先住民族関連ニュース

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《ラウンジ》アイヌ政策 募る不満

2011-08-30 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年08月29日

■続く生活苦 道外は切実
 政府がアイヌ民族を「先住民族」と認め、着実に施策を進めるとしてから3年。政府は「重要政策の一つ」(枝野幸男官房長官)と位置づけるが、政治主導による「成果」はなかなか見えず、民族の多くが不満を募らせている。アイヌの人たちが待ち望む政策は、いつになれば実現するのだろうか――。特に、生活や教育、文化活動への支援が行き届かない道外で暮らす人たちは切実だ。
 7月30日午後。JR東京駅近くで、アイヌ政策を具体的に議論する「アイヌ政策推進会議」の作業部会長2人と道外で暮らすアイヌの人たちとが向き合った。
 推進会議は6月、作業部会が1年以上かけてまとめた報告を了承した。しかし、この日は、道外のアイヌの人にも報告についての理解を得るため、推進会議の事務局が呼び掛けた。説明会は非公開だった。
 会では、2人の作業部会長が白老町に建設する「民族共生の象徴となる空間施設」の基本構想と、道外アイヌ民族の生活実態調査の結果を報告し、アイヌの人たちから質問を受けた。
 最後に女性が言った。
 「年金だけでは生活はおぼつかない。生きていく基盤をどうしていけばいいのか切実な問題なんです。そういうことは協議されているのですか。生きているうちに何とかなりませんか」
 推進会議はこれまでの二つの作業部会に代わり、新たに作業部会をつくる。初会合は東京都内で8月31日に開かれる。就労支援や高等教育機関への進学支援、アイヌ文化を伝承するための活動支援など、道外のアイヌの人たちが望む政策課題などを検討する方針だ。だが、これまでの議論に失望感が広がっている。
 上村英明・恵泉女学園大教授(先住民族論)は「国会決議から3年、具体的に国がどんな政策を進めていくかという『結果』が問われる時期なのに、ほとんど停滞したままだ」と話す。
 推進会議の委員の一人は、アイヌ政策の議論が盛り上がらないのは「政治の熱が冷めているため」とみる。「国会議員の中でアイヌ政策に汗をかく人が少ない。いまの政治状況では、省庁の職員はアイヌ政策の議論から逃げ放題だろう」
 上村教授も「政治の監視が弱く、議論が官僚主導になっているからだ」と分析する。そして、「アイヌ民族は政策提言するなど政治へのアプローチをしていくべきだ」という。
   ◇
■いじめられ 差別され 下を向いて生きてきた
■東京の女性「苦しんだ分、補償を」
 道内のアイヌ民族とは違って支援策に乏しいのが道外の人たちだ。しかも、過去に受けたつらい体験に今なお苦しみ、生活が不安定な人が多い。
 東京都内で暮らすアイヌ民族の女性(55)は釧路市出身。十数年前に母親の介護で関東にやってきた。
 「ずっと下を向いて生きてきた気がする」
 小学2年の冬。バケツで水を掛けられた。髪の毛がバリバリに凍った。走って家に帰り、家族に気づかれないように着替えた。翌日から教室に入れなくなった。校舎裏で過ごす日々が中学3年まで続いた。
 中学を出てバスガイドになろうと試験を受けた。合格したが、家が貧しくてガイド練習用のカセットテープが買えず、入社を辞退した。その後、2回の離婚。義理の家族や親戚らから無視され、暴力もふるわれた。それらは民族への差別や偏見に起因したと言う。
 母親が亡くなったことに加え、過去の差別体験を引きずり、うつ病になった。自殺しようと、歩道橋に向かった夜もあった。
 今は年下の男性とマンションで暮らす。病気は一段落したが、就職はしていない。男性の会社を手伝い、年に数回、アイヌ舞踊を指導する。個人の年収は100万円に遠く及ばない。
 生活は男性頼みだ。ただ、今年は会社の業績不振で賞与がなかった。食費を切りつめる日々だが、「周りに気を遣うことのない今が一番幸せ」と笑う。
 世間体もあり、3度目の結婚には及び腰だ。だから、今後の人生に不安が付きまとう。「この人と離れたら、どうやって生きていこうか」。時々頭をもたげ、眠れなくなる。
 「アイヌ民族というだけでいじめられ、差別を受けたことに、何も返してもらっていない。国には、苦しんだ分だけの補償をしてほしい」
(神元敦司)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108290006

平井堅やレディー・ガガは禁止 中国当局がブラックリスト100曲、国家安全に危害?

2011-08-30 | 先住民族関連
MSN産経ニュース 2011.8.29 18:00

 【上海=河崎真澄】中国当局が国内のインターネット音楽サイトに対し、台湾や香港などの歌手が歌う中国語の楽曲70曲と、平井堅やレディー・ガガなど海外の人気歌手の30曲を合わせた100の楽曲を9月15日までに削除し、ダウンロードできないようにするよう命じたことが分かった。
 歌詞が当局の検閲を経ておらず、「国家の文化安全に危害を及ぼす」と説明している。だが、やり玉に挙げられた平井堅の「いとしき日々よ」には、ネットユーザーが「別れの心情をつづった歌詞が誰に危害を及ぼすのか?」と反発するなど、不明確な“ブラックリスト”の基準に不満の声も上がっている。
 リストには2000年5月に、台湾独立を党綱領に掲げた民主進歩党の陳水扁総統(当時)の就任式典に請われ「中華民国国歌」を歌ったため、中国で「台湾独立派」とされた台湾先住民出身の女性歌手、張恵妹の歌も3曲含まれている。
 日本語曲は倉木麻衣の「もう一度」などを合わせて5曲、レディー・ガガに加え、米男性ポップアイドルのバックストリート・ボーイズなど欧米系25曲もリストされた。
 削除命令を出した中国文化省では、「インターネット文化管理暫定規定」を根拠に「ネット音楽市場の秩序を混乱させた」などと指摘。違法音楽サイトや海賊版の取り締まりの側面があることも示唆している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110829/chn11082918080007-n1.htm

カナダ水俣病講演会

2011-08-30 | 先住民族関連
ELCネット 2011.08.29

水俣病の悲劇が北米大陸で繰り返されていました。パルプ工場が排出した無機水銀が、森林をゆるやかに流れる河川の中で猛毒のメチル水銀となり、はるか下流の居留地で狩猟と川漁をして暮らす先住民の体を蝕んでいたのです。この経過をたどると植民者による過酷な支配と、日本の水俣病政策の影響が浮かび上がってきます。現地調査をつづけてきた熊本学園大学水俣学研究センターの招きで、カナダ水俣病の被害民が日本を訪れる機会をとらえ、この問題についての講演会を30数年ぶりに東京で開催します。当日は、現地で支援活動をつづける映像作家による記録映画も上映します。
【発言】(通訳付)
サイモン・フォビスター Simon Fobister
1955年グラッシーナロウズに生まれる。4歳から13歳までセントメリー強制寄宿学校で過ごす。19歳から居留地のチーフを4年務める。46歳で再びチーフとなり、数回にわたり原田調査団を迎え入れる。森林伐採をやめさせるため現在も州政府と交渉中。被汚染者。
ジュディー・ダ・シルバ Judy Da Silva
1962年グラッシーナロウズに生まれる。居留地事務所の行政職員で5児の母。政府・大企業の森林伐採に対して2002年より道路を実力封鎖。2004年には居留地の魚の水銀汚染度を調査して、2010年、州政府の水俣病政策に対する抗議運動を起こす。被汚染者。
シルビア・ヘンリー Sylvia Henry
1976年ホワイトドッグに生まれる。70年代に水俣訪問もした居留地のチーフ、アンソニー・ヘンリーの娘。3児の母として水銀汚染の胎児小児への影響を危惧。現在マニトバ大学大学院で先住民学を学び、同居留地の水銀中毒史について修士論文を作成中。被汚染者。
ソア・エイキンヘッド Thor Atkinhead
1967年に生まれる。まもなくマニトバ州の田舎に移り先住民と接しながら育つ。体制からの自由と自立を求めて仲間たちとコミューンをつくった経験をもつ。反グローバリゼーションの立場から、2000年ごろより両居留地の活動支援に参加。記録映画スタッフ。
【講演】
原田正純 Harada Masazumi
医師。1934年鹿児島県に生まれる。60年熊本大学医学部精神神経科助手。以来今日まで、患者の立場に立って水俣病の調査研究。75年水銀汚染による健康被害が疑われた同地を訪問。以後、継続して調査、同国政府へ提言。前熊本学園大学水俣学研究センター長。
【上映】
「カナダ先住民と水俣病」原題“THE SCARS OF MERCURY”
 大類義監督、日本語字幕付、2009年、 特別編集版60分、DVD上映
【開催概要】
日時/2011年9月17日(土)、午後1時30分開場、2時~5時
会場/YMCAアジア青少年センター(東京・水道橋)
    千代田区猿楽町2-5-5 地下1階SPACE Yホール
交通/JR中央線「水道橋駅」より徒歩6分、「お茶の水駅」より徒歩8分
    東京メトロ「水道橋駅」より徒歩8分、「神保町駅」より徒歩10分
主催/水俣フォーラム
共催/熊本学園大学水俣学研究センター
協力/在日本韓国YMCA
【入場料】
一般=当日2200円、前売1600円
学生=当日1500円、前売1000円
前売券のお求めは、郵便局備え付けの郵便振替用紙をご利用いただき、口座番号欄に「00120-4-398614」、加入者名欄に「水俣フォーラム」、通信欄に「カナダ水俣病講演会前売券希望」とご記入の上、券種・枚数を明記してご送金下さい。ご入金を確認次第、チラシ・チケットをお送りします。なお、9月7日(水)の受付印で締め切らせていただきます。
【お問い合わせ】
認定NPO法人 水俣フォーラム
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1-34-12 竹内ローリエビル401
TEL:03-3208-3051 FAX:03-3208-3052
[NPO法人 水俣フォーラム]今後のイベント |
カナダ水俣病講演会開催日:2011.09.17(土)
http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=26215&category=

雑記帳:長さ30メートルのカッパ巻き出来た! 滝川の「ミントチ祭り」

2011-08-29 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年8月29日 1時58分

 長さ30メートルのカッパ巻き完成を喜ぶ参加者 北海道滝川市の夏のイベント「ラウネ川ミントチ祭り」で28日、家族連れら約70人が、長さ30メートルの巨大カッパ巻き作りに挑み、見事に成功させた。
 ラウネ川(旧石狩川)には「ミントチ」(アイヌ語のカッパ)の言い伝えがある。今年から祭り会場が集約されたのを機に、道産米6キロ、地元産キュウリ22本、のり170枚を使って初めて試みた。
 約30分かけ食材を並べ、合図に従ってのりをくるりと巻いて完成。切り分けて参加者に配られた。伝説にあやかってカッパ巻きの長さに挑むイベントは全国各地にあるが、実行委員長の岩田伸次さん(55)は「細く長く続けたい」【西端栄一郎】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110829hog00m040007000c.html

夏の宿題 楽しく解決  最後の日曜、各地で行事

2011-08-29 | 先住民族関連
(読売新聞 2011年8月29日 )

 夏休み最後の日曜日となった28日、宿題を抱えた小中学生らを手助けする教室などが県内各地で行われた。残り少ない休日を両親らと一緒に過ごした子どもたち。参加者が例年と比べて増えた行事もあったといい、節電のためか、暑い自宅から抜け出す親もいたようだ。
架空の風力発電所やごみ処理場などの設置場所について話し合う子供ら(28日、本庄市の早稲田リサーチパークで) さいたま市浦和区の県立近代美術館では、作品を鑑賞する親子連れや、やり残した宿題を終わらせようと“追い込み”をかけた中学生らでにぎわった。
 9年前から毎夏、子どもたちに楽しみながら芸術の勉強をしてもらおうと特設ブースを設置。小中学校の教諭や学生ボランティアが、リポートの書き方を教えるなどしている。
 父親と訪れた川口市立戸塚西中2年の中村匠君(14)は「色々な作品が見られて良かったけど、楽しい夏休みが終わるのはさみしい」と話した。深谷市立幡羅中2年の金井廉君(14)は、サッカー仲間と宿題の仕上げに訪れたといい「クーラーをつけず、扇風機とアイス枕で暑さをしのいだ夏だった」と振り返った。
 本庄市にある研究施設「早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター」では、子ども向け教室「子ども大学ほんじょう」が開校した。県や大学、市町村などの連携で「学校とはひと味違った授業」を目的に始まった。来年3月まで計7回を予定しており、小学4~6年の児童37人が、風力発電を使った地域の未来について考えた。
 早大本庄高の影森徹教諭が「風力発電を通して考える本庄市の未来」をテーマに授業を行い、大気汚染や地球温暖化などを防ぐため、市がどうすべきかを話し合った。一昔前は冬場に市内でも凍った水たまりでスケートができた話などを紹介。児童らは環境への影響を考えながら、市の地図上に架空の風力発電所や汚水処理場、ごみ処理場などを置く場所を決めていった。
 東松山市岩殿の県こども動物自然公園では、この夏、同園職員が「宿題おたすけ隊」に。園内で飼う乳牛のミルクを使ったバター作りの体験教室や、ミニジオラマ教室などを期間限定で行ってきた。28日に開かれたのは、参加者が思い思いの動物の絵を小石に描く「アボリジニアート体験」。オーストラリアの先住民・アボリジニの文化に触れようという企画で、約50人の子どもたちが、凹凸のある石にサインペンとペンキを使ってカラフルな動物を描いた。
 両親らと参加した千葉県鎌ヶ谷市の小学5年堀内大毅君(11)は「石に絵を描くのは難しいけど、楽しいし、夏休みの工作にもなって良かった」と笑顔だった。
 同園によると、イベントは今年で4回目だが、例年より参加者が多いという。担当職員は「節電や酷暑の影響で室内にいても暑いなら、外で思い切り遊ぼうと考えた家族が多いのかもしれない」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110829-OYT8T00007.htm

過剰利益に新規課税

2011-08-29 | 先住民族関連
「しんぶん赤旗」2011年8月27日(土)

ペルー 鉱山業界と政府合意
 【メキシコ市=菅原啓】南米ペルーのレルネル首相は25日、銅や銀など輸出で大きな利益を上げている鉱山会社にたいして、通常の法人税に加えて、5年間で約55億ドル(約4250億円)の新税を課すことで業界側と合意に達したと発表しました。
貧困削減へ弾み
 7月28日に発足したウマラ新政権は、貧富の格差を広げてきた新自由主義政策を批判し、貧困削減や国民生活向上のための施策を掲げてきました。新税は、こうした施策を支える財源確保をめざすもので、公約実現に大きな弾みがつくと期待されています。
 ペルーで操業する鉱山会社は、国際価格の上昇の恩恵を受け、増収が続いています。各社は税率35%の法人税を課せられていますが、ウマラ政権はこれに加えて、過剰利益にふさわしい税金を支払うべきだと主張し、業界団体と交渉してきました。
 業界側は、増税されたら「国際競争力を失う」などとして難色を示していましたが、高い支持率を背景にした政府側の粘り強い交渉に新税を受け入れざるをえませんでした。
 新税の総額55億ドルは、今年第1四半期の国際価格と各企業の利益、今後5年間の業績見通しにもとづいて算出したものだと説明されています。
 金鉱などを所有するブエナベントゥラ社のベナビデス会長は、業界全体として「競争力に配慮しながら可能性に応じて納税していく用意がある」と表明。レルネル首相は、この新税は「企業の投資や競争力に影響を与えるものではない」と強調しました。
 今回の発表は、政権発足1カ月時点で新内閣が国会にたいして行う新政府方針報告の中で行われました。レルネル首相は、経済成長の目標を年平均6%と設定し、貧困削減と弱者救済を「政権の中心目標」としていく決意を明らかにしました。国会は、報告に盛り込まれた新政府の方針を議論し、内閣信任案を多数で可決しました。
ペルー 1821年にスペインから独立。1968~80年の軍政後、民政移管。今年6月の大統領選挙で左派のウマラ候補が当選。人口約2950万人。先住民45%、先住民と白人との混血37%、白人15%。面積は約129万平方キロ(日本の約3・4倍)。1人当たりの国民総所得は4150ドル(2009年)。貧困層が国民の4割近くを占めるといわれています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-08-27/2011082707_01_1.html

2011年8月27日(土)

2011-08-29 | 先住民族関連
 東奥日報

 疾駆する裸馬から矢を放ち雄たけびを上げる。米西部劇の敵役といえばインディアンに尽きるだろう。しかし少数民族蔑視の風潮が消えつつある中、インディアンはネイティブ・アメリカンと名前を変えた。米先住民という意味だ。
 この米先住民が核開発と深く関わっていることを軍事関係の取材で知った。例えば、千回近い核実験が行われたネバダ州にはショショーニ族が住み、ナバホ族はウラン採掘による環境破壊に苦しめられてきた。放射能で立ち入り禁止となった聖地もある。
 万物に魂が宿ると信じる米先住民にとって、祈りの場を失うことは伝統の消滅に等しい。こうした人々の生活や文化を根こそぎ奪う文明の暴力を「エコサイド」と呼ぶ。米先住民の研究で知られる鎌田遵(じゅん)さんに教えられた。
 福島の原発事故で避難を余儀なくされた人々はまさにエコサイドの渦中にある。漁師は海から追われ、農家は大地から切り離され、会社員は職場を失った。流民と言ってもいい。ネバダの悲劇が繰り返されたのである。鎌田さんは流民の苦しみを米先住民に重ね合わせ告発する。
 「国家による切り捨てと放置、そして差別という道を、日本政府が原発被災者に歩かせるのならば、これから何世代にもわたって、根深い禍根を残すことになる」(共著「原発を終わらせる」岩波新書)。政争に明け暮れる議員らに問いたい。事故から半年になろうとしているのに、いまだ明確な避難民対策が見えてこない。禍根の種は芽吹いていないか。
http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/ten2011/ten20110827.html

おしゃべり地球カフェ/ニュージーランド 先住民族に敬意を表して

2011-08-27 | 先住民族関連
四国新聞 2011/08/26 09:41

 KiaOra(キアオラ)。7月4日から10日までニュージーランドはマオリ語週間でした。普段あまり聞きませんが、その期間はニュースや天気予報までマオリ語を取り入れています。先住民族マオリ人の言葉で、ニュージーランドの公用語の一つです。国内の地名や道路名にも使われているので、目にすることは多いのですが、実際、マオリ語で生活している人数は減少しています。
 マオリ人が人口に占める割合は約15%(ヨーロッパ系は約65%)で、95%のマオリ人が北島に住んでいます。北島中央に位置するロトルアはマオリ文化の中心地で、地面に穴を掘り、中に焼き石と食材を入れた籠を入れて蒸し焼きにするハンギ料理やKoru(コル)という渦巻き状のモチーフを使った彫刻や入れ墨が代表的な文化です。
 ニュージーランド建国当時、新天地に移り住んだイギリス人とマオリ人の間には、長い歴史の中でさまざまな問題がありました。いまも未解決のまま残っているものもありますが、このマオリ語週間というイベントで先住民族を敬う行いには好感が持てます。一方、英語で事足りる暮らしの中で、自分たちの言語を絶やさず残してきたマオリ人にも敬意を表します。
 マオリ語は音節が母音で終わりローマ字読みに近いことから、日本人には比較的簡単に発音できます。小学校の必須科目でマオリ文化も合わせて習います。各学校(小学校から高校まで)には、Kapahaka(カパハカ)グループがあり、希望者はマオリ伝統の歌やパフォーマンスを習うこともできます。一番有名なパフォーマンスHaka(ハカ)は、元来マオリ人が戦の前に士気を高め、相手を威嚇するためのものでした。今はラグビーオールブラックスの試合前のイベントになっています。
 Aotearoa(アオテアロア)は白く長い雲のたなびく地、という意味です。美しい響きとすてきな表現ですが、何のことだと思いますか?
 答えはニュージーランドです。オークランド空港の到着ゲートには大きくHaereMae(ハエレマエ)と書かれたボードが私たちを温かく迎えてくれます。ようこそという意味ですが、この「ハエレマエ」が讃岐弁の「ハイリマイ」に発音がよく似てるんですよ。全くつながりのない言語なのに、偶然にも意味まで似ていて…マオリ語に親しみを感じてしまいました。(高松市出身、主婦 モリス節子)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/20110826000140

心の叫びを歌に! 違星北斗

2011-08-27 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2011年08月26日
【北の文人 立ち話 高山美香】
■アイヌ民族復興へ一途
 アイヌ歌人、違星(いぼし)北斗(滝次郎)は、余市町で漁業を営む父と教育熱心な母との間に誕生。明るく活発な少年でしたが、和人の子供が通う小学校に入るとひどい差別を受けます。理不尽ないじめに、「手当たり次第、物をたたき割って暴れ死にたくなった」というつらい青年時代を送りました。
 しかし、ある時、一人の和人教師からアイヌ民族を気遣う優しい言葉をかけられ「こんな人もいるんだ」と考えが一変。北斗は積極的に和人の中に入り、また、アイヌ青年の修養会「茶話笑学会」を結成。俳句も作り始めました。
 23歳の時、事務職を得て上京。アイヌ語研究者、金田一京助宅を訪問し、「アイヌ神謡集」を残した知里幸恵の存在を知り衝撃を受けます。東京生活は充実していましたが、自分だけ幸せならいいのかと悩み、アイヌの手で民族復興をと帰郷を決意。民族への思いを短歌にし小樽新聞社に投稿、選者の並木凡平から「心から絞った叫び」と絶賛されます。
 薬売りとして道内中のアイヌコタンを巡りアイヌの地位向上を訴えて歩きますが、「昼飯も食はずに夜も尚歩く売れない薬で旅する辛さ」。結局、志半ばで病に倒れてしまいますが、最後まで民族復興を願い歌い続けました。
 「世の中は何が何やら知らねども死ぬことだけは確かなりけり」 享年27歳でした。
   ◇
 違星北斗(1902~29)。余市町生まれ。小学校を出て地元で働くが、25年に上京後にアイヌ民族問題に目覚め帰郷。短歌作りを始め同人誌を創刊。薬の行商をしながら創作とアイヌ復興の活動を続けた。死後に遺稿集「コタン」が出された。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000961108260001

道功労賞:元札医大学長・秋野さんに 夕張メロン組合など2団体も /北海道

2011-08-27 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2011年8月26日 地方版

 道は経済や社会、文化の発展に貢献した人や団体に贈られる道功労賞の受賞者を発表した。今年度の受賞は▽元札幌医科大学長で医療法人渓仁会理事長の秋野豊明氏(75)▽札幌こどもミュージカル育成会(札幌市西区、細川真理子代表)▽夕張メロン組合(夕張市沼ノ沢、工藤政則組合長)--の1個人2団体。10月25日に贈呈式がある。
 秋野氏は札医大の推薦入試に北海道枠を導入し、卒業生の道内定着率を高めて医師確保に尽力。学長退任後は渓仁会理事長として道内初のドクターヘリ事業を軌道に乗せ、広域救急医療に貢献した。
 札幌こどもミュージカル育成会は81年に設立。オリジナル作品の公演を続け、海外でアイヌ文化を紹介するなど北海道の文化や歴史を広く発信し、芸術振興に寄与した。
 夕張メロン組合は、新品種「夕張キング」を開発し、日本を代表するメロンブランドに育て上げたことなどが評価された。
 知事表彰では最高位に当たる道功労賞は、これまでに137人と12団体が受賞している。【高山純二】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110826ddlk01040056000c.html

「アイヌ民族の心伝えたい」 千歳で市民向け講座

2011-08-27 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 08/25 15:00、08/26 15:09 更新)

【千歳】千歳アイヌ文化伝承保存会は9月から、アイヌ民族の言葉、刺しゅう、古式舞踊の市民向け講座を再開する。講座は、アイヌ文化伝承者として活躍した前会長の中本ムツ子さんが4月に亡くなり途絶えていた。中本さんの遺志を継いで再開することに、保存会は「自然を大切にするアイヌ民族の心なども伝えたい」と参加を呼びかけている。(渡辺淳一郎)
 保存会は、中本さんが中心となり1989年に発足。市内新星の蘭越生活館を拠点にアイヌ語、刺しゅう、古式舞踊の講座を定期的に開いてきた。
 中本さんは83歳で亡くなる直前まで講師を務めていた。「楽しく、元気に」がモットーだった。「生徒に『ムッちゃん』と呼ばれて親しまれ、中本さんの教室はいつも笑顔にあふれていた」。保存会の中村勝信事務局長(66)は振り返る。
 保存会のメンバーは7月上旬の会合で各講座の再開を決め、詳細を検討。中本さんの教え子らが講師を務めることにした。
 中本さんに10年以上師事し、アイヌ語講座を担当する胆振管内安平町の自営業山田雄司さん(40)は「中本さんは、命や平和を大切にするフチ(アイヌ語でおばあさんの意)たちの思いを大切にしていた。言葉以外のアイヌ民族の精神も知ってもらえればうれしい」と話す。
 講座の日程は、アイヌ語が9月25、29日、10月9日、刺しゅうが9月14、20日、10月4日の各3回ずつ。古式舞踊は10月9日。受講料は1回500円で、会場は東雲会館(東雲町1)。申し込み、開始時間などの問い合わせは平日の午前9時~午後4時に蘭越生活館(電)23・4964へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/314096.html

白老の水野さん、伝統工芸家に最年少で認定される

2011-08-27 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2011年8月25日(木)朝刊】

 アイヌ文化振興・研究推進機構(事務局札幌)が主催する第15回アイヌ工芸作品コンテスト「木工芸の伝統的作品部門」で、白老町東町の工芸家、水野練平さん(33)制作の「タシロ」(山刀)が最高賞の優秀賞に輝いた。優秀賞連続3回受賞は初めて。同機構認定の「伝統工芸家」の称号を最年少で得た。9月9日から同14日まで東京・有楽町朝日ギャラリーで開催の移動展に展示される。
 刃渡り21センチの「タシロ」は、硬い材質のイタヤカエデを使った柄とさやからなる。「いかにアイヌの伝統的な作り方をするかに一番心を注いだ」といい、さやは「割り材」という手法を用い、松ヤニで木材を張り合わせ、白老で採取したサクラの皮を「結束材」にした。
 柄、さやともに巴紋を基調に伝統的なアイヌ文様で仕上げた。前回受賞後から構想を練り、「いろんな資料を見て、昔ながらの作り方を相当考えた」という。
 「伝統工芸家」の称号を得て、次回コンテストからは一般公募の審査対象ではなくなり、いわば「会員作品」としての出品になる。「うれしく思っているが、まだまだ追いつけない人がたくさんいます。あくまでも伝統的かつ質の高いものを作っていきたい。アイヌ文化の振興に微力ながら役立てば」と創作意欲を新たにしている。
 水野さんのアイヌ工芸作品は白老観光協会のネット商店街に出品しているほか、個人でも注文を受け付けている。
 メールアドレスはmizunorenpei@gmail.com(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/08/25/20110825m_08.html

監視船の尖閣領海侵入・日本抗議…中国で「琉球取り戻せ」の声も

2011-08-27 | 先住民族関連
サーチナ  2011/08/25(木)

 尖閣諸島の久場島北北東で24日、中国の漁業監視船2隻が日本領海内に侵入し、日本が中国に抗議した件で、中国のインターネットでは日本に反発する書き込みが相次いだ。
■尖閣諸島問題 - サーチナ・トピックス
  中国では「釣魚島(尖閣諸島)は古くからの自国領。日本に奪われた」と考える人が圧倒的に多く、疑問を感じているとしても意見発表は極めて難しい。
  中国の漁業監視船の日本領海への侵入、日本側の抗議、中国政府の「釣魚島は自国領。漁業監視船の巡視は当然の活動」との見解表明など一連の報道を受け、日本に反発する声があらためて高まった。
  「愛国論調」を“売り物”にする環球網には「軍艦2隻を常駐させよ。(日本の)抗議など構うな」、「中国側がやっと強気になった。うれしいぞ」、「日本も抗議ができるんだな」、「核兵器打ち込めば問題解決」などのコメントが並んだ。
  中国では「沖縄も本来は中国領」との考えが強く、「琉球(りゅうきゅう)群島を取り戻せ」、「日本が持てるのは(北海道、本州、四国、九州の)4島だけ。残りの島は戦勝国の言い分による。琉球は中国に復帰させよ。独立でもよい」などの書き込みも目立つ。
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◆解説◆
  中国人は、かつて「中華皇帝」に対して朝貢を行っていた地域すべてを「本来は自国領」と考える傾向がある。朝貢とは、「中華皇帝」の権威と、全世界を統治する「潜在的権利」を認めるもので、中華皇帝の実質的な支配を意味するものではなかった
  中国の周辺地域の統治者の多くは、中国に朝貢すれば自らの統治の「正当性」を認められ、経済面などでも便宜を図ってもらえるので、進んで朝貢した。現在で言えば、韓国/北朝鮮、ベトナム、チベット、沖縄などが中国に朝貢を続けた。
  沖縄は「琉球王国」として実質的に独立した存在だったが、江戸時代初期に薩摩藩が侵攻して服属させた。しかしその後も中国に対して朝貢を続けた。
  明治維新以降、日本政府は琉球王国の「名義上の二重所属」という状態を解消し、国際法上も自国領と認められる動きを続けた。1871年に台湾に漂着した琉球人が殺害された。日本政府は清(しん)国に抗議したが、清国政府は「台湾原住民にまで統治が及ばない」などと説明したので、日本は「ならば、自国で解決する」と回答して台湾に出兵。大久保利通は日本の出兵と台湾占拠にあわてた清国政府との交渉で琉球人を日本人と認めさせ、賠償金を得ることに成功した。日本が「台湾人は中国国民、琉球人は日本国民」との解釈を、中国政府に認めさせたことになる。
  日清戦争の結果、清国は台湾を日本に「割譲」、沖縄(琉球)についてはあらためて「日本の主権を認める」ことになった。
  中国の古い歴史書では沖縄が「大琉球」、台湾は「小琉球」と書かれている場合がある。中華を中心とした「文明化の度合い」を大小で表現したと考えられている。台湾については、先住民以外に中国人が本格的に住みだしたのは明朝期。台湾を支配したオランダ人が、労働力として福建省などから中国人を入れた。明朝の臣として清朝に抵抗した鄭成功がオランダ人から台湾を奪取し、後に清朝が支配することになった。台湾先住民が中華皇帝に「朝貢」したことはない。(編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0825&f=politics_0825_007.shtml

先端技術で「文化の融合」 京大教授、掛け軸を制作印刷用画面を開く

2011-08-27 | 先住民族関連
【京都新聞 2011年08月25日 15時15分 】

デジタル絵画掛け軸「トーテムポール」 コンピューターを使って禅や漫才を表現するなど斬新な作品を手がけてきたメディアアーティストの土佐尚子京都大教授が、新作のデジタル絵画掛け軸を制作した。
 日本の土偶や埴輪(はにわ)を北米の先住民が立てたトーテムポールのように配置したり、さまざまな宗教の神を1枚の絵に同時に描くなど、デジタル技術を駆使して「文化の融合」を表現した。
 絵画を縦42センチ、横17センチの紙に印刷して掛け軸に仕立てており、床の間で先端技術の粋を味わうことができる。9月3日からシンガポールで開く個展に出品する。
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20110825000056

富士通、豪電力会社から3年間のICTインフラサポート契約を受注

2011-08-27 | 先住民族関連
日経プレスリリース 2011/08/25

オーストラリアHorizon Power社から3年間のICTインフラサポート契約を受注
西オーストラリア州広域への電力供給ICTインフラサポートを実施
 [オーストラリア、シドニー発8月11日]富士通オーストラリア(注1)は、西オーストラリア州政府が所有する電力会社、Horizon Power社(注2)と、3年間のICTインフラサポート契約を締結しました。Horizon Power社は、西オーストラリア州のおよそ230万平方キロメートルのエリアに分散する、42,500以上の契約者である顧客に、電力の生成、調達、配電、販売のサービスを提供しています。富士通は、この電力サービスを提供するシステム全体のICTインフラサポートを実施します。
 富士通が実施するのは、Horizon Power社の従業員と電力サービスの利用者向けのICTインフラサポートで、具体的には、IT資産管理、構成管理(注3)、サーバ、ストレージ、データベース、ネットワークなどのハードウェア運用・保守、および、IP電話やEメール、会議システムなどの通信サービス管理の他、ヘルプデスク、および出張によるエンドユーザサポートと、サービス提供状況の管理と報告が含まれています。
 富士通へのサービス委託について、Horizon Power社の技術部門(Knowledge and Technology)の統括マネージャー、James Deacon氏は、次のように述べています。「当社は、顧客が分散しているそれぞれの地域でより効果的にサービスを提供する必要があります。地域ごとに多様な機材が混在しているIT資産を効率的に管理するために、専門知識を有する豊富な人材を提供できるパートナーが必要でした。富士通は、多くの実績に裏打ちされたICTインフラサポートを提示してくれたばかりか、西オーストラリアで非常に重要な存在である先住民族向けに、さまざまな雇用機会を提示して、我々のパートナーとなる意欲を見せてくれました。」
 富士通オーストラリアのCEO、Mike Fosterは、次のように語っています。「富士通は、これまでに整備してきた体制を活用して、エネルギー供給システムのインフラ保守ノウハウと、シームレスなICTインフラサポートを提供し、Horizon Power社が広大な西オーストラリア全域に、質の高いサービスを提供できるよう、全面的な支援を行っていきます。」 以上
【注釈】
注1 富士通オーストラリア:
 富士通株式会社の全額出資子会社。CEO:Mike Foster、従業員約5,000人、オーストラリアとニュージーランドのICT市場において売上高第三位。コンピュータプラットフォーム、ネットワーク機器関連サービス、保守、ソリューションビジネスを提供。
注2 Horizon Power社:
 西オーストラリア州政府所有の電力会社。西オーストラリア州で、電力の生成、調達、供給、販売を行っており、住宅、企業、工場などにエネルギーソリューションを提供している。ピルバラ、キンバリー、ガスコイン、 ミッドウェスト、ゴールドフィールズ・エスペランスなどの地域(およそ230万平方キロメートル)に、42,500以上の契約顧客を持つ。
注3 構成管理(Configuration management):
 システムの構成や成果物を管理することにより、ITリソース間の依存関係やシステム内の状況を管理すること。
【関連リンク】
・Horizon Power http://www.horizonpower.com.au/
・富士通オーストラリア http://www.fujitsu.com/au/
● 関連リンク 富士通(株) ホームページ
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=289527&lindID=1