをお申込みの方は、どなたでも滞在中どちらか1回ご参加いただけます。

◆旭山動物園・美瑛・富良野ルート

催行日:月・火・木・土・日曜日

旭山動物園(自由昼食)、美瑛の丘・ケンとメリーの木、白金青い池、ファーム富田

所要時間:11.5時間

 ◆アイヌ文化に触れるウポポイ・洞爺湖ルート

催行日:水・金曜日

ウポポイ・民族共生象徴空間(自由昼食)、昭和新山(クマ牧場)、サイロ展望台、中山峠

所要時間:10時間

運行期間:2024年5月25日(土)~9月30日(月)※各日先着44名様限定

集合場所:プレミアホテル中島公園札幌、ANAクラウンプラザホテル札幌 ※札幌駅解散

 対象:HIS主催の札幌滞在ツアーお申込みのお客様

※いずれも、施設への入場が含まれ、別途入場料のご負担は不要です。

※内容は変更になる可能性がございます。

 また、旅先の不安を少しでも解消いただけるよう、5月10日(金)~9月30日(月)の期間限定で、新千歳空港到着ロビーにHIS北海道コンシェルジュ(相談カウンター)を設置いたします。現地情報のご案内、お得なクーポン配布など、お客様の北海道滞在をサポートいたします。

HIS北海道コンシェルジュ(相談カウンター)

設置期間:2024年5月10日(金)~9月30日(月)

営業時間:9:30~16:30(期間中無休)

北海道キャンペーン第2弾

現在開催中の「北海道キャンペーン」第2弾として「夏先ドリ編」を開始します。札幌・小樽のコースをお申込みで、ザンギやソフトクリームなど10個のメニューを全て楽しめる食べ歩きクーポンや、函館・湯川のコースをお申込みで、函館山ロープウェイ往復乗車券が付くなど、盛りだくさんの特典をご用意しております。

HIS北海道特集 https://www.his-j.com/kokunai/campaign/hokkaido/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001084.000005110.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カナダ先住民の衣類や道具展示 北方博物館で企画展

2024-03-31 | アイヌ民族関連

青山千裕 会員限定記事

北海道新聞2024年3月30日 21:47

カナダ・ユーコン準州に暮らす先住民の衣類や道具が並ぶ企画展

 【網走】カナダの北西部に位置するユーコン準州に暮らす先住民の文化を紹介する企画展が、北方民族博物館で開かれている。衣類や仮面、短剣など、文化を象徴する約50点が並ぶ。

 企画展は、自身もユーコン準州の先住民で同館と交流があるユクジーズ・ヴァン・カンペン博士が提案した。

 トナカイの角でできたスプーン(コレクション)やシラカバの皮でできた面(作品)、刺しゅうが施された衣装(コレクション)など、カンペン博士のコレクションと作品を展示した。

 ・・・・・

 4月7日まで。午前9時半~午後4時半。企画展の観覧は無料。一般550円、高校・大学生200円、中学生以下無料。7日午後2時半からは、カンペン博士による解説会を開く。定員20人で、事前の申し込みが必要。申し込みは同館、電話0152・45・3888へ。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/994549/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チタタプ(ちたたぷ)

2024-03-31 | アイヌ民族関連

numan2024年3月30日

「チタタプ」の意味

「チタタプ」(ちたたぷ)とは、アイヌ文化の料理。魚や肉など何度も叩いて細かく切り裂き、味をつけたもの。たたき料理の一種で、なめろうやタルタルステーキに近い。

またこの料理を作るため、材料をたくさん叩くこと。

料理名の由来はアイヌ語で「我々がたくさん叩いたもの」。

「ci(=我々、私たち)」「tata(=たくさん叩いた)」「p(=もの)」。正式な発音では、最後の「プ」が小さくなる。表記が難しいため、本記事ではすべての音を同じサイズにしている。

野田サトル氏によるマンガ『ゴールデンカムイ』に登場し、知名度が上がった。両手に一丁ずつ包丁を持ち、「チタタプ、チタタプ」と言いながら調理する。またその場にいる全員が順番に叩く様子などが描かれている。

「チタタプ」の由来・語源

アイヌ語で「我々がたくさん叩いたもの」。

素材となる魚や肉をたくさん叩いて細切れにする調理方法に由来する。

「チタタプ」の活用

「ゴールデンカムイで知ったチタタプを食べたくて、アイヌ料理屋さんに行ってみました」

「肉はチタタプすればするほど美味しくなる」

「今夜のメインディッシュは、チタタプしたサケです」

「チタタプしたマグロを焼いてハンバーグを作るよ」

「ジビエレストランでチタタプ体験やってる」

「チタタプしてる推しの画像はこちら」

▼たくさん叩く理由

チタタプで材料をたくさん叩く理由として「魚や小動物の骨まで砕き、無駄なくすべてを食べ切れる」「老いた動物の固い肉も、柔らかく美味しく食べられる」などが挙げられる。基本的には生肉を調理しそのまま食べるものだが、細かく叩いた材料を汁物「オハウ」の具とすることもある。

▼チタタプの主な食材

チタタプに使用される食材は多岐にわたるが、いずれもアイヌの生活圏で捕れやすいものである。

魚:サケ、マス、ニシン、イワシなど

肉:リス、ウサギ、エゾシカ、カワウソ、ヒグマなど

▼チタタプは家庭で作れる?

『ゴールデンカムイ』の流行と共に、作中でも印象的な「チタタプ」は注目を集めた。アイヌ料理店、北海道料理店、ジビエを取り扱う料理店を中心に、チタタプを提供する店も増えている。レシピ自体はシンプルであるため、材料によっては自宅での調理も十分可能に思われるが、寄生虫や細菌などのリスクもある。

特にシカ肉を使用する場合、E型肝炎ウイルスのリスクは深刻である。

そのため本来は生食を基本とした料理だが、加熱調理をはじめとした各種対策は怠ってはならない。専門店によってはチタタプ作りを体験できるコースもあるため、より気軽に楽しみたい人は検討すると良いだろう。

▼『ゴールデンカムイ』内のお約束料理

チタタプは作中でたびたび登場するため、『ゴールデンカムイ』ファンにはおなじみの料理である。作中の調理シーンがグッズ化されたり、扉絵やおまけのネタに用いられたりと公式展開も多い。2018年には新宿で開催されたコラボイベントで「鶏のチタタプ オハウ仕立て味噌風味」が提供されている。

また2023年に横浜・大阪で開催された体験型イベント『ゴールデンカムイ 黄金遊戯』では、杉元とアシリパと共に新鮮なサケを手に入れるミニゲーム『チタタプって言えぇ!!』も用意され話題となった。

▼実写映画でも話題に

2024年に公開された、実写映画『ゴールデンカムイ』にもチタタプは登場している。

本作のフードコーディネーター・はらゆうこ氏が担当。アイヌ民族料理研究家・三神直美も監修を手掛け、材料の選定からリアリティを追求した。また、アイヌ語・文化監修を務めた秋辺デボ(アシリパの大叔父役)が、チタタプをする包丁の角度や速さも指導し、こだわりの料理シーンに仕上げられている。

ヒンナ(ひんな)

ニシパ(にしぱ)

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/チタタプ-ちたたぷ/ar-BB1kMxqN


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金田一博士植樹の桜を公開 昭和35年、武四郎生誕地の庭へ 三重・松阪

2024-03-31 | アイヌ民族関連

夕刊三重新聞3/30(土) 16:10配信

国語辞典編さんやアイヌ語研究で有名

これから咲き始める金田一博士のソメイヨシノ=小野江町の松浦武四郎生誕地東側の庭で

 三重県松阪市小野江町出身で北海道の名付け親・松浦武四郎の誕生地を守る松浦武四郎誕生地保存会(杉谷義一会長、約30人)は30、31の両日、同町の松浦武四郎生誕地の東側の庭で、多くの国語辞典などを編さんしアイヌ語の研究でも知られる言語学者の金田一京助博士(1882~1971年)が、64年前に植樹したソメイヨシノを一般公開している。午前10時~午後3時。

 金田一博士は1960(昭和35)年に講演で来県した際、武四郎の生家を表敬訪問し、かつての生家の建物跡だった敷地内の畑にソメイヨシノ1本を植えた。

 現在はヤマザクラも植えられている。今は私有地だが、植樹から50年を迎えた2010(平成22)年に、同保存会が呼び掛けて毎年公開。コロナ禍の中断を経て昨年から復活した。

 会場には、金田一博士が訪問した当時の写真などが飾られており、ベンチも並べられているのでゆっくりと桜を鑑賞できるようになっている。

 今年は桜の開花が遅れており、30日午前は5輪前後が咲くのみ。同保存会の理事・飯田嘉之さん(79)=小野江町=は「今日が(ここの)開花宣言の日。1週間くらいで満開になると思う。咲いたらとてもきれいなので、多くの人に見てもらえたら」と話した。30、31日は、通常は有料の誕生地が無料で見学できる。

 同保存会は、桜が咲いたら改めて特別公開する予定という。

 問い合わせは松浦武四郎記念館TEL 0598(56)6847 へ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad6dfbfc5f63f311dade3f535617b9fa79d84f32


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化伝承に功績 千歳・保存会 石辺勝行さん死去

2024-03-30 | アイヌ民族関連

加藤祐輔 会員限定記事

北海道新聞2024年3月29日 23:12

今月、79歳で亡くなった石辺勝行さん

 【千歳】千歳アイヌ文化伝承保存会の元会長で、地域の子どもたちにアイヌ文化を伝えることに尽力した石辺勝行さんが3月12日、79歳で亡くなった。1月には、アイヌ民族文化財団のアイヌ文化奨励賞も受賞した石辺さん。35年にわたる活動の功績を関係者らがたたえ、悼んでいる。

 胆振管内白老町出身。自衛官を務めながら1985年に北海道ウタリ協会千歳支部(当時)に入会した。97年から2002年まで支部長を務めた。

 05年からは千歳アイヌ文化伝承保存会の副会長、17年から昨年までは会長として、末広小を中心に市内の小中学校を訪れ、児童や生徒への伝承活動などに取り組んでいた。昨年から闘病生活を送っていた。

 石辺さんとともに活動した末広小の非常勤講師、中原直彦さん(64)は、子どもたち一人一人に文化や漁具の操作などを丁寧に教えていた姿が印象に残っているという。

 「ホリッパ(輪踊り)を教えている時に『(アイヌ民族も和人も)人間同士が仲良くしないとカムイ(神)も喜んでくれない』と子どもたちに説いていた。・・・・・

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/994330/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2島返還「安倍氏は軽く考えた」 故横路氏の口述記録公開

2024-03-30 | アイヌ民族関連

村上辰徳 会員限定記事

北海道新聞2024年3月29日 19:53(3月29日 23:48更新)

 故横路孝弘元衆院議長は29日に公開された口述記録で、北方領土問題を含む日ロの平和条約締結交渉や、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定にも言及した。

 北方領土問題では旧ソ連が崩壊し、新生ロシアが誕生した1991年が四島返還を目指す「チャンスだった」と指摘。安倍晋三元首相が2018年11月のプーチン大統領との首脳会談で、四島返還から事実上の2島返還に方針転換したことについては「安倍さんは軽く考えて、ロシアに譲ってしまった」と批判した。

 道知事時代の93年8月に北方四島ビザなし交流で色丹、国後、択捉の3島を訪れたことにも触れ、色丹でのロシア人住民との対話集会では「日本に(島を)返されたらどうなるんだ、追い出されるのかとか、みんな返還前提の質問だった」と回顧。国の外交交渉の環境整備として「国民同士の交流が必要だ」と語った。

・・・・

 アイヌ民族初の国会議員、故萱野茂氏からアイヌ語による国会質疑が可能かを問われた際、「誰も分からないから、アイヌ語でやった後、ちゃんと日本語であいさつしなきゃだめだ」と助言したことも明かした。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/994169/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国交省、北海道アイヌ文化振興施設「ウポポイ」への誘客促進戦略を策定、教育旅行やインバウンドなど対応を推進

2024-03-30 | アイヌ民族関連

トラベルボイス2024年03月29日

国土交通省北海道局は、「ウポポイへの誘客促進に関する有識者検討会」における議論を踏まえて、「ウポポイ誘客促進戦略」を策定した。ウポポイは、北海道白老町にアイヌ文化振興施設として2020年に開設された施設。2024年度以降、内閣官房、文化庁、北海道、白老町、アイヌ民族文化財団などと連携してウポポイへの誘客施策を推進していく。

この戦略では、「コンテンツ」「受入環境」「アクセス・旅行導線」「情報の質・量」「意識・人材」「関係者との共創・ネットワーク」の6つの視点を設定し、戦略的かつ効果的な誘客施策を展開していく。

また、「白老町」「道内」「道外」「国外」「教育旅行」の5つのセグメントを設定。それぞれ来場者の違いに応じてきめ細かい対応を進めていく。

https://www.travelvoice.jp/20240329-155366


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寛一郎主演「シサㇺ」に三浦貴大、和田正人、坂東龍汰、平野貴大、サヘル・ローズら

2024-03-30 | アイヌ民族関連

映画ナタリー2024年3月29日 18:00 

寛一郎が主演を務める映画「シサㇺ」の新たなキャストが発表された。

上段左から古川琴音、三浦貴大、寛一郎、和田正人、サヘル・ローズ。中段左から坂東龍汰、富田靖子、緒形直人、要潤。下段左から山西惇、平野貴大、藤本隆宏、佐々木ゆか。

本作は江戸時代前期、蝦夷地と呼ばれた現在の北海道を領有した松前藩がアイヌとの交易を行っていた史実をもとに、アイヌと和人との歴史を描いたスペクタクル。松前藩藩士の息子・孝二郎は兄・栄之助とともに交易で得た品を他藩に売る仕事をしていたが、ある夜、使用人・善助の不審な行動を見つけた栄之助が殺されてしまう。敵討ちを誓った考二郎は善助を追って蝦夷地へと向かうことになる。異なる文化や風習に触れることでアイヌの持つ精神や理念に共鳴していく考二郎に寛一郎が扮した。

このたび三浦貴大が孝二郎の兄・栄之助を演じることが明らかに。また孝二郎の復讐相手となる善助に和田正人、和人に反発心を抱くアイヌの青年に坂東龍汰、アイヌの村のリーダーに平野貴大、複雑な事情を抱えたアイヌの女性にサヘル・ローズが扮した。さらに、孝二郎の幼なじみ役で古川琴音、孝二郎の母親役で富田靖子、松前藩士役で緒形直人、交易の鍵を握る重要人物役で要潤が出演。藤本隆宏山西惇、佐々木ゆかもキャストに名を連ねた。

中尾浩之が監督を務め、尾崎将也が脚本を手がけた「シサㇺ」は2024年秋に公開。

https://natalie.mu/eiga/news/567140


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台湾・花蓮の小学校 先住民族に伝わる伝統的校舎が供用開始 文化伝承へ

2024-03-30 | 先住民族関連

フォーカス台湾2024/03/29 17:50

台湾原住民族タロコ族に伝わる伝統的な建築様式で建てられた花蓮県万栄小学校の校舎と児童ら=3月29日、張祈撮影

東部・花蓮県万栄郷の万栄小学校で29日、台湾原住民(先住民)族タロコ族に伝わる伝統的な建築様式で建てられた新たな校舎の供用が開始された。今後児童が民族文化を学ぶ空間として活用される。

同校の蘇連西校長によると、毎週8時間の文化カリキュラムがあり、農業や食事、信仰や儀式、工芸や音楽・ダンス、集落の歴史、狩猟などを学ぶ。これまでは集落の作業場や調理場を借りていたが、教育部(教育部)の予算を得て新たな校舎を建設したという。

校舎の供用に際しては、集落の年配者や保護者らを招いてブタをささげる儀式が行われた。蘇校長は、集落の人にも使ってもらえるようにするとし、今後も展望台を設置するなど文化学習の空間を引き続き整備する考えを示した。

(張祈/編集:齊藤啓介)

https://japan.focustaiwan.tw/photos/202403295003


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先住民族の叡智を現代に繋げる、台湾ブランドに注目。

2024-03-30 | 先住民族関連

FIGARO 2024.03.29

台湾発のブランド、Kamaro'an(カマロアン)が、創設デザイナー初来日となるポップアップイベントを3月30日から渋谷で開催。

バッグ¥14,300~/カマロアン

カマロアンは2013年に台湾を拠点とする先住民文化研究者1名と工業デザイナー2名のチームによって設立。伝統的な職人技と文化的価値を製品デザインに変換し、先住民族の若い世代に地元の雇用を生み出す可能性を模索する調査プロジェクトとして始まった。先住民の文化環境を維持し、発展させ、それを現代世界と関連づける方法を見つけることが主な目的だ。2015年にはカマロアンをブランドとし、地元の職人と連携し助言しながら、新しいデザインを通じて純粋な職人技が活きることを追求している。

今回のポップアップは、日本でカマロアンの全プロダクトを手にとって見られる貴重な機会。3月30日と31日の2日間はデザイナーと先住民族の後継者である職人が会場に在廊する予定。ここでユニークな手仕事に出合えるはず。

カマロアン デザイナー初来日イベント

期間:2024年3月30日(土)~4月7日(日)

会場:Nid(ニド)

東京都渋谷区神南1-3-2

tel : 03-5784-5448

営)12:00~19:00

休)水、木

⚫︎問い合わせ先:カマロアン

www.instagram.com/kamaroan.studio/

https://madamefigaro.jp/fashion/240329-kamaroan-studio.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【モントリオール】メープルの季節に、シュガーシャックへ行こう

2024-03-30 | 先住民族関連

地球の歩き方 公開日 :2024年03月29日

最終更新 :2024年03月29日 筆者 :NAMI

モントリオールからボンジュ~ル!
皆さんこんにちは。モントリオール在住、カナダ特派員のNAMIです。
カナダといえばメープルシロップですよね!
カナダの顔ともいえるメープルシロップですが、実はカナダで生産されるメープルシロップの95%はケベック州でつくられています。
メープルシロップの収穫は毎年2月~4月にかけての時期で、春の訪れとともにメープルシロップを収穫しているシュガーシャック(フランス語でCabane à sucre:カバナ・シュークル)ではメープルの収穫を祝い、皆でケベックの伝統料理を頂くのがケベック州では恒例になっています。

メープルシロップ

メープルの樹液(L’eau d’érable:ロー・デラーブル)とシロップの作り方は、フランス人が入植する以前に先住民族が発見し、寒い冬に耐える為の重要な栄養源のひとつでした。
落葉樹は全て幹に傷を入れると甘い樹液が出ます。
世界中には150種以上のかえでの木がありますが、そのうちメープルシロップの製造に不可欠なかえでの樹液を供給できるのは4種だけです。
その中でも最も糖分の高いのが砂糖かえでの木で、砂糖かえでがあるのは、東部カナダとアメリカ北東部のみです。
砂糖かえでの存在を知った入植者たちは、先住民族に習いシロップをつくり始めました。
当初は斧で木の幹に傷をつけて、そこに木片や金属板を差し込んで下方に置いた入れ物に樹液を集めていましたが、
19世紀になると、中央に穴の開いた直径1.2cm前後の木製の筒を2cmの深さに差し込んで樹液を流れやすくしました。
19世紀後半には金属製の筒とバケツを使うようになりました。バケツは寒さで凍ってもヒビが入りにくいということで、だ円形の形をしています。
木を傷めない上に、より多くの樹液を少ない労力で採取出来るので、1970年代後半から真空ポンプを使ったチューブ式へと変わりました。

Sucrerie de la Montagne (シュクルリ・ドゥ・ラ・モンターニュ)

本日ご紹介するのは、ケベック州に20,000以上あるシュガーシャックの内のひとつ「Sucrerie de la Montagne(シュクルリ・ドゥ・ラ・モンターニュ)」です。
こちらのシュガーシャックは家族経営のシュガーシャック(砂糖小屋)で、アットホームなシュガーシャックです。
駐車場では*馬車がお出迎えしてくれ、徒歩5分ほどの距離ですが、食堂のある母屋まで馬車に乗って行きます。
食事中は*伝統音楽の演奏や参加型アクティビティなどあり、とても楽しい雰囲気です。
そして、何と!こちらのシュガーシャックは2024年のフィギュアスケート世界選手権にペアで出場したりくりゅうこと三浦璃来(みうら りく)さんと、木原龍一(きはら りゅういち)さんも訪れたことのあるシュガーシャックなのです。
ファンの皆さんならぜひ行ってみたいですよね!
こちらのシュガーシャックは、1年中オープンしていますが、事前予約が必要です
*馬車:100人以上の予約が入っている場合のみ
*音楽の演奏:40 人以上の予約が入っている場合のみ
※予約日に馬車や音楽の演奏のサービスがあるか、電話でお問い合わせ下さい

つづきあり

https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3005026/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釧路の太陽光発電計画に反対、「湿原まもる会」設立 署名集めへ

2024-03-30 | アイヌ民族関連

毎日新聞2024/3/29 17:00(最終更新 3/29 17:48)

有料記事1020文字

凍結し、雪に覆われた馬主来沼=北海道釧路市音別町で2022年12月28日午前10時23分、ドローンで撮影(読者提供)

 環境アセスメントの手続きが進められている北海道釧路市音別町の馬主来沼(パシクルトウ)周辺の大規模太陽光発電事業に反対する「音別町パシクル湿原をまもる会」が設立された。事業者「Sakura2」(東京都)などに建設中止を求めるオンライン署名も今月下旬に始まり、反対運動が活発化しつつある。

 「まもる会」は、音別町の住民有志らが25日に立ち上げた。「落雷などにより火災の可能性があるが、消防車は入れず、大規模森林火災の可能性があります」「大量の除草剤が海に流れ出す可能性があり、漁業に影響があります」などと書かれたA4判のチラシを作成。建設中止を求める北海道自然保護協会と日本野鳥の会釧路支部、日本鳥類保護連盟釧路支部によるオンライン署名(QRコードから)と連動し、紙ベースの署名活動にも乗り出す。

「人類が開発してはいけない場所」

 「音別町パシクル湿原をまもる会」の代表で、地元で口腔(こうくう)外科医院を営む村上有二さん(69)に設立の意図を聞いた。

 村上さんは2月23日に事業者が同町で開いた第2回住民説明会で、事業の問題点を指摘する意見書を提出。厳冬期に火災が発生しても消防車が入れないため消火できず、巨大津波が押し寄せた場合には湿原に散乱したパネルが回収不可能となるなどの地元住民ならではの懸念を示し、事業への疑問を呈した。

 だが、・・・・・

【本間浩昭】

https://mainichi.jp/articles/20240328/k00/00m/040/424000c


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カナダ先住民の叡智に触れる、エドモントンの多彩な施設でここだけの体験を

2024-03-30 | 先住民族関連

Pen2024.03.29 文:青山 鼓

アルバータ州の行政の中心であるエドモントンは、近代的なビルが林立する一方で広々とした公園も備える緑豊かな街。(C)Neil Zeller

カナダ西部に位置するアルバータ州の州都、エドモントン。石油産業で栄えたこの市の人口は110万人超。州内ではカルガリーに次ぐ大都市だ。1年を通じて食や音楽、ロデオなどの大きなイベントが開催されるこのフェスティバル・シティは、自然と文化が融合する街。特別な体験の数々が旅人の思考の幅を広げてくれる、そんな珍しい体験が叶う旅先だ。

旅人の好奇心をくすぐる、文化施設の数々

18世紀には西部開拓の中心地であったエドモントン。数千年前から住んでいたとされる先住民から継承されてきた文化にも触れられる一方で、エドモントン国際映画祭やエドモントン・フォークミュージック・フェスティバルなど、年間50以上のフェスが開催されるカナダ有数の“フェスティバル・シティ”でもある。ノースサスカチュワン川とリバーバレー公園でのアウトドアアクティビティ、世界最大級のショッピングモールなどの見どころも豊か。もちろんカナダらしい包容力のある温かい人々との交流も魅力だ。

1924年に設立され、1969年に現在の位置に移設された「アルバータ美術館(Art Gallery of Alberta)」は、アートファンなら真っ先に訪れたい場所だ。カナダの抽象絵画や彫刻を中心にコレクションするこの美術館は、アルバータ州やカナダ西部出身のアーティストの作品を6000点以上所蔵。サウンドインスタレーションで国際的に評価されているジャネット・カーディフの作品など多様な現代作家のアートピースも数多く収蔵している。リン・コーエンをはじめとした数多くの写真家や、グループ・オブ・セブンと呼ばれる1920年代に活動した風景画グループの作品など、カナダ西部のアートヒストリーにおけるマスターピースを存分に堪能できる。

エドモントンの発展を見守ってきたノースサスカチュワン渓谷のほとりにある「ムタート植物園(Muttart Conservatory)」は、カナダ最大のインドア・ボタニカル・コレクション。エドモントンで最も知られたランドマークのひとつであり、もちろん見応え十分だ。アイコニックで写真映えするガラス張りのピラミッドは、乾燥地帯、熱帯、温帯、そして季節ごとの企画展示の4つの気候を再現した温室で、700種以上の植物と出合うことができる。ミュージアムショップではアーティザナルな工芸品やローカルジュエリーも販売され、併設のカフェでは広いドームをプライベート空間として独占できる特別なディナーダイニングも体験できる。

まだまだ楽しみたい、エドモントンの多彩なスポット

エドモントンに訪れたなら立ち寄っておきたいスポットが、世界最大級のショッピングモールである「ウエスト・エドモントン・モール(West Edmonton Mall)」。1981年に開業し、総面積は50万平方メートル。専門店の数はなんと800にも及ぶ。27のアトラクションからなる屋内遊園地や、多数のスライダーを備える屋内プール、スケートリンクにミニゴルフ場やボウリング場、映画館に水族館、さらに西部開拓時代の趣を感じさせるクラブやレストラン街に加えて、カジノやチャイナタウン……。とても1日では遊びきれないので、モール内にあるテーマパークさながらの「ファンタジーランド ホテル(Fantasyland Hotel)」での宿泊もおすすめだ。

フレンドリーなガイドがローカルのグルメスポットを案内してくれる「フード・バイクツアー(Food Bike Tour)」は、自転車でエドモントン市内を走るちょっとした冒険。E-バイクもレンタル可能なので体力に自信がなくても楽しめそうだ。チケット代金の一部はローカルコミュニティに寄付される。

そしてアルバータ州のルーツを深く知りたいなら、「ロイヤル・アルバータ博物館(Royal Alberta Museum)」にもぜひ足を運んでほしい。ファースト・ネイションズ、メイティ、イヌイットという先住民族3グループについて、その権利を憲法で認めているカナダ。フランスや英国といったヨーロッパ人が北米大陸を訪れる前からこの地で暮らしていた人々の、叡智に富んだ文化を展示している。恐竜が暮らしていた時代から現在に至るまでの生態系の進化、地質学や考古学といった地球科学、そして民俗学や政治史といった人類史、それぞれに関連するコレクションは計510万点を越す。これらの膨大なコレクションが語るストーリーに耳を傾ければ、アルバータの人々の暮らしをより深く理解する助けになる。

メイティ・クロッシングで、ここだけの特別な体験を

異文化に触れ、自分の常識を覆すほどの驚きを感じることは、自身を成長させるに違いない。アルバータ州で生きる北米先住民族とヨーロッパ人の混血子孫である「メイティ」。1800年代後半に多くのメイティが暮らした地域にある、彼らの文化を伝える施設「メイティ・クロッシング(Metis Crossing)」は、豊かな体験を得られるスポットだ。文化探索ツアーや毛皮猟師のテントを模した施設でのキャンプといった異文化体験などさまざまなメニューが用意されている。ビーバーの罠の仕掛け方、メイティの織物など伝統工芸品のワークショップ、さらにはメイティの衣類を着たガイドによる野生動物ツアーと、多岐にわたる。自然とともに生きるだけでなく、ヨーロッパ文化の香りも漂わせるメイティの営みには、クリエイティブのヒントが潜んでいる。カヌーによる川下りや、降雪シーズンのクロスカントリースキーなど、カナダらしい豊かな自然を満喫するのもいい。隣接するバイソン保護区のツアーでは、珍しいホワイトバイソンを見られるチャンスもある。写真や映像では感じられない、豊かな自然の中で出合う野生動物の姿は、五感に深く刻まれるだろう。

世界中の先住民族たちは、夜空の光をしるべとしてきた。星の配置から進むべき方角を知り、季節ごとに変化する星座から大自然のメッセージを読み取り、時計や暦として暮らしのリズムを刻んだ。メイティもその例に漏れない。彼らは空や星、星座に導かれて、草木を植え、狩りをして、土地を耕して作物を育てた。

メイティ・クロッシングでは、40室の高級ブティックロッジであるザ・ロッジ・アット・メイティ・クロッシングに加え、2022年9月にオープンした「スカイ・ウォッチング・ドーム(Sky Watching Domes)」を併設。ここでは高級感あるインテリアが演出するラグジュアリーな滞在ができる。極めつきは透明になったドームの天井から見るオーロラや流星群。街から離れた光害ゼロのこのエリアで、大自然が織りなす壮大な天体ショーを堪能できるのは、このドームに宿泊したゲストだけの特権だ。古くからこの土地で暮らす先住民族とつながる体験となるだろう。

アルバータへのアクセスは、ノンストップ便で

カルガリーを本拠地とするウエストジェット航空が2024年4月4日から成田とカルガリーを結ぶノンストップ便を運航再開することにより、アルバータ州には以前より飛躍的にアクセスしやすくなる。日本からの直行便が初めて就航したのは2023年5月。まだ多くの日本人が知らないであろう、世界有数のユニークな体験ができるアルバータ州への旅は、いまが狙い目だ。

ウエストジェット航空

東京(成田)〜カルガリーノンストップ便
2024年4月4日より運航再開www.canada-alberta.jp

https://www.pen-online.jp/article/015455.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする