先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

先住民による不法占拠 居住区巡る議論が再燃

2015-04-29 | 先住民族関連
サンパウロ新聞- 15/04/28 (13:33)
 サンパウロ市のピッコ・ド・ジャラグアー付近では近年、先住民(インジオ)の居住区をめぐる議論が活発化している。27日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。
 国立インジオ保護財団(Funai)が2013年4月に行った調査によると、ピッコ・ド・ジャラグアー付近の先住民居住区の総面積は532ヘクタールで、1950~60年代に先住民のグアラニ族が入植してユトゥ集落を築いて以来、現在は約700人の先住民が暮らしているとされる。
 この先住民居住区には、77~83年にサンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市の市長を務めたチト・コスタ氏(92)の私有地72ヘクタールも含まれている。コスタ氏はこの私有地を47年に購入していたが、2005年に先住民の数家族が私有地内を不法占拠してイタクペー集落をつくったため、半年後に強制退去の措置が取られた。
 その後も先住民居住区を巡る議論が続いたが、ジョゼ・カルドーゾ法務相は「法律専門家による分析中」として、居住区に関する規定の制定を過去2年間先延ばしにしてきた。
 しかし昨年になって別の集落の先住民らが再びこの私有地に侵入してイタクペー集落で暮らし始めたことで、土地問題が再燃することとなった。今年3月にはコスタ氏の訴えが連邦裁判所で認められ先住民の強制退去処分が下されたが、Funaiは今月23日に連邦最高裁判所(STF)に上訴している。
 不法占拠を主導した先住民のリーダーは「イタクペー集落に移る前に住んでいた場所はとても居住区と呼べる物ではなく、単なるファベーラ(貧民街)だった」と述べ、生活の向上のために私有地での生活を始めたことを明かした。
 一方、わずか1.7ヘクタールのユトゥ集落でも定員超過の状態が続いており、90年代にも一部の先住民が3.5ヘクタールのピャウ集落を近隣に築いたが、ファベーラ化した集落周辺で水質汚染が確認されるなど、環境の低下が問題となっている。
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&gl=jp&tbm=nws&authuser=0&q=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C&oq=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C&gs_l=news-cc.3..43j43i53.6327.12538.0.13846.11.3.6.2.4.0.196.497.0j3.3.0...0.0...1ac.1j4.Ezg_LYCf7iw#hl=ja&gl=jp&authuser=0&tbs=sbd:1&tbm=nws&q=%E5%85%88%E4%BD%8F%E6%B0%91%E6%97%8F

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ語でごあいさつ 連休企画に手応え

2015-04-29 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 4/28)

職員(右)から特製カードを受け取る子どもたち
 白老町のアイヌ民族博物館で26日、特別企画「言ってみよう!イランカラプテ」のプレイベントが行われ、子どもたちが職員と交流しながら簡単なアイヌ語を学んだ。大型連休に合わせた誘客活動の一環で、29日からの本格実施を前に試験的に行ったもの。参加した子どもたちからは「楽しい」などの感想が出ており、同館職員も本番前に一定の手応えを感じていた。
 このイベントはアイヌ語が書かれたチラシを来館した子どもたちに手渡し、目印を持った職員にアイヌ語であいさつすると、特典で1枚ずつ特製カードがもらえるという内容。29日以降はシークレットカード1枚を含む全6種類を用意するが、この日のプレイベントでは半分の3枚を用意した。
 休日を利用して札幌から家族4人で来館した加藤常知さん(39)は、長女の優奈さん(10)と長男の遼大さん(7)の2人がこの企画に参加。家族全員で目印を持った職員を探し、見つけては子どもたち2人が声をそろえて「イランカラプテ」と元気よくあいさつ。職員も笑顔で対応し、カードを手渡した。
 学芸員の矢崎春菜さん(28)は「アイヌ語で話す機会があることでいい思い出にもなる」と話しており、「私たちも話し掛けてもらえることがうれしい。多くの人に少しずつアイヌ語を使ってもらえるようになれば」と期待を寄せていた。
 このイベントは連休期間中の今月29日と5月3~6日の計5日間、午前10時から午後3時まで行う。このほか、各種文化体験(一部有料)や口承文芸イベント「オルシペアヌロー」(5月4日)など例年以上のお楽しみ企画を準備中。家族で参加しても楽しめるものも多く、同館側も多くの来館を呼び掛けている。
http://www.tomamin.co.jp/20150424970


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登別・キウシト湿原があすから開放、来場呼び掛け

2015-04-29 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年4月28日(火)朝刊】

「多くの人に魅力を伝えたい」と呼び掛けるキウシト湿原・登別の関係者
 登別市若山町のキウシト湿原が29日に供用開始されるのを前に、保全活動に取り組む「キウシト湿原・登別」(堀本宏理事長、36人)は、来場者へ配布するポストカードやフクロウの置物などの準備を進めている。「市民の憩いの場となるようにサポートしていきたい」と力を込めている。
 一般公開初日にプレゼントするポストカードは31種類の植物をランダムに5枚1セットにして100セットを用意した。会員が手作りしたフクロウをかたどった木の置物も200個贈呈する予定だ。
 対象は当日午前10時半に開会する札幌市立大学の矢部和夫教授の記念講演か観察会(同11時)の参加者。熊谷勲事務局次長は「多くの市民に湿原への興味を持ってもらいたい」と話している。
 湿原は丘陵地に囲まれ、谷部に形成された「谷湿原」。キウシトはアイヌ語で「カヤ、群生する、走り根」の意味。若山町2の住宅街に広がり面積は約4・5ヘクタール。特徴としてワラミズゴケがドーム型に盛り上がった「ハンモック」が広く分布している。
 湿原は「保全」「観察」「体験」の3エリアに分けられる。約600メートルの木道や高さ約3メートルから全体を見渡せる展望デッキや、夏季の夜にホタルを観察できる場所、野鳥を観察できる「水鳥池」がある。同登別が市と管理委託契約を結び会員が木造の「ビジターセンター」(広さ81平方メートル)に常駐し、入園受け付けやガイドなどを担う。
 問い合わせはキウシト湿原ビジターセンター(電話0143・84局8470番)へ。(粟田純樹)
【写真=「多くの人に魅力を伝えたい」と呼び掛けるキウシト湿原・登別の関係者】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/04/28/20150428m_04.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道博物館、入館者1万人を達成

2015-04-27 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/27 07:00

1万人目の入場者となった内藤重之さん(左)
 18日に開館した札幌市厚別区の北海道博物館(石森秀三館長)が26日、入館者1万人を達成した。
 1万人目は、家族4人で訪れた札幌市北区の自衛官内藤重之さん(40)。記念セレモニーでは、石森館長から年間パスポートやメモ帳などオリジナルグッズが贈られた。内藤さんは「長男がナウマンゾウの骨格標本を見たいと言うので訪れた。新しい展示物を見るのが楽しみ」と話した。
 博物館は、道開拓記念館と道立アイヌ民族文化研究センターを統合して開設。アイヌ文化の展示内容を充実させたほか、展示物に触るなどして生き物のつながりを学べるコーナーが人気を呼んでいる。
続きあり
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0127805.html
家族連れを中心に2千人以上訪れる日もあり、石森館長は「予想を上回るペース」と話す。開館時間は午前9時半~午後4時半(5~9月は午後5時まで)。原則月曜休館。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい珊瑚礁も先住民の激しい攻撃で誰も近づけず。孤高の「北センチネル島」。

2015-04-27 | 先住民族関連
BIGLOBEニュース-4月26日(日)13時5分Techinsight
ベンガル湾の中央よりやや東側、むしろミャンマーやマレーシア、インドネシアに近いインド領アンダマン・ニコバル諸島をご存じであろうか。インド政府が外国人の立ち入りを制限していることもあり知名度はまだまだだが、ここに決して開けてはならない“パンドラの箱”のような存在の島が1つだけあるという。英メディア『mirror.co.uk』の記事が興味深いのでご紹介したい。
北アンダマン島、中アンダマン島、南アンダマン島、インタビュー島、ハヴロック島、ラットランド島、小アンダマン島ほか南北に細長く広がる島々は正式には「アンダマン・ニコバル諸島」と呼ばれ、その中でリゾート開発が進んでいるのはビアー・サバーカー国際空港を擁する南アンダマン島のポートブレアと、ハヴロック島の2か所である。
19世紀中頃からは英国が反乱軍兵士、政治犯、捕虜の流刑地として使用した歴史を持ち、全人口は34万人ほどというアンダマン・ニコバル諸島で“パンドラの箱”のような存在といわれるのが、そのポートブレアから60kmほど西に位置する北センチネル島(North Sentinel Island)。一辺が8kmほどのほぼ正四角形をした環礁も美しいトロピカルアイランドだが、ヘタに乗り込めば先住民に石、矢などの武器で襲い掛かられて命を落とすことになるのだ。
センチネル族と呼ばれるその先住民については、2004年のスマトラ島沖地震で救援物資を運び込もうとしたヘリコプターや輸送機を矢や投石で攻撃し、2006年にはインドからの密漁者を殺害。さらにその遺体の引き取ろうとして向かった政府関係者をも攻撃した。そのようなわけでアンダマン・ニコバル諸島の関係当局はもちろん、インド政府もすでに干渉を諦めており、人口についても正確な数字は把握できていないもようだ。
そんな中、世界各地の先住民族の問題に取り組んでいる国際組織「サバイバル・インターナショナル」のディレクター、スティーヴン・コリーさんから興味深い発表があったもようだ。最新の情報として、先住民の中でも特に古くからいた「ボー族」の最後の生き残りが4年前に死亡していたというのである。北センチネル島に非凡な価値と魅力を感じている同組織は、その手つかずの自然と先住民の伝統文化をなんとかして保護し、彼らが彼ららしく生きていけるよう支援していきたいもようだが、この島は周囲3マイル以内に他者が侵入することを決して許さないと表明しているという。

※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
http://news.biglobe.ne.jp/international/0426/tec_150426_4181723787.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アダム・サンドラーの新作映画 人種差別的内容に怒った先住民キャストが10人以上が降板

2015-04-27 | 先住民族関連
シネマトゥデイ-2015年4月26日 13時00分
 アダム・サンドラーの新作映画『ザ・リディキュラス・シックス(原題) / The Ridiculous Six』のニューメキシコ州の撮影現場から10人以上の先住民キャストが出ていったという。
【動画】アダム出演!パックマンが悪者!『ピクセル』予告編
 この映画は『荒野の七人』のパロディーで、アダムのほか、ニック・ノルティ、スティーヴ・ブシェミ、ダン・エイクロイド、ジョン・ロヴィッツ、ヴァニラ・アイスなどが出演している。
 TMZ.comなどによると、先住民キャストは映画内でのアメリカン・インディアンの描写のされかたに激怒したのだという。女性キャラクターには「ビーバーの息(口が臭いという意味)」「ブラなし」など軽蔑的な名前がつけられているほか、先住民特有の長パイプを吸いながら用を足すシーンなどがあり、彼らは耐えられなくなったらしい。
 製作会社のNetflixはジョークだと映画の内容を擁護。「タイトルに『リディキュラス(くだらない)』が入っているのには理由があるんです。実際にくだらないんです」とコメントし、西部劇映画の典型を風刺しているのだと言っている。
 先住民キャストの1人ローレン・アンソニーは、「この映画にはずいぶん前に出演を持ちかけられましたが、やる気はありませんでした。でも、コメディーで人種差別的にはしないと言われたので出演を決めたんです。でも、月曜日になって現場には変な空気が流れ始めました。僕たちはアパッチ族の役だったのですが、ステレオタイプ化されているだけで、アパッチ族というよりコマンチ族のような恰好をさせられたんです」とIndian Country Todayにコメントしている。
 監督に不満を述べたところ、これはコメディー映画であり、意図的にばかにしているわけではないと説明をされたらしい。Deadlineによると、撮影はそのまま続けられているという。(澤田理沙)
http://www.cinematoday.jp/page/N0072745

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(惜別)計良光範さん アイヌ文化の実践に情熱を注いだ

2015-04-27 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2015年4月25日16時30分
■「自ら行動」在野で貫く
 2015年3月3日死去(直腸がん)70歳
 アイヌ民族の文化や歴史を伝える市民団体「ヤイユーカラの森」を札幌で創立し、23年間にわたり運営委員長をつとめた。「自ら行動する」という意味のアイヌ語「ヤイユーカラ」の精神で、研究と実践との融合をめざした。
 北海道蘭越町出身…
続きあり

http://www.asahi.com/articles/DA3S11724759.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

官製談合?:札幌市が職員3人告発 アイヌ施策発注巡り

2015-04-27 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年04月25日 09時30分
 札幌市アイヌ施策課発注の入札を巡り、落札に有利な情報を業者に提供するなど不正が行われていた疑いがあるとして、市は24日、職員3人を官製談合防止法違反の疑いで、また同市中央区の出版社「クルーズ」の関係者1人を公契約関係競売等妨害の疑いで、それぞれ北海道警に刑事告発した。
 市によると、クルーズ社は記録が残る2009年度以降の市アイヌ文化交流センター(南区)の紹介パンフレット作製の見積もり合わせや、人権啓発ノートの作製業務の指名競争入札で、12件(発注額計約700万円)全てを落札した。このうち数件は予定価格算出の目安とする参考見積もりをクルーズ社だけが出すなど不審な点があった。職員らは市の聞き取り調査に対し、「実績のある業者に発注すれば業務が円滑に進むと考えた」などと不正を認めたという。
 市議からの指摘を受けて発覚し、告発に向け道警に相談していた。市は職員の名前を明らかにしていない。
 上田文雄市長は24日、「関係職員の処分について厳正に対処するとともに、損害賠償に適切に対応する」とのコメントを出した。
 この問題を巡り、市監査委員は3月、住民監査請求を棄却する一方、上田市長に対して損害賠償請求を求める意見を付けた。市は、アイヌ施策課がパンフレットを作製する際は印刷原稿は従来通り同課が作製するが、製本の発注は管財部契約管理課が担当するなどの再発防止策を導入した。【山下智恵、日下部元美】
http://mainichi.jp/select/news/20150425k0000e040161000c.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

"見世物"だった民族の故郷までの長い道のり エコノミスト(UK)より

2015-04-25 | 先住民族関連
現代ビジネス-2015年04月25日(土)

(写真)一部のイヌイットは、世界各国に連れ去られた〔PHOTO〕gettyimages
カナダの先住民族、イヌイットの骨格標本が、フランスの「人類博物館」の収納庫で数点見つかった。それらは、1880年代にカナダ北東部で暮らしていたイヌイットたちのものだ。
当時、フランスで客寄せパンダさながらの展示物となるため、8人が連れ去られたというが、多くは天然痘にかかり、この世を去った。そこで、カナダに暮らすイヌイットたちは、同胞の帰還を強く求めている。
人類博物館は、返還に前向きな姿勢を見せており、両国の政府も、交渉を行うことにすでに同意している。だが、事態はなかなか進展していない。というのも、ある問題が解決しない限り、交渉をはじめることができないのだという。
それは、返還された遺骨をどのように扱うか、またどこに埋葬するかを決めるというもの。決められない理由を、イヌイット自治政府の副文化大臣、デイビッド・ラフは、こう説明する。
「『問題を解決するには、すべてのイヌイットに意見を聞かなければならない』という民族特有のルールが残っているのです」
だが、現在のイヌイット政府の不安定な行政では、全員の意見を集めるのは難しい。理想と伝統の狭間に立つ彼らにとって、遺体返還への道は、まだ始まったばかりだ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42711

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空から見ればハート型 根室の「コタンケシ2号チャシ」

2015-04-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/25 07:05
【根室】国指定の史跡になっている根室半島のチャシ群の一つ「コタンケシ2号チャシ」(根室市牧の内)が、空撮写真でハート形に見えると話題になっている。
 コタンケシチャシ跡はオホーツク海を望む丘の突端にあり、アイヌ民族が16~18世紀に砦(とりで)として造ったとされる。民有地で自由に入れないため、人知れず残されてきた。写真は根室の無線操縦機の愛好家が撮影した。
 根室市歴史と自然の資料館は、地形に沿い壕(ごう)を掘った結果、ハート形になったと分析しているが、「あるいは、大切な人を守りたいという昔の人の気持ちの表れなのでしょうか…」。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0127230.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌市、職員ら4人を告発 アイヌ施策課で官製談合疑惑

2015-04-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/25 07:00
 札幌市アイヌ施策課の発注業務で官製談合が疑われる不適正な事務処理があったとして、札幌市の上田文雄市長は24日、官製談合防止法違反容疑で同市職員を、公契約関係競売入札妨害容疑で印刷出版会社(同市中央区)の関係者を道警に告発した。
 道警などによると、告発されたのは同市職員3人と同社関係者1人。職員2人と同社関係者は2013年3月の小学生向け人権啓発用ノート作製業務の指名競争入札で、残る職員1人と同社関係者は14年8月のアイヌアートモニュメント紹介リーフレット作製業務の指名見積もり合わせで、それぞれこの印刷出版会社に受注させる不適正な事務処理を行った疑いが持たれている。
 札幌市は、捜査への支障を理由に職員3人の氏名や所属などを明らかにしていない。上田市長は「捜査を踏まえ、関係職員の処分に厳正に対処するとともに、損害賠償に適切に対応する」とコメントした。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0127220.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白老・アイヌ民俗博物館で大型連休企画が多彩

2015-04-25 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年4月24日(金)朝刊】
 白老町若草町のアイヌ民族博物館は、アイヌ語であいさつをしたら記念カードがもらえる「言ってみようイランカラプテ」や伝統家屋・チセの中でアイヌの物語に耳を傾ける「オルシペアヌロー」など、さまざまな大型連休企画を用意、来場を呼び掛けている。
 「言ってみようイランカラプテ」は、目印のポーチを提げているスタッフに「イランカラプテ(こんにちは)」「エイワンケヤ(元気ですか)」などとアイヌ語で声を掛けると、アイヌ語の由来や動物の絵などがあしらわれた記念カードがもらえる。カードは6種類。「子どものときから遊び感覚でアイヌ語に触れてもらいたい」と担当者。
 5月4日の「オルシペアヌロー」は、アイヌの物語である「ユカラ(英雄叙事詩)」「カムイユカラ(神謡)」「ウエペケレ(散文説話)」をチセの中のいろりの前で聞く。午前と午後の2回行う。
 体験学習メニューは、アイヌの代表的な楽器トンコリを演奏する「知ってみようトンコリ」(4月29日)、アイヌの女性が身に付けていた首飾り「レクトゥンペ」作り(5月3日)、アイヌ文様入りのコインケース作り(同4日)など。
 儀式は集落や家の祭神に感謝と祈願をあらわす「春のコタンノミ」と丸木舟を湖に入れる儀式「チプサンケ」が5月1日、コタンノミの「後祭り」となる「オメカプ」が同2日。
 アイヌ文化に詳しいガイドが博物館内の展示物について分かりやすく説明する「博物館ガイドツアー」は4月29日から5月6日、アイヌの有用植物や春の花、鳥などの自然観察を行う「自然ガイド」は同2日から6日。
 「こどもの日」の5日は小学生以下の入館料、衣装代が無料。この日は「ヌイトサイエプ(糸巻き)」作り、輪投げなどの外遊び、かるた、すごろくなどが用意されている。
 入館料は大人800円、高校生600円、中学生500円、小学生350円。営業時間は午前8時45分~午後5時。問い合わせは同博物館、電話0144・82局3914番。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/04/24/20150424m_08.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄島唄・八重山三味線ライブ/白糠

2015-04-25 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2015年04月24日
  沖縄島唄・八重山三味線ライブが、白糠ウレシパチセ(白糠町和天別)で開かれた。白糠アイヌ協会と白糠アイヌ文化保存会などが主催したもの。ライブを行った大工哲弘さんは、沖縄・八重山地方の島唄や三味線を演奏する第一人者で、ジャズやフォークなど異文化とのジョイントを積極的に展開したり、外国人アーティストと共演するなど、世界的に活躍をしている。同ライブは、2005年4月3日に白糠町でライブを行ったあと、急死したフォークシンガーの高田渡さんの没後10年の追悼ライブも兼ねた。大工さんは高田さんとの交流があり、高田さんのゆかりの地、白糠町での公演を熱望していたことから今回のライブが実現した。大工さんは「沖縄文化とアイヌ文化は共通するものがあると発見できた」また、「高田渡が好きだったこの白糠に来年もくる」と約束をしていた。
http://www.news-kushiro.jp/news/20150424/201504245.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月23日(木)ムネオ日記

2015-04-24 | アイヌ民族関連
BLOGOS-2015年04月23日 17:58
首相官邸の屋上に、ドローン(小型無人飛行機)が落ちており、セシウムが検出されたとの報道に驚く。
日本で最も重要な施設にドローンが侵入し、しかも1ヶ月以上屋上の点検はなかったという。
衆議院議員会館の官邸側の部屋からは、官邸の屋上は丸見えだが、ドローンらしき物体に気が付かなかったのも不思議なことである。
あのホワイトハウスにもドローンが入り込み、危機管理が取り沙汰されたが、それが日本の首相官邸でも起きるとは。
幸い被害が無くよかったが、地上では厳重な警備体制の官邸だが、空からの防御には何も考えていなかったことになる。
放射能も癌治療など平和利用では大変な効果があり、ドローンも人が入れない処で、様々な調査やデータ収集等、利用価値はあるが、今回の出来事からも、一歩間違えれば大変な大惨事が引き起こされる可能性がある。もし生物兵器を乗せてテロに使われたならと考えるとゾッとする話である。
現行の法律では人の乗ったものには航空法があるが、小型無人気については法律が無いと聞く。これを機会に様々なことに対応できる体制等、法の整備はもちろんしっかりしてほしいものである。
イギリスでは5月7日投開票に向け、総選挙が行われている。
保守党、労働党の二大政党がイギリス政治の中心だが、それに自由民主党があり、今回選挙では、地域政党の存在が高まっていると伝えられる。
ヨーロッパでは、ドイツもそうだが、地域政党が連立政権の一翼を担い、キャスティングボードを握ることもある。
日本も北海道から沖縄まで、多様な歴史、文化、価値観を有している。
それぞれの地域で、エゴと呼ばれてもよいから特性や歴史、文化をアピールし、国政で調整していくことが、地方再生の日本の底力に繋がっていくのではと私は考える。
10年前北海道に拘った「新党大地」は、「北海道がよくなれば日本がよくなる」「明日の日本を創る北海道」「差別と偏見にあったアイヌ民族の権利確立」を旗印にスタートしたが、考えとして間違っていなかったと自信を持ちながら、統一地方選挙後半戦、同志の当選に全力を挙げていきたい。
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&gl=jp&tbm=nws&authuser=0&q=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C&oq=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C&gs_l=news-cc.3..43j43i53.57112.58510.0.59553.5.3.0.2.2.0.162.406.0j3.3.0...0.0...1ac.1j4.OW0kA3uqEY4#q=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C&hl=ja&gl=jp&authuser=0&tbm=nws&tbs=sbd:1

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月22日、環オホーツク海文化の集い、大黒屋光太夫の生涯をテーマに

2015-04-24 | アイヌ民族関連
北海民友新聞社 (4月23日付け)
 オホーツク海を中心とした北方の歴史や文化に関するシンポジウムなどを開催している北の文化シンポジウム実行委員会(原誠実行委員長)は21日、紋別市立博物館で総会を開催し、今年で23回目となる「環オホーツク海文化のつどい」を8月22日(土)午後1時から市文化会館で開催することを決めた。江戸時代に嵐で遭難してロシアに漂着し、約10年後に日本に戻ってきた大黒屋光太夫(だいこくや・こうだゆう)の生涯にスポットを当てるほか、アイヌ文化、観光学、地元の漁業などをテーマに総勢4人の講師が講演と報告を行う予定。
 大黒屋光太夫について講演するのは札幌大学の川上淳教授。またアイヌ文化について北海道アイヌ・先住民研究センターの丹菊逸治准教授が、地元の漁業については、紋別漁協副組合長の飯田弘明氏(紋別市議)がそれぞれ講演や報告を行う予定。このほか、観光学の観点から紋別市の流氷について1人の講師を予定し、日程を調整している。
 大黒屋光太夫は江戸時代後期の伊勢国白子(現三重県鈴鹿市)の港を拠点とした回船(運輸船)の船頭。江戸へ向かう回船が嵐で漂流し、アリューシャン列島(当時はロシア領アラスカの一部)の孤島に漂着。その後、脱出し、ロシアの港町オホーツクを経て、シベリアを横断。帝都ペテルブルクで女帝エカテリーナに謁見し、帰国を許され、最初の遭難から約10年の時を経て、寛政4年(1792年)に根室港入りして帰国した。その後は江戸で屋敷を与えられ、数少ない異国見聞者として活躍した。光太夫が持ち帰ったロシアの情報は、江戸幕府の11代将軍・家斉が大いに関心を示し、光太夫から直接聞き取りを行うほどだったという。

(今年のシンポジウムの概要などを決めた総会=写真=)
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/150423_1.htm

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする